小梅の日記

2004年01月21日(水) 幸せ、どこかしこ。

自分が何にせよ幸せでいたいと思うのは
人の性というものだけれど、他人の幸せを
素直に喜べるようになったってことは
小梅も少しはオトナになったってことだろうか。

高校の頃からの友人が結婚したってのは
もう半年くらい前の話になるんだけど
その夫婦の間に新しい命が芽生えました。
(言い回しがとてもマヂメで申し訳ない)
色々と苦労してたの少しは知っていたので
結婚したときは本当によかったな〜って思ったよ。
苦労が報われるってこういうの言うんだろうな〜て。
ハッピーエンドの映画を見たときのような
むずがゆい感情をリアルに味わったのは初めてでした。

で、そいつについに子供ができるわけです。
二人よりも3人のほうが、より「家庭」って感じするよね。
うん、いい。幸せとは程遠い世界で、不幸なニュースが
飛び交っていて、今素直に幸せを感じることに
ギャップを突きつける人もいると思うけど
幸せは幸せ。幸せを感じる心は必要不可欠なのだから。

とにかく後は元気な子供を生むために最大限の努力を。
更なるハッピーを期待してます。



2004年01月02日(金) 迷いとか、悩みとか…

人間誰しも迷いとか悩みとかをもっている。
(そうでない人もたまにいるが。)
特に「優柔不断」な人にとってこれはほんとに頭が痛いことだと思う。
ある局面に立たされたとき、すんなり答えが出せないってのは
ほんと生きてく上で損だ。特にその場面に第3者が関わってくるような
場合はその悩みの解消にかかる時間とパワーはそうとうなもの。

軽く例を一つ。

服を買いに行ったとき、何か絶対買って帰るという
意思があるにも関わらず迷ってしまう時がある。
色、形、金額など迷う要素は様々。
最近はそうでもないが、そんな時お店の人が近寄ってきて
あれこれ知識をくれる。色、素材、着こなし方など。
それが決め手で「よし、これを買おう」となればまあ良いとする。
では、それでも決め兼ねる場合。もう何を悩んでいるのか
自分でも分からなくなる。それどころか、お店の人が根っからの
商売人に見えてきて、何か買わないと帰らせてもらえないんじゃないか
なんてわけの分からない焦燥感や責任さえ感じてくる。

「ほっといてくれよ…」

悩みや迷いから開放されたいがために何か買って退店。
で、冷静になった頃に思う

「なんかこれあんまり良くないじゃん…」

で、更に往生際が悪いと無理矢理納得しておしまいにする。
「優柔不断」なそこのあなた、そう、キミだよ。
そういう場面、絶対出くわしたことあるだろ(笑)。
僕もあります。悔しいけどどっちかって言うと小梅も優柔不断。
これってどう考えても自分にとってマイナスだとは思わない?
克服しようったって「優柔不断」てのは性格が関わってくるから
そう簡単に変えられるもんでもないし。
でも、何かしらそれを解消できる方法はある…と、思う。

「気持ちを切り替える」っていうのはどうか。
もうお店の人が話しかけてくるのにも耐えられないし
今買うと後悔するかもしれないから、もう少し落ち着いて考えるために
出直してこよう。ん〜…まあそれも一つの手段だけど
できれば今買う方向で答えが欲しいね。

「とりあえずお店の人もこう言ってるし、これにしよう」か?
悩んだ時に前に進むきっかけは必要だけど、できればもっと
前向きな答えが欲しい。

では…発送を逆転させて考えてみようか。
「悩みを解消する」んじゃなくて「何で悩んでいるのか」。

まあ結論から言えば「イメージがない」もしくは
「イメージできない」からだと思いますわ。
服の例を引っ張り出してきたから服について言えば
買いあぐねている服に対するイメージがない、イメージができないから
迷っているんじゃないかな。まあ大元は「似合うかどうか」だと思うが
細かく言えば「色」「素材」「形」「着る場面」などなど。
自分と服を照らし合わせて、イメージが完成すればきっと
すぐその服を買うでしょ。

これって生きていく上で重要だと思うんです。
そうでない人もいっぱいいるけど、たいてい決断の手助けをするのは
第一に「イメージ」だ。悩んだり迷ったりした挙句何かしらの決断を
するときっていうのはその決断に至るまでに「イメージ」が完成してる。
こういう考え方を肯定すると、その人は「なんでも計算してる」
とか「打算的だ」とか思われるかもしれないが、人間みんなが
動物みたいに直感で成功できるほど世間は甘くない。
むしろ少しは計算するくらいがちょうどいい(持論)。

もちろん、人間関係においてもそれは十分あてはまる。
ぶっきらぼうに「きみその服似合ってないね」なんて言う人はいない。
まず、些細な話しで探りを入れて「つかみ」がOKになれば
話しを盛り上げていく。相手のイメージを自分の中で作ってから
「よし、行こう!」となる。もちろんそのイメージが後になって
実は全然違っていたなんてことだって十分ありえるが
最初のステップで重要だったのが「イメージ」であることに
変わりはない。

