今日もガサゴソ
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2003年08月31日(日) 三年ぶり一年ぶり

子供が生まれてから
もともとそれほどマメでもなかった
掃除が
酷くおっくうになってしまって

音をたてると
せっかく眠ったところを起こしちゃう、とか
目が覚めていれば
お世話が忙しかったり
掃除より
危ないモノをどうやって収納するかとか
そっちの方に気を取られていました。

ねんねの頃はそこそこに片付いていたし
ハイハイの頃は床も光っていたし
子供にワックスのにおいをかがせたくない、とか
乾く前の床を歩かせないようにするのが困難だったり
なんだかんだ
とすると
二年ぶりではない、三年ぶりです。
昨日、ワックスがけをしました。

家中はとても無理なので
一階の食器棚とストーブ以外の家具はすべて和室に移動して
せっせせっせとモップを振り回して
汚れを落として乾かして
ワックスを塗っては乾かし塗っては乾かし。四回塗り。

チビ助が引きずる乗り回す落とすぶつけるで
傷だらけの床だけれど
滑らかな艶が出ました。

有難いことに
チビ助は和室のサバイバルに飽きて
お昼前からバッチリ5時間近くお昼寝してくれて
お天気は上々、風も気持ちよく、
こんなワックス日和はまたとない!という一日でした。

亭主が帰ってくるまで
がらんとした居間で
チビ助とごろごろしていました。
声が反響しました。

三年ぶりにこんなことをしたせいか
一年ぶりに、正確には11か月半ぶりに
生理痛です。
もう終わったかなと思っていたので
心底たまげてしまいました。
妊娠する一年前に
「治療を止めてしまえばその日から更年期がはじまります」
っていうのが医師の判断だったけれど
ひょっこりお産して
何かが変わったのかな〜。

ま、ヘンな兆候はないし、
(生理が毎月ないというのはヘンではないのか?)
生理痛も今までと同じくらいの苦痛で
変わったこともなし。

しっかし、めんどうだなぁ。


2003年08月30日(土) 仔牛

NHKの子供向けの番組が
夏休みバージョンです。
このごろは、チビ助は「どきどききっちん」と称している
お料理の番組に釘付けです。

牧場で仔牛が生まれるところを見たり
そのお世話をするシーンがあったのです。
チビ助は「お産」のシーンが常々気になるようなのです。

「おかあさんがイタイって、して、あかちゃんがうまれたねぇ」
「あかちゃんはながいおへそだねぇ」

などといつも繰り返しはなしています。

先日などは、私の元気な食欲におそれをなしたか
「おかあさん、そんなにたべると
おなかがいたいって、あかちゃんがうまれちゃうよ」とまで
いわれてしまいました。

あ、わたしの太った腹のはなしではなく
仔牛です、仔牛。

チビ助が仔牛に興味を持っているので
亭主に「仔牛の話をしてあげてよ」と頼みました。
亭主が子供の頃、実家では牛を飼っていたのです。
その乳をたっぷり飲んだので
亭主は背が高くなったといわれています。

亭主は忙しいのか
あまり乗り気ではなさそうです。

「ねぇ、仔牛って可愛いの?」
「なんでも赤ん坊はかわいいんだよ」

万事この調子なので、亭主と会話するのは
イヤになってきます。
まったくかみ合いません。
会話しない方が円満です。

私は亭主に子供の頃の話をして欲しいのです。
同じ話を何度でも。
チビ助に聞かせて欲しいのです。

亭主が小学生のとき
学校に行く前の仕事が
牛を牧草地のクイに繋ぐことだったそうです。
夕方はまた牛小屋に連れて帰るんだそうです。

そんなでかい動物を小さな子供が引いて歩くの!?
私などは仰天してしまいます。

亭主は「牛なんて大人しいんだから」といいます。

ある日、牛を迎えに行くと、
仔牛がそこらを歩き回っていたそうで、
さすがの亭主(当時は少年ですね)もビックリしたそうです。
牛は昼間、自力で出産したんですね〜。
どうしようか困ったけれど
いつものように綱を引くと牛は素直についてくるし、
仔牛はその後をとことこ歩いてくるのだそうです。
牛がお産しそうだったなんて
ちっとも気付いていなかったのだそうで
ホントのホントにびっくりしたそうです。


話しかけても
めんどくさそうで
疲れて気の毒な亭主だけれど

時々、牛を引いて歩いていた少年のことを
思い浮かべて
幸せな気持ちになります。

チビ助にもこういう体験をして欲しいなぁ。
なんか、こう、
命が脈々と感じられるような、
せめて、お話だけでも聞かせてあげたいよね〜。

ねぇ、パパから聞かせてあげてよ〜
って
日記に書いてもねぇ
亭主には聞こえないんだよね。


2003年08月29日(金) 街に出る

東北地方は夏休みが短いので
今週から大体の学校が始まっています。

耳の定期点検のために
朝七時に亭主の出勤の車に便乗して街に出ました。
チビ助は車に乗れるとなれば
どんな早起きでもぐずらず
素早く行動してくれるので
本当に助かります。

また、彼は病院の売店に
100円入れてガチャガチャ回すとカプセル入りのおもちゃが
出てくるアレがあることを覚えていて
毎回楽しみにしているのです。
それにしても、街中、至る所にアレがあって
大変です。
最大譲って一度だけってことを
理解させることは大変なことです。

耳はこの数年聞いたこともないような
「良いです、良いです」という医師のお言葉を頂戴して
なんだか嬉しかったです。
チビ助は事務のお姉さんや看護婦さんたちに
もてなして頂き、ご満悦だし。

早々に月一度の点検が済んで、
今日は、病院で仲良しと待ち合わせ。
二人とも病院に用事があるというのも情けないが
なかなか会えないからね〜。

一緒に街に出て
少し買い物して、ゆっくりランチをしながら
近況報告。

チビ助は「カッチンコ」と呼んでいる
迷子防止のベルトなしで街にでたのは初めてで
とても嬉しそうでした。
常に走り出しそうで心配なのだけれど
それでも、相当に物事を理解してきているようで
車道に飛び込むようなことはなかったし
デパートで迷子にもなりませんでした。
こんな日が来るなんて
去年は想像も出来ませんでした。

友人は上のお子さんが高校受験を控えていて
子育ても新たな段階を迎えています。
初めてあった頃、
下のお子さんが丁度、チビ助と同じくらいだったっけ。
そのお子さんも今は小学校高学年で
野球少年。

