2002年07月31日(水)  オマエラな 私に勝てると 思うなよ



とにかく、おケツが痛いのです。

私としては、
自転車通学で身体のあちこちが筋肉痛になることを期待していたのですが、
痛くなるのはケツばかり。

そんな足腰が妙に強い、たまり@寒村です。

---

ざまーみろ。マグパイどもめ。
私には近寄れまい。ケケケケケ。


もう、マグパイ(例のカラス)に襲われることはありません。たぶん。
昨日から、自転車通学時に棒を持っていくことにしたのです。
ホストファザーが貸してくれた、アルミ製の丈夫で軽い棒です。

 全く関係ないですが、今いきなり懐かしく思い出しました。
 『アルミ製の丈夫で長持ちする物干しざお』のことを。

 みなさんの家の周りにも「移動物干しざお屋」が来ますか。
 うちの方には、
 「さおや〜さおだけっ。
  アルミ製の丈夫で長持ちする物干しざお、1本たったの○○円。
  20年前のお値段です」

 とスピーカーで流しながらやってきます。
 
 ところで、「さおや〜さおだけ」ってどういう意味ですか。
 「竿屋竿竹」ですか。それとも、「竿や竿竹」ですか。
 それとも、「竿と竿だけ売ってる」って意味ですか。
 これだと完全に意味不明です。想像でもいいので、情報求む。
 夜も眠れません。

えっと、とにかく、アルミ製の棒を借りました。色は白です。
もちろんマグパイ攻撃対策です。

攻撃エリアが近づくと、右手にその棒を持って、
頭の上で振り回し始めます。ブンブンブンブンと勢いよく。

マグパイは私を見つけて、攻撃を仕掛けようとするのですが、
棒が恐くて私に近づけないという寸法です。ヒヒヒ。

少し離れたところで、悔しそうにキーキー言いながら、
バタバタやってるマグパイを横目に、悠々と自転車をこぐ私。

ざまーみやがれ。
カラスごときには負けてたまるか。
ウケケケケケ。


近づいて来ないのは、マグパイだけじゃない
なんて言うのは誰ですか。

---

今日で7月も終わりです。
ここに来て少しだけ時間が経つのが早く感じるようになってきました。
もうひと踏ん張りです。
英語の調子はもうだいぶいい感じです。
何か一つ峠を越えた感じ。


つづく。


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2002年07月30日(火)  無事ネット 開通しました この人が



食べすぎ、たまり@寒村です。
毎日腹12分目まで食べています。苦しいっす。

---

無事インターネット開通しました。


問題発生からたったの3日で解決してしまいました。
(ま、金銭的には解決図れてないですが。
 結局、ものすごい出費です)

インターネットプロバイダーは、たいてい、
半年からとか、12ヶ月からとか長期の契約が必要なのですが、
私が入ったのは、いつでも止められるやつで、
1ヶ月50時間27ドル(約1,900円)のものです。

最初からこうしていればよかったのです。
こんな不経済なことはありませんでした。

「もし」「たら」「れば」は、悲しくなるだけなので止めときます。


日曜日の夜に、新しい安いプロバイダーを探していることを伝えたら、
目を輝かせて、任せとけと言って親指を立てていたホストファザー。
内心、「どうせ忘れてるだろう」と思い、
自分でも学校のPCから探したりしてました。

そうしたら、律儀なホストファザー、
今日の夜、早速いくつかみつくろったものを見せてくれて、
電話で加入、セットアップまで全部やってくれました。

当然のごとく、私のPCのウインドウズは日本語なので、
どこをどうやってセットアップができたのかナゾですが、
まぁ、使えるようになっていたので、よしとしましょう。(←何様?)

日本語だったのに、セットアップできたことが、
彼にとってかなり誇らしかったらしく、
ホストマザーを捕まえて、しつこくしつこく、
「全部日本語だったのに、俺はやった!」と自慢したので、
最後にはかなりウザがられていました。


基本的に、私の今のホストファザーはおバカです。(よい意味で)

私が貸してあげた、日本紹介の本を読んで、自分で組み立てて覚えた言葉、

「ワタシハ、チカンデ〜ス」

をものすごく、うれしそ〜に、言います。
日本旅行に行ったら、まっさきに日本人に言う言葉は、

「ワタシハ、チカンデ〜ス」

と言ってききません。
お客さんがくる度に、俺は日本語を知っている、この意味が分かるか、

「ワタシハ、チカンデ〜ス」

と言い、英語訳を言って彼らをギョッとさせたりします。


もう一つ大好きな言葉は、なぜか「チブサ」。
自分の胸を鷲づかみにし、「チブ〜サ」「チブ〜サ」と、
とっても楽しそうです。


彼はカンタスのエンジニアなので、
日本人は QANTAS を「コンタス」ではなく「カンタス」と言う
という一連の下品な笑い話を先日してあげたら、
ものすごくうれしそうにニヤニヤしながら聞いていて、
さっそく同僚に話してきたそうです。


そんな一見軟弱者の彼も、カンフーと空手の先生をやっていたりします。
格闘技大好きなんだそうです。
私と日本の「武士道」について議論したいらしいのですが、
私は到底相手になれません。「武士道」ってなんですか。


やっぱり神経質な人よりも、ちょっとくらいおバカな人の方が、
一緒に暮らすには楽ですね。


つづく。


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2002年07月29日(月)  殺される やつらはきっと その気だわ



今日も自転車通学してきてヘトヘトの、たまり@寒村です。
今日で、3日目。まだ続いています。ム〜。

---

恐いんです。ものすごくおっかないんです。


前にも書いたのですが、私が自転車に乗って学校に通っている道は、
林を抜けるサイクリングロードです。
途中、どこまでも続くブドウ畑、馬を放し飼いにした牧草地などが、
両脇に広がります。

のどかで、平和で、牧歌的です。景色は。

それとは裏腹に、殺伐としているのは、私の心。。。


途中、カラスのモウレツな攻撃に合うポイントがあるんです。


おっかないんですよぉ。ものすごくおっかないんです。

実際には、カラスの仲間の「マグパイ」という鳥なんですが、
大きさはカラスくらいで、色が白と黒のまだら模様になってます。
この時期、木の上に巣を作り、子どもを育ててるらしいんですが、
その木のそばを通るとき、モウレツな攻撃を仕掛けてくるというわけです。

やつら、頭と顔を狙ってきます。

すごい勢いで滑空し、ギャァーギャァーという奇声を発しながら、
私の頭をめがけて急下降し、頭の上でバサバサと暴れます。

ヘルメットがあるので、つつかれても痛くないんですが、
とにかく、おっかない。

その地点が近づくと、私の顔は険しくなり、
カラスの攻撃に耐える準備。
そして、攻撃エリアでは、顔を伏せ、疾風のように自転車をこぎ、
カラスの攻撃にひたすら耐える日々。

学校に着くころには、落ち武者のごとく髪を振り乱し、すっかり消耗しています。
まさに、戦の後ですわ。


あんたの子どもなんて、興味ないっつーの。


コワヒヨ〜。


つづく。


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2002年07月28日(日)  そんなはず ないのよ絶対 マイレッグ



新しいプロバイダーを見つけるまでは、
家ではネットにつなげないたまり@寒村です。
ただいま、どうにかしようとモガキ中。

---

今の私の格好を知りたいですか。知りたくないですか。

新しいパジャマのズボンをはいています。
これは昨日、ショッピングセンターで買ったものなんですが、
このズボンには、悲しいストーリーが。


オーストラリアでズボン類を買うとき、
日本のように、お店でカットしてもらったりはあんまりしません。
その代わり、サイズが横幅だけじゃなくて、丈まで数種類あります。
ほとんどの場合、「ロング」「レギュラー」「ショート」の3種類です。
(横幅のサイズは果てしなくあります)

