| 2002年11月30日(土) |
「幕張サボテンキャンパス」,「陰陽師 11」 |
「幕張サボテンキャンパス」(みずしな 孝之著,竹書房)
内容:幕張の大学に通う人々の4コマギャグ漫画。
すっかりキャラものになって、キャラの設定に頼りすぎた話が多くなってそんなに好きじゃなくなりました。それでもまだ他のキャラモノ4コマより読めるのはキャラの設定が良いからかな?初期メンツ以外のイロモノキャラはあんまり好きな設定じゃないし…。
エッセイ(レポート)漫画はある時期から凄く西原理恵子と作風が被っている。影響を受けているとかそういうことでなく、漫画家は忙しくなって荒むとあの方向に行くのかなぁ、と思わせた。 みずしなさんはもう少し余裕のあるスケジュールの方が良い作品…と言うか私好みのが出る人に思えます。>余計なお世話さまさまさま。
「陰陽師 11」(岡野玲子著,白泉社)
内容:平安時代の陰陽師,安倍晴明とその友人の殿上人源博雅が京に蔓延るあやかしの仕掛けた怪事件に立ち向かう。
…んー、テーマがでかく…と言うか話が広がっている癖に一点に集中して来たなー。 ギャグ多彩の短編時代のが面白かった。7巻辺りまでか。晴明にそんなに興味が無いからそっち掘り下げられてもなー…。 力作だとは思いますが…。まあ、12巻でどう完結を見させるかを注目。
一応、夢枕獏原作ですが、ここまで来たら別物と見て良いのでは?某兄弟子のポジションが違いすぎ。…まさか原作も今後そっちに行く…?
「笑わない数学者」(森博嗣著,講談社)
内容:犀川創平,西之園萌絵シリーズ第三弾。←なげやりな説明。(笑)
…男の方々ー、本当にこんなヒロインが良いんですかーーーっっっ!!!こんな女、これでおっけーなんですかーーーーっっっっ!!!!! ぜーぜー。 萌絵よ、萌絵!ムカツクー。イラツクー。こんな女居るけーーーっ! 「男の作家が書く女性は何か違う」は良く言われることです。脇役やっているうちはまだ良い。主役クラスを張るようになると酷い。突飛な行動をとる上にそれを裏付ける納得出来る心情描写が無い。結局女性心理を分かってないのでないかこの人たち、てなもので。いえ、心理描写を少なくする、浅くする、しないと言うのは技法としては有りだと思います。ただその場合もその女性の心理を想像出来る書き方であってのみセーフだと思うんです。想像できなくても「この人は深い心理があるのだな」と思わせるでも可。でも萌絵は凄く薄っぺらくしか見えない。萌絵が薄っぺらな人間だと書きたいのなら大成功ってくらい。や、「作者は萌絵の心理はこうだと表現したいのだろうな」と言うのは分かる。分かるけど「そんな女はおらん!」もしくは「そんな心理はあなたの描きたいような女には相応しくない!」。…何か、男の前で自分を繕って気取っている女を、男はそれを「作り」だと気付かず「本物」だと思ってそれをモデルにしているんじゃないかって感じ。 誤解の無いように。「萌絵のポジションで」「そんな女はいない」です。 いじょ、何れもこのシリーズを萌絵にひっかかって3作目以内に読み止めた友人ズと議論…つーか言い合った際のまとめ意見。 自分の近視眼から導いた誤りでもあるかもしれません。その時は訂正します。ただ「私は、萌絵みたいな女はまったく愛しくない。」と。萌絵さえ居なければ…もう少しマシな書かれ方をしていればもっと読みたいと思ったかもしれないのに。 友人のコメントが笑えました。「名前に反して萌えない女です。」ナイスです。Iサン。 やはりどうしても萌絵が頭が良いとは思えない。計算は速くてもバ○でしょ、この子、てな感じで。…ん?「女はバカな方が可愛い」ってそういう意味?「頭の良い女と言うものを勘違いされている、軽視されている、バカにつれている感じがしてイヤ」なのかもしれません。
