電話がつながりました。ドキドキ。

『あはぁ〜〜(￣◎￣)』

…頼むから、モシモシとかコンバンハとか言ってくれ。

『・・・・。』

『精子まひまひ〜（語尾上がる）』

『・・まひまひ？』

『え、まひまひって何だよ。○○って言ったんだよ』

○○は聞き取れませんでした。

殿方の口調が、低くてボソボソした変態声から突然、素の声に戻ったので
普通に会話が出来るかなと思ったものの、次に聞こえてきたのは

『臭い液〜出した〜い（語尾上がる）』

『あぁ〜精子〜クッサーイ（語尾上がる）』

…また変質者モードに入っちゃいました。
何なんだYO！キモすぎんだよ〜！

『あの…今って、いくつなの？』

『年なんて〜ぇ関係なぁ〜いだろ〜う？（コントのアメリカ人風）』

『・・・外人ですか』

『あのさ〜なんで、みんな年とか聞くわけ？』

また素に戻った。

今度は、ちょっと永ちゃん風。急に変わるから焦るよ。
だってさ、いきなり変質者モードで話しかけられて普通に返せる人なんて
あんまりって言うか、ほとんどいないですよね。怖がるか笑うよね。

亜美はテレレだから「うふんあはん」と返そうと思えば返せるけど
すっごくバカバカしいし…過去に数回あっはん返しをした事はあるけど
そのうちの２〜３回は【いきなり変質者モード】を振ってきた当の殿方に

『ぷ。バッカじゃねーの。おまえアホだろ？』

などと言われてしまい、全くその通りだと亜美も思ったのですが
殿方から始めたアホ芝居に乗ってあげたのに、このヒドイ仕打ち。
血も涙も、ないじゃないですか（／Ｔ◆Ｔ）／

まぁ、そんな小さなトラウマがあるため、変態モードには
反応が鈍くなり、よっぽど金銭的にピンチの時か、恐ろしく
暇な時以外は亜美も、あまり乗り気になれないのです。

そして、それに加えて、この「まひまひ男」は１人の世界に入ってるので
乗ってあげようにも、どうして良いのやら亜美には見当もつかず・・。

『精子〜クッサ〜イ〜』

とか言われた時、どう言い返せば満足してもらえるのか。

『いやぁん クッサーイの大好き〜ぃ』

なんて言えば喜んでくれるのでしょうか。意味不明です。

あ、それで亜美は

『なんで、みんな年とか聞くわけ？』

と、お怒り気味の変質者、まひまひ君に疲れてしまったので

『えーこんな事言ってる人って何歳くらいなのかなぁと思って』

と素直に答えてみたのですが、その返事は何故か

『おぉ〜くっさ〜い液が出そうだ・・』

なんだよそれ！人の話し聞いてんのか！

『ぇえ？』

『あっあっ…気持ち良く、いやらしくなってきたっはっはっ』

この最後の「たっはっはっ」は笑っているのではなく、息が荒くなっているのです。
もう限界です。耐えられません。亜美をえっちに攻めるでもなく
１人で勝手に盛り上がってる変態に、どう対応しろと言うのだ。

『あはは！面白いね！本物の変質者みたーい！』

あー。言っちゃった。

…ピッピ！（チェンジ）

逃げました。

まひまひ君、遊んであげられなくてゴメンネ。

まぁでも、まひまひ君は、変質者の中でも忍耐強い方だと思います。
ほとんどの変質者モードの殿方は、自ら「あはんうふん」と始めるくせに
こちらが合わせてあげても、長くて２分でチェンジかガチャ切りなので。

亜美が思うに、思い切ってエロ電話してみたけど、そして相手も一緒に
喘いでくれたけど、どうにも恥ずかしさ満開で耐えきれなくなった！
と言うのがガチャ切りの理由だと思うのです。

なら、最初から、そんな事しなきゃいいのに…。ねぇ？
すぐ逃げちゃうから、どうせ稼ぎの足しにもならないし。

だけど、そんな「変態な自分に酔えない殿方達」は、一体全体
どこで変質者の生態を学んだのか。それもAVなんですか？？
みんなして同じ事を言うマニュアルみたいなエッチ言葉も？

とりあえずは、普通に会話を始めた方が絶対に楽しめると思うんだけどな。
その方が、殿方だってリラックスして挙動不審になる事もないだろうし
亜美だってエロエロしてあげられるのに。なんつって。

これは決して、稼ぎだけを考えての発言ではないのだけれど
小さな疑問を上げていくとキリが無い、魔可不思議な殿方ワールド。

彼らの言い分は、どうなんだろうとインタビューしたい心持ちの亜美でした。

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2003年11月18日(火)

亜美スランプの巻

嗚呼。お仕事する気になれません。亜美ピンチ。

波があるんですー。絶好調！って時と、まぁまぁ普通な時と
今みたいな何か不調だ〜って時。後は「もうイヤダ…」となる
逃亡者気分の絶不調期。ヒマな事も原因の一つだけれど
同じ会話の繰り返しに飽きちゃったのかも。あーあ。

先月は、メーラーぶっ飛んで今までのメールデータは消えちゃうし
復活したら変な請求が来て頭に来るし、テレレでもプライベートでも
あまり嬉しい事の無い今日この頃。遠くへ行きたい。嘘。

おまけに今日は、電話がつながった瞬間に

『どっち？S？M？』

『え？』

ピッピ！

ああ、脱力です。情緒の無いマゾヒストめ。SM回線にかけやがれ。
って言うか一瞬にして逃げられたから、相手がSかMかは判らないけれど
最初にSかMか確認してくるのって、マゾの人に多いのです。

やっぱり女王様って、少ないのかな。

元気な時だと、ガチャ切りされそうでも頑張らなきゃ！って前向きなのに
凹んでる時は同じ事ばかり言う殿方に、ますますヤル気の失くなる亜美。

『今、どんな格好？』

『鎧兜(よろいかぶと)』←リンク

ごめんなさい。許して下さい。でも、この時の殿方はウケてました。
そして妙にノリノリで一緒に戦国もしもワールドを旅してくれました。
そんな殿方が、大好き。束の間の相思相愛です。

何かね、会話の流れで亜美の服装を聞いてくるのはオッケ−なんです。事細かに教えちゃいます。
でも開口一番に『どんな格好？』と聞かれること数十回…となると、いい加減ぼーっとしてる亜美でも
うるせーやい！なんて思っちゃうんですねー。せめてモシモシくらい言ってくれ。せっかちな殿方達よ。

疲れ切ってヘロヘロ状態の亜美は、なげやりモードです。
『芸能人だったら誰に似てる？』の問いに『山下達郎』とか言ってみたり。

この時も殿方は冗談だと思ったらしく怒らないで吹き出してました。
あ、っていうか冗談ですけどね。本当に似てたらどうしていいか判りません。
笑わせようとして凍り付かせる事はあるけど、切られてもいいやと
捨て鉢な時に殿方を和ませてしまう亜美。世の中うまく行かないもんです。

今日は愚痴っぽいので、この辺で。立ち直りは早いので心配無用。
それでは、明日こそエロエロモード全開でテレレってきまっす。

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2003年11月12日(水)

キノコの気持ち

『カリがパンパンに張ってキノコみたいなチンポなんだよぅ』

『ええ〜すっごぅい！』

ひとしきり彼のMyキノコ自慢を聞かされたあとに、経験人数を質問した亜美。

『キノコさんはぁ今まで何人くらい経験あるの？』

『え？キノコさん？』

やばい。心の中でキノコさんと呼んでいたら本当に口にしちゃいました。
だって名前聞いてなかったしー聞くと切っちゃう人が多いしーあああああ。

『なまえ…知らないから。キノコさんて呼んじゃった。』

しおらしく、こう言ったら名乗ってくれるかな？と思ったんだけど

『…俺はねぇ、50人くらいかなぁ』

あっさりと質問に答えられちゃいました。キノコさんとか呼ばれて何ともないのか。
亜美はツボにはまりまくって、コッソリ自分で自分に、うけまくってたんですけど。
まぁいいか、と思って次の質問に行ってみました。

『今っていくつなの？初めてエッチしたのは何歳？』

『えっと中２だから23までで50人かな』

『え！23なの？じゃあ同い年じゃーん』

『そうだね〜』

そこで何故か、ピッピッ！なんで。どうして。
キノコさん、チェンジに失敗しまくってます。

けっこうイイ感じで喋ってたのに〜と思ってたのは亜美だけだったのか？
こうなると可愛さ余って憎さ百倍。切らせるものかと、すがりつく亜美です。

『切っちゃうの？なんで〜？』

『え？切らないよ（ピピッ）どうしたの（ピッピ）』

切らないと言いつつチェンジを試みる殿方。なんなんだ。ピッピの音が聞こえないと思ってるのか。
白々しい殿方にムカついて、ちょっと憎まれ口をきいちゃいました。

『なんだよ〜亜美のこと嫌いなのね。キノコのくせに。』

『（ピッピッピッピ）』

『嘘つきキノコめ！』

『（ピピピッピピッピッ）』

・・・。一発で逃げていく殿方もいるのに、どうしてこうも連続してチェンジに失敗するのだ。
何だか気の毒になってきました。亜美、何か悪いこと言ったかなぁ。なんて思ってるうちに
キノコはチェンジを諦めたようで、電話はガチャリと切れたのですが。

