| 2002年07月29日(月) |
「ラブミーてんだい 2」 |
「ラブミーてんだい 2」(有間しのぶ著,竹書房)
内容:リストラされた父、男と出奔した母、家長の長女とその婿、男らしくて色っぽい次女とその年下の彼氏、少女趣味で主婦の三女、引きこもりがちで生意気な長男の、ドタバタパワフルギャグ4コマ。
面白いよ。読んでみ。のめり込む面白さではないけど、もっと読みたいと思わせるファミリー4コマ。
私的にはカツジとチャコをもっと描いて欲しかったなぁ。
長く読める話だと思うのに、連載は既に終わっていて残念。どっかで復活してほしいけど、作者の意志でということらしいので無理かも〜。4コマって基本的に1話完結だから、どこで終わらせてもずるくないっちゃずるくないんですが、面白いものは続けて欲しいですよ〜。ジ○ンプほど引っ張れとは言いませんが。
| 2002年07月28日(日) |
「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN 1,2」 |
「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN 1 始動編」(安彦 良和著,角川書店) 「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN 2 激闘編」(安彦 良和著,角川書店)
内容:名作SFアニメ、「機動戦士ガンダム」をアニメ開始当時の作画監督、安彦良和氏がマンガ化したもの。え?ガンダムの内容?重厚な人間ドラマを織り交ぜた、ロボットアニメの走りにして最高峰ですよ。未だこれを越えるアニメ無し!(異論却下。)
安彦ガンダムですよ〜!!シャア格好良い〜!セイラさん美人〜〜!!アムロ可愛い〜っっ!!!
一時私設ファンクラブに入っていて同人誌10冊ほど出した(健全です)身としましては、コレクターズアイテムのつもりで買ったのですが、ハマります。懐かしさもありますが、今更にして興奮します。私の原点ですよ、まったく。
…ま、安彦さんの漫画は書き文字とかちょっと独特で慣れないと見にくいかもしれませんが。
| 2002年07月27日(土) |
「おさんぽ大王 6」,「振袖いちま 1,2」,「墜落日誌 (ネットゲーム編) 」 |
「おさんぽ大王 6」(須藤真澄著,エンターブレイン)
内容:須藤真澄が近場でも遠くでもおでかけをしてその様子をレポートした漫画。
えーこちゃんが買った本をまだ彼女が読まないうちに取り上げて読んだもの。
つくばだ〜。つくばが出ている〜!な〜つかしぃ〜。あ、これEXPOセンターじゃん。生活圏だったよ〜。チャリで5分〜。…大学時代4年間過ごした街です。ちなみに、筑波大ではありません。
この手の漫画は「作者が好き」「レポート対象に個人的思い入れがある」でぐっと面白くなります。それ抜きで面白いかどうかはフィーリングが合うか、かなぁ。ま、エッセィマンガとしての出来は悪くないと思うのですが。
後書きでツボ直撃一つ。「みつお(相田)とラッセンとヒロ・ヤマガタ、部屋に飾るとしたらどれ?」…私は、まぁ、みつおだなぁ。一番うるさくなさそう。あ、この質問に、「そうねぇ、どれが良いかしら〜。ラッセン…でもみつおも捨て難いし…。」などと悩む方と私(や、須藤さんの周りと)は人種が違いますので。 で、えーこちゃんとラッセンの話になりました。私らは「ラッセンのどこが良いのか分からない」者同士です。何であかんのかなぁと思いましたら、まあ、結局の所ラッセンって「しっかり描きすぎ」で「面白みがない」んですね。CGとか塩ビ細工とか、精巧にすればするほど、逆に本物との違いが際立って、「所詮本物ではない」で、でも下手に精巧なので「作り物としての良さ」も無い。そんな面白みの無さ。水がキラキラと輝く感じまで筆で表わしてしまう。鑑賞者が夢想を大きくする、そんな場所まで奪っている。そういう所に私は魅力を感じないわけです。いや、上手いと思いますよ。でも私の琴線にはふれません。そんな感じ。
「振袖いちま 1」(須藤真澄著,エンターブレイン) 「振袖いちま 2」(須藤真澄著,エンターブレイン)
内容:ゆきと、ゆきのひいおばあちゃんの形見の市松人形いちま(人間型になる力有)のほのぼの草紙。いちまは「お友達」のゆきのひいおばあちゃんの夢を叶えてそれを報告するのが夢。夢多き「お友達」の夢を全部叶えるべくゆきにいろいろ指図する。
前述の「おさんぽ大王」が面白かったので買いに行ったのに無かったもんだから衝動買い。全3巻で3巻目は秋に出るって話だったから、出てからまとめて買うつもりだったのに…。
須藤さんのマンガは「おさんぽ」系のやんちゃなご本人像が出るエッセイものと、今回のような澄んだファンタスティックな少女漫画の2系統に大別されます。結構ギャップが有って初めて読む人はショックを受けるとか。 私は友人に「須藤さんの漫画を読んでいるとアンタを思い出す」と言われた事がありますが、勿論、前者のエッセイ漫画系です。…でも私、あそこまでパワフルでないよ。
須藤さんのファンタジー系では一番好きかなぁ。見慣れたからかな?昔は、あの独特の主線にえらい戸惑ったものです。んで、それを許してしまう漫画界の懐の広さと、一つの世界を築いた須藤さんに感心したりして。
トーンワークが好み。参考にさせてもらおう!今年は頑張って少しは自分でトーンを貼るぞ!
おばあちゃんが可愛いかったなぁ。丁寧語で我の強いいちまはマイ・ツボ。もう少し我が侭キツくなると嫌いなタイプですが。皆様キャラ立ってます。どう終わるのか、3巻が楽しみっす。
「墜落日誌 (ネットゲーム編) 」(寺島令子著,エンターブレイン)
内容:漫画家、寺島令子のネットゲームを中心としたエッセイ漫画。
大学時代の友人が前作に出ている(登場人物の一人として)と言う話だったので、買って、それ以来ずるずると…。書き込み多いので流して読もうと思ったら疲れます。
ネットゲームはそそられないです。ゲームは自分が主人公だから良いのであって、その他大勢の一人なら別に現実社会ででいいや、てなもので。…と、ネットゲームの魅力が分からなかった私ですが、これ見てどこが面白いのか少し分かりました。てか、面白いと思う人がどういう所にハマるのかが分かりました。まあ、私は長時間パソ前に座っていられないので自分でやることは無いでしょうが。
昨今のパソのスペック、ペンIV800↑、メモリ256標準とか、パンピーはそんなに要らんやろ、何すんねん。とか思っていたのですが、なるほど、こういう遊びをする人には要るのねと目から鱗。
…計ったわけではないのですが、今日の4冊、全てエンターブレイン発行です。回し者?私の属性がコレ?…いや、ここまで濃くないと思うんですけどね…。
| 2002年07月26日(金) |
「陰陽師 龍笛ノ巻」 |
「陰陽師 龍笛ノ巻」(夢枕獏著,文藝春秋社)
内容:陰陽師・安倍晴明と貴族の源博雅が、平安の都にはびこる怪異と対峙する話。
読みやすい。最低限の描写しかしていないのに不足がない感じ。
鬼が普通に人間生活に入り込んでいる世界は怖いけれどもどこか憧れる。良く考えたらファンタジー(※)よね、この話。
賀茂保憲の書かれ方が今まで読んだものの中では一番好み。
