403 Forbidden

2003年12月31日(水) 名前を呼ぶ/遠距離恋愛/大晦日

何かを考えていると他のことが手につかないのは悪い癖だ。
今日は今日で部屋の掃除でもしようかと思っていたのだが、
恐らく明日になっても何の変化もないままになるに違いない。

本名で呼んで欲しい、と言われたことを思い出す。
それまで僕の中では彼女を表す単語が本名と異なっていたので
名前を呼んでも小さな違和感が残っていた。
今日、朝起きて少し変化があることに気が付く。
只の記号でしかないのに、ポインタの先が違うことに気が付く。

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エンピツに登録しているほかの人の日記を読んだ。
死んだ彼女との遠距離恋愛について、事実を淡々と遺していく日記。
少し似ているかもな、と感じる。
いや、むしろ全ての遠距離恋愛には共通点があるのかもしれない。

何でも括りたがるのも悪い癖だ、とまた思った。

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大晦日ということで一年を振り返ると、
最後の二週間のラストスパートが凄すぎた、と言うしかない。

一年前は何をしてたかなあ、と一年前に誰かとやりとりしていたメールを眺めてると
面白いものを発見した。自分宛てに1月中旬に送っているメール。

・セブンイレブン、クリスマスのアイスケーキがまだ売ってるよ。2800から1000円。
・ちっちゃいアイス買ってかえるときに、レジで49歳のボタンを押された。むかつく。
・カード型MP3プレーヤー。レコーダーにもなるってところが素敵だが、デザインが。あほか。そして高い。

お前のん気だな、と一年前の自分に言いたい。

良いお年を。来年も良い年となりますように。



2003年12月30日(火) ドキュメント1230

キスをして別れた後、まず一本煙草を吸うために外へ出た。
ゆっくりと昨日からのことを思い出しながら、封を開けたまま一本も吸ってなかった
煙草に火をつけた。
煙草が吸い終わる頃に、今日はもう会わないでおこうと決めた。

それからTowerRecordへ向かい、昨日会う前に探していた長井秀和のCDを買い、
その次に無印良品へ行ってそのCDを入れる袋と、メモ用紙を買った。
楽器屋の前のベンチでメモ用紙にメッセージを何度か書き直し、
CDと一緒に袋に入れてから彼女の職場へと向かった。
レジですぐに彼女の姿を見つけた。一度こちらを振り向いたような気がしたが、
すぐに視線を逸らして売り場を通り抜けた。
そしてぐるっと廻って彼女に悟られないようにもう一度だけ姿を確認して、
僕は店を後にした。

青空の中を歩く。時折、香水のような匂いがしていた。
駐車場まで行き、どうしようか悩んだ末彼女の車のワイパーに袋を引っ掛けた。
その姿がもしかしたら車上荒らしに見られるかもしれないな、と思い、
足早にその場を立ち去った。僕が駐車場を出るとき、恐らく店員であろう自動車が
来ていた。
帰り道で香水のような匂いは実は自分の着けた化粧水の匂いだと気が付き、
こういうときは何でもいいように解釈してしまうのだな、と思った。

一刻も早く僕は戻らなければいけない気がした。
店の前まで戻ると駅までのバスの時刻を確認し、いま出たばかりで次のバスまで
あと20分はあるということに少し気を落とした。
彼女の近くにいること自体に罪悪感を感じていた。
そして、バスが来るまでに彼女に会わないで帰る旨のメールを入れて、
すぐ携帯の電源を切った。このメールを見るのはいつなのか僕には判らないけれど、
見たら彼女は泣いてしまうのではないかと思った。
ようやく到着したバスへ乗り込み、駅まで着くとそこは昨日迎えにきてくれた場所で何故か苦笑した。

駅員に一番早く新横浜へ行く新幹線を聞き、切符を買った。
電車はまだ時間があって、僕はいたたまれず煙草を何本も吸った。
新快速が到着して、おっとコーヒーを買って落ち着きながら帰ろうと急いで
自動販売機へ小銭を入れると、なぜか100円だけ戻ってきてしまい
タッチの差で新快速に乗りそびた。仕方なしにすぐあとの普通列車に乗った。
電車の中でコーヒーを飲み終わると、できるだけ思い出さないように
本を読んでいた。

なにか食べておこうと新幹線に乗る前にサンドイッチを買ったが
新幹線の中で一口食べたら食欲が無くなった。
また体重が減るかもしれないな、と思った。
それからずっと眠っていた。新幹線の加速感が心地よかった。

新横浜について、ようやく少し平静を取り戻した。
空が同じように青くて、この空はつながっているのだろうな、と
センチメタルなことを思ったりした。
地下鉄にのると、急に涙が出た。

