にっき日和
おしながき前よむ次よむ


2003年03月30日(日) 春の宴 花の宴


きょうは日曜日。

たくさん無駄寝をしようと心に決めていたのですが、

思いがけず早起きをしてしまいました。


うぐいすの声で目が覚めたのです。

ここ数年、この時期になると、

うぐいすがやってくるのです。

きっと、植木が立派なご近所のおうちを根城にしているのでしょう。

「ほーほけきょ」

先週は心もとなかった鳴き声でしたが、

今日はじょうずに唄っていました。


なの花の、きいろ。

さくらの、ピンク。

お庭では、モンシロチョウがくるくるロンドを踊っています。

外はすっかり春景色なのです。


昨日デパートで、この時期にぴったりなおやつを買ってきました。

虎○の生ういろうです。

生菓子なので日持ちしないのが難点ですが、

羊羹と違い、やさしい甘さが気に入っています。

今月の季節限定は”お花見ういろう”でした。

淡いももいろと黄みどりが、なんともこの季節らしい色合いです。


夕方ともなると、近所の川沿いで散歩の人々がそぞろ歩きます。

桜の並木が、七分咲きを迎えたからです。

おとなも、こどもも、おとしよりも、

そしてペットのわんこまでも、

ピンクの花の下では、平和で幸せそうにみえるんです。


梅、桜が終われば、

藤、つつじ、牡丹にユリ・・・・・

ねぇ、季節のない国の人々は、

きっと、こんな愉しみは知らないんでしょうね。


ああ、ニホンジンでよかったぁ〜〜〜なんて、

しみじみ思う春の日だったりするのