遠距離介護日記

2006年03月24日(金) また訪問販売に引っかかる。

3月17日に母が訪問羽毛布団販売業者業者と8万4千円で汗取りパット
を契約したことが、偶然ヘルパーさんが契約書を見つけて発覚。

1月10万もする必要がないメガネを買ったばかりなので絶句。あの時は
嫌がる母を尻目に業者に電話し母が認知症患者なので、仮に注文があって
も保留にしてほしいことを申しいれたのに、がっくり。

今回はまったくこの契約のことは忘れていたようで、ぎりぎりクーリング
オフ最終日に見つかったので、業者にクーリングオフする旨を伝え葉書を
簡易書留でだしました。

田舎とはいえ油断もすきもない時代です。銀行預金通帳がないという時
しか母から電話がなく、毎日3回は服薬確認等で私は母に電話している
のに、まったく今の話もなし。なぜだ・・・。

対応が悪い?認知症だからしょうがない?今日はぎりぎり契約解除でき
たけど、8万4千円の大金は見知らぬ訪問業者と契約するのに近場の
温泉にいくのはもったいないという感覚、理解できません。(-_-;)



2006年03月23日(木) 問題なし


22日のディサービスの入浴中に水溶性便を排泄し、体調と心理的負担
を心配しましたが、その後は症状が安定し帰宅後と今日23日も変化が
ないので安心しました。

今回のことで、ケアマネがヘルパーさんが一月決めた冷蔵庫のチェック
をしていないことを、冷蔵庫の中のカビの生えた生揚げ等を見て大ショック
で確認し即座にヘルパーセンターに連絡してくれたので大助かりです。

母にとってははじめての排泄の失敗で心理的に落ち込むのではと思ったら
認知症のため丸ごと忘れていたので、複雑の気分、まあくよくよするより
はいいかな。

4月1日の母の従妹の3回忌の法事のお知らせの葉書をケアマネが見て
私に知っているか聞かれましたが、まったく知りませんでした。だいたい
(母から電話があるのは通帳がないと訴えるときだけなので。)

葬式には同じ町に住む母の従兄弟と一緒にでかけたようなので、その時
より症状が進行しているので従兄弟に出席するのか電話で問い合わせた
ほうがいいのか、そこまでやると母のプライドを傷つけることになるの
か微妙なのでもう少し様子を見たいと思っています。

お彼岸は覚えていたようで、お寺にいったといってますが本当?



2006年03月17日(金) 調子がよさそう!

気候が穏やかにやったためか、母からの通帳がない電話がほとんどない。
通帳を入れる新しい大き目のエンジの財布とわかりやすい財布の写真を
クリアケースに入れわかりやすい場所においたのがよかったかも。

夜の緑内障の目薬眼の促し時も前のように「目薬はどこだ、どこだ」と
となえながら歩き回ることもなく、スムーズに冷蔵庫に行き目薬が入った
入れ物を見つけ、点眼、再び冷蔵庫ができるようになって楽だ。

やっぱり、ヘルパーさんの促しで点眼と冷蔵庫保管がだいぶインプット
できたかもしれない。使う機能は手続き記憶で残り、使わない機能は失わ
れると言うから、最近さぼっているファックスをして母が受診方法を記憶
に再度刻むようにしないと・・・・・。

道路の雪が解けて本屋や惣菜や楽に行けるので気分いい?知人の敏ちゃん
ともお茶飲みしたようだし(時々忘れている。)ディサービスの促しも
当日だけで間に合うようになったし、今のところ遠距離介護にとっては
楽な状態が続いている。



2006年03月11日(土) ケアマネからの受診の様子の連絡


ケアマネから9日の母のメンタルクリニック受診の様子の連絡がファックス
でありました。先生が介護保険について母に質問したところ、母が答えることができずにヘルパーさんが助け舟を出したとの事。うーん、ありうる。

それで先生が「これでは一人暮らしは無理かな?」といったのでヘルパー
さんが「ガス栓を外出時には何回も確認しているし、心配ない」というと
「それでは大丈夫かな」といったそうです。

その場の雰囲気もあるので、一概に言えないかもしれませんがまあなんと
無神経な先生でしょうと思ってしまいました。母は昔の人なので先生の前
では極度に緊張するためと、馴れない人のため話が頭に入らないのだといっ
てやりたい気分。

確かに本人は記憶を保持できる能力は減退しているものの、その場の雰囲気
や自分のマイナス部分を話していることはわかるはずなのでその感情は確実
に残るのでやれやれです。

