川崎連絡会議日報

2005年06月23日(木) 写真で見る「つくる会」教科書

「とめよう!戦争への道百万人署名運動」事務局からの報告です。

「つくる会」教科書の採択が今年7−8月に行われますが、これに向けて現在教科書の展示会が行われています。
以下は、展示会へ行った方からの報告です。

少し長いですが、ご了承を。

川崎連絡会議事務局 上田

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6月21日、ピーマガ実行委は県立図書館で行われている教科書展示会に行って来ました。
教科書の中身も写真撮影することができたので、あまりきれいではないですが携帯でたくさん写真を撮ってきました。みなさんにご紹介します。

ぼくは帝国書院の歴史・公民教科書と「つくる会」の扶桑社の教科書とを見比べました。見比べるとあまりの違いに絶句することが何度もありました。みなさんぜひ実際に行って、直接見比べて欲しいと思います。つくる会教科書は絶対に採択させてはならないと思います。

展示会で出すことのできるアンケートは、教科書について意見が言える唯一の公式ルートですので、みなさんが行って意見を書くことが大きな運動です。

下のリンクをクリックしてもらえれば写真が見れるはずです。断りがないものはすべて扶桑社の教科書の写真です。ホームページを作れればいいんですが、こんな感じですみません。(携帯の方もすみません)

@会場は大変すいていて、貸し切り状態でした。
http://www.geocities.jp/peacemag2004/tenjikai2.JPG
各社の教科書は2セットづつありました。写真の左から三番目と四番目が扶桑社
の歴史と公民の教科書です。
http://www.geocities.jp/peacemag2004/tenjikai1.JPG

@まず歴史教科書を見ました

あたらしい「つくる会」歴史教科書の表紙。
http://www.geocities.jp/peacemag2004/hyousi-rekisi.JPG

帝国書院の「はじめに」。世界との一体化が強調されています。
http://www.geocities.jp/peacemag2004/teikoku-hajime.JPG
記述の始まりは帝国書院では「日本にやってきた人類」となっている。国際的な
広い立場。
http://www.geocities.jp/peacemag2004/teikoku-jinrui.JPG

しかしつくる会は「日本のあけぼの」から始まる。日本中心主義。
http://www.geocities.jp/peacemag2004/tukuru-jinrui.JPG

神話が本当のことのように書かれている。戦前の天皇制を呼び出そうとしている。
http://www.geocities.jp/peacemag2004/sinwa.JPG
http://www.geocities.jp/peacemag2004/sinwa2.JPG
http://www.geocities.jp/peacemag2004/sinwa3.JPG

@欧米は帝国主義、日本は自衛のために戦争をしたという居直りの思想

「この日本に向けて、大陸から一本の腕のように朝鮮半島が突き出ている」
http://www.geocities.jp/peacemag2004/migattenatyousenkan.JPG
このような思想がまかり通るなら、日本以外の国はすべて敵だという発想になる。

「欧米は帝国主義」で日本は自衛のために侵略をした?!
http://www.geocities.jp/peacemag2004/oubeihihan.JPG

「列強の仲間入りをした日本」。
http://www.geocities.jp/peacemag2004/rekkyounonakamairi.JPG
日本が仲間入りすると「帝国主義」は「列強」と言い換えられている。自己中心
的なご都合主義。

@日清・日露戦争の勝利に酔う「つくる会」

大日本帝国憲法を全面賛美する
http://www.geocities.jp/peacemag2004/dainipponkenpo.JPG

日清戦争の「勝因」を分析。
http://www.geocities.jp/peacemag2004/sensounosyouyin.JPG

戦争の「決意を固める」ことはまるですばらしいことのよう。。。
http://www.geocities.jp/peacemag2004/sensounoketui.JPG

