小梅の日記

2002年07月27日(土) 実話日本昔話

小梅は「先生」の好き嫌いが激しかった。
授業を楽しく思わせる先生は好き。
もちろん興味のある内容を説く先生も好き。
情報をつめこむことだけに固執する先生は嫌い。
教科書を読むだけの先生は嫌い。
負の感情むき出しの先生は抜群に嫌いだった。
まあ嫌いというより「ついていけない」と言った方が正しい。

高校生の時、小梅は国語が一番好きだった。
理系に進んだにも関わらず。
その中で、一際面白かったのが「漢文」。
好きだったと言っても、特別熱心に勉強もしなかったし
テストで良い点とってたわけでもない。
いや、面白かったという言い方は不適切で、むしろ
聞いていて気持ちが引き締まった。
漢文の内容はたいてい「戒め」だとか「愛」についてだとか
とにかくクサい内容ばかりなのだ(そればかりではないが)。
何においても突出した所のない平凡な高校生、小梅少年は
いつも「自分に何が足りないのか」を悩んでばかりいた。
がむしゃらに日々をおくるだけではダメだと感じていた少年は
心を磨く方法として、昔の人が残した戒めに耳を傾けた。
勉強もダメ、運動もダメ、色ゴトもダメ、そんな少年にとって
昔の人が残した戒めや物語は自分自身の生き方に
多少なりとも影響を及ぼしたようにも思える。

そんな漢文を教える先生は小梅にとって数少ない
好きな先生の一人だった。まあ先生が好きというよりは
その授業がすきだったと言った方が正しいが。

その先生は特に「愛」についての漢文の授業が好きらしく
それはもう感情的に授業を進めた。
今でも印象に残っているのは
「恋は秘めたものが一際美しい」
といった内容のときだった。
たいがいこんなときはみんな「あほだ」とか「イカレてる」
とか言って耳を傾けないが、女性運のない不細工少年にとっては
それはそれはいいお言葉を聞いたように思えた。

で、高校を卒業した後に聞いた話によると
その先生は小梅が高校2年の時に一緒のクラスだった
背の低いとてもカワイイことで有名だった娘と付き合っていたそうな。
秘めた恋は美しい…って実践してるとは思わなかったよ。

っていうのがこの話しのオチなんだけど。



2002年07月24日(水) ちょい書き

最近帰宅時間が23時くらいが当たり前の生活。
メシ食って風呂入ったら即おやすみ。
そんな忙しい中、一人上司が退職することになった。
会社の中で唯一上司と呼べる人だった。

自分をもっと評価してくれる会社へ行くようだ。
いわゆるヘッドハンティングってやつ。
長年会社で働いてきたベテランだったが
会社の方針に付き合いきれなくなったようだ。
方針というよりも古い体制に。

ワンマン社長にワンマン営業マン。
設立20年になるのに社内ルールはあってないようなもの。
口先だけの「改革」。

そんな会社に見切りをつけたのだ。
小梅、どんな会社で働いとんねんって話しだけど
まあようするにそんな会社で働いてます。

ひどくコキおろしてはいるけど人や会社そのものは「悪」だとは思わない。
ただ、長年やってきた人達が自分のやりかたを改革することに
消極的である点が問題なんだと思う。小梅が働いてきた
たったの1年やそこらの間でも、その「ネガティブ」な面はわかる。

…とりあえず今日は寝る。もう限界。おやすみ。



2002年07月16日(火) 無題

寝苦しい夜、冷え込む朝
終わらない仕事、嫌味な客、鬱陶しい台風
飛ばない飛行機、晴れの日に降る雨
香水の匂い、読み返す手紙、四葉のクローバー
メンソールの煙草、etc...

否定することっていうのはとても楽な選択で
それによって人間関係や自分自身を円滑にすることができる。
軽いジョーク、話しのネタ、愚痴、etc...
毎日を楽しそうに過ごしている人たちは
そういったポジティブな否定を有効に交えながら活きている。
私にはそれが足りない。それを自覚している。
小さい頃そういった軽い否定のせいで人を傷つけてしまった。
それ以来、否定することに対して消極的になってしまった。
人のよい所が見抜けるようになりたいと願った。
全ての人が自分の師匠であると思うようになった。
気が付くと自分でもわかるくらい面白くない人間になっていた。
無口で、感情をうまく表現できない人間になっていた。
人間関係において、感情を全く表にださないということは
それは人間関係とは言えない。

あるとき「孤独を愛する人間」と言われた。
一人でいる時間が欲しいとさえ言い放った。
どうしようもなく誰かに会いたい自分を抑えるのに必至になり
一人でいることに慣れてきた。
空を眺めながらどうでもいいことを考えるようになった。
それでいいと思った。
そこに満足はない。
けど不足しているとも思わなくなった。

これが退屈な人間のレシピである。



2002年07月12日(金) また?!

