ちょっとしたメモとか。

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2016年04月09日(土) 何気ない日常のことが

久しぶりの日記です。















人生は小さな選択の積み重ね。
物事の大小さまざまに、自分の選んだ方へ分岐してゆきますね。

永遠の20代(笑)の私が10代の頃
「親孝行したい時には親は無し」という諺を親族から耳にするたびに
自分はそうならないぞと、格好つける訳じゃないですが思っていました。

大人になったら忘れてしまう「子供の心」を
いつまでも持っていられる大人に私はなろう、とか
絶対に後悔しない生き方をしよう、とか
割と幼い頃からそう考える子供でした。

子供の心を持ったままの大人には分類されるかもしれない
でも後悔はしっぱなし。
親孝行も、もっと、出来る事はあったのだろうな。

あぁすれば良かったのかもしれない
あの時もっと考えれば、という
後悔しない選択肢、より親孝行だっただろう選択肢は
すっかり子供だった頃を振り返る今になってやっと
見えてくるものなんですね。

真剣に考えて出した結論だったのに
一方の選択肢を選んでいた場合の人生に思いを馳せる、
失礼な話です。過去の自分に対して(笑)。




何気ない日常のことが
他愛の無いことが
どれだけ幸せなことなのか
そこに当たり前にある会話や
喧嘩や、笑いが
どれだけ特別なことなのか

色んな人の思いのおかげで居られた場所や
たくさんの思い出が
どれだけの人の選択によるものだったのか

と、本当に、本当に、思います。





後悔しないように生きるのは難しい。

そのかわり、忘れないで生きていく。
自分を思ってくれた人の心。


心に寄り添うと涙が止まらなくて
困るけどねw




水月陵