私は、よく日記にも書いているように、背が低いです。
と言っても、私の世代の日本人女性の平均サイズなのですが。
しかーし、ここオーストラリアで、
私より小さい成人女性に会ったことがありません。

これ、本当です。みんなデカイんです。
オージーの中に入ると、私なんてピグミー族です。

だから、私の足の長さが「ロング」や「レギュラー」のはずもないので、
「ショート」でも、なんのショックもないのですが、

昨日、パジャマ用のズボンを買おうと、
試着室に3種類の「ショート」丈のズボンを持ち込んだとき、
(パジャマ用のズボンを試着するなんておかしなことですが、
 異国では何があるか分からないので、これも重要です)

全て「ショート」だったにもかかわらず、
そのうちの1つをはいたら、殿様のようになってしまいました。

私は横幅を見ようと試着しただけなのに。。。

なんか、悲しくなりました。
まぁ、別にいいんですけどね。


ところで、オージーって、よく、
「あの子は頭が大きい」とか「あなたの足は短い」とか
「あいつは太ってる」とか、平気で言うんです。
意地悪とかじゃなくて。

これって、他民族国家ならではだなぁと思います。

日本のように、国民のほとんどが同じ民族の国では、
人と違うと否応なしに目だってしまうので、
他人と同じでありたいと願う傾向にあります。
なので、人の特異な部分をあからさまに口に出したりはしませんが、

他民族国家では、容姿が多様なことに慣れているし、
人と違っていたいと思う気持ちもあるので、
頭がでかかろうが、足が短かろうが、太っていようが、
日本人ほど気にしないんだと思います。

そんなこんなで、私も、ファミリーに、
「足が短い」とさんざん言われています。
まぁ、別にいいんですけどね。


つづく。


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2002年07月27日(土)  できるだけ 迷惑かけない つもりでも…



((((;゚д゚))) ガクガクブルブル

なんか、ものすごく凹んでる、たまり@寒村です。涙が出そうです。

---

今日、何ヶ月ぶりかで家に電話したんですが、
実家が大変なことになっていること判明。

こっちで私がネットを使用したプロバイダー使用料の請求書が
5万円以上というものすごい額で実家の方に届いているとか。
しかも、これ、5月分オンリー。
この先、6月分、7月分の支払いがあるわけです。


日本の我が家では、父親の名義でプロバイダーに入り、
家族中が1,000円という追加料金でそれぞれのメールアドレスを持ち、
LAN でつながれていたんですが、
そのプロバイダーが iPass というグループに入っていて、海外のどこにいても、
そのグループに入っている近くのプロバイダーにつなげるので、
私は日本で使っていたプロバイダーをそのままこっちでも使っていたわけです。

iPass 使用料はタダだと父親に聞いていたのですが、
どうやらそれは、ローミング料(?)がタダなのであって、
使用料は別途かかってくるらしいのです。
それが、1分50円(!)。1分50円ですぜ、若旦那。

これを知らずに、使いまくっていた私。。。最悪です。

なのに、情報不足だったことを私に謝る父親。
謝らなくちゃいけないのは私の方です。

凹みます。

いつになったら、親に負担をかけなくなるのでしょうか。


両親は、使用時間を半分くらいに減らしてくれさえすればいい
なんて泣けることを言ってくれますが、
これからは、新しいこっちのプロバイダーに入って、
自分のカードから引き落とすようにします。

---

さてさて、そんな凹むやりとりが終わって、
以前にほのめかしておいた、大学院進学について、
恐る恐る切り出してみました。

母親は一言、「ダメよ」と。

ぐぐぐ…。

そしてこう続けました。

「そんなにビクビクしながら申し出るようじゃ、ダメ。
 本当にやりたいことなら、もっと堂々としていなさい」と。

結局、私が1年では帰ってこないことを、
私の出発前から予想していたらしく、
その覚悟はずっと前からできていたのだそうな。

親は偉大です。
頼りになる両親をもって私は本当に幸せ者です。
一刻も早く独り立ちして、親孝行しなくちゃいけません。

---

チョビはとっても元気でいたずらっ子で相変わらずらしいのですが、
「ギョロメたん」という妙ちきりんな名前に改名させられていました。

おい。


つづく。


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2002年07月26日(金)  日本人 こんな僻地で 恥さらし



毎日、自分で作ったサンドイッチをお昼ごはんのために持って行きます。

今日もいつものように、お昼にサンドイッチを食べたのですが、
「う〜ん、なんだか日本の懐かしい味するぅ〜」
なんて美味しく食べていました。

あれ、えっと、なんで日本の懐かしい味がするんだろ?

不思議に思ったので、中を調べてみることに。

え〜っと、どうやらキュウリが腐っている模様。
懐かしく感じたのは、きゅうりのヌカ漬けの味がしたから。

実は、今日のサンドイッチは今朝じゃなくて、
昨日の朝作ったんだよね〜。
昨日は昼休みネットに熱中しすぎて、お昼ご飯をすっぽかしたから、
そのまま持って帰って、冷蔵庫にしまって、
今日はそれを持って来たんだった。
あは。やっぱ腐ってたか。

美味しいので、そのまま続行。
今も無事なので、たぶんこれからも無事。

---

今日の午前中、いつものように日本語のレッスンをしていると、
受付のキャス(♀)が私に用があると言って入ってきました。
見ると、キャスの後ろに懐かしい物体が。日本のおっさん。

「授業を見たいらしいから見せてあげてくれる?」

と怪訝そうに言うキャス。

そのK林と名のるおっさんは、小学校のすぐ近くのハイスクールに、
日本の高校生の引率で、2週間来ているらしい。
それで、生徒が授業中なので、暇つぶしに近くを散策しているうちに、
うちの小学校を見つけ、授業を見せてもらおうと受付に申し出たらしい。

でも、キャスにはそんな事情を何も伝えず、
ひたすら、「授業が見たい」「授業が見たい」と主張したので、
キャスは困ってしまい、私のところに連れてきたという。

そりゃ、あんた、
いきなり小学校の受付に異国の薄汚いおっさんが入ってきて、
「授業を見たい」なんて言ったら、誰でも警戒しますわな。
それは、どっからどう見ても変質者の行動ですわな。


私はてっきり、そのおっさんが、
くたびれた紺のスーツを着て、汚いグレーのよれよれコートをはおり、
全身からタバコが素と思われる異臭を放ち、土色の顔に濁った目、
なにやら紙類がわんさか入ったビニールのくたくたのカバンを持つといういでたちで、
二言目には「それはすばらしい!」とか「親御さんも楽しみだ」と
私の話の内容と関係ない意味不明な相槌をうつので、
何かのセールスかと思いました。

おっさんが、かばんをゴソゴソするたびに、
お、とうとう出るか、パンフレット? 申込書? とワクワクしていました。


このおっさんには不思議な口癖があります。
これは私が今まで聞いたことがない珍しい一品です。

「博多の高校生を連れてきたんですよ。いや、全国規模なんですがね

「工業高校なんでよ。いや、全国規模なんですがね

何が言いたいんですか。何かの自慢ですか。
「いや」というのは、どこにつながっているんですか。

さあ、みなさんご一緒に。

「いや、全国規模なんですがね」

なんかこれ、私の中で流行る予感。
今年の流行語大賞はこれでいきます。


おっさんは、臭い息でひたすら私に質問し、
P&P夫妻のようになんの予告も断りもなく写真を撮っていました。
今ヘレン先生の代わりに来ているラス先生は、
若くてきれいでセクシーなのですが、
さっそく、おっさんは鼻の下を伸ばして、写真を一緒に撮っていました。
もちろん撮ったのは私ですが。

