遠距離介護日記

2003年06月30日(月) 毛が生え始める

 目の下の腫瘍が治った場所が、しばらく皮膚が丸見えで痛々しくつばさの
容貌を著しく損なっていたが、なにやらうっすらと茂りはじめ皮膚が見えない
状態に。かつてのハンサムへの復帰第一段階?そろそろ写真をとってもいいかな
状態に。

 時々、手で生え始めの付近をこすっているようだけど、痒いのかもしれない。
自力で少しだがペレットを食べれるようになって、毛並みもよくなったし、背中
の筋肉(?)もついて、さわってもごつごつ感が少なくなった。

 それにつれて、うんちの大きさ、いろ、が良くなり、量も多くなった。
熱くなったのでチップを止めて、ペットシーツにペーパータオルとティッシュ
をちぎったものを使い始めた。このほうが掃除が楽だしつばさの健康にも
よさそう。

 強制給餌、薬・・朝夕2回。おやつ・・かぼちゃ、スナック、ブロッコリー
なっつ。全体的に元気、食欲もある。



2003年06月29日(日) 順調に回復

 昨日一泊研修で留守にして、夕方につばさに対面。いない間の世話を娘に
頼んでいたので、心配はなかったけどとりあえず体重測定。41g娘に感謝。

 早速、嫌がるつばさを捕まえて強制給餌。どうやら土曜日の水難を救った
ことは覚えていないらしい。留守番のご褒美で無理強いせずに注射器2本分
でお終い。ケージに戻したらえさ入れに入っている乾燥野菜とペレットを
蹴散らしてなにやら食べているみたい。すこしづつ噛む力がもどっている
ようでうれしい。

 次の診察日で病院が通いが終了するように、このまま順調に回復してほしい。



2003年06月27日(金) ほぼ回復

 今日の診察でつばさの腫瘍はきれに直っていることが判明。従ってつばさの
大好きな(?)電気治療もなし。再発防止のために1週間は薬を飲ませ、1週
間後に様子を見せにきてくださいと先生にいわれて、長かった病院通いもそろ
そろ終わりになると思い嬉しさもひとしお。ラストスパートがんばるぞ。

 強制給餌を2回にしても体重は40g台を維持。ぼちぼちペレットも食べれ
るようでそろそろ強制給餌も嫌がっているし、1日1回でもいいかな?と思って
いる。やりすぎると自力で食べようとする意欲を奪う気がするし。

 体重42グラム。

 



2003年06月23日(月) 再診

 つばさの頬は、膿が出た場所の傷口はかさぶたになっていた。触ってももう痛
がらない。固いニンジン、かぼちゃも食べれるようになったので、ひと安心?。
腫瘍のため、左右で全くちがう不細工になった顔が、以前のようなかわいい顔に
戻った。

 だが、いいことばかりでなく強制給餌の食べ物を飲み込まず、吐き出すように
なった。確かに美味しくないし気持ちはわかる。つばさ。でもねまだ強制給餌を
止めていいほど、ペレットを食べれないでしょといっても「ハム東風」

 しょうがないので元気になった事だし、前にように深追いはせず用意した6
割を食べたら終了の、ゆるいやり方に変更。今でも嫌われて手に乗らなり、寂し
い思いをしているのに、もうこれ以上は耐えられないし酷というもの。

 2回目の強制給餌を2時頃新しい方針でして、バスケットにティッシュを敷き
その中につばさを入れて病院へ行く準備。今日は涼しくて保冷剤の必要がなしで
前回より楽。

 病院で、かさぶたになっている周囲を触りながら、「腫れもないし、大分よく
なっていますね。今日もキセノン治療をしましょう」と先生が話すのを聞きながら「今度は一週間後でいいかも」とぬか喜びしていたら、結局金曜日に再診が必要で薬も4日分でた。ちょっとかっくり。ああ、つばさの全快の日が待ち遠しい。

 今日は診察費、キセノン治療、薬4日分、消費税で4420円。

 おやつ副食:りんご、キャベツ、ニンジン、煮干一匹、スナック。
 主食:ペレットを細かく食べやすくしたもの。ほんの少し。体重41g

 



