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2004年12月31日(金) さあ

大晦日も掃除をした。
外は雪。車を洗おうと思ったが、とてもそんな状況じゃない。
目の前の道路で車のタイヤが滑っているのを見ると、
とても外には居られないと部屋にこもる。

雪は雨になったようだ。

今年起きた出来事を少し整理して考えてみる。
ちょうど一年前に起きた、去年末のことも思い出してみる。

来年も誰かに優しくして、
誰かを傷つけてしまうのだろう。
通らなければならない道には
さまざまなことが待ち受けているはずだが、
逃げるわけにはいかない。

さあ、いこう。



2004年12月30日(木) 一年

昼頃起き出して、部屋の掃除をする。
正直かなりの汚さだったのだが、
掃除機をかけていくうちに元通りの姿を取り戻してきた。

かつて僕の中枢に深く食い込んでいた、
楽譜やCDの類も、少し整理した。
一部は処分したいのだが、どうしたものだかよくわからない。
人にあげてしまうか、売るか。
捨ててしまうのだけは避けたいのだが。

---

夕方に散歩がてら買い物に出かけた。
小腹が空いてスーパーに寄ったのだが、
恐ろしい混みようで驚く。
レジ打ちをしていた女の子の胸には「研修中」の文字があって
本当に頑張っているようだった。

---

外は本当に寒くて、なんだか体調を崩したかもしれない。
年越しはもうすぐ。
去年の今日より、僕は頑張っているだろうか?
来年の今日は、頑張っているだろうか?



2004年12月29日(水) 掃除

今年も残り、48時間を切った。

今日は昼頃起きて、パンとコーヒーを飲み込み、
今年残した仕事をする。
だらだらとテレビを見ながらパソコンに向かうと、
なぜか少し幸せだ。

そんなものだ。

---

テレビでは、
一年間に起こったことと津波のことがほとんどだった。

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一週間の休みのうち、一日をこうやって過ごした。
明日は部屋の掃除でもしよう。
ほんの少し、気持ちも切り替えるために。



2004年12月28日(火) 冷静

今日で仕事納め。
滞りなく仕事は終わるはずだったが、
やはり数時間分の仕事を残してきた。
最後に納会ということでほんの少しだけ
会社で食べたり飲んだをしたが、
納会に参加している同僚や、
まだ仕事をしている同僚を差し置いて会社から出る。

というのも、友達と待ち合わせていたのだ。

相手は、最近結婚した夫婦。旦那のほうは初対面。
幸せそうな笑顔を前面に押し出す彼女と、
あまり表情を出さない彼の取り合わせは一見大丈夫?と言う感じ。

最初は人見知りなのか、会話も少なかったが、
相談に乗ってもらっているうちに大分打ち解けたようだった。
そうなると、彼の一言一言は非常に重く心に響く。
ああ、人間ができているな、という感じ。
彼女のほうはそれを知ってか知らずか、大分彼に頼っているようで、
少々痛々しい感じを受けたが、まあ本人達が良ければ良いのだろう。

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家に帰ると体がだるい。寒さでやられてしまったのだろうか?
休みの間体を壊さないように計画的に過ごそう、なんて思う。

---

苦しいのはみんな同じなのだ。
必死なのもみんな同じ。
冷静さだけは失わないようにすべきだ、と
彼は言ったような気がする。

---

少しでも理想に近づけるように今行動を起したい。
慎重に、冷静に。



2004年12月27日(月) 貯金

今年もあと2日で仕事納め、という今日、
朝早くに出社して資料書きをしていた。

年末年始は何も用事はない。
仕事や作業は山のようにある。

---

遠くで人が多く死んでいる。
いままで経験したことのない天災が来たとしたら、
人間の力ではどうしようもない。
年の瀬を目前にして、休暇中の人も多かっただろうに。

だが、相手が人間でなく自然であったことだけが
救いのようにも思う。
それほど日本も、世界も、ニュースは暗いことばかりだ。

---

今年は長かったように感じるが、あっという間だったようにも思う。
あまり運はなかったほうかもしれないが。

昔から運は悪いほうなのだ。
一生のうちで運の量が決まっているのだとしたら、
僕はかなり貯金しているほうだと思う。

---

来年はまた新しいことをひとつ、始めようと思っている。
いや、始めるなら今からでも。
頑張り過ぎな気もするが、これくらいが僕にはちょうどいいのだ。



2004年12月26日(日)

