読了日記

2004年01月28日(水) 「中国茶 : 香りの万華鏡」

「中国茶 : 香りの万華鏡」(有本香著,小学館)


内容:中国茶の講釈を交えたエッセイ本。


茶藝にプチハマりして買ってみた本。
お茶の種類とか勉強になりましたが、エッセイとしては全く心に残らないと言うか詰まらないわけではないけど面白くないと言うか。
題材は悪くないのでエッセイは文体と言うか描き方が大事なんだなと。まあ、私の趣味に合わなかっただけでしょうが。

中国茶の入門書として読む分には良いかなと。これより良い本もあるとは思いますが、コストパフォーマンスが一番宜しい。逆に、も少し高くても内容の濃いもの,カラーが多いものとか欲しいのでしたらこれは買わなくて良いと思います。



2004年01月06日(火) 「チェックメイト 前,後編」

「チェックメイト 前,後編」(新井素子著,集英社)


内容:「ブラック・キャットシリーズ」最終話。小説。


「ブラック・キャットシリーズ」についてはどう説明して良いやら。何せ、第1話が始まったのが19年前、シリーズ前作が書かれたのが9年前と来たもんだ。

まあ、欠点と言うか引っかかる点を上げていったらキリがないと思うんですわ。文体が幼稚っぽいとか(個性の範囲で稚拙なわけではないと思いますが)、登場人物の性格付けとか話し方とか全部同じとか、ご都合主義的とか。でもそういうの全部ひっくるめて「新井素子」だと思う。
ある意味ここまで変わらないのも凄いよなと。
容認出来ない人は本当、読めないと思います。
昔は好きだった人でも今は読めないと言う人もいる。テーマは万人受けすると思うのに、文体でかなり読者を選んでいると思う。
それでも、これが「新井素子」なんだなと。
善し悪し、好き嫌い超越して凄いよなと。

ひろふみ君のおかげで、出るはずの登場人物が二人?だっけ?出ないことになってしまい、話が2つほど?書かなくてよくなってしまったそうですが、その件に関してはひろふみ君に感謝、かな。シリーズ順調に出ている時ならたくさん読みたいけど、1作に9年もかけられたら、早く終わってくれいと思ってしまいます。…出てみたら「もっと読みたかったな」と思うんですけどね。

明拓ちゃんが髭剃ったら童顔という設定はちょっと萌えました。というか、童顔明拓&千秋の恋愛(になるのよね?今後)エピソードを考えると萌え。書いてはもらえないんでしょうけどね。

潤一郎の性格付けが甘すぎてちょっとひっかかったのですが、言っていたらキリがない。良いよもう、ハッピーエンドなら。

キャットのテレポテーション能力って伏線あったっけ?どこかで有った気がしますが何せ昔の話なので憶えてない。や、唐突とかそういうことより、純粋に。
素子さんは結構きちんと伏線張る人なのでシリーズ最初から読んで拾い直すのも良いですが、実はそーんなに好きな話じゃないし…。1作目が部屋の何処にあるか不明だし。

挿し絵山崎さんは良いですが、カバーの四位さんは好きじゃない。キャットが幼すぎ。カバーも山崎さんじゃダメだったのかなー。華が無いから?でも素子さんのファンならカバーが何でも買うだろうし、カバー目当てで買わそうってならあれだけ、ってのは何か詐欺っぽいってーか。シリーズ読んでないと分からないってのに。…一作目から読まそうという腹ですかね。
でも素子さん作品は、今のコバルト世代とはちと違うような…。…素子さんのコバルトはこれが最後かな、もしかして。

しかし凄いスケジュールで書いてますが、それが出来るならもっとペース上げて下さいまし…。


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やまだ