純粋な疑問ですが、ヒロインは要りますか?女の子出ていると売り上げ違いますか?私は基本的に女性が描かれている方が好きですが、こんな女出されるなら男だけのお話の方が良いです。
次回作は読まないつもりだったのですが、ネタバレサイトの粗筋見ているとライトの10巻目に真賀田四季が出てくるらしいのでそれだけは読もうかなと思ってみたり。 構成とか萌絵がウザい所以外の話のテンポとかは割と好きなので、今後読めないのは凄く残念。…他のシリーズ、読んでみようかなぁ。主役級に女の人が出てない話が有れば。
…あ、内容について? トリックが被っている訳では無いんですが、島田総司の「アトポス」の建物のしくみが連想され、だからなんとなく「そんな構造なんだろうな」とは思えました。頭が推理に向いている人ならそこから犯人を割り出すまで出来たのでしょうが(言われてみれば、建物の仕組みがああなら犯人はあの人しか居ないですわ)、私はそこまでは行きませんでした。
あと、これを言っても意味が無い気がするのですが…。犀川先生の「人間は自分の生き様を見せること以外に、他人に教えることなど、何もないのだ。」と言う考え方はどうだろう、と思った。確かに人は学んできたものが暗にであれ生き様に反映されているもので、生き様に反映されているものだけがその人がちゃんと身に付けた、だから他人へ引き継がせる正当なものかもしれませんし、生き様を見せることで教えとするのは理想かもしれないけれど、自分は身に付かなくとも次の人に渡すためだけに言葉としてプールしてあった教えも有るでしょうし、言葉等の裏付けにより生きるものもあるでしょう。また、人の生き様を見るだけで教えと出来る読み取り能力が受け手側にあるかも疑問。そういう関係が理想の一つだとは思いますが「何もない」は言い過ぎでないかと。 …でもこんな反論は無意味だと思うと言うか…。犀川先生はそういった理想は殆どは机上のものであり必ずしも現実に生きるものではないと分かっていて思っているフシがあるので。理想を絶対と思い声高に主張する人には反発もしますが、まぁ、理想はそうだけどそうは行かないよね、と言うタイプの人にはわざわざ言う必要もない、と。
解説の理系とは何かの定義は良かった。ちょっと広義すぎるかなと言う気がしますが、今までで一番しっくりきました。やはり定義は簡潔なのが良いね。
| 2002年11月22日(金) |
「さぬきうどんメニュー大全:珠玉の90品」 |
「さぬきうどんメニュー大全:珠玉の90品」(ホットカプセル)
内容:数ある香川県内のさぬきうどんの店から選りすぐった90品のメニューをフルカラーで紹介してある。
「恐るべきさぬきうどん」の副読本…派生誌的なもの。「ああっ、これがあそこに出ていたあのメニューね?!」と言う感じで私は楽しみました。知らない(「恐るべき〜」に出ていない)店もいっぱいある〜。「恐るべき〜」は大分やりつくした感じがあるのですが、これ見る限りはまだまだやれそうな感じです。
お品書きが一部紹介されているのですが、どれもこれも安いです。こういうメニュー集と言うのは「これは作れそう」と思うと半ば興ざめと言うか「わざわざ食べに行かないで自分で作る」となるのですが、このコストパフォーマンスだと「自分でも作れそうだけど食べに行くか」と言う気になります。 でも「恐るべき〜」よりそそられないのは想像の余地が少ないからかな?「恐るべき〜」は何の変哲のない素うどん(T尾さーん、うちの方ではこの言い方しますよ〜)が凄く美味しそうなんですが、写真で見るとそこまで感じ入らない。
ああっ、でも竹清の天ぷら、美味しそう〜。半熟卵の天ぷら食べてみたい〜。讃岐屋だっけ?のなめこおろし〜。んまそうだ…。名前に引かれる小縣家のしょうようどん…。 …とりあえず今晩はネギ味噌うどんを作ってみよう。
