つぶやきダイアリー
だってこの一日はやっぱり一度しかないのですから。。
明日があるさとは言っても書けるときに書こう!
それでは、私の日常大暴露大会。

2005年04月20日(水) 雨の中むかえにきたよ

やっと、会えたね
ちいさな胸の中の私

ずっと、耳をふさいでたの
つらいよ、つらいよ、って
言ってたんだよね

ごめんね、
ごめんね、
ごめんね…

こんなに自分にあやまったのは
初めてだった

つらかったんだね
今までずっと
もう、だいじょうぶ
ここに、いるから

小さな胸の中の私
涙の雨と一緒にむかえてあげる



2005年04月19日(火) ネコノコイ


アナタヲ、噛ミタイ。



2005年04月18日(月) 白い猫がこなくなったから

白い猫がこなくなったから
引っ越すことにした

住みなれた小さな商店街
はじめて歩くみたいに風きったら
私の中で何かがことん、と
音をたててふっきれていった

花びらが舞う小さな駅の
桜の木が手招きをしていたから
新しい街で私をはじめる

感傷的な気分にひたる間もなく
本の上のほこりを払って
あの頃のもどかしい走り書きなんかも
みんなそのままダンボールにいれて

かろやかな風のふく街で
あたらしい私をはじめたら
少しづつ包みを開いて
陽にあてて、かわかしてしまおう
引っ越しには、いい季節

本をダンボールにつめながら
日付が明日に変わっていく
住みなれた部屋で思いきりのびをしたら
新しい街でまた風きって歩こう



2005年04月13日(水) 三日月の小舟


おおつぶに泣いて、泣いて
涙のみずうみができたなら
三日月の小舟を浮かべて
ゆられながら大きく深呼吸しよう

深く深く固まっていた
胸の氷がとけて
ちいさな私が戻ってきたなら
やさしく抱きしめてあげよう

「がんばったね」



2005年04月05日(火) ほんのわずかな軌道の確率

わたしと
あなたは
小爆発を続ける惑星

そして、ほんのわずかな
軌道の確率で
惑星同士が出会うとき

また小さな爆発がおこる
それは輝きとなり
それは塵となり
そらに飛び散って
いつか小さな星となる

そうしながら
宇宙がつくられていく



2005年04月04日(月) はやすぎた景色

暗やみのなかで
出会ってしまった人

迷路の中で
はやすぎた景色

カルマを落とすのだ‥
そんなこえと胸の痛み止められない時間

悲しみをとかして
私の芯から抱き締めて
求めては泣き崩れ
鉄の扉を叩く

ほほえむこともなく
ただ焼けていった
水辺はどこ?

あなたは誰だったのだろう
私の芯をえぐる火を
ともして去っていった人

きよらかな火を
はやすぎた景色のあとで
人差し指にともして
風がふくまま見つめている

またひとつ
空に還すのだと



2005年04月03日(日) 波打ち際

かけちがったボタン
はずさなくちゃいけないときがある
そのときにはこんなにお別れがつらい
こんなときだけ女の子になる
とっくに、思いきれたはずなのに

私のこと、忘れないでね
私のこと、思い出してね
ふとさみしいときには、
きっと‥

無邪気に笑って
肩寄せ合って
波打ち際で
このときがあったことも

何かができる、って思ってた
まだ、何かができる、って

あまりに近くに居すぎて
大切にしてなかった
もっと愛したい、愛されたい
そう思えば思うほど遠くなってしまう
淡い光のように、私たち

あなたがいなくなったら
どうしたらいいのか、わからないほど
あなたが大きくなってた
わたしとあなたの距離がわからなくなってた
やさしくしすぎちゃ、だめ
こわれそうな心が、
こんなに弱い私を思い出させる

ころころころがって、
心も猫の目のよう
でもその奥にある芯は
けっして変わらないこと
私は、私をだきしめるから、
私は、あなたをだきしめるから、
・・・ありがとう。


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