2003年06月21日(土) 噛む力ちょっと回復

 昨日の洗浄のおかげでとキセノン治療のおかげで、だいぶつばさは体が楽に
なったようで、動きがすばやくなり、ジャンプ力も出てきた。

 肝心の噛む力はほんの少しだが出たようで、朝かじった形跡があるペレット
が巣の付近にちらばっていた。しかし、餌入れにはほとんどの餌が残っている
のでまだ強制給餌を止めるまではだいぶ時間がかかりそう。
せめて、今の3回が2回になるだけでもつばさも私も楽になるのに。
まああせらずに気長に行こう。

 今日、昨日は急に暑くなったので、病気の上に暑さでぐったりしている。
巣は夏用の陶器製に替え、扇風機を弱にして風がケージに丁度いい具合に
届くように調節したり、大変。そろそろ保冷剤や水を凍らしたペットボトル
を用意しなくては。我が家は30度以上出ないとエアコンをつけない主義だ
けど、今年のつばさの体調によっては宗旨替えも必要かも。

 今見たら、長い間乗っているのを見たことがない回し車でひっくり返って
寝ている。夢を見ているのか時々手をぴくぴく動かしている。アーア良かった。
息をしている。本当に目を離せない日が続いているが、つばさはあんな小さな
体でよくがんばっている。いじらしい。



2003年06月20日(金) 膿を洗浄

 昨日の夜つばさの膿をかなり取ったのに、今日の朝はまだ残っているようで
いく分腫れていた。押してもでないので、無理をせずにそのままに。

 それでも、大分体が楽になったようで朝から元気でブロッコリーを食べたり
うっかりしていたら、大胆にも脱走してしまった。30分もかかってやっと部屋
の隅に隠れているのを探し出し事なきをえた。

 病院で、昨日のいきさつを話して診察してもらったら、膿が残っているので
洗浄してから、電気照射をしましょうということに。すでに昨日あいた穴から
洗浄したようで、処置後のつばさは右目の周囲の毛が濡れてべったり。
赤い皮膚も見えるし、貧相で可哀想な野良ハム?の風情。

 先生はこれで大分体が楽になるでしょうとおっしゃり、今までと違う薬を
3日分処方した。朝と夜の薬が別々になっていた。

 今日は診察料、洗浄、キセノン治療で6200円。



2003年06月19日(木) 頬から膿が

 明日は動物病院、体重が落ちないように気合をいれてつばさに今日最後の
強制給餌3回目を11頃にした。いつもどおり嫌がるけど気にしない。

 いつまで下手でつばさにストレスをかけているが、おや目の上あたりに白い
ものが。あら、うっかりして注射器からどろどろのfoodが落ちたのかなと
思って、慌ててティッシュでふいてあげた。

 食べ物と思ったけど、黄色い分泌物のようで糸を引いていた。これはもしか
して膿なの?ちょっとびびったけどとりあえず目は開いているので、そのまま
ケージにもどした。気分転換のおやつもあげて。

 なんとなく気にかかって、様子をみていたら右目の上の毛が濡れてくっついて
いた。それが目を塞いでひどい形相になっていた。

 これは大変とケージから出して、動かないようにティッシュに包んで濡れて
いる毛をふいたら、膿がついてきた。そこをちょっと押したらドドットたくさん
のクリーム状のものが。つばさは協力的でじっとしてくれて大助かり。

 次に、前にもらっていた塗り薬で消毒。この処置が良かったか不明だけど
明日病院に行くので、緊急避難としてはしょうがないかな。薬がしみてちょっと
痛がったが、今はおやつのインゲンをケージの2階に運びお食事中。元気だ。



2003年06月17日(火) 強制給餌の味の変化

 体力がついたためか、強制給餌を逃げようとする力も強くなった。それでも
今までは注射器で口につっこむと諦めて飲み込んでいたのに、昨日の夜から吐き
だすようになった。

 鳥用の粉をといて食べさせている訳だから、美味しいはずがない。それで今ま
では蜂蜜を入れていたが、今日の朝は小魚を粉にしていれたら、匂いに誤魔化さ
れてそれほど、抵抗なく強制給餌ができた。

 成功に気をよくして、昼はジュースでといたら、これは全然気に入らないよう
で飲み込まない。努力が報われずにがっかり。それではと夜は朝の小魚入り
foodにしたら、つばさに二回目は効果がなく。とほほの結果。