ぎょうむれならく。 香川に行く友人ズ、居たら申告するように。頼みたいことがあります。
| 2002年11月21日(木) |
「新・ゴーマニズム宣言スペシャル:脱正義論」 |
「新・ゴーマニズム宣言スペシャル:脱正義論」(小林よしのり著,幻冬社)
内容:小林よしのりが関係した薬害エイズ問題について、経過,自分の考えを踏まえてレポートした漫画。「支える会」を追放されたいきさつを軸に小林氏の「団体」についての考え方が熱く描かれている。読者からの手紙や運動に携わった秘書のレポート等、文章も豊富。
読みたくて読んだ本でなくて、外出時、手持ち無沙汰な時、知人が図書館から借りていた本を横から拝借したもの。自分から読もうとは思わない本です。 や、「嫌い」なんでなくて、小林氏の意見に共感出来る所が多く、考えさせられる部分も満載で、感情移入とかばんばんさせられて、読むと疲れると言うか、私のぬるま湯のような生活が崩されるからです。だから文章は流して読んだだけ。「読了」と言えるか怪しい。真剣に社会を考えたい時、自分の思考を固めたい時に読むと良い起爆剤になると思います。
「個の確立」が一番ふむと思ったかな。最近の若者(に限らないでしょうが)はそれが出来ていない、と。 「個人主義」が行き過ぎている現代とか言われますが、人が「個を確立する」と言うことと現在の「個人主義」とは似て非なるものだと思いました。 現在言われている個人主義は、「他人の介在を許さない」「他人と関わり合いたくない」で、それは突き詰めると介在されると揺らいでしまう、脆弱な「個」しか持っていない表われで、「他人と交わる事が上手く出来ない」社会的未熟さの表われで、「自分が安心して暮らしたい社会のくせに、その社会を作り上げる一助を担うのは拒否したい」幼児的な快楽主義の表われでもあるわけですね。一方「個の確立」についての定義は固まっていないので保留。…いえ、今現在考えられる定義はあるのですが、もう少し材料増やしてから言葉にしたいので。一辺言葉にすると結構固定されてしまいますし。
同僚で「他人に迷惑をかけるのもかけられるのも嫌」と言うおばさまがいらっしゃいます。「私、個人主義だから」って、この人の言う個人主義ってのは上で言う個人主義なわけですね。 仕事で付き合わなければいけないのでなければ速攻でこんな人とはバイバイします。他人と関わって生きると言うことは、「迷惑」をかけつづけて行くものです。かけられ続けるものです。例えば「仕事」は一つの負荷…「迷惑」でしょう。これに対しては「給料」と言う「報酬」があるから良いのだとそのおばさまは言うかもしれません。が、給料が幾ら有っても負荷が存在したことには変わりが無く、給料と言う、会社側にとっての負荷とで相殺されると言う考えは感覚論に過ぎません。…まあその手の詭弁を弄するつもりはないのですが、一つ言わせて戴けるのなら「そんな考えで私と関わっている貴方の存在自体が私にとって迷惑」で、「貴方は私に迷惑をかけている」です。しかもそういう人に限って「私が貴方に迷惑をかけるかもしれないけど、改善していくので許してね」なくせして「貴方が私にかける迷惑は許せない」なんですよね。けっ。 人の中で生きていくには「迷惑かけない」なんて無理と言うか無意味と言うか社会の本質を見失っている愚考ですよ。本当にそうしたいなら無人島か廃村か、とにかく人間の居ない所にでも行って実現させて下さいって感じ。 …こんな所で職場の不満を吹き出してどうすんだか。(笑) ちなみに私は好きな人にかけられる迷惑ならむしろ歓迎。迷惑はあまりかけたくないけど、好きな人になら多少甘えさせてねと思う時もある。嫌いな人相手だったらどっちも嫌…はっっ、おばさま、もしかして私が嫌いか!?