帰り際に、

「子どもたちに、『きみかわいいね』って言いたいんだけど、
 なんて言ったらいい?」

なんて、惜しげもなく変質者ぶりを発揮する、K林氏。

「You are cute. とかでいいんじゃないですか?
 でも、言わない方がいいと思いますよ」

と親切な私は助言してあげました。私ってばホント親切。


この話はここまででは終わらないのです。

今日は金曜日なので、
午後いつものようにハイスクールに手伝いに行きました。
そう、あのおっさんが引率している高校生が通う学校です。

帰りに、正門付近でおっさんに遭遇。とりあえず、会釈。
そして、世にも下品な女登場。

その女は、到底高校生には見えないので(30過ぎくらいだと思う)、
引率の先生か旅行代理店の人かなにかだと思うのですが、
赤いニットに真っ赤な口紅という今時珍しい下品ないでたちで、
チョコレートのようなものを奥歯でかじり、口を開けて噛みながら、

「なに? 知り合い? 日本人? なんでここにいんの?」

とのたもうた。

「近くの小学校で日本語教師のアシスタントをやってます」

と私が言うと、

「なにそれ。どこで見つけたの? 私もやろうかなぁ〜」

と。
私も27年間、たくさんの女性を見てきましたが、
こんな下品で失礼で緊張感のない人、初めて見ました。


おっさんといい、真っ赤な女といい、
日本の恥さらしはもう止めてください。ホント。
寒村の住人にとって、日本人に会う機会はそうそうないので、
あなたたちを見て、日本のイメージが決まったらどうしてくれるんですか。


広大なオーストラリアの大地にまったく似つかわしくない
くたびれたスーツの日本のおっさんが、別れ際に一言、

「いやぁ、あなたの将来が楽しみだなぁ。これも何かのご縁。
 メールで連絡取り合いましょう」

(゚д゚)ハァ?


つづく。


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2002年07月25日(木)  新先生 あなたについて 行けたらな



今日は雨。自転車通学も公然中止。むふ。

---

やっぱり、オーストラリアはスゴかった。

今、ヘレン先生は長期休暇中なんですが、
どれくらい休んでいるかと言うと、
なんと、6週間と2日です。

先週終わった2週間の休暇、プラス4週間の休暇を取って、
6週間以上も休んでいるんです。

これって、なにもヘレン先生に限ったことではなくて、
どの先生もやっています。今休暇中の先生が数人います。

これが有給休暇かどうかは定かではありませんが、
有給休暇だろうがなんだろうが、こんなに長期間休んでいいことがスゴイ。

日本なら、周りに白い目で見られるところですが、
そんな空気は一切ないみたいです。


で、今、ヘレン先生の代わりに別の先生が来ているのですが、
この先生は毎度のことながら、日本語をまったく知りません。

オーストラリアは日本語教師が飽和状態だというのをよく聞きますが、
あれって、シドニーとかブリスベンとかのことだと思います。
私のいるサウスオーストラリア州ではまだまだ全然足りないようで、
いざ、代理の先生を探そうとしても、そう簡単には見つからない、
とヘレン先生がぼやいていました。

(オーストラリアの学校の正式な日本語教師になりたい場合、
 日本の大学卒業者であれば、
 たしか1年間こっちの大学で勉強すればなれます。
 卒業後なかなか先生の席が見つからない場合、
 サウスオーストラリア州の寒村で探してみるのはオススメです)


日本語を知らない代理の先生でも勤まっちゃうのが、
オーストラリアの公立小学校。
その先生は日本の文化を教えているんですが、

これが、イイ!

ヘレン先生より数段イイ!

まだ結構若いのですが、几帳面な性格らしく、
すべてがオーガナイズされています。


1.その日授業でやることが前もって準備されている

2.プリントはきちんと作りこんである

3.授業の前に必要な分のコピーが取れている

4.全部の学年で同じことをやるなんてことをせず、
  それぞれの学年に合ったことをする

5.1回の授業で1つの目標に到達する

6.プリント類がどっかに行っちゃわないように、
  きちんと生徒に指導する

7.授業に遅れない

8.プリント以外の資料もきちんとそろえている

9.授業の段取りが前もってシュミレーションされている

10.先生としてふさわしい服装をしている


なんかこれって全部、先生として当然のことだと思うんですが、
誰かさんが本当にめちゃくちゃだったので、
不覚にも、新鮮は感動を覚えちゃったりしています。

先生が行き当たりばったりじゃないと、
アシスタントの私もスムーズに動けて、ストレスを感じません。

それだけじゃなく、生徒も何をやればいいか分かるみたいで、
驚くほど静かに授業に取り組んでいます。

これだよ、これ。これが授業というものだよ。


今滞在中のホストファミリーも、しっかりした家族なので、
平衡感覚を失いつつあった私の感性が、
だんだん元に戻るのを感じています。

オーストラリアもなかなかいいところかも、
なんて、今更ながら感じたりして。


つづく。


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2002年07月24日(水)  タダなもの まだまだあった スポーツジム



おケツが痛いのです。

---

学校まで7キロ、慣れないマウンテンバイクで、行きましたよ。

学校まで、林の中を抜ける1本道のサイクリングロードがあるので、
車にひかれる心配も、排気ガスに悩むこともなくていいのですが、
家から学校までが微妙に、本当に微妙にスロープになってるんです。
しかも、微妙にアスファルトで微妙に細かい砂利の道なんです。
だから、こいでもこいでもあんまり前に進んでる感じがしなくて、
結局、行きは学校まで30分かかってしまいました。辛かった。
その代わり、帰りは楽チン。20分で帰ってきました。

どうでもいいけど、マウンテンバイクのサドルって、
なんであんなに硬くて小さいんですか?
お尻が痛くてしょうがないです。
しかも、30分も前傾姿勢になってるのはなかなか腰によくないですね。
お尻と腰が痛いので、無意味に立ちこぎしたりしてみました。
ママチャリって何気に品種改良した最良の形だったりして。
ママチャリ・バンザイ。

こっちで自転車に乗る場合、ヘルメット着用が義務付けられているのですが、
ヘルメットをかぶると、髪の毛がぺちゃんこになって、
変な跡がついたりして最悪です。
今日も髪のせいで、1日なんだかブルーな気分でした。

自転車通学の不平不満を挙げ連ねてみましたが、
これからもしっかり続けます。引き締まったボデーを目指して。


今日の夕飯はホストファミリーの仲良し家族のうちでだったんですが、
そこの家の子どもと、ホストファミリーの4歳の女の子(エレン)が、
私にしがみついて離れてくれません。

私は背中とお腹に子どもを抱えて、動き回ったり、
両足にしがみつく子どもを足の甲に乗せたまま、
ズルズル歩き回ったり、
スポーツジムよりハードなことをやってきました。

一番辛かったのは、
仰向けに寝っころがってヒザを立て、足の甲に子どもを座らせて、
ひざ下を上げるやつ(←わかります?)。
かなりいい腹筋運動になりました。

この家を出るころには、ムキムキになってるかしら。


---

ホストファザーの書斎で見つけた本、『インスタント禅』。
禅をインスタントにやっちゃうんですよ、インスタントに。
こりゃ、すげーや。


つづく。


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2002年07月23日(火)  目指します 体も頭も いい女



明日から自転車で学校に行くことにしたので、
今日の夕方、ホストマザーの自転車に乗る練習をしました。
こっちにはママチャリなんてないので、マウンテンバイクです。

サドル下からハンドルの方へ地面と水平に伸びる棒(←わかります?)、
なんとかならないですかね。
あれがあると、急に自転車を降りることができません。
さっそく、思いっきりコケてしまいました。
かなりカッコ悪かったです。運動神経が鈍い日本人そのものでした。

たったの2分くらいしか乗ってないのに、ひざがガクガク。
家から学校まで片道7キロ。往復14キロ。。。
どうなることやら。

---

実は、来年からこっちで大学院に行こうと思ってるんです。
まだ親にもそのことをほのめかすようなことしか言ってないので、
オフレコなんですが。


こっちの大学とか大学院に入る場合、日本のような入学試験は実質ありません。

ただ、外国人の場合、授業についていくだけの英語力が必要なので、
IELTS と言う TOEFL のような英語の試験を受けて、
ある一定以上の点を取らなければ入れてもらえないんです。