 体重は40gをキープしているのでまあいいかということで、中止。
頬の腫れの部分の毛が薄くなって、赤い皮膚が見えて痛々しい。炎症にいいかと
思い、前回もらった塗り薬を塗ったら、刺激が強かった見たい。すまない。
 
 おやつにキャベツ、ニンジン、ブロッコリー、剥きヒマワリの種3粒
 

 



2003年06月16日(月) やっぱり膿が

 病院にいって先生につばさの右目の下、頬のあたりの盛り上がった場所を
見てもらった。やっぱり膿が溜まっているけど、まだ切開するほどではない
ので今まで通り、薬と強制給餌で様子を見ようということに。

 体重は41gで病院に行く前に強制給餌をした効果がはっきり。体力がつい
た大丈夫でしょうといわれ、今日は電気治療を受けた。待合室につばさの鳴く
鳴く声が2,3回聞こえたが、そのうちに収まり数分後に治療終了。

 腫れた場所に電気をあてた時に痛がって数回鳴いたけど、その後は電気治療
の暖かさに気持ちよさそうだったとの先生の話。つばさがどんな風に治療を
受けているか興味津々。できればやっている様子を見たいけど、治療室が奥で
のぞけなくて残念。パソコンを使って、治療の様子が見れればと思うが
企業秘密?

 電気治療のおかげなのか、病院から帰ってもつばさは元気。夜の強制給餌を
避けようとつっばる足も、力強い。今度の診察日までこの調子が続きます
ように。

 今日は診察費1500円 電気治療1500円 消費税150円



2003年06月15日(日) あたらしいしこり発見

 夜の強制給餌をしようとつばさをもちあげたら、あら右の頬がパチンコ玉が
入っているように膨らんでいる。また噛めなくてとりあえず頬袋に入れたのか
と思ったけど、どうも形といい、できた場所といいちょっとちがうよう。

 位置は目のしたぐらいで、触ったら痛い様で鳴かれてしまった。やっと前回
膿をだして、これからは回復の階段を上るだけと思っていた矢先だっただけに
ショック。ハンサムなつばさに戻るのがまた先送りに。

 それでも、まだ良く噛めないものの食べようとする意欲は回復。強制給餌の
後に、ご褒美の剥きヒマワリの種をおねだりするようになった。夜にいれた
おやつの野菜もきれいに食べていた。一進一退の病状。がんばれつばさ。



2003年06月14日(土) 暑さに引越し

 梅雨に合間に最高気温27度の真夏日。さすがに今までのプラスティックの
家では暑いのか、ケージの隅にティッシュペーパーを敷いて、つばさはそこを
巣代わりにしていた。可愛い寝顔が見れるが、狭いので手でケージから出すのが
ちょっと大変。

 体重は38gから40gで推移している。そのせいか強制給餌を避けるための
つばさのいやいやをする両手の力が増し、しばしば諦めて、いったん休止する事
もしばしば。ストレスを掛けないように気を使っているつもりなのに、なかなか
つばさは判ってくれずに、今日はヨーグルトで溶いた薬を吐き出された。
少し「ムカ」

 しかし、相変わらずペレットや穀物の餌は食べていないので、当分つばさの
強制給餌のイライラは続きそうだ。少しでも気分を良くしてもらおうと、依然
大好きだったヨーグルトスナックをあげたけど、どうも薬をドリンクヨーグルト
でといているためか見向きもしない。イチゴ味のロールケーキもしかり。残念。

 体重39g。ペレット食べない。おやつ ブロッコリー、プチトマト、乾燥
野菜、など。



2003年06月12日(木) 再び切開

 今日は動物病院で電気治療を受ける日だった。早めにつばさに強制給餌を
しようと左手で持ち上げたら、あら顎の下の毛が抜けた場所が盛り上がっている。

 素人目でもこれは膿で腫れているとはっきりわかる。極力注射器やその中身が
この場所に触らないように、注意深く強制給餌をしてつばさをキャリーに入れた。

 病院でこのことをアニマルヘルステクニシャンに話したら、先生に見せたほう
がいいでしょうと言う事で診察してもらうことに。今日は電気治療だけの予定
だったけど、つばさのために出費が増えてもしかたないかと覚悟。