地下鉄を降りて、駅で撮った写真を現像した。
思ったよりよく写っていたが、真顔の自分が少し嫌だった。
帰り道に、だめだな、と思いつつ歩き煙草をして、
たとえ傷つけることになるのだとしても、
彼女にだけは今後絶対に嘘をつかないと決めた。
そして、彼女の知らない今日の僕をここに書き記すことにした。
夜には彼女はそれを読んで泣いてしまうのだろうと思った。

でもそれほど心配することはない。僕も今泣いている。
無事に帰ってきました。ただいま。

※置いてきたCDが無かったらきっと誰かに盗まれてしまったのだろうと思います。
 だったら残念。まあ、お笑いCDなので変に思い出になることも無いはずですが。



2003年12月29日(月) チリチリ

メールを出した。
メールが届いた。
心臓がチリチリ言っている。


昨日は結局あれから何も食べずに寝た。
そして今日(28日)の夜まで30時間ほど何も食べず、
コーヒーとお茶と煙草でごまかしていた。

さすがにまずいだろう、と思って外に出る。
出る前になんとなく体重を量ったら2キロも体重が落ちていた。
儲けたような気分。でも歩いて駅へ向かう途中で気分が悪くなる。
ああ絶対エネルギーが足りないのだ、と最近できたやたら美味いラーメン屋で
チャーシューメンを頼む。

そりゃあ、お腹壊すよね。

帰宅してもなんだか気分が悪く、コタツにうずくまりながらM-1グランプリを見る。
笑い飯の芸が1年前に比べて洗練されてきていて驚く。
そして大笑いした。ビデオに撮っておいたので後でもう一回見ようと思う。
残念ながらグランプリは取れなかったが、個人的には彼らがグランプリ。


届いたメールがあまり彼女らしくなかったので戸惑ってしまった。
正直嬉しいのだけれど、戸惑いもある。
理性を感情と切り離せれば、どれだけ僕は幸せになれるだろう。
正と負の感情が入り混じる過程でそれらは小さな音を奏でる。
夏の線香花火のように、チリチリと。



2003年12月28日(日) 喪失

今日は一日部屋にいた。

表に出たのは昼飯買いにコンビニに行ったときだけ。
昼寝をしてしまって夕飯も食べそびれた。
これを書いたら、ご飯を食べにいこう。

夜の11時頃に電話があった。
見慣れない電話番号に緊張して出ると、高校で同じ部活だった奴ら。
引っ越す前のそのまた前の電話番号しか連絡してなかったらしく、
軽く窘められた。

彼らの半分は結婚をして、そのまた三分の一は子供が生まれたらしい。
近況を語るうちに、職場が近いということがわかって
年明けにでも飲みにいこうと誘われた。
僕は、暫く連絡取らなかったのはこちらが悪いので幹事でもなんでもやるよ、
と答えて電話を切った。

連絡を取らなかった間、僕は彼らのことをどうでもいいと思っていたことは言わなかった。
それでも来年彼らと会うのが楽しみでいる。
ちょっと前までは考えられなかったことだ。

失ってしまったものを、少しずつ取り戻している感覚。
それを思い出させてくれた彼らに感謝を。



2003年12月27日(土) ビューティフルフライディ → サタディ

12月26日 水瓶座 (みずがめ座)の運勢

総合運 ★★★★★ 思いたったら、すぐ動いて。今日は行動力のある日。
愛情運 ★★★★★ そのままが魅力的。あなたらしく振る舞って。
金運  ★★★★☆ リッチな気分の日。たまには贅沢したって。
仕事運 ★★★★★ 臨機応変に。柔らかアタマがチャンスを生みます。

今日のラッキー情報進学&資格関連の情報にツキがあります。

月運コメント
今月は、あなたの友だち思いが仲間うちで評判です。ピンチの友人の頼みごとには、なるべく応えてあげましょう。持つべきは友と感謝されます。また、あなたの悩みごとも、遠慮せず相談してみましょう。きっと、親身な回答が返ってくるはず。今月は、心身ともに疲れが表に出てくる時。オフを充実させましょう。のんびりとしていれば、すぐに英気が戻ってきます。秘密情報に縁のある時。ただし、知り得た情報はけっして口外しないように。恋愛運は、アブナイ恋の予感。あなたにはその覚悟、できています?