昼過ぎのバスで帰らなくてはならないので
たっぷりおしゃべりも出来なかったけれど
でも、嬉しかったな。

帰りのバスで
眠ってしまったチビ助を抱いて
私もうとうと。

久しぶりに晴れて
暑い日だったけれど
風の底に冷たい芯がキラリと仕込んである感じ。

空がだんだん高くなってくる。
もう、秋の気配。


2003年08月28日(木) 1260円

お盆休みの最後に庭の手入れをして出た
草木のゴミが巨大な山三つになって
困っていました。

草は町指定のゴミ袋に入れてゴミの日に出せばよいのですが
亭主は頑としてゴミに出すのを拒否します。
ゴミ収集場所が少し遠いので
私もゴミ袋を下げて歩いていくのは
嬉しくないし、
庭で腐らせるには多すぎる山だし。

乾燥させればチップにするという手もあるけれど
悪天候が続いてお手上げ

亭主が怒るかも知れないと思いながらも
町のシルバー人材センターに
処分を頼んだらいくらかかるか問い合わせてみようかと
提案しました。
亭主はほっとしたような顔で
「電話しておいてよ」といって出勤していきました。

シルバー人材センターは色々な作業を請け負ってくれます。
草木の処分は「処分量」を見た上で「処分料」が決まるとのこと。
それが「1260円」でした。
軽トラックに山盛り一台分でした。
熊手で丁寧に庭の通路の腐りかけた葉っぱもさらってくれました。

チビ助はトラックを見て大興奮して
自転車用のヘルメットをかぶって長靴を履いて
現場監督に早変わりしていました。
長い箒を振り回して作業のお邪魔をするので
申し訳ないやら、おかしいやら。
キルト君は見慣れないおじさんが庭に侵入してきたといって
大騒ぎするし。
とほほ

あっという間に
悩みの種は片付いて
ホッとしました。

1260円


2003年08月27日(水) 幼稚園二学期

幼稚園といっても
週一回のお遊び教室です。
二学期が始まりました。
あいにくのお天気で
水遊びは出来ませんでした。
ホールで元気に自由に遊んで
お片づけ
歌を歌ったり、絵本を読んで頂いたりしたあと
大きな積み木で囲んだ生け簀を作って
魚釣りをしました。
マグネットをつるした釣り竿で
クリップの付いたお手製の魚を釣るのです。

バケツを抱えて良い場所を物色するチビ助は
物腰がすでに漁師です。

お遊び教室の間、二度、
おしっこ〜と
叫んで、一人でトイレに走っていって
用事を済ませて
また遊びを再開していました。
うっかりお漏らしをしてしまった
先月に比べると格段の進歩です。

髪の毛からしずくが飛び散るほど汗をかいて遊んで
大いに楽しみました。

少々強引なところがあるようですが
つかみ合いになるような
騒ぎも起こしませんでした。

30回のお遊び教室ですが
30回目には必ずお子さんの成長がわかります、と
園長先生が最初のご挨拶で
仰っていたけれど
私も子供も、五月から生活が随分変わりました。

朝、遅くまでダラダラ眠っていることがなくなりました。
おかげで午後のお昼寝の時刻が大体決まってきました。
夏休みの間も
そのペースは維持されました。
凄いことだ、と
だらだら暮らしてきた私は感心しています。


2003年08月26日(火) 恵みの雨

山のような洗濯物を家の中につるして
除湿器をブンブン回して
それでもう、あとは
雨が上がるのを待つだけ

雨足が強くて
激しく窓を打つので
チビ助もあきらめて
外で遊びたいなんていわないし
キルト君も
犬小屋の奥に引っ込んで丸くなっている

休息しなさいって
お天気が助けてくれている、と
勝手な解釈をして
子供と昼寝をする

夏の疲れが癒されていく日


2003年08月25日(月) だめってしたの、ってお前〜

チビ助の歯の定期点検の後
銀行の用を済ませるために
ジャスコに行きました。

こちらの口座から
そちらの口座へ、自動で振り込むのはかんたんだけれど
それではあまりにもお残りが寂しくて、
お金を管理していますっという
意地のために月末にこんなむなしいことをしているわけだ。

通帳を眺めてため息をふたつほどついて
我に返ると
チビ助の姿がありません。
たった今まで
そこでATMの受話器をいじっているのを叱ったばかりなのに!!

さて、昼時のジャスコ。なんだか込んでいる。

ん?

遙か専門店街の向こう、子供服のお店の前の、
ああ、あれだ
10円入れてレバーをまわすと丸いガムが出てくる
あのはた迷惑なスタンド.....
それに抱きついているのは
紛れもない我が家のチビ助だぁ。

高級子供服のお店の前で
ユニクロの半額セールのTシャツ着てさ、あああああ。

のしのし近づいて行きました。
絶対に私のそばを離れない、と約束して
ジャスコに入ったのに、三分後にはこれだもの。
あと二十分は食べ物を口にはできない歯医者帰りだしぃ。

えおちゃん、探したよ。
何してるの?

これ、がむ、えおちゃんの。
おともだちが10円しようとしたから
ダメってしたの

これはみんなのガムだよ。
ダメってしちゃいけないよ。
恥ずかしいよこんなの。

だって、えおちゃんのっ、10えん!

亭主がこんなモノを食わせたんだぞ〜
100円のガチャポンも亭主が教えたんだぞ〜
と亭主を呪ってみてもむなしいだけだし

歯医者さんが12時まで食べたり飲んだりはいけないって
云ったでしょう。
銀行の次は本屋さん、おかあさんのそばを
離れないって約束したでしょう。
もう忘れたの?

えおちゃん、おぼえてる。
   (なんだかにやけたような表情、
          とりあえず強情を張るのは止めたらしい)

じゃあ、本屋さんに行こう。

うん、ガムは?

本屋さんのあと、ちょっとお買い物をしてからにしようね。

うん!

えおちゃん、おしっこは?

ない

そこのトイレに寄っていこうよ。

ないっ!