※ファンタジーとは。昔坂田靖子さんがとある雑誌で語っていた定義が納得出来たので以来それを私的ファンタジーの定義としています。と言ってもうろ覚え。「現実世界と接点があってこそファンタジー。異世界のコスプレものをファンタジーと言うなかれ。」…てな意味だったと思います。この定義だと「ファンタジー」と冠せられる殆どの少女小説とまんがはファンタジーではなくなると思います。 ま、分かるけどね。異世界のコスプレものって資料集集とか要らないものね。例えば言語圏無視したネーミングしても、「これは異世界だから」で済ませられる、そんな風に。
「玉人」(宮城谷昌光著,新潮社)
内容:中国モノ歴史小説短編集。
それなりに楽しめますが、短編集の興奮度としては「沈黙の王」の方が上だったなぁ。好みかな?歴史モノと言うより昔語と言う感じでした。宮城谷さんのとっかかりとしてはお勧めしない…と言うより他を勧めます。いえ、相変わらず文は奇麗ですっきりおさまってお上手でしたが。
宮部みゆきが解説でちょっと注目する事書いていたので抜粋。この本がミステリーだと言いきったのは、まぁ、彼女の価値観でしょうから脇に置いておいて。 「良質なミステリーは、謎の答えをひとつしか持っていないような顔をして、実はいくつも隠し持っていて、読んだそのひとのその時の心にいちばんふさわしい解答を、袖からするりと差し出してくれるものです。」 この事はミステリーに限りませんね。「良質な小説は」もしくは「良質な創造物は」と置き換え、「謎」でなくても「美」とか「魅力」とかに読み替えても良いと思います。 一つの小説(なり何なりの創造物)に、多面性というか色々な魅力を持たせようとする時、力の無い勘違いした作者はストーリィやキャラクターを謎で包む、つまり曖昧に描写することで表現しようとするかもしれない。そうするより方法が思い付かないと言うか。 でも違うよね。多面性を出すには丹念に書き込む事ですよ。例えば、何十面にもカットされたクリスタル。丹念に角度や数や諸々を計算して磨き上げて、そうすればそれは見る人がかざす角度により全く違う美しさを見せる。そんな感じ。 ダイヤかもしれないけど異物に埋もれた原石を放り出して、見る人がその美しさを探せってのはそれじゃあ「創作」の意味がないじゃん、てなもので。 1カラットの輝きを持つダイヤ、でもそれはその10倍もの醜い異物におおわれている、それより、丹念に磨かれたガラスの方がよっぽど美しい。…ん?話がずれたな。つまり作家さんには丹念に書いて欲しいと思うってことですよ。
| 2002年07月24日(水) |
[ヒカルの碁 2](GBAゲーム) |
[ヒカルの碁 2](ほったゆみ原作,コナミ)
内容:『週刊ジャンプ』で超人気連載中のマンガを元にしたキャラゲー。ゲームの主人公(プレイヤー)が院生になってプロ試験に合格するまで。対局を中心にNPC(?)と仲良くなることによりサブイベントが発生する。
COMが弱っちぃので囲碁初心者でも温く遊べます。
緒方さんが出て来るのは嬉しい。たとえエセでも。予備知識ナシの時にいきなり現れた日にゃ、思わず「ひやあっっ。」と叫んでしまいましたよ。対局は出来ませんがCOMは全般的に弱いので対局出来ない方が良いです。
不満な点。 ・COM側が囲碁が弱い。のみならず、終局判定がヘボすぎ。ダメ詰めてないどころか、地が確定してないのに終局を言って来たり、手がないのに終局に同意しないことまま有り。ある意味、リアル対局に近くなったと言えましょうが。一度は後手で殺しているので終局に同意したのに、そこの相手の石を生きにされて腹立ったったら。 ・意味の無い演出がムカっ。石取られると相手キャラが自慢たらしくなるけど、明らかな捨て石とかでもそうなる。石が繋がるとキラキラ光るのも場合によっては後手引かされた損な手なのに、合わない。