2006年02月28日(火)  あの日から あれよあれよと 3ヶ月


生後3ヶ月1日目


まなティ、無事3ヶ月になりました。昨日の夜の時点で、体重5700g、身長58cmだった。日本の3ヶ月児の体重平均は6000gと聞いたけど、こっちの平均は5400gなので、その中間ってことでヨシとしよう。西洋人の赤ちゃんって意外に小さい。

コリックのこと。コリックって別名「3ヶ月コリック」というらしく、3ヶ月がピークらしい。まなティも先週からウソみたいにコリックが消えた。夕方になると何をしても泣き止まなかったこ一時間がなつかしい。

コリックだけじゃなくて、もうどんどん手がかからなくなってきている。産後すぐの頃は、おっぱいを飲んでるとき以外ずっと泣いたりしていた日もあったんだけど、今は無駄泣きもグンと減って、ひとりでご機嫌にしている時間が増えた。

睡眠時間も、1ヶ月くらいの頃は1日8時間くらいしか寝ないこともザラだったのに、今はなんと15時間くらい寝てくれる。楽だー。しかも、夜は確実に寝てくれるので助かる。最近では夜中の授乳もすっ飛ばして、朝までぐっすり寝てくれることもあって、こっちが心配になるほどだ。

まぁ、夜中の授乳&おむつ替えも、今では半眠りのままできるようになったので、別に苦じゃないんだが。最初の頃は神経過敏になっちゃって、夜中の授乳で起きるとしばらく眠れなかったりして、極度の睡眠不足だったなぁ。

唯一、眠くなるとグズグズ言うのは未だにある。でも、だいたい10分くらい泣くと寝てくれるから、これもぜんぜん大変じゃないけどさ。布おむつ生活もすっかり慣れて、快適そのもの。夜も外出時も100%布で問題ナシ。

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まなティが少し大きくなったときに、父親に世話してもらった覚えがない、なんてよくある事態を避けるために、休日や相方が仕事から帰った後は、まなティの世話を完全にゆだねている。おむつ替えるのも、お風呂に入れるのも、お風呂の後のマッサージも、あやすのも、遊ぶのも、寝かしつけるのも全部相方担当。私はその間に家のことをサカサカやって、あとは乳やり担当。

相方はまなティから離れたくないらしいし(抱っこして離さない)、もともと世話好きでなんでも上手にやるので、いい感じだ。きっとまなティはパパっ子になることだろう。ぜひ、なんでもパパに相談できる子になって欲しい。


つづく。


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・ほんとほんと、しっかり大きくなってくれるだけでうれしいよ。
 子どもはねぇ、ほんといいよ。人生観変わる気がする。
 妊娠中も出産もつらかったけど、心底産んでよかったと思うもの。
 何があってもヤツがいるだけで安らげるよ。

2006年02月27日(月)  まなティは こうしてこの世に 現れた


生後2ヶ月31日目


昨日、相方が今まで撮りためたまなティのDVDを整理していたんだが、そこで初めてまなティの産声の映像を見た。まなティが産科医、助産婦、小児科医の計3人に囲まれて、喉の奥を吸引されたり、酸素を吸わされたり、マッサージされたりしている映像だ。

私はこのときちょうど胎盤を産んでるところで、頭もモウロウとしていたので、まなティがこんなことになっているとは思わなかった。

その中のまなティは、ぐったりとしていて手足は灰色で、いつまで経ってもウンともスンとも言わないのである。かろうじてお腹が呼吸でペコペコしているので、生きてることだけは確認できる。

散々吸引し、散々マッサージして、ようやく産声を上げたのはその映像が始まって8分後だった。「映像が始まってから」なので、きっともっと長かったのだろう。産声は、よくあるオンギャーオンギャーという元気なヤツではなくて、子猫が鳴くような「エッエッエッ」となんとも頼りないものだった。口も大きく開いてない。

もうその8分が長くて長くて、手に汗握って「ガンバレガンバレ」と念じ、そのうち涙まで出てきてしまった。出産を長引かせてしまって申し訳ない気持ち、そして、「嗚呼、私はなんとダイソレタコトをしてしまったのだろう」という思いで頭がいっぱいになった。私は人ひとりの人生を勝手にスタートさせてしまったのである。それはエゴではないのか。