でも、本屋に着いた瞬間、云うんです。
オシッコオオオオオオって
いつも、きょうも。

トイレの遠い売り場に限って
叫ぶんです。二度も三度も
ウンコオオオオオオオ

いつも、きょうも.....でした。

ジャスコや専門店街から
「営業妨害」と叱られたりはしないと思うけれど
はた迷惑なのは
ガムのスタンドなのか
チビ助の雄叫びなのか
私にとってはどっちもうんざり


2003年08月24日(日) 我が家の新築のとき

因みに我が家の新築のときは(六年ほど前になりましょうか)
地鎮祭も上棟式も不届きなことにパスして
アパートからの引っ越しも
私が一人で準備をしました。
業者を使って一発で荷物を運び出し
ゆっくり荷物をほどく予定でした。

荷物がおさまってから
新築披露をするつもりでしたし
亭主から親類にそのように伝えてもらっていたのですが
引っ越しを手伝わせないのは言語同断であると騒がれて
仕方なく「お手伝いして下さい」と云わせられました。

引っ越しの当日
亭主の親兄弟とその連れ合いと子供がが新居に来て下さり、
業者が運んで場所まで指定しておいてもらった荷物を
ワックスをかけたばかりの床を引きずって
適当な場所に寄せて寝床を作り
「本」と「衣類」以外の荷物のすべてを開いて
台所道具や食器を発掘して18人ご宿泊の宴会を繰り広げました。
食べるものはすべて持ち込みで
イカの詰まった発砲スチロールの氷がダラダラに流れて
床のワックスが白く浮き上がり
流しの山盛りの氷を溶かしてやろうと
お湯を出してイタズラしていた甥が
ボイラーのスイッチをいじって
風呂を二時間沸騰させ(空炊きでなくて本当に良かった)
午前中に荷物を運んだだけで
息も絶え絶えだった私は
この日、絶対に死ぬと思いました。
何しろ身体の具合が悪かったのです。
引っ越しの日だけはそっとしておいて欲しかったのですがね。
通用しませんでした。

翌朝、六時前に前のアパートまで亭主に送ってもらって
最後のお掃除と各種料金の精算をしました。
このとき、半日一人で
ううらうつらしながら鋭気を養いました。
この時間がなかったら本当にどうなっていたかわかりません。
アパートを引き払う手伝いもさせなかったと
戻ってからガーガー云われたけれど
一人で淡々と十数回も引っ越しをしてきたんです。
一番気楽で負担の少ない方法があるんです。
ボロアパートだったけれど
入居したときよりきれいにして鍵をお返しして
敷金全額返してもらいました。

ほどく順番も決めて梱包してあった荷物が
めちゃくちゃになっていて
宴会のあとしばらく
何もしたくありませんでした。
死ななかっただけでも
何かもうけたかも知れないとも思ってしまいました。

日常生活が落ち着いて
身体の調子が安定してくるまで
それから一年かかりました。



2003年08月23日(土) 亭主の実家の上棟式

何日も前から準備をしてありました。
でも、当日の朝は六時から
凄い忙しさでした。
親類の女たちがゾクゾク集まってきて
お握りをつくってパック詰めにしたり
昼に食べるそうめんをゆでたり
大量のホタテやイカをさばいて
刺身の準備をしたり
漬け物を切ったり。

午前中は断続的に
激しい雨が降って
まったく気をもませられるしね〜

お昼の上棟式のあと、
町から借りた宴会場で大宴会があるのです。
仕出し屋さんから大きな折り詰めやオードブルも
届くのですが
もっと色々用意するものなのだそうです。
巨大なお鍋には
こってりと甘いあんこまで控えていますからねぇ。
(私も無理矢理食べさせられましたが
       気を失うかと思うほど甘かったです)

邸宅は75坪だそうです。
巨大で見上げるとめまいがしました。
雪が深いのもあって
土台が高めなんだと思います。
更に天井も高い高い。

びちびち跳ねそうな
大きな鯛もお酒も捧げて
儀式をしたあとは
お餅まき!

和紙のおひねりに
一口大の四角く切った紅白の薄いお餅が
入っていました。
時々紅白の紐を結んだ小銭も入っていました。

私も亭主もたくさん拾いました。
最年少参加だったチビ助も
両手に一杯鷲づかみに拾っていたのが笑えました。
私も亭主も子供は相手が見ているものと
思いこんで降り注ぐ
お餅に群がっていたのでありました〜(^^;ゞポリポリ

お昼から大宴会です。
もう、とにかく食って呑んでわいわいわいわい
亭主は送迎係なので
呑むことができないので
外で炭火でホタテを焼く係でした。

チビ助は腹一杯
なまこと刺身を食べたあと
外に出て
氷水に漬かった飲み物を出す係をしていました。
「母は役立たずだが、お前は人の役にたちなさい」というのが
私の教育方針ですが
三歳半にして教育的効果が遺憾なく発揮されておりました。
感涙。

午後三時過ぎにお開きになって
今度は実家に親類がなだれ込んで
宴会の続きです。
これが夜九時まで。

いや忙しいの何の。
でも、夜九時にはピタッと
お客様は消え、同時に台所は片付いているのね〜。
お見事であります。

私は皆さんが寝静まったあと
ニコニコ本を読んで
ERも見ちゃいました。
早く寝ろとか本読むなとか
私を気に掛けて下さる方々もすべて沈没して
私は不眠症を満喫。

それにしても
上棟式というのが
身内で執り行う結婚の披露宴並みの盛大なお祝いだとは
知りませんでした〜。
上棟式そのものが珍しくなっているのですがね。

この調子だと
新築披露の宴会はどんなことになるのでしょうか。





2003年08月22日(金) 忙しい日

昨夜、亭主が急に
自分の実家の上棟式に出るので
準備をしておけと言い出しました。
9割方は仕事の都合が付かないので
行かれないだろうと
云われていたので
いわゆる、寝耳に水〜

会社から定時で戻ってきて
荷物と私とチビ助とキルト君を乗せて
ダッシュで実家に向かうのだそうです。

そういうわけで
忙しい一日でした。

こういう日に限って
死にそうなほど暑いときているし。

まず、昨日の朝、植え込みに無謀運転の
若者の乗用車が突っ込んで
小屋と枕木5本ぶっ飛ばしたという
ご近所さんのお見舞いに行ってくる。
お見舞いといっても
怪我人も出なかったという
気楽さで「物見高い」感覚でしたが。

それからキルト君のシャワーをして
ドロドロに汗をかいたので
水風呂でチビ助と遊んで
お荷物を準備して
それから強引に昼寝体制へ。

食事ものろのろだし
暑くて食欲なんてひとつもないし
冷たいものばかり欲しいし

忙しくておちおち眠っていられないし

くそ暑いのに
早めに散歩に出て
外回りの荷物をかき集めて
また大汗をかいて
ドロドロなので洗濯をしながら
シャワーを浴びる。

去年だったら
絶対、私は留守番していたろうな。
今年は身体の調子が良いので
私としては
嫌々半分、楽しみ半分。

とにかく、準備はできた!


