バニラへの日々
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 2002年09月30日(月)   ガングロ女子高生の主張2 


(→続き)
 しかしガングロメイクで葬儀に参列するのはどうなのよ? というやりとりは面白かった.「それでもこのままで行く.これがあたしだから.普段の自分で行ったほうが供養にもなる」と主張する彼女に対しては,やはり「葬式の場だけはその化粧はやめとけ」との声が圧倒的.反対する理由は人それぞれなのだろうが,「それが常識だから」と答えていた人たちは,結局のところ<みっともないからやめとけ>,と言っているように僕には聞こえた.何があろうと自分はこれで行くんだ,という内的な確かさで自分の行動を決める彼女に対して,みっともないからという外的な視線によって自分の行動を決める反対派たち.この点においては僕は彼女を支持する.でもやっぱりその顔で葬式に出るのはやめといたほうがいいかもね.


 2002年09月29日(日)   ガングロ女子高生の主張1 


 テレビの討論番組を観ていたら,ガングロメイクの女子高生が他の出演者から「その顔は気持ち悪いから化粧落とせ」といった意味の意見の集中砲火を浴びていた.「いいじゃん別に.何がいけないの何が悪いの」と反論する彼女に対して,「お前葬式とかにもその顔で行くのかよ」とさらに攻撃が降りかかる.

 僕は彼女の化粧はいいとは思わないし,多くの人から気持ち悪がられるのもしょうがねえなあと感じるけれども,それにしてもよってたかって一人の人間を攻撃するのも相当気持ち悪いぜ.まあ正直いってどっちもどっちだと感じたね.(続く→)


 2002年09月28日(土)   細胞工場 


 普段口にするもののほとんどは近所のいきつけのコンビニで買ったものだよ,というあなた.人間の細胞のほとんどは3ヶ月で入れ替わるという説を信じれば,あなたの体のほとんどはそのコンビニで作られているのですぜ.


 2002年09月27日(金)   仮想面接 


 会社の採用面接の場で面接官から「この会社に応募した『本当の』理由を話していただけませんか?」と問われたとき,あなたはどのような答え方を選ぶだろうか? 「どんな理由であっても」面接官の言葉は続く.「その内容によって合否を決定することはいたしません」.
 例えばその理由が「一流企業だし,世間での名前の通りもいいし,給料もいいし…」というものだったとしよう.いくらぶっちゃけて下さいと言われたって,とてもそのままは話せないよ,と考え,あくまで通りのいい表現で伝えようとするのか? それとも「いや実はぶっちゃけですね…」と本音を包み隠さず話すのか?

 100%仮定の話なので面接官の意図も糞もないのだが,あえて想像してみる.きっと面接官は「この人は,本来本音がでてこないはずの場所で本音のコミュニケーションを求められたときにどう対応するのか?」ということを見たいのだ.僕はどちらかと言うと本音ぶっちゃけキャラ.だがこの場合重要なのはおそらく本音の比率やその内容ではなく,面接という枠の中でどう自分のキャラを誠実に出していくか,ということなのだと思う.…しかし,この結論はこの質問に限ったことではなかったような気もするね.


 2002年09月26日(木)   真夏冷房部屋 


 真夏に冷房の効いた24度の部屋は時には寒すぎるし,真冬に暖房の効いた24度の部屋は時には暑すぎる.これらをそれぞれ真夏冷房部屋と真冬暖房部屋と呼ぶことにしよう.真冬に外で凍えている人間をいきなり真夏冷房部屋に放り込んだとき,またその逆で真夏に外でぐったりしている人間を真冬暖房部屋のストーブの前に座らせたとき,それぞれ人はどう感じるのだろうか? 「心地よさを感じるに決まってる」だなんて,そんな当然の結果だってことは何か信じたくない気分だ.


 2002年09月25日(水)   埼玉小旅行 


 会社で僕の所属している部署は,年内にも別会社となって移転することがほぼ決定している.今日はその引っ越し予定地のひとつを見学に行ってきた.最寄り駅は埼玉を走るある鉄道の終点で,都心から電車で80分ほどかかるだろうか.気分は小旅行だ.歴史を感じる街並みの中で,ぽつんと建っている大型スーパーとコンビニがやや浮いた印象の駅前.ここから目的地までは徒歩で20分かかる.駅前から2,3分歩くと急に民家が少なくなり,電柱には演歌歌手の公演を告げるポスターが貼られていた.目的地につきしばらく見学する.現場の人の話では一番近いコンビニへは歩いて20分かかるそうで,つまりは駅前のコンビニのことだ.

 一通り見学が終わって駅前の居酒屋へ向かう.上司イチオシの鶏の唐揚げは,地鶏を一匹まんまの状態で油で揚げ,出刃包丁か何かでぶつ切りにしたものだ.皮はパリパリ肉はジューシーで,これまでに食べた鶏の唐揚げの中でもトップクラスの美味さだった.酒が回ってきた頭で考えることは,この街に悪いところはどこもない.どこもないのだけれど,この地に移転したくないのはなぜですか? ということなんだよなあ.


 2002年09月24日(火)   サインはX 


 会社の人,この日記の存在を知っているのですか? それがわからないとちょっと書きたいことが書きにくいなあ.もし知っているなら,明日の朝に顔を合わせたときに何かサインを出してください.そう,腕を交差させて「×」のポーズをとるとかなんとか.


 2002年09月23日(月)   ばったりしあう関係 


 昨晩地元の友人と酒を呑むことになった.約束の時間の少し前に集合場所である自宅の最寄り駅に到着した僕は,時間をもてあまして一人佇んでいた.すると近くに見覚えのある顔を発見.ちょっとやんちゃさを感じるその童顔は,きっと死ぬまでその特徴を保ち続けることだろう.間違いなく大学時代の後輩だ.目の前に立ち手を振ってみると,相手もすぐ気づいてくれた.しばらく立ち話をする.

 卒業以来10年近く会っていないね? ということを確認し合ったあと,お互い昔と変わってないな,ということを確認し合おうと思ったら「雰囲気変わりましたね」と否定された.ここは喜んでおくところなのかそれとも悲しんでおくところなのか? よくわからない.彼は数年前に結婚してこちらに引っ越してきたとのこと.僕の家と彼の家は歩いて5分も離れていないことを知って,よく今まで駅やスーパーで出会わなかったなと思った.ま,そんなもんか.
 彼とは特に仲が良かったわけでも悪かったわけでもなく,今まで直接連絡を取る機会はなかった.おそらくこの先もないのだろう.このままだとひょっとして一生会う機会がなかったかもしれない.僕は年内にも会社の近くに引っ越す予定なので,地元でバッタリという機会もこの先なさそうだ.それでもまた縁があれば「どこかでバッタリしような」と声をかけて彼と別れた.

 そのあと待ち合わせていた友人と合流し近所の居酒屋に向かう.気心の知れた相手と酒を呑んでいて,呑み終わったあとはすぐそこに帰る家がある.酔いも回り話も弾んできた.一期一会の切なさもスパイスとなって,ああ,なんか最高の気分.


 2002年09月22日(日)   気を使う人 


 昨日の日記に書いたように,近所に住むいとこ夫婦に女の子が生まれた.お祝いのぬいぐるみを持って病院を訪れると,病室にはベッドに横になった奥さんと,そのいとこ夫婦それぞれの母親の計3人がいた.生まれた子は別室にいて,顔を見ることのできる時間はまもなく終了するとの話.あいさつもそこそこに赤ん坊を見に行くことにする.
 その部屋には10人ほどの赤ちゃんが一列に並べられており,赤ちゃんたちの様子を廊下からガラス越しに眺めることができる.ガラスの前には隙間なくカップルというか夫婦たちというか彼らが張り付いており,それぞれ寄り添いながら自分たちの赤ん坊を眺めていた.雰囲気はまるで水族館だ.