私も、ずいぶん前に問題集を買って勉強を始めたんですが、
勉強してたのは、ほんの2週間くらいで、
それからカナーリ長い間、放置してました。
そろそろお尻に火が点いてきたので、勉強を始めようと思うのですが、
どうもエンジンがかからないんですよね。へなちょこです。

で、幸運なことに、今のホストマザーが語学学校の英語の先生なので、
アドバイスを仰ごうと、私の置かれている状況について話してみました。

そしたら、俄然やる気になったのはホストマザーの方。
英語の先生としての血がガンガン騒いでしまったらしく、
目の色が変わってしまいました。


毎日、午後7時のニュースを一緒に見て、そこから1つの題材を選んで、
メモを取り、そのニュースに対するお互いの意見を話し合い、
翌日までにエッセー(短い論説文)にすることが日課となってしまいました。

私が受けるテスト(IELTS)は、
リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングから成っているのですが、
自分で勉強できるリーディング以外が、
この日課ですべて練習できてしまうというわけです。さすが語学学校の先生の提案。


かなりプレッシャーだったりします。
こっちの方がもっと、どうなることやら。


つづく。


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2002年07月22日(月)  お土産は これできまりだ 文房具



ホストファミリーの4歳の子どもにパソコンを壊されそうな、たまり@寒村です。
「ほ〜ら、おりがみの方が楽しいぞ〜」と気をそらせるのに必死です。

---

今のファミリーには8歳(♂)と4歳(♀)の2人の子どもがいるんですが、
2人とも、私の部屋に来てさんざん散らかして、出ていってくれません。
学校(幼稚園)から帰ってから寝るまで、夕飯とお風呂の時間以外は、
ずぅーーーーーーーーーーっと私の部屋にいます。

中でも、私の持ち物に興味しんしんで、
カバンの中からクローゼットの中まで、「見ていい?」の連呼。
勝手に開けないだけまだかわいいんですが、
「これ何?」と訊かれて返答に困る大人グッズを見つけてしまわないか
ヒヤヒヤし通しです。


ところで、
両端が太さの違うペンになってる水性マジックってあるじゃないですか。
日本ではいろんな会社が出してる、かなりお馴染みのやつ。
いろんな色があるやつ。100円くらいで買えるやつ。

あれって、オーストラリアにはないんですよ。

私はこっちにその形のを数本持ってきてるんですが、
子どもがそれを見つけて大騒ぎ。
パパとママに見せに行って、パパとママも一緒に大騒ぎ。

日本の文房具はすごいなぁ〜、とひたすら感心していました。


他の国の文房具事情は知りませんが、
オーストラリアの文房具はしょぼいんです。かなり。
ボールペンはインクがあってもすぐ出なくなるし、
色えんぴつなんて、削っただけでボキボキ折れるし、
消しゴムは、字が消えるどころか紙が真っ黒になったりして。

日本製の水性ボールペンがこっちで最近流行ってるのですが、
やっぱりかなりお高いです。日本の倍はします。

オーストラリア人へのお土産をお探しのあなた、
日本製の文房具なんかどうですか?


つづく。


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2002年07月21日(日)  空港の 裏でこんなの 見ちゃったの



寒村に戻ってきてしょんぼり中の、たまりです。

---

前にも書いたのですが、
アデレード空港で飛行機を降りる場合、ターミナルへの渡り廊下がなく、
飛行機から階段で直接滑走路に降りることになります。

で、今日から滞在の新しいファミリーのお父さんは、
カンタスのエンジニアなので、なんとっ、
アデレード空港の滑走路で、私を迎えてくれたのです。

さらに、預けた荷物を取るために、
ターンテーブルの前で他の乗客と一緒に待つ、なんてことはしません。
裏に回って、誰よりも早く荷物を取ることができました。

さらにさらにその後、車で滑走路を走ってくれちゃいました。
どうですかこれ、一度はやってみたいでしょ?

気分は VIP です。


ところで、今日ターンテーブルの裏に入って目の当たりにしたのですが、
飛行機に乗るときに預ける荷物、カナーリ乱暴に扱われてます。

飛行機から降ろされ、トロリーに乗ってやってきた荷物は、
人の手でターンテーブルに乗せられるのですが、
彼ら、思いっきり投げてます。

しかも、ターンテーブルはひざ下くらいの高さですが、
トロリーは、ウエストくらいの高さがあるので、
荷物を降ろす人は、トロリーの上に乗って、
そこからターンテーブルめがけて投げちゃうのです。

重い荷物ほど手から離れるのが早いので、ダメージが大きいようでした。

トロリーの上から落下させられた荷物は、ターンテーブルで1回バウンドして、
横の壁にガッツンとものすごい音をたててぶつかって、
ターンテーブルに戻ったりしてました。

預ける荷物には、壊れ物は入れない方がいいです。本当に。


つづく。


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2002年07月20日(土)  無事(?)終了 更新地獄 抜け出せた



ぜぇぜぇ。。。
やっと20日までたどりついた。

今は、7月21日午前11時です。


昨日は掲示板で書いたように、日記を11日分寝ずに更新すると宣言したのですが、
あれから即効で寝てしまいました。(←は?)

で、午前6時に起きて、あせって更新しているというわけです。

こうなってくるともはや「日」記じゃないです。
中身もグダグダだし。やっつけ仕事。


でも、寒村に戻ったら、本当に毎日まじめに書きますっ。


はぁ。。。寒村に戻るのか。。。
鬱で死にそう。


つづく。


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2002年07月19日(金)  久々に あの宣言を いたします



なんか、この休暇中、調子に乗って食べまくっていたので、
太ったみたいです。

体重計がないのではっきりは分からないですが、
たぶん3キロくらい。

3度の食事をお腹いっぱい食べてるだけじゃなくて、
甘いモノも次から次へと平らげてます。
しかもPCの前から全く動かず。ダメです。


ということで、次のファミリーではダイエットします。

とりあえず、甘いモノを絶つという方向で。
あと、なんらかの運動も始めます。
頑張ります。


つづく。


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2002年07月18日(木)  注文を 変えられたのに ああ楽し



なんだか、全身がやたらと乾燥している、たまり@ウロンゴンです。冬は嫌いです。

---

今日、なんだかちょっと楽しいことがありました。

彼が学校に用事があったので、休暇中にもかかわらず2人で大学に行きました。
大学の授業事態は休みなんですが、語学学校はやっているので、
結構にぎわっていました。(中国人で←やたら多い)


で、ちょっと歩いたらすぐ休憩したくなっちゃう怠け者体質の私は、
大学のバーに入ってコーヒーを飲むことに。

 余談ですが、ここの大学には敷地内にバーなんてものがあります。
 しかも結構おしゃれで広くて、真昼間からお酒を飲む生徒(←は?)で賑わっています。

私は上にミルクの泡泡が乗った「カプチーノ」を、
彼はただのブラックの「ロングブラック」を頼みました。


校内のバー、カフェ、学食、売店などでは、
この大学の生徒がバイトをしていることが多いです。
留学生がたくさん通っているので、バイトさんの国籍もさまざま。
今日のバーの店員さんはラテン系のおばさんでした。

そのおばさんは、まず私のカプチーノを作って、次に彼のブラックにとりかかったのですが、
コーヒーを作る機械の前で動きが止まっています。
で、カウンターにいる私たちの方に向き直ると、

「ロングブラックって何?」

と聞いてきました。
おそらく、ここで働き始めたばっかりなのでしょう。
私もこっちに来るまで、「ロングブラック」なんて言葉は知らなかったので、
このラテン系のおばさんも知らないのでしょう。

「ただのブラックコーヒーだよ」

と言うと、「ああ」という納得顔で機械の方に戻るおばさん。
なにやら、壁に貼ってある「コーヒーの作り方マニュアル」のようなものを真剣に見ています。
やっと作ってくれるのかと思いきや、見る見る険しい顔になり、クルリと振り返って、

