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| 2004年05月31日(月) | ル＝グウィンの「ゲド戦記」 |
既に完結していたと思われていた物語が
何年も経ってから
新しい展開をみせることがあります。
弟が書店で「この本を児童書の棚に置くなんて！」と
ブツブツ文句を言っていたのが忘れられなくて
ゲド戦記三部作を読んだのが２５歳の頃でした。
私にはなにか落ち着かない作品で、
もしかしたら作品に出会うのが遅すぎたのかなと
もの悲しい思いを抱いていました。
でも、物語は終わっていなかった。
第三巻から１８年後に
第四巻「帰還 ゲド戦記 最後の書」が刊行されます。
それを読んで私は初めてこの物語に出会ったような気がしました。
最後の書っていいながら
物語の中に終わりきれないものがあって、
また何年かじ〜っと待つ必要がるのかなぁと思っていました。
やはり、翻訳者のエッセイや出版社の情報誌などで
ゲド戦記はまだ続いているらしいと
知ることになりました。
じ〜っと待つこと１０年余
昨年、第五巻が出版され、
作品世界の深まりに驚愕しました。
四巻と五巻の間には「別巻」が出版されている、というのです。
翻訳を待つというのは辛いものです。
その別巻が、今日、手元に届きました。
３０年近くの歳月をかけて生み出された物語。
トールキンの指輪物語を読み終えたとき、
長い長い執筆期間を思って
完結した作品を読むことが出来て良かったと
シミジミしたものでした。
メアリー・ノートンの「床下の小人たち」の
第四巻と第五巻の間にも２１年という歳月が流れておりまして
まったく、作家というのは油断も隙もない人種であります。
とにかく、今夜から私はしばらく
ル＝グウィンのアースシーを旅いたします。
ああ、幸せ。
ゲド戦記は岩波書店から刊行されています。
翻訳は清水真砂子さん。
| 2004年05月30日(日) | だらだら日曜日 |
今日は、亭主とチビ助が庭の畑に
スイカとメロンの苗を植えました。
本当は１ヶ月以上も前から土作りをするものらしいのですが
まぁ、モノは試しだから、と亭主は言います。
掘り起こした土にビニールをかぶせて
数日置いてありまして、
真ん中にシャベルで穴を開け、苗を植えました。
苗を被うように半円の棒を組んで
またビニールで覆いました。
本格的だなぁ。
私は、実家に住んでいたときに
ちょこっとだけ畑を作って
ラディッシュなんかの種を蒔いたりしてみたけれど
貧乏性で間引きするのが切なくて
間引いたモノを更に別のところに植えてみたりして
いびつな収穫しかできなくて
とっとと畑から手を引いたのであった．．．
さて、これからどうなるのかなぁ。
そのあとは、一日、どこにもお出かけしないで
ゴロゴロしていました。
私はキルトの本棚の前に陣取って
本をたくさん眺めて過ごしました。
チビ助は幼児雑誌のふろくで
段ボールの自動車を作って満足そうでした。
文字のお勉強はさっぱり進みませんが
雑誌を楽しそうに眺めたりしています。
地図や迷路をたどるのが特に気に入っているようです。
| 2004年05月29日(土) | ビックリ〜 |
疲れたときにはクエン酸！って思い出して
リンゴ酢とはちみつブレンドしたものを買ってみました。
水で割って飲むのですが
コレが結構爽やかで美味いのね。
私だけこっそり飲んで
元気になろうと思ったら
チビ助が目ざとく近寄ってきて
飲んでみたいというので
一口飲ませてやったら気に入ってしまって．．．．
まぁ、缶ジュースを
がばがば飲むよりは健康的だしね。
これでチビ助がますます元気になったら
私はもっと疲れるのか．．．．うううう．．．
というのは、ま、さておき．．．
風呂上がりに
一家で氷を浮かべたバーモントドリンク。
く〜、美味いじゃん！
なんて喜んでいたら、
チビ助が変なの。
飲んでいるウチに足を崩して「うぃー」とか言い出して
なんかハシゴ酒でもしているような感じ。
亭主が「飲み物になんか混ぜたのか〜」って言い出して
何しろ私は甘酒に日本酒をドボドボ注ぎ足して
亭主と二人で悪酔いしてケンカしたという前科があるのもので
でも、いくらなんでも
リンゴ酢に酔っ払いそうなモノを混ぜてどうしますか？
お酒と酢はほとんど同じ製法で作られるとか
聞いたことがあるけれど
四歳児はリンゴ酢で酔っ払うのか？
薄〜い琥珀色の飲み物で
気分を出しちゃったチビ助は
酔っぱらいの演技をどこで学んだのかなぁ。
| 2004年05月28日(金) | 「ケイの凄春」 |
学生の頃、アクションという青年向けのマンガ誌で
連載されていた「ケイの凄春」という劇画にはまっていました。
原作は小池一夫、画は小島剛夕、「子連れ狼」のコンビです。
主人公が自分の将来を案じて苦界に身を沈めた
愛しい人を追って凄絶な旅をします。
嗚咽しながら
何度も何度も読みました。
私の中では「ロミオとジュリエット」と
この「ケイの凄春」が青春の書といえるかも．．．
主人公のケイ様にはカラスの欲太郎という道連れがありました。
カラスのことを憎めないのは
ふと欲太郎のことを思い出すからかな。
| 2004年05月27日(木) | 今日もカラスは怪しかった |
夕方、散歩に出ました。
公園のはずれの草斜面で
刈りたての草の上をチビ助とキルト君が
嬉しがって転げ回って遊んでいました。
