くるくるくろりくくろにくる
いんでっくすふるいのあたらしいの


2003年06月29日(日) 腹の底の底

己の真に欲するものを見つめて見つめて、そしてそれと向かい合わなければならない訳ではない。
もっと楽な道もある筈。
でも泣くほど辛い思いをして自分の心のうちを曝け出してみれば、ここ数日間のモヤモヤした気持にようやく突破口が見出せて来た感じだ。
だいたいこんな風になる前に、いつもなら話を聞いてくれる奴がいるのだけど、どうもここ最近ご無沙汰なんだよな。
ま、幸か不幸か図らずも自問自答する非生産的な時間を持てた事に拠って、何かしら前に進んだ(気がする)ようなので結果オーライかもね。

少なからず、本当に欲しているものってのが判った気がする。

結局、他人の持っているものじゃ代替は利かないってこと。

当分ナルシステックに自分にかまけてみようかと思う。

ここ数年無理をして封印していたのかもしれない、感受性過多な自分って奴をもうちょっと前面に出してあげようかと…
コントロール出来ないことが恥ずかしいと思っていた似非大人な私には暫し死んでいただこうかと。


2003年06月27日(金) 言えない、言わない、けれど感謝

私に対して誠意有る態度を貫こうとする人の誠意有る行いとやらを見せ付けられ、その人と私との関係は何一つ変わらないのだけれど(最もお互い変える気も更々無いけれど)、とてもとてもありがたかった。涙が出た。
ちょうどあまりよろしくない精神状態の最中だったので、殊更胸に迫ってしまったんでしょうがね…

気が付けば、ミス・フェル・ブラウンの台詞が口から出ていた。

「自由になって下さい」

やっぱ、ガキだなと思う。
開き直って退路を探そうか?
しかしもはや逃げ道はないのだ。
けど、暫し方向だけでも定めようかと明け方の空に向かい思案。
そして雨が降り始めて、なんだか物語りの始まりか終わりのよう。
ならせめて物語りの始めになるような気持の変化を待つ。

奇跡は起らないけど、気分は変わる。

眠って起きたら何か出来そうだ。


2003年06月25日(水) そりゃないぜセニョリータ

明るい。
明るい気分に無理矢理持っていこうとしてるな。オレ。

なんだか精神的にヘビーなんだよなぁ。

自分の気持が良く判らない。いや、正確に言えばよく判っている。欲望の赴く先が見えないっていうか、なんか無駄なエネルギーを感じてしまう。
重いんだな。
いい加減枯れてくださいよって懇願したくなる。

何を求めているのか?
オレはここにいる!って誰かに叫べたとして、満足するのだろうか?
でもその誰が誰かもその方向が何処かも叫ぶってのが何の為かも判らないんじゃしょうがないよな。

普通こういうのって思春期真っ盛りじゃねーか?
ああ、そういうことか。年代とのギャップで疲弊しているのだなっと。

物書くのも一苦労です。はい。

そんなこんなな最中に又リストラの話だよ。

ヘビー×2だな。

暗躍するOLって間近に見るのはこれが初めてじゃないけどさぁ、やっぱり興醒めもいいとこ。
あんたの赴く先は何処なのさ?
ま、オレの人生から消えてくださいって感じ。最も、もともと脇役にすらエントリーしてないけどね。

辞めて行かなければならない人を見送るのは、辞めて行くより辛いのだとしてもだ、笑って送り出してあげたい。
絶対に新しい道の向こうに、良い事があるように思えるように。


2003年06月22日(日) ファラが知的だったのかどうかはさておき

チャリエンを見る。

吹き替えのせいなのだろうか、好きではないドリューバリモアが可愛く見えた。
もしかしたら私は彼女のことを誤解していたのか?と思わせるほど可愛く感じられてしまった。いや正直に言って吹き替えだけじゃないな。間抜けな芝居を目いっぱいやっちゃってくれる潔さってんですかい?そんなところに好感を持っちまったんだな。ああ、ちょろい。少々反省。

一言で言えば、TV的なおふざけ満載の娯楽映画でした。(誉めてるんだってば)

ただ、TVシリーズ世代としては満足できるところもあり、憤慨する部分もありなのですが。

どのへんが憤慨かと言えば、エンジェル達があまりにも品がないっていうかバカっぽいっていうか間抜けなところ。

もっと知的でクールな美人って印象があったんだけどなぁ。

21世紀のエンジェル像ってことなんでしょうか。明るくポジティブ能天気!

