403 Forbidden

2008年02月20日(水)

忙しい。
毎日南端にある研究室まで行って、
訳も分からない、窓の無い部屋へと押し込まれ、
隔離された中でひたすら物を作っている。

それはそれで、幸せかもしれないと、
少し思ったかもしれない。

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君が着てくれないけど、僕は待っているしかない。
でも、只待ってるわけじゃない。

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後悔とうまく付き合うということができない。
あーくそ。うまくいかない。



2008年02月05日(火)

そんなわけで日曜はもの凄い雪が降っていたのだが、
どうしても終わらない仕事を片付けるために無理矢理会社へと向かう。

久しぶりの雪に僕はすっかり油断していて、
スニーカーを履いた足は10分も歩けば寒さに音を上げてしまい、
晴れている日ならその10分で着くはずの駅まで、
その2倍程の時間を掛けることとなった。

地下鉄の駅は風が無く、氷点下の屋外に比べればずっとマシだった。

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つまらない仕事は相変わらず続いている。
11月にレンタル移籍した今のプロジェクトでは、
プロジェクトをうまく廻せていない上司と、
頭の切れる、そして学歴負けしている後輩とに挟まれて、
微妙な居心地を感じている。
最近それに普通のエンジニアであるサポート担当が加わって
混沌とした状況だ。

実際にプロダクトを作っている部隊が府中にあるのだが、
そのどうにもならない上司のおかげで混乱を極めている。
遠くから見ているわけにもいかないので、
頻繁に出張に出かけるハメになるのだが、
当然その上司も入ってくるので、行っても無駄、と感じることが多い。
いいから俺に音頭を取らせてくれ、と思っていても、
それができないのは、旧体質の会社の性というものだろうか。

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旧体質の会社でも悪いことばかりではない。
休みを取るのにそれほどキツイ縛りはないし、
給料は高くはないが、平均より極端に安くも無い。
事情があって勤務時間内に携帯をいじることがあっても、
さほど気にも留めない雰囲気がある。

ただ、仕事のやり方は遅い。
これでは絶対儲からない、と感じて仕事を進めるのだが、
なぜか、年度末には利益が出ているようになるらしい。

ともかく、自分の好きなように仕事をして、そしてサボるには
偉くなる必要があるのだ。
夕方になると決まってムカムカする胸の内を自らなだめすかし、
危機的状況にならないようにと必死に櫂を漕ぐ。

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芝居から離れてずいぶんたつが、
僕が初舞台を踏んだときに共演した人が久しぶりに舞台に出ると聞き、
わざわざ足を運んだのがこの前の週末。
なんとなく悪い予感はしていたのだが、
(その人は悪くないのだが)あまりに酷い芝居だった。
こういうときでも、小劇場では席を立つなんてことは起こることが少ないのだが、
始まって10分かそこらで猛烈にアンケートを書き始めて、
すっと出て行く人が2人。
まあ、そりゃそうだよ。あれにつきあうのは明らかに時間の無駄だ。

僕が演劇から足を洗ったのは、それまで出続けていた定期公演が
開けなくなったのがきっかけだったが、
今になって思うのは、「果たして自分が参加したこの舞台は
観客にとって面白いのか」が分かりにくかったな、ということ。
きっと、彼らも分かってないに違いない。
そしてそんなものは、当然存在してはならないはずなのだ。

小劇場は、時にそういうものを作り上げてしまうことがある。
僕はもう演劇の世界から抜け出してしまったのだ。そして、
その世界を外から見ると懐かしい、しかし異質の世界だった。
僕はもうあそこには戻れないし、戻らない。
それを確認できたことだけは、収穫だったかもしれない。

いや、でも、あれはもう勘弁してほしい。

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一昨年から始めた副業だが、去年に実は大きな損失を計上して、
収益がとんとん、のところまで来ている。
一時期は精神的にかなり参ってしまっていたのだが、
所詮金の話である。あのころに比べたらたいしたことはない。
今年に入って少し軌道に乗り出してきたし、
また週末は頑張らねばな、と思う。

そんな中、パートナーといきなり連絡が取れなくなった。
平日は毎朝連絡を取らないと仕事が廻らないのだが、
今朝は連絡のメールも電話も無かった。
こちらから電話しても繋がらない。
一応、仕事で法を犯しているということはないのだが、
「なんか事件に巻き込まれたか?」と要らぬ心配をする。

昼頃に携帯に電話があった。結局寝坊していただけだった。
向こうは既にサラリーマンを辞めて、本を出すために原稿書きに
没頭した挙句、寝たのが4時過ぎだったそうだ。
普段通りの生活があってこその成功だろうが、と
珍しく説教じみたことを言い放ち、電話を切る。
こちらは会社のリフレッシュコーナー。
上に書いたような会社状況もあって、やってられんという気持ちになる。

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やっぱりあれが最後の恋愛だったなあと、
まあ今でも思うのだけれど、
君はやはり誰かと幸せになっているだろうかと思うとなんだか悔しい。

そして、君は、時々でも、僕のことを思い出しているか、とか、
本当は後悔していないか、恨んでいないかと、
そんなことを、良く考える。

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今の仕事は3月で終わるということがようやくハッキリしたので、
3月は少し羽根が伸ばせる。
少しでも遠くへ飛躍できるように、
思いっきりバネを縮める期間を、そこに設定してやろうかと、
今から思っている。


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