ふと見ると、カラスが一羽、
真っ赤なリンゴを足でつかんで飛んできました。
今時、リンゴをどこから持ってきたのでしょうねぇ。
カラスは、草地のハズレに着地して
刈り取られた草をリンゴにかけて
リンゴを隠しました。
草をくちばしでくわえて、数回、リンゴにまぶしていました。
それからどうするのか
気になってみていましたら、
ぶらぶらと何気ない素振りで
歩いてゆきました。
３０メートルくらい先まで
歩いてから飛び立って行きました。
明日になれば、刈り取った草は集めて処分されます。
カラスは大事なリンゴを無くしちゃうのかなぁ。
大切なリンゴに何かしたと思われて
カラスの攻撃を受けたら大変なので
チビ助にはリンゴの近くには行かないように云いました。
| 2004年05月26日(水) | 怪しいカラス |
キルト君にちょっかいをするカラスがいるみたいです。
小屋の屋根の上で
昼寝をしているキルト君を
かすめて飛んだりしているのを見たことがあります。
カラスも今時は営巣の時期だったりして
イロイロと事情があるのかも知れないけれど
キルト君を高いところから見下ろして
無言の圧力をかけたりしてね。
キルト君は元々が騒ぎ屋なので
黙っているはずがない。
ああ、困ったなぁ。
カラスも何を考えているんだか。
キルト君は餌をお残しするようなワンコじゃないし
毛だって巣作りに使えるような
ふわふわじゃないのになぁ？？？
| 2004年05月25日(火) | 食欲の庭 |
ふくろう家の亭主は、子供の頃、
おやつといえば、
家のまわりの果樹などをもいで食べていたそうです。
そういうわけで、
我が家の庭には実のなる木が
たくさん植えられています。
一番幅を利かせているのがキウィ。
手入れが悪く、茂っている割りには実りが今ひとつです。
年々いじけた実になってきました。
どうにかして欲しいです。
キウィ棚の脇にネットを張って
サルナシというのを植えていましたが（キウィの原種）
葉っぱは毛虫大発生でむしゃむしゃ喰われるは
なけなしの花は小鳥にむしゃむしゃ喰われるはで
とうとうぶった切ってしまいました。
木が真っ白になるほど花の咲くプラムも
コガネムシなどが大発生します。
実りの季節に長雨が続いたりして
なかなか収穫には至りません。
去年は１０個くらい実ったでしょうか。
チビ助が大喜びで食べました。
お腹も壊さなかったので、まぁ、良いでしょう。
二本あった木のうち一本はいじけて成長できませんでした。
ブルーベリーは小さな苗木を植えて四年目ですが
一本は２０�僂茲螳蕕舛泙擦鵝�
雑草に負けそうです。
一本は今年、ぐっと成長して花盛りです。
お椀ひとつくらい収穫できればジャムができるかも。
チビ助はブルーベリーのジャムしか食べないので
実れば喜ぶだろうな♪
茂っているのはハスカップ、ブラックベリー、大実スグリですが
腹一杯食べる、というものでもなく．．．．．
一番美しい木はプルーンです。
とても期待しています。
昨年初めて数粒の実がなりました。
生のプルーンをむしゃむしゃ．．．．ああ、食べたい。
このように不毛な庭でありますが
今年、亭主は木になる実には見切りを付けたのか
ぶらぶらと怪しい素振りです。
とうとうスコップで居間の真ん前をほじくって
畑を作り始めました。
ホームセンターの園芸コーナーをぶらついたり
ネットで畑関係の検索をしたり．．．．
スイカとメロンを植えたいのだそうです。
そういえば、去年、亭主の実家は引っ越して新築したので
手近な畑がなくなって
ババ様からスイカとメロンをもらえなくなるのでした。
チビ助は常々、お庭に何か植えるのに憧れていたので
とても興奮しています。
リビングから見えるスイカ畑．．．．う〜ん
| 2004年05月24日(月) | 段ボールで遊ぶ |
何度言い聞かせてもチビ助は
楽しいと感じることはやめません。
ごめんなさい、もうしませんなんて
口が云っているだけ。
私がアトリエで重宝している
大きめの段ボールを
チビ助は中身を引っ張り出してくる。
中身をどうしたのよ、中身を！
えおちゃんがだしたよ、だいじょうぶだよ
そういう問題じゃないでしょ〜
いいんやっ、そういうもんだいだっ！
ちゃんともどすからいいでしょう
そういって、戻したことがあるの！？
ちゃんともどすってば、できるって、そのくらい〜〜〜
大体、この時点で、遊びは既に始まっているので
段ボールを元通りにしておけと
叱ったところで、気の毒な気もしたりして
ついつい私も甘くなる。
私のために新しい段ボールを用意すれば
新しい方が良いらしい。
チビ助が遊びたいのは私が使っている段ボールなのであって
なんにも入っていないただの箱では
面白みもなにもないようなのです。
やれやれ。
今日は、段ボールに毛布をふわっと掛けて
テントにしていました。
飽きると、自動車にしていました。
先週、段ボールをくり抜いて作らされた
ハンドルが役に立っているようです。
そのあとは、箱の中でくつろいで
合体ロボットをいろいろに組み立てて遊んでいました。
一番最後はかくれんぼです。
おかあさん、もういいかいっていって！
またまた毛布をかぶせた段ボールに
チビ助は隠れています。
私は、箱に気付かないふりをして
向こうの部屋の方までチビ助を探しにいかねばなりません。
あれ〜、えおちゃんがいないなぁ
さっき「もういいよ」って聞こえたのになぁ
