バニラへの日々
TOPメール意見や感想おしらせ

 2002年05月31日(金)   W杯開幕 


いよいよ今日5/31からサッカーのワールドカップが開幕する.全国350万人の失業者の仲間と共に,心ゆくまでこの1ヶ月間を楽しみたいと思う.その間に新たな仲間も入ってくるだろうし,先を越す裏切り者も出てくるだろう.ああ,それにしても現在進行中の3社からしばらく連絡がない.早く結果を知らせてくれ.ところで僕が応援しているのはパラグアイだ.前回大会では決勝トーナメントで惜しくも延長の末フランスに破れたが,イタリアと同じく90分戦ってフランスに負けなかったチーム.地力はある.守備重視の戦術に華やかさは少ないが,「自分たちのスタイルはこれなんだ」と信じて戦っているかのような,気持ちの入った姿には心を打たれたね.歓喜するフランスチームの横で芝生に倒れ込むパラグアイの選手.そのチームメイトたちひとりひとりに話しかけていくGKチラベルトの姿も目に焼き付いている.


 2002年05月30日(木)   パチもん教授 


「霊の存在を信じるか?」という討論番組があった.賛成派には霊感の強い芸能人,あやしい霊能者,あまりあやしくない霊能者,霊感の強い一般人などがいた.反対派にはタレント,ミュージシャン,カメラマン,大学教授などがいた.この手の話題がテレビで扱われると,どうしても賛成派と反対派であおりあおられといった展開になりがちだ.それはそれで面白いのだが,たまには冷静で客観的な視点に立った番組も観たい.しかし反対派の大学教授はひどかった.精神医学の専門家なのだが,賛成派の主張をすべて従来の医学の枠組みで説明しことごとく否定する.金縛りは確かに「脳は起きているが身体は眠っている状態」なのだろうが,それだけでは霊的な現象であることを否定したことにはならないだろう.そのときの身体の状態を現代医学ではそのように説明できるというだけ.恋愛感情の高ぶりを「心拍数と体温が上昇している状態」と説明して済まそうと考えるのと一緒だ.自らの存在と立場を守るために半端な知性を振りかざす奴らは即刻アカデミシャンの看板を降ろしてくれ.


 2002年05月29日(水)   上半身裸の男 


~暖かくなってきたので,坂の上にある自宅にたどりついたときにはだいぶ汗をかいてしまう.パソコンに向かっている今も暑さは退かず上半身裸.以前の職場で働いていたときの話だが,半ば個室のような場所が与えられ主にそこで仕事をしていた.能率が上がらないときたまに思い出したように上半身裸になってみることがあったのだが,これが非常におすすめだ.日常に非日常を組み込む感じがちょうどいいというか,とにかくこの状況でサボってるとバカみたいという気分にさせられ,とてもはかどる.ただ,部屋に入ってきた上司や部下に見つかりあきれられることもしばしばで,ハイリスクハイリターンだ.掃除のおばさんはなぜかそのことには触れず世間話をして去っていくのだが,この理由今となっては巨大な謎だ.


 2002年05月28日(火)   正義は勝つ 


おとといの日曜日野球観戦に出かけてきた.西武ドームの西武×近鉄戦だ.僕は東京近郊にしか住んだことはないが近鉄ファンである.10年ほど前,野茂/石井/ブライアントらが活躍していたころから注目し始め,ファンになった.当時プロ野球は西武の全盛期.秋山/清原/石毛らが主力で,毎年のように日本一を争っていた.勝つことに徹底的にこだわったソツのない野球を展開し,1回から送りバントも珍しくない.12球団の中でも実力は頭一つ抜けていただろう.そんな中で唯一西武に対抗できたのが近鉄だったように思う.一言で言うとバクチ的な魅力を持つチームで,大逆転勝利もありお粗末野球もありだ.ノーコン剛球投手野茂と三振&ホームラン王ブライアントがその象徴だったね.当時の僕は,管理野球西武=悪(敵),自由奔放近鉄=正義とみなしていた.もちろんそんな単純な図式でとらえることはできないのだろうけど,「実をとるか花をとるか」「記録に残るか記憶に残るか」は,好みが分かれるところ.試合は延長10回劇的な中村ノリの勝ち越しホームランで近鉄が勝ち,気持ちよく2次会のビールを味わうことができたのだった.