場面に応じた演出にしてくれ。 ・9路盤、COMが先手だと必ず天元に石を置くのは如何なものか。9路盤で初手天元は決して有効な手ではないと教わったのは私の間違いとしても、必ず天元打たれると白ける。…とは言え私は先手だと必ず6の四打つんだけどね。 ・キャラクターの性格付けがムカツク。ほったさんって個々のキャラの性格付けが凄くお上手だと思うんです。和谷なんかヒカルの、アキラの前の踏み台ライバル、越智は性格の悪い生意気ガキって、多くのマンガではその位置のキャラってそんな性格付けしか出せないと思うんですが、ほったさんは夫々に愛しくなるような厚みのある性格付けがされている。が、ゲームではその良さが全然出てない。薄っぺらでワンパタン。中々にして愛せない性格してます。シナリオライターさん、人生に疲れてません?少し休んだら?と言う感じがちょっとした。 ・アキラよ、アキラ。隠しボスのつもりだからかもしれませんが、性格悪すぎ。原作でヒカルちゃん相手だとムキになって周りが見えなくなる、その部分のみを強調して性格作ったよーな感じ。アキラはもっと良い子よ!! ・アニメの声って一部除いて嫌いなんですわ。だから声出ても全然嬉しくない。その分もっと強くして欲しい。 まだあるけど書くのに飽きたのでこの辺で。
までも移動の暇潰しには良いソフトです。詰め碁は結構考えられて面白かったです。原作を愛しすぎているので文句ばっかり出ますが、こんだけ遊べればゲームとしては良いんでは…なんで言ってコ○ミが図に乗るといけないので言わない。
| 2002年07月23日(火) |
「おごってジャンケン隊 5」 |
「おごってジャンケン隊 5」(現代洋子,小学館)
内容:マンガ家・現代洋子と編集者・八巻がゲストを交え、ゲストの選んだ店でインタビューし、最後にその飲み食い代をジャンケンして負けた人が自腹で持つ(領収書不可)、その様子をレポート漫画にしたもの。1回6p。『スピリッツ』に掲載されていたが、この巻が最終巻。
1,2巻を古本屋で買って、以下惰性で買いつづけてました。げちゃ面白いと言うわけではない。あ、でも1巻中、2,3つは面白い回が有りました。っても現代さんの漫画が悪いのでなく、私が毎回登場するゲストの殆どを知らないのがネックですか。芸能界関係はほぼ全滅ですし。夫々のゲストを知っている人にはそのゲストさんの別の一面が垣間見れて面白いんでないかと思います。 今回ゲスト一例:中島らも,サラール石井,中村うさぎ…あと、名前の漢字が正確に思い出せない…。グラビアアイドルとかバレーの全日本代表とか居ました。ゲストのジャンルは多岐に渡ってました。
ゲストの方々、皆さん凄く良い描かれ方しています。多分描き手の現代さんの性格が良いんだろうな〜。ゲストさんの良い所を自然に、増幅させて描いている気がしました。
「パサラちゃん」(竹田エリ,集英社)
内容:金銀砂子幼稚園を舞台にした、家が大金持の幼稚園児らを中心としたちょっとブラックな4コマギャグ漫画。
「これは竹田エリ以外には描けない」ってなマンガ。 「私立T女学園」(集英社発行、全10巻)もそうでしたが、絵は決して上手いわけでないし、たまーーにネタにデジャ・ビュおぼえたりしますが、イっちゃってる設定とか反則的なネームの多さも竹田エリならでは。いや、パーツを取れば他にも見るのですが、全体としての纏まりが独特です。ただこういう手法は数出ると飽きやすいので今後に注目。
期待したほどは面白くなかったですが、読み返す内に味が出る感じ。んで、1作しか発表していない、しかもそれがそれなりの人気が出た、作家の2作目としては合格点だと思います。