先生にしてみれば話を理解できない認知症患者と思っての発言でしょうが
残念です。通っているメンタルクリニックは外部から医師を月一回招聘し
て行っているのでしょうがないかもと思うもののやっぱり母が気の毒です。

ケアマネにいつもはファックス連絡のところを早速電話して次回の4月の
受診は私が母の同行する旨を連絡。ついでに緑内障の目薬の点眼をヘルパー
さんが入ったときに母に促すことも依頼、本と毎回彼女には感謝です。



2006年03月09日(木) メンタル受診日


朝8時に母に電話。メンタル受診日を覚えていなかったので保険証
を引き出しから出してもらい、ショルダーバックにいれてもらう。
スムーズに保険証が出てきてラッキー。

12時過ぎに電話、受診したことは薄っすらと覚えていたようだが
保険証も病院の領収書もどこにもないというので、深追いせずたぶん
どこかにあるからと慰める。

ヘルパーさんがカレンダーに次の受診日は4月18日と印をつけて
くれたのでとりあえずはそれだけ判ればなんとかなるし。

8時過ぎに電話、緑内障の目薬を点眼してもらう。保険証のことを
聞いて見たら知らないとの返事。まあいいか〜。最悪なら再発行すれ
ばいいし。声の調子ははっきりしているので、体調はよさそう。

明日は可燃ごみの日なので、忘れず朝連絡しないと。



2006年03月05日(日) 帰省最後の日

予定通りに母をディサービスの送り出した後に、家中の掃除機がけ。
結構わたぼこりがいっぱい。母はもともと家事全般が嫌いなので気に
ならないらしい。今回はたたみを拭き掃除。結構汚れていた。

一段落したあたりに蓬畑さんが訪問。元気そうだがまだ年末の手術の
跡が痛むようで気の毒。おばあさんには申し訳ないけど彼女が完全に
回復するまで施設にいてほしいような気が。

彼女が帰ってから冷蔵庫の整理。消費期限切れの食品や腐りかかった
おかずを処分。使えそうな食材で母の夕ご飯の用意。一段落した所で
写真屋にいきデジカメの写真を印刷。

母が思い出しやすいようにエンジ色の財布の写真を説明書きをつけ
カードケースにいれ、穴をあけ気がつきやすい場所にぶら下げる。
ディサービスから帰ってから説明したら、かなり好評。

一緒にお茶を飲み、お礼を述べタクシーで駅へ。今回はクロージング
を丁寧にしたためか、私が帰った後で妄想めいた話なかった。新幹線
で電話をかけたのもよかった?



2006年03月04日(土) 新しい財布とまかど温泉

母が青銀の通帳をいれている茶の皮の小バックがぼろぼろになっていた
ので使わなくなったエンジ色の財布をみせたらほしいというのであげる。

母が早速通帳と現金をエンジの財布に移したものの、10分たったら
すっかりこのことを忘れてからの前のバックを見て通帳がないと言い出す。
丁寧に説明したら納得したようだが、すぐに同じことを繰り返す。

母も新しいことはなかなか覚えられないと記憶の悪さを自覚している風
の発言があったりして気の毒だが、かといってぼろぼろになって通帳が
落ちるようなバックを使い続けることも無理だし・・・。

気分転換にまかど温泉へ。雪に囲まれた露天風呂は母が気に入ったよう
でなにより。一泊したいというのでこんど娘と一緒に泊まろうと思う。



2006年03月02日(木) 眼科受診と蓬畑さん訪問

母が緑内障の目薬を冷凍庫にいれたため、点眼をストップしていた
結果がやっぱり出て眼圧が13から20にあがっていた(-_-;)

今まで一日一回寝る前点眼だったので、先生にこれでは認知症の母に
は確実な点眼は無理なので夕飯後にしていいかと質問したらあっさり
オーケー。これなら電話での点眼確認も楽で助かる〜。

今まではぶっきらぼうな対応だったので、これでは彼女の担当日に患者
が少ないのは当然と思っていたのに、なぜか今日は丁寧に説明してくれ
て以外といい先生かもしれない。

病院、薬局のあとに9月以来あっていない近所の90歳の蓬畑さんを
入所している老健に訪問。前より若くなった感じでカクシャクとして
いた。それでもここは退屈なので早く家に帰りたいと話していたので
それはそうだろうなあ〜。

昼食に松浦食堂へ。よくケツメイ茶おかゆでテレビで紹介されたり
しているので、他もおいしいのかと期待したのに×。がっかり。

家に帰ったら母はすっかり今までの工程はすっかり飛んでいた。


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