 病室に戻ると,奥さんがベッドの脇の椅子に腰掛けて脂汗を浮かべたまま固まっている.数ヶ月入院して筋力が落ちている上に,帝王切開した手術のあとが痛んで立ち上がることもベッドに横になることもできないらしい.周囲は心配そうな表情.彼女は筋金入りの気ィ使いキャラで,自分がそんな状況にもかかわらず僕が見舞いに訪れたことに対しての感謝の気持ちを連発する.「就職おめでとうございます」とも言われた.こっちがおめでとうを言いにきたのにな.一番大変な仕事が終わったんだし,まだ痛みは残ってるんだろうけどリラックスしてさ,ゆっくり良くなっていけたらいいね.


 2002年09月21日(土)   大きな古時計 


 日付が変わった今日の午前1時,女の子が産まれた.産まれた先は近所に住んでいる僕のいとこ夫婦.予定日より1ヶ月も早いその誕生は帝王切開によるものだった.だが母子ともに経過は良好とのこと.朝になってから「生まれた」という話を聞いた僕は,さっそくお祝いの品を検討し始める.
 近所のトイザらスに出かけると大きなぬいぐるみが目に留まった.室内で飼う大型犬くらいのサイズはありそうな,大きなテディベアだ.触るとふかふかして最高の気分で,抱きしめて頬ずりすると思わずうっとり.生まれた子が成長してこのぬいぐるみを追い越すころのことを想像してみる.だがそのいとこ夫婦の家にこの大きなテディベアを置くスペースはあるだろうか? ということが少し気になり,お祝いはそれよりも少し小さめのダックスフンドのぬいぐるみに決定した.とてもかわいいし,実際他のお客さんたちの様子を眺めていたら,ぬいぐるみコーナーの中でもそれがかなりの人気を集めていたように見えたね.

「♪おじいさんの生まれた朝に 買ってきた時計さ」

 このぬいぐるみはこれから,生まれた子のそばで同じだけの時を重ねていくことになるのだろう.母と子の様子も気になるし,さっそく病院に渡しに行くことにしよう.


 2002年09月20日(金)   屈折した期待 


 ここ最近の僕の日記をあらためて読み返してみると,なにかカタい内容のものが多い.以前はこんなじゃなかったと思うんだけどな.まあ,外に出てくるものは何かしら今の自分を反映してるのだろうし,そんな今の自分に状況にとりあえずOK出しとくか,といった気分.
 しかし僕の住んでいる東京近郊では,ここのところ本当に気持ちのいい日々が続いている.1年のうちでも確実にトップ10に入るような快適さの日々ばかりだ.ライバルはゴールデンウィーク近辺や紅葉の季節あたりかな.初冬の冷たい空気のすがすがしさも捨てがたいね.花粉症の僕としては春先は遠慮しておきたいところ.
 しかし来年の花粉の季節はちょっと楽しみでもある.ヨーグルトを毎日摂ることが花粉症に効果的だという話を聞いた半年ほど前から,ほぼ毎日食べるようにしているからだ.


 2002年09月19日(木)   大食い番組が苦手なあなたへ4 


(→続き)
 賭け事もまた格闘技などと同じく,本能に訴えかける魅力を持っている.一昔前の競輪・競馬などの公営ギャンブルには「汚いオッサンが多くて怖い場所」というイメージがついてまわっていたが,近年はCMも多くなり競技場も整備され,随分敷居が低くなった.いまやカップルや若い女性もめずらしくない場所として認知されている.主催者側の姿勢は結果として,多くの新たなファンを獲得することとなった.

 つまり多くの人に受け入れられるためには,主催者側がその競技のコアな部分を世間に対してどう見せていくかといった問題を乗り越えなければならない,と言えるだろう.

 歴史の浅い大食い番組では,いまだ行儀の悪いシーンが続出している.つまり興業としてまだ成熟していないと言える.それでも最近人気を集めてきた「フードバトルクラブ」という番組では,選手に正装を義務づけたり,食べ物を床の上にこぼすとペナルティになるルールを採用していたり,食べ終わった後には必ずナプキンで口元をぬぐうことを義務づけたりと,試行錯誤の後が窺われる.また実際TVチャンピオンの同シリーズより人気は高いようだ.