パサラちゃんって性格は常識人っぽいのにやっぱりどこかまともではありません。人間、育つ環境が大事ってことですよね。
「ごくせん 5」(森本梢子,集英社)
内容:極道の娘、山口久美子が出自を隠して問題児の多い高校に教師として赴任して活躍する話、の5巻。スカっとするコメディ系。
んー、中だるみ?3巻くらいまでのが面白かったなー。とは言え、まあ、それなり。
久美子がそんなに美人じゃない所が私としてはポイント高し。てか、ドラマが始まって仲間由紀恵を見て「ヤンクミはこんな美人じゃないやい!」と思ったので、ああ、美人じゃないのがポイントの一つだったんだなと気付いたと言うか。個性的な顔の人がふとした表情が凄く奇麗だったり格好良かったりするとドキっとして燃える、あれが良いんじゃん。
関係ないけど、ドラマ、見てないですけど粗筋だけ見てちょっとゲンナリ。学校モノってどうしてそういう方向に持って行くかな? 粗筋だけで判断するとな言われるかもしれませんが、粗筋で「見よう」って気にさせるのも大事だと思います。
「幽霊たち」(ポール・オースター [著] ; 柴田元幸訳,新潮社)
内容:駆け出しの私立探偵ブルーがある日「ある男を見張ってくれ」との依頼を受ける。初めは有りがちな身辺調査だと思ったが、男は日々机に向かうだけで殆ど動きがない。ブルーは男について、自分について、いろいろ考えを巡らせる。
Iサンより借り物。 訳が上手いです。翻訳モノ独特の違和感や空々しさがない。訳者が上手いのか、モトが良いのか、殆どの翻訳モノの訳者がヘボなのか。私は最後だと思います。いえ、今まで3作ほど「この訳は上手い」と思った翻訳モノあるのですが、そのうち一つはファンが自費出版で訳本出すまでにこぎつけたもので、商業出版でも出版されているものだったんですが、商業出版の方は「翻訳モノっっ」って感じだったのに、自費出版の分は滑らかな文学だったので。上手く訳せばもっと注目される翻訳モノがもっと有るだろうにと思った次第。
内容はないみたいなもの。情景と言うかシチュエーションの妙を楽しむものだと見た。アメリカ人でもこんな話書けるのねー。ふーん。(アメリカ人にはかなりの偏見を持ってます。)
しかしうっっすい本(文庫版は144p)なのに、結構な解説が3つも入っているとは何事?1つで十分ざんす。 で、いつも思うのですが、解説や後書きに粗筋書くってどーよ?しかもネタバレナシ。「解説や後書き見て買うか決める人の為」ってことらしいですが、んなもん最近背表紙に大体付いている粗筋で十分。 特に後書きですが、私的に本文読んだ後に読むものだと思ってますので、ネタバレばりばりにして本文より突っ込んだ事を書いて欲しいものだと常々思っているのですけど。…どーせ少数意見でしょうともさ。
| 2002年07月19日(金) |
「ファイアーエムブレム封印の剣コミックアンソロジー」 |
「ファイアーエムブレム封印の剣コミックアンソロジー」(アンソロジー,双葉社 )
内容:同名GBAゲームの短編マンガ集。オール書き下ろし。
一部の執筆者目当てに買いましたが、おもろねーー!!特にシリアス!(つまり殆ど。)パロもの(原作が別に有るもの)のシリアスって、行間埋める形でするから、ある意味原作が穴ボコで有れば有るほど料理し甲斐があるけど、原作がしっかりしていると付け入るスキが無いから原作を踏襲もしくは上滑りするだけの薄っぺらいものになりがち。その典型。まあ、ニンテンドーチェックが入っているから踏み込んだものが描けなかった、ってこともあるかもしれませんが。ゲーパロは毎回この手の失敗してます。次こそは4コマ以外絶対買わないでおこう。 しかしこうやって他人のキャラ使って描く方が作家の力量がでるのかもしれませんね。あといつも思うんですが、この手の本って執筆者の選定って、もうすこしどうにかなりませんか…?こちとら金払ってんだから…。いえ、一部に不満は無いんですけどね…。(ほんの一部だけ。)