どこかなぁ
うろうろ．．．もうーいーかい
チビ助はかくれんぼが下手くそです。
ず〜っと笑いっぱなしです。
きゃらきゃら笑いこけていて
かくれんぼのなんたるかをご存じない。
床が散らかろうが
私の段ボールがどんどんくたびれようが
この笑い声を聞けるだけで
なにもかも埋め合わせがつくような気がします。
それでもまた、明日、
私はチビ助に言うだろうな。
段ボールの中身を出したりしないでね！
わかったよ、とチビ助は安請け合いするだろう。
そして、気が付くと遊びは始まっているんだろうな．．．．
| 2004年05月23日(日) | 楽しい休日 |
ゴールデンウィーク中に海を見に行ったとき
チビ助がしきりに釣りをしたがったので
釣り堀に行ってきました。
ブラブラとドライブして
あちこちの道の駅に立ち寄って
のんびりと釣り堀にたどり着きました。
小学生向けの釣り竿と餌を１００円で借りて
アユなんだかニジマスなんだかヤマメなんだかイワナなんだか
とにかく、お池の魚をみたら
ワクワクして
亭主は魚に上手に餌を取られてばかりで
あとからやってきた小学１年生くらいの男の子が
ビチビチと５匹くらいを次々につり上げるのを
あんぐりしながら眺めていました。
それでもなんとか２匹釣って
チビ助もひょいっと１匹釣り上げて
生きている魚を触って
とても驚いていました。
釣った魚は量り売りしてもらいます。
その場でさばいて、焼いたり唐揚げにもしてもらえます。
新鮮なのでお刺身にも出来るそうです。
きれいなお座敷でおにぎりを頬張りながら
塩焼きにしたお魚を頂きました。
＊画像に登場しているあみぐるみの著作者は
「猫の写真とあみぐるみ」のねこやまさんです
| 2004年05月22日(土) | 寒い、寒い |
毎年、ゴールデンウィークを境に
ストーブを切るのだけれど
昨日の夜から寒さに耐えかねて
再びストーブを使い始めました。
今日の午前中は
ストーブの前に陣取って
布選びを楽しみながら
パッチワークをしていました。
出来上がる作品のことを考えないで
ブロックを縫う、というのは
私には珍しいことで
ちょっと新鮮な気分でした。
昼過ぎにミシンでのキルティングを
ちょっとしたかったのですが
キルティングラインが今ひとつピンとこなくて
解いてばかりで進みませんでした。
チビ助と絵本を読んで
昼寝をして、またまた寒くて
ストーブの前に移動してブロック遊びをしました。
冬の間はこれほど寒いと感じることなく過ごすのだけれども。
水曜日あたりは
半袖で汗だくで過ごしたのにな。
チビ助がブロックで、簡単な作りではありますが
ロボットを作りました。
武器と乗り物以外のものを作ったのは初めてかも知れません。
| 2004年05月21日(金) | お恵みの雨降り |
台風の影響か雨降りで
今日の子育てサークルに行くのをやめることにしました。
パン作りの予定だったので
チビ助はとても楽しみにしていて
カッパを着てバスに乗って行くと
しばらく頑張っていました。
出かけていっても、帰りのバスの時刻が中途半端で
何となく億劫です。
元気なときなら歩いて帰ってくるのですが
一昨日の夜も軽い喘息が出て
薬を飲んで様子を見たばかりだし．．．
亭主が出かけてしまうと
雨足は更に強まって
なんだか心が洗われて行くみたいに心地よくて
チビ助と窓の外を眺めたりしました。
これはちずなの？
子供服の型紙を広げたらチビ助が喜んでいます。
シンプルなズボンの型紙を写しました。
薄手のデニム２メートルで二本のズボンが作れそうです。
今時は買った方が安かったりするのですが
あっさりして脱ぎ着がしやすくて
飾りの少ないものもいくつか欲しいなと思っていたので
楽しみながら作ろうと思います。
制作中の作品の配色を考えたり
試し縫いのブロックを使って小物が出来ないかなぁと
その辺をかき回したり。
結局、いつものように大したことはしないで
ゴソゴソとそのへんを散らかしただけなのだけれど
とても穏やかな気持ちで過ごして
癒されました。
| 2004年05月20日(木) | 反省する猿 |
反省だけなら猿でもする．．．
っていうのは誰のセリフだったけなぁ。
ＣＭだったかなぁ。
今日は昨日の疲れが尾をひいて
一日レロレロしていました。
火曜、水曜とお出かけが続いたので
私の胸の信号は赤ランプ点滅状態です。
何もする気になれないので
キルトの本棚の前に座り込んで
素敵な作品の写真をたくさんながめました。
それから幼稚園からもらってきた
入園準備の資料を眺めて
縫っておかなくちゃいけないスモックや袋物を
じ〜っと見ていました。
そうなんだよ、チビ助のズボンを
作ってあげたかったんだよな。
子供服の本、楽しいなぁ。
楽しいなぁといいつつ、居眠りしながら
本を眺めていると
チビ助がゴニョゴニョ話しかけてきました。
きのう、ようちえんでＭせんせいにしかられた
ごめんなさい
どうして叱られたんだっけ？
（ちょっと危ないことをして
イケマセンって注意されたんだっけかな．．．
先生、ごめんなさい、忘れちゃいました）
．．．．えおちゃんね、かんがえたんだよ．．．．
そうか、うんうん、この次は気を付けるんだよ
（何しろ、その場に居合わせながら
不注意甚だしい親で焦るなぁ。
子供を猿呼ばわりしている場合ではないかも〜）
実は、火曜日、病院で
私の内科の診察の時、
診察中にも関わらす「本を読んでくれ」とごねて
