2003年10月30日(木)  ドーナツを 食っていないで 仕事しろ!


いや〜、またもやご無沙汰しちゃってました。テストやらエッセイの提出期限やらが、わらわらと迫ってきていてですね、ホゲ〜っとしながらも、何もしてないくせに気持ちばっかり焦って、日記を書かずに早々に床についている次第です。(意味不明)

なんかですね、学校側にいろいろと不手際があってですね、再来週からテスト期間っだーつーのに、テストの日取りがユーラユーラと何度も変更になるので、せっかく予約していた航空券を今日いったんキャンセルして、新たに絶対大丈夫であろうという日にちに移したおかげで、キャンセル待ちになってしまったんですよ。あーー、うーーー。コロスコロスコロス。

帰国を1週間遅らせたんですけど、それは、日本に滞在できる期間が減るとかそういうことじゃなくて、1週間分の収入が減るということを意味しているわけなんですよ(また帰国翌日からガッツンガッツン働く予定なので)。その分の金よこせ、ゴルァ! と、怒り心頭ですよ。

なんすかね、あの学校は。ドーナツ食ってるヒマがあったら、仕事して欲しいです。いやホント。


はぁ。勉強しなきゃ。まじで。お尻に火がついてるっす。


つづく。


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2003年10月27日(月)  パスちゃんを 獣医に連れてく 大仕事


只今、火曜午前でございます。

月曜夜の恒例といたしまして、昨日は早々に寝てしまいました。(毎週日曜の夜は、月曜までの課題を終わらせるために、徹夜同然なのですよ)

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日曜にね、パスカリーナの予防接種のために獣医さんに連れて行かなくちゃいけなかったんですよ。予約は11時45分に入っていて、獣医さんは車で2分くらいの距離なので、予約10分前になってようやくパスカリーナをカゴに入れようしたんです。そしたらね、抱き上げてカゴに入れようとした瞬間に、手首を思いっきり引っ掻かれて、逃げられました。

それからは、パスカリーナも警戒し出して、私と相方に近づこうともしないんです。何も画策をしてないと装う2人を、明らかに「オマエら、なんか企んでるだろう」という目でじっとこちらを覗ってるんです。動物ってさすがです。生物のオーラが見えるに違いない。そして、2人からは邪悪なオーラが出ていたに違いない。

1時間後、ようやくランドリーにおびき寄せて、相方との連携プレーで捕獲に成功しました。ちょっとかわいそうだったけど、一安心。お蔭で予約には大幅に遅れましたけど。とりあえず獣医さんには、私の血まみれの手首を見せて、同情を寄せときました。

ここからはスムーズに行ったと思ったら大間違い。パスカリーナは診察室でも大暴れして、猫特有の「フーーーっ!!」ってやつで先生を威嚇したり、押さえ込む先生の手を全力で振り切って、診察台から飛び降りて部屋の中を逃げ惑ったり、挙句の果てには、スカンクばりにナンプラ臭のオナラまでしてくれました。

窮地に陥ると、犬がオナラするのは知ってたんですけど、猫もするのを初めて知りました。食べているものが魚系だからナンプラ臭だったのだろうか。それにしても、先生が猫もオナラをすることを知らなくて「このアジア人の体臭はいったいなんだ!」と思われていたらイヤだなぁ。


関係ないですけど、獣医さんがふとこんな言葉を洩らしたんです。

「パスカリーナは正真正銘の野良猫で、誰にも飼われたことがないし、臆病だから、飼ってくれる人がいるか心配だし、飼ってくれたとしても懐くか心配だった」

と。そして、私たちにすっかり慣れていると聞いて、ビックリするやら嬉しいやらって感じみたいでした。てかね、初耳なんですけど、それ。どうにか誰かにもらってもらおうと、不利な条件を伏せていたわけですか・・・。まぁ、結果よければ全てよしですがね。