 結論.アンチ大食い番組派の人には,大食い番組が成熟するまでもう少し長い目で見守っていてほしいと願う.「食」は本能に根差した行為であり,その娯楽性は多くの人に支持されている.行儀の悪ささえ気にならなくなれば,アンチ大食い派のあなたもきっと大食い番組を楽しめるんじゃないかな,と僕は感じている.


 2002年09月18日(水)   大食い番組が苦手なあなたへ3 


(→続き)
 上で述べた構図は大食い番組に限ったことではなく,より一般的に「本能の代償行為としての興業が成熟していく過程」に見出せると考えられる.例えばボクシングなどの格闘技.格闘技観戦に魅力を感じる人は数多いが,いわゆる闘争本能を刺激されることがその大きな理由のひとつだ.
 だが,それこそ「どちらかが完全にギブアップするまで試合を見たい」という「肯定派」の観衆の欲求に忠実に答えていたら本当に死者が出たり選手に障害が残る可能性が高く,社会的に存在が認められなくなってしまう.また格闘技の魅力に触れる前に拒否反応を示す「否定派」の人も続出することが考えられる.つまり興業としては成立しにくくなってしまう可能性が高い.それゆえ,多くの格闘技にはレフェリーストップや急所攻撃禁止などのルールが存在しているとも考えられる.

 歴史は浅いが興業として大きく成功している格闘技であるK-1では,レフェリーストップが異様に早い.このことは「否定派」を含めた多くの人に受け入れられることを意識した主催者側の姿勢のあらわれにも思える.(続く→)


 2002年09月17日(火)   大食い番組が苦手なあなたへ2 


(→続き)
 例えば,否定派の意見を凝縮するといわゆる「行儀が悪い」ということになる.しかし肯定派は,選手たちが食い散らかしたりする「いわゆる行儀が悪い姿」に惹かれて観ているわけではない.もちろん,勝負の中でしかたなく行儀が悪くなってしまう姿に「戦う者の必死さ」を見出してエールを送ることはあるが,決してそれ目当てではない.
 今,否定派の意見の反対が肯定派の意見ではない,ということを述べたが,その逆もまた成立する.肯定派の意見を読み解くと彼らは大食い番組をスポーツ番組に近いものとして捉えていて,勝負事を観戦する楽しみをそこに見出している.しかし否定派からは「大食い(番組)なんて勝負事として低レベルなので観るに値しない」といった意見は出てこず,あくまで勝負以外の「行儀の悪さ」といった点に非難が向かっている.
 すなわち,上記の議論をふまえて両者の立場の違いを際だたせるためには以下のように書く必要がある.

 肯定派:「行儀の悪い部分はあまり気にせず,勝負事として楽しんでいる」
 否定派:「行儀の悪さがどうにも耐えられず,その先に踏み込めない」

 つまり否定派にとっては,受け入れがたい「行儀の悪さ」という壁が存在するため,大食い番組の魅力にたどり着けない,もしくは楽しさが覆い隠されてしまっている可能性があると言えるだろう.(続く→)


 2002年09月16日(月)   大食い番組が苦手なあなたへ1 


 僕は大食い勝負のテレビ番組が大好きだ.その番組への愛を2002/7/6の日記でこの場に叩きつけたところ,掲示板などにいくつか反響をいただいた.その多くは「あんなのどこがいいのかわからんわ〜」といったもの.そういえばこの手の番組が放映された翌日は,賛否両論とにかく身の回りで話題になることが多かったように思う.プロ野球のジャイアンツと同じで,ファンも多いが嫌いな人も多いのだ.以下の文章は「あれの何がどう面白いのか」文章にまとめてよ,とのリクエストを受けて書いたもので,その人の許可を受けこの場に転載することにした.アンチ大食い派のあなたに捧げる.

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アンチ大食い派の人たちには,

 「食べ物を粗末にしている.ムダにしている」
 「食べ方が汚い」
 「飢えて死んでいく人もいるというのに」

といった意見が多いと感じる.一方で僕を含めた大食い番組大好き派には,

 「スゲえ.人間ワザとは思えない」
 「選手間の駆け引きがおもしろい」
 「この戦いは世界レベルかも」

といった声が多い.当然他の意見もあるだろうが,ここでは上に挙げた多数派と考えられるふたつの立場をそれぞれ大食い番組「否定派」「肯定派」とする.しかし肯定派と否定派といっても,このふたつの意見は決して対立しているわけではない.(続く→)


 2002年09月15日(日)   天然キャラリズム 


 今日は知人にくっついてタワーレコードのインストアライブを観てきた.「SPANK HAPPY」という男女ふたり組のユニットで,今日初めてその存在を知った.ピコピコの打ち込みのオケに,はかなげな女性ボーカルが乗っかる感じの音楽といえば伝わるだろうか? 女性は20代前半,男性は30代前半といったところ.女性は美人だが「ちょっと化粧が濃いね」とは同行の知人の言葉だ.
 曲の合間にはMCが入る.「何話そうかな….なんか面白いことしゃべってくださいよ」と男性が女性に話を振ると,ほんわかとしたクールな雰囲気でもって「えー,じゃあ北朝鮮ネタとか…」との言葉.周囲から慌てて阻止されていた.

 まあ彼女はいわゆる「天然キャラ」だ.だがいつも思うのは,幼少期を除けば本当の天然キャラの人って滅多にいないんじゃないの? ということ.何も「あいつらは計算して『天然』を演じてるんだ!!」などと言いたいわけじゃない.ある程度の年齢になれば自分の中の「天然」の要素に気づき,そのキャラを楽しみながら「天然」であることを引き受けている,というのが彼らの内面の姿じゃないかと思うのだ.それを見てるとこちらも楽しいしね.ちょっと違うかも知れないけど,例えば田村正和とか.そんなことを考えながら今日は寝るんだ.


 2002年09月14日(土)   その理由2 



> 「息子の葬式で、またあの人に会えるから」



 2002年09月13日(金)   その理由1 


 メールボックスを整理していたら,知人から送られてきた以下のメールをみつけた.3年以上前のものだ.その内容も答えもすっかり忘れていたのだけど,読み直してちょっとぞっとしてしまった.そのまま転載する.


> じっくり考えて、ゆっくりスクロールさせてください。
> みなさんも多分、正常な答えを出せると思いますけど。。。
> これは、殺人犯の精神鑑定に使われた話らしい。

> お父さん、お母さん、息子のある平凡な3人家族がいました。
> ある日、お父さんが不慮の事故で亡くなってしまいます。
> その葬式で、お母さんは何を思ったのか、葬儀に来ていた
> お父さんの会社のかっこいい人に一目惚れしてしまいます。

> 数日後、お母さんは自分の息子を殺してしまいました。
> なぜ、お母さんは自分の息子を殺したのですか?
> 考えた人は下の結果に進んで下さい。
>   ↓
>   ↓
>   ↓
>   ↓
>   ↓
>   ↓
>   ↓
>   ↓
>   ↓
>   ↓
>   ↓
>   ↓
>   ↓
>   ↓
>   ↓
>   ↓
>   ↓
>   ↓
>   ↓
>   ↓
>   ↓
>   ↓
>   ↓
>   ↓
> 「息子が邪魔だから」九十何%の人がそう答えるらしい。
> そう答える人は正常らしい。

> でも宮崎努と酒鬼薔薇聖斗はそれとは違う答を言ったらしい。
> しかも2人とも同じ答。


言うまでもなく,彼らふたりは世間を大きく騒がせた猟奇事件の犯罪者.彼らの答えは明日ご紹介する.


 2002年09月12日(木)   初めての出張 


 今日は初めての出張.出張とはいっても場所は都心のあるオフィス街で,会社からも自宅からも近い距離にある.そのため当然宿泊などはなしだ.その内容は,ある会社が主催しているセミナーに参加して今後の業務に役立てるというもの.