「東郷平八郎司令長官の指揮の下、兵員の高い士気とたくみな戦術でバルチック
艦隊を全滅させ、世界の海戦史に残る驚異的な勝利を収めた」(日露戦争の戦果
をたたえる恐るべき教科書)
http://www.geocities.jp/peacemag2004/kaisenbanzai.JPG
http://www.geocities.jp/peacemag2004/sensoukatta.JPG
http://www.geocities.jp/peacemag2004/teniasenigirukaikan.JPG
http://www.geocities.jp/peacemag2004/tougounituzuke.JPG

ネルーの引用をして日露戦争を正当化する「つくる会」
http://www.geocities.jp/peacemag2004/nerunogizou.JPG

ところがこれは帝国書院に載っているネルーの言葉。扶桑社の引用と逆の結論に
なっている!
http://www.geocities.jp/peacemag2004/neru.JPG

@「大東亜戦争」の肯定

真珠湾攻撃の戦果を誇る写真掲載。「空母は不在で損害を与えられなかった」と
まで書かれている。もっと損害を与えたかったという立場。
http://www.geocities.jp/peacemag2004/daitouasensou.JPG

日米開戦を自存自衛、大東亜戦争と肯定している! 戦前の大本営発表そのもの
http://www.geocities.jp/peacemag2004/jisonjiei.JPG

「戦果に酔った国民」といわれている。つくる会は国民を酔わせるほどの「勝利
の快感」にあこがれているのだろうか。
http://www.geocities.jp/peacemag2004/syourinokaikan.JPG

「日本の緒戦の勝利は、東南アジアやインドの人々に独立への夢と勇気をはぐく
んだ」
http://www.geocities.jp/peacemag2004/ajianokaihou1.JPG

「アジアの人を奮い立たせた日本の行動」
http://www.geocities.jp/peacemag2004/ajianokaihou5.JPG

「日本を解放軍として迎えたインドネシアの人々」
http://www.geocities.jp/peacemag2004/ajianokaihou6.JPG

アジア植民地化戦略だった「大東亜会議」を肯定的に説明する
http://www.geocities.jp/peacemag2004/ajianokaihou3.JPG
http://www.geocities.jp/peacemag2004/ajianokaihou2.JPG

国家のための犠牲をたたえるつくる会教科書
http://www.geocities.jp/peacemag2004/businogisei2.JPG

「多くの国民はよく働き、よく戦った。それは戦争の勝利を願ってのことだっ
た」それがすばらしいことでもあるかのように。。。
http://www.geocities.jp/peacemag2004/yokutatakatta.JPG

「日本の将兵は、敢闘精神を発揮してよく闘った」
http://www.geocities.jp/peacemag2004/kantouseisin.JPG

「日本の南方進出は、もともと資源の獲得を目的とするものだったが、アジア諸
国で始まっていた独立の動きを早める一つのきっかけともなった。」これが太平
洋戦争の最後の結論になっている。
http://www.geocities.jp/peacemag2004/ajianokaihou4.JPG

@戦争の悲惨さを隠す

「南京事件」と南京大虐殺を否定する。
http://www.geocities.jp/peacemag2004/nankinkijutu1.JPG
「南京大虐殺」と本文で紹介する帝国書院。これも十分だとは言い難いが。
http://www.geocities.jp/peacemag2004/nankinkijutu2.JPG

沖縄戦はたったの3行。
http://www.geocities.jp/peacemag2004/okinawasen.JPG

@共産主義のあからさまな否定

「二つの全体主義」などといってまったく異質なファシズムと共産主義を並べ
る。天皇制が一番いい制度だといいながら。。。
http://www.geocities.jp/peacemag2004/hankyousann.JPG

日本のやった戦争の悲惨さは隠しながら、ソ連の悪行を強調。
http://www.geocities.jp/peacemag2004/hankyou2.JPG

ロシア革命に日本が干渉したシベリア出兵も居直る。
http://www.geocities.jp/peacemag2004/siberiasyupei.JPG

「共産主義陣営の崩壊によって、約70年間の共産主義の歴史の実験は決着を見
た。この体制は人々に豊かで安定した暮らしを保障することができず、言論の自
由など政治的権利を保障することもできないことが明らかとなった」
http://www.geocities.jp/peacemag2004/hankyou3.JPG