家に帰ったら、獣医さんのところで大暴れしたこともすっかり棚に上げて、

「パスちゃんはいい子でちたね〜。ちっくん(注射)しても泣かなかったもんねぇ〜」

と、まさに猫なで声でパスカリーナを絶賛する私。そんなつもりもないのに、親ばか路線まっしぐらな予感。


思うんですけど、日常生活に無条件で愛せる対象がいるってのは、本当に幸福なことだな、と。愛情というのは、歪みなく与えれば与えただけ、まっすぐな愛が自分に戻ってくるような感じがします。つまり、パスカリーナは、ただそこにいるだけで、私に無条件の愛を与えてくれているってことです。この感覚はいったいなんだ。親になるってこんな感じなのかしら、と思ってみたり。


つづく。


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・はじめまして〜。
 私は日本の免許はあるんですが、日本でもペーパードライバーだったので、
 こっちでも運転していません。
 ただ、相方と2人の名義で車を1台持っているので、
 週末は相方の運転で買出しに行ったりします。
 自分でも運転できないとダメですね、この国は。
 私もそろそろ練習しようかと。

・引越しお疲れさまでしたぁ。
 引越し&誕生日祝い、絶対やろう!
 それまで、プラグマ終わらせるぞ。


2003年10月25日(土)  クタクタで 更新頻度 落ちました


もう、今度は本当に本当にご無沙汰です。ここんところの更新しなさぶりに、閉鎖するんじゃなかろかい、なんて勘ぐってる人も多いのではないかと思うのですが、そのご心配はありませんわよ。本当に単に忙しかっただけですから。

この1週間、いったい何をやっていたのかと言えば、日本への航空券を買ったり(3ヶ月間里帰りします!)、宿題をしたり、電車が遅れて学校から4時間かけて帰ってきたり、風邪気味になったり、学校帰りに友達とカフェで夢を語ったり、そして何よりも、友達の引越しの手伝いをしておりました。

昨日は、朝から学校の課外活動の一環として、SBSというオーストラリアのテレビ局に字幕翻訳の現場を見に行った後に、昼から友達の家に引越しのための荷造り&掃除をしに行き、夜遅く家に帰り着くころには久しぶりにクタクタで、顔も洗わず、パジャマに着替えることもままならず、半裸で眠りについてしまいました。

そして、今日が引越し当日でありまして、朝からオニギリを作って、相方共々引越し作業に挑み、夕方帰ってきて、2人で夕飯を作って食べて、19時からさっき(23時半)までカウチで爆睡してました。

今回の引越しで、元富豪の友達は狭い狭い部屋に引越すことになったので、各種豪華家具が不要になり、今後永住予定の我が家がそのおこぼれを拾うことになったのです。クイーンサイズベッド、3人がけカウチ、本棚、フロアランプ、食器・調理器具類、暖房器具、バスタオル、ベッドリネン、などなどなどなど、数え切れない生活必需品が我が家の住民となりました。

ということで、引越し屋さんには、途中シティーにある友達の新居で荷物を下ろした後、遥々南のサイハテの我が家にまで来ていただきました。だった広いマンションに、家具なんてほとんどない状態で生活していた貧乏な私たちには、なんともありがたい1日となりました。感謝感謝。

パスちゃんはというと、状況の変化についていけず、古い方のソファにおしっこをしてしまいました。古い方でよかった! 


長い2日間でした。2日ともおいしいコーヒーにありつけなかったので、明日こそは、どんなことがあってもカフェに行くのだ!


つづく。


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・何はなくても健康ですよね!
 日記ちゃんと更新頻度上げていきます。
 そして、米はうちも黒袋になりまして、赤には二度と戻れないでしょう。

・世知辛いですよね〜。
 でもそれって、日本を含めた商業国が陥っている一種異様な状況で、
 一般的な社会は、もう少し温かいのではないかと思うのです。
 私もこうしてこの国で暮らしながら、
 会社員だったころに失ってしまった感覚を日々取り戻しているところです。
 そういう点で、オーストラリアはのんびりとしたいい国ですよ。


