バニラへの日々
至近距離で視る大画面は人を圧倒する.電気屋の店頭などで見かける大型テレビは最大でも50インチ(100cm×75cm)程度だが,そのサイズくらいまでは視る側の人間が主体だ.だが100インチ(200cm×150cm)を超えるくらいから人は口が半開きになり画面に支配され始める.最近レンタルDVDを大型テレビで鑑賞する,いわゆるホームシアターがブームになりつつあるが,一番重要なのは画面の大きさだ.5万円の中古の液晶プロジェクタを白い壁に100インチで投射しボロいスピーカーを繋いだシステムは,100万円かけオーディオにも凝った50インチの大型テレビのシステムをはるかに凌ぐ.「リング」の貞子が100インチの画面から這いずり出てきたときは椅子から転げ落ちそうになったよ.
(→続き) ある時,40名くらいのわりと狭い教室で監督をしていたことがあった.試験の時間は多くの場合1時間以上.教室内を巡回するのもすぐ飽きてしまって,時間を大量にもてあましてしまう.そこで教壇の机に座って30分以上下を向いて問題用紙なんかを眺めていた.油断させていたわけだね.そこからいきなり立ち上がって教室を見渡すと,固まって動けなくなっている連中が教室の後ろのほうに数名.久しぶりに「だるまさんが転んだ」で遊べて楽しかったよ.
以前大学受験の試験監督の話を書いたが(2002/2/22),今日は大学の定期試験の試験監督をしたときの話をする.受験でカンニングをする学生はいてもごく少数だろうけど,定期試験では怪しい行動をしている連中はそこら中に存在する.だいたい教室に100人いたら10人はカンニングの準備をしてきていると考えていいんじゃないだろうか.もっと多いかもね.無論現行犯で捕まえるよりもカンニングを止めさせることが大事なので,少々怪しい行動を取っても取り押さえることはしない.ただその後こちらのマークをきつくさせてもらうけどね.(続く→)
| 2002年02月25日(月) |
Snowball fight |
冬のオリンピックが終わった.夏のオリンピックと比べて,雪や氷の上で行う競技ならなんでも種目にしちまおうという意思が感じられる.だってゴルフがオリンピック種目になってないのに,カーリングや「そり」関係の競技が採用されてるんだよ.必ずしもスポーツ性が高いものにこだわらないのが特徴なんだろうね.ならば,なぜ雪合戦を採用しない? 国と国の誇りをかけて,雪玉をぶつけ合う.ウエアの隙間から雪玉を押し込む.声を上げたら負けだ.盛り上がる競技となることは約束されたようなものなのに.
冬のオリンピックがもうすぐ終わる.オリンピックの時期になると毎回のように思い出すことがあって,それは平泳ぎで金メダルを取った岩崎恭子選手のことだ.当時14歳だったと思う.彼女は金メダル決定後のインタビューで「今まで生きてきた中で一番うれしい」という意味のことを言ったが,これが年長世代を中心に反感を買った.中学生のセリフじゃない,とか,14年しか生きていないガキにそんなこと言われたくない,とかそんな反応だったと思う.そうじゃないだろう? 年ばっかり重ねて今まで何を成してきたのかわからないような奴らが,自分の人生や存在を否定された気分になり自己防衛的になってるだけだ.仮に彼女にこの先何のいいことが無かったとしても,俺は彼女の発言とその人生を支持する.
左手の手のひらの付け根あたりに,直径1cmくらいの周囲より若干赤い色をした部分がある.初めてそれを意識したのはおそらく小学生よりも前のことで,自分の手のひらは生まれつきそうなっているものだと思っていた.先日朝食を食べているときに左手がふと視界に入ったが,その部分だけが異様にどす黒くなっていた.
初めてのことだった.
ちょっと胸騒ぎを感じたがそのことはすぐ忘れてしまった.痛みは全くなかった.それからときどき思い出したように手のひらを見つめるが,その部分は以前のように周囲よりやや赤い色を保ったままだ.
以前何度か大学受験の試験監督をしたことがある.試験監督はその教室で一番エラいわけで,妙な全能感があり,ちょっと気分がいい.しかし実際何ができるというわけでもなく,非常に退屈だ.あまりにヒマなので寝てる受験生を起こして回ることにした.試験開始から10分経たないうちに寝始める受験生も結構多いのだ.もうちょっとやってみようぜ,あきらめるにはまだ早いよってね.でも多くの場合起こしてもまたすぐ寝てしまう.記念受験か? 中には起きて問題用紙に向かい直すヤツもいるが,よく見ると余白に落書きをびっしり書き込んでいる.
最近夜に近所のスポーツクラブに通うようになったんだが,そこの受付の女の子が最高だ.ハタチぐらいの宇多田ヒカルがすこしふっくらしたようなタイプで,正直10人が10人ともかわいいと言うような顔立ちではない.でも笑顔が絶品.無邪気さ,天真爛漫さ,なごみ系,営業スマイルなどいろんな要素が入っているが,それだけじゃない.アナタもアタシも色んなことがあるんだろうけど,すべてOKなんだよと,そんな気持ちが隠し味に入って伝わってくるような笑顔だ.
北方領土の国後島に建てられた友好の家,いわゆる「ムネオハウス」が話題になっている.このニュースを耳にした音楽ファンならば何よりもまず「ハウス」の部分に反応する.本当か? ハウスとはダンスミュージックのジャンルのひとつだが,その範囲はとても広い.テクノやトランスもハウスの一種と言ってもいいかもしれない.ムネオさんの声を取り込み,シャレで「ムネオハウス」を作ってみたミュージシャンは,絶対いるはずだ.
高校時代の友人と偶然再会した.都内の老舗の和菓子屋「N」の若旦那となっていることは知っていたが,そのはっきりした場所は知らなかった.今日都内を歩いていると,その「N」の看板を発見.まさかと思い店内に入ると,そのまさかだ.何年ぶりだろう.しばらく談笑する.結構仲は良かったが,適当な機会がなければひょっとして死ぬまで会わなかったかもしれない.近々別の同級生を誘い飲みに行くことを相談して,店を後にした.みやげにもらったくずもちは,知り合いということを差し引いても,まさに絶品.ふだんはありきたりに聞こえる一期一会という言葉が身に染みたよ.
~この日記のタイトル「バニラへの日々」について説明しよう.ゲイの世界には「バニラになる」という言葉があるらしい.バニラ(アイス)しか食べたことのなかったころの自分は,アロエ,モロヘイヤを食べている人なんかとんでもない,ワサビなんか食べている人は軽蔑する! という気分だったのが,いろんな味を経験したけど結局バニラに戻った今は世界をよりあたたかい目でみられるようになった,というニュアンス.世の中にはいろんな考えの人が存在する.自分の想像も及ばないような考えや行動をする人も多いのだろう.納豆アイスを食べる人と無理して仲間になる必要もないかもしれないが,理解し共存していきたいね.それに自分ももう少しいろんな味を積極的に食べていこう.そんな決意を込めてこのタイトルにした.ちなみに,自分はゲイではない.
以前別のホームページで日記を書いていたのだけど,サーバがファイアウォール内にあるためか,自宅から更新できない.そのため,このサイトに移設してリニューアルすることにしたよ.ネットに繋がればどこからでも,携帯からでも読み書きできる点が気に入ったね.以前から読んでくれている人,今回初めて目にする人,これからよろしくお願いします.
2002/7/1追記: 2002/2/17〜2002/6/30までは「魔法のiらんど」という携帯電話向けサイトの無料ホームページスペースで日記を書いており,上の文章は当時の開設初日の挨拶.ここ「エンピツ」に引っ越した初日の2002/7/1の日記もご参照下さい.
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■過去日記サンプル
東京タワー/
写真嫌い/
史上最高の尿意/
中身と外見/
ほっぺにチュー/
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16通りの告白/
アナウンサー賞賛/
次回W杯必勝戦術/
チャンネル1995/
緊張のアノミー/
学歴社会という現実/
フジロック'02レポート/
新しいかもしれない口説き文句/
現役モラトリアム生/
ばったりしあう関係/
黒髪という選択/
ゲイ雑誌購入/
ごきげんドライバー/
結婚式に思う/
味覚の手触り/
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管理人: vanilla
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