403 Forbidden

2007年02月17日(土)

それはもう諦めるしかないんじゃないか?と友人は言った。
それは、まあ分かっているんだけどね、と僕は言う。

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会社は何もない平野のど真ん中にあるので、
晴れていれば遠くまで見渡せる。
だが2月の中旬に細かい雨が降ったときは、
まるで濃霧の中の孤島のようだった。
その孤島まで2時間、毎日通っている。

最近仕事で忙しくはしていない。
やらなければならない部分だけをこなして、
あとは時間が来たら帰る。
夜になると雨が止んでやっと空気が冬のそれに戻った頃、
ようやく、僕も元に戻ったのではないかという気がした。
バスは時刻表通りならばあと10分は待つというところ。
凍えながら少し前のことを思い出した。

僕はまもなくこの地を離れて新天地へと向かう。

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副業副業と何度かここで書いているが、
それは格好の逃げ場なのだ。
多少なりとも稼ぐことで埋まらないものの
代わりをさせようとしている。
だが毎日のように気持ちは高揚と停滞を繰り返す、
その影響で僅かながら人生にメリハリがついたようにも思う。
今日はそのパートナーとしている友人と、今日飯を食いに行った。

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食後、コーヒーを飲みながら僕らはこれからについて話した。
何故転職なのか?という問いに、
僕はいかにももっともらしい答えをした後、
だけど多分、僕は、転職先の会社が業界トップで、
本当はそこに居たという経歴が欲しいのだと思う、
ということを付け加えた。
かなり聞こえが悪いのは自分でも分かっていたが、
大学を出るときに、あまり良く考えないで就職活動をして
今の会社に入ったことへの後悔のような気持ちが、
多分未練となって残っているのだ、と自分自身で結論付けている。

友人は、人生を未練無く終えることが必要だし、
そういった未練を潰していくこともいいだろうと、
肯定してくれ、それ以外に未練は無いのかと問いかけてきた。
そこで出たのが冒頭の言葉だ。

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いろいろと想像しすぎるのは昔からの悪い癖だ。
君がどうしているのかなんて、最早知ることはできない。
僕は相変わらず、にはならないように、一生懸命だ。

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おやすみなさい。



2007年02月06日(火)

相変わらずだ。
何をもって幸せなのか分からないのは相変わらずだ。

転職活動は本格的になり、
土曜に面談の練習、日曜に1社目の面談。

1社目のほうが本命、というか、
この会社に落ちたら転職活動は見合わせて、
また資格を取るかTOEICでもやったろう、と
思っているところ。
もうそれ以降は割とどうでもいいのだが、
エージェントの顔を立てて、
今日の2社目のセミナーも仕事も無理やり切り上げて行く。

だが、内容から言えばまるで興味が沸かず、
ありえないことに居眠りをコクリコクリ。
失礼だったと思う。申し訳ない。

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会社へのタクシーで、運転手の風が暖かいという言葉に
少し落ち込んだ。
また季節が巡ってしまう。


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