2003年10月20日(月)  健康は 自分だけの ものじゃない


またまたご無沙汰。リーマンの相方につられて、毎朝わりときちんとした時間に起きるようになったので、夜が眠くてしかたがないのです。

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今日友達に、「どんな食生活をしたっていいじゃない。自分の身体なんだから」と言われて、泣き出したいほど悲しくて冷たい気持ちになりました。

私はこの「自分の身体なんだから」という考え方が大嫌いなのです。ヒドイ食生活をして、病気になって、早死にしても、自分の人生なんだからいいというのは理屈が通っているようで、全く通っていない。まわりの者に対する思いやりが全く欠如していると思うのです。

例えば、私がこうして母国を離れ、ここで勉強に集中できるのは、日本にいる家族がみんな健康で楽しく生活しているからだし、毎朝相方を笑顔で仕事に送り出せるのは、相方が健康でいてくれるからだし、どんなに面倒でも学校に行くのは、友達の元気な顔に会えるからだし、挙げ出したらキリがないけど、私の安心できる楽しい生活は周りの人間の健康の上に成り立っているのです。

逆に、私が健康だから、両親は私を安心してオーストラリアに送り出せるのだろうし、私が健康だから、相方は仕事に打ち込めるのだろうし、友達はみんな私の元気な顔を見たいのだと思うのです。だから、私が不健康でいることは、周りの人間の楽しい生活に水をさすことになりかねない。

自分の身体を大事にしなかったがゆえに、私が治るかどうかわからないような重い病気になってしまったら、家族や相方は地獄のような苦しみに悶えるだろうし、友達たちも少なからず重い空気を心の中に漂わせることになるのだと思います。

人は周りの人間の心を冷たくもできるし、暖かくもできる。

だから、「自分の身体なんだから・・・云々」という言葉は、ものすごく無責任だし、周りの人間を全く尊重していない。一度「友達」と認識した人からそんな言葉は聞きたくないのです。あともう少しその話題を引っ張っていたら、私は泣き出していたことでしょう。


食生活を改善しようというのは、習慣を変えるということのなので、一筋縄ではいかないのだと思うのです。それはよくよくわかるんです。でもだからと言って、「自分の身体なんだからいいでしょ」という発言を軽々しく家族や友達に向かって言ってはいけないと思うのです。

今日はその言葉を聞いて、冷たい気持ちになると同時に、私の中の何かが音を立てて崩れていき、おそろるべき無気力感に支配されました。


つづく。


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・とうとう今週末引越しだね〜。
 がんがん働くからね! こき使ってちょ!


2003年10月16日(木)  壊れても こんないいこと あるんだな


スイカとヨーグルトの取り合わせって美味しいの知ってます? こっちって、よくフルーツサラダにヨーグルトかけて売ってるんですけど、そのフルーツサラダにスイカが入ってるんですよね。それでトリコになった取り合わせなんです、スイカ&ヨーグルト。しかも、こっちはスイカがアホほど安いときた。ということで、最近は毎朝、スイカ入りのフルーツサラダにヨーグルトかけて食べてます。

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最近ね、パソコン周りが寿命を迎えてる時期なのか、あちこち不具合が出てます。私が使っているのは、SHARP製のノート型パソコンなんですけど、バッテリーがダメになっていて、コンセントから外すと、使えないんですよね。学校に持って行ったりしたいので、困ってます。

実家に電話して、バッテリーを注文してもらったところ、在庫が一切ないとか。なんと、SHARPにも在庫が1つもなくて、これから作るので1ヶ月はかかると。私のパソコンまだ2年しか経ってないんですよ? なんでもうバッテリー製造停止してるんですか? 怠慢ですよ。

そんなこんなでゴタゴタあって、ひょんなことから、母親が私に新しいパソコンを買ってくれることになったんですよ! 母親が使ってるパソコンがもうかなり古いので(ウインドウズ95!)、今私が使っているのを母が使って、私には新しいのを買ってくれるというのです。

ものすごいラッキー。今度日本に帰ったら、真剣に選びます。もっとCPUもまともなヤツで、DVDもついてるやつがいいなぁ〜。どうか母親の気が変わりませんように。

あとね、壊れてるものと言えば、マウスなんです。安物を買ったせいか、2年しかもちませんでした。そのお蔭で、最近はゲームを一切やってないのです。私がはまっていたロジックパズルはスピードが勝負なので、マウスがないと話にならないんですよね。

ということで、パソコン周りの不具合は、全て好転しました。たまにはこういうこともあるんだな。


つづく。


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2003年10月15日(水)  デブネタが ちょっと悲しい 二十八


いや〜、昨日の「どすこい、どすこい」って夢じゃないですが、最近自虐的なデブネタを、なんの躊躇もなくやってしまうのでいけません。

ご存知の方も多いかと思いますが、オーストラリアに来た最初の1年間ね、ホームステイしてたんですよ、私。しかも、アデレード郊外のド田舎で、田舎にありがちなんですが、人口の半分が肥満体なんじゃないかってくらいの村だったんですよ。働いていた小学校に行く以外はなーんにもやることなくてね、しかも3度の食事はといえば、油分豊富なギトギト肉料理ばっか。

私、もてなしを断るのは失礼に当たるという信念の持ち主なんで、なみなみと注がれる酒は躊躇なく飲み干し、目の前に並んだご馳走は片っ端から平らげていたわけですよ。1年間もそんなことを続けたので、まあ、当然の結果としてデブになったわけですが、小学校とステイ先の家の子供と、毎日くんずほぐれつしていたので、体重は増えても、まぁ見れないほどじゃなかったんですよね。自称、健康的。

でもね、最近ね運動と言えるほどの運動を一切していなくて、毎日やってることと言えば、学校に片道2時間かけて通ってる以外は、常に机の前に座ってるわけですよ。だから、体重的には、ホームステイ脱出時と比べて変化は見られなくても、どう考えてもたるんできてるんですよね。筋肉が落ちて脂肪がついたような。いや確実についた。

その上ね、うちの相方が、私がデブになってもとやかく言う人じゃなくて、「デブじゃない、デブじゃない。もっと食べろ」と耳元で囁くんですよ。さらに、私がデブネタをやるのが面白くてしょうがない様子。こうなったらね、もう恥ずかしいものなんてないですよね。デブでもいいや、みたいな。毎日ご飯が美味しければいいや、みたいな。明日は何を食べようかな〜、みたいな。

相方の前で、取っておきのデブネタを披露するだけならまだしも、最近は学校でもやるようになってしまって、今日なんて、「日本に帰ったら絶対運動する
!」とクラスメートのSくんに言うと、「どこの部屋入るの?」と返されてしまいました。そんなこと言われても、何も動じない私。「双子山部屋」と答える私。これじゃあ、いけません。

残り少ない20代を、このまま終わらせていいのか、私。というか、デブは見かけ云々以前に、健康的によくないです。明らかに身体が重くなってるのを感じるし、そうなると動くのも億劫になってくる。血の巡りだって、絶対悪いはず。いいことなんて一つもありませんわよ。

ということで、またかって感じですが、ダイエットをしようかと。無駄なものを食べる習慣を止めて、規則正しい生活を心がけ、3度の食事を丁寧に味わい、毎日ちゃんと身体を動かす。それだけで、ずいぶん違うのではないかと。今の生活はあまりに怠惰だ。

昨日の夢は私の生活を戒めるためのお告げだったのではないかと。


つづく。


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2003年10月14日(火)  人生を 考え直す 猫生か


変な夢を見ました。登場人物は私と相方なのですが、相方の名前はなぜか「サワガニくん」と言うのです。で、私は相方を呼ぶんです。「サワガニくん、サワガニくん」と。相方がこっちに振り向くと、私はすかさず「どすこい、どすこい」と相方に向けて言うんですよ。それだけ。何を意味してるんでしょうか。痩せろってことでしょうか。

