迷い心


2004年07月22日(木)

明日から父親方の田舎へ帰省

色々日常で起こってはいますが
ここに書く事も無くなったかなと。

たまに生まれる言葉だけ綴ります。


日常のページはまだ起こしていませんが…




2004年07月11日(日)

前略

川縁のベンチの上に横たわる

雲が無い空には地上の光に霞みつつも
いくつかの星は瞬き
視力を矯正するプラスチック片を通して僕の網膜で像を結ぶ
想像もつかない遠くから
ただ光続ける星々

時同じくして僕と同じように星を眺める人はいるのだろうか
もしいたとすれば
その人は何を思うのだろうか


目を閉じる
視覚からの情報は途絶え
途端に僕は地上の一部となる
風向きによって聞こえる対岸のギターの音
肌をただ流れていく風
川の波音
川魚が跳ねる水音
散歩する人の足音
遠くの橋を走る車の音
虫が奏でる音色
切れかけた街灯の音
風に吹かれ擦れあう木々の葉
胸と腹に置いた両手が感じる
僕の呼吸と鼓動


火が灯るタバコを空にかざす

星から僕の姿は見えるだろうか




2004年07月09日(金) day dream

靴底を通して感じるぬかるみ

歩を進ませるたび
わずかに滑り
耳に残る音をたてる

歩みを弛めること無く
汚れをかんがみること無く

深みへ


くるぶしから
じきに膝まで

その頃には
進むも戻るもままならず
ひたすら足を抜き
そしてさらなる深みに

やがて
泥に埋没し

求めてやまぬ安寧をむかえる




2004年07月05日(月)

日常の描写ではなく
ここには気持ちを書きたい

あふれる言葉、感情

模索する欠片
満たされぬ隙間

痛む心の慰め

自慰は自慰でしかないが
人を傷つけず自分の胸のみに

陶酔に終わる狂気を欲す


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仁 [MAIL] [My追加]