そのころの僕にはクリスマスなど空虚なもので、
別に誰のためにでもなく、唄を作っていた。

その唄の詞を良く覚えてたね。
素直に嬉しいよ。

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今日の僕はかなりおかしい。
ずっと篭って仕事をしていた。
こんな状態がしばらく続くと思うが、
多分大丈夫なので心配はいらない。



2004年12月24日(金)

これは自分自身との戦い。
失ったものを取り戻すのではなく、
新しく手に入れるための戦い。



2004年12月23日(木) 言葉

まるで子供のやることのようだが、
つまらないことに願をかけたりすることが
普段の生活の中でよくある。

「次の横断歩道が赤に変わらなければ〜」とか
「このゲームをクリアできれば〜」とか、
きっと傍から見るとくだらないのだが
ちょっとでも自分自身を安心させたい、
というか自信を持ちたいのだろう。

---

そんなつまらない自信をつけるためにお参りにも行く。
おみくじを引き、お守りを買ったりもする。
全国的に有名なあるお寺にお参りするために、
結構な費用を掛けて出向いたこともある。

そこで買ったお守りは今でも持っていて、
普段持ち歩いている。
効果は、まだよくわからない。

---

自分にはデリカシーが無いのかもしれない。
何であんなことを言ったのか、と思うことも多い。
時々考えすぎてしまって、
いっそのこと他人とコミュニケーションを取るのも
辞めてしまおうか、と思うこともある。

それでも、僕は自分の言葉で伝えるのを辞めない。
命のある限りは、ずっと。



2004年12月22日(水)

今日は気合を入れて、少しまじめに働いた。
夜からは忘年会だったが、辞めてしまった後輩も来たりと
楽しいひとときを過ごす。

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1次会で帰るつもりだったのだが、
同期の男に、半ば無理矢理2次会に参加させられた。
彼が言うには、そんな僕を凄いという。
それは、少し買いかぶりすぎだ。

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夜遅く、帰ってきて、少し仕事をして。
あとは何をするわけでもないのだけれど、
今の時間まで起きていてしまう。

とりあえず、布団にだけは入っておこう。
明日も仕事だ。



2004年12月21日(火)

今日はまるで仕事が手につかなかった。
まったく。誰の所為だ。



2004年12月20日(月) 年越し

仕事で外部の人を雇ったので、
今日のお昼をつぶして社内を案内した。
彼らは、わざわざ仙台からやっていて、
こちらは暖かい、と言う。

昔、仕事の関係で東北へ行ったとき、
寒さの質が違うな、と思ったのを思い出した。
本当に寒い地方というのは、音ですら凍っている感覚がある。

---

会社帰りに喫茶店に寄り、
残りわずかとなっていた借りていた本を読み終えた。

ハッピーエンドの本を読み終えると、
その幸せな最後の部分を何度も読み返した。
多分これは癖だ。

この小説は二つの話が一つに向かって進むタイプの話なのだが、
途中で少し読み違えていて、
トリックをより斬新なものと理解して一人感動していた。

後で考えると、これは何かに使えそうである。
まあ、小説を書く予定など無いのだが。

---

なぜか23日仕事になってしまった。
自分でも何がなんだかわからない。
まあ、皆休んでいる中出社するととても仕事がはかどるので、
それはそれでいいか、と思っている。

代休は来年。いい年になるといいけれど。



2004年12月19日(日) 縋る

あれが、多分切っ掛けになってしまうのだろう。
ずっと、ヒトツのことを考えている。

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冷静に自己分析すると、多分言うのが怖かったのだろう。
クリスマスには君には逢えないこと。
だから、プレゼントは誰にも負けないようにと悩みぬいた。

イブは仕事を入れた。休む気にはならない。
夜遅くまで仕事をして、あとは何もしないつもりだ。
今年ほど、クリスマスが心底憎らしいと思う年は無いだろう。

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数年前は、誰でもいいから僕を救ってくれと思っていた。
僕は君に救ってほしい。
でも僕は君を救うことができない。

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買い物の帰り道、猛烈にタバコが吸いたくなった。
何かに縋りたい兆候なのだと思う。



2004年12月18日(土)

安請け合いした契約後の仕事が、
実はかなりの分量であると手をつけてから気がついた。
朝から作業をしていたのだが、いまようやく半分過ぎたというところ。
明日中に終わればよいのだが。

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あの日貰ったロールケーキは、
結局新幹線では食べずに次の日会社に持っていった。
おやつの時間にコーヒーを買うと、
自分の席で、少しコソコソしながら食べた。
同僚には、それが女性の手作りだと言うことに気がついていただろうか?

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自分の部屋に暖房を入れた。
座椅子に座りながらパソコンを打っていると、
うとうとと眠くなってくる。
ある意味、冬の醍醐味とも言えるかもしれない。

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君と逢っていたことを毎日思い出している。
その一言一言を思い出している。
同じ場所に居て、同じ空気を吸って、
君の香りをまた嗅ぐことができたことが
きっと嬉しいのだろう、と、自己分析をする。



2004年12月17日(金)

やっぱり、僕は恵まれているのだと思う。

小さな不満は沢山あるけれども、
いろいろ考えて、結局は自分の努力が
足りないだけという理由に起因することを
僕は納得済みなのだ。

努力をしようとする自分と、
楽しようとする自分の葛藤が常に存在して、
よくある「唯一の敵は自分自身」という様相。


苦手な人は居るけど、嫌いな人は一握りだけで済んでいるし、
今自分の周りにはそういう人は居なくて安心しているし。

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君に逢ったという記憶が鮮明な間は
つまらない日常も楽しく思えるから不思議だ。


そして、その瞬間があるから死ねないのだと思う。

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なんかまとまりが無いな。すまん。



2004年12月15日(水)

他の誰からも得られないものを
いつも貰っているから。
僕は君にプレゼントをした。

僕が貰っているものに比べたら、
些細なものなのだけれど、
喜んでくれれば、僕も嬉しい。



2004年12月14日(火)

どうも普段から自信が無いのか、
うまく後輩に指示を出すことができない。

仕事が出来る後輩だと余計にそうだ。
今日も、本当は先に指示して作ってもらうべき
物を先回りして作られてしまった。
仕様の内容の確定も、後輩の方が手際がよい。

僕は、同じように仕事をしろと言っても多分出来ないだろう。
得手不得手があるとは言っても、
やっぱり出来るに越したことは無くて、
今は追いつこうともがいている最中。

---

帰りに吉野家で豚丼が食べたくなり、
店に入ると、程なくくたびれた感じのおっさんが入ってきた。
店員を呼び止めると、
「1年前牛丼食べてお金払わなかった。今払いたい。」
と言う。
びっくりしてやり取りを見ていたのだが、
店員は反応が薄く、普通に並と味噌汁のお金を受け取ってレジを打った。

おっさんが帰ると、その店員は別の店員に
「そんなの覚えてないのに。」と言う。
僕は、どうして素直に感動できないのか、と、
心の中で呟いた。

でも、僕がもし、今ここでお金を払わず出て行ったとしても、
きっと1年後に思い出すことなど無いのだ。
魂は綺麗なままでいられない。

---

唇が荒れて、また口の端が切れた。
いよいよ明日だというのに。恥ずかしい。



2004年12月13日(月)

今日は流星群がふたご座の周りを飛び回るらしかったのだが、
こちらでは厚い雲が覆われていて何も見えず。
さっきも思い出したように空を眺めたのだが、
街の明かりが雲に反射して明るくなっている。
窓の下ではタクシーが、信号待ちで日報を書いている。

---

去年の今頃は、ベランダでよくタバコを吸っていた。
震える指先に灯った明かりは、
永遠の一瞬という様相だった。

僕は、その一瞬を逃すまいとして、
何本も吸い続けた。

---

そうでなくても冬空は物悲しくて、
辞めているタバコを吸いたくなるときがある。
指先が寂しいのだ。

---

君の手を握ぎろう。
きっと、それだけで嬉しくなるはず。



2004年12月12日(日)

最近少し減ってきた体重が、
ここにきて戻ってきてしまった。
そういえばウエストもふっくらしてきたような気も。
ジュースは飲まないようにしているのだが、
寒くなってからコーヒーの量が増えたからかもしれない。
そうでなくても運動をしないのだから、
もう少しセーブして暮さなくてはいけないだろうな。

---

水曜日のために服を買おうと思ったが、
朝遅くまで寝てしまった上に、
急な仕事が入ったため、
結局外出することも侭ならない。

水曜は何を着ていこうか。
スーツなら楽なんだがどうするかな。

---

冬の服はあまり成功したことが無い。
この前、そうやって失敗した服をすべてリサイクル収集に出した。
ずっとダンボールに入っていたものだ。

幾つかの思い出を封じておくほど、
退屈でも傲慢でもない、と言い訳をして
ゴミ捨て場に向かう。

今の自分を捨てられたら、楽だろうか?
いや、そんなことは無い。
今までの僕も僕だ。



2004年12月11日(土)

