読了日記

2004年11月24日(水) 「OL進化論 22」


「OL進化論 22」
(秋月りす著,講談社)



内容:OL4コマギャグまんが。


昔ほど面白くないけど、そんじょそこらの4コマよりよっぽど面白い。

作者の加齢に合わせてネタが変わってくるのも面白い。

客観的に、そろそろ連載終了した方が良いなーとは思いますが、ファン心情としては多少面白くなくなろうが、ネタが腐ってこようが続けて欲しいです。



2004年11月19日(金) 「白衣な彼女 2」


「白衣な彼女 2」
(たかの宗美著,ぶんか社)



内容:巨乳で破天荒なナース、華山さんを中心とする、ドタバタ病院4コマギャグまんが。


これも「みこ半」連載かな?
ちょっとHなネタが多いけど、4コマギャグ漫画としてのレベルは安定していると思います。キャラの個性が生きているし。たかの4コマの中では一番好き。…Hぃんで「お勧め」とは言い切りませんが。



2004年11月18日(木) 「皇妃エリザベート」


「皇妃エリザベート」
(名香智子画,講談社)



内容:姉の見合いに付いて行って思いがけず皇帝に見初められオーストリア皇后となったエリザベートの生涯を描いた漫画。


古本屋で安かったので。

ミュージカル「エリザベート」のモデルとなった人ですが、「何故ウィーンによりつかなかったか」とか、「美容体操にあけくれたのはどうしてか」等の解釈はこっちの方がよっぽど納得出来たし好み。
つーかミュージカルはミュージカル的に面白くする為に端折ったり歪めたり極端なデフォルトしてたりするから。いちおう、こっちは“史実”だし。
ミュージカルでは只の我が儘女にしか思えなかったシシィの苦悩や想いが丁寧に描かれていて、こっちのシシィなら好きになれました。
ゾフィーの軟化にしても「愛せる先達」が十分感じられて良かったなーと。

フランツやルドルフがとっととヒゲ生やしたおっさんになってしまったのはビジュアル的には悲しかったですが。(笑)

名香智子の絵は読む人を選ぶ絵だと思うし、私も「好きー!」ってわけでないですが、それなりに好き。片眉をぺこんと上げて感情を表す顔が上手いなーと思うし好き。

各々のシーンをあっさりと流しているので物足りなく感じる時もありますが、しつこくなくて良いです。



2004年11月16日(火) 「妖怪アパートの幽雅な日常 2」


「妖怪アパートの幽雅な日常 2」
( 香月 日輪著,新潮社)



内容:11/12の日記参照。第2弾。


図書館より借り物。

本からアルカナを使役するという設定は面白い。内容的には大した事件もなく、まったりとした話。2作目にして箸休めの話か?伏線を一気に張った感じもあるので次回以降の準備巻か?
10代の頃に暇つぶしに図書館から借りて読むとそれなりに面白かった話だと思います。

児童文学に萌えを感じるのは必然と9/3の日記でも書いたけど、最近は作者も確信犯というか、ホモ萌えを誘発する描写をするのが要求されているのかなーと感じた。
そんなあからさまに書かなくて良いなりー。想像するなりー。据え膳は食わないなりー。



2004年11月15日(月) 「大いなる旅立ち 上下」


「大いなる旅立ち 上下」
(デイヴィッド・ファインタック著,早川書房)



内容:国連宇宙軍軍艦<ハイパーニア>に乗り込んだ先任士官候補生、ニック・シーフォートは艦を襲う度重なるトラブルで、艦の指揮をとらざるを得なくなる。数々の苦難を乗り越え、艦は航海(って言うのか?宇宙船の場合)を続ける。小説。


アメ公がこんな小説を書けるのか?と思ったらイギリス人?だそうで。<よほどアメリカ人に偏見を持っているらしい。

軍隊の絶対服従の規律とか昔は不条理に考える事はあったけど、生き延びる為に人は感情を殺し部品になる必要があるのだなと思ってからは容認するようになった。私ゃ絶対イヤですが。

画一的に部品として扱われ、扱われた方もそれを納得して行動している事が逆に、各々の対応で人間性の違いが出ていました。

シーフォート総受けプリーズ。

SFとしては可レベル?(SF者でないので評価甘いかも。)
萌えとしてはそれなり。
総合的には、まあ、うーん…、面白いと思ったけど人に大プッシュしたりハマったりはしないレベルかな。
取りあえずお約束としてシーフォート受サイト探しはしましたが。イチオシのデレク×シーフォートは探したけどなかったなりよ…。



2004年11月14日(日) 「巷説百物語」


「巷説百物語」
(京極夏彦著,角川書店)



内容:(省略)<おい!書いてる時間なくて〜。↑のリンク先見て下さいまし。


Iサンより借り物。

「後巷説百物語」を先に読んだらダメと言われた訳がちょっと分かった。(笑)
そして又市×百介本が巷に溢れている訳も。

京極作品は、妖怪に模して語られるものが多いがいずれも全て人の仕業である。妖怪も人が所詮人が生んだものである、ということか。
そういう意味では「百物語」としては反則というか違うけれど、妖怪伝承は作中で語られているし為にはなる?
人の為した事を書いているのに、妖怪物と錯覚してしまいそうになる手口はなかなか美しい。



2004年11月12日(金) 「妖怪アパートの幽雅な日常 1」


「妖怪アパートの幽雅な日常 1」
( 香月 日輪著,新潮社)