「つくる会」は再び始まった戦争の時代に、ロシア革命のように労働者民衆が立
ち上がることを恐れているよう。

@戦犯ヒロヒトを称揚
http://www.geocities.jp/peacemag2004/hirohito.JPG
http://www.geocities.jp/peacemag2004/hirohito2.JPG
http://www.geocities.jp/peacemag2004/hirohito3.JPG
http://www.geocities.jp/peacemag2004/hirohito4.JPG
http://www.geocities.jp/peacemag2004/hirohito5.JPG

@帝国書院の教科書の記述
http://www.geocities.jp/peacemag2004/houdoutousei.JPG
http://www.geocities.jp/peacemag2004/senzensakubun.JPG
http://www.geocities.jp/peacemag2004/kagai1.JPG
http://www.geocities.jp/peacemag2004/kagai2.JPG
(↑ずいぶん減ってしまっているが、扶桑社に比べればはるかに加害の記述がある)

@公民教科書

扶桑社の公民教科書の表紙
http://www.geocities.jp/peacemag2004/hyousi-koumin.JPG

冒頭グラビア「世界中で活躍する日本人」のトップが自衛隊。自衛隊を世界中に
送ろうと言うことか?
http://www.geocities.jp/peacemag2004/kouminngurabia.JPG

グラビア2ページ目。かつて侵略した北朝鮮、韓国、中国とのあらたな紛争を書
き連ね、排外主義をあおっている。
http://www.geocities.jp/peacemag2004/kouminnngurabia2.JPG

@改憲を扇動する「作る会」公民教科書

「国民にたたえられた」などと大日本帝国憲法を絶賛する。
http://www.geocities.jp/peacemag2004/teikokukenpo.JPG

他方で平和憲法はここでも押しつけ憲法。
http://www.geocities.jp/peacemag2004/sinkenpou.JPG

憲法9条の説明のはじめが「自衛隊の誕生」になっている!
http://www.geocities.jp/peacemag2004/kaiken1.JPG

「平和をめぐる問題点」が語られている
http://www.geocities.jp/peacemag2004/kaiken2.JPG

「(現憲法は)国内はもちろん、国外にも広く受け入れられた」。。。帝国憲法
は「たたえられた」で、現憲法は「受け入れられた」。明らかに帝国憲法のほう
が支持されたかのようになっている。
http://www.geocities.jp/peacemag2004/kaiken3.JPG

@「国民主権」のデタラメな説明

国民主権を国家主権とすり替える!
http://www.geocities.jp/peacemag2004/syujken1.JPG

ここの文章は必読です!↓
http://www.geocities.jp/peacemag2004/syuken3.JPG

なぜか「国民主権」の項目なのに象徴天皇の説明が入り、天皇の写真がたくさん
貼られている。
http://www.geocities.jp/peacemag2004/syuken4.JPG

帝国書院は二つの憲法をこう比較している。ただしい!
http://www.geocities.jp/peacemag2004/teikokutogen.JPG

@ジェンダーバッシング
http://www.geocities.jp/peacemag2004/jendabasing1.JPG
http://www.geocities.jp/peacemag2004/jendabasing2.JPG
http://www.geocities.jp/peacemag2004/jendabasing3.JPG

@「つくる会」教科書は絶対に採択させてはなりません!

@ご意見・情報お待ちしています。

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2005年06月03日(金) 私が起立しなかったことで迷惑を受けた人はいますか?