診察が終わるまで待ちなさいと云われたのに
腹を立てて、大声でわめき始めて
先生に怒鳴られたのでございました。
こんなことは初めてで、
私もビックリして、舌がもつれてしまいました。
診察が終わってから
待合室で説教いたしましたが
ふてくされた態度で「もうしませんっていってるのに！」などと
わめくばかりで不埒も不埒、
私もいい加減頭に来て
チビ助のお尻をひんむいてバシバシとはたいて
自分が何をしたのか、
どうして叱られたのかよく考えなさい
脳味噌使って考えなさいっ！
と言い聞かせたのでありました。
とにかく、成長していることは確かなのですが
なんだかデコボコしております．．．．
| 2004年05月19日(水) | ああ、やはり猿なのか |
幼稚園での今年度のお遊び教室が
今日から始まりました。
チビ助と同じ歳の子供、ひとつ下の子供達の多くが
４月から入園していたようでした。
顔見知りの子供達が
ぱっと笑顔を見せてくれるのが嬉しかったり
ぐっと成長したりしているのに驚いたりしました。
さて、チビ助です。
やはり、猿でした。
髪の毛がびっしょり濡れて
湯気が立つほど動き回っていました。
最初はホールで大暴れして、次に、外に出て
お友達をたくさん見つけて嬉しそうでした。
砂場でスコップで穴掘りをしていましたが
ざっこざっこ、腰が入っていて
なかなかの迫力でした。
穴を掘る猿です。猿なりに見事であります。
自由に遊ぶ時間が終わって
ホールに集まって、歌を歌ったり絵本を読んで頂いたりして
先生とお知り合いになる日だったのですが
チビ助は終始、お家やトランポリンで遊びほうけていました。
お座りをしてお話しを聞くということは
出来ませんでした。
出来ないならまだしも、気が向いたときには
最前列に座って、皆さんが笑ったりすると
「うるさ〜い」などと叫んで
私は血が逆流しそうでした。
やはり猿でした(T.T)
去年に比べれば、他のお子さんとオモチャを取り合ったりといった
もめ事を起こさなくなっているような気がします。
他の子が楽しんでいる遊びに興味を持って
真似しようとしたりする様子も見られました。
猿なりに、成長はしているらしい、です。
| 2004年05月18日(火) | たまご解禁 |
今日、小児科の受診日でした。
先週、大騒ぎで採血した検査結果が出ていました。
二年前にはしっかり出ていた卵白のアレルギーは
綺麗サッパリ消えていました。
（アレルゲンを遠ざけていると、身体が忘れちゃうらしい）
生後二ヶ月の時から悩んできた湿疹も
ずいぶん少なくなってきていましたし
アトピーの原因は卵白だけではないのは
わかっていましたが
とてもホッとしました。
その代わりといってはあれですが
スギ、ハウスダスト、ダニに関しては
結構高い数値のアレルギーがあることが明らかになりました。
もうちょっと丁寧に掃除しなくちゃいけないかな。
でも、食べ物の制限に比べたら
屁でもないですよ。うふふ
クリスマスやお誕生日に
美味しいケーキを食べられるねぇ。
素っ気ないホットケーキともおさらばだよ。
嬉しすぎて、何から食べて良いのかわからないよ〜。
病院の帰り、スーパーに寄って
おやつを眺めちゃいました。
手始めに、レーズンがみっしり入った
ビスケットのようなパイのようなお菓子を買いました。
気持ちが軽くなりました♪
| 2004年05月17日(月) | ポケット |
さぁ、パジャマに着替えようよ！
やだ〜、やだやだやだぁ
このままでいい！
そんなぁ、肌着もサッパリして
お薬もつけておこうよ
痒くなっちゃうよ〜
やだ〜、おひるねのときはこのままだよ〜
おなじでいいの！
と、この頃、就寝前の着替えでもめることが
多くなってきました。
おねしょパンツとおさらばして
着替えもまぁまぁ自分でできるようになってきて
ちょっとは楽ができるかなと思えばコレでございます。
そういうわけで、とっておきの作り話を．．．
．．．もしかして、えおちゃん、知らなかったの？
なにを？
パジャマにポッケがついているワケをさ
しらないよ
ほら、大人と同じパジャマは必ずポッケがついているでしょう？
うん
これはね、夢の中で見つけた宝物を
ちゃんと忘れずに持って帰ってこれるように
パジャマについているんだよ
えっ！そうなの？
そうなんだよ。夢の中で、ここにポッケがあることを
忘れないようにするんだよ
わかった！えおちゃん、い〜っぱいたからものを
みつけるからね！
おかあさん、たのしみ？
うん、楽しみにしているからね。
やったやったやった〜！
パジャマきるう〜、ひとりできる〜！！
| 2004年05月16日(日) | 菜の花まつりだから |
「菜の花まつりだがら泊まりさこねぇが」という電話があって
ひょいと、亭主の実家に出かけてきました。
亭主の生まれた町では
昔、菜種の栽培が盛んだったことを思い出して
町おこしに菜種の栽培を推奨して
菜の花まつりと開催するようになりました。
実家のリビングの真ん前も菜の花畑であります。
イベントを開催しているメイン会場は遠方からの
観光客で押すな押すなの盛況です。
さて、夜が明けてみますと
あいにくのお天気．．．．
チビ助は「おまつりはどこなの」とキョロキョロ．．．
そこにババ様の声が
おりゃ、本家で田さネェッコ配ってるすけ
一時間ばっかてづでぇんねぇが
そういうわけで、亭主と次兄はねじりはちまきで