ちぇ。

このキノコみたいに、楽しくフェイドアウトしようとする殿方って多いんだよね。
少し喋っただけで顔も見えない相手だけど、一瞬でも気まずい思いをしたくないのでしょう。

会話＝給料の亜美としては、気まずかろうが何だろうが、切られたら同じなんだけど
その気持ちは解ります。亜美だって、もう帰る時間なのに相手が切ってくれないと
ガチャンと切りたいのに切れないもの。待ち合わせに遅れそうなのに〜って時も
殿方が楽しそうに話してるのを、さえぎって切るのは心苦しいから
家族が帰ってきちゃった〜なんて言って切るんだけどさ。

きっと、会話を続けながらピッピしちゃう殿方たちは気が弱いのだろう。
でも、バレバレな嘘でもいいから「お客が来た」とか何とか言ってくれれば
え〜と思いながらも、仕方ないかって切ってあげられるのになぁ。

あ。キノコ報告のはずが愚痴になってしまいました。

それにしても23才にしてキノコなチンポ自慢。これって年相応なの？
言い方にもよるけど語尾が「●●なんだよう〜」だと、かなりオヤジ臭いで賞。
２ショット派の殿方たちは気を付けて下さいねん。

ではでは。

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2003年11月06日(木)

オバケな声で「どうしたの」

■オバケ其の１

『俺、30なんだけど』

『あたし23だよ』

『何してるの？』

『…あなたは何してるの？』

その直後、今まで普通に会話していた殿方の声のトーンが低くなり
もんのすごく聞きにくい、ボソボソした声に変わってしまいました。

『ぢんぢんざわっでどぅ〜』

『え？』

『ぢんぢんざわっでどぅ〜』

なんで、そこだけ小声なんだよ。いたずら電話みたいで恐いんですけど！

『…オバケ屋敷？』

ガチャン！プ−プープー

また切られてしまいました。１人、先走る殿方の気が早いのか
乗ってあげられない亜美が悪いのか。みなさん、どう思います？
生理も近くなると、いつにも増してノリが悪くなるんですよね。
だって、馬鹿みたいなんだんもん！怪しいとエッチは別物なのにー。

亜美には『ぢんぢんざわっでどぅ〜』としか聞こえなかったんだけど
多分『チンチンさわってたよ〜』って言ってたんだと思います。ぶー。

■オバケ其の２

『もしもしぃ』

『・・・』

『もしも〜し！』

『（ガサゴソ…）・・・』

無言です。いつもの事です。こんな時は朗読開始。

『サァサァ御らうじませ、これがくもにかけはし、かすみにちどり
およびでないとておもふまいものか、ハリトウハリトウ』

亜美は、この日彩色江戸物売図絵という本を読んでいたので
その中の「玉すだれ売り」の文句を講談風に読み上げてみました。テケテンテンテン

『たけ田あふみのつもりざいく、玉すだれはやがはり』

『ボソボソ…（何かつぶやいている）』

今まで無言だったくせに、何か言ってやがります。
何を言ってるのか聞き取れないので無視して朗読を続ける亜美。

『おこどもさまがたの〜おなぐさみ〜』

『何してたの』

『ん？なぁに？』

『何してたの』

やっと言葉を発する気分になったようなので、話し掛けてみました。

『そっちこそ何してたの？寝てるかと思ったよ』

『起きてたよ』

『目、さめてる？おはよ！』

『何してたの？』

『本読んでたけど…（…聞いてたくせに）』

なんとも会話になりません。なんか違う事言えよ！
っていうか、この場合、何してたの？と聞く権利があるのは
あきらかに亜美のほうだと思うんですけれども。ねぇ。

余談ですが彩色江戸物売図絵はテレレ仲間の１人に勧められて買ってみました。
とても面白いので興味のある方は是非、チェックしてみてください。

それにしても殿方達は、どうして『何してたの？』しか言えないのかな。

あ。そうだ。あとね、つながった途端に思いっきり悩まし気な声で
『何してるのぅ〜』とか言ってくるから、亜美も（喜んで！）の心意気で
悩まし気に『今ね、エッチなマンガ読んでたよ』って答えたのに。

切られました。なんでだ。何がいけなかったんだ。気持ち悪かった？

亜美はテレパシーが使えないので、いくら頑張っても殿方の思う通りの
受け答えは出来ないんですよぅ。ヒントをくれてもいいじゃないですか。
冷やかしでもなさそうなのに、答えが気に入らないと切ってしまう人は
２ショットに過大な期待をしすぎているのかもしれないです。

そんなあなた、サクラと言えども生身の人間なんですから
何も言われないうちから個々の殿方好みの会話なんて出来ません。
ちゃんとコミュニケ−ション取らないとダメですよ！まったくもぅ。
なーんてテレレの亜美ごときに言われたくないかもしれないけどさ。

普段の人付き合いも、そんな風にしていなきゃ良いけど…と
要らぬ老婆心を抱いてしまう亜美なのでした。

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殿方リスト:::昨日の殿方:::明日の殿方

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