各位


(http://www.labornetjp.org/ 参照)

 5月27日都教委は入学式で「君が代」不起立だったとして、立川二中の根津公子教諭に対し、もっとも重い1ヶ月の停職処分を行った。根津さんは停職処分初日の31日に出勤し「不当処分」を他の教員に訴えたあと、学校前にプラカードをもって座り込んだ。「生徒と一緒に考えたい」として停職期間中、毎日「登校」するという。プラカードには「私が起立しなかったことで迷惑を受けた人はいますか?」と問いかけている。

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 根津公子です。都庁記者クラブに行き、夜記者会見を緊急でしてもらって帰り、パソコンに向かったのですが、皆さんに送信する段になって、突然画面が消え、打ったものすべてがなくなってしまいました。この時間ですので簡単に報告します。

 入学式の「君が代」不起立で都教委は私を明日28日から1ヶ月の停職処分に処しました。石原・横山は先月の北九州ココロ裁判の判決など、どこ吹く風、どこまでも突っ走ると、再度宣言したかのような暴挙・愚挙に出ました。

 卒業式ではいろいろなことがあって私は、「君が代」の途中から着席したことは以前お伝えしましたが、そのとき、そうしてしまったことへの後悔と、2度とこんなこと私にはできないとの思いを持ちました。そして、定年まで6年間に使えるカードの枚数を数えるのはもうやめよう、私の気持ちに正直に不服従をしよう、そうすることで私の教員としての生き方を子どもたちに示すことができたらいいなと、ごく自然に考えるようになりました。そして、決意しました。ですから今回の停職は当然予想していたことです。

 入学式の時から私は校長に、「都教委は私を停職にするだろうけれど、私は毎日学校に来るからね。朝から夕方まで。校長は教育委員会から命じられて私を排除するだろうけれど、学校の敷地1cm外にいる私を退去させることはできないよね」と言ってあります。来週30日(月)はもともと調布中への見せしめ異動裁判が朝から1日予定されていて、すでに休暇申請をしています。ですから、31日に学校に行きます。今日、処分書を受け取った後、校長に、「子どもたちに対して校長は私のことをきちんと話さなければならないですよね」と言っておきました。私は締め出された、たぶん校門前公道で生徒たちに私の言葉で話をしていこうと考えています。1ヶ月間たっぷり時間はありますから。都教委の私に対する仕打ちを見て、子どもたちがいまを考えるきっかけになったらいいなと思います。そんなわけで毎日二中の門の前にいることになると思います。時々は都教委にも抗議に行きますが。とりあえずのご報告とお願いです。

 処分書を受け取る前に「心して聞きなさい」と言って私が読み上げはじめた、しかし、風邪を引いて声がれした私の声をかき消す声で都教委の役人が処分書を読み上げたので、途中から聞こえなくされてしまった抗議文を添付します。

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2005年5月27日
東京都教育委員会御中
     立川市立立川第二中学校教諭 根津公子

「君が代」処分に抗議する

 本日2005年5月27日、東京都教育委員会(以下、都教委)は入学式における「君が代」斉唱時に起立しなかったとして私を停職1月処分に処した。この暴挙に強く抗議する。
 1989年当事の文部省が学習指導要領に「日の丸・君が代」を持ち込んで以降その強制を年々強め、都教委は2003年、いわゆる10・23通達を出し、反対意見を処分で脅し封じ、徹底した「君が代」服従を教員に、そして教員を通して子どもたちに強いてきた。

 教育は「個人の尊厳を重んじ、真理と平和を希求する人間の育成」を期し、「学問の自由を尊重して」行うべきものであって、教育行政が「不当な介入に服してはならない」と教育基本法は謳っている。教育として「日の丸・君が代」を取り扱うならば、学校・教員はこれらについて子どもたちが考え判断できるよう資料を提示し、学習する機会を作るとともに、その上で子どもたちが自らの意思で行為を選択することを保障しなければならない。それが軍国主義教育の反省から生れた、教育基本法の示す教育行為である。

 然るに、都教委が強行する、子どもたちに一つの価値観を押し付ける「君が代斉唱」行為は非教育・反教育行為であり、教育基本法に違反する行為である。それは調教と呼ぶべきものである。
 そのような理不尽なことに、私は従えない。職務命令を濫発されても従わない。それは、教育基本法を順守し、軍国主義、国家主義教育に加担しないと誓った私の教員としての職責であり、選択である。私は、私の生き方を子どもたちに示すことで教育に責任を持つ。だから、都教委が叩いても私は立ち上がる。意を同じくする人たちとともに闘う。

