小梅の日記

2005年02月10日(木) 久々のUP!

誰も読まなくなった頃に更新。
何ヶ月ぶりかわかりませんが
たまたま見つけて読んでしまった人は
高知のホエールウォッチングで鯨を見れた
くらい大げさにみんなに自慢してみましょう。
きっと明日はいいことあるかもね。

こんばんは、小梅です。
僕は旅行会社に勤めています。
ある意味好きなことを仕事にできているので
幸せなのかも。好きな仕事ができていれば
お給料が少なくてもノープロブレム!
っていうのはもはや奇麗事に思えてくるお年頃なんだよね。

人間殆どの人が時間とお金の枠が一緒なんだよ。
お金が欲しければ時間を割いて働かなくちゃいけない。
時間が欲しければ働く時間を割いてお金が削られていく。
この今自分の持っている時間とお金の器の中で
なんとか器の大きさを変えず、カタチだけを変えて
やりくりしようとする。

この枠の外にいる人々がいる。
いや、正確に言うと枠にとらわれない人。
それは権利収入を取っている人。
ミュージシャンは自分の音楽に権利を付随して
そこから収入を得る。
マンションや駐車場を持っている人は
そこから賃貸料を得ている。

ミュージシャンは自分の好きなことをして
それを音楽というカタチにして世に出す。
ヒットすれば、家で寝ていようが
海外旅行に行っていようが
通帳には勝手にお金が入ってくる。

マンションや駐車場を持っている人もそう。
部屋や土地を借りてくれる人がいれば
一日映画を見ていようが、昼間からビールを飲んでいようが
お金は勝手に入ってくる。

これが権利収入。
「働かないで入ってくるお金」と言うと
なんとなく良いイメージがわかないけど
それはただ、お金の流れがそこにあるというだけ。

イメージ悪いかなぁ?
汗水垂らして働かない人は悪!
っていうイメージになりがちだけど
僕は一般企業とソレとどっちが悪か疑問です。

一般企業は、社員の時間やお金を極限にまで割いて
会社を存続させようとする。その意にそぐわない
社員は徹底的にたたく。なんとかして社員のお給料を割いて
「私の会社は黒字です!」って言う。
その影で社員は減給されたりリストラされたりしている。
生活のかかった社員はそれでも机にかじりついて
魂を削って働く。

まあそうは言っても、権利収入なんて
普通の人にとっては雲をつかむような話しかもね。
土地やマンションを持つなんて、そんな資金があれば
苦労しないか…。音楽で食っていけるほど
才能もあるかどうか…。

特許とかどうかな?
ドクターなんとかさんみたいに
ガンガン発明して特許とれば
特許料で収入が…それも才能か。

出世して収入が増えるのと権利収入で収入が増えるの。
普通の人にとってどっちが可能性が大きいかな?

もし僕みたいな若者でも取れる権利収入があれば…
今、その道を模索しています。

お金お金言うとなんかいやらしく聞こえるかな。
でも僕にとってはかなり重要な問題。
だって、せめて自立できるくらい稼がなきゃ
自分に納得できんし。親に頼りたくないんじゃなくて
自分で自分を承認できるようになりたい。

そのためには、今の枠では範囲が狭すぎるってこと。
「とりあえず今は大丈夫」という曖昧な枠から
「オレは絶対大丈夫」って言えるくらいの器を持ちたい。
そんで本当になりたかった自分を生きる。

年をとれば定年退職して、年金で隠居なんて
甘い構図はもうありえない。僕らの年代が
いい歳になるころには、日本は個人を保障できなくなる。
いや、もうすぐそうなる。
そうなった頃に、自分に降りかかる不安を
国や他人のせいにしてすさんだ毎日をおくるか…
それとも今から真剣に準備するか。

僕は後者を目標にする。
その知恵を出すために、今奔走している。
同じ目標を持った仲間を集めてます。
でも、目指すのは地道なアリではなく
勤勉なキリギリスになりたい。


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小梅