 先生はつばさの腫れた場所を見て「膿がでる道(?)ができたので、ここから
膿を出しましょう」とつばさをキャリーごとつれて奥に引っ込んだ。

 しばらくして、アニマルテクニシャンが「膿の切開とキセノンが終りました」
とキャリーにいれたつばさを返してくれた。

 夕飯の強制給餌をする時に、つばさの顎をみたら、腫れた箇所がきれいに
なっていた。これで噛む力が復活して、気の毒な強制給餌から解放される事
を祈りたい。

 診察料1500円、洗浄処置2000円、Xenon治療1500円



2003年06月10日(火) 病院へ

 10日ぶりに松戸の動物病院へ。夜6時の予約だったので行く前に強制給餌が
できず、先生が計ったら39gだった。先生がきっちり強制給餌をしていますね
とうれしいお褒めの言葉をくださった。ほんと嫌がられながら大変な作業。

 つばさは、まだ噛めないためにとりあえず頬袋にいれているのか、膿ではれて
いるのか右側の頬が極端に大きい。これで折角の美系ハムが台無し。

 先生が触ったら嫌がって鳴いたので、今日はピンセントで頬袋の探索をするの
はなしだった。キセノンに入れると痛みも取れるし、血流も良くなるのでやりま
しょうと言う事で別室へ。

 今回は傷口もふさがっていてそんなに刺激がないのか、泣き声が聞こえない。
しばらくして呼ばれて、「気持ちよさそうで、うっとりした表情でしたよ。終わ
りの頃は私の手で眠りました」といわれた。羨ましい!

 「できれば何回かキセノンにいれてあげれば、回復が早くなると思います」
といわれたので、6月は週2回程度このキセノン治療のためにかようことにした。

 出来るだけのことをして、それでも回復しないようなら薬を止めて、老ハムだ
し回復が無理なら、元気な内は強制給餌で見守ろうかとかいろいろ考えてしまった。先生は1回切開したので、もう手術はないとのこと。その点は安心だ。

 診察料1500円、キセノン治療1500円、内服薬10日分3000円
強制給餌用FOOD600円 消費税330円 合計6600円。



2003年06月09日(月) 体重は40グラムに

 4日間の留守の間、娘が献身的に強制給餌をしたおかげでつばさは久しぶり
の40g台に、栄養が行き渡ったためか毛艶も良くなっていた。

 動きも活発になり、35gの時と大違い。これでペレットとか固形の餌を食べ
れるようになればと思うが、道は遠いみたい。ニンジン、ブロッコリー、りんご
を細かく刻んだものは食べれるのにペレットには見向きもせず。

 つい、飼い主は楽をしたいのでつばさの回復を焦ってしまう。もうろうハム
だからゆっくり、ゆっくりを心がけなくちゃ。

 強制給餌4回、抗生剤朝晩、ヒマワリの種を剥いたもの4粒、野菜。



2003年06月01日(日) 体重35gに後戻り

 朝の体重が37g、手術の後遺症もなく順調な回復?かなとひと安心。
ただ、そうとう切開手術で嫌な思いをしてどうもそれがトラウマになって
いるようだ。嫌がって手の上でのんびり毛づくろいなんてなくなった。

 それ以前は強制給餌の注射器をいやがって、手でなんとか注射器を取り除こう
としたけど、鳴く事はなかった。手でいやいやと注射器を取り除く力も強く
なっている。さらに強制給餌を察知して、ダダーと逃げだすようになった。

 仕方がないので、覚悟して強制給餌をしているが、都合で昨日は朝8時に1回
あげて、2回目が夜8時になってしまった。恐る恐る計ったらやっぱり35gに

 規則的に4回強制給餌をしていると40gまでになったので、これは介護側の
ネグレクト?申し訳ないつばさ。

 病院に今回初めに行った時よりは、毛並み、動きは良くなっている。強制給餌の
餌がついたためか、口の下の毛が抜けている。(ふき取るようにしているけど)

 今日は朝8時、夜8時、12時の3回の強制給餌。キャベツ、さやインゲン
をちょっと。ご褒美にヒマワリの種の殻をとったもの4粒。


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