2003年08月21日(木) やだやだ病

チビ助め、この頃、なんでもやだやだと絶叫して
色々なことに抵抗する〜。

モジモジしないで
おしっこしておいでよ
やだやだやだやだ
おもらししちゃうよ
やだやだやだやだやだ〜

ご飯食べようよ
やだやだやだやだ
お腹空いてないの?
やだやだやだやだ
やだやだじゃわからないよ
や〜だっ
食べないの?
やだやだやだや〜だ〜

うんざりしてきたので
今夜は私もやだやだで攻めることにしました。

ねぇねぇおかあさん
なぁに?
アメとガムちょうだい
やだやだやだやだ
アメとガムッ
やだやだやだやだやだやだ〜
おかあさんたら
やだ〜っ
おか〜さん!!
なあに?
どしたの?
えおちゃんのやだやだ病がうつったみたい
やだやだやだやだ
だってうつったんだも〜ん、やだやだやだやだやだ〜
やだじゃない!
やだやだぁ
やだやだじゃない!
やだやだじゃないじゃない!
やだ〜っ!
じゃ、ふつうにお話しする?
うん
なんだっけ
アメとガムちょうだい
いけません
(や)じゃなくて....にやり
わかった?
うん


なんだか劇的に効いたようで
以来、やだといいかけた言葉をぐっと
のみこんでいるようにも見受けられます。

しばらくは
忍法やだやだ返しの術でいこう。


2003年08月20日(水) 久しぶりにママチャリでお買い物

お盆明けの生協の配達を極端に品数を減らしていたので
牛乳なんかが底をついてしまって
しかたなくお買い物に出ることにしました。

ママチャリで、ジャスコまで20分。
大きな坂道はないけれど
平坦というわけでもなくて
結構疲れる〜。
最初から、17キロを超えるお荷物を積んでいるしね〜。

せっかくなので本屋さんで
新書三冊
文章の本、オマケの本、哲学の本。
嬉しい本が三冊も見つかってうきうき。

チビ助とおもちゃ売り場でさんざんうろついて
食品を買って、帰る。

帰り道、信号のある交差点で消防自動車の前を横断!
チビ助、手を振れ〜
「しょうぼうしさん、うれしいって、てをふったよ」
良かった良かった。

それにしても帰り道は荷物も増えてますます辛い〜。
団地の外れにたどり着いたらもう
力尽きて、押して歩くことに。
我が家は団地の向こうの外れの坂の上〜。
チビ助も歩くといってくれて助かる。

午後は爆睡。

久しぶりに夏らしいお天気。
稲穂に花がちらほら見えたけれど
この一週間くらいのお天気が勝負、かな。
農家じゃないけれど
家のまわりに水田が広がっているので
なんとなく気になります。


2003年08月19日(火) 嵐のメール

なんだか新手のウィルス騒ぎで
ピリピリしながらパソコンを開いているんだけれど
MSNのメッセンジャーだかなんだかの
更新をしてくれというメールが今日だけで
24通もはいって気味が悪かった。
まったく同じ内容で、
読めば私には関係のない更新の案内のようでした。
自動的にユーザーに送るシステムになっているのだろうけれど
もう少し考えて欲しいです。
プンプン


2003年08月18日(月) ミシンキルティングは楽しい、はず

亭主に身分不相応なほど
大きなミシンテーブルを作ってもらったので
調整をかねて
アレコレ縫っています。

ミシンでのキルティングには
いろいろな方法があって
専用のフットを付けてするものや
送り歯を下げて、キルトを縦横無尽に動かしながら縫うものがあります。
私が特に魅力を感じるのが
この送り歯を下げて縫う、フリーモーションといわれる
キルティングです。
同様な動きで自由な刺繍をすることもできます。

ミシンでのキルティングは「固くなる」ような気がしますので
タペストリーやバックなどの制作で
このテクニックが使えたら良いなと思っています。

ハンドキルティングの代わりにミシンキルティングをする
というのではなく、
それぞれに魅力のある技法で
制作を楽しんでいきたいなと思っています。


2003年08月17日(日) もう一日休みがあったなら、それは

もう一日お休みがあったなら
それはもう、お庭です。
ジャングル状態をどうにかしなくては。

亭主は草取りの名手です。
私が一週間もハァハァいいながらする面積を
二時間くらいでワシワシやっつけてくれます。
私は剪定係です。

二人で午前中ドロドロになるまで働いて
庭の地面が見えるようになりました。
空も広くなりました〜。

チビ助はその辺をほじくったり
犬をかまったり
大きな声でおしゃべりをしたり
水で遊んだり
なんだか、とにかく楽しそうで
お握りをほおばって麦茶を飲んで満足そうにしていました。
問題は山のような草木のゴミです。
庭で処理するにはとてつもない量です。

小枝をチップにする高価な機械も
亭主が大騒ぎをするので買いましたが
湿った草やキウイのツルなどはバイトに絡まったり
目詰まりして役に立ちません。
小枝はまぁまぁこなれて、素晴らしい腐葉土の素になります。
高価な機械を買ったけれど
やはり大量の庭のゴミが出てしまいます。
黒いビニール袋に入れてその辺に転がしておけば
腐葉土が出来るのですが
鬱陶しいゴミ袋が累々と並ぶお庭は
嬉しくない眺めであります(沈)

でも、とにかく、お庭はさっぱりしました。

ホッ


2003年08月16日(土) 休日あれやこれや

会社のカレンダーがどうだって
暦がどうだって
亭主が「忙しい」といえばそれは
お弁当を持って出勤するということで

ここしばらくはまともに日曜日も休んでいなかったから
今朝も六時前に起きて
ガスレンジのお釜とやかんに火をくれてやって
ぼ〜っとしていたわけだ。

でも、亭主は起きてこない。
不審に思って寝室を覗いてみると
「休みだ」と唸る。

忙しいっていってたじゃない

仕事に行くとはいわなかった

休日、私が寝坊するのを無言で責め立てる亭主なので
意地悪したのかなぁと思ったら
哀しくなって
炊飯を途中で止めるわけにはいかないので
キッチンに座り込んで、とにかくご飯だけ炊いて
また少し横になりました。