 2002年05月27日(月)   KANSHAして 


毎日結構な時間を使いつつも自分がなぜこの日記を続けているのかと言えば,「人を楽しませたい」からなのだと思う.小さいころから自分がアイデアを出したことで人が喜んだり楽しんだり驚いたりするのを見るのが大好きだった.年賀状は凝りに凝る.夏休みの自由研究に人が思いつかないようなテーマを意地でも考える.こっそり誕生日プレゼントを買っておく.そんな子供だった.つまりこの日記も自分が楽しむために続けている.もうひとつの理由として,アホなこと,まじめなこと,とっぴなことなど,日々感じたことを忘れず書き留めておきたいという思いも強い.この日記も今日で100日目.自分のお気に入りは[2002/3/18 東京タワー],[2002/4/6 写真嫌い],[2002/4/22 中身と外見]などだが,評判がよかったのは[2002/4/16 自分と似た人],[2002/5/4 大学教育現場],[2002/5/8 ホスト情報誌]などだ.これまで読んでくれた人,今日初めて目にする人,本当にありがとう.これからもよろしくお願いします.


 2002年05月26日(日)   歌謡曲万歳 


Kinki Kidsの新曲「カナシミ ブルー」がいい.SMAPの「freebird」も最高だ.アイドル系ミュージシャンにはそれがいいものであれ悪いものであれ,なんらかの偏った見方がついてまわることが多い.大絶賛,毛嫌い,無視,中立,無関心など,人の反応もさまざまだ.だがアイドル系を嫌う人も認めざるを得ないのは曲そのもののクオリティの高さである.一流の書き手や認められつつある書き手がこれぞ勝負所とばかりに自信作を投入してくるというイメージ.ベタなアレンジや不安定なボーカルに覆い隠されている場合もあるが,いい曲が非常に多いと思う.結局時代を超えてゆく音とはこういうものなのかもしれない.10年後や20年後,同窓会の2次会のカラオケで酔っぱらいながら皆で大合唱して楽しめるのは「硝子の少年」や「タイミング」であり,「LOVEマシーン」ではないのか? 死ぬ間際になって,病院のテレビから流れてきたメロディに思わず涙してしまうのは「夜空ノムコウ」でなのかもしれない.


 2002年05月25日(土)   擬似タイムマシン 


昨日飲み過ぎてしまって,今日は一日中二日酔いだった.熱いシャワーを浴びても水分をいっぱい摂ってもたいして改善しない.おまけに昨日のランニングの影響で軽い筋肉痛と関節痛が残っている.歩くとロボットみたいだ.自分のからだが自分のイメージ通りに動かない感覚,何をやっても気分がすぐれない感覚.年をとったときの気分はこんなものかなと想像したね.毎日少しづつの変化だから気づきにくいけど,小学生の頃の自分,今の自分,老人になったときの自分のこころとからだの感覚を並列して比べてみたいと思う.今日のからだの動かなさ,気分のすぐれなさはきっと30年後くらいのものだ.今日は,今の自分と30年後の自分のからだを1日だけ交換した日だ.30年後の自分はきっと大喜びだっただろう.それを考えると,将来のその日がちょっと楽しみだね.


 2002年05月24日(金)   河原の魅力 


今日は久しぶりの運動,2002/4/14の横浜ロードレース大会の出走以来約1ヶ月ぶりに身体を動かした.今週末トライアスロンの大会に出る友人に誘われ練習を付き合うことになったためだ.多摩川に沿った遊歩道をのんびりとしたペースで走り続ける.川沿いの芝生エリアには野球やサッカーのグラウンド,テニスコートなどがあり,汗を流している人も多い.犬の散歩に来ている人,学生らしきカップル,サボっているサラリーマン,ゴルフクラブを握っているおじいさん,トランペットの練習をしている人など,色々な人がいる.初夏の陽気と日差し,それを反射する川面が揺れている.遠くには陸橋を渡る電車が見える.

土手や河原が魅力的なのは,何をしてもいいし,何をしなくてもいい場所なのだからだと思う.他人がしている行為に,社会の中ほど注意が払われない場所.だから河原で人は脱力しリフレッシュでき,またそれぞれの生活の中に帰ってゆく.