あんなに弱々しかったまなティも、今ではスクスクと育って生命力に満ちあふれている。これから私がまなティにできることは、相方と2人で絶え間なく無限大の愛を注ぎ続けてやることだろう。

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週末シティーに行った。産後初のシティーだ。相方の会社のシティにあるビルの駐車場に週末は車をとめていいことを知ったので。

目当ては紀伊国屋書店で離乳食の本を買うこと。離乳食は6ヶ月まで始めるつもりはないけど、今から予習しておいても早くはないだろうと思って。種類はあんまりなかったけど、よさげな本をゲットできた。

それから日本語の絵本をまなティに。英語の絵本ならどこの本屋でも手に入るけど、やっぱり絵本は母親の母国語じゃないとダメだと思う。で、買ったのは、五味太郎の→『きんぎょが にげた』←。

さて、帰って早速ベッドにまなティを挟んで相方と3人で横になって絵本を読んであげると、ものすごい反応を示していた。カラフルな絵に手足をバタバタさせて大興奮。絵の隅々まで目を走らせて、話に耳を傾けているようだった。

その夜、勢いでアマゾンで絵本を6冊も買ってしまった。この手が。シティの紀伊国屋書店だと種類が全然ないので。これから毎日読んであげよう。


つづく。


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・そういや、「カイロ行き」って行ったら、
 普通エジプトですよね〜。
 そうそう、たった今更新された日記を見つけると、
 私もうれしいです。「おっ」と思います。

・たつのおとしご、もちろんAさんってことわかりましたよー。
 日記にたまに登場しますもんね。

・カイロはポキポキのイメージがありますか?
 私のポキポキのイメージは「整体」で、
 カイロはやさしいイメージだったのですが……。
 フタを開けてみると、ポキポキでした。
 痛いっす。
 カメ&イルカ、作りますよ〜〜。
 お待ちくださいませ!

2006年02月24日(金)  覚悟でき 手加減なしの カイロかな


生後2ヶ月28日目


昨日、相方が休みを取ったので、カイロ2回目に行ってきた。私も覚悟ができたので、「もう手加減しなくて大丈夫です。思いっきりやってください」と先生に伝えたところ、本当に思いっきりやってくれちゃって、イテーのなんのって。昇天してしまうかと思ったわ。終わったあともしばし放心してしまった。

カイロに行くとあんなに痛かった骨盤が痛くなくなっている。でも、背中の殴られたような痛みは増したような……。7回くらい行けば治るみたいなので、とにかく真面目に続けて行こう。

そうそう、よく妊婦は産後に骨盤矯正のガードルのようなヤツをつけろと言われる。私も妊娠中デパートでワコールのおねーちゃんに薦められるがままに買ったのだが、カイロの先生曰く、あれは意味がないと。というかむしろ、つけない方がいいと。ガードルはあくまでも痛みを抑えるために応急的にするもので、はずせば元に戻るだけで、骨盤の形を元に戻す役には立たないそうな。それどころか、血行が悪くなるからやめろと。

私は買ったはいいが、面倒なのと、あんな身動きがし難いものをつけてまなティの世話なんてできないので、3回くらいつけて放置していたのでよかった。

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壁の貼り絵。ご要望にお応えして、たつのおとしごを作ったぜ。なかなかいーんでないの?



たつのおとしごなんて自分では思いつかなかったので、リクエストサンキューです。


つづく。


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・そっち系の仕事って?www
 そんなのあるんか。

・たつのおとしご作りましたぞー。
 たつのおとしごなんてどんな形だったか忘れたので、
 グーグルでイメージ検索してみました。
 やつら、かわいいですね。

2006年02月21日(火)  暇だから 風呂に広がる 海の世界


生後2ヶ月25日目


相変わらずの暇生活。フェルト絵に引き続き、こんなの作ってます。



お風呂場の壁に貼り絵。風呂に入ってるときでさえ、まなティの脳に刺激を与えてしまおうと。生地は発泡スチロールのような素材で、ビートバンの薄いやつみたいな感触。今回はカラフルな海の生き物をテーマに。淡水ものと海水ものが混ざってるということには触れない方向で。まぁ、まなティは色に反応するだけで、カラフルならなんでもいいんだけどね。要するに完全に自己満足の世界。

カラフルな色だけじゃなくて、2つの「白地に黒の点」は目として認識できるらしいので、これでもかってほどつけてみました。



昨日の晩、まなティはお風呂に入りながら、興味深げに眺めていた。この生地はフェルトよりずっと切ったり貼ったりが楽だし、束で買ってきてしまったので、これから風呂の壁一面にアレコレ貼り付けてしまいそうだ。シンプルな我が家はいったいどこへ。


つづく。


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・ほんと、東洋医学恐るべしですよね。
 (カイロは東洋医学なのかわかりませんが。間違いなく発祥ですよね)
 これを機に、こっちの世界にどっぷりはまってしまいそうです。

・赤ちゃんの髪ってすごく柔らかいので、
 ちょっとの刺激ですぐ抜けちゃうんですよね。
 まなティは手がいつも湿ってて、
 それでバタバタして頭に触って毛が抜けて、
 いつも手にたくさん毛が貼り付いてます。

2006年02月20日(月)  出産で 体が歪んで カイロ行き


生後2ヶ月24日目


土曜に初めてカイロプラクティックに行ってきた。産後ずっと、腰が痛くてしっかり伸ばせないし、右肩はしびれてるし、背中の真ん中は殴られたように痛むのだ。妊娠中に大きなお腹を抱えていたのと、出産による骨盤の広がりで、わが身はガタがきてしまっている。

症状を英語でうまく説明できる自信がなかったので、ちょっと遠いけど日本人の先生のところにいくことにしたんだが、これがよかった。どこがどんな風にどんな姿勢になると痛いのかを事細かに説明できたもの。

診察の結果、私の背骨は背中の真ん中付近で右に少し歪んでいて、腰付近で後方に反って(大きいお腹を支える妊婦にありがち)、尾てい骨と骨盤の左尻部分がそれぞれわけわかんない方にねじれていた。

さて、カイロプラクティックは、その間違った位置にある骨を元の位置に戻してくれる。力技で。痛そうだけど、痛くないってのを聞いていたのに、イテーの痛くネーのったらない。先生が触るとこ触るとこ見事に全部痛くて、うつ伏せのまま「イテー、イテー」と叫びながらジタバタしてしまった。

それを横で見ていた相方は、「え? そんなんで痛いの? 先生触ってるだけだよ?」とびっくり。触ってるだけだろうがなんだろうが、イテーものはイテーんだよ。どうやら、私は患部に異常に痛みを感じるタイプらしい。ガタンッと派手な音を立てながら(←これがビックリするんだよ)、骨を正常な位置に戻すたびに、「ギャーーーー!!」と悲鳴を上げてしまう。「一番弱くやってます」と先生。

痛いながらも、先生が押す骨という骨は「そうそう、まさにそこが痛かったのよ!」という的確な位置で、来てよかったと思った。家でできる体操も教えてもらった。あと、姿勢を伸ばすようにと注意されたので、「どうも私は背筋を伸ばす筋肉がないみたいなんですよ」と真剣顔で言ったら、「筋肉はあります。ないのは根性だけ」と即答されてしまった。あーそうですか。

治療後すぐに体が軽くなったとかはないけど、前まで痛かった屈んだりする動作も痛くなくなっていた。だけど、昨日の夜からまた痛みだした。骨が正常な位置におさまるまで続けないと意味がないみたい。次の予約も入れてきたので、しっかり治そう。

無理な姿勢での授乳も腰に悪いだろうと思い、とうとう授乳クッションを買った。



今まではまくらの上にのせてやっていたのだが、やわらかすぎてまなティが沈むので、覆いかぶさる格好になっていたのだ。日本に引っ越さないといけないから無駄なものは買うのはやめようと思っていたのに、結局なんでもかんでも買っている。だって、便利なんだもの。