まあ、何だ。「考えている人」「行動している人」に関わると伝りますよね。そういう意味では感染力の高い本だとは思います。「闘う人」というのは本当に凄いと言うか、体力があると思いますよ。…でもおばちゃんちょっと疲れちゃった。
| 2002年11月18日(月) |
「恐るべきさぬきうどん 1〜4」 |
「恐るべきさぬきうどん 1〜4」(ゲリラうどん通ごっこ軍団編集;田尾和俊執筆,ホットカプセル)
内容:香川に700件から有ると言う、さぬきうどんの店を、さぬきうどんを愛する男達が巡って、その感動をレポートした本。店の簡略情報付。元々は地元タウン誌に掲載されていたもの。
グルメ情報本ではありません。や、読み方によってはそう取っても良いかもしれませんが。
新潮社のOH!文庫から出ている同名の本の大元。一般流通に載っていない地方出版物。ネットで購入が可能ですが、今思えば書店に地方出版物の旨伝えれば購入出来たかも…。 文庫の方は既に何度も何度も何度も読んでいるのですが、読んでいてどうも掲載順が相前後していたり削った分があったりと編集しているくさかったので、いつか取寄せてやろうと目論んでいたのですが、何せ1回の取寄せに送料+代引き手数料がかかるのでなるべく一度に申し込もう、6000円からするからお金のある時に…とかやってたら遅くなってしまいました。 結果。1巻に付き10p程度の未収録分が有って「買って良かったわ」と。でも情報的にそんなに大事なものでないので、コアなファンでなければわざわざ買う必要はないと思います。 私は著者の文体が好きなので。
著者を初め、皆さんが本当にさぬきうどんが好きなんだなぁ、と言うのが伝わって来て、凄く微笑ましい雰囲気で、良い感じです。 サービス精神も旺盛で、「楽しませよう」と言う気が満々。しかも自分もついでに(どっちがついでか分かりませんが)楽しもうと言う姿勢が何と言うか…好きなんですよ〜。
うどん,そばというのは実はそんなに好きでない。あえて食べたいと思わない。ただ美味いそばは本気で美味いと信州の某蕎麦屋(隠しているわけでなく連れて行かれた山奥にあったので、店の名前も場所も分からんの)で思いました。でも他の蕎麦屋で美味しいと思った事はありませんね。やたらと高いのにも腹が立つし。 うどんは…、まだ「これ」と言うのに出会えてません。文庫を読んでからさぬきうどんを通販して作ったけど「こっ…これは…っ」とまでは…。…ただ小腹が空いた時に便利なので最近さぬきうどんは常備してます。この1年で今まで食べたより多くのうどん食ったよ…。 思うに、うどんもそばも私にとって「外で金出してまで食う物ではない。安いのなら良いけど。」と言うもので、その点、この本に載っているようなリーズナブルなうどんやが側に在れば…、さぬきに生まれていればうどん食いになったかもしれません。
うどん好きでないのでエッセイとして楽しんでいますけど、好きだったらこの本をバイブルに巡業に行ってますね。…香川に出張か研修が無いかなぁ…。有ったら行くのに。
そう言えば「うどん・そばバトル」は良く聞くけど、何で比べなあかんの?「どっちも美味しい」で良いやん。…私はどっちもあまり好きじゃないですが。「○○より美味しい」と言うのは無意味だと思いますが…。まあ、レクリエーシュンなんでしょうけどね。でも“携わる人”はうどんの方が好きかな。この間某女性作家のそばエッセイを本屋で見かけて立ち読みしたけど、前書き段階で「何様?!」とムカつき(それを意図していたのかもしれませんが)、中身も何か格好つけしぃっぽくて面白くなかった。 食べ物エッセイは「わくわくさせいなんぼ」な気がしますけどね。
あ、ちなみに、5巻まで出てます。これだけ先行して買ってありました。紹介していないうどん屋自体が少なくなった所為か、店レポートが減っているのはちょい寂しい。
| 2002年11月17日(日) |
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN [3] 特装版」 |
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN [3] 特装版」(安彦良和著,角川書店)
内容:7/28の日記参照。
ガルマ様登場。Sちゃん、買わないと!マチルダさんも登場。シャアのシャワーシーン…あまりサービスカットではないですよ、私にとって。あ、でも、軍人っぽく美しさより無骨さが目立った裸体は中々ナイス。
しかし安彦さんは上手いなぁ。アニメではそんなに際立っては見えなかった(一部では十分、と言う話も)ガルマのヘタレっぷりとおぼっちゃまなプライドが恥ずかしいくらい描写されています。シャアでなくても苛めたいよな! これからガルマがどうなるか知っているので、端々が哀れで哀れで。しかしノーブルな人、他人の目を気にしなさすぎですよ。部下の前でラブシーンってどうよ?