軽トラに乗って田んぼに馳せ参じるのでありました。
一時間っていうことは
まぁ、一日、ということですな。
パパちゃんを追いかけるチビ助の安全確保のため
私は、本家の納屋に潜入して
トラクターだのコンバインだのの試乗会をしたり
家畜の小屋を見物に行きました。
田んぼの周辺では
ワラビ採りをしたり
用水路に笹舟を作って流して遊んだり
ふらふらしていました。
行き帰りの途中で
ちょこちょことルドルフ君の撮影をしましたが
撮影スポットを吟味するような余裕はありませんでした。
今年も輓馬レースを見損ないました。
どちらかといえば、私は地元民の範疇に入るので
観光客気分に浸れないのは
ちと、残念でありますな。
＊画像に登場しているあみぐるみの著作者は
「猫の写真とあみぐるみ」のねこやまさんです
| 2004年05月15日(土) | １００円ショップの入り口で |
チビ助が時計を欲しがっています。
ダイバーウオッチで、しかも複数．．．．
何をするのか聞いたら
しゅうやくされているんだよ、しさくひんなんだよぅと
ちょっと涙目で訴える。
ああ、そうか。
映画のスパイキッズに出てきた腕時計のような
パソコンやら何やらの
スパイグッズのことなのね。
おとうさんやおばあさんにもらった時計じゃだめなんだね。
確かに、雰囲気が違うよね。
ま、そのうち、１００円ショップで探してみようか
ということにしていました。
そういうわけで
イソイソと１００円ショップに行ったのですが
残念なことにダイバーウォッチはありませんでした。
亭主が一時期、次々に腕時計の不幸に見舞われた時期があって
その頃の時計を残してあれば良かったのにねぇ。
残念であります。
まずは、１００円のお品であっても、きちんと使える製品を
子供のオモチャにするのもどうかと思っていたので
ホッとしたりもして。
ちょこっとＡ４サイズのリングファイルを見繕って
さて、帰ろうかと思ったら
チビ助が１００円ショップの入り口のプリクラのセットに
潜り込むのが見えました。
こらこら、イタズラはだめよって
のぞき込んだら、なんとチビ助は同じ年頃の女の子と一緒で
女の子は慣れた手つきで
ライトペンをコツコツ画面にあてながら
撮影したり、画像を選んだりしているじゃないですか〜！
よく見ると、写っているのは
チビ助の頭のてっぺんの突っ立っている髪の毛ばかりで．．．．
女の子は首に可愛らしいがま口を下げていました。
そのうち、その子を探していた
おばあちゃんが現れました。
出てきた写真が写真なので、
引き取らせて欲しいと申し出たのですが
あちら様は気にしていないようでした。
チビ助とその子は
またあおうね、またあそぼうねと
別れを惜しんでいました。
子供が自分の自由に
お小遣いを使うっていうのは
大切な体験だと思うけれど、
四歳くらいではちょっと早いような気がしました。
| 2004年05月14日(金) | 嬉しい本を見つけた |
チビ助の喘息もずいぶん落ち着いて
ふだんをと変わりない感じになったし
来週からは少し忙しくなるので
バスに乗って、ショッピングセンターの探険に行くことにしました。
探険といっても、せいぜい、いつも利用していた売り場が
どこに移動したのか調べるだけなのですが．．．．
とても疲れました。
慰めは、本屋で
去年からどこに移動したかわからなくなっていた
書架が見つかって
嬉しい本を何冊か見つけられたのでした。
そのうちの一冊は
モネの庭へ ジヴェルニー・花の桃源郷
写真・文 南川三治郎 世界文化社
何が嬉しいって、見取り図ですね〜。
モネの庭園の全体図やアトリエの写真も載っていて
小さな本ながら充実した内容です。
数年前に求めた婦人生活社刊の「モネの庭」は
花のアップの写真がやたら多くて
庭全体のことがよくわからなくて
くすぶった気持ちを抱いていたのでした。
ふふふ
荒れ果てた我が庭のことは、さておき、深呼吸．．．．
| 2004年05月13日(木) | 書き置き |
今朝、亭主が朝ご飯を食べ始めたときに
起き出してきたチビ助、
難しい顔をしたまま、亭主の膝によじ登って
懐にもぐりこみました。
いつもなら２０分もそうしていると
元気が出てくるのですが
今日はそのままグウグウ眠ってしまいました。
途中で私が抱っこを交代して
ソファに移動しましたが
ちっとも起きる気配はありません。
亭主が出勤する時刻になったので
「見送りするよ」と声をかけましたが
ぐうぐう．．．．。
今夜は、送別会があって
お酒が入るので、亭主は会社の隣の温泉にお泊まりの予定です。
チビ助もそれを知っているので
もし、見送りが出来なかったとなると
今日の一日が台無しになるほどの不機嫌台風は必至．．．．
それで、慌てて
亭主にマジックを握らせて、広告の裏に
「いってきます」と書くように頼みました。
亭主はちょっと面倒くさそうでしたが
それでも笑いながら
一筆書いてくれました。
いってきます
えおちゃんへ
署名
亭主がでかけてから１５分くらいで
チビ助が起き出しました。
あれ、おとうさんは？
でかけたよ
きょうは、かえってこない？
うん、明日、帰ってくるよ
むっき〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あ、えおちゃん、お手紙あるよ
おとうさんが
えおちゃんにって書いていったよ
ほら