授乳クッションは赤ちゃんのお座りの練習にも使えて、なお便利。このクッションにはそれ用のアーチも付いている。




私が治療を受けている間ずっと、まなティは相方に抱かれておとなしくしていたんだが、先生に「ご機嫌な赤ちゃんですね」と言われた。どうもまなティは新しいところが好きみたいだ。見るものがたくさんあるんだろう。


つづく。


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・今だから言える昔の育児ってオイッってこと多いよね。
 うちの母親は、2歳の私が昼寝してる間に、
 教習所に通ってたらしいよ。オイッ。
 こっちなら完全に犯罪だわ。

・1日1枚の日誌です。
 最初はただの記録のつもりだったんですが、
 そういえば、これ後になってまなティに見せたら
 面白いだろうな、と気づきました。
 私と相方のコメントとかまじめに書いているんで。
 かわいい表紙とかつけて取っておこうと思います。

・そうそう。背面ホフク前進します。
 かかとで地面を蹴って、ぐんぐん進みます。
 だから後頭部禿げるんだわ。

2006年02月17日(金)  子育てで 己の事実 判明し


生後2ヶ月21日目


まなティを育てていると、自分が赤ちゃんだったときはどうだったのか知りたくなって最近よく母に聞くんだが、自分についてのショックな事実が判明したりする。

私はなんと、歩いたのが1歳半頃なんだと! いやー、自分が運動神経鈍いことに薄々気づいてはいたけど、まさかそこまでとは。1歳半なんて聞いたことないよ。さらに話を聞いてみると、私はお腹の中でほとんど動かなかったそうだ。そして、生まれてからも1日20時間以上おとなしく寝ていたそうな。よく心配じゃなかったな。てか、よくここまで無事に育ったな、自分。

逆に相方はかなり運動神経がいい人なので、まなティはおそらくそっちに似たんじゃないかと思う。お腹にいる頃も、洗濯ネットに入れられた猫のように休む暇なく暴れて腹の皮が破れそうだったし、今だって首もすわってないのに寝相が悪くて朝起きると私の方にズズイと寄ってきている。生まれてすぐの頃から、布団を蹴飛ばしてどっかやっちゃうほど脚力がある。やー、よかったよかった。

それにしても、歩き出すのが1歳半て……。そらー、引きこもりなわけだわな。

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フェルト絵製作はちょっとお休みして、まなティのまくらを作っていた。小さいまくらは何かと使える。



ソファが背もたれの方に傾斜しているので、ソファに寝かせるとき用に長いもの(下)と、もうひとつは普通の長さのもの(上)。普通の長さのものが、大人用のまくらの4分の1の大きさ。寝ながらバタバタ動くとまくらから頭が落ちるので、長いのは結構使える。それぞれカバーと中身の生地を逆にしてみた。縁取りのピンクの花柄はリバティー布。ベージュの布は涼しい麻。ミシンがないので、チクチクと手縫いしました。


それから関係ないけど、もうひとつ。



これは、まなティ日誌。生まれてすぐの頃、体重があまり増えなかったので、飲んだおっぱいの量とかおしっこ&うんちの回数を記録しようと思って始めたもの。時間軸に沿って、いつおしっこしたとか、いつおっぱいをどれだけ飲んだかとか、いつ何時間寝たとか、そのほか気づいたことを書き込めるようになっている(ワードで作りました)。もちろんその日の体重も。それから、一日の最後にその日のまなティの様子を書く欄がある。これで相方も昼間のまなティの様子がわかる。

これのおかげでずいぶん早くからまなティの習性がつかめて楽になった。実はまなティはものすごく規則的に生活している。リズミカルに。だから、そろそろウンチだなとか、そろそろグズる頃だとかがわかるようになったのだ。それから、成長の様子もよーくわかるのも、イイ。