よく考えると
土曜も日曜も休みなのに実家から戻ってきたのは
私が熱を出したり倒れたりしないように気を遣ってくれたんだな
とわかって、早起きさせられたくらいでむっとして
悪かったなと思いました。
でも、お休みだって教えてくれなかったんだから
お礼なんて言わない。

で、せっかくのお休みなので
ミシン用のテーブルの増築?を頼みました。
ミシンの作業面とテーブルの高さを水平にできる
テーブルが欲しかったのです。

亭主にどんな風に作業するのか、どこが問題なのか
実演してみせると
フムフムメモを取ってやる気満々です。

今はDIY店で2×4材が安く手にはいるので
ドリルと丸鋸があれば
ちょっとしたものが作れてしまいます。

日曜大工となればチビ助も興奮して
大騒ぎしますしね。
くすくす。

私はパソコンのバックアップを取ったりしました。

机の脚は思いがけずあっという間に完成。
ありがとう。
天板の位置やミシンの高さの微調整は
使いながらやっていきます。
またまた作業机の位置を変えたりしなくちゃね〜。
嬉しいなぁ。

夕方、チビ助が昼寝してから
パソコンにメモリーカードを追加したり
USBポートを増設して
ドライバのインストールをしました。
私はアレコレいじって欲しくないのだけれど
亭主は何かしたくてしょうがないらしいです。
新手のウィルスが猛威をふるっているようなので
今の時期はそっとしておいて欲しかったんだけれど

なにしろ、滅多にない
休日なもので。


2003年08月15日(金) 50時間

50時間、二泊三日の皿洗いの日々は終わり。
お昼を食べているとき
もう、終わりだと思うと嬉しくてぼ〜っとしてしまいます。

何時に帰るのかと10分おきに聞かれるけれど
それを決めるのは私じゃない。
車の運転が出来たら
「今帰ります!」といってしまうかも知れないけれど。

荷物をまとめたり
布団を片づけたり
お鍋の中身を小さめのお鍋に移し替えたり
使ったシーツやタオルを洗ったり
ドタバタと、でも、ゆっくりと時間が過ぎていく。
合間にお墓参りをして

キルト君は置いて行かれまいと
哀れな声で騒いでいる。
「帰る」って知っているんだ。

こっちの人たちにも大分慣れて
みんなに撫でてもらえるようになったので
居間のすぐそばに繋がせてもらえるようになって
酷く鳴き泣き叫ぶことはなくなった。

初めの頃は身も世もなく吠え狂うので
畑の向こうに繋がれて
どうにかなっちゃうかと思ったけれど
すっかり落ち着いて。

私が妊娠したとわかったとき
私の両親も姑も
犬を処分しろと酷いことをいいました。
犬の散歩なんかして転んで
せっかくの赤ん坊に何かあったらどうする
と騒ぎ立てました。

この犬がいなかったら授からなかった赤ちゃんなんだから
敬意を払って、
散歩してやれとはいわないけど
おやつのひとつも奢らないのかっと
わめいたらジジババどもみんなシュンとなって
それ以上強くはいわなくなってくれたっけ。

帰り道は犬も子供も私も
前後不覚に眠りこけてしまって
ようやくいつもの暮らしに
戻ってきました。

お家が一番!


2003年08月14日(木) 楽しいこともある

亭主の実家のある町では
お盆にはお祭りがあります。

今年はチビ助を大きな従兄弟たちが
魚のつかみ取りに連れて行ってくれました。

水のきれいな川に鮎を放流して
ちょっと仕切って
じゃぶじゃぶ

チビ助は「こんなお水ははじめてだ〜」と叫んで
靴を脱ぎ
ズボンを脱ぎ、パンツを脱ぎ
終いにはシャツも脱いで
スッポンポンになって
他のお客さんを喜ばせていました。

根が慎重派なので危ないことはしないので
安心して見ていられます。

豚汁のお振る舞いもあったし
たくさん遊んでたくさん食べて
戻ったらおやつのせんべいをくわえたまま
眠ってしまって。

夜は花火大会。

次兄の家に突然押しかけて
花火を眺めながらバーベキュー。
もっと近くで花火を見よう!って
お義姉さんたちと
チビ助をおんぶして港までブラブラ出かけていきました。

遠くで見る花火よりやっぱり近くのほうが
迫力があるよね〜。

亭主は猛烈な二日酔いで一日転がっていて
夜になってやっと食事をとれたので
この日は運転手。

毎年、花火の夜は実家のガレージで
バーベキューなのだけれど
今年は少し違っていて、
次兄夫婦はパニックしていたようだけれど
楽しかった〜。

港に近い方は民家も密集していて
熊出没の危険も少ないからね。

熊、その辺の畑を荒らしているんです。
コワイです。

家に上がり込んで
冷蔵庫を漁って、扉をパッタンと閉めて帰るそうです。
ひゃ〜




2003年08月13日(水) お盆には

子供の頃、お盆といえば
おじさんの家に行っていとこと遊んだり
ボタン屋に泊まり込んで
お墓の手入れをしたりお参りをしたりするのに
ついて歩いたはずなのに
いつの間にか
私の意識の中から「お盆」とか「お彼岸」といった
大切な行事がかすかに薄れてしまって
とても困っています。

亭主の実家では
お盆中は毎日お墓参りをします。
お供物を供えて、お線香をたき
拝んで、お供物をその場で食べます。
初めと終わりにはお寺にも参ります。
お寺の奥には
檀家の小さなお仏壇が本棚のように並んだお部屋があります。
小銭やお菓子を供えてカネをならして拝みます。
親戚のお仏壇も回って拝みます。

これほど丁寧なお参りをしたかどうか
私の記憶にはナニも残っていないのです。

チビ助は
私の実家には仏壇がなかったと云いました。
彼にとっては
ろうそくがきれいだったり、お菓子や果物がいつでも手に届く
お仏壇は嬉しいものらしい。
小さい手をあわせてナムナムとうつむく姿はとても可愛い。

お盆中やお彼岸の時は
お仏壇に供えるお膳も特別で
盛りつけやお供えするお膳の向きも知りませんでした。
お料理そのものも
私が知っているものとは違っていて
分量も桁違いで、私はまるで役に立たない嫁です。

お掃除くらいお手伝いしようとしたら
二人の人が同時に掃き掃除をすると縁起が悪いそうで
姑に「オレを殺す気だな」と叱られてしまいました。
万事その調子なので
亭主の実家では皿洗いに徹しています。
お湯で洗う、
ふきんで拭く、私のしないことばかり。
食器を洗う桶でふきんを洗って叱られたこともあります。
口うるさい親に育てられたけれど、
こんなにアレコレ指図を受けたことはなかったので
殊勝な気持ちは失せて
うんざりしています。