「これ前にも飲んだことあるの?」

と聞いてきました。
彼は頭がハテナで一杯になりながらも、「はい」と答えると、
おばさんは、「まじで? 信じられないわ」という表情を浮かべて、

「これって、エスプレッソ2杯に水が入ってるのよ!」

と。
何が言いたいのか全然検討がつきません。
もはや、おばさんは、カウンターにひじを突いて寄りかかる体勢になり、
コーヒーの機械に戻ろうとしません。

「いい? エスプレッソ2杯に水よ水! 薄いわよ〜。
 普通のエスプレッソにしなさいよ」


と、おばさん。

ようやく私たちは、このおばさんが、
「ロングブラックはお薦めできない」と言いたいことに気づきました。

このバイトで、しかも今日初めて、「ロングブラック」という言葉を知り、
その作り方に驚いたのでしょう。
たぶん、おばさんは、コーヒーのおいしい国の出身なのでしょう。
コーヒーに水を入れるなんて邪道なことが信じられなかったのでしょう。

「ロングブラック、好きじゃないの?」

と私がおばさんに聞くと、
思いっきりあごを引いて二重あごにし、下唇を四角くして、

「ノ゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

と激しく拒否。相当嫌いなご様子。
ここまで言われて、ロングブラックをごり押しする気も起こらず、

「じゃ、カプチーノにします」

と彼が言うと、

「その方がいいわね。ガッハッハッハッハッハッ」

と笑って、カプチーノを作ってくれました。


なんて陽気なんでしょ。
注文を変えられたにもかかわらず、いやな気がちっともしません。
私たちもおばさんにつられて、「ガッハッハッハッ」と大笑いしてしまいました。


ラテン気質にちょっとあこがれた日でした。


つづく。


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2002年07月17日(水)  祭り後 なんでこんなに 寂しいの



YURIちゃんがお帰りになりました。
彼女は、今日はシドニーに泊まって、明日の朝の便でパースに向かいます。


今日はシドニーまで3人で行って、
買い物を少しだけして、夕方には別れました。

あんまりあちこち連れて行ってあげられなくて、
家でみんなでゲームしたり近くを散歩したりだけだったので、
楽しんでもらえたか心配。私は楽しかったけど。
4泊5日、早かったなぁ。また遊ぼうね


YURIちゃんと暮らしていて、気づいたこと。
私ってば、食べすぎ。
女の子は、ああでなくちゃ。


つづく。


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2002年07月16日(火)  はまったら あっという間の 時間かな



YURIちゃんと、彼と、彼の同居人の香港人のエリックと、私の4人で、
プレステしまくり。
ぎゃーぎゃー騒ぎまくり。


ゲームは楽しいけどいけませんな。
時間は矢のように過ぎるのに、思考回路が止まってしまいます。
気がつくと、平気で7時間くらい経ってたりして唖然とします。

日ごろ忙しすぎて、たまには何も考えない時間が欲しい
という人には最適ですが、
日ごろからボケッと生活している私なんかには毒です。
何も考えないまま、歳を取ってしまいそうです。


ゲーム止めて、ネットしようっと。(←は?)


つづく。


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2002年07月15日(月)  クラブとか 向かないタチに なりにけり



今日は、夜から、
YURIちゃんと、彼と、彼の同居人のエリックと、私の4人で、
クラブに繰り出してみました。


あの、視界まで白くなってるタバコ臭と、大音量の音楽がダメです、私。
しかも、夕飯にたらふく食べたラザニアと、数口飲んだ赤ワインが、
胃の中で喧嘩を始めて、気分が悪くなって外で座り込んでいました。
胃の中でガスが発生したのか、ゲップが出そうで出ない。苦しい。


ダメですね私。ナイトライフ楽しめないタチにどんどんなっています。
これはもうそういう歳ということなのでしょうかね。引退ですか?

ガラス越しに見える、めいっぱいおしゃれした
ブロンドのセクシーおねーちゃんたちを横目に、
座り込んで「ゲップよ出ろ」と念じる私。。。


あ〜あ。


つづく。


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2002年07月14日(日)  ここってば 無邪気に動物 遊びすぎ



今日は昼から、YURIちゃんと彼と3人で、大学を見に。


って、大学を観光地としてみなしてます、私と彼。
だって、他にな〜んにもないんだもん、ここ。


私も大学の隅々まで行ったことがなかったので、結構楽しみました。
なんかですね、大学の敷地内にやたらと動物がいるんですよ。
今冬なので、あんまりいない方だと思うんですが、
それでも、ウサギとかゴロゴロいます。
そこらじゅうで、ピョンピョンしてます。

あと、やたら多いのは鳥。大小いろんなのが。
え? これって誰かが飼ってるオウムでしょ?
なんて、ものすごくカラフルなヤツが普通にいます。
クジャクが人のうちの屋根に普通に座ってたりします。


鳥って、よくよく見ると、気持ち悪い。特に足とか。目とか。
爬虫類から進化したのがよく分かる感じ。


つづく。


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2002年07月13日(土)  YURI ちゃんと 初対面の 気がしない



キターーーーーーーーーーーーー!!

ネット友達の→YURI←ちゃんがオーストラリアにやってきました。

YURIちゃんは、これからパースに留学予定で、
その途中にシドニーの私たちに会うため、寄ってくれたのです。


シドニーのとあるホテルの前で待ち合わせしたのですが、
すぐに彼女だと分かりました。
会ったことないけど、昔から友達だったような感じがします。
本当にネットって不思議。


今日は、シドニーを少しだけブラブラして、ウロンゴンへ。

YURIちゃんはウロンゴンに4泊5日の予定。
ワクワク。


つづく。


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2002年07月12日(金)  大掃除 カーペットって どうなのよ



洗剤で手がカピカピの、たまり@ウロンゴンです。

---

今日は掃除です。大掃除。

なんでいきなりこんなことを始めたかと言うと、
明日から、ネット友達の→YURI←ちゃんがここに滞在するんです。


こんな機会でもないと大掃除なんてしないので、
今日は彼と朝から精力的に活動。

キッチンの床を磨き、お風呂場のカビを除去し、布団を干し…。
できる範囲のことは全てしました。


でも、なんかいまいちきれいになった気がしない。。。
それはたぶん床のカーペットせい。

フローリングとかなら、掃除機をかけて雑巾で拭けば、さっぱりしますが、
カーペットって掃除機かけてもなんかホコリっぽい気がしちゃうんですよね。
それに、水モノをこぼしたらシミになっちゃうし。

うちの実家は、母がカーペット嫌いということもあって、
引っ越しても引っ越してもカーペットなしの家だったので、
慣れてないせいもあるのでしょうが。

カーペットの部屋の方が落ち着くのは確かですが、
汚い気がしませんか? 
畳も同じく。畳にはダニがたんまりいそう。 


あなたはカーペット派? フローリング派? 畳派?