つづく。


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・そうそう、今まで自由が当たり前だったけど、
 これからは子どもの前ではできない分、
 もっと自由の喜びが増しそう。
 新生児って本当に生きることだけが目的って感じだよね。
 うちのは、かろうじてまだそんな感じだよ。
 生きるためにおっぱいを飲んでる!って感じかな。
 2歳児、物足りない?
 私は早くまなティがそれくらいにならないかなぁって思ってるけど。
 お出かけももっとできるし、
 おしゃれもいろいろさせてあげられそうじゃん。
 だってさ、うちのはまだ髪もまともにないのよ。

・リゾットの味は一応いくつかの中でローテーションです。
 大まかにわけてトマト味と普通味があって、
 野菜と肉がかわる感じでしょうか。
 ダラダラの時間はぜぇ〜ったい必要ですよね〜。

2006年02月15日(水)  夕飯は 優先順位 落ちている


生後2ヶ月19日目


1週間に作る夕飯のメニューは毎週同じだ。夕飯の準備時がまなティのコリックと重なるので、相方が帰ってくるまで抱っこして、帰ってきたらバトンタッチで夕飯を作るので、考えずにサッサと作りたいので。メニューが決まってるとめちゃくちゃ楽。

相方は週に1度必ず遅い日があるので、その日は夕飯はいらない。さらに、週末はだいたい外食かデリバリーかあり合わせで済ますので、夕飯を作るのは週に4回。

飽きると少しずつかわるが、最近のメニューは以下の通り。

 ・リゾット
 ・ひき肉のレタス包み(相方の大好物)
 ・パスタ
 ・カレー(残り野菜&肉をすべてぶち込む)

それぞれに山盛りのサラダがつく。


私のお昼ご飯は夜の残り物か、なければ「ザ・納豆ご飯」だ。単なる納豆をのせたご飯だが、納豆が大好きなのでご馳走だ。納豆にはたっぷりのネギ。ときどきこれにカツオ節をのせた冷奴がつく(大豆タンパク摂りすぎか)。

この前、この納豆ご飯をおいしく食べながらネットをしていたら(お行儀悪すぎだが、シアワセタイム)、なんとしたことか、納豆をキーボードの上にぶちまけてしまった。あまりの出来事に笑いが止まらなかった。ひとりで笑いながら納豆を一粒ずつ拾った。

まなティがもう少し大きくなったら、もうこんなお行儀悪いことできなくなるんだなー。寝てる間にやればいっか。あ、幼稚園行ってる間もあるや。なーんだ。


つづく。


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・いやいや、客なんてどうでもいいですよ。
 ンコ優先。

2006年02月14日(火)  赤ちゃんが 生まれりゃ時間が ないはずが


生後 2ヶ月18日目


暇だ。妊娠中のあの気の狂うほどの暇さよりずっと充実してるけど、それにしても暇な毎日だ。

まなティもよく寝るようになったし(今や寝てばっかりだ)、入眠時と夕方のコリック以外は泣かなくなったし、起きてるときもキョロキョロとあちこち眺めてご機嫌にしているし、おむつも今や余裕の80枚生活だし。

まなティが起きているときは絵本を見せたり話しかけたりしているけど、寝ている間は家事を一通りしてしまうと、もうやることがない。ボケッとテレビを見ながらあのフェルト絵を作ったり、ぼんやりネット徘徊したり。そして、ポチッとつい何かを買い物かごに入れてしまうのだった……。この手が。嗚呼。

仕事したいなぁ。「時間があるときほど仕事は入らない」の法則。仕事で使う脳の部分が腐りかけているような。

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関係ないけど変な話、出産後、会陰切開した部分が気になって、ンコした後拭くのが怖くて毎回シャワーを浴びていたけど、それが癖になって切開跡が治った今でもシャワーを浴びてしまう。というか、シャワーを浴びないと気持ち悪い。こんなときウォシュレットがあればいいのだが、無いからシャワーだ。快便ちゃんの私は1日3回位シャワーを浴びることになって面倒だけど、夏だし、暇なのでアリ。


つづく。


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・ヲタを「ヨタ」ですか。
 ああ、そんなこと言われたら、
 私もこれからそう見えてしまいそう。

・そう、白&黒&赤って案外使える色なのですよ。
 これからも着々と増える予定なので、乞うご期待!