頭の後ろのほうが重い。

頭が痛いわけではないのだが、
毎日ただ眠かったりする。

夜になるとさらに眠くなる。
体よりも脳が疲れているみたいだ。

---

土曜、友人に会ってきた。
株について少し話を聞いてきたのだが、
僕はまだまだ勉強不足のようだ。
長い目で、勉強していかなくてはいけないだろうな。
男二人で美術館に行き、つまらない話をして帰る。

今、頭を休める時間がないと、話をすると、
友人は、
映画を見に行くのがいい、とアドバイスしてくれた。

アクション映画でも見に行こうかな。



2004年12月10日(金) 自尊心

自分が人より優れている様を、
人に認めさせたいとは誰しも思うこと。

でも、実力が伴わない場合はただの虚勢となる。

でも、本当の意味で
等身大の自分をさらけ出している人なんていない。
いたら多分気持ちが悪い。
それは羞恥心が無いと言っているのと同意義だ。

ちょっと悲しいことがあっても歯を食いしばり、
ちょっと嬉しいことがあってもガッツポーズは小さく、
少し去勢を張り、少し謙虚となり、

でも本当は、デッカク生きてみたいなあと思ってるのだけれど。

---

と書いているうちに、お金はそこそこでも
自分は人に認められることがしたいのだなあ、と感じる。

虚栄心ではなく、自尊心。
まずは自分が自分を認めないといけないのだろうな。



2004年12月09日(木)

人の感じ方なんて千差万別で、
たとえばちょっとした言葉の行き違いでも
心が離れていくのには十分なのだ。

そんなことを思い浮かべながら、
今日仕事をしていた。
「ちょっとした言葉の行き違い」なんて
今まで生きてきて何度もめぐり合っているけれど
今日もその何回かのヒトツだったのかもしれない。

そんな感じで疲れてしまっていて、
早く寝てしまおうとした。
布団に入っても、少し目は醒めていたのだが、
何でもいいから夢を見たくて、すぐに寝てしまった。

---

何かに依存しなければ生きていけないのは皆同じだ。
だが、お互いに依存する一方で、
独立もしていなくては意味が無い。

もたれ合っていないと倒れてしまう関係なんてまっぴらだ。
ただ、手をつないでお互いを交互に引っ張り上げるような、
そんな関係を僕は望んでいる。

頼られて貸した肩も、次には揉み解してくれればいい。



2004年12月08日(水) 頼られない

やたらのどが渇く。

頑張ろうと思えば思うほど空回りすることは
自分でもよくわかっていたので今日は少しペースを落し気味。

Webページの占いは、結構よい方だった。

---

連絡が来て欲しい人からは来ない。
そこそこどうでもいい人からも来ない。
頼られてもいいのに頼られない。

別にそれで問題は無いのだが、
頼られない寂しさというのもある。

そんな感じの一日だった。



2004年12月07日(火) とりあえず

朝の地下鉄では、借りている小説を読むことにしている。

普段本を読むときは、あまり時間をかけず
飛ばし飛ばし読む癖がついているのだが、
電車にのっている15分の間、ページにすると数ページを
じっくりと読んでいる。

目的地に着けば、どんなにいいところでも
本を閉じるのがルール。
ようやく三分の一読み終えて、面白くなってきたところ。

---

昼は、いつもお弁当を買って食べていたのだが、
お腹の出具合が気になりだしてから
春雨スープとおにぎり、という形に変えた。
すると効果テキメン。
体重計でも、体感でもわかるほどの変わりよう。
これがいわゆるダイエットなのだろうが、
女の子が悦に入る気持ちがわからないでもない。

---

まあ、そんなこんなで、
最近ブルーになったりすることもあまり無くなった。
欲を言えば、もう少し仕事を楽にしたいとか、
勉強する時間が欲しいとかはある。

だがとりあえず、僕はまだ生きていられるようだ。



2004年12月06日(月)

夜にちょっとした飲み会があって都会まで出ていた。
その店は前に一度、合コンで行ったことがあって、
場所は知っていた。

学生時代の友達は、皆それなりに年齢を重ねていた。
あるものは太り、あるものはそのまま、
だが痩せたりかっこよかったり、という人はあまりいない。

そこで僕は、なんだかとても浮かれていて飲めない酒を飲んでしまい、
後半はトイレとお友達だった。
携帯電話で友人に助けを呼び、水を持ってきてもらって
ようやく落ち着いたのが会の終わる間際。

それでもどうしようもなく頭が痛くて、
お開きになったあとも一人喫茶店でうつ伏せになっていた。
どれくらいの時間が経ったのかわからない。
孤独でない時間と、孤独な時間を交互に味わう。