2003年08月12日(火) 交通事故

夕方、散歩に出たら
お隣の奥様が心配そうにたたずんでいました。
どうかしたのかと尋ねると
指さす向こうに
パトカーが止まっていました。
交通事故の現場検証をしているようです。

丁字路から飛び出した自転車の子供が
軽自動車にはねられたそうです。

近所の小学三年の男の子で
車の正面にぶつかって、さらに車のフロントガラスに
当たって、向こうに飛んだそうです。
顔と頭に重症を負って救急車で運ばれて行ったそうです。

子供とぷかぷか昼寝をしていて
そんな事故がすぐそこであったなんて
気が付きませんでした。

夏休みに、こんな事故にあうなんて。
命に別状がなければ良いのだけれど。


2003年08月11日(月) シャボン玉

今頃満開になった紫陽花が花が重くてうなだれて
通路をふさぐので枝を縛り上げたり
蕾をつけはじめた
クジャクソウを括っておいたり。
灯油タンクの下もイカリソウだけ残して
サッパリしました。
小屋までの通路を少し整理しただけで
山のような雑草が。

曇っているのに暑くて、
とても庭の草取りまでは手がまわりません。
チビ助は外の水道で水遊びをして
シャツが濡れたといっては
タンスから大好きな長袖のトレーナーを出してきたりして
洗濯物の山をこしらえているし。

なんだか、イヤになったので
シャボン玉遊びをすることにしました。

チビ助は車輪のようなものが付いたパイプで
細かいシャボン玉をドンドン吹いています。

私はシンプルなパイプで
少しでも大きなシャボン玉を作ろうと思いました。

風の具合では屋根までもシャボン玉が登っていきます。

懐かしい歌を歌いながら。
夭折した女の子を偲んだ歌詞なのだそうです。
少しもの悲しかったりしながら
遊びました。


2003年08月10日(日) 和太鼓フェスティバル

台風が一気に駆け抜けていきました。
今朝はギラギラした夏の朝です。

午前中にお盆の準備の買い物を済ませて
午後からは
町の体育館で催される
和太鼓フェスティバルに出かけてきました。

三時間半、無茶苦茶暑かったけれど、心も熱くなったわ!
私は据えてある太鼓より
身体につるして
動きながら叩く太鼓の音が好きです。
なぜだかはわかりません。

チビ助は大音響の中で
大の字になってお昼寝していました。
やはり、強者です。
最初のほうの子供たちの演奏は
真似して暴れながら聞いていました。

チビ助が太鼓叩きになってくれたら楽しいだろうなぁ。

ライナー・チムニクの
「タイコたたきの夢」は凄いお話だったなぁ。

新宿の地下道で歌っていた
ボリビアのグループ、今、どうしているだろう。
切々とした歌声と
やはり一番響いたのは太鼓の音だったっけ。

今日のプログラムは
第一部 子供の和太鼓 近隣の町や、町内の5つのグループの演奏
第二部 特別出演 津輕三味線 山上進
    JOMON TRADITIONAL白神

第二部は伝統的な奏法にとらわれず
シンセサイザーを取り入れた尺八や津輕三味線。
JOMON TRADITIONAL白神も
洋楽器も取り入れた和楽の世界。特に、和楽器のメンバーは
横笛・尺八・津輕三味線・和太鼓を自在に演奏します。
これは凄かったです。手をはたきすぎて
なんだか、手を握るのが辛いです。
開演の前や休憩中には
アフリカ音楽のワークショップ活動をしているグループが
珍しい打楽器を演奏してくれて興味深かったです。

耳にトラブルがなかったら
太鼓、叩いてみたかったなぁ。

本当に楽しかった〜。



2003年08月09日(土) 嘘のように元気

昨日は、39度以上の熱がありながら
元気いっぱいのチビ助を病院に連れて行くべきか
大いに悩みました。

台風10号の影響かその前の低気圧の影響か
雨が降っているし。
火曜日に手足口病で受診したばかりなのになぁ
う〜ん
それにしても元気だ。
普段と違うのは食欲がないことくらいです。

でも、三日も続いている高熱ですし、
週末だしね
土日に急患でお世話になる可能性も捨てきれないとなると
やはり、受診しておくべきかな、と渋々病院へ行きました。

やっぱ家で休んでいた方が良かった、と思うほど
元気なチビ助め、
2時間の待ち時間のうちにますます元気になって
時々、水分を吐きながらも負けずに走り回っています。
それでもやはり39度です。
38度でもぐったりして
こっちが青ざめるようなこともあったのにねぇ。

診断?

水分が摂れていて
元気でいるなら、熱は無理に下げることはないでしょう。
だって、
そうでしょう、そうでしょう。
有難いことです。

熱はそのまま深夜まで続いていました。

そして、今朝はケロリと下がりました。

猛烈な食欲です。
食べると、バスタオルにくるまって汗をかきながら
クウクウ眠ってしまいます。
すぐ目が覚めて
またお握りなどをぱくぱく食べています。

元気になったようです。
ホッとしました。

亭主は一日ドックに行きました。
健康第一!


2003年08月08日(金) キルト君の抱っこ

我が家のキルト君は
多分、幼い頃、人に抱かれたことがなかったのだと思います。
もう大人になった犬でも猫でも
抱っこされれば
すっぽりと腕の中におさまってくれるものだと
思いこんでいた私は
キルト君のふるまいが
初め、良く理解できませんでした。

抱き上げようとすると
怖がってか身をよじって暴れて
飛び降りるのです。

高いところが怖いのかと思ったら
小屋の屋根の上で暮らしています。

抱っこの嫌いな子なのかとも思いましたが
ある時、公園のベンチで
キルト君が私の膝によじ登ってきたのでした。

するとキルト君は私の膝の上に
私に背を向けて神社の狛犬のように座ったのです。
身体を全部預けて抱かれるということを
知らないのです。
時々振り仰ぐようにして
私の口元あたりにフチュフチュと
口を寄せてきます。
へんてこなスタイルだけれど
コレはコレで、彼にとってはとても
親密で穏やかな状態のようです。

車で移動するときも
後部座席の私の膝の上で狛犬座りをしました。
今年のゴールデンウイークの長距離移動の時はじめて、
私とチャイルドシートの間に寝そべり
私の膝に頭をのせて眠りました。
普段、外で暮らしているキルト君は
私を見ると飛び出してきます。
だから私は彼の寝顔を間近に見たことがなかったのです。
ちょっと感動してしまいました。

その辺に捨てられた哀れな子犬でさえ
抱き上げればしがみついてくるのにと思うと
やはり、キルト君の子供時代の寂しさを思います。

今でも、キルト君は
ある年代の小柄なスポーツウェアの紳士を遠くに発見すると
びしっとお座りして動かなくなります。

おとうさん、おとうさん、おとうさんが居る!