・本当は最初のヤツで終わりのはずだったんですが、
 眺めているうちに、あれもこれも作れるじゃん!
 ということに気づいて再開したんです。
 赤ちゃんは単純な形しか認識できないらしいので、
 こうなってくると、自己満足以外の何物でもない。
 まぁ認識できなくても、白&黒&赤の色は見えてると思うので、
 ヨシです。

・どうも、眠くてイライラしてるみたいです。
 私がそういう体質なのでよくわかります。
 ぐずってるうちに火がついて大泣きになってしまう感じなんです。
 でも、泣くと疲れるみたいで、
 その後はコロンと寝てくれるので、結構楽です。

2006年02月10日(金)  入眠時 ギャンギャン泣く ものですか


生後2ヶ月14日目


火曜にまなティの予防接種2回目に行ってきた。両方の太ももに1本ずつ、計2本打ったんだけど、まなティ、足をつかまれた瞬間異変を感じたのか大泣き。あらん限りの声で泣き叫んでいた。でも、2本打ち終わったらケロッとしてたけど。私はかわいそうすぎて見ていられなかった。足をつかむ係りは相方に。


それにしてもまなティは、眠りに落ちる前は必ずギャンギャン泣く。赤ちゃんはこんなものなのか、それともまなティが入眠障害をもっているのか。体をのけぞらせて、足をバタバタし、顔を真っ赤にして、火がついたように泣く。抱っこしたり、トントンしたり、歌を歌ったりしてあげてるうちに、徐々に眠りの世界に沈んでいく感じ。だから、まなティの入眠時の顔はへの字口のメソメソ顔。これがたいそう情けない顔でかわいい。

救いなのは、まなティは夜の入眠はすんなりいくこと。夜寝る前にぐずったことはほとんどないんじゃないかと思う。お風呂に入っておっぱいを飲んだ後ベッドにポイッとしておけば、ひとしきり私の作った壁の絵を眺めながら自分のグーを口でチパチパしゃぶりながら眠りに落ちていく。



壁のフェルト絵、着々と増えてます。暇人すぎる。

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関係ないけど、ネットショッピングが楽しくてしかたがない今日この頃。見るだけのつもりが、あちこち開くうちについついポチッとしてしまう。この手が。主に育児グッズを。久しぶりに某大型掲示板なんぞに行って、商品の評価を見たりして、楽しすぎる。日本に住んでいたらもっと買っていただろうから、危なかった。


つづく。


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・もち裸体で参加です(ウソ)。

・1月16日ですか。(→芸人生年月日←より。ヲタじゃないよ)
 私はフットボールアワーの後藤と同じらしい。

2006年02月06日(月)  この頃を 残しておきたい 新生児


生後2m10d


週末にまなティの写真を撮りに行ってきた。生後12週目までの新生児の白黒の裸の芸術的な写真(形容長すぎ)を撮ってくれるスタジオのチラシを偶然目にして、今のまなティを何らかの形で残しておきたいと思ったので、急遽予約を取って行くことにしたのだ。

撮影時間は2時間もとってくれる。相手が赤ちゃんなので、ゆっくりと母乳をあげたり、ご機嫌をとったりする時間が必要なのだ。撮影中、当然のように放尿&脱糞などあったが、想定範囲内らしく、それ用に新しいタオルが山のように用意されている。

カメラマンは、笑ったり眠ったりしている写真を撮りたかったみたいだが、まなティは2時間中クスリとも笑わず、一睡もせずに、シリアス顔かきょとんとした顔で室内をキョロキョロと見回していた。カメラマンにシリアスベイビーと呼ばれていた。それもまなティらしくて、よし。

写真ができあがるのが楽しみだ。

興味のある人は、→ここ←。スタジオはシドニーのグリーブ(Glebe)にあります。


つづく。


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・いや、ダンディー坂野がウィグルスをまねしてるんだろう。
 まなティの初めての言葉、長っ。

2006年02月03日(金)  真似をする まなティちゃんに ウィグルス


生後2m7d


今週の初めに「きゃあきゃあ」と声を出し始めたまなティだが、たった5日のうちに言葉のようなものを発するようになった。笑い声やうなり声とは明らかに違う、複雑な「言葉の素」のようなヤツだ。私が話しかけているときの口を真剣に観察して、自分も同じように動かそうとしている様子。