| 2002年07月18日(木) |
「Dr.モローのリッチな生活 しょのいち 1991〜1993」 |
「Dr.モローのリッチな生活 しょのいち 1991〜1993」(Dr.モロー著,フォックス出版)
内容:『コミックドルフィン』だっけ?で、連載されているDr.モロー(コミケのカット等で有名)著の日常ギャグまんがの1巻目。
まず登場人物の行動自体が面白いのと、Dr.モローさんのネタ取りと絵とコマ回しが面白いのと、オタク的親近感が沸くこととで非常に楽しんで読めた本でした。 ちなみにこのまんが、1年毎纏めて同人誌でも出てますが、↑は現在絶版部分だったと思います。ついでにモローさんの同人誌は非常識的に安いので(褒めてます)、この本の方が同人誌より高いです。まあ、カラーページとかあるからその分ってことで。
昔はエッセイ漫画って嫌いだったなー。今ほど流行ってなくて、まだ”エッセイ漫画”なんて呼び方が無かった頃。「マンガとはこういうものだ」と言う私的定義が有って、それから外れていたもので。「つまんねー自分の事描いて金取ってんじゃねーよ!」と思って。今は結構好き。マンガのレベルが上がったわけじゃないです。昔「つまんねー」と思ったエッセイ漫画が、今読むと結構面白いと思うことから、多分私の感覚が変わったのでしょう。年取って他人の生き方生活に対する興味が出たのと、創作マンガにのめり込む情熱と言うか、良い意味での無防備さが無くなったからでしょうね…。ふ…。
| 2002年07月14日(日) |
[あずまんが大王](DVD) |
[あずまんが大王](あずまきよひこ)
内容:キャラもの女子高校生4コマまんが「あずまんが大王」(あずまきよひこ著,メディアワークス)の短編映画DVD(内容7分)。+音楽CD1枚。『電撃大王』の全プレ(と言っても3000円近くした)。
…えーっと。面白くはなかったけど投げ捨てるほどはつまらなくはなかった。7分ぽっきりだったしね。ただアニメにすると原作絵と違ってくるのが…しかも美少女系になるのが…。…榊さんはあんな可愛い系顔じゃないやい。イチオシキャラのおとーさんが出てたのは、まぁ良し。 確かこれ、去年劇場で何かと同時上映して、観賞したセンパイから「こっちの方が面白かった」と言う評を戴いたんですけど、コレよりつまらん映画って何よ?
試しにヤフオク見てみたら結構な高値が付いていて、「売るなら今だ!」と言う気にさせました。
あ、CD聞かないで友人に貸したのでDVDのみの感想。…CD聞いたからってどうだって話もありますけどね。
| 2002年07月11日(木) |
[新しい焼き菓子 お好み焼き風](お菓子) |
[新しい焼き菓子 お好み焼き風](ちぼりチボン)
内容:お好み焼きを模した直径6センチほどの焼き菓子、2種×6枚。
こんなものまでここで書くんですかい!って感じですが、ちょっと感動したもので。
パッケは何か美味そうなお好み焼き2枚の写真。ははあこれはありがちな、「お好み焼き煎餅」とか「お好み焼きチップス」とか味のイメージだけこれ、ということで、開いてみたらフツーの平べったい煎餅が出て来るんだなと思ったんですよ。んが、出てきましたのは予想外に、パッケの写真まんまの、この手の菓子としては秀逸なお好み焼きを再現した外観!フワサクッの触感にお好み焼きの味!いけます!今までに無いです!ナイス! すわ、これは箱買い、と、次の日同じコンビニに行ったら一箱しか残ってませんでした。ちっっ。…この週末探すか?