チビ助は、ふん、と鼻を鳴らして
それでもニヤリと笑いました。
どうやら不機嫌台風は回避できたみたい。
いいな、私は亭主から手紙をもらったことがありません。
交際期間が２ヶ月半で結婚しちゃったもんで〜。
そのあと、干支を一回り以上するほどの
新婚さんやっていたし．．．．。
| 2004年05月12日(水) | 話をさせない |
チビ助の困ったところは
私がチビ助以外の人と会話をするのを嫌って
大声を出したり
次々と些細な要求を持ち出して
あらゆる知恵を振り絞って
自分に感心を向けさせようとするところ。
子供にありがちなことかも知れないし、
普段、あまり人付き合いをしていないせいもあるかも知れない。
電話や来客があると
しつこく激しく騒ぎ立てるので
困ってしまいます。
亭主が、この頃、週休もまともに取れていて
帰宅の時刻も早いので
ゆっくり食事をしたり
お喋りをするゆとりがあります。
亭主と私はお互いに頑固なのと
亭主の語尾がはっきりしないのが重なって
私の耳では聞き取れない言葉が多くて
ただでも弾まない会話が
ますますこじれやすく
言い直しや誤解の修正にやっきになっていううちに
大変疲れることになるのですが
それでもお互いに話もしたくない、ということもないので
大きな声でワイワイ話します。
すると、チビ助が叫び始めます。
来客の時とは違います。
ケンカはいけない、だめ〜だめ〜って叫んでいるのです。
おとうさんとおかあさんは
ケンカなんかしていないって
仲良く楽しくお喋りしているんだってば．．．
うそだ、ケンカしてた、ばかばかしいっ！
ケンカはだめ〜〜〜〜〜っ
ああ、面倒ぢゃ．．．．．
| 2004年05月11日(火) | 今日も今日とてガサゴソなり |
思えば、最後にキルトの大作を仕上げたのは
パソコンを買ったばかりの頃で、
二年前のことになります。
お産と育児で二年間中断していた
ログキャビンのキルトを毎晩チビチビと針を進めて
半分ほど残っていたキルティングを終えたのでした。
チビ助はまだ二歳前後で
階段にはゲートを取り付けていました。
その時仕上げたキルトが
実家に「嫁入り」しました。
父がベットで過ごすことが多くなってきて
居間に介護用のベットが据えられていて
来客があったときにベットにかけておくものが
欲しかったようです。
母も遠慮しちゃってさ。
早く気が付けば良かったな。
大作を手放したときは、どんな気持ちがするのか．．．。
辛いかも知れないと思って
あまり考えたことはなかったけれど
案外、あっさりした気持ちです。
ま、行き先が実家なので
二度と目にすることはない、ってほどのことでもなし。
いま、キルティングを手がけているのは
ネットの企画に参加して制作した
アメリカ５０州のブロックのキルトです。
昨年の今頃、一枚にまとまりました。
冬になったら本格的にキルティングにかかるつもりでしたが
キルティングを進めるポジションが決まらなくて
家の中で右往左往するばかりです。
小さなものなら
ダイニングテーブルでも困らないのですけれど．．．．
二階のアトリエの作業机は様々な手仕事の道具やなにやらと
二台のミシンに占領されていて
ログキャビンを刺していたときとは
様相が変わっています。
チビ助が我が物顔に侵入していて
至る所にオモチャが散乱しています。
簡単に掃除が出来ない状態で
オモチャを掃き捨てたくなるほどです。
一階の居間も実は似たような状態で
キルティングスタンドを据えてはみたものの
私の「女王様の椅子」に腰かけている時間が
まったくない日が続きます。
チビ助が生まれる前は
夜、テレビを聴きながら針を動かしていたものなのですが．．．
さて、ログキャビンを手放したせいかどうかは
わからないけれど、
大作をドーンと仕上げたいなぁという気持ちが
むくむくと湧いてきています。
アトリエを少し整理して
キルティング用のテーブルを確保しよう！
というわけで、
何かはじめようとすると
まずはガサゴソと巣作りから始めちゃう。
今日はスチール戸棚を動かして、
すわりの悪かったアトリエのテレビの周辺をスッキリしました。
それからミシンを一台しまって．．．．
ああ、今日はチビ助の小児科受診の日だった．．．．
時間切れ〜
さて、キルティングに邁進する環境が整うには
何日ガサゴソと家の中をかき回せば良いのかなぁ。
ま、いつもの通り、気長にやろう、気長に。
| 2004年05月10日(月) | 微妙なお年頃 |
チビ助がお水をこぼしてしまったので
ポンとふきんを渡しました。
チビ助はごめんなさい、といいました。
いいよ、拭けばいいんだからさ。
すると
しっぱいはだれにもある、だよね
チビ助からこんな言葉を聞くとは思っていなかったので
ビックリしました。
この頃、チビ助は何かにつけて
大きな声で「オッパイオッパイ」と騒いでいます。
あ〜、おっぱいさわりたいよう！
なんてことするんだ、このオッパイヤロウ！
あぁあぁ、もういいません、オッパイオッパイオッパイ〜。
また、いっちゃった、おおっぱい。
（バリエーション豊かに一人で騒いでいるのです）
いまだに私と亭主のオッパイに執着している
チビ助でありまして、
なんだか、大人びたところと乳臭いところが
デコボコしていて
微妙な味わいであります。
こういうことも
いつの間にかなくなっていくのかな。
チビ助の泣き声から
おぎゃぁおぎゃぁという響きがいつの間にか消えたみたいに。