しかし、キャメロン・ディアスのアップはどうなんでしょう?
ちょっとまずいかも…って余計な心配をしてみちゃったりなんかして…


2003年06月21日(土) それは奇跡

梅雨の晴れ間である以上、お酒が残っていても午前中には起きるのであった。

そして、洗濯機を3回し。

つい勢い込んで4回目、毛布にもトライ。

で、それらが夕方にはみんな乾いているのであった。

「ファンタスティック!」


2003年06月20日(金) つつがなくとくつがなるはかなりにている3

創作活動もしたい。
ゲームのやり込み2週目も終わらせたい。
でも阪神戦も見たい。
酒飲んで馴染みの常連さんやマスターと駄話もしたい。
そんな気持満載の週末でんなぁ。

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このところ深夜は必ずといっていいほどパソコンの前だ。

日々小説の続きに没頭中。最高の読者(オイラね)が続きを読むのを切望しているものだからサボれない。ちょっとナル?っていうか恐るべき自己満足?
そうは言っても自分の書くものが一番言葉がシックリくるんだものなぁ。

いや、ぶちゃけて言えば、めんどくさがりーなので誰かが書いてくれるのなら、それに越した事はないんだが…

WEB上にお気に入りの物書き氏もいるにはいるのだが、ここ半年お目当ての物語を更新してくれないのだよ。

お陰様で、この設定マニアは、日々小説のデティールに拘り、医療関係とかアパレル関係とかスポーツ関係とかおよそ本筋とは関係なさげな詳細資料を求めてサーフィンサーフィン…

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バーでバンドのギタリスト氏と遭遇。
バンドのライブ構想で盛り上がる。
練習もままならないバンドのくせにと後ろ指さされそうだが、私とドラマー氏の求めるライブ構想に彼の意向もピッタリマッチング。
こういうのが大事なんだよなーと嬉しくなり、ついベロベロです。


2003年06月19日(木) つつがなくとくつがなるはかなりにている2

扁桃腺腫れ気味の為いつもの病院へ。
通常出社より実際1時間近くも早いので、体力的にはとってもキツイ。

それだけ元気なら医者もいらんだろうと思う。

で、通常は乗らないバスなんかに乗車する。ずっと内部を見てみたかったノンステップバスだ。
『ほほう、なるほど乗りやすいぞ』と喜んだのもつかの間、最前列&最後部のシートを見て唖然とした。
「アルプススタンドかい!( ̄□ ̄;)」

ありえない高低差だ。

確かに床を下げればどっかに軋轢が出るもんだけどさ。

いや、おそるべしノンステップバス。


2003年06月17日(火) つつがなくとくつがなるはかなりにている1

ポリシーと言うか、ここ最近心に決めていることがある。

カッコよく歩くと言うこと。

真っ直ぐ前を向いて、背筋を伸ばして、腿から足を蹴り出してね。

大昔、憧れの先輩として君臨していた頃、その歩く後姿のあまりの美しさに、まったく帰る方向が逆だった後輩が、つい後ろを付いて来てしまったという伝説がどこかで忘れられないのでしょうか。
足に合わない靴でだらしなく歩いている女性が異常に繁殖しているご時世を嘆いてのことなのでしょうか。
(恐ろしいことに、がに股の女の子が増えてるよね。膝が外向きに開いちゃっている上に腰が乗ってしまったら致命的でしょう。亀有の両さんだよ。全く以って)