そんなことを考えながら2時間弱走った.そのあとはお決まりのコース,銭湯+居酒屋だ.値は張るが非常に食い物がうまい店で,ぜひまた行きたくなったね.


 2002年05月23日(木)   再バニラ宣言2 


(→続き)
つまり思考停止していたのだ.今思うと,あまり考えず単に口で「人に迷惑かけなきゃ別にいいじゃん」と言っていただけだったような気がしている.あまり考えず発言しているという意味では,冒頭の偏見に満ちた言葉たちと対して変わらないのかもしれないね.実際にわずかではあるけれどネットの世界に足を踏み入れいろいろ考えた今の自分は,以前よりも足腰のしっかりした気持ちでネットの世界にOKを出せる気がしている.やっぱりいろいろなものを食べていかないと,自分の経験したことのない世界に対して想像力を働かせるのは難しいと思う.もちろんすべてのことを経験する時間は僕らにはないから,一を聞いて十を知る,よりも,一を食べて十を知ろうとする姿勢が大切なのだろう.それこそがこの日記に付けたタイトル「バニラへの日々」の由来だったりする.思考停止の寛容さでもなく,周囲に理解ある人間だとアピールするための表面上の寛容さでもなく,真の寛容さを身につけるためにはそんな姿勢が必要だ.そんなことをあらためて考えた.


 2002年05月22日(水)   再バニラ宣言1 


ネットの世界でたわむれる人たちに対する世間の見方はと言えば「実際に会ってコミュニケーションをとるのが人間関係の基本」「現実場面でうまく人と付き合えない人たちの逃げ場」などから,「オタクの巣窟」「犯罪に巻き込まれる」といったものまで,かなりの偏見に満ちたものも多い.僕の考え方の基本は「人に迷惑かけなかったら別に何やってもいいんじゃないの」というものだ.要は自分と考え方や行動が違う人に対して寛容であろうとする立場.自分もそうだという人も多いだろう.僕もこれまで深く関わっていなかったネットの世界に対しても「別にいいんじゃないの」と同様の考えを持っていた.だが,自分でこのようなサイトを作り顔の見えない人たちとの交流を重ねていく中で,自分がこれまでネットの世界に対して出していた「別にいいじゃん」というOKが少しづつ変わってきたことに気づき始めた.OKはもちろんOKなのだが,その質が変化してきたのだ.(続く→)


 2002年05月21日(火)   サッカー改良案 


サッカーは世界で最も普及していて人気のあるスポーツと言われたりするけれど,アメリカでその人気はいまいちだ.アメリカで4大スポーツと呼ばれているのは,アメフト,野球,バスケ,アイスホッケーだけど,みんなとことん派手な印象.サッカーの人気が出ないのは,シュートの速さや強さを競わないからだと思う.誰よりも遠くへボールを蹴ることのできる選手が1番スゲエ,というルールだったら,きっとアメリカでも注目されるスポーツになるはずだ.バスケのゴールを無駄に高い位置に設定した精神で,サッカーをアメリカ版に改良するのだ.

●ボールを今の10倍の重さにする.
●選手の人数を3倍にする.
●選手は全身を覆うプロテクターを着用する.
●チアガールに応援してもらう.

これでキックやヘディングの威力も倍増し,肉弾戦も多くなるはず.なんか本当に人気が出そうな気がしてきた.


 2002年05月20日(月)   無人の渋谷 


~今度の日曜日に渋谷に行く予定の人たちのじゃまをする.当日思い立って訪れるであろう人も含めてだ.それぞれ何か別の用事を入れてもらうように周囲に裏工作をしていく.例えばある人の場合はその人の上司に圧力をかけ休日出勤するように仕向ける.またある人の場合には親が危篤だというガセ情報を伝える.こういったことがきちんと実現できれば,本当に今度の日曜の渋谷はひとっこひとりいなくなるのだろうか? 周囲の原宿や恵比寿は賑わっているのにもかかわらず? これは異常事態だ! ってことで,近くを通りがかった人が渋谷をのぞきに来るかもしれない.マスコミもやってきそうだ.そんな可能性のある人にも当然裏工作をしておく.とにかく雑踏の中に訳もなくぽっかりと空いた異常な空間っていうシーンを見てみたいっていう願望,それが根っこにあるんだろうけど,この話は高校生の頃からときどき考えている.