| 2004年05月09日(日) | 銃を抱いて眠る |
チビ助がもっとも欲しいオモチャが
銃なのでありました。
武器をオモチャにして欲しくないなぁと
思ってきたのですが、
ブロックで作るのは乗り物と武器。
物差しもお箸も掃除機も何もかもが
チビ助の手にかかると武器になってしまう。
ブロックで作る銃も
じわじわと進化してきて
一番最初のＬ字型のピストルからみると
信じられないほどの複雑さであります。
欲しいものをブロックで作ってみるという遊びが
定着したようなので、この辺で折れて
銃のオモチャを与えても良いかなと思いました。
なにしろ、ブロックの銃ではホルスターから抜くときに
バラバラに壊れてしまうので
気の毒になってしまって．．．．
そういうわけで、今日は亭主が材木の切れっ端を
ピストルのかたちに切ってくれました。
引き金のところは、ろくなお道具もないのに
ちゃんとくり抜いてくれました。
チビ助は嬉しくて嬉しくて興奮して
髪の毛がびっしょり濡れるほど汗をかいていました。
そういうわけで、今日、チビ助は
銃を抱いてお昼寝をしました。
| 2004年05月08日(土) | チビ助のプライバシーではあるが |
やっちゃいました〜
盛大なおねしょ。
先日、亭主が夜のオシメパンツをやめてから
初めての失敗です。
昨日の明け方などは
むくっと起き出して
「おしっこ」といってさっさとトイレに行ったりできたので
ホクホクとしていました。
気をよくした亭主が
シーツの下に
念のため敷いていた分厚いバスタオルを
外したんだよね〜、昨夜。
ぬれちゃったんだよ〜って
訴えに来たチビ助に
しょうがないよ〜って言ったら
ごめんなさいって言って泣き出しちゃった。
お漏らしを叱ったことはないんだけれど
謝るんだねぇ。
幸い、布団のシミはちっちゃくて
主にパジャマがびしょびしょだったので
仰向けに寝ていたのかな。
良いお天気で
花粉の季節は去ったし（ああ、爽快に息ができる〜）
布団を干して
洗濯機をブンブンまわして。
夜は、チビ助に
水分を摂りすぎないようにしようね。
目が覚めたらとにかくトイレにいこうねと言い聞かせました。
いつになく素直に聞いてくれるのも
ちょっと嬉しいな。
ひと山越えたんだろうな。きっと。
| 2004年05月07日(金) | 少し頑固になったかな |
連休中、私の母にべったり貼りついて
遊びほうけていたチビ助は
なんだかぐっと成長したように感じます。
話し方がハッキリして
ちょっと頑固な印象が強まったような．．．
それから、今日は二度、お留守番をしてくれました。
育児サークルをお休みするので
回覧の日記を届けてくれるように頼みに行ったときと、
宅配便を頼みに行ったときです。
一度目の時は、私が戻ったときに
一瞬だけ顔を歪めましたが
ちょっと達成感を味わったようです。
二度目の時は自分からすすんで
お留守番をしているから、といいました。
長い時間のお留守番をさせるつもりはないのですが
ほんの数分の用事を
さっさと済ませることが出来るっていうのは
とてもありがたいことです。
部屋の出入りさえも
自由ではない日々が終わろうとしているのかな。
| 2004年05月06日(木) | 病院はひたすら混んでいました |
昨日のあれはなんだったんだろう．．．．
今日のチビ助は、起き抜けから絶好調でした。
少しゼイゼイが残っているのですが
昨夜はたっぷり眠って
昨日一日分のおふざけエネルギーを
発散させようとしているみたいでした。
今日明日を逃すとまた週末になってしまうので
亭主の出勤の車に乗り込んで
病院に行きました。
いつもならさっさと診察してもらえそうな時間帯に行ったのに
めったやたらに混んでいて３時間待ちでした。
チビ助が無茶苦茶元気なので
私はこづき回され、むしられ、振り回され
首が動かなくなってしまいました。
ゼイゼイという喘鳴が聞こえなければ
何しに病院に来たのかわからないような状態でした。
子供の元気は有難いことですが
私も連休疲れが抜けていなくて
気を失ってしまいそうでした。
もう少し病人らしくしてくれ〜〜〜ヾ(＠† ▽ †＠）ノうわーん
お会計をして薬をもらって
有難い町のバスに乗って帰り着いたらお昼でした。
チビ助は久し振りに腹が減ったらしく
しゃにむに飯を食って味噌汁を飲んで
おやつを食べて満足げにしていました。
やれやれ、ぐっすり昼寝の午後でした。
| 2004年05月05日(水) | 難儀なこどもの日であった |
気温の乱高下と遠出のためか
しばらく鼻風邪を引いて時々乾いた咳をしていた
チビ助が喘息の大発作を起こしてしまいました。
４日の夜から５日の朝にかけてはずっと咳をしていたようです。
朝になって、亭主にそのことを聞いて
血の気が引いてしまいました。
亭主は咳のことばかり気にしているのですが
本当に辛いのはゼイゼイ鳴っている胸の方です。
即、病院に電話して診察してもらうことにしました。
吸入をすれば、今までの喘息はかなり軽快したものです。
でも、今回のはしつこくて不安でした。
病院から戻って軽い食事をして
咳止めのシロップを飲ませたのですが
咳は僅かに軽くなったようですが
喘鳴はますます重苦しくなっていきます。
亭主は布団で休ませようとするのですが
横になれば気道が狭くなって余計に息が苦しくなるのです。
タンが絡んでますます咳もでてしまうのです。
