つれづれ
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2003年02月13日(木) 幻惑の死と使徒

森博嗣さんの作品。講談社文庫刊。
犀川&萌絵シリーズ第6巻。

この本には偶数章がなくて、奇数章のみがある。
偶数章がないことは気にする必要がない、という筆者注があるけれど、
気にならない人はミステリ読みじゃないと思う。。

例によって、あまりミステリ風味が濃くない。
犯人は、かなり早い段階で分かってしまうのではないかしら。従って
パズルを解くように犯人が誰かが分かれば満足な向きには、ちょっと
不満かも。

しかし、ミステリとしてトリックが秀逸かどうかということは、この
シリーズの魅力とはあまり関係がない。
なぜなら、このシリーズのわたしにとっての魅力は犀川先生の小ネタが
ちょこちょこ混ざった独白と、主役二人のからみにあるから。
この巻で萌絵は大学院に合格した。残り4冊で卒業するのかな。。


2003年02月06日(木) 出図業務 そのに

部品表にある部品を片端から、カタログで探していく。

このことあるを想定してのことなのか、カタログ棚には古い版の
カタログと最新のものとが一緒くたに置いてある。また、最近は
webページで自社の製品情報を公開している企業も多いので、
こちらも併用する。

10年の間には、いろんな変化があったのね。。とため息をついて
みたりする。
素直に見つかる部品がほとんど無い。

型番が変わってたり、その製品は終息していて新しい製品が登場
していたり、メーカや代理店の社名が変わっていたり、製品ジャンル
それ自体が無くなっていたりと一筋縄でいかない。


はー。なんか、つかれた。


2003年02月05日(水) 出図業務 そのいち

入社して5年目がそろそろ終わる。
。。にもかかわらず、出図業務は今回がなんと始めてだったりする。

ターゲットは古い古い装置のリピート製作。


第一の関門は、出図すべき図面を探すこと。
古くて何度も作られた装置だけに、図面が何度も改訂されている。
どれが最終なのか、それを探すのが最初の仕事。何しろ相手は古い
図面なので、図面が電子化されてなくて紙の束だしっっ。

次の仕事は部品表に出ている部品が今でも手に入るかどうか調べる
こと。入手不能だったら代替品を検討しなくてはならない。
最後に作られたのは1991年。ざっと10年以上前である。最後の担当者
曰く、

「ほとんど入手不能でしょう。再設計した方が早いですよ〜」

。。。泣きそう。

最初に書いてある部品をカタログで調べたら、1996年のカタログには
載ってるけど2001年のには載ってなかった。廃止になったのね。

とりあえず、あるかないかだけチェックしよ。。


ましろ