 2002年05月19日(日)   今日も尿意 


僕は今プーなので,いろいろと行きたい会社を探したりする日々を送っている.今日はある会社の中途採用向け説明会に行ってきた.150人くらいの人が参加していて,年令は20代前半から40代後半とおぼしき人までさまざまだ.この中にプーはどのくらいいるのだろうか? 人事部の人による会社概要の説明が終わったあとで,各部門で実際の業務に携わっている人と個別に面談できる時間帯があった.担当者がずらーっと机を並べ横に並んでいて,説明会参加者はそれぞれ興味がある部門を選び話を聞いていくシステムだ.実際の仕事を知ってもらうことが目的で「決して面接ではない」との話だったので,いろいろ聞きまくる.「正直僕を採用したいと思いますか?」との問いには,「いやあ,正直思わない」と言われた.「アナタの経歴なら,向こうの担当者と話してみたらいい」との話.で,いろいろ話してきたのだが,悪くない感触.書類審査通るといいな.結局4人の担当者と20分くらいづつ話したのだが,それぞれ話が終わるたびに1回づつ,僕は4回トイレに立ったのだった(2002/4/9, 4/14の日記参照).内定もらったとしても入社時の健康診断で落ちそうなのさ.


 2002年05月18日(土)   女の子ランキング 


昨日の続きってわけじゃないんだけど「これまで好きになった女の子ランキング」ってのを考えてみた.人数を絞り込むのも順位を考えるのも楽しい作業だ.男ならわかるよね? 女性には誤解されそうだけど,順番を付けるのが楽しいわけじゃない.その子を意識し始めたとき,気持ちが瞬間最大風速を記録したとき,冷めかけたとき,そして今振り返ってみたときなど,さまざまな状況を思い出しちょっとせつなくなってみたりもすることが心地よいのだろうな.でも結局はっきりとした順番は付けられなくて,1番手グループ,2番手グループなどのように分けることになる.今あらためて思い出してみると,当時よくわかっていなかったことにふと気づいたりもする.そのあとはリストの女の子たちをGoogleで検索.どうなんだろうね,この行為? 誰にも迷惑かけてないんだけど,微妙にいけないことのような気もする.上位のひとりは意外にも画像まで検索にひっかかった.どこかに旅行に行ったときの写真を同行メンバーのひとりが公開していたものらしい.何年ぶりに見たかな.元気でやってるんだね.


 2002年05月17日(金)   ひとりよがり 


僕はチャートやランキングが好きだ.洋楽が好きで,学生の頃は毎週Billboardという全米の音楽チャート誌をチェックしていた.自分で年間チャートを予想したりもしていた.好みが邦楽にシフトしてきた5年ほど前からはテレビの音楽チャート番組を欠かさず観ている.音楽に限らず,映画,お菓子,ダイエット器具,好きな芸能人など,自分があまり興味のない分野でもランキングの話題が出ると自然と惹きつけられてしまう.何でここまでチャート好きなのか改めて考えてみると,人気をつかんだという事実に興味があるのだという気がする.売れるには何か理由があるはずだ.そしてその理由を認識することは,ひとりよがりに陥りがちな僕らの行動と意識をぶちこわすために非常に効果的に働くのだと思う.自分が「これはいい」と思った冗談,仕事,他人への気遣いなどの評判が良くなかったとき「自分が正しくて理解できないほうが悪い」との考えが頭をよぎることはないだろうか? 確かに本当にそんなときもあるだろう.でも,他人からの評判という客観的な事実を受け止めて自分の行動を振り返る作業は,やはり必要なものなのだろうな.


 2002年05月16日(木)   並行世界2 


(→続き)
当時小学生の僕は「何かの間違いで「神」が[しめすへん]である世界に連れてこられたんだ!」としばらく信じ込んでいたね.これはパラレルワールドの概念だ.今僕らが暮らしているこの世界は,実は無数に存在する世界の中のひとつに過ぎないという考え方.他の世界ではどこかがすこしづつこの世界と違っている.ある世界ではアナタのかばんは今使っているものと少し違う色かも知れないし,仲のいい友人の利き手が今と逆なのかも知れない.何かのきっかけで別の世界に紛れ込んでしまっても「自分の勘違いか」で済ませてしまいそうだよね.実はこの考えは今でも少し信じている部分がある.だって世の中には不条理なことが多すぎる.あれだけ探した財布が机の上に無造作に置かれていたりするじゃないか.

僕が今住んでいる家の向かいには20代前半らしき女性が暮らしている.先日久しぶりにすれ違いあいさつを交わしたんだが,気のせいか少しアゴまわりのラインが変わったような気がする.これもパラレルワールドなのだろうか?


 2002年05月15日(水)   並行世界1 


小学校の頃漢字書き取り帳というのがあった.手本となる漢字がうすいグレーで印刷されていて,その上を鉛筆でなぞっていく.何度も反復して素振りのように身体に覚えさせるものだ.手っ取り早く宿題を終わらせるために「へん」と「つくり」をそれぞれまとめて一気に書き込む友達もいた.彼は漢字の覚えは悪かったかもしれないが,仕事を効率よく進める才能はあったかもね.あるとき「福/祝/祖(しめすへん)」や「初/裕/複(ころもへん)」の付く漢字のテストがあった.点のあるなしで混乱しがちのやつだ.自信満々で答えを書いたつもりだったんだけど,「神」が×だった.「そんなはずはないよ.だって『神』は点がついた[ころもへん]だろ?」と思ったね.前日に練習した書き取り帳に印刷されていたお手本の字が目に焼き付いていて,何かの間違いかと思った.そう,確かにその前日まで,僕は「神」という漢字が点の付く[ころもへん]の世界に住んでいた.(続く→)


 2002年05月14日(火)   理想の上司 


以前の職場でプリンタの印字テストをしたときの話.トナーか何かを交換した後だったと思う.何でもよかったんだけど,A4サイズの紙に目一杯デカデカとそのとき思いついた言葉「理想の上司とは?」と印刷した.プリンタは部屋の入り口のそばに設置されている.うまくプリントアウトされたことを確認し,何気なく入り口付近の机の上に置いておいたら,少しづつ火が付き始めしばらく経ったら議論沸騰.「アメとムチのバランスが必要だ」「放任主義も大事だよ」といった具合.もちろんそのときその部屋で一番偉い上司はいなかったんだけどね.僕もちょっと話に加わったんだけど,この話題をおもしろがって参加していたのは「初めて部下を持ってからまだ日が浅い『プチ中間管理職』」が多かったように思う.こんなに反響を呼んだのは以外だったんだけど,爆弾を落としたというよりは導火線に火をつけた気分だった.味をしめた僕は次の日「優秀な部下とは?」と印刷し,同じように机の上に置いておいたんだけど,知ってか知らずか今度はほとんど誰も話題にしなかったのでした.


 2002年05月13日(月)   数字に付く色 


~小さいころからうすうす気づいてはいたんだけど,数字には色がついている.
思うままに書き連ねてみると,8はみどり,9は灰色,10は茶色.
ああ,こうして文字になるとイメージがこぼれていってしまう.

みなさんはどうですか?

続けると,1は青,5も青,6は黒. 7はピンクだ. 4は絶対赤で,3は黄色.
いや,4は緑という気もしてきた...

4が緑というのはUNOの影響を受けているような気がする.DRAW4って緑じゃなかったっけ.
8が緑っていうのは,きっと8時間寝たいという願望のあらわれなんだろうな.