 「会場はオフィス街のビルのある一室,小さめの会議室といった雰囲気だ.主催者は20名以上は集まると考えていたらしいが,実際には講師を含めて10名以下という寂しい状況となった.参加費は6万円と高額だが赤字になるのかもしれない.少人数のため,参加者はひとりひとりセミナーに参加した動機を話すようにと主催者に催促される.しかし入社して十日の自分に何を話せと言うのだろうか? だが『代理で来ただけなのに何を話せと言うのだろうか?』というオーラを発しながら挨拶している人もおり,どこか仲間意識を感じる……」

 セミナーの内容は後ほど報告書としてまとめるのだが,上でお見せしたのが下書きとして書き始めてみたもの.最近文章はこの場以外で書いていなかったので,まるでふだんの日記だ.生活のスタイルばかりではなく,文章でも社会復帰する必要がありそうだ.


 2002年09月11日(水)   傲慢かましすぎ2 


(→続き)
 この「戦争論」に書かれていることは僕とは異なる考え方で,正反対と言ってもいいかもしれない.だが僕がこの書を強く否定する理由はそれとは全く関係なく,あまりに稚拙で独善的なその議論の進め方であり,自分に有利な証拠のみを都合のいいように解釈しカタルシスに浸っているその態度であり,自分の恥ずかしい部分を必死になって隠そうとする頭の固いオヤジ的な恥ずかしさなどだ.とにかく,本のあらゆる部分からどうにも信頼できないオーラが発散している.

 今日で米同時中枢テロから1年が経つ.僕らが平和を求めるならば,敵は決してテロリストなどではない.必要なのは自分と考えの違う人や立場を認める寛容さであり,戦う対象の一つは僕やあなたの中にも存在しているかもしれない小林よしのり的なものなのではないか.


 2002年09月10日(火)   傲慢かましすぎ1 


 近所の古本屋で,小林よしのり「ゴーマニズム宣言スペシャル 戦争論」を購入した.初版は4年前.当時は多くの本屋で大々的に店頭に並べられていたし,読んだことある人も多いだろう.ごく大まかにいってその内容は以下のようなものだ

「日本人よ誇りを持て.過去の戦争のことで隣国に謝りすぎだ.お陰でいいようにやられている.それでは死んでいった兵士たちも浮かばれないだろう.あの戦争で日本に正義はあったんだぞ」
「戦争とは承認された暴力なんだ.しかも本当は日本軍より諸外国のほうがずっと残虐なことをやってきている.こんな証拠やあんな証拠もあるぞ,ほら」
「今の日本,特に若者は自己中心的で腐ってる.自分の国は自分で守るんだ.国のために戦って死ぬことの崇高さを知れ」(続く→)


 2002年09月09日(月)   上司の特権 


 出社2週目に入った月曜日.この日は1週間前に引き続き2度目の歓迎会を開いてもらった.なぜか月曜日に飲みに行く癖がある変な会社だ.歓迎会の席上で,僕が配属された部署が数ヶ月以内の近未来に独立して別会社になるとの話を聞いた.もちろん初耳だ.それに伴い場所も移転するのだが,移転先の候補に挙がっているのは北海道の原野,埼玉の奥地,埼玉と東京の境界付近などだ.もちろん最後の候補を多くのメンバーが希望している.しかし部署の長である取締役の言葉は「スキー場が近くにあるから北海道がいい」というものだった.どこまで本気なのだろうか? 部署の人に聞いたその取締役の普段の言動は次のようなものだ.「部署用の車にジャガー買ってください」「おおいいぞー」.「仕事で南極に行ってみたいのですが」「おおいいぞー」.

 本気なのですか?


 2002年09月08日(日)   ラヴ全開 


 ~イライラしてるな,と思う日がたまにある.と言っても八つ当たり的なものではないと思う.身の回りのヌルい考え方,だめなもの,それほどだめじゃないものなどに反応して
イラつくのだ.それと同じものを自分の中に見いだしてはさらにイラつく.忘れてるだけかもしれないが,20代中盤まではほとんどそんなことはなかったような気がする.このまま年齢とともに僕のイライラ係数は上がってゆくのだろうか?