何れにせよ、大またでしっかり地面を蹴って歩くのは気持がいいのです。

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信号は、自分でしっかり見て、確認して、自分のタイミングで歩き出すと言うこと。

通勤時間など大通りでの信号待ちはつい群衆の動きに合わせて動いてしまいがちだが、どんな時でも己の行動は己の判断で行いたい。
そのほうがカッコ良いって位のちっぽけな見栄から出たことだとしてもだ。

人を人として認識できなくなるような群集になってしまわない為にも。

とは言うものの、魂が抜け出ちゃっているような朝は、これが結構難しい。

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今年の阪神は違う。

今年の阪神を見る側の気持も違う。

9回の表で2-4だったら裏は見る気がしなかったのに、去年までは。
何となく、何となく、何となく、TVの前から動くのを躊躇っていたら、あれよあれよと出塁だ。これはひょっとして延長かな?ってほくそえんでいたら、一気にサヨナラだって。

今年の阪神は違う。


2003年06月16日(月) 物書きさんいらっしゃい

とあるきっかけで時折創作活動の妖怪にどっぷり後ろを取られてしまい、身動きが取れなくなることがある。

これがこの年になってもコントロール出来る代物ではないので厄介だ。

精神的に発狂してしまうか分裂してしまうんじゃないかと思う。

かように、自分の創作の世界と現実世界の行ったり来たりは疲弊するのである。

一日中紙とエンピツしかない部屋に閉篭もりたい衝動があり、尚且つそれを押し殺している日常生活はやたらテンションが高いのだ。傍も迷惑だろうなぁ。

何が辛いって、明日通常通りに起床する為に気分をへし折って就寝しなければならない事。習慣のように出来ればいいのに。(って言うかそういうことが出来るようになる為にWeb日記を書き始めたのに、身になってないって事かい?オヤオヤ…)
これがゲームだったりすると平気で(いや、それほど平気でもないのだが)徹夜するくせに面白い精神構造だと感心したりもするが。

しかしWeb上では本当に沢山の物書きさんがいらっしゃる。

ま、今回火を点けられたのも、そういった数多のアマチュア作家氏の作品を読んだ事に刺激されていると白状してしまいますが。

けれど、一人称で書いている(一人称でしか書けない?)作品が目に付くなぁ。
私も敢えてそういうスタイルにすることもあるけど、三人称で書くのって、やっぱり神経の使い方が全然違う。世界を回しているというか舞台を動かす力というか、力量が本当に必要なんだよね。主人公の視点のみで進んで行く話はそれなりに最後の最後ですべての謎が解き明かされるカタルシスって魅力がありますが、言い換えればそれだけなんだよね。本能の赴くまま己の欲求を全て己の都合のよいように回していくヒーロー&ヒロイン自己投影型って…

なことはある意味自戒の為に書いているんだとしておこう。


2003年06月15日(日) misdirection!ある意味すげーよ

先週の月曜日に録画しておいたドラマを見る。
思わず泣かされてしまった。

この年齢の桃井かおりがようやく好きになった。

しかしこのドラマ面白い。

一話完結スタイルの物語自体は別に目新しくもないし予定調和の馴れ合い感があるが、それを引いても会話のセンス、キャラの立ち方、工夫した映像・カメラ割(凝ったではないところがまた良い)など魅力満載なのだな。

そのくせ、今回終焉に向けて物語りの大筋である主人公の過去に触れるエピソードで、思いっきり愕いた。小説にありがちなミスディレクションに、そうとは気付かずに陥っていたことを知らされたから。脱帽。

どっかの獣医漫画ドラマもこれぐらい面白ければもっと支持してやったのになぁ。


2003年06月12日(木) つつうらうらとうつらうつらは似ている3

何キロ増えようが何センチ縮もうが知ったこっちゃない。
無事に血液が採れればそれでいいのだ!
というぐらい、前日からナーバスになっていた毎年恒例健康診断でございます。

今回は自己申告の上、痛さは我慢するので手首から速やかに採血してくれと懇願する。
お陰様で居残りも無く無事に終わる…が、想像以上の痛さである。
しかも横になった向きが悪かったので、右手で採取しちゃったんだよ。うっかり。

マウスを握るのが辛いこと辛いこと。「お母さん!お注射我慢したからプリン買って!」と駄々の一つもこねたくなる有様。

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念願の本屋にようやく辿り着くことが出来た。

が、お目当ての本の上下巻のうち上巻しか入手できず。なんとなく勢いを削がれ、そのまま出るのも悔しかったので久しぶりに「安部公房」を1冊買う。
全くと言っていいほど、欲しかった本との接点無し。
ま、こんなもんである。

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ちょっと前に、近所に洋食屋的な町の小さなレストランが出来たでのそこで夕飯を食べようと画策する。

湿度で気持悪く蒸し暑い雨の夜、駅から直接帰宅ルートではない進路をわざわざとる。が、やはりそういうわざわざな日に限って起こることがちゃんと起るのである。『本日定休日』


2003年06月07日(土) つつうらうらとうつらうつらは似ている2

「ダウンタウン物語」のVTRが届くも、平日に録画しておいたノルマ物の処理に忙しく見ることが出来ず。

天気に翻弄されて本屋へ行くことも断念する。

半年振りに裁縫箱を出し、縫い物なんかをやってみる。バックトゥーザフューチャー見ながらだったので時々指を刺す。
縫い物時は吹き替え版だなぁと指を舐めながら思う。
今でこそ3時間コースで作られてもおかしくないような見所満載の娯楽映画なのに、2時間なんだよな。テンポ良過ぎの早すぎの纏まりすぎの見足りな感が残る。
無駄にナゲー(長)映画が多いってことか?(いやいや、マトリックスのことじゃなくて…)

勢いにのりアイロンもかけようかと思うが、アイロンが仕舞われている扉の前の山積みの書籍に無言のプレッシャーをかけられ、無理しないことにする。

書籍モニュメントを作り上げつつもさらに欲望はとどまることなし。

ああ本屋行きてーーーー!


2003年06月02日(月) つつうらうらとうつらうつらは似ている1

「ダウンタウン物語」のサントラCDが届く。
聞きまくる。映像が色々思い出される。早くビデオも届かないかなと思う。

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此処最近はまっているTVを整理してみる。

月曜日に2本
火曜日に2本
木曜日に1本
土曜日に2本

国産ドラマ1本、アメリカ産ドラマ3本、深夜お笑い番組1本、アニメ2本である。

冷静に見ると、友達が出来無そうなチョイスである。あ、友人少ないのかも…
早く言ってよ。

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そして此処最近はまっているTVがらみでとある本が欲しく、本屋に寄る日を虎視眈々と狙っているのだが、月末月初ではそうもいかん。


2003年06月01日(日) トムの元かみさん

WOWOWで一日中特集していたので、「アザーズ」「誘う女」「ムーラン・ルージュ」を見る。

通してみると、なかなかどうして、芸達者な人だと判る。

「アザーズ」は基本的に好きなタイプの脚本なのですぐに引き込まれた。
よく似たアノ映画と比較されるらしいが、私も終盤でその映画のことを思い出していたし。が、だからどうしたってのは別段感じなかったけど。

「ムーラン・ルージュ」は面白かった。ただし、前半のB級の匂いがするドタバタ喜劇調の展開のほうが好きだったな。

おかげさまでこの世の中で一番好きなミュージカル映画のことを思い出しちゃいました。(原題「Bugsy Malone」邦題「ダウンタウン物語」さ)
こういう気分に火が付くと止まらないんだよね。
早速Amazonで検索をかけ、DVDは出ていないので中古ビデオを購入。ついでにサントラCDを。そうなって初めて音楽ってポール・ウィリアムズだって認識したよ。早くバクジーマローンの歌が聞きたいなっと。


くろりく |MAIL

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