---

当時、ほんの少し恋愛感情を持っていた友達は、
司法試験を受け続けていたようだ。
来年から今までの制度では受かりにくくなるので、
受験も来年で最後にするという。
受かれば弁護士への道、落ちればどうなるかわからないという選択には、
きっと壮絶な戦いがあったに違いない。
証拠などないが、そうなのだと確信している。

---

何か気の利いたことを書いてやろうと思ったが忘れてしまった。
また、思い出したら書こう。
よって、タイトルはなし。



2004年12月04日(土) 噛む

去年のその日は、
僕はスタジアムの近くで車を停めてラジオを聴いていた。

遠くで、ものすごい光の渦が空に向かっているのが見えた。
近くに停まっている車の中でも、誰かがラジオを聴いているようだった。

電話を待っていた。

---

今日たまたま、実家へ帰る途中でその道を通った。
向こうに見えるスタジアムは昼間見るとただの大きな人工物。
多くのドラマが生まれ、そして多くの夢が消えてゆく場所。
大きく見渡しながら、丁度一年前の出来事を思った。

---

車のウインカーが点かなくなる故障をスタンドで治した関係で、
実家へは1時間遅れで到着した。
それからすぐ、家族でお墓へ向かう。
親父が手際よく作業をするのを見ながら、
いつかそれが自分に取って代わる日のことを思い浮かべ、
唇を軽く噛む。

---

雨が強く降っている。
明日は暑いそうだ。



2004年12月03日(金) 墓参り

親父にパソコンを買ってやったため、
玉突き的に今までのパソコンを処分することになった。
会社の人に安く譲ることになったらしいが、
そのための初期化ができないと緊急連絡。

明日、朝早く一人実家へ帰ることになった。

朝早くしたのは、親が墓参りに行くと言うからだ。
僕は爺さまの顔は知らないし、婆さまによく懐いていた訳でもない。
ただ、それでも自分の血の繋がりは大切にすべきだろうと、
今更ながら思っている。

---

今日は朝寝坊をした。
なんとかタクシーを使えば間に合うという時間だったが、
急ごう、と思ったとたん今日は朝ミーティングだったことを
思い出した。
もちろん、そうなるとまるで間に合わない。
勢いで午前中休んでしまおうかとも思ったが、
あと一日だ、と自分に言い聞かせて出社した。

---

多分、このところの忙しさとか、
考えすぎとかで思考が麻痺しているのだろうか。
仕事中でもボーとしていることが多い。
一方で、体の方は快調。
昼飯を食べ過ぎないようにして、
荒れた肌にはマメに薬を塗っているのがよかったらしい。

あとは、しっかりした睡眠すべきだな。
寝坊の件もあるし。



2004年12月02日(木) 見極め

昨日実はまだ仕事があったにもかかわらず、
僕は会社から帰ってしまっていたらしい。
その所為なのか、朝からなんとなく周りはそっけない。

何があったのか、必死にメールを読み、
対策を練って戦闘に参加。
夕方には、ようやくその仕事も終わって
何とか面目を保つことができた。

---

高校の友達は、当然同じ歳なのだけれど
大学院に行っている。
それぞれの人生だからとやかく言うことはないのだが、
一方で今の会社はぬるま湯に近くて、
追い込まれながらも必死に喰らいついている彼に
ジェラシーを感じずにはいられない。
追い立てられるように勉強をする、あの感覚をまた味わうべく、
何が次の僕には必要なのか、今見極めようとしている。

---

そんなことを考える一方で、
12月中に一度は直接触れ合いたい、と思う自分もいる。
でも、さすが師走というだけあって忙しい。
さて、どうしたものか。

これも見極めなくてはならないことのヒトツ。



2004年12月01日(水)

昨日はどうにも疲れていて、
帰宅するなり少し寝ようと布団に入ったのだが、
そのまま朝まで寝てしまった。

慣れない時間帯に寝てしまった所為か、
会社に行っても酷く眠い。
だが結局忙しくて、くたくたになる。

---

今年も、残りあと一ヶ月。
もう何年も持ち続けているものは、
今年も持ち越すことになるのだろう。

確かなことは何もない。
確かにできることも、確かなものも。
ただ、薄っすらとした、希望のようなものが
僕の周りに纏わりついているのだけはわかる。

---

朝の冷え込みが、再びこの季節が来たことを僕に伝えた。
あの時握った手は、また冷たくなってしまったのだろうか?


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