つづく。


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2002年07月11日(木)  オージーよ 冬には冬の 服を着よ



今日も相変わらずボケッとしております。たまり@ウロンゴンです。

---

書くことがないので、前から気になっていることを書きたいと思います。


こっちに来て、真冬なのにタンクトップ姿の女子をよく見るのです。
要するに1年中ノースリーブ着用なのです。
あれって、寒くないのか? 季節感というものはないのか?
と疑問だったので、サリーに訊いてみたところ、

彼女らもやっぱり寒いのだそうです。

前に、西洋人の肌の神経はアジア人より少ないので、
寒さを感じにくい体質だというのを聞いたことがあるんですが、
真冬ともなると、寒くないわけがない。


じゃあ、なんでタンクトップなのかと訊いてみたところ、

セクシーに見えることが一番大事だからだそうです。

う〜ん。。。
私には、セクシーというよりもバカにしか見えませんが。
西洋人のことを完全に理解できるようになるのは、
まだまだ先みたいです。


つづく。


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2002年07月10日(水)  久々に 映画の感想 書きました



『ロード・オブ・ザ・リング』観てきました。
彼の大学の映画館で、たったの3ドル(210円)で。


なんか、今ネットで見つけたんですが、
日本公開の『ロード・オブ・ザ・リング』の字幕が、
あんまりよくなかったみたいで、日本での評判はよくないみたいですね。
せっかくの名作が字幕でグタグタになってるという主張らしいです。
全然知りませんでした。


私はもちろん字幕なしで観たので、英語が全然聞き取れなくて、
あらすじもいまいち理解できてないので、
感想を言えと言われても困っちゃうのですが、
何か感じたことを挙げるとしたら、

「私、SFチックなものは受け付けないんだなぁ」

ということくらいです。

今まで、『スターウォーズ』とかも観たことがないので、
自分がSF系を好むのかどうなのか分からなかったのですが、
今日、はっきりしました。私、SFはダメです。


なんか、映画の中で、8人くらいで旅をしてるんですが、
途中、『日本昔話』に出てきそうなものすごい険しい山の
幅1メートルくらいの道をみんなで登ってるわけですよ。
しかも、ものすごい雪深かったりして。

で、敵の親分がその雪山に雷を落として雪崩を起こさせたりするんですが、
その雪崩が8人に直撃してるにもかかわらず、誰も死なないんですよ。
雪崩が全部過ぎ去ったら、全員雪山にちゃんとへばりついてるんですよ。

もう、私の頭は、「え゛〜〜〜〜〜〜〜〜」でいっぱい。

絶体絶命の危機的状況で何回も何回も生き延びていく彼らを見て、
私はすっかり猜疑心の塊。

荷物をほとんど持ってないのに、この人たちは食事はどうしてるのか?とか、
戦いの度に弓をビュンビュン飛ばす弓使いの弓はなんでなくならないの?
とか、そんな疑問が頭をめぐって話に集中できなくなっちゃうんです。

フィクションなんだから猜疑心もなにもないんですが、
なんか白けちゃうんですよね。奇跡みたいなものがそう度々起こると。
実写版ロールプレイングゲームにしか見えない。


たぶん、これが実写じゃなくて、アニメとかならもっとすんなり入れたのかも。
あとは、活字とか。


ここまで言っといて今さらなんですが、
私が受け付けないというだけで、ダメな映画とは言ってないです。
映像もすごくきれいだったし。ファンも多いみたいだし。
今日も映画が終わったあと拍手が起こってたし。

なので、まだ観てないという人は、
めげずに観てみてくださいませ。


つづく。


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2002年07月09日(火)  またしても 日本の弁護 いたします


ネットゲームにはまりまくりの、たまり@ウロンゴンです。

---

 私:「洗い物は私がやるよ」
 彼:「え、いいよ」
 私:「いいよいいよ」


この会話ってよく考えてみると不思議です。

私たちが「いいよ」を無意識のうちに連発していたとき、
同居人の香港人のエリックに「『いいよ』ってどんな意味?」と訊かれて、
そういや、「いいよ」って、状況によって意味が変わるなぁと気づきました。

彼が言った「いいよ」は、「やらなくていいよ」の「いいよ」で、
私が言った「いいよ」は、「やるからいいよ」の「いいよ」。
つまり、それぞれ<否定>と<肯定>を表しているわけです。
「いいよ」ってなんて不思議な言葉なんでしょ。


このことで日本語について色々考えてみたんですが、

例えば、

「まあ、前向きに検討しておきますよ」

これを商談の場で言われたら、
かなり高い確率で商談不成立と私たち日本人は分かります。

他にも、

「明日●●に行こうよ」と訊いて、

相手が5回くらい軽く頷きながら「うん」と力なく答えた場合
「うん」って言ってはいるけど、あんまり行きたくないことが分かります。
本当は「行きたくない」と言いたいところだけど、
はっきり断っちゃ悪いという気持ちがあるわけです。


こういう日本人の性質をよく、「YES・NO がはっきりしない」と
西洋人に非難されます。

それを聞いて日本人は、
「YES・NO をはっきりさせなくちゃだめだなぁ」
と反省してみたりします。


確かに、外国人相手に話をする場合は、相手にちゃんと意思が伝わるように、
日本人にしか分からない回りくどい表現は避けた方がいいと思うのですが、
日本人同士なら、簡単に肯定の「YES」か否定の「YES」か想像つくので、
あいまいな表現のままにしておいていいのでは、と私は思うわけです。
西洋人に言われたからって反省することないのです。

このあいまいな部分こそ、世の中の潤滑油だと思うわけですよ。


「日本人は YES・NO がはっきりしない」と偉そうに指摘する西洋人の社会にだって、
充分はっきりしない部分があります。

その代表は、待ち合わせ時間。(これは西洋人だけじゃありませんが)

ほっんといい加減です。遅れて当たり前といった印象を受けます。
例えば、10時に待ち合わせした場合、
10時30分にのうのうとやって来るなんてこと、ザラ。

でも、本当に重要な待ち合わせの場合、
「10時ね」と言ったら、それは本当の10時を指していたりします。

これが日本人の私には判断つきにくい。
西洋人同士の間では、一口に「10時」と言っても、
状況に応じて、「遅れてもいい10時」と「きっかり10時」の判断がつくのでしょう。

遅れてくる西洋人に対して、
「10時と言ったらどんな状況でも10時に来い!」なんてこと、私は言いません。
だって、西洋人の間ではそれでうまくいってるんだから。
そして、外国人の私がその判断がつかないことを彼らは知らないんだから。
これは、しょうがない。


それぞれの国の中だけで成立する暗黙の了解は、傍から見たら奇妙なことですが、
よそ者が「それはいけない」と口出しすることじゃないと思います。
堂々と自信を持って「あいまいに」いけばいいのです。
だから、私たち日本人も胸を張って、「あいまいなYES」を使い続けましょう。
外国人相手にやらなければいいだけです。


<おまけ>
インドの人は、相手が喜ぶようなことしか言わないお国柄です。
たとえ赤痢で死にそうになってたとしても、「大丈夫だ」と言います。
それが彼らの思いやりだったりします。

道に迷い、道端で「■■はもうすぐですか?」と人に訊くと、
たとえそれが10キロ先だろうと、
「ああ、もうすぐだ。すぐそこの角だ」とほざいたりします。

こればっかりは、切れそうになる。

---

「おいしいレシピ」に
「リンゴとナツメのココナッツケーキ」を追加。


つづく。


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2002年07月08日(月)  化粧品 こんなの探して いたんです♪



相変わらず平和すぎて頭がボケボケの、たまり@ウロンゴンです。

---

今日も書くことがないので、化粧品について書きたいです。


私が日本から持ってきた基礎化粧品
(クレンジング、洗顔、化粧水、乳液、美容クリームなど)は、
クリーム以外とっくになくなってしまいました。
もう5ヶ月も経つので当然ですが。

で、途中市販のものをあれこれ試したりしましたが、
私の一番のお気に入りは、こっちに来て割とすぐ行った、
ファーマーズマーケットで買った基礎化粧品でした。

ファーマーズマーケットというのは、私の住む寒村の住人(農夫)が、
自分の土地でとれた野菜やくだもの、そのほかの食材を売る朝市です。
そこで、自分家のラベンダーやらそのほかのハーブやオリーブから抽出した
オイルで作った無添加の化粧品を売るテントなどもありました。

そこで私は試しにクレンジングを買ってみたのですが、それがかなりイイ!
しかも、8ドルしかしなかった。


最近になって、
「なくなったら連絡ちょうだいね」と言われて、
クレンジングと一緒に渡された名刺があることを思い出して、
サリーに頼んで、電話してもらいました。(電話は未だに苦手)

そうしたら、その化粧品を売っていた女性は、
オーガニック化粧品の調合の先生だということが判明。
さらに、私がわざわざ連絡を取ろうとしたことにいたく感動して、
私の肌のために基礎化粧品を調合してくれると言う。
値段は8ドルのままで。

マイ化粧品ですよ。しかも安い!