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猫との生活って本当に優雅です。猫ってね、ものすごい優雅なオーラを出してるんですよね。優雅で気高くて傷つきやすいオーラ。そりゃもう、家族をトリコにして当然ですよ。

パスカリーナが我が家にやってきて、2週間になりました。まだ2週間しか経ってないんですよ。私としては、もうずいぶん経つ気がします。パスカリーナの態度が日々変化していくので、時間が経っているような気になっちゃうんですよね。洗濯機の中に隠れて出てこなかったパスカリーナが、昨日の夜から私と一緒にベッドで眠るようになりました。

昨日の夜中ふと目を覚ますと、足元に何か暖かくて重いものがあるんですよ。もしかしてと思い、身体を起こして見るとパスカリーナでした。今までは、私のお手製のダンボールのお家か、クローゼットの中に隠れて寝てたんですけど、昨日の夜は結構寒かったので、ベッドの上に乗る決心がついたんだと思います。結局朝まで私の足元にいました。

なんかね、パスカリーナが日々私たちを観察して、徐々に心を許していく様を見ていると泣けてきます。最初にここに連れてこられたとき、洗濯機の中で恐怖と絶望に打ちひしがれてたと思うんですよね。なのに、その恐怖心と絶望感に負けることなく、新たな隠れ場所を探し、私たちを観察し、おそるおそる出てきては、ご飯を食べ、毛づくろいをし、家中の臭いを嗅ぎ、物音に怯え、また私たちを観察する。

それを繰り返すうちに、小さな頭でいろんなことを学習していくわけですよ。ここが本当に安全な場所かどうか確かめているんです。なんて前向きなんだろうと思います。彼女の中で、ここで上手くやっていくことが前提なんですよ。そう心に決めて、努力してるように見えるんです。じゃなかったら、私たちを注意深く観察して、おそるおそる甘えてみたりなんかしないですよ。私だったら鬱死にしてるところです。

動物の生き方ってシンプルだな〜、と。難しいフクザツなことを考えずに、もらった生命を謳歌することが大前提なんですよね。食べて、排泄をして、遊んで、眠る。人間にはそこまでシンプルな生活は無理ですが、少しフクザツになりすぎてるフシがあるような気がします。自分がいかに余計なことに気をもんで、日々を過ごしているかに、パスカリーナの生き様を見ていて、気づかされました。もっともっと生活の贅肉をそぎ落として、身軽に生きていける気がします。

もっとシンプルな生き方を。パスカリーナありがとうよ!


つづく。


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・「日本の温泉」早く使いたいです〜。
 お風呂は朝派なので、なかなか夜のゆったりした時間がとれず、
 焦って入ったらもったいないので、使えないでいるのです。
 うー、早く味わいたい!

・学校始まったねー。げっそり。
 人と時間と空間を共有するのは難しいよね。
 それが無理せず上手くできるようになったら、
 大人になれるのかしら。


2003年10月12日(日)  友帰国 不甲斐無さを かみしめて


ご無沙汰しちゃって、スマンです。やっと自分の生活が戻ってきました。明日から学校です。今当然のように徹夜覚悟で宿題やっています。めそめそ。


今朝ね、うちに滞在していた友達が日本に帰国したんですけど、なかなか大変な1週間でした。自分のホストっぷりのなさを思い知りました。たとえそれが友達だとしても、1週間も他人が家に入るのは、大変ですね。なんというか、お互いが快適に過ごすためには、摩擦は避けて通れないですね。

同じ空間を共有するだけで、お互いの行動に関与しないなら、そう摩擦も生じないんでしょうが、友達は私に会いに来ているわけで、さらには、初のオーストラリアなわけで、関与しないなんて土台無理な話なんですよね。でも、私は自分の時間が必要で、その時間を思うように使いたいタイプなので、それが苦しかったりして、頭では分かっていながら、思うようにいかないのです。

友達は毎朝、小一時間ほどバスルームに立てこもったりするんですよ。シャワーを浴びてるわけではないんです。5分で化粧が終了する私には、いったい何をやっているのか皆目想像がつきません。幸いにも、うちにはトイレが2つあるので、そっちの方は問題ないんですが、私も歯を磨いたりシャワーを浴びたりしたいので待ってるんです。なのに、一向に出てくる気配がない。待ちくたびれて2度寝してしまう私。

挙げたらきりがないですが、そんな些細な生活の摩擦が無数にあるんです。でも、それは仕方がないですよね。違う人間が1つの空間を共有してるんだから。問題なのは、私が、「して欲しいこと」「して欲しくないこと」をはっきり友達に言えないことなんですよ。バスルームを占拠している友達に、「早く出て」と言えない。そのたった1言が言えない。

相方はそんな私の欲求不満ブリを見て、「本当に友達なの?」としきりに不思議がっていました。「友達だったらそんなこと言えるはず」と。それも分かってるんですよ。確かに、なんでも言えるはずなんです。でもね、気づかずに行動してることを、人に指摘されるのって、たとえそれが友達だったとしても、無意味に傷ついたりしちゃう方なんですよ、私って。だから、自分も友達に指摘したりできない。というか、友達を傷つけないようにしようとするあまり、ギクシャクと不自然になったりして、余計友達を傷つけるんじゃないかと怖くなっちゃうんですよね。

友達との摩擦と自分の不甲斐無さに、ストレスはダブルパンチで溜まる一方。私は絶対に人の上に立って、人を動かせないタイプです。そして、人の家に泊まるのも苦手です。たとえ友達に会いに友達の住む街に行ったとしても、私はホテルに泊まることでしょう。

そんなこんなで、今回はいろいろと勉強になりました。人生の課題は山積みです。

さーてと、宿題の続きに戻ります。


つづく。


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・TRAN908! 復活させます!(と何度宣言したことか)

・冷麺の写真、もっかいアップします!

・マレーシアは暑いですよね。
 オーストラリアはなぜか冬みたいに寒い日々なんですよ。
 私は、たとえダレダレでも、やっぱ暑いのがいいです〜。

・学費のことは本当にびっくりしたよ。
 あやうく休暇明けに席がなくなってるところだった。
 本当にこのいい加減さだけはどうにかならんもんかね。


2003年10月09日(木)  手違いで 学籍番号 抹消か


ストレスがたまっているときは、悪い出来事を呼び寄せるようで、いやなことが立て続けに起きたりしますね。

なぜか大学への学費が未払いということになっていて、私の学籍番号が抹消されるような事態に陥っていたり…。おいおい。今日になって、結局学校側の確認ミスで、抹消撤回ってことになりましたが(当たり前だ)、向こうの出方に頭にきて、昨日の夜は近年まれに見るイライラぶりで、頭に血が上って口もきけないほどで、ついには怒りが絶頂に達し、プツンときて、夕飯を食べ終わると同時くらいに、泥沼に引きずり込まれるように寝てしまいました。おかげで、朝までぐっすり。

私のストレスの原因ははっきりしてるんですが、とりあえず、考えるだけでもイライラするので保留ってことで。

それでは、今日も眠いので就寝。イライラするとよく眠れますよねー。それだけは御の字。


つづく。


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2003年10月07日(火)  休みでも ちっとも楽しく ありません


いやー、ストレスたまってます。頭痛はするし、風邪気味だし、ストレスはたまるし、学校の課題は手付かずのまま山積みだし、せっかくの休日がこんなことになるとは。ちっとも楽しくない。今日は一日寝ておりました。そんなこんなで、今日も早々と就寝。お休みなさい、また明日。


つづく。


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2003年10月06日(月)  友来豪 遊び疲れて バタンキュー


ご無沙汰しております。今までで一番間が開いてしまったんじゃないかと思いますが、しっかり生きてます。

木曜の夜は課題を終わらせるべく結局徹夜して、金曜朝にガッコに出しに行きました。んで、土曜は友達の家に、いらなくなったガーデンテーブルとイスを引き取りに行ったり、買出しなどをしたりして、夜は家を掃除して、日曜の朝早く友達を空港に迎えに行って、今日は、フェリーに乗って、マンリー(シドニー北部のビーチリゾート)で開催されているジャズフェスティバルに行ってきました。