但し、私の味覚はアテになりません。あまり菓子に興味は無く、箱買いしたいと思うほどのものはどうも2癖くらいあるらしく、市場から無くなることがままあります。(「キシリ喉あめ」とか←本当に甘くないヤツ、「V.I.P.チョコ半生」とか。)あ、逆にブレイクしたものもあるな。「蜂蜜100%喉飴」とか、「ライチ」とか。 所詮私、粉末の「高麗人参茶」を味が好きだからと言って常飲している女ですけん。
| 2002年07月09日(火) |
「彩―ヒカルの碁イラスト集」(再読) |
「彩―ヒカルの碁イラスト集」(小畑 健著,集英社)
内容:ジャンプで連載中の超面白い囲碁マンガ「ヒカルの碁」のカラーイラストを中心に集めたイラスト集。
故有って再読。B4上製本の所為もあるでしょうが、3800円と高ぇです。 小畑さんの絵は好きだし美しいと思うのですが、誤解を恐れず言うと、「所詮漫画絵」なわけで。美術的一枚絵と違う所は、「マンガにする為に描く」絵だって事だと思うんですね。中には「一枚絵」として意識して描いたものも有ると思いますが、殆どが漫画のイラストなわけで…。つまり、良い悪いでなく、イラスト集眺めるくらいならマンガの方を再読するよと思うわけで、一枚絵目当てで買った画集なんかと違い、1通り見た後は殆ど見ることなくしまっておく、コレクターズアイテムですね。私にとって。 漫画家のイラスト集なんてのはそういうわけで、私的にはイラストだけでなく、メイキング漫画とか裏話,エッセイが載っている方が嬉しいです。だから「ヒカルの持ち物」ネタは美味しかったなぁ。白川先生から貰った緑の碁石。うふ。
ところでこれ、ピンクの出が偉いことになっている気がするんですが、小畑さんの元絵がそうなんですか?それとも蛍ピ差し替え印刷?この値段取るんだったら7色分解くらいしろよなーと思わないでもないんですが、漫画のカラーイラストでそこまでしても勿体無いだけの場合が多いのも事実。
| 2002年07月08日(月) |
「ちびとぼく 2」,「電脳やおい少女 1」 |
「ちびとぼく 2」(私屋カヲル,竹書房)
内容:猫好き少年桜井ケンヂ君とその飼い猫ちびを中心に繰り広げられる猫バカ4コマギャグまんが。
ケンヂくんてば猫にすら受だと思う。…じゃなくて。 結構な数の人物,猫が出てくるが、全てに夫々個性が有って愛らしい。最近の4コマにはキャラを立たせる為、キャラの性格を奇抜にし過ぎるものが多いが個性の域を逸脱していて「奇人変人大集合」になっており、見ていて不快だ。その点、この4コマは常人(猫)の域を酷く脱する事なく、それでいて一人(猫)一人(猫)に特徴が有って良い。 最近飛ばしすぎかなーと思うネタもあるが、まあ、許容範囲。
1巻の発売の時、丁度上京時期と重なったので、サイン会に行ったんですが、「ケンヂ君を描いて下さい」と言う前にちびを描かれてちょっとショックでした。…いえ、ちびも好きですけどね。
「電脳やおい少女 1」(中島沙帆子,竹書房)
内容:やおいにハマってネット三昧な日々を送る、見た目可愛い系女子大生美月の日常4コマギャグまんが。
『まんがくらぶオリジナル』で連載が始まった時は「なんばしょっと−−!!!!」と言う感じでした。ひっそりと、周りから気付かれないように生息しているオタク女の実体を一般商業誌でバラすな!と。 でも彼氏が出来た辺りからかな、それなりに面白いと思えるようになって来て。オタクな人々のパンピーとの接触を見るのが楽しいと言うか。エリザベス(HN)とその家族が特に私好み。 …ま、結局、同じオタクと言え自分と重なる所がそーんーなーに、無いのが娯楽として読めるようになった理由かも。
「サイバラ茸」(西原理恵子,講談社)
内容:「恨ミシュラン」等、西原理恵子が字書きと合作した本等から、西原先生の担当部分のみを取って1冊にしたもの。
…私、「恨ミシュラン」が大好きで、年に何度も読み返して、実際、神足さんの文章って殆ど読んでないんですけど、やっぱり文と分けられていたら面白さ半減だなぁ。「西原視点」ってのはモトが何か分かる文が有ってこそ引き立つものだと思うし…。今度「恨ミシュラン」を読み返してみたいと思っても、この本は見ないと思う。 とは言え、一部未読のマンガが有って、それを見れたのは嬉しかった。「中島らもの明るい悩み相談室」のは単行本探してみようかしらん。