今度はサーバーメンテナンスのせいで
HP閲覧不能に…大丈夫か?sound.jp…。
でも無料で広告ナシでやってくれてるんだから
あまりモンクは言えますまい。小梅です。

今日の日記もサーバーが修復されるまでは誰も見ないでしょうから
特に何も語りませんが、まあ敢えて言うなれば
今月はPCのローンが一気に引き落とされるので怖い!
とだけ言っておこう。

不足しませんように…。



2002年07月09日(火) 台風がやってきた。

サーバー復旧によりHPも復旧。
閉鎖してたわけではないのだよ。小梅です。
梅雨っていつ頃だっけ?台風来るのもこんな早かったっけ?
なんか異常気象ですな、最近。
今日の日中最高気温って29度もあったそうな(岡山ね)。

何度も言うが最近激忙しい。
去年の今頃はもっと時間に余裕があった気がするんだけど
今年はなんか違う。片付けても片付けても仕事が減らない。
いや、むしろ増える一方なのら。
でだ、冷静になって考えてみたんだけど
任される仕事の量が去年と明らかに違うようで。
普通にお客さんが増えてるのはわかるんだけど
それよりも、営業マンからの仕事の依頼が
めちゃくちゃ多くなった。

今年はうちの会社も成績がよくないみたいで
毎日のように社長が朝礼でゲキをとばすわけです。
そのせいかどうかはわからないけど
営業マンがすごく頑張って仕事をもってくる。
で、処理しきれなくなった仕事がこっちに
まわってくる、みたいなね。
とはいっても、まわってくるのは利益率の低い
個人相手の仕事で、そういうのに限って
めんどくさかったりする。
たまには個人相手でも利益率のいい仕事もあるけど
そういうのはまわってきても、最終的に
数字は営業マンがもってっちゃうんだな。
最初の頃は「そりゃあないんじゃないか?」なんて
カゲで愚痴ってたりしたけど、もう慣れた。
別に「諦めた」とかではなくて
普通に慣れて来たみたい。

とはいえ仕事が多いのには変わりなく
たまには定時に帰宅してみたいものだと
思ったりしてみました。

おやすみなさい。



2002年07月06日(土) 見れない!

サーバーが不正アクセスのせいでダウンしてもう数日…。
この日記はサーバーが別なので、かろうじて更新…でもなぁ
日記のURL知らないと見れないんだよね、ここ。
誰も見れないの知っていながら更新!小梅です。

なんだか今月に入って急に忙しくなってさ
誕生日もあっという間に過ぎてしまった感じである。
でも今年の誕生日は、なんだか年齢を感じてしまう
誕生日でした。歳とったな〜ってのもややあるんだけど
それ以上に「がんばろう」という気持ちが沸いたかな。
今年の誕生日はおまじないをもらいました。
1つは純粋に「お誕生日おめでとう」
もう1つは「どんなときもくじけないで」
後者に限っては直接そういったメッセージを頂いた
わけではないが、いつも小梅を精神的に支えてくれる人から
そんな感じのエネルギーをもらいました。

最近忙しすぎて心身ともに消耗していたけど
おかげで浮上してきました。
ありがとう。
明日出社するけど全然苦じゃないです。
がんばります!



2002年07月02日(火) 只今24時☆

正確に言うと、現在7月2日。
憶えててくれた、そしてメールくれたあなた
ベリベリありがとう。たった一人からのお祝いだったけど
激嬉しかった。今日が誕生日の小梅です!

誕生日ってなんでお祝いするんだろうかと考えたことはありますか?
案外年をとる本人はその大切さに気づかないもんです。
誕生日のお祝いなんて、ただの馴れ合いだしな〜
ただ年くっていくだけじゃん…なんて思ってませんか?

そんなあなたに心温まる1曲をプレゼントしたい。
っていっても自分で探して購入して聴くこと(笑)。

以前も少し紹介したが浜崎奈津子「誕生〜いとしい君のために〜」。
岡山では売ってないでしょう。宮崎で活躍しているシンガーです。
ストレートな音楽です。変化球が好きな人には物足りないかも。
でも今回のテーマである「誕生日って…?!」をかなり満たしてくれるでしょう。

インターネットで検索すればHPもあるので
探して聴いて見てください。


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小梅