翠の日記

2007年03月25日(日) もしかして世間は狭い?

 友人の勤め先での派遣社員の話を聞いていたら、自分の会社にいたハケンちゃんとあまりに似ていたので、つい「顔は?」(顔がウリの人だったので)と聞いたら「普通」という返事が返ってきて、別人とわかりました。

 世間はそんなに狭いモンじゃないのね〜

と思った後、はっとすれば、そういう人が多いってことに気づいて、再びため息をついたのでした。

 その方々は、少なくとも10年以上は社会人として生きているハズ……。
 一度染み付いてしまった習性はそうそう治るものでもないでしょうし、自分では当たり前と思っているのですから、たぶんこれからもずっとあのままなんだろうなと、今ではすっかり他人事なので、私は気楽なものです。

 たぶん私にも、同じ職場の人は本人には言ってはくれませんが、「ちょっとどうかと思う」ところがあることでしょう。

 入社したての頃に「寝てたらダメだよ」と注意してくれた先輩の親切を、今になって身に沁みて感じます。



2007年03月24日(土) 『バッテリー』

 心温まるお話にまとまっていて、家族で観るのにお勧めの映画でした。イジメのシーンも、巧の心理描写がない分だけ、痛々しくなくてホッとしました。

 新田東がメインなのに、海音寺先輩の役回りはオトムライに吸収されててショックでした。
 門脇は、一番イメージから遠かったです。アレはどうみても都会のエリートの顔ですよ! 田舎の怪物はゴジラみたいじゃなくちゃ!
 巧に惚れたから、推薦は蹴るし、卒業もしないと堂々と言い放つのは良かったんですが、あまりに堂々としてるので冗談に聞こえて、まさか原作で本当になるとは…(いや、卒業はするけど)

 ところで父親が「巧は青波のために野球してる」と誤解してるシーンがありましたが、巧はどう見ても自分のためだけに野球してると思います。
 それより驚いたのが、母親の行動。あんな青波をほうっておいて、巧の試合に行くはずがない。元気なときに家族と一緒なら行くと思うけど(それくらいは譲歩してくれそう)

 観終わって、あまりに良いお話にまとまっていたので、これを機に原作読んでみようと思った人がショック受けないかしらと、おせっかいな不安がよぎってしまいました(苦笑)

 映画の後は、『ハケンの品格』で疑問に思っていたケンちゃんのメアドとクルクルパーマと春ちゃんの関係について友人と語り合っていたら、同意見が返ってきたので、「私だけじゃなかった」と安心しました。しかも、同志は他にもいるらしい。
 続編(はあると思う)で見事本社に帰れるのかしら?



2007年03月12日(月) 悪い夢?良い夢?

 深夜番組を観てしまい、3時過ぎになったものの、あと5時間は眠れると、時間に間に合うように目覚ましをセットして眠りについた私を、携帯が起こしやがりました。
 しかも非通知!(非通知は出ませんよ)
 5分後に更に非通知!(だから非通知は出ないんだってば!)

 目が覚めると、今度はメールが来ていました。
「携帯には出られないようなのでメールを送ります」
それは会社の営業さんからのもので、しかも添付画像付き。
 はっとして確認すると、波の激しい海で、会社の人たちが楽しそうに遊んでいました。そこで我に返って気がつきました。
『あああぁ〜しまった!約束すっぽかした』
さっきの非通知は誰かの私用携帯だったのか、と時間を確認すれば11時過ぎです。

 あまりの後悔に打ちひしがれていると、何で移動したのか自分でもわからないくらい早々に、その海の別荘に着いていました。

(ここで夢と気づいても良さそうですが、本人真剣なので、まったく気づきません)

 どうやら私の姿は見えていないようなので、「○○さん来なかったね〜」と言われるのにドキドキしながらも、そのままこっそり潜んでいました。悪いのは約束を破った私なので、何を言われても仕方ないのですが、予想に反して、誰も私のことを悪く言ったりしません。
 とりあえずホッとしました。

 さて、姿は透明になっているにも関わらず、何故か手から離れたものは実体化してしまうという奇妙な設定だったので、財布を握り締めていました。
 それをうっかり落として財布が実体化し、中から大量の10円玉がこぼれ落ちてしまいます。
(今日は10円玉を使って遊ぶゲームをやる予定だったので、わざわざ小銭を用意していたのでした)
 どうしようとハラハラしていると、同期の一人と目が合ってしまい、向こうから見えていないはずなのに、「もしかして、ナンかここにいる!?」とバレそうになります。

 冷静に考えればこれから参加すればいいだけの話なのですが、時間に遅れてバツの悪い私は、いっそこのまま全部参加せずに、後で謝ろうと考えていたので、ここでバレてはまずいわけです。
(盗み聞きしてたわけですし)

 このとき不意に落ちた私の財布を拾い上げた後輩が、それが私のものだと気づき、「○○さん、どうしてここに?」と呟きます。
 その瞬間に私ははっと気づいたのです。
『私、死んでいたんだ』
 電話に出られないのは、当たり前だったのです。メールを送ってくれたのは、死んだ私に届くはずがないとわかっていながら、最期の報告に送ってくれたのでした。

………

というところで、目が覚めた私はすぐに携帯を確認しました。
 非通知2件は現実で、メールからが夢。
 うーん、自分が死んで悪夢と思うには、私ってばみんなに慕われてた(と自分で思い込んでる)あたり、良い夢っぽいかも。

 それにしても、10円玉を大量に使う遊びってなんだろう? 10円で遊べるゲームセンターでもあったのかしら?
 この夢を話した友人からも「10円の遊びって何!?」という突っ込みが一番多かった;



2007年03月10日(土) 『殺人者』

 席が良すぎて、目の前にテーブルとかベットとかがあったらどうしようと心配してましたが、(以前それで舞台後方の芝居が観れなかったので)そんな心配はまったく無用で、中央ブロックの絶好の場所で堪能することができました。
 他の席で観た人の感想からすると、離れていた方が、「知らないおじさん」の存在の怖さが伝わったそうです。それも一回観てみたかったかも。
 あとは、近いと声が直接響くので誰かがキレる度にびくびくしてました。人の怒鳴り声って本当に心臓に悪いです。

 幼児殺人事件が起こっているので、タイトルはそれをさしているのかとも思いましたが、なんだか違う気がします。殺人を犯してしまった理由も、あいまいにして終わっってしまったし…。たぶんソコが狙いなんだろうけど、私にはちょっと難しかった;

↑のような感想を書きつつ、記念品を見ていたら、こんなコピーが!!

「この物語はどうしようもない凡庸さから脱出しようと試みる
どうしようもなく凡庸な若者の物語である。」

 ってことは、凡庸=あの場所で、隣の奥さんは凡庸から脱出したけど、取り残された若者は便乗しようとして、結局できなかったっていう話だったのかしら; ラストシーンに愛情が感じられないと思ったら、そういうことだったのか。
 ところで、凡庸といえば、妹役の子があまりにも凡庸に見えて、はじめは誰だかわからなかったけど、MEGUMIだったのでびっくりしました。女は変わるってことを再確認しました。



2007年03月04日(日) 録画失敗

 TVの選択権を親に取られても大丈夫なように、録画予約していた『ハケンの品格』が失敗してしまいました。
 最近は家族団欒して、休日に見ていたので、気づくのが遅れました; どなたか後半30分のあらすじを教えてください。
 賢ちゃんの移動は決定なの? くるくるパーマは見合いを断ったの? すごーく気になります。


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