本当に使い心地がいいし、無添加だし、安いし、言うことないです。
私の肌の診察は、休暇後になるのでまだ手元にありませんが、今から楽しみ〜。
クレンジングだけじゃなくて、化粧水も乳液もクリームも全部揃えるつもり。

---

今日は昼から具材を煮込んだりして、本格的な中華おこわを作りました。
「おいしいレシピ」に作り方を載せました。
かなり美味しくて本格的なので、オススメです。


つづく。


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2002年07月07日(日)  物欲が 年々歳々 なくなります



今日は七夕だったのね、とさっき気づいたたまり@ウロンゴンです。

---

今日は、遅い誕生日プレゼントを彼が買ってくれると言うので、
ウロンゴンの街に繰り出してみました。

でも、欲しいものがぜんぜんない。
何が欲しいかなぁ〜としばらく考えても浮かんでこない。

結局、料理のための分厚い事典を買ってもらいました。
英語のレシピブックには分からない食材や料理法がたくさんあるので、
それらがすぐに調べられる写真付きの便利な事典。

パラパラめくっていると、面白すぎて止まりません。

---

「ガッコ外エイゴ」に、ちょっと下品なやつを更新しました。


つづく。


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2002年07月06日(土)  ホームステイ 今度はきっと 幸せだ



日記書くの止まってます。毎日平和すぎます。
日本語を話す相手がいると、思考が停止するみたいです。

---

何も書くことがないので、休み明け(7月22日)から10週間お世話になる
ホストファミリーの紹介でもしようと思います。

次のステイ先は、
小学2先生の息子が私の行っている小学校に通う普通の家族です。
下の子が、4歳の女の子で、この子がものすごくカワイイです。
お母さんは、語学学校の英語の先生で、お父さんはカンタスのエンジニア。

この休暇に入る前、
荷物をサリーの家からこのファミリーの家に移動させました。
そのとき、私の部屋となる寝室を見せてもらったのですが、
なんと、

電話線の穴があるんです

そして、家族は、

9時半に就寝してしまうそうです

とうとう、花のネット生活?!

ちなみに、オーストラリアの電話代は、
市内通話なら時間帯は関係なく、25セント(18円)でつなぎ放題なんですよ〜。


ほくほく。


つづく。


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2002年07月05日(金)  本当に 持って行くの? 枕カバー



ネットつなぎっぱなしでほくほくの、たまり@寒村です。
ウロンゴンにやってきました。

---

昨日泊まったホテルは、シドニーセントラル駅近くに
今年6月にオープンした、ユースホステル。1泊1人約3,000円。

新しくてきれいなのはいいのですが、バスタオルがありません。
今までオーストラリアのどんな安ホテルにもバスタオルがあったので、
小さいタオルすら持ってきていません。
フロントにバスタオルを借りれないか聞いたのですが、ないとのこと。
仕方がないので、夜のシドニーのコンビニめぐりをして、
探し回るが見つからず、トボトボとホテルに帰ってきてしまいました。

朝、シャワーを浴びないと気がすまないタチの私は、
いったいどうその事態を切り抜けたかと言うと、

シーツで拭いてやりました。

シーツがノリでパリッと仕上げられているなんてことがなくて、
本当によかった。意外にもよく水を吸ってくれました。
安ホテルバンザイ。


ところで、昨日のチェックインのとき、ホテルの人に不思議なことを言われました。

「チェックアウトの際は、枕カバーを持ってきてくださいね」と。

チェックアウトしたのかちょっと出かけているだけなのかが、
掃除の人に一目でわかるように、
または、単純に枕カバー泥棒防止、とかそんな理由からなのでしょうか。

でも、枕カバーをフロントに持って行くなんて、何度考えても奇妙。
もしかして英語を聞き間違っただけかもしれないし…
もしそうだったら、フロントで相当恥ずかしいだろうなぁ。
「ハァ?!」とか言われちゃったりして…。

そんなことを考えながらも、朝、枕からカバーを外す、小心者の私と彼。
もしものときのために、小さく小さく折りたたんでおく。

恐る恐るエレベーターで1階へ。
エレベーターの中で、他の人の持ち物を目だけ動かして密かにチェック。
誰も持ってないよ、枕カバー。オロオロ。


結局、枕カバーはフロントで無事回収されました。

こいうとき、オロオロしてしまうのは、私たちだけなのでしょうか。
他の滞在客はオロオロビクビクしないのでしょうか。
私にはたいそう堂々として見えますが。


---

シドニーの中心地に「紀伊●屋書店」がオープンしました。

日本の本は、ハードカバーの単行本がちょっと少なめですが、
文庫、漫画、雑誌はかなり充実していました。
値段はだいたい日本の倍。

書店としての売り場面積は、南半球1なんだそうな。

て言っても、所詮南半球ですよ。
実際はたいして広くもないです。

いろいろと欲しくなる気持ちを抑えて、文庫を1冊だけ購入しました。


つづく。


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2002年07月04日(木)  「カンタス」と もう言わないわ 約束よ


さっき食べたシーフードピザのアンチョビがしょっぱすぎて、
のどが渇きっぱなしの、たまり@寒村です。

---

えっと、これから飛行機に乗ります。
今アデレード空港にいるのですが、私の乗る便は40分も遅れるらしいです。
オーストラリアで飛行機が時間通りに飛んだのを見たことがありません。
うがーー。


今回は、ヴァージンじゃなくて、カンタス。なので、メインターミナルです。(昇格)

ところで、この「カンタス」という名前なんですけど、
英語でつづるとこうなります → QANTAS
んで、日本語読みで「カンタス」。

でも、オージーはこれを、「クワンタス」のような音で発音します。
(ちなみに、私のいるサウスオーストラリアの人は、「コンタス」と発音します)
絶対に、決して、全く、100%、「カンタス」とは言いません。

私たちは当たり前のように、「カンタス」と言いますが、
英語で「カンタス」と言うとかなりお下品な意味があるんです。


「カント」というのが、「女性器」を表す汚いスラングで、
「カンタス」は「女性器の」という形容詞になります。



オーストラリアのパブ(飲み屋)などで「カント」と言われたら、
相手の男を殴っていいと言われました。
それくらい下品で女性を馬鹿にした言葉なのでしょうな。


しかし、長年「カンタス」と言ってきた私は、これを言うとき、
一生懸命意識を集中しないと、うっかり「カンタス」と言ってしまうのです。

今日、次のホストファミリーの家に荷物を持って行ったとき、

「休暇後、空港に迎えに行くから、フライトナンバー教えて。
 航空会社はどこ?」

と言われて、

「カンタス」

と思いっきり言ってしまい、家族を凍りつかせてしまいました。
すぐに、「コンタス」と言い直したからよかったのですが、
変な汗をかいちゃいましたよ。第一印象最悪。

まったく、日本人の誰が最初に「カンタス」と言ったんでしょう。
最初から「コンタス」とか「クワンタス」とか発音しておいてくれれば、
こんな苦労もなかったのに。


今思うと、この意味を知る前、おもいっきりタクシーの運転手に、
「カンタス、ドメスティック」とか言ってたんだよなぁ。


つづく。


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2002年07月03日(水)  オージーに うん■座りで 褒められよう



テストも評価も終わり、小学校でやることが全然なくて、
PCルームに住み着きそうな勢いの、たまり@寒村です。

---

今日、サリーに言われてみて初めて気づいたのですが、
オージーは女も男もうん■座りができないそうです。
そういや見たことないかも。オージー、うん■座りしてないかも。