感想: ・・・なんというか。ハイ。

今年の仕事も今日で終わり。
今夜は寝ないでサイトのリニューアル(の続き)をするつもり。

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思いついたことを書き記しておく。

昨夜、電話をした。彼女は昨日の今日で、と言い訳をしていた。

電話が終わってから、財布にしまっていた臓器提供カードを見直した。
カードを持つようになって何年か経つが、幸運にもまだ使う機会はない。
死んだ後に自分の体にメスを入れるということを昔は否定していたが、
社会的な理由というよりも、ごく身近な友人の病気を見たり、
あるいは自分の精神的な慰めとして持ちつづけている。
自分が存在していた価値を未だに見出せていないからかもしれない。

誰かの存在価値になりたい、という若干ネガティブな人生の目標のために、
僕は生き続けようと決めている。死ぬ勇気も無いだけだが。



2003年12月26日(金) 今夜帰りの地下鉄で、

(いろいろ考えてタイトルを「Not Found」から「403 Forbidden」に変更しました)

夜は会社の忘年会だった。

ずっと本社から離れて仕事をしているため、同じ部署の忘年会と言っても
見たことの無い顔の人間が三分の一くらいいる。
それでも秋に退職した後輩が顔を出したりと、楽しい忘年会だった。
しっかり二次会も付き合わされて、お開きになったのが日付の変わる直前。

零時ちょうどの地下鉄が少し遅れて到着する。
つり革を掴む僕の前に男が乗り込んできた。
ドアの向こうには、彼にVサインをしたまま手を振る女性が見えた。

地下鉄が駅を離れて彼女の姿が見えなくなると、
男はおもむろに携帯を取り出して着信履歴を消し始めた。
ご丁寧に、フルネームで表示された女性のものだけ。
名前しか登録されていないもう一人の女性からの着信は、
おそらく彼の妻のものなのだろう。それだけを残して全て消した。
それが終わると今度は、やはりフルネームで発信者が表示されたメールを
別のフォルダにまとめて、ロックを掛けていた。

地上に出てすぐに、用意していたメールを送信した。
ほどなく返事があって、僕らは少し話した。

この日記を書きながら、自分の携帯の発信履歴を見直していた。
まさにその瞬間、メール着信の表示が出た。
躊躇なく過去を取り消すことも隠すことも、僕には簡単じゃない。

おやすみなさい。



2003年12月25日(木) アンバランス

歯を磨いたのに、また煙草を吸う。
あとでまた磨き直しだ。

世間の風潮に漏れず、チキンスティックとシュリンプサラダ、
それからショートケーキとアップルパイを一つずつ買って食べた。
毎年楽しみにしていたクリスマスの深夜番組も、
今年はなんだか鬱陶しくてすぐに消した。

理性と感情とでバランスを保てない。
こういうときは一人の方がいい。

今日の仕事があまり手につかなかった。
もともと今の仕事を嫌っているというのもある。

ずっと日記に何を書こうか考えていた。
何を伝えようかと考えていた。
幾度と無く考えては取り消すと、この言葉が残った。

「今日も君のことを考えた。」

明日があるので寝ます。



2003年12月24日(水) メリークリスマス

夜の電話で、おやすみ、と言ったにもかかわらず
やはり悶々とした気持ちを抱えて起きてしまう。
口の中に纏わりつく感触を感じつつ、久しぶりに煙草を吸う。

さっきの電話の相手のことを考える。
そういえば彼女と最初にした電話は、10秒話して5秒空白という
何とも言いがたいものだったな、と思い出して苦笑する。

少しズルいことをして、日記を覗き見した。
僕のことをそう思っていたんだと知る。
子供の頃、誰かの日記を1ページだけ読んで、
酷く罪悪感を感じた、そんな気分。

メリークリスマス。嘘をつくには、最高の日だ。



2003年12月23日(火) なりゆき

女友達となりゆきでキスをした。

嘘だ、なりゆきじゃない。半分は判っていたし、覚悟していた。

考え方も趣味も似たところがあって、
電話やメールで結構いろいろ話をする友人だったが、
訳あって積極的に会ったりはしない仲、という彼女。

昼頃駅に着いて、彼女にメールを入れると程なく彼女の姿が見えた。
僕は腰のあたりで小さく手を振った。

僕の知らない彼女の生活圏を巡る。
年末押し迫る平日の、太陽が高い時間には人気も少ない。
僕らは手を繋いで歩いた。
彼女の手は冷たかったが、僕の手は暖かかった。

美術館の裏で、老夫婦がこちらを見ていた。
僕のトリガーが引かれたのだと思う。
ガラス張りに吸い込まれるように建物の影に近づくと、
やや強引に繋いだ手を引っ張り、一息置いてキスをした。

二回目のキスで受け入れられて、それから手続きは不要だった。

長い一瞬の煌きが今日なのならば、これから暫くはその残像を見るのだろう。
そんなことを考えながら帰りの列車の扉の向こう側を見ていた。
この日提出した答えは、果たして正解だったのだろうか?


