つばさを１日に回はケージからだして、付き添って遊んであげたせいか
やっと前のように落ち着きが戻ってきた。太ももの上でお菓子を食べたり
毛づくろいをするのを見るのは本当に和める。５０ｇの重さがいとおしい。

　しばらくして飽きたらしく、つばさは足の間に頭を突っ込んでももぐろう
と試みたが、今日はそうわさせじと太ももをギュット閉めたものだから
つばさはもぐるのをあきらめてしまった。

　悔しかったのか、ズボンを真剣にかじりはじめ二箇所からほつれた糸が出
てきた。普段着でよかった。最近はえさくれコールにケージをかじるように
なったので、そうとう歯の力も鍛えられたのだろう。

　つばさが足の間からカーペットに降りようと頭を下にして、みじかい尻尾
をうえにしてもがいている様子は非常にＣＵＴＥ。小さい手足も器用に動く
し、デジタルビデオでとってみんなに見せたい。

　

　最近は噛まれるのを怖がって、手の上乗せる時にティッシュをまず手に
置いて、その上につばさを乗せていた。この方ががさがさした手より居心地
がよさそうだったし、私も安心して遊んであげられるしで、グッドアイデア。

　と思っていたが、今日は反省してつばさに謝らなくてはならない事態に。
実はティッシュが手じかにないので、ついペーパータオルを手に置き、つばさ
をその上に乗せて、ブロッコリーの子房をあげた。その時に笛吹きケトルがけ
たましくなったので、つばさを手に乗せたままガスを止めに立ち上がり、消し
て戻ろうとした時に、つばさが手からはみ出たペーパータオルの先に移動
しようとして、約６０センチ程度も落下。もうビックリ。

　つばさは１回転して足から着地。ことがことなので拍手もできずに真っ青
になってしまった。ハムの事故で多いのが落下による怪我と聞いていたのに
うかつな行動をしてしまった。二階建てのケージでさえ落下の危険性がある
ので、使わないようにと書いてある本もあるのに。ほんとにごめんね。

　その後ケージをよじ登ったして、つばさは元気は元気だが、ハムはがんばり
やで最後まで弱みを見せない、と本に書いてあったので安心はできない。

　つい馴れで、いい加減につばさの世話をしてしまった。「痛かったよね
ほんとにごめんなさい。つばさ」

　掲示板に書き込みをしてくれた、ちびきちさんのちびしろちゃんが、入院したり
社長さんのジョジョちゃんが足を怪我をしたりで、つばさの兄弟が苦しんでいるようでつらい気持ちになってしまった。”早く元気になりますように。”

　つばさは腫瘍が治ってからは、以前と比較にならないほど動きは機敏、体型も
スッキリで見違えるほど。(^｡^)あとは飼い主が健康管理能力をアップしてやた
らに甘やかさないことが求められている。（本当の愛の道は険しい）

　どうもその辺が怪しいと娘が思ったらしく、デジタルの体重計を買ってくれた。
久しぶりにはかってみたら、５２ｇ。やばい。夫がおやつのお菓子と野菜をあげ
た後とはいえ、前回は５０ｇだったのに。獣医さんの怖い顔が思い浮かんだ。

　飼い主が月ごとにハムの体重と身長を計測して、それをで公開していたＨ．Ｐ
を発見。「ワウォ」すごい！いままで私は一回もつばさの身長を計った事はない。
オーナーのハムへの愛情を実行する姿勢に思わずぺこり。すこしずつ見習いたい。

八百屋で小ぶりの可愛いかぶがあったので、サラダにしようと思って買った。
春の雰囲気を味わうのにぴったりと思い、洗ってそのままがりがり食べたら
おいしかったので、つばさにも新しい味に挑戦してもらおうと半分をあげたら
喜んで食べはじめた。

　と思ったら、あまり好きでないようですぐに飽きてしまった。キャベツやニン
ジンより少し辛味があったから無理だったのかな。かわいそうに思い好物のニン
ジンをあげたら早速くわえて、トイレの中に持ち込み食べはじめた。

　つばさがどうしてトイレで食べるのが好きなのか不思議。横取りされる訳でも
ないし、トイレだと砂が食べ物について変な味になると思うけど、他の子もやる
のかな。衛生上も問題がありそうで心配だ。

　そういえばペレットやヒマワリ、とうもろこしの種などはトイレには持ち込
まない。つばさなりの法則がありそうだが、まさか砂を消化に役立てている
訳ではないと思うのだが。

　つばさ、おねがいマナーのいいハムになってね。

　しばらく不在のため娘に預かってもらったこともあって、つばさが飼い主を忘
れたのかあまがみだが、人の手を噛むようになった。ダイエット中なので人の手
が食べ物に見えて､噛むのかもしれないが痛くはないがやっぱりいやだ。