少し頭を低くして、全身緊張して
遙か遠くの知らないおじさんを凝視する
キルト君の胸の内を思うと
やっぱり泣きたくなります。
キルト君の胸の中にどれほど深く強い愛情があっても
それはもう彼のお父さんには届かないのです。

いまでも腰かけている私が
おいで、というと
喜んで膝にあがってきます。
やはり、背中を向けた狛犬座りです。

犬仲間のご近所さんたちは笑いますが
キルト君が抱っこが嫌いではないという事実の方が
大事だと思います。




2003年08月07日(木) まだ熱がある

今日は一日ゴロゴロしていました。
相変わらず
食欲がなくて、熱が高くて、元気。
顔色も悪くないし。

悪さをする気力がないせいか
少しお行儀が良いような気もします。

くそ暑いのに(ま、お下品!)
やたらすり寄ってくるのには参るけれど
でも、病気なんだもの
はらはら

さて、明日は病院に行かなくちゃね(沈)


2003年08月06日(水) お次は熱が

なんだか、チビ助が食欲を失っていると不気味です。
暑いし、脱水にならないように
口に出来る水っぽいモノをドンドン薦めています。

普段はもっと食わせろと大騒ぎする
アイスキャンデーも
「さっき食べたから」などと丁寧にお断りするし。

まず、38度台の熱だけれど
食欲がないという以外は元気なようです。

とにかく様子をみよう。

冷やす、というと何故か怖がるのが困ったモノだけれど
とにかく、元気だ。
きっと明日は熱も下がるだろう。


2003年08月05日(火) 手足口病

もっとマシな病名は思いつかなかったのかって思いませんか?

チビ助はどこで頂戴してきたか
手足口病にかかってしまいました。
手足から肘膝までブツブツです。
幸いお口は大丈夫のようですが食欲がありません。

手足にぶつぶつの出来る病気は他にもあるので
一応小児科を受診することにしました。
なにしろ火曜の午後しか町立病院には
小児科の先生が来ないからなぁ。

やはり、手足口病でした。
診察しているとき、なぜか左の腕にじんましんが出ていました。
先生も
「これは手足口病ではありません」とニコニコしていました。
今考えると
そこで、アクションをするべきだったのですが
私もなんとなく納得してしまって
さっさと帰宅して昼寝をすることばかりを考えていました。

昼寝が終わって散歩に出かけて、そのとき、
チビ助が元気がなくてへんだなと思って
早めに帰宅してみたら、手足にまだらのじんましん。

ちょっと塗り薬を塗ってやって様子を見ました。
それほどかゆがりもしないし
んん〜ん
春先からこっち、ず〜っと元気だったからなぁ。
そろそろ風邪くらい引きたいのかなぁ。

でも、手足口病とじんましんのセットって
辛いよねぇ。
アトピーのブツブツも少しあるんだよな。
この汚れは何だとよく見たら、打ち身のアザでした。

本人は至って普通で
辛そうに見えないのが良かったような不気味なような.....


2003年08月04日(月) でんで〜ん

でんで〜んというのは
チビ助が欲しがっているおもちゃのピストルのことです。
発砲音がそう聞こえるらしいです。

お風呂に水鉄砲がひとつありますが
チビ助はもっとそれらしい重量感のあるおもちゃが欲しいらしいです。

えおちゃん、おおきくなったら、でんで〜ん、かうっ!

と毎日五回くらい宣言しています。

私はそんなモノで遊んで欲しくないのですが
チビ助にはテレビのヒーローが
銃を撃つのがかっこよく見えるらしいです。

日曜に、あらいぐまラスカルの劇場版かなにかの1時間半の
番組を放映していて
チビ助と二人で楽しみました。
有難いことに、動物が大好きなチビ助は大喜びでした。
始まってすぐ、ラスカルの母親が
鉄砲のおじさんに撃たれて死ぬシーンがありました。


スターリングとオスカーが止めてっていったのに
おじさん、鉄砲でで〜んって撃ったよ

うったねぇ(おじさん、ヒーロー)

ラスカルのおかあさん死んじゃったよ

だいじょうぶだよ、なおるよきっと(少し不安)

なおらないよ、しんじゃったんだよ、ぼうしになるんだよ

なおらないの?(かなり不安)

そうだよ、ラスカルは赤ちゃんなのに
おかあさんがいなくなったんだよ、どうするのさ
で〜んっておじさんが撃ったからだよ
あかちゃんなのに〜

えおちゃんはおかあさんいるっ(半泣き)

そうだよ、でも、ラスカルは
おかあさんがいなくなっちゃたんだよ(半泣き)


以来、チビ助が「でんで〜んを買う」と宣言したあとは
「ラスカルのおかあさん」を持ち出して応戦することにしました。


男の子の無邪気な遊びなのでしょうが
やはり、おもちゃであっても
銃を向けられて気持ちよくはありません。

わざわざ買って与えなくても
ちょっと長めのものは銃として扱われています。
掃除機の隙間ノズルなどは
もうお掃除から引退してしまいました(T.T)








2003年08月03日(日) キルト君

五年前の八月の中頃
生後八ヶ月の雄のビーグルが
我が家にやってきました。

もとの飼い主は定年を迎えるくらいの年齢の夫婦で
定年後は犬でも可愛がって過ごそうと
子犬を買ったそうです。

夫婦とも仕事は続けていて
生後半年くらいまでは散歩は必要ないと
誰かに聞いたらしく
庭先につなぎっぱなしにしていたそうです。

半年過ぎたので
さて、お散歩にでも、と思った奥さんは
犬の馬鹿力に引きずられて転び、足首をねんざして
散歩からリタイアし、
ご主人の方も、一人ではとてもじゃないが
面倒みきれない、といって
私の近所の雌のビーグルを飼っている家に
犬の見合い話のついでに置き去りにしていきました。