 一方でラヴ全開の日もある.身の回りの全ての人を抱きしめるほどではないが,それを何分の一かに薄めた程度.結構なラヴだよね? もちろん酒が体に入っていない状態での話.で,今日はラヴの日だった.この状態がずっと続いたら幸せなんだろうなと思う反面,何か堕落していくような気もする.でもそうだとしたって何の問題もないじゃない? って気分なんだ.


 2002年09月07日(土)   お見合いパーティの戦略 


 人生のパートナーに求めることは人それぞれ違っていて,共通の趣味を持つことや笑いのツボが近いこと,考え方が似ていること,また逆に考え方が補完しあうことなどさまざまなのかもしれない.
 お見合いパーティなどの席上で数分間の自己紹介タイムが与えられたとき,これらを自らアピールしたり,また相手の態度から判断したりすることは果たして可能なのだろうか? 「僕は笑いのツボが同じ人を求めます.まあ今から話す話を聞いて下さい」と,早口ハイテンションでとっておきのネタを披露するとしよう.ところがこの行為は多くの場合額面通りには受け取ってもらえず,よくって「ちょっと変わったオモシロイ人」という印象を相手に与えるのみだ.だが結局何をしようと僕やあなたのカラーはその行動に刻印されているものであって,それで目的の2,3割は達成されるような気はしている.


 2002年09月06日(金)   二人の上司 


 昨日初めて直属の上司とまとまった時間話す機会があった.僕のこれまでの経歴は部署の仕事とあまり一致しないし,部署内の他の人たちとは経歴の傾向すらあまり重ならない.そのことを上司と話すと「『ちょっと変わった奴がひとりくらいいたほうがいいだろう』っつって君を採用したんだ」との話.深く納得する.
 午後は部署内でのミーティングに初出席.部署の長は60歳前後の取締役だ.自己紹介をしろといわれたので,「(取締役に)面接をしてもらった日にワールドカップの試合を見逃してしまった」と言ったら,その取締役から「悪かったな.ああ悪かったな」と言われた.この人とはうまくやっていけそうな気がする.


 2002年09月05日(木)   スタイル模索中 


この日記に関して,新しいスタイルを模索している.これまでのやり方だと平日は少し負担が大きいかもしれないと感じているからだ.ところで,この日記の今日の分そのものにも模索中であることが映し出されているような気がしている.


 2002年09月04日(水)   不満たらたら 


 入社して3日目だというのに早くも不満たらたらなのです.

ひとつ.制服着用が義務づけられていること.営業だろうが事務だろうが技術だろうが,内勤の場合は着用しなければならない.せめて女性用の制服のデザインが良かったら救われるのだが,全然だめだ.

ひとつ.休み時間が決まっていること.昼休みの他に短い休憩が午前と午後にひとつずつある.しかも昼休み前後の時間に社員食堂を利用することは原則として認められていない.ここは高校かそれとも工場か何かなのだろうか?

 中途入社で入った同僚とは早くもこの話題で盛り上がる.「変だよねえ」ってね.だが新入社員として入社し何年も経った人たちは,こうした現状や体質を気に入ってはいないものの,「しょうがないか」として淡々と受け止めている場合が多いようだ.今までの印象で,おそらく仕事はおもしろくなりそうだ.だがこうした全体主義にも通ずるような旧態依然とした発想や体質が変わる見込みがないのだとしたら,この会社に長くいたくはないな.


 2002年09月03日(火)   ひゃーっ 


 誰もいないはずなのに何か人の気配らしきものを感じる.もしくは部屋の外で物音がしたような気がする.こんな場合,人の取る行動はさまざまに分かれる.例えばドアの外の気配を確認する場合なら,すたすたと歩いていき自然にドアを開けて確認する人もいるし,気配を殺しながら近づき最後は一気にドアを開けて確認する人もいるだろう.いずれも「ほら,やっぱり誰もいなかったよ」というセリフを前提にした行為だ.
 だが言うまでもなくこれらの行動は高い危険を伴っている.すたすた歩いていくのはあまりに無防備だし,一気にドアを開けて本当に誰かいた場合にはお互い凄くびっくりして心臓に悪い.
 とにかく「相手に気づかれないように相手の存在の確証を得る」ことが大事だ.やり方はいろいろ考えられるが,相手がこらえきれず笑い出してしまうようなとっておきのギャグを披露するのが有効だろう.適当なネタが思い浮かばない人は,いきなり奇声を発することをおすすめする.……ここまで書き進めてバカらしくなってきた.だが提案した以上一度くらいはやってみなければならない.

