ちょっときもので・・・...mao

 

 

Yukata de SMAP - 2003年08月24日(日)

やっと夏かい・・・と思われる週末になり、
お友達のよしみちゃんは断然はりきって海通い。
本日は、SMAP 03 MIJ TOURなるものへ行く。
簡単に言えば、スマップのライブです。
去年初めて参加したんだけれど、いやぁ、おもしろかったの。
今年は無理かな、と思っていたら、
うちの祖母の介護にきてくれているヘルパーさんのおかあさまが、
FC会員という・・・。
って、ヘルパーさんは私よりちょっとだけ年上だから、
おかあさまのお年だって、私の母と同じ・・・くらい? 
ま、うちの母も森山直太朗くんのFCができたら入る!と豪語しているので、
驚くことはないんだけど。

その方から運良く2枚チケットを譲ってもらえて、晴れて今年も参加なり。
場所は横浜国際競技場。7万人だよ。
そのチケットがFC枠だけで完売っていうんだから、すごいよね。
去年は味の素スタジアムのステージ真正面2階スタンドの一番上
・・・つまり、一番遠い席だったので、
スクリーンを双眼鏡で見る、って感じだったけど、
今年は1階スタンド。ステージからは遠いサイドだけれど、
去年よりは生スマップを拝めるかしら。

よしみちゃんは葉山で朝1本ダイビングをしてから登場
(前日から海へ泊まり込み)という、
エネルギーあふれんばかり。
今年もNYからグッズ購入使命を背負っているので
(って、自分が一番買いたかったりして)、
少し早めに行かないとすごく並ぶことになってしまうかも。

浴衣deスマップしてみました。


朝起きたら、
めちゃくちゃ暑かったんだけど、
浴衣着ておかないと夏が終わっちゃうよ・・・と半ば意地。
紺の薔薇柄綿コーマ地にするつもりでいたけれど、
帽子の色と合わせて、この綿麻の小千谷縮にする。
あけびの籠を母から拝借。手に持っているのは、
グッズを入れるために300円で買ったMIJショッピングバッグ。
MIJとはスマップの新しいアルバムのタイトル兼ライブツアーのタイトル。
Made in Japanの略とのこと。





SMAPのライブは3時間半以上の長丁場。
去年も思ったけど、あれだけの時間、しっかりファンを楽しませてくれれば、
どんなにマメップ、ゴマップ、ノミップであろうとも、文句でないよなぁ。
ライブっていうか、ショーだよね。entertainmentですよ。
今年もスマスマのキャラクター出演のコントあり、メンバーのソロコーナーあり、
サンダバードふうのスマップ人形登場もあり、楽しかったわ



中居うちわ買っちゃいました♪

中居うちわを購入した私を見て、どーして中居かなぁ、
と大爆笑のよしみちゃん・・・何もそんなに笑わなくてもいいでしょ〜。
扇子を持っていったけれど、これじゃあ風が起こらないくらい暑い。
ほぼ4時間立ちっぱなしで、片手でうちわを仰ぎ、
片手でペンライトをふり、時々双眼鏡を覗く、という状態。



しかし、1日中下駄で歩きっぱなし、立ちっぱなし、というのは辛かった。
ライブ終了まではアドレナリンが出っぱなし状態なので、
どんなに暑くても、どんどん熱くなれちゃうけど、
終わった途端にどっと衰えが。足が棒、否、足が柱って感じで、
お昼軽く食べたきり、水分しかお腹に入っていないため、力が入らない。
暑さのせいで酸欠っぽくて、頭痛もしてくる始末。
おまけに電車が人身事故で遅れ、帰宅は午前1時ちょっと前。
去年の帰りのことを思い出して、今年は味の素スタジアムを避けたのに。

いきはよいよい、かえりはこわい・・・
とはSMAPライブのことなり。




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夏の装い - 2003年08月02日(土)

7月にもきものを着てはいたのだが、忙しかったこともあり、
出かけるギリギリの支度となり全く写真をとることはしなかった。
長引く梅雨のせいもあり、
もっぱら洗えるきものが登場していたこともあったのだけれど。

本日は、横浜能楽堂まで「平家物語の世界」と題した能・狂言を見に行く。
はい・・・萬斎氏がご出演。
それはおいても、朗読あり、平曲あり、解説もあるよ、となると、
平家物語は見てみたい、と思っていたから、もうかなりのご馳走演目。
母や、母の友人も行きたい、というので、総勢6名となった。
早めに予約をした3枚は正面の3列目。
こんなに近くで萬斎氏とご対面(対面・・・では決してないけど)
なんて、きっとそうそうないだろうな。

お天気もよくなったので、やっと着られる絹芭蕉

色味はかなり渋いんだけど、
柄はパッチワークふうにいろいろなものが繋がっている。
帯によって、若くも着られるからいいかな、と選んだ。
地味派手って感じ。小物を水色系にしてみたら、かなり粋になってしまい、
ちょっと若々しさにかけてしまったので、ピンクでそろえてみた。
半襟は麻の薄いピンク。帯揚げは、夏に大活躍の蜻蛉柄。








この反物に合わせて選んだのは、生紬の帯。
番傘がすごく気に入っている。
去年は締める機会がなく、今日はどうしてもこれが締めたかった。
母が作ってくれた夏大島が一枚あるのだが、これがまたすごく渋い。
黒に近いような焦げ茶で、雪輪柄。
まだ着るにはちょっと早いかな、と思うので、
もう少し先までしまっておくつもり。
この傘の帯は、夏大島にもぴったり合いそうだ。




前はこんな感じ。
絹紅梅と同じように、この絹芭蕉も袖を通すと、
空気をはらんだように、ふわっとする。体にはりつくことがなく、
風が通っていく布である。
夏のきものを楽しめる時期は短いし、
その短い時になかなか着る機会が作れないのが残念だ。
そうそう「いいところ」へ出掛けるわけではないから、
ちょいちょい着るには、浴衣を着物ふうにしたり、
洗える着物にしてしまうし。


大切なきものを惜しげなく着れちゃうほど、
まだまだ贅沢になれないなぁ。
今年の夏は、後何回着られるかしら。

演目は、平曲 敦盛最期、狂言 呼声、能 生田。
呼声は、太郎冠者が無断で旅行に行ったことに腹を立てた主人が、
次郎冠者をつれて太郎冠者の家へ行く。
次郎冠者、主人が太郎冠者を呼んでも、
太郎冠者は留守だと答えるので、
平家節、小歌節、踊り節、で呼び、答え合う。
最期には興に乗って3人とも踊り出し、
遂に太郎冠者は主人の前に姿を現してしまうというもの。
おそらく萬斎氏の演出なのだろうと思うが、掛け合いと、
舞台上のスペースの使い方が素晴らしい。
掛け合いのペースがどんどん速くなり、
舞台上に3人が横一列に並んで踊るところは笑いの絶頂となる。
能のシテの櫻間眞理氏は面をつけての演目だったため、
そのお顔を拝見できず。これはもう一度、櫻間眞理氏の能を見なくては・・・。

楽しんだ後は、横浜のお決まりお食事コースである中華街へ。
お粥を堪能。
脇正面の席だった母の友人から聞かれた。

「萬斎さんのなまずの衣装も素敵だったけど、
次郎冠者の衣装も素敵だったわね。
あの柄は近くで見るとどんなだったの?」

・・・。覚えていません・・・。

「質問が悪かったわね〜。やっぱり萬斎さんしか見てないわよね〜。」

見所失格な私。





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