…ところでこの本、初回限定?設定資料付きで表紙も限定?「特装版」と書いてあるは良いけど、カバーに巻号表示してなかったものだから、2巻の続きなのか、1巻か2巻を特別装丁しただけなのか、設定資料だけの別物なのか分からずに書店さんにビニールカバーを外してもらいましたよ。標題紙には「3」と入ってましたが。もうちょっと分かりやすくして下さいな。
| 2002年11月10日(日) |
「ファウンデーションの彼方へ 上下」 |
「ファウンデーションの彼方へ:銀河帝国興亡史4」 (アイザック・アシモフ著;岡部宏之訳,早川書房)
内容:第二ファウンデーショナの滅亡に疑問を投げかけるトランターの議員・トレヴィスは、市長の奸計により第二ファウンデーション探索の旅に出る事になった。
…んーと、感想は5巻読んでからの方が良かったか?一応「独立した話」と言ってますが…。…思いっきり途中やん!
取りあえず前回(の日記参照)疑問視していた「何故第二ファウンデーションを滅ぼさないといけないか」は分かった。心情的に、他人に精神いじられて自分の行動の方向を捻じ曲げられるのはまっぴらごめん。3巻までは第二ファウンデーションはあくまで傍観者で、極くやもえない場合のみ他人の精神に介入してきた感じだったのが、今回からは凄いナチュラルにやってて不快極まりないです。確かに、セルダン・プランが第二ファウンデーションを必然として用意していたとして、それの排斥がセルダン・プランの崩壊に繋がろうが、滅ぼしたいですわ。
ブリスがアレかもしれない、ってのはこれも登場時点で思いました。つーか、ガイヤがアレの星だと思ってましたわ、私ゃ。 しかし本当に伏線の張り方が良い意味で古典的で上手いなぁ。勿論、逆。上手かったから後進が踏襲して古典になるんでしょうが。
トレヴィスとペロラットはちょっと怪しいと思いましたとさ。こーゆーカップル(もーーし!)、割とツボ。
その他の感想は5巻読んでからにして。
訳が気に入らない所が一つ。いえ、原著は読んでませんが。 たぶん元は「Well...」だと思うんですが、「えっと」と「あのう」くらいにしか訳されてない。偉い学者が高度な学際的説明をしている時とか、可愛い女の子が人を説得している時もそれでは何となく幻滅。「ふむ…」とか、「そうねぇ…」と言った感じに雰囲気に合った意訳をしても良い気がするのですが。 訳と言えばねー、思い切り話はズレますが、ハリポタの「Yes」「No」の訳が気に入らなくて気に入らなくて。 例えば「あなたはこの花が嫌いなんですか?」と言う質問で、「その花は嫌い」と答えるのに、英語は自己主張をすると言うか、「don’t」に呼応してか、「No. I don’t like....」と答えるじゃないですが。それをそのまま「いいえ、私はこの花が嫌いです。」と訳してあって。 日本語は相手の問いかけを尊重して、相手の質問に対して「はい,いいえ」を言うから「嫌いか?」と聞かれればそれに対応して「はい、嫌いです。」って答えるじゃないですか。それが日本の文化であり言葉で、「翻訳」と言うのは、特に小説の場合は「自国文化に沿って変換する」ってのも大事で、そうするべきだと思うのにただ英語を直訳するだけ、と言う品の無さと言うか、美意識の欠如に非常に不愉快になった記憶があります。…「直訳が美意識」と言うのでしたら私とは価値観が違う、と言うことで。…でもアレはそういう強固な価値観があってやっているようにはとても見えませんでしたけどね。
あとがきとか読んでいてまたしても愕然。 …そうかー、無理矢理書いてこれだけ面白い話になるんだー。凄いなぁ。
| 2002年11月09日(土) |
「本当にあった事件シリーズ 2」 |
「本当にあった事件シリーズ 2」(浪花愛著,竹書房)
内容:浪花愛の日常エッセイまんが。
やくたいもないっちゃやくたいもない。 書き慣れているせいか、この手のエッセイマンガの中では読みやすいしまとまっている。商業誌連載分なので、同人誌と比べてオタク色はやや薄いが(でもパンピーから見れば十分)写植な分ネームは見やすいし絵も心持ち丁寧。 でも浪花さんの同人誌を読んでない人に勧めるのは微妙かなぁ…。私はほたちゃん誕生以前からアニパロコミック読んでいるしある程度思い入れがあるから良いけど…。…しかしほたちゃん、もう高校生ですか…。…年とるはずだよなぁ…。