抱いて身体を起こした状態で寝かせるのが一番楽なのです。
亭主にはそれが納得できないらしいのです。
普段から私が喘息で苦しんでいるときに
布団で横にならない理由を何度説明してもわからない。
それでもぐったりしたチビ助を抱いて
ソファでテレビを観ていた亭主であります。
ありがたや。
夜になっても喘鳴が酷くなる一方で
食事も水分も摂れない状態だったので
もう一度病院に連れていきました。
もう一度吸入してもらいました。
吸入が終わると喘鳴が少し軽くなっていました。
入院と云われるかなと思っていましたが
家に帰って様子を見ようと云うことになりました。
元気に食事をするところまでは行きませんでしたが
少しずつ水分を摂れるようになっていました。
ぐったりして、一人で座ることも立つこともできない
チビ助を見たのははじめてで
少しうろたえてしまいました。
| 2004年05月04日(火) | 親孝行させてもらいました |
湿っぽいのはたまらないので
朝食のあと、とっとと荷物をひっくくって
車に積み込みました。
キルト君は置いていかれたら大変とばかりに
大騒ぎします。
前の夜、おばあちゃんと別れるのは嫌だと
しくしく泣いていたチビ助も
ドライブの魅力には勝てないらしい。
一人でさっさと車に乗り込んで
シートベルトまではめてスタンバイしてるし。
海岸線をひたすら北上する帰り道。
時々雨がぱらつく程度ですみました。
キルト君を連れて歩くときに
雨に降られるとしんどいので助かりました。
お昼はコンビニで適当なものを買い込んで
公園で食べました。
午後二時過ぎには自宅にたどり着きました。
キルト君は住み慣れた小屋に帰ってきてホッとしたのでしょう。
夜までぐうぐう眠りこけていました。
チビ助はしばらくオモチャをかき回して
ウロウロしていましたが
たっぷりお昼寝をしてくれました。
今回の道中のおやつで、チビ助が大喜びしたのは
哺乳瓶のかたちをしたキャンデーでした。
瓶の中にはフルーツ味のシロップが入っていて
乳首がキャンデーなのです。
ちょっとジョークが過ぎるようでしたが
まぁ、道中長いので。
愉快だったのは、おばあちゃんにもなめさせてやろうって
チビ助が言い出したことかな。
おばあちゃんはそのへんてこなキャンデーを
有難そうになめていましたよ。
私はホンモノの親孝行をしたような気がいたしましたとも。
| 2004年05月03日(月) | 不便でもそれなりに暮らしている |
実家の居間のテレビの音声が時々おかしくなる、
というのが母の最初の訴えでした。
ケーブルで衛星放送などを視聴しているのですが
時々英語の放送になってしまって
日本語が出なくなって困る番組があるというのです。
昨年の五月に私たちが新しいビデオデッキをつないだときから
変になったような気がする、というのです。
そ、それは、おかあさん．．．．
リモコンの音声切り替えスイッチを押せば一発解決です．．．．
二カ国語放送の時に英語が出るようになっていたんですねぇ。
一年近くも辛抱していたなんて
電話で言ってくれればいいのにね。
台所のテレビは民放の映りが変で壊れたと思うので
電器屋に持っていって、新しいのを買ってきてくれといいます。
今時は電器製品を捨てるのも容易ではありませんしね。
テレビを引き出して配線をはずそうとしましたら
アンテナ線を締めているネジがゆるんでいました。
二階のテレビのリモコンの電池を交換することが出来ずにいたり
（ふたを滑らせて開ける、というのに気付かない）
トイレの換気扇が壊れてしまったと騒いでいるので
よく見るとスイッチがオフになっていたり．．．．
そういったことの一切を父が引き受けていたのでした。
短い滞在ではたいした手伝いもできません。
いつも使っている食器を丁寧に磨いたり
二階のカーテンの洗濯をして、窓周辺を掃除しただけでした。
| 2004年05月02日(日) | 海の音 |
この日はとても恵まれたお天気でした。
母が孫相手に遊びほうけて疲れが出たのか
風邪気味なので、私たちだけでちょっと
お出かけすることにしました。
まず、海岸へ行って散歩をしました。
砂浜を歩いたり、波を眺めたり。
少し歩いて小さなヨットハーバーを眺めて
それから、防波堤で釣りをしている人々を見学に行きました。
ちっとも釣れていなくて
お魚が見られなくて残念でした。
そのあと、なんとなく思いついて国道を海沿いに南下して
貝の博物館を見に行きました。
チビ助が大喜びで
貝を削ったスタンプで遊んだり
木製の魚釣りのオモチャで遊んでいました。
大きなホラ貝を耳に当てると
本当に海の音がしました。
帰りは来た道を戻らずに
遠回りをして山道をまわって行きました。
山桜の花びらがチラチラと風に散り
八重桜がどこでも満開でした。
チビ助はずっと
おばあちゃんのお家に帰ろう帰ろうと云っていました。
| 2004年05月01日(土) | ルドルフの旅 |
今回のお里帰りには
編み猫のルドルフが紛れ込んでいました。
ルドルフが登場することで
見慣れた風景がとても新鮮に感じられました。
デジカメって面白いなぁと思いながら
たくさん写真を撮りました。
ルドルフの旅を
楽しくまとめられると良いな。
雑木の山の楽しみは四季を通じて尽きることがありません。
＊画像に登場しているあみぐるみの著作者は
「猫の写真とあみぐるみ」のねこやまさんです
