読了日記

2005年11月30日(水) 「まるマ」シリーズ


「今日からマのつく自由業!」



「今度はマのつく最終兵器!」



「今夜はマのつく大脱走!」



「明日はマのつく風が吹く!」



「閣下とマのつくトサ日記!?」



「きっとマのつく陽が昇る!」



「いつかマのつく夕暮れに!」



「天にマのつく雪が舞う!」



「地にはマのつく星が降る!」


               (喬林知著,角川書店)


内容:ごくフツーの高校生、渋谷有利は洋式トイレの渦に飲まれて異世界に辿り着いてしまった。そこで彼は「あなたは実は魔王なのです」と告げられる。小説。


知人の作った本が読みたい為に、古本屋で一気買い。後数冊出てますが、そこはまだ2冊ほど買ってないので。

美形だらけで冒険ありーの、色恋(らしきもの)ありーの(しかもホモ)、食い付き易げなライトノベル。一応、ボーイズラブではありません。
キャラ立ちは良いです。ラノベの範囲では。展開も面白いです。ラノベにしては。アイテムもそそられます。ラノベであることを思えば。
20年前に読んでいればプチハマりしたかもしれません。対象年齢は精々高校生マデというところ。の、癖に作者の年齢が高いからかギャグのネタが古い。

ネタの回し方がウザい。煩いというか冗長というか。吉本の小ネタのような展開が始まると、かっとばして読んでました。でも大概はついていけます。
人称の分け方がいまいちだと思いました。

私はハマれないけど、ハマる人が多いのは分かります。個々のキャラは好感触の人ばっかだし。

一つ、感心したというか、思うところ。
ユーリの反戦思想。
これ、読んでて「戦後日本の反戦教育は生きてますよ!」と胸を張りたくなった。臆面なくこの手の理想論を振れるのは、教育の賜に他ならない。
そしてラノベでこれを書く事が、戦争を知っている人すら知らない、次の世代に反戦思想を植え付ける、良い啓蒙になるんでないかと。作者はそのつもりはなくて、編集もそんなこと考えてなくても、だからこそごく自然に、綿々と受け継がれる思想が出来上がるんでないかなと思った。

どーでも良いが「マのつく自由業」つーたらやっぱ「漫画家」を思い付いちゃうよな〜。



2005年11月29日(火) 「はぐはぐ 初恋編」


「はぐはぐ 初恋編」
(沼田 朗原作/こなみ かなた著,双葉社)



内容:ねこのはぐはぐの日常を、恋愛話中心に纏めたほのぼの漫画。


動物をあまり人間的に描くのって好きじゃないな〜。
もしかして本当に動物にそういう思考があるのかもしれない。その程度の緩いものでしたが、何か、考え方が端々で人間的。
動物漫画は動物自身のネームが無い方が好みです。

原作付きだからかもしれませんが、この人のネコ漫画は「ふくふく」だけで良いかな。絵はいい味出しているんですけどね〜。



2005年11月26日(土) 「WAKIWAKIタダシさん 2」


「WAKIWAKIタダシさん 2」
(阿部川キネコ著,竹書房)



内容:2004年3月26日の日記参照。4コマギャグマンガ。完結。


もっと読みたかったなー、残念。

カバー取ってびっくり。
ぅえええ!木村くんと金子さん結婚したの!?そこンとこ詳しく!あのボケコンビがどうやってそこまで行ったか、少しで良いから見てみたかったっすよ〜。



2005年11月19日(土) 「メリーちゃんと羊 3」


「メリーちゃんと羊 3」
(竹田エリ著,集英社)



内容:2004年09月15日の日記参照。4コマギャグ漫画。


相変わらずです。

メリーちゃん、お父さんがアレなのに菅原くんを選ぶ所が強いよなーと思う。

…で、マイキーは「マイキー」が名前なの?愛称でなく?



2005年11月14日(月) 「死を呼ぶ婚礼 : 修道士カドフェル4」


「死を呼ぶ婚礼 : 修道士カドフェル4」
(エリス・ピーターズ著,光文社)



内容:カドフェルの居る修道院で行われるはずだった結婚式の花婿が殺された。花婿の甥であり、花嫁に想いを寄せる青年が犯人として疑われる。カドフェルシリーズの4。


事件を通してくっつく男女のパターンが見えて来ました。
真犯人のパタンもかな?
そういうのが気になる人はだれるかも。

ヒューが居ないのが寂しいな〜。次は出てくるようなので期待しましょう。今後が期待出来る新キャラが出てきたのも面白し。

人や事象が複雑に絡んでいるが、技巧に懲りすぎていないので、解けていくのを見るのは楽しいです。
もつれすぎた糸を、偶然や奇跡を頼ってちまちま解いていく話は疲れるんで。

ただ、一気に読むと飽きるタイプの話っぽいので、少しずつシリーズ読んで行こうかと思ってます。



2005年11月12日(土) 「まんげつのよるに」


「まんげつのよるに」
(木村 裕一作/あべ 弘士絵,講談社)



内容:2002年08月22日の日記参照。の、続編。絵本。


…正直微妙。

再会としては悪くないし上手く纏まっていると思いますが、結局根本的には何の解決にもなっていないということと、5巻までで終わった方が美しかったということから。

ハナからこの巻込みで知っていればそうは思わなかったかもしれませんが。

まあでもこうなったら逆に、とことんまで描いたらどうだろう、と言う気になります。…次からは立ち読みして済ませるつもりですが。

どうでも良いけど、アニメはなんだ?あの絵は。



2005年11月06日(日) 「ポケットにライ麦を」


「ポケットにライ麦を」
(アガサ・クリスティー著 ; 早川書房)



内容:投資信託会社の社長、フォテスキューが毒殺された。それを皮切りに2つの殺人事件が起こる。フォテスキューのポケットの中に入っていたライ麦は何を意味するのか?黒つぐみ事件とは?ミス・マープルシリーズ。小説。


図書館からの借り物。

一時期ハマったんですが、一度に何冊も読むと飽きて読まなくなったクリスティー。たまたま目に付いたので久々に読んでみました。
安心して読めるミステリーです。

マープル登場がやや遅い気がしますが、天才的探偵が早いうちから出ちゃったら物語が進まない…進みすぎるのでそんなもんかなと。
奥さんのあの後の心情を慮るとちょっと辛いものがあります。

…所で、結局ライ麦を入れたのは誰?や、流し読みしたもんで。



2005年11月01日(火) 「オトコのいる部屋 5」


「オトコのいる部屋 5」
(たかの宗美著,宙出版)



内容:2002年の12/9の日記参照。最終巻。


綺麗に纏まっております。
感触として、3,4話足りない気がしましたが、雑誌休刊らしいので仕方がないかと。
でも、ホモネコの話入れるくらいなら書き下ろしてくれたら良かったんじゃないかなー。
人の心の動きの、黒い所や明るい所が削りすぎない程度に纏められて描かれております。上手し。

オトコちゃんが完全な脇ですが、目立たないでなくしっかり存在感もあるという。

1巻から読み返してみると、歳月というものが人と鳥の間に実に心地よく流れているのが分かる。
もちっと見てみたかったけど、分量としても良い感じでないでしょうか。


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やまだ