なんかシドニーはここんとこ天気が悪いですね。頭痛がしたりして。そして、私は今日はもう疲労困憊なので、就寝します。おやすみなさい。

あ、パスちゃんは、もう普通の飼い猫以上に私に懐いております。近々写真などUPしたいです。


つづく。


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2003年10月01日(水)  出てきたよ パスちゃんついに 初見参


とうとう出てきましたよ! パスちゃん(パスカリーナ)! ここまで長い道のりでした。

今朝、「パスちゃんがソファの上にいる!」という相方の声で目が覚めました。行ってみると、ソファの上は上でもクッションの下に隠れていました。昨日、パスちゃんがソファの下布の中に入っていたので、うっかり座らないように、ソファのクッション部分を背もたれ側に立てかけておいたのです。そのクッションと背もたれの間の三角ゾーンに入っていたのです。

覗くと大きなお目目をキョロキョロさせて、こちらを見ていました。まだまだ飼い猫と呼ぶには程遠い状態ですけど、昨日よりははるかに進歩しているので、ムリして出すようなことはせずに、そのまま放置しておきました。ときどき様子を見るために穴を覗いては話しかけたり、歌ったりしてました。名前がパスカリーナだけに、ちょっと古いんですが「♪聞いてパスカリーナ(アロエリーナ)♪」といろいろ即興で歌詞を作って歌ってました。

昼過ぎ、私は課題を前に眠気を覚えたので、勉強部屋の床に横になって眠ってしまいました。ふと目が覚めると、もう夕方でした。パスちゃんの様子を見にいくと、相変わらず三角ゾーンの中です。ただ、近づくとゴロゴロ言ってるではないですか! これは気を許した証拠ですよ! さらに見ていると、アクビをしたり毛づくろいをしたりし始めました。かなり好感触です。

思い切って、オモチャのネズミをパスちゃんの前でちらちらと動かしてみたら、手を出したんですよ。なので、今度はネズミをキャットフードに変えて、動かしてみたら、手でつかんで自分の方に引き寄せて、パクッと食べたじゃないですか! 2日半ぶりのご飯ですよ。それを10回くらい繰り返したので、結局10粒食べたことになりました。心を許し始めたのでしょうか。大進歩です。

そうしたらね、おもむろに、本当におもむろに、「さ〜てとそろそろ出るかな」とオヤジが風呂から上がるみたいに、穴から出てきたんです。ビックリしました。ビクビクって感じじゃなくて、まるで憑き物が落ちたみたいにサッパリした顔をしてました。

しばらくゴロゴロいいながら、家具の角にスリスリしたり、床に背中をなすりつけたりしながら、遠巻きに私を見てるんです。そして、距離が徐々に徐々に縮まって、私のヒザにスリよってきたんですよ。それからは安心したのか、私の周りをグルグル回っていました。それから、牛乳を少しと生の鶏肉を少しだけ食べました。

夕飯のしたくをしてるときも、キッチンにきて、私の足元から離れず、みゃーみゃーと懐っこく鳴くんです。あまりにも足にスリよってくるので、うっかり踏んでしまいました。それほど私から離れないってことですよー。

なんというか、「徐々に」慣れるというのを想定していたんですが、慣れるときというのはあっという間ですね。まだ抱っこしたりはしてませんが、今週中に可能になるような気がしてます。

パスちゃんにとって、隠れていた2日半という時間は、頭の中を整理する期間というか、安心感を養う期間だったのでしょうか。安心のコップが一杯になるのを待っていて、夕方いきなり溢れたんでしょうか。そんな感じでした。

夜、相方が帰ってくる足音を聞いて、ソファの後ろに隠れてしまいました。相方との安心のコップはまだ満たされてないようです。まぁ、それも時間の問題でしょうが。

明日はどんな進展があるのか楽しみです。ではでは、お休みなさい。


つづく。


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