…ああ、塩沢さんの話が載っている…。連載当初、この為に欲しくも無い雑誌を買ったなぁ…。
全然関係ありませんが、愛センセー、シレン本出すって出すって出すって言ってたのに……。
『まんがくらぶ』(竹書房)
内容:4コマ雑誌。
「ここだけのふたり」(森下裕美著)が終わっている…。酷い…。毎回「これは最後にとっておこう」って楽しみにしてラストに読んでいたのに…。連載1回目から読んでいたのに…ってもう15年!?げっ。 安定してずーっと面白かったです。キャラも良かったし…。ああ、寂しい…。来月から何を楽しみにして…。 「ちびとぼく」も「サークルこねくしょん」も好きですが、遠く及ばないよ〜。 次回作に期待…。ああ…。
| 2002年11月06日(水) |
「マルチメディアと著作権」 |
「マルチメディアと著作権」(半田正夫著,著作権情報センター)
内容:マルチメディアに関係する著作権について、Q&A形式で簡単に説明している。
職場の回覧で回ってきたもの。えーと、非売品?…あ、でも http://www.cric.or.jp から無償入手可(確か郵送料は必要だったと思うけど…)のようです。
ふーん。サイトにおける他人の著作物の使用は私的利用の範囲内でない、と言うのは知ってましたが、「不特定多数の人からのアクセスが可能であり,またそれを予期して作成するものであるところから,「私的使用」の範疇を超えるもの」だというのが理由の一つになるのか。…いえ、送信可能化権の問題だけだと思ってましたので。
無断リンクは著作権侵害にはならない、と。「無断リンク禁止」とか書いてあっても法的には何の意味もございませんよ、と。…まあ、そりゃそーだ。 ただ世の中にはモラルと言うか礼儀と言うか地方ルールと言うか…が有りますので、法に触れないからと言って先様の意向を無視してリンク張るのはどうかと思われます。これは、法以前。また、著作権法上はクリアでも、サーバー規約とか、別の枷がある場合も御座いますので要注意…って言うか著作権法だけが法律じゃないし。
でも最近特に同人サイトさん見ていて思うのですが、「このサイトの著作権は○○に有ります。」って書いてあるけど、本当に君たち著作権って知っている?と。 ろくに知りもせずに勉強もしないで、故に自分の権利がどこまでか分からずに声だけ張り上げている人が多い気がします。そしてそういう人に限って自分に都合の良いように過大解釈していがち。著作権どうこう言うのならある程度は勉強しておいて欲しいものです。
とは言え私もここ数年の改訂については不勉強ざんす。ネットになると絡んでくる可能性のある海外法も知らぬも同然。ま、自分の事は棚上げざんす。
| 2002年11月05日(火) |
「あやかし天馬 1,2」 |
「あやかし天馬 1,2」(柴田亜美著,集英社)
内容:ごく普通の野球少年だった天馬は、ある日山奥に飛ばされ、そこで人間界に仇す妖怪達を封印している帝月に出会う。そこで偶然、妖怪を体に封印されてましい、互いに不本意乍ら二人で妖怪退治をすることになる。
1巻出た時、買おうか買うまいか迷って買わなかったのですが、結局買ってみたり。月ジャン連載なら尻切れとんぼはありますまい、と。 ↑ごくふつうの、とか、偶然、とか書きましたが、柴田さんの事だから普通じゃなくて、必然かも〜。相変わらずでっっかいバックグラウンドが有りそうな予感。 「HERO」とかと比べて濃くないから読みやすいかも〜ってこれからどんどん濃くなるかもしれませんけどね。
「ひがわり娘 2」(小坂俊史著,芳文社)
内容:4コマギャグマンガ。笹木まみという女の子を主人公に毎回違う設定で話を進めるのがコンセプト?まみちゃんのすぼらで図太い性格は変わらないが、うどん屋やったり幼稚園児やったりしている。
小坂作品の中ではほどほどの部類かな、と。面白くなくはないが、ムチャ面白!と言うわけでなし。設定が毎回変わるのがネックにもなっている?