| 2002年07月06日(土) |
「ファイアーエムブレム封印の剣4コマギャグバトル」,「ひまじん 1 」 |
「ファイアーエムブレム封印の剣4コマギャグバトル」(アンソロジー,光文社)
内容:GBAゲーム、「ファイアーエムブレム封印の剣」を題材にした4コマパロマンガ。
ゲームをやった人にはまあそれなりに面白いと思う。(てか、ゲームやってない人には意味不明。)激烈面白いってわけじゃないですけどね。 この手の本に有りがちな一部キャラ贔屓が鼻につかなかったのは登場人物が多いから? 私の知らない設定ネタにしたマンガが結構有って、もっとやり込まねばと思った次第。 ところで私、アンジェやメガテンの4コマ買ってたりしたんですけど、作者が記憶する限り一人も被ってません。出版社のお抱えが違うのか、ゲーパロ作家にもゲームの守備範囲が有ってそれと被っていないからか。ハテサテ。
「ひまじん 1 」(重野なおき,芳文社 )
内容:無職・出不精の20歳、つぐみとその友人理沙ちゃんとの日常4コマ。
好きーーーっっ!!ってほど面白くはないのですが、全体的に及第点以上の4コマ。暇つぶしに良いくらい。あ、絵のデフォルメ感は好き。と言うか見習いたい。
| 2002年07月05日(金) |
[じゃりン子チエ DVD Box2] |
[じゃりン子チエ DVD Box2](バンダイビジュアル)
内容:大阪を舞台にした、昭和中期を思わせる叙情溢れる下町まんが(はるき悦巳著)をテレビアニメ化したものをDVD化したもの。Box2は第18〜33話収録。
アニメのテンポが凄く良い。知人曰く、「30分ずーっと漫才をやっているようなもんだからそらテンポ良いわ。」だそうで。ギャグマンガものはアニメ化にすると、大概要らんオリジナルエピソードが加味されていて、製作者側が時間稼ぎか何か、冗長な間が入っていてテンポ悪くなるのが通常なのですが、これは本当にマンガに忠実に作られています。「忠実に作るならメディアを変える必要はない」と言った人がいましたが、これは、「チエちゃんが、テツが、生き生きと話す、動く」で価値は有ると思いますし、大成功だと思います。声優陣も豪華だよ〜。今これだけのものは中々作れないのだろうなと思うとちょっと寂しかったりして。 残念なのがBox特典が書き下ろしイラスト1枚ってことかな。あ、西川のりおのインタビューが有ったか。
| 2002年07月03日(水) |
「太公望 上・中・下」 |
「太公望 上・中・下」(宮城谷昌光,文藝春秋)
粗筋:中国、商王朝末期の…てか、商王に一族を潰され父親を殺されたキョウ(漢字が見つからなかった←辞書機能壊れてるの)族の族長、望が、たった6人の仲間集団からやがて商王朝を倒すまで。
原稿抱えている時に読む本ではありません。おもしれーです。ブ厚い本を10日で3冊読了してしまって目が痛いったら。 敵である商の受王(「うけおう」でなく「じゅおう」です。…言うまでもない。)と、傾国の美女と言われた妲妃が不親切なまでにあっさりと描かれていて、それでこれだけの話を書いてしまうのが凄いと思った。
私、歴史物って基本的には嫌いなんですよ。どんなドラマが有ろうがラストは変わらない、知っている、しかも創作と違ってドラマティカルでなかろうが、納得出来なかろうが曲げられない史実が有ると言うことで。 でも宮城谷さんの書かれる話は、中国と言うお国柄か、資料の曖昧な時代だからか、選ぶ題材によるのか、本人の筆力によるのか、「事実故の虚しさ」が殆ど見えません。 日本の歴史物が、たとえどんなサクセスストーリィで有っても、須く破滅に向かっている印象を強く受けるのに対して、宮城谷さんの中国歴史物は「創世」とか「希望」に繋がって見える。読んでいて楽しいです。
文も奇麗で読みやすいです。もし、宮城谷さんの話が嫌い、って人が居たら、それは「上品すぎる」ってことかな、と思いました。
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