　それが嫌で手に乗せてもいつ噛まれるかと不安にり、すぐにケージにいれて
しまったり、別荘の衣装ケースに置いたりしてしまう。ごめんねつばさ。
そんな訳でつばさとの交流時間は少なくなりがちで、寂しい感じだった。

　それで今日は作戦を立てて、まず手に少し食べるのに時間がかかるを物を手に
のせてケージから誘い出した。つばさはお腹が最近は常に空いている状態なので
一心不乱に食べている。手を噛まれる不安がないので安心してめでられる。

　食べ終わった頃に、おもむろにマッサージをしたが満足したのか噛み付く事
もなく、しばしくつろぎタイム。３分ぐらいでもそもそ動き出したので回転
ボールを差し出したがどうも嫌みたいで、何度やっても避ける。

　ボールで遊んでいる間にケージの掃除をすると楽なんだけどな。あきらめて
今日は衣装ケースの別荘の代わりに床に折りたたみケージで遊び場をつくり
そこにつばさをいれた。いつも嫌がってケージを噛むのに今日はなし。

　やっぱり、先に食べ物で満足してから、すこし遊んであげたのでストレスが
ないかもしれない。おかげでその間にささっとケージの掃除をした。
明日もこの作戦でいこう。

　５日間の不在の間に再度娘につばさの世話を頼んだが、５日ぶりのつばさ
は相変わらず元気だった。久しぶりに対面ように買ったブロッコリーをひと房
あげたら、くわえてジャンプするように隅っこにいって食べはじめた。

　お腹が一杯になった後は外に出たいらしく、盛んにジャンプしたがあいにく
台になるようなものは、危険をさっちした娘が撤去したので空振りが多かった。
それにしても、太っていた頃とは大違いな運動能力。まあこれで普通かもね。

　ダイエットでお腹がすいているのか、うっかりトイレの砂をかえようとケージ
に手をいれて噛まれたり、とにかく人の気配を感じると、何か食べ物をくれと
ケージをかじる行動が増えたようだ。

　太っていた時は温厚で噛まれることもなく、遊ぶ時も心休まる時間だったが
最近ではなんだか噛まれる恐怖心があって、楽しめなくなってしまった。
前回の病院での計測では４７ｇで娘も可愛そうに思ってちょっと気を許したら
あっという間に５０ｇになったようで、これではいかんと思ったらしくデジタル
の計りを買ったようだ。

　多少齧られても、健康管理をきっちりしてやっぱりつばさは長生きして
ほしい。

　身軽になったつばさは、以前のように動きが機敏になっていかにも健康そう。
ダイエットで食べ物を制限しているせいか、手に乗せると指を食べ物と勘違い
してよくかじられるけど、今が大事な時。決まった量以外にはあげない。

　空腹で気が荒くなったのか、この頃よくケージの入り口付近の金網をかじる
ようになった。これはダイエットのストレスなのかわからないが、なんだか昔の
おっとりしたつばさとは変ったような感じ。少し寂しい(-_-)。

　飼い主のセンチメンタリズムより、健康になってくれればもちろん一番うれ
しい訳だが、本を読んでいたら、弱々しく｢キキィー」と何かがなく声が聞こえ
たので、ラジオかなと思っていたらもう一度泣いた。

　これはもうつばさしかないと思い、あわててケージを見に行ったらつばさは
家の中から顔をだして、もう一度弱々しく泣いた。何かつばさに緊急事態が
おこったのかと、不安がよぎった。ハムが泣く時はよっぽど具合がわる時
だと思っていたので、しばらくケージの前で様子を見たが変化なし。

　｢騙された」と思ったがとりあえずなんでもなくてひと安心。うちの子になって
１年半経過、つばさも人間ならばもう中年。今年は今まで以上に健康に気配りを
してあげなくてはね。しかしなんで２回もつばさはないたんだろう？

　母の看護のために青森に帰った飼い主に代わって、２８日の動物病院の予約日
につばさを娘に動物病院へ連れて行ってもらった。

　結果は腫瘍の再発がなかったばかりか、なんと前回５５ｇの体重が４７ｇに
減っていた。(^｡^)５０ｇ程度がジャンガリアンの適正な体重なので、つばさは
７０ｇから１３ｇもがんばって体重を落とした事になる。すごい！

　やっぱり、先生の指導に従ってまじめにペレットを主食に、おやつには生野菜
そして１日おきに大好物の煮干を一匹、ヒマワリは厳禁にしたのが良かったよう
だ。ダイエット前と違って、ケージに近づくとお腹をすかしているらしく、何か
何くれ光線を発して、出口にダッシュするつばさを見るのはほんと忍びなかった。

　体が軽くなったもんだから、動きがシャープになって回し車で遊ぶし、２階の
別荘にはチューブを使わずによじ登るようになった。ほんとに健康そのもの。
しかし、困ったこともおきている。掃除の時に入れておく衣装ケースにうっかり
蓋をしないと、すぐにジャンプして脱走するようになって油断大敵だ。