 都教委の役人の方々よ、世界に目を向けよ。圧政に命を堵して闘っている人々がいることをあなた方は知っているだろうか。圧力をかければ、誰もが服従するのではないことを学ぶとよい。

 都教委の「君が代」処分に抗議するとともに、併せて、闘いつづけることを宣言する。

                           以上 



2005年06月02日(木) 報告 ウトロ国際対策会議

ウトロ国際対策会議連帯団体の皆さまへ
 
こんにちは、初めまして。
事務局国際連帯担当の林恵英(リム・ヘヨン)と申します。
東京出身の在日2.5世です。
今後、皆さまと事務局との窓口として随時、活動経過報告を
させていただくことになりました。
どうぞよろしくお願いいたします。
 
去る4月27日(水)に、無事、ウトロ国際対策会議
(以下、対策会議)発足式を執り行うことができました。
日本側からは、対策会議の連帯団体である
「ウトロを守る会」代表・田川明子氏、斎藤正樹氏をお招きし、
ウトロの隣人としての立場から、長年に渡って運動を続けてこ
られた経緯をお話しいただきました。
 
人権の闘いは具体的でなければなりません。
今後の対策会議の活動計画を以下に記します。
 
*活動目標
 日本政府がウトロの在日朝鮮人の歴史と人権を尊重し、彼らが
 安心してウトロに住み続けられるよう、住民が納得できる適切な
 措置を取るようにする
 
*ウトロ問題の韓国内での世論化
 −ウトロ1世の故郷訪問の実現、及び、記者会見などの招聘事業
 −日韓協定が在外同胞に及ぼした影響に関する討論会
 −出版、写真展、公演など多様な広報活動
 −署名、及び、募金キャンペーン
 −市民たちのウトロ見学プログラム
 
*国際世論の喚起
 −国連にこの件を問題提起
 −平和、居住権関連の国際NGOとの連帯形成
 −日韓の青年によるウトロ平和フォーラム推進
 
*日本政府への要求
 −政府、及び、地方自治体のウトロ関連の一連の取り組みを持続的にモニタリング
 −署名運動などを通じ、政府と地方自治体に韓国内外からの要求事項を伝達
 −日韓両政府間の継続的な案件上程の要求
 
*韓国国会の努力
 「ウトロ問題を考える国会議員の会」(ウトロ国際対策会議参与団体)の多様で
 持続的な活動
                   
 
本日、6月1日(水)には、韓国国会議員会館において、対策会議の参与団体である
「ウトロ問題を考える国会議員の会」主催の「日韓協定と在外同胞」<解放60年、
日韓協定40年の年に見つめた在外同胞問題と解決方案>をテーマにした国会討論会が
開催されます。
ウトロ町内会副会長・厳明夫氏、コリアNGOセンター顧問・朴炳閏氏、在日本朝鮮人被
爆者連絡協議会長・李実根氏が、証言するため、来韓されます。
 
対策会議では、ウトロ問題が、居住権保障という人道的見地からの支援が迫られている
問題であり、なお且つ、本質的に戦後補償問題であるという観点からのアプローチを展開
していく所存です。ウトロ住民たちの声を尊重することを常に念頭に置きつつ、土地所有
者であった日本政府、日産車体株式会社への責任追及課題にも取り組んでいきます。
これは、今日の日本の現状に照らし合わせて見たとき、決して容易いことではありません。
しかし、戦後60年を迎え、奇しくも「日韓友情年」である2005年に、この問題と
真正面から対峙していく対策会議は、連帯団体の皆さまと志を高く掲げ、ウトロの希望の
明日のために叡智を絞り、解決に結び付く最善策を探っていきます。
今後の活動への積極的な関心、連帯をどうかよろしくお願いいたします。
ご意見、お問い合わせ、いつでもお待ちしています。
 
ウトロ国際対策会議事務局国際連帯担当 林恵英
tel:82−2−713−5803  fax:82−2−706−5881 
H.P.www.utoro.net E-mail:heyyoung77@hotmail.com


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