ばかでかい鳴き声でわめきちらし
なでられると興奮して噛み
抱っこされることを知らない
頭と足がヘンに大きい不細工な犬でした。

もっと幼い犬だったら私はもらわなかったでしょう。
子犬は子犬と云うだけで可愛いもの、
もらい手はすぐ見つかるでしょう。
でも、しつけに失敗して
捨てられて、愛され方を知らない犬を
見過ごしにできない気がして
引き取りました。

前の飼い主が付けた名を呼んでも
振り向くこともしませんでしたので
キルト、という名を新しくつけました。


お座り、待て、以外の訓練は困難でした。
名前を呼んで振り返ってくれるまで
一月以上かかりました。
その次はかみ癖を何とかしなくてはなりませんでした。

犬との信頼関係を築く手段は
ひたすら長く歩き続けることしか思いつきませんでした。
なでれば興奮して私の腕を噛みます。
そのうち、結びこぶを作ったタオルで遊んだあと、
タオルを与えて噛ませてから
なでることにしました。
次第になれて、なでて欲しいとき、構って欲しいときは
慌てて骨型のガムや棒きれをくわえて
なでてくれるように催促するようになりました。

私たち夫婦以外の人に
黙って身体を触らせるようになるまで二年かかりました。


子犬は本当に可愛い。
うちのキルト君が赤ちゃんだったとき
どんなに可愛かったろうと思うけれど
写真一枚も持っていません。

もとの飼い主は
新たにキャバリア買ったそうです。
「こんだ〜大人しくてい〜犬だぁ」と自慢しているのを
病院の待合室で聞いてしまったときは
泣いて暴れたくなりました。

キルトに惨めな子供時代を送らせて
悪い犬にしたのはあんただと糾弾してやりたかった。

でも、今、私は幸福で
キルトと長い散歩を楽しんでいるうちに
身体の調子が良くなって
子宝にも恵まれました。
キルト君は相変わらず騒ぎ屋ではありますが、
怪しい人物の出入りと
犬の散歩を目撃したとき以外は滅多に吠えなくなりました。
さんぽじゃさんぽじゃという
奇妙な鳴き声をたてていることもありますが
夜通し吠えているお向かいのワンコに比べたら可愛いものです。

気持ち良さそうに
小屋の屋根で昼寝をしている
姿を見ると
キルト君も不幸せには見えないから、ま、いいか。





2003年08月02日(土) キルトトップ完成

去年、インターネットを始めてから
パッチワーク関係のサイトを
おっかなびっくりウロウロ訪問していました。

だんだんたくさんの方たちが参加している
企画があることがわかってきました。

パソコンの扱いも満足ではないし
子供をおんぶして
やっと暮らしている日々では
とても期限のある企画には参加できないと思いましたが、
お産のため中断していた大作のキルティングを
終わらせたばかりという開放感から
ひとつ、色や布あわせの勉強になる企画への
参加をしてみたいと思うようになりました。
それが「USA50州のブロックを縫ってみませんか」
というシンガポール在住のマシュマロさんの
企画でした。

ネットで本を取り寄せて
しばらく眺めていました。

だんだん、縫ってみたくなって
ABC順の州のブロックを縫いはじめました。

画像をパソコンに取り込むために
スキャナと格闘したり
なかなか思い通りにゆかず
デジカメを急いで買って、今度はデジカメの取り扱いが(T.T)

思いがけず仲間に入れて頂けた
Webサークルで知り合った方が
メールで励ましてくださり
画像を加工したり、
メールに添付する実験台になって下さったりしました。

そうしていよいよ企画への参加を願い出て
お仲間にくわえて頂きました。

パッチワークそのものは
配色のセンスのモンダイを除けばなんとかなるのですが、
パソコンはどうにも大変で、
(私はアップデートが怪しいとにらんでいるのだけれど)
パソコンの起動に関するファイルが壊れてしまって
パソコンを起動することができないという
悲惨な出来事もありました。
泣きながら
まっさらになったパソコンのインストールと設定をしました。
無線LANのドライバーのインストールだけがどうしてもできなくて
電器屋の兄ちゃんに来てもらわねばなりませんでした。
脳味噌がすり切れるかと思うほど考えても、本を読んでも
パソコンはワケがわかりませんが
ネットはとても嬉しく面白い。

そうやってドタバタしながら
着々と50枚のブロックを制作しました。

専用の掲示板にできたブロックを投稿すると
皆さんが嬉しいコメントを付けて下さったり
作品を一覧できるアルバムに載せて頂けたりします。

同じパターンを縫っているのに
一人一人のブロックはどれも個性豊かで
同じものはひとつもない。

当たり前のことなのだけれど
完成された作品を掲載している本や専門誌からは
なかなか伝わってこない
作り手の思いや体温が感じられて
身近に仲間の少ない私は
はかりしれない勉強の機会を得たのだとハッキリと知りました。

50枚のブロックが完成したとき、
仲間の一人が
「あなたのブロックを並べたところを見てみたい」と
メッセージをくれました。

この一言がはげみになって、
中断していたHP制作をサイトオープンまで押しあげました。

50枚のブロックを一枚につなぎ、
ボーダーで囲んで
これでキルトトップが完成です。

このあと、キルティングが続きます。
キルトとして完成するまでは道半ばですが
この一年を振り返ると
とても楽しく充実していました。

子供も目に見えて成長しました。
おんぶしてあやしながら
勉強するという場面はもうないでしょう。
このキルトを見るたびに
こんなふうに
ドタバタ過ごした一年を思い出すんだろうな。

ときめきに満ちた
一年でした。

このときめきが
キルトを見て下さった方に伝わると嬉しいな。









2003年08月01日(金) 子犬

近所でひろわれた二匹の兄弟犬が
やんちゃ盛りで
散歩のときに出会うと楽しくてたまりません。

二匹でじゃれる走る、
大人の犬に挨拶をする。
大人の犬も
相手が子犬となると
なかなか面白い反応をするもので
新鮮な気分を味わっています。

大病をしてこの頃元気がなかった
オールドミスのRUNちゃんは
はじめは子犬を怖がって逃げ回っていましたが
だんだん慣れて
今では一番嬉しそうにぴょんぴょん跳ねて
子犬と遊びます。

やはりオールドミスのラブちゃんは
子犬を見るとママになったような気がするらしく
ハラハラとした様子で子犬とつきあいます。

我が家のキルト君は
体操のお兄さんみたいな雰囲気です。

犬を安心して放すことのできる
場所があればなぁと
切実に思います。


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