 2002年05月12日(日)   冷麺性格診断 


先日近所のドンキホーテで冷麺を買ってきた.5人前入り.袋には「プロ仕様」と書いてあるが,単に業務用ということじゃないの? 1人前では足りないと思い2人前ゆでる.「うまい」.ヘタな店で食うより数段味がいい.スープの辛みや酸味も適度だし,麺はコシがきいていてその喉ごしは心地よいものだ.ところが食べ終わってしばらくすると胃が痛み出してきた.僕は胃腸は丈夫なほうで,食べ物だろうがストレスだろうが胃が痛むことなど数年に1度くらい.今日残っていた冷麺を調理し1人前食べたのだが,また胃が痛くなってきた.どうやらこの冷麺が原因であることは間違いないが,残りをどうするかだ.あの味を楽しんで軽い胃痛を我慢するか,あの味を我慢して胃の平穏を求めるか.アナタならどうする? 自分の欲しい物を手に入れたいがそれには痛みが伴うのだ.大きく意見が分かれその人の性格があらわになる話だと思う.だが,本当に問題にすべきは冷麺食って胃が痛くなった話をここまで大げさにとらえる僕の性格かもしれない.結論.僕は食べる.ただ理由の半分はやせがまん的なチャレンジャー精神だけどね.


 2002年05月11日(土)   挙動不審の男 


先日久しぶりに朝の電車に乗った.ラッシュ時の電車もたまに乗ると一種のスポーツとして楽しむことができる.「今日は7月としては観測史上最高の気温を記録しました」などと言われると暑さも苦にならないのと同じだ.顔が変形しそうなくらい押しつぶされている人もいるが,この人も楽しんでいるのかもしれない.混雑のため本も読めず携帯も操作できずといった状況だったので車内広告を眺めていたら,視線の先1mほどに見知った顔を発見.大学時代の後輩がこちらを見て笑ってうなずいているのだ.やがて電車は乗換駅に到着し,ホームに降りてしばし後輩と話す.僕がその車両に乗り込んできたときから気が付いていたらしい.笑って「だいぶ挙動不審でしたよ」と言われた.車内広告をきょろきょろと眺めていたからだろうか? 彼と別れた後コンビニへ向かう.僕のそばには弁当を選んでいる見知らぬ男がいる.彼を「まだこちらに気づいていない自分の知り合い」という目でしばらく観察してみた.なかなか買うものが決まらないし,いつまでたってもこちらに気づかない.なるほど,確かに後輩の言うとおりのようだ.


 2002年05月10日(金)   親友の裏切り 


テレビの討論番組で「親友は必要か?」というテーマで議論が交わされていた.親友が自分の精神的なよりどころとなっている人がいた.悩み事や心のうつろいまで,さまざまなことを話してきた上で築かれたものだという.また,親友と思っていた人に陰口をたたかれたり,恋人を取られたり,億単位の金をだまし取られたりした人たちもいた.大きな裏切りを受けた後の人の反応は両極端に分かれるように感じる.徹底的に人間不信になるか,反動で必要以上に人を信じていくことを決意するかだ.僕の現在のモードはこれらと少し違って,「それもOK」という立場でありたいと思っている.裏切られることはもちろんショックだし,とても悲しい.しばらくは立ち直れないんだけど,起こったことは現実なわけだ.現実はできるだけ受け入れ,受け入れた上で行動したい.相手と完全に立場が逆になったとき「自分は絶対そんなことはしない」と100%の自信を持って言い切れるのだろうか? 自分の中の汚い気持ちに気づいたとき,僕は人間を必要以上に信じることも信じないこともできない.


 2002年05月09日(木)   小ネタ3種盛り 


昨日電車に乗ったとき,前に立っていた20代前半らしき男性の首筋のほくろから太く縮れた毛が生えていることに気づいた.こんなとき写メールがあると便利なんだろう.しばらく彼を観察.頭頂部が少し薄くなり始めている.髪は白に近い金髪だが,おそらく脱色したものだろう.僕が心配することではないが,彼の行為が頭皮によくないことは間違いない.

サッカーのワールドカップで日本と対戦するロシア代表の練習グラウンドの芝が,何者かによって除草剤をまかれ枯らされていたとのニュースが流れていた.2002/3/30の日記で書いたことが現実になりつつある.まだ読んでない人はぜひ読んでみてください.もちろん犯人は僕ではありません.

振り返ってみると上の2つの話は「砂漠化」というキーワードで結ばれているような気がする.そこで最後は即興の砂漠ギャグで締める.砂漠を歩く親子ふたりの会話.「お父さん,水がもうないよ」「我慢しろ」「お父さん,喉が乾いたよ」「我慢しろ」「お父さん...」「しょうがない,俺の尿を飲んでいいぞ」「やだにょー」

全然だめですね.