ま、でも安定しているし、相変わらず絵が良い。応援しているからなー、頑張ってねー。
個人的に、笹木あいがどんな人間なんだか興味が有ります。
| 2002年11月02日(土) |
[日本アニメTV主題歌大全集 VOL.1 ](DVD) |
[日本アニメTV主題歌大全集 VOL.1 ](東映ビデオ)
内容:日本アニメーション制作によるアニメ番組の主題歌(オープニングとエンディング)をあつめたDVDの第1巻。「フランダースの犬」「母をたずねて三千里」「ドカベン」「野球狂の詩」「未来少年コナン」等、全33作品を収録。
衝動買いしてしまった…。いかん…。これ流し乍ら原稿しようと思ったのにとんでもねー。なつかしー。90分見入ってしまいましたよ。まあ、2回目からは流し見出来るようになりましたが。知らないアニメが結構有りました。見ていなかったと言うより、当時こちらでは民放が2局しかなく放映していなかったものも有った感じ。見ていても筋が全く思い出せないものも有りましたが。 「ラスカル」ってどういう話だっけ?オープニングは印象に残っているんですが、どんな話だったか本気で思い出せません。…見ていたはずなのに…。 エンディングテロップで、キャスティング等に驚く事暫し。ああ、この人がこんな役を〜。ああ…塩沢さん…出てらしたのね…。てな感じで。下手な原作付き某戦闘機アニメなんかより、よっっっっっぽど楽しめましたとさ。
ネロもマルコもペリーヌも太郎くんも良いけど、やっぱ一番は勇気ちゃん。水島作品は最近は古臭くて読むのが辛い所が多々有るのですが、過去の遺産だけで、もうこの人はオッケー!小学校時代、行き付けの内科の待合室で必死になって読んだよ〜。憧れたよ〜。好きだったよ〜。エンドレスで「勇気のテーマ」を聞きつづけてしまいましたよ。ドリ〜ムボ〜ォル〜。てなもんで。 …所で勇気ちゃんの旦那さんって誰よ、先生。
| 2002年11月01日(金) |
「魔境学園風雲記ハイパーハーフ&ハーフ 2」 |
「魔境学園風雲記ハイパーハーフ&ハーフ 2」(巣田祐里子,角川書店)
内容:魔境人と人間のハーフ、花屋敷一兵を主人公に、人間界で働く魔境人の子女の為に建てられた(だっけ?)聖ツインズ学園で繰り広げられるドタバタギャグ漫画。実は大筋は結構シリアス。
えーと…。…んーと。巣田祐里子だから買いました。と、言っても巣田祐里子ファンと言うわけでは…。 いえ、昔は確かにファンでした。公認ファンクラブにも入ってました。 16,7年前くらいかなぁ。巣田祐里子はアニパロ界のお姫様で、そりゃもう、面白くて楽しくて好きだったんですよ〜。パロしか描けない当時のアニパロ作家には珍しく、オリジナルも面白かったし。その思い出の為だけに読んだようなもの。 いえ、作風は変わってません。…と、思う。私の好みが変わったんでしょうねぇ。
あのアテルビの多用はカンベンって感じですが、絵とか未だに「こういう所は上手いし見習いたいなぁ」と思う所があります。奇麗に纏まっていて、そこが逆に優等生的殻を破れてないのかなと思ってみたりして。 …んー、こっちよりSSとかGo West!描いて欲しいなぁ。まあ、これは最終巻らしいですが。…あ、雑誌休刊の為の終了か。マイナー作家(オタク向けに多い)はこれがあるからなぁ…。同人誌で続き出すなら買いますよ。(←つまりそのレベルってこと…あわわ。)
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