最後には、彼女の手は冷たく、僕の手も冷たくなった。



2003年12月19日(金) 今日、本を買った。

今日、本を買った。
その本を買っただけで、帰りの地下鉄のホームで言いようの無い震えが来た。
もう戻れない、という感覚と、これから大きく広がっていく、という感覚。
もっと早く気が付けばよかったのかもしれないが、これも運命だったのだと思う。
ずっとこれを探していた、という感覚があるが、でもそれを今発見するのは酷くタイミングが悪い。

彼女のことを思い出した。
向こうも俺のことを気にしてくれているのだろうか。
会わない時間が長いと、やはりその気持ちは薄らいでしまうのだろうか。
確かめるには、少し勇気が足りない。

そんな、今日。僕にとって大事な日となるかもしれない今日を記す。

---
2004/1/11
エンピツでは、修正するだけなら更新したことはわからないから、
ここにこんなことを書くのは卑怯かもしれないけれども、
どこかに残しておきたいので追記という形で残すことにする。

彼女と知り合ったのは2000年の末。ネットでだ。
それから少しして、合同オフ会という形で知り合う。
それから1度だけデートをしたけれども、
あとはメールをやり取りして、時々会う程度の友達となった。

でもちょっとしたきっかけで君のことを好きになってしまった。
それが12/23の事。

恋に落ちた、と言っていいと思う。
この人だった、と直感的に思った。

でも、彼女には恋人がいて、僕には婚約者がいた。
そして二人の距離は300キロ。
運命とは斯くも過酷なのか。

僕はその運命に抗おうとしている。
どちらが運命なのか、わからないまま。

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2004/03/03
そして、僕は良心に逆らえずに君と離れる。
薬に頼るようになった。

サヨナラの手紙を送り、彼女が何かを送ってくる。
それを待っている。

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2005/07/13
あれから、君は僕のことをずっと待ってくれている。
結論をつけるタイミングはいくらでもあった。
良心に負けて、君を諦めようとも思った。

僕は君と一緒にいたいと思う。
君をこれ以上縛ることもしたくない。
だから、ここで見えない約束をするよ。
まっすぐ前を向いて、君に、逢いに行く。
逢えるように、頑張る。

こんなに愛した人はいないんだ。
もう二度と出会えない。

今、君に死ぬほど逢いたい。
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2005/08/11
君はばいばいと言った。

僕は今でも君が好きだと本気で言える。
君が僕の子供を生むことを、どれだけ望んだことか、
きっと君は知らない。
最後にそれを伝えようと思ったけれど、
それはもう無理だし、何の価値もない。

もし君に誰かいい人ができて、
その人とずっと一緒にいるようなことがあるとしたら
僕はずっと嫉妬をするのだと思う。
その一方で思うのは、
たくさん子供を生んで、幸せになって欲しいこと。
その子供が僕の子供だったら最高だったのだけど。

だからといって、僕の都合で何年も待たせるわけにはいかないと
ずっと考えていた。
どこかで、君が僕のことを諦めてしまうのが怖かったんだ。
今なら、僕は君のことが好きなままでいることができる。

僕は君のことが好きなままでいることができる。

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2005/08/14
確かに僕は今の生活を壊すことが怖い。
それに僕が逃げるような言葉ばかりかけているから
結局は駄目なんだろう。

もし僕が離婚できたとしても、
君は僕と暮らさない、そんな気がする。

---
2005/10/30
連絡を取らなくなって10日。
今までと変わってしまった10日。
僕は、彼女と話をした。一緒に暮らすのは難しいという話をした。
君の事は話さなかった。

君は、僕のことをまだ思っているだろうか。
わずか10日なのに、絶望的なほど遠い。
離婚をしなければならない。



2003年12月10日(水)

+2

友人と会う。

僕らはいつも、世界とか概念とか、あるいは人間の内面について話をする。

人はなんで生きているんだろう。
とりわけ、自分はなんで生きているのか、そんなことを考えていると
話をすると、彼は「生きていることに意味はない」と言う。
全ては、現象なのだと。たとえば歩いているアリに生きている意味は
あるのかと

なるほど、と僕は思う。

君に逢いたい、逢いたい、と思い続ける。
そのこと自体に意味があるのかどうか、と言われれば
それは自然な現象なのだ、と言わざるを得ない。

もうちょっと待ってよ。頼むから。



2003年12月02日(火)

+2

大阪に長期出張、というか、出向の話が来た。
一人で行ければ、君に逢える、と一瞬だけ思う。
でも、それはできなかった。

いろんなメリットとデメリットを考えて、
結局断った。

いつか、君と暮らしたい。
京都にマンションを買うんだ。
そんな夢を見て、サカサマな毎日を暮らしている。


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