 2002年05月08日(水)   ホスト情報誌 


~ごくたまにコンビニなどで見かけることがあるが,「マルマル」という雑誌があって,女性の夜のお仕事を中心としたアルバイト紹介誌だ.仕事の紹介の他にかなりのページを割いてホストクラブ情報を写真付きで載せている.

あなたはどうですか?
興味ありませんか?

僕は興味があったのでホストチェックしました.やはりかっこいい人が多い.
しかしかっこよくない人も結構多い.

店によってはかっこよくない人ばかり.


 2002年05月07日(火)   その日のBGM 


テレビから,カーステから,MDウォークマンから,部屋のCDプレーヤーから流れてくる音楽が突然止まると,その1日はその音楽に支配される.僕は車内では常にCDやラジオをかけているのだが,目的地に到着してエンジンを切ったときに流れていた音楽がそのあとで頭の中をぐるぐる回ってしまうのだ.この症状は以前の職場の上司も同じだった.さらにその上司の場合は曲を口ずさむという癖も持ち合わせていた.つまりその部署の人間は1日中同じ曲を聴かされることになる....そこまでひどくはなかったかな.だがそれに近い状態だったのだ.そこで同僚たちと相談し作戦を練った.まず適当な曲を決める.その上司の好きな70年代の洋楽あたりがいい.あとは何か用事があるフリをして交代で上司の席のそばまで近づき,その曲の口笛なり鼻歌なりを歌って帰ってくるという方法だ.効果は抜群で,二人目でもう曲をチェンジさせることに成功した.しかし.しかしというか,やはりというか,今度は新しい曲を延々聴くことになるだけであった.


 2002年05月06日(月)   ほっぺにチュー 


先日知人夫婦宅に遊びに行ってきた.4歳と2歳のふたりの男の子がいるので,手みやげとしておもちゃを買っていくことにした.ひさしぶりのトイざラスで膨大なおもちゃの数に圧倒される.「クイズミリオネア」や「あいのり」のボードゲームまであった.子供はこれで遊びたがるのだろうか? 結局ジェンガという積み木崩しのゲームを購入.僕は子供は苦手で,どう対応していいかわからないと思っていたんだが,この日は楽しかった.話が通じないのはしょうがないと開き直って,子供が知らないような単語でもお構いなしに普段の語り口で話しかけてみた.「デジモンのキャラの誰に感情移入する?」とかね.どこまで理解してるのかわからないけど,噛み合わないなりに話が弾むような気がする.抱きかかえて一緒にゲームしていると身体がぽかぽかしてきた.ほっぺにチューもされる.子供相手なんだけど,この「受け入れられてる感」は非常に心地良かったよ.チューもハグもごぶさただったのでちょっと感動したのさ.


 2002年05月05日(日)   大学教育現場2 


(→続き)
例えるならば,食券を買ったお客さんが実際にごはんを食べるかどうかはその人の自由.ただこちらとしてはやっぱり食べて欲しいし,精一杯心をこめて料理を作って待っています.その対応が大学側本来のものだろう.やるもやらぬも学生の自由なのだ.やらない学生に腹を立てたり,無理矢理やらせようとするなんてナンセンスだ.ただ教員は学生の知的好奇心をかき立てるための手間を惜しんではならないし,学ぶ意欲のある学生には教員の対応はどこまでも開かれたものでなければならない.しかし実際には,客の食い方が悪いとケチをつける頑固親父の店主や,客に皿を洗わせる店員なども多い.

以下懺悔.自分も当時を振り返るとあまり偉そうなことは書けない.学生からの質問を面倒に感じて誠実に対応しなかったことも,やらない学生にイライラした対応をしたこともあったと思う.ラーメンの丼に指が入っていたのだ.謝る.悪かった,ゴメンなさい.


