告白は喉の奥
L.ニトロ



レスト


こういう、なだらかな時間が過ぎていけばいい。

合わさなくとも合う呼吸と、僅かな噛み合わなさもコミュニケーションだと思える。
何が必要だとか欲しいとかを後回しにして。
懐かしむよな馴染む空気に息を抜ける。

それはあなたの率直さで。
そこに居れる私の寛ぎで。

何が必要とか欲しいとかを後回しにしたまま。
物足りなさだけ少し。

そういう時間が過ぎていったらいいのに。

2005年09月20日(火)



告白は喉の奥…


意識しすぎている、というやつ。多分。

多分それは、諦めを減らした隙間に入り込んだ期待に伴う恐れ。
そう、怖い。
怖いと思うこれは。
何を?

合わせない視線、返せない言葉。
凍りついたのは多分、聞き惚れたのが少し、知らなかったから、が、少し。
過敏になった神経。
少し、周りも相手も気にしすぎ。

息ができないの。

怖いと思っているこれは。
拒絶が?
冷淡が?
気紛れが?
見透かされるのが?
足りない自分の萎縮?
それとも皮膚限界?


何も聞きたくない。何も話したくない。何にも触れたくない。


こんなところは本当は嫌い。
空気が薄くて鋭くて冷たくて濃すぎて暑苦しくて。
泣けたらいいのにと頻繁に思う近頃。
本当はもう笑いたくない。

わかってくれる人も嫌。わかってくれない人も嫌。
触られたくないのに求める欲が辛い。

何も言いたくない。
いつでもそう。いつもそうだった。
何も言いたくない。傍にいたい。


喉を潰してしまえたら、言い訳にできるのに。


ああ、ここまできても。同じで。

告白は喉の奥。
見られたくない。知られたくない。私を。
黙って好きでいたい。

2005年09月11日(日)



close and away


口にする自虐は駄々。
「そんなことないよ」なんて気怠い慰めの言葉よりも、キレのいいツッコミが欲しい。(笑)

あたし、ウザいかなあとか、余り思わなくなった。
きっとウザイ時もあるだろうけど、だったらウザイ時の自分をどう処理するか、という方法で生きている。
重いだろうか、可愛げ無いだろうか。
重いなりの可愛げ無いなりのキャラを生かして、媚びたり媚びなかったり歌ったり眠ったりして、「そのまんま」で過ごしたい。


横顔に見惚れる。
声に聞き惚れる。
その目に鼻筋にカラダつきにスタイルに。
表面上かとか心の底からかとか余り、重要と思えない。
目の前にあって触れられるものが全て。
冷えてるとも乾いてるとも思えない。
眠れなくなるほどの甘い熱さを自分だけ知っていれば全然揺らがない。
自分を疑ったり、しない。

あたしが本気だったら、困りますか。
それなら少し、態度に示してくれるだけでいい。言葉にしてくれたらもっと、わかりやすくていいけど。
発展させなければ想いなんてやがて、枯れてしまうから。
待ってくれたらいい。
こんな形での永遠は、少なくとも私には無いよ。

あなたはエネルギー。あなたはビタミン。あなたはエストロゲン。
そういうあなたに出会って私は、キレイになれる。
あなたを好きな間に、だから、磨いておこう。これはチャンス。
そういう強かさも持っている。


もう、若い頃のように爆発はしない。
内在する強いエネルギーを、少しは上手に燃やせるようになったと思う。

私は激情家。
そこを起点にして、始められるようになったと思う。


何も妨げずに、何でも動かせる。
みなもとはこの、強いエネルギー。
コントロールは古い傷。
流した血の分だけ、その何分の一かもしれなくてもちゃんと、その度に学んで来れた。

ちゃんと目を開いて、見ているつもり。

2005年09月04日(日)
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