えっと、自慢じゃないですが、私はいつまででもうん■座りできちゃう人間です。
かかとが上がってるヤツは安定しないのでダメですが、
足の裏をかかとまでべったり地面につけたうん■座りは半永久的にできます。
(↑ちょっとウソ)

昔のヤンキーはそうやってたむろってたものですが、
(私はヤンキー上がりとかじゃないですけど)
最近のヤンキーに値する子たちは、
地面にお尻をつけてぺったり座ってるじゃないですか。
あれって、足首付近の骨が昔の人(この表現イヤだな)と違うから、
うん■座りができなくて、地面にぺったり座ることになってしまうからだとか…、
そんなようなことを検証している番組をテレビで見たことあるんですが、
西洋人の足首付近の骨もうん■座りできない形なんでしょうかね。


私が考えるに、「うん■座りはアジア人独特の座り方」なんです。

東南アジアとかインドとかネパールに行ったとき、
うん■座りして、地面で料理とか洗濯をしている人をたくさん見ました。
暑いからかなんなのか、裏庭とか道端にコンロやまな板なんかを持ち出して料理して、
洗濯は、大きなたらいでジャブジャブやって、そのままその水を外に捨ててましたね。
その間ずっとうん■座り。
ヘタすると、家族中が外でうん■座りして、ご飯食べてたりして。
その他、軒下でうん■座りのまま、たたぼーーっとしてる人とかもいました。

床族(ゆかぞく)のアジア人の生活には、
うん■座りは必要不可欠だったのでしょうな。
椅子族(いすぞく)の西洋人に、長い間うん■座りのチャンスがなければ、
足首の骨がアジア人とは別の進化をとげても、当然と言やー当然。


ちなみに、オージーはオージーでも、赤ちゃんに限りうん■座りできるそうです。
だから、「赤ちゃん座り」のような呼ばれ方をしているみたいです。
(英語名は忘れた)
かたや日本では、「うん■座り」。トコロ変われば…ですね。

西洋人にうん■座りをやってみせると、とにかく「スゴイスゴイ」と言われるので、
なんでもいいから褒められたい、という人はお試しあれ。


つづく。


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2002年07月02日(火)  チョーカーは いったいどこへ 神隠し



ほぼ一日中しゃっくりをしていた、たまり@寒村です。
しゃっくり100回で死ぬって本当ですか? 嘘って言って。

---

私の同居人のサリーは、なんやかやモノをくれる人です。
別に、それはたいそうなモノというわけではなくて、
金額にしてみれば100円以下のモノ、
そのほかクローゼットの中で眠っていたホコリをかぶったモノなど。

こんなこと言うのもどうかと思うのですが、
私は1〜3ヶ月で次々に住処を転々とする住所不定の身なので、
相当迷惑しているんです
サリーは私が断ると本当に悲しそうな顔をするので、
小心者の私にはそんなことできず、結局もらうことになってしまいます。

そんな私に、こんな不思議なことがありました。


一昨日の夜、サリーが私の部屋に来て、
何かをくれるのでダイニングに来るようにと言います。
私は、「またか」と思いつつもダイニングに行くと、
サリーが後ろ手に何か隠して立っています。

「一緒に暮らしてくれているお礼にちょっとしたものをあげる」

と言いつつ、サリーが差し出したものは、
緑、黄色、赤、青のマーブル模様の3センチくらいの四角い
ペンダントヘッドのついたチョーカーでした。
(チョーカーとは、首輪状の首の周りに余裕のないネックレスのようなものです)

私は息苦しいものが嫌いで、ネックレスすらしない人間なので、
チョーカーなんて全然使い道がありません。ましてや、そのデザイン。。。

でも、サリーの悲しむ顔を見たくない私は、いつものように笑みを浮かべつつ、

「ありがとう」

と言って受け取ることにしました。
その日はそれから、ダイニングの椅子に2人で座って、
小一時間ほど雑談をしてから寝ました。


次の日の朝、
前の晩もらったチョーカーをダイニングのテーブルに
置きっぱなしだったことに気づいて、
ダイニングに行ってみました。でも、チョーカーはどこにも見当たりません。
しばらく探しても見当たらないので、気になりつつも諦めて学校に行きました。


その日の夜の夕飯の後、2人でダイニングで雑談しているとき、
サリーが「ちょっと待ってて」と言って、
いきなり自分の部屋に消えたと思ったら、手に紙袋を持って現れました。

「もうすぐここでの生活も終わるから、ありがとうのプレゼント」、と。

私は、紙袋の重さにうんざりしつつも、笑顔で受け取りました。
ふと、昨日のチョーカーもここにまとめて入ってるかもと思い、中を見てみました。

中には、オーストラリアについて書かれた小さな本、
タイ料理とお菓子の古いレシピブック、猫のステッカーが入っていました。
チョーカーは入っていませんでした。


そして今日、サリーがまたモノをくれました。

サリーは昔タッパーの販売員をしていたことがあって、
買ってくれた人にあげるおまけをダンボールいっぱい持っています。
今日はその中のいくつかを私のために見つくろったので、
そのセットをくれると言ってきました。

タッパーの形をした小さなキーホルダーや計量カップの形のマグネットなど、
袋の中におもちゃのようなプラスチックの品々が入っていました。
そこにもチョーカーは入っていませんでした。


その後(今日の夜)、サリーがちょっと出かけている間に、
もうすぐこの家を出るので、家の掃除でもしようかと、
家中の床をほうきで掃いているとき、サリーの部屋のチェストの上に見つけたものは、

あのチョーカーでした

タグなども取られていて、使ってある状態でした。


私の頭は今ハテナでいっぱいです。
あれは、私にくれたものではなかったのでしょうか。
それとも、私がダイニングのテーブルの上に置きっぱなしにしていたので、
「いらない」と判断したのでしょうか。
もちろん、私は使わないので、それならそれでいいのですが、
あれはなんだったのか、夢でも見ている不思議な感じがしています。


つづく。


2002年07月01日(月)  童謡を 久しぶりに どうよ てか



「ドナドナ」を子牛の名前だと、かなり最近まで思っていた。というか、今も思っている。
  はい ・ いいえ

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ほい、たまり@寒村です。(←定着)

昨日の晩、彼との電話中なぜか童謡の話になりました。
今思うと童謡にはヘンなものが多い、と。

時計が動かないと何度も訴え続ける『おじいさんの古時計』、
ロウで固めた翼を持って飛び出し、墜落死した若者の歌『イカロス』、
願いが叶うなら翼が欲しいと夢見る、かなり電波来ちゃってる『翼をください』。

なんかそんなのばっかです。特にこれ、どうなんですか?

 ♪君の行く道は 果てしなく遠い
  だのに何故 歯を食いしばり
  君は行くのか そんなにしてまで


救いようがないじゃないですか。(しかも「だのに」て)
もしかして、この後の2番、3番あたりに救いがあったりするかもと思い、
ネットで調べてみたところ、続きはこんなんでした。

 ♪君のあの人は 今はもういない
  だのに何故 何を探して
  君は行くのか 宛もないのに
 
  空にまた 日が昇るとき
  若者はまた 歩き始める

  (『若者たち』←そういやこんな題)


追い討ち、かかってました。ヒドイです。救いなんてもなありませんでした。
(まだ使うか「だのに」)

こんなのまだまだ甘いです。私が小学校で習った一番すごい歌を紹介させてください。

 『魔女の数え歌』

 ♪ひとつとせ 
  ひどいことだと思わずに
  人が嫌がること繰り返せ
  非情こそ 魔女の生きる道

  ふたつとせ
  ふた目と見られぬ醜さで
  不幸災いまき散らせ
  不良こそ 魔女の生きる道

  みっつとせ
  身の毛もよだつ残酷さ
  見せてはならない深情け
  醜さこそ 魔女の生きる道


頭韻を踏んでいるのがなんともニクイでしょ。

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今日から7月。ということは、今年も半分終わったってこと。おっそー。(涙


つづく。


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