 2002年05月04日(土)   大学教育現場1 


僕は以前,大学のある授業の一部を数年間担当したことがある.他の先生方との会議の席上では授業の進め方や方針が話題に上るが,大体それは「学生はまだまだ子供だからごはんは口まで運んでやらなきゃダメだよな,手がかかるけど」という内容だったように思う.「口まで運んで,それでもうまく食べられなかったら叱りとばし口の中に強引に押し込んでやれ」そんなノリもあった.確かに学生のほとんどはガキと呼んでいいと思うし,勉強する気がほとんどないように見える.自分も学生の頃そうだったしね.連中をほったらかしにしておいて厳しく採点したら8割くらい留年するだろう.「手がかかるけどしょうがないよな」という扱いには納得してはいたんだが,常にどこか違和感がついてまわっていた.もともと大学では,もちろん学生は教わる義務があるわけじゃないし,教員もその気のない学生にむりやり教える義務もない.2重の意味で義務教育ではないのだ.別に皮肉でもなんでもなく,いわば当然のことだ.(続く→)


 2002年05月03日(金)   ラブシーンの処理 


食事どきなどにテレビからラブシーンの映像が流れてくると黙り込んでしまう家族がある.僕の実家だ.ほかにも,自然に話題を変える家族,不自然に話題を変える家族,平然と話題にする家族,やり方に文句をつける家族,笑い出す家族などがあるのだろう.小さい子供が家庭にいたりすると特に話題にしたくないものなのだろうが,成長した子供にとっては居心地が悪い.どこかでうまく切り替えてほしかったね.しかし両親ふたりだけのときはどういう会話が交わされているのかは永遠の謎だ.そういえば,以前両親がケンカをしてしばらく寝室を別にしていたことがあった.そろそろ仲直りという時期だがぐずぐずしている母にむかって父が言った言葉が「もうこっちの部屋に戻っておいで,なんにもしないから」だった.果たして約束は守られたのだろうか?


 2002年05月02日(木)   凍死寸前 


群馬県のスキー場の近くにキャンプに行ってきた.空気は少しひんやりとしているが,キャンプ場は家族連れで賑わっている.20代前半の男女10名くらいのグループのお隣さんは非常に親切な人たちで,バーベキュー用の炭を5,6kgわけてくれた上に火をおこす手伝いまでしてくれた.代わりに,というわけではないが,彼らの求めに応じて塩,しょうゆ,ワインのコルク抜きをお貸しする.「準備ばっちりですね」と言われたが,テントを忘れた僕らの準備はバッチリだったのだろうか? 陽が落ちてからは猛烈に寒くなり,朝には霜が降りた.まともな防寒対策を取っていなかった僕らは予備のテントの中で身を寄せ合い夜を越したのだった.2日目の夜には雨も降ったぜ.そんな今年の連休前半.


 2002年05月01日(水)   フジロック回想3 


(→続き)
去年一番驚いたのは,ジュノ・リアクターというゴアトランス系のグループ.僕は別のステージを見終えて,彼らが演っているメインの2万人規模のステージに向かって歩いて来ていたのだった.よくライブで,前方は盛り上がっているが後ろの人たちは身体をすこし動かす程度,といった風景を見る.でもこんなのは初めてだ.見渡す限りの人間が踊り狂っている.しばらく呆然としていたが,慌てて自分も参加した.最高だったね.家に帰ってから彼らのCDを購入.ところがちっとも良くなかったのだ,これが.場の作用というものを再認識した.今年はChemical Brothers/LOVE PSYCHEDELICO/CORNELIUS/Muse/忌野清志郎&矢野顕子/Pet Shop Boys/Dry&Heavy/DJ Shadow/Char/井上陽水/Patti Smith/Prodigy/George Clinton/SONIC YOUTH/BRAHMANなどが出演.まだまだ増える.興味はあるけど行ってないという人,本当におすすめ.僕は今年も行ってきます.


目次(TOP)<過去未来>

■過去日記サンプル
東京タワー/ 写真嫌い/ 史上最高の尿意/ 中身と外見/ ほっぺにチュー/ 河原の魅力/ パチもん教授/ 16通りの告白/ アナウンサー賞賛/ 次回W杯必勝戦術/ チャンネル1995/ 緊張のアノミー/ 学歴社会という現実/ フジロック'02レポート/ 新しいかもしれない口説き文句/ 現役モラトリアム生/ ばったりしあう関係/ 黒髪という選択/ ゲイ雑誌購入/ ごきげんドライバー/ 結婚式に思う/ 味覚の手触り/ 変拍子の人/ 自己プロデュース
管理人: vanilla