(……!!)

今叫んでみた. だが,しかし,僕は一体何をやっているのだろう.


 2002年09月02日(月)   仕事始め 


場違いだ.

 今僕はある会社のロビーにスーツを着て立っているのだが,凄く違和感があり場違いな気がしている.今日は先日採用された会社への初出社日で,人事の担当の人を待っているところだ.担当の人はなかなか来ないし違和感はどんどん大きくなるしこのまま帰ったらどうなるだろうなどと想像し始めその想像が膨らんできたころやっと人事の人が登場した.別室で給与体系,ボーナスなどの説明を受ける.面接時に聞いた話と若干異なるが,よくある話だ.
 1週間くらいは研修があるかもしれないと思っていたが,午前中のうちに配属先の部署に案内される.立ち上がって1年未満の新しい部署で,僕でちょうど10人目.生え抜き社員よりここ最近中途で採用された人間の方が多く,しかもそれぞれの経歴もみなバラバラというちょっと変わった部署だ.

 夜は歓迎会に出席する.当然アルコールが体内に入り,アルコールには利尿作用がある.僕以外の全員を合わせたのと僕ひとりのトイレの回数が同じ程度だったため「とにかくトイレの近い奴」というキャラは確立できたと思う.明日からはスーツを着なくてOKだし,職場の雰囲気もよさそうだ.仕事がおもしろいかどうかはこれから見えてくるだろう.とりあえずの抱負は「この日記の存在を会社の人に知られないようにする」ということだね.


 2002年09月01日(日)   WIRE02体験記2 


(→続き)
 この日楽しんだ人たちを時間順に並べると,フランク・ミュラー,DJ TASAKA,KAGAMI,田中フミヤ,石野卓球,DJ RUSH, ジェフ・ミルズなど.特にジェフ・ミルズ,DJ RUSH,KAGAMIがよかった.僕は一晩体力が持つかどうか心配だったため,前半は体を揺する程度にとどめ派手な動きは控えていた.だがこの作戦は結果的に失敗.何時間も立って体を軽く揺すっているだけでも体力は相当消耗するし,精神的にもセーブがかかっているのでテンションが上がってこない.何よりあまり楽しくない.妙に疲れがたまり,1時を過ぎたころ倒れ込むように通路わきで眠りについた.
 だが3時過ぎに復活したあとは妙にテンションが高くなり,後のことは考えず踊り狂った.足腰に注意を払うと確かに疲れていることはわかるのだが,体の奥からどんどんエネルギーが湧いてくる感覚.メリハリをつけたほうが疲れを感じにくいのかもしれないね.

 …といった僕の初めてのレイヴ体験記.終演の6時までいてもよかったのだが,電車が動き出す時間になって会場を後にした.久しぶりに通りがかった日曜早朝の渋谷の街は,まもなく家路に着くであろう徹夜明けらしき人たちの集団で想像以上に賑わっている.そういえば今日で夏休みは終わりだもんな.


目次(TOP)<過去未来>

■過去日記サンプル
東京タワー/ 写真嫌い/ 史上最高の尿意/ 中身と外見/ ほっぺにチュー/ 河原の魅力/ パチもん教授/ 16通りの告白/ アナウンサー賞賛/ 次回W杯必勝戦術/ チャンネル1995/ 緊張のアノミー/ 学歴社会という現実/ フジロック'02レポート/ 新しいかもしれない口説き文句/ 現役モラトリアム生/ ばったりしあう関係/ 黒髪という選択/ ゲイ雑誌購入/ ごきげんドライバー/ 結婚式に思う/ 味覚の手触り/ 変拍子の人/ 自己プロデュース
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