こんなに真似しようとするなら、英語も聞かせなくてはと思い、テレビをつけることにした。ABC放送で、午前中と昼過ぎから夕方にかけて→ABC Kids←という、日本でいうところの「教育テレビ」のような子供番組を次々と放送しているので、そこが声のトーンとかスピードもちょうどいいかなと思って。


ところで、オーストラリアの歌のお兄さん的存在に、The Wigglesというグループがいるのだが、これが驚くべきことにおっさん4人組なのである(写真を見たい人は→ここ←)。この4人組は子供たちにものすごく人気だ。そして、この4人の中でも釘付けなのが、→Jeff←である。これはありなのだろうか。

オーストラリアの懐の深さを感じる……。まなティも懐の深い人間になって欲しいものである。


つづく。


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・そう、本を読み聞かせるのって大事なんですよね〜。
 よく6ヶ月頃からっていいますけど、
 早いにこしたことはないですよね。
 私もいつから始めればいいかなぁと思っていたところなんですが、
 2ヶ月からもありですよね!
 さっそく、週末に絵本を買ってきて試してみようと思います。
 派手な色使いの簡単な絵のものだったら見てくれそうですよね。
 ぜひ、先輩ママとして日記に育児記録つけてください〜。

・ダンナが吸い付いてるだろうね。
 てか、あなたYさんだろ(笑)。

2006年02月02日(木)  ベビー服 負けてたまるか 争奪戦


生後2m6d


ベビー服を買いまくっている。0歳児の服はだいたい、0〜3ヶ月、3〜6ヶ月、6〜12ヶ月とサイズが分かれていて、まなティは今月終わりには3ヶ月になるので、新しいサイズを今のうちから揃えておこうと思って。

こっちのベビー服はあまり気が利いていないので、日本の通販サイトで買って東京の実家に送って、母に送ってもらうことにしている。日本の子供服はかわいいよ! しかも、これから春になる日本は冬物がセールになっていたりしてうれしい。こちらはこれから冬なので。

肌着はオーガニックにするけど、上に着るものはいいかなぁと思っていたら、最近はオーガニックコットンを使ったブランドも増えてきて、上に着るものだってオーガニックでかーわいいのが揃えられるのだ。高いけど。


慎重派の私は、同じものを扱っている通販サイトをいくつもチェックして、少しでも値段が安いところ、送料が安いところを探したりする。しかしであるよ、慎重になりすぎるのも考え物である。

おととい、欲しいものをいわゆる「買い物かご」に入れて、あれこれ悩んでいる間に眠くなったので、明日でいいやと思ってその日は寝たら、翌朝一番欲しかったヤツが Sold Out になっていた。

急いで同じものを検索したけど、どこも売り切れだった。結局1店だけ在庫があるサイトを見つけてそこで買えたからよかったけど、世の中、自分がいいと思ったものは他人もいいと思うのだ、ということを痛感した。ということで、今急いで欲しいものを買いあさっているところだ。もうかれこれ6店で買い物をしてしまった。


それにしても、赤ちゃんはどんどん大きくなるので、シーズンごとに新品の服が着られていいなぁ。私はベビー服にうつつを抜かしているので、自分の服はとんと買っていない。古ぼけた私なんかより、かわいいベビーを着飾りたい。


つづく。


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・おっぱい生活は最初かなりつらいですよ。
 でも、慣れておっぱいも頑丈になれば楽みたいです。
 友達なんて、夜おっぱいを出しっぱなしで寝て、
 気づかない間に赤ちゃんがおっぱいを飲んでて、
 楽だよ〜なんて言ってました。

・妊娠中は1膳でしたよ。それでもなぜかどんどん太るのが妊娠中です。
 逆に、授乳中は食べても食べても痩せていく感じです。
 母乳で脂肪が出ていくからなんでしょうね。
 1日に700mlくらい飲ませるので、相当出ていってると思います。
 そうそう、のどもやたらと渇くんですよ。