内容:2年前、両親を亡くし、叔父の元で生活をしていた夕士は、高校入学を期に寮に入るはずだったが、その寮が火事で焼けてしまい、新築されるまでの半年を古いアパートで暮らす事になった。そのアパートには人ならぬもの,妖怪や幽霊が普通に住まっていた。小説。


図書館より借り物。

小説の出来としては「ビート・キッズ」レベルかな。
校正や練りは甘いが、勢いで読ませる児童小説。「子供に読ませる」とはっきりしている分、主張が声高でも煩くない感じ。うん、子供にはそれくらい大きな声で言って良いと思うよ、てなもんで。
ストーリィはあるが、まだシリーズ全体としては導入部分みたいなので、まだキャラに厚みは見えないけど、これから期待出来そう。

しかし小説の主人公は良いなぁ…。友人にしろ環境にしろ、どんな辛い事があっても、それを乗り越える救済の道が必ず用意されているんだから。
…てな発言は読書する身としては身も蓋もない言い方の気がしますが。



2004年11月10日(水) 「猫の息子」

「猫の息子」(花村万月著,新潮社)


内容:
「眠り猫」
(2004年07月02日の日記参照)の続編的話。「眠り猫」の息子、タケが主人公。


Iサンより借り物。

えーと、何か、4コマ漫画みたい。
ストーリィというものがなくて、エピソードというかシーンの連なりで1冊終わっている。通して読めばキャラは浮かぶが「だから何?」と。
善し悪しでなく、こーゆーのも最近はアリなんだとちょっとカルチャーショック。

極悪な犯罪が、犯罪者のほんの日常として描かれている。一般市民な私にとって下手なホラーより怖いっす。こちらに非はなくとも簡単に人犯に巻き込まれてしまう、現代の病理を目の当たりにされた感じ。
大過無く生きるのは難しいことなのかなぁ、とか。



2004年11月07日(日) 「調毒師を捜せ」


「調毒師を捜せ」
(大沢在昌著,講談社)



内容:10月31日の日記参照。第2弾。


軽く読めます。その分残るものは無いけど、エピソードがふんだんに書かれているし、テンポは早いけど息切れする前に解決してくれるので、その時々に楽しむ分には良い感じ。過去が徐々に明らかになるタイミングも焦らしすぎず、早すぎず。
あとはキャラが好きか嫌いか、かな。
私は「これっ」と言うキャラが居ないのでこのままだと飽きそうです。



2004年11月04日(木) 「龍臥亭幻想 上下」


「龍臥亭幻想 上
下」(島田荘司著,光文社)



内容:龍臥亭に8年前の事件の関係者が集まった。吹雪に閉ざされた田舎町を、森孝魔王伝説に準えた惨劇が襲う。小説。


えーと、御手洗シリーズか吉敷シリーズのファンはまあ、買っておけ。
両シリーズとも一冊も読んだ事がない人はこれから読んだらダメ。時系列順に御手洗シリーズを何冊か読んだ後、「龍臥亭事件」を読んでから読むよーに。そこまでで気力が萎えた人はこれも読む必要ナシ。

えーと、御手洗はまあともかく、吉敷登場は完全にサービスショットですね。そういう意味でもファン以外には辛いかと。

上巻で、起承転結の起部分しか描かれていなかった時はどうしてくれようかと。
前回、津山事件の挿話は多すぎたなと思ったんですが、今回の森孝魔王は良い具合でなかったでしょうか。
トリックは多少はとんでもないですが、島田作品にしては大人しいくらい。「んなわけあるかー!!」より「ああー、なるほど!」が多かったし。

前回は石岡くんの成長物語でした。「本当は先生が御手洗先生なんでしょう?」(台詞うろ覚え)のくだりでは石岡くんと一緒に涙ぐんだり。ああ、成長したね…と。今回はそういうのが無かったなー。…ただ、黒住君をかつての自分と準え、彼を救う(止める)事で過去与えられた恩恵を伝えたというか、そうやって後進に道を示したという事では、石岡くんも……老いたというか、人として年長になってきたものの務めを果たしたのだなと思うと複雑な気持ちに。若かりし頃の石岡くんはもう居ないのね、と。

手紙が公開された後の当事者の気持ちは…と考えると胸が痛い。どう思ったかというのを後日談的に書いて欲しかった。そんなもん書いたら作品の完成度が下がる事は分かっているんですけどね。

二子山×日照だったよね。<思うな、そんなこと。
あと、御手洗に「きみは女嫌いじゃなかったのか?」と詰め寄る石岡くんもサービスシーンよね、センセ。



2004年11月03日(水) 「派遣社員松島喜久治 5」


「派遣社員松島喜久治 5」
(ふじのはるか著,芳文社)



内容:2003年06月04日の日記参照。4コマギャグマンガ。


絵もキャラもストーリィも安定した4コマ。

でもやっぱ千歳さんの目がないのは気になるなー。
私的には巻を戻って書き足しでもらいたいくらい。



2004年11月01日(月) 「のの美捜査中!」


「のの美捜査中!」
(重野なおき著,白泉社)



内容:ちびっ子(や、24歳だけど)で天然だけど優秀な刑事、のの美と、それを取り巻く警官仲間のギャグ4コマ漫画。


「連載でおっかけてない話は買っても良いかな」作者。
4コマの文法はしっかりしているしキャラは立っています。
私的に、も一つツボにハマるところはありませんが普通に面白いです。


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