決断力のない人が悩みや迷いを断ち切るきっかけの一つは「イメージ」。
イマジネイションってのはただ待ってるだけでは育たなくて、色々なことに
興味を持つことによって育つ。雑学王になれというわけではないが
今より少しだけ興味の範囲を広げるだけでかなり状況が変わるはず。

服を買うときに迷うならファッション雑誌を見るといい。
それが自分のイメージに合わなければ、もう一冊別の雑誌を買ってみる。
そうしていく内に、段々自分なりのイメージが出来上がっていき
いざ店頭に立ったとき迷う時間はかなり短縮されるはず。
TVや雑誌と言った画一された情報を嫌う人もいると思うけど
それはただの食わず嫌いでその情報を自分の中にインプットした後の
「アウトプット」の部分が重要であることを
まず念頭に置いておいてほしい。それが個性だし。
人間目と耳(その他もろもろ)がある以上、周辺の環境から受ける
影響ってのはデカい。ゼロから産まれる個性に期待してたら
寿命がいくらあっても足りない。
(自分の中の天才が突然覚醒するのをじっと待つか?)

悩みや迷いの多い小梅のような人は
まず「イマジネーション」を磨くことが自分を活かす一番の課題では
ないだろうか。自分の個性を磨くって、そういうことなんかな。

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あとがき

イマジネーションを磨くのっていろんな方法があると思うけど
それだけに固執しすぎると、ほんと「計算高いだけ」の人間か
ただの雑学王になってしまうと思うから、その辺だけは注意したほうが
いいと思うよ。前述のように、重要なのは「アウトプット」。
雑誌ばっかり買ってたらお金がいくらあっても足りないからね(笑)。



2004年01月01日(木) 謹賀新年

あけましておめでとうございます。
年始に初詣に行ってきました。
人間追い詰められると底力を発揮するというが
最近崖っぷちの小梅はただただ呆然とするばかりでして。
そういう気持ちを察してくれて暖かい声援を贈って下さる
友人にはただただ感謝するばかりで。

先日、幼稚園の頃からの友人と飲んだ。
そいつは某有名メーカーで働いていて、昔のそいつを
知っている小梅からすれば
「小さい頃からの夢を実現させた」すごく尊敬できる友人であり
今でもその夢を叶え続けているとても羨ましい友人だ。
独特の価値観を持っている人の話しというのは
とても面白い。人をひき付けるというか、自分のペースに
引き込むのがうまいというか。
その友人はこういうことを言っていた。

「強く願うということが一番大事だ」

話しの内容はこうだ。
ある実験で、2つのバスケットボールチームに
一定期間練習期間を与えて、フリースローの対決をさせるという。
一方はただひたすらフリースローを練習する。
もう一方は、フリースローの決まる瞬間の映像を
期間中ずっと見せる。いわゆるイメージトレーニングだ。

さて、どちらが勝ったと思います?
答えは後者だったそうです。
ひたすらフリースローを練習したチームでも、もちろん失敗はする。
後者ならいうまでもないが、なぜ一生懸命れんしゅうしたチームが
負けたんだ?その答えはシュートを外したときのプレッシャー。

フリースローをひたすら練習したチームは外したときにこう思う

「くそ、なんではずしたんだ?」「次はうまく決めなくては!」

しかし後者はシュートを外しても動じない。
一定期間フリースローの決まる映像でイメージトレーニングした
チームにとって、フリースローというものはキマって当然
外れる事など全く考えておらず、外したとしても
ボールが輪をくぐることしか考えていないから
外した時のプレッシャーが少ないとか。

スキコソモノノジョウズナレ

強く思えば何だってできるというお話なんだけど
例えばある人が何かしら課題を与えられて
「そんなんできるわけないわ」とか言ってたとしよう。
もしその人が本気でそう言っているとしたら…
そういう人、たまに見かけませんか?
たぶんその人、その課題をクリアできなかったんじゃないかな?
そりゃそうだ、だってその人は本気で思っている

「そんなことは私にはできっこない」と。

「私にはできない」と強く思うことによってその人が
思ったとおりになっている。

じゃあ強く思えば人間は生身で空を自由自在に飛べるのか?
とかいう野暮なつっこみは入れないこと。

強く思うことによって人間は色々な力を引き出せるんだよ
っていうお話しだからね。

まあ偉そうに書いたけど人の話したことそのまんま書いただけだから
小梅の株ではないけれど、この話しを聞いた時にはちょっと感心した。
「強く思っていれば願いは叶う」
そう思える人と思えない人、そこに今輝いている人とそうでない人
の差があるんじゃないかなと思った。


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小梅