2006年02月01日(水)  おっぱいは 誰でも楽には あげられない


生後2m5d


体重の話。妊娠してから出産まで結局17kg増だったんだけど、出産で4kg減って、その後最初の1ヶ月で4kg減って、次の1ヶ月で2kg減ったので、計10kg減ったことになる。妊娠前の体重まであと7kgだ。

母乳をあげてると体重が減るよと友達に言われていたのだが、本当だった。食べるのを控えてるわけでもなく、むしろおっぱいのために食べろ食べろで、ご飯なんて夕飯時だけで3膳は食べる。ご飯を食べるとおっぱいの出がいい気がする。産後6ヶ月経つと、母乳の脂肪分が減って体重が落ちにくくなるらしいので、なんとかそれまでに元に戻ろう。


ところで、母乳の話。母乳なんて子供を産めば自然と出て、問題なく赤ちゃんにあげられると思っていたが、そんなこたーないのである。それだったら、人工乳をあげてる人がこんなにいるはずがない。

私の場合、出産後極度の貧血だったせいか、母乳が出始めるまでに1週間くらいかかった。普通は2、3日で出始めるはずなのに。しかたがないので、入院中は病院からもらった人工乳をあげて、私の乳から出る初乳のしずくをかろうじて舐めさせていた。

退院して私の乳がようやく張り出したのに、さらに問題発生。私の乳首は短すぎるらしく(扁平乳首というらしい)、まなティがぜんぜん吸い付いてくれないのだ。何度挑戦しても、まなティはすぐに疲れて寝てしまうのである。でも、私と相方はどうしても母乳で育てたかったので、人工乳はあげず、搾乳機でおっぱいを取って、乳首に吸い付く練習をした後に哺乳瓶で与えていた。

でも、搾乳機は痛いのだ。痛いし、痛いと思うと出なくなる。ぜんぜん取れないときもあって、わたしゃ泣いたね。まなティはお腹をすかせて泣いてるし、焦ると余計に出なくなる。しかも最悪なことに、まなティは哺乳瓶のやわらかい乳首に慣れてしまって、私の乳首なんて見向きもしなくなっていた。さらにさらに、病院での検診のたびに体重がほとんど増えてないのだ。ああ、もうダメだ、と思ったね。パニックの後に脱力したね。

だけど、相方が大丈夫頑張ろうよと言ってくれたので、もう一度挑戦してみようって気になった。相方がまなティを押さえて、何度も何度も乳首に吸い付かせる練習をさせた。扁平乳首の場合、乳首だけじゃなくて乳輪も一緒に口の中に押し込まないといけない。まなティも苦しそうに必死に小さな口を開けている。それを見て涙が出てくる。それでも、「お前のためだ」と手加減しない相方。

その甲斐あって、スパルタ練習開始から丸2日経ったとき、まなティがどうにか直に乳から吸えるようになった。吸い付くまでに何度も失敗して時間がかかるけど、搾乳はしなくてよくなった。体重もグンっと増えて、助産婦さんを驚かせるほどに。ああ、苦しかったけど乗り越えてよかったと思った。今では私の乳首が若干伸びたのと、まなティの口が少し大きくなったので、問題なく一発でくわえることができるようになった。

母乳が十分出ているか心配だったので、ベビー用の20g刻みで量れる体重計を買って(高かった!)、毎回飲む前後で体重を量っているが、十分すぎるほど飲めている様子。体重も今では順調に増えている。

母乳をあげ始めの頃乳首が切れて飛び上がるほど痛くなる。それが母乳を諦める原因になる人も結構いるらしいのだが、私はこの苦労があったので、そんなに簡単に諦めてたまるかという気持ちで歯を食いしばって乳を吸わせている。最近は私の乳首も頑丈になってきたので、快適おっぱい生活である。


つづく。


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・ピエロの目は最初下向かせようと思ったんですが
 (まなティが絵より下にいるので)、
 そうすると、めちゃくちゃ怖い顔になるんですよ。
 だから、上向きにしました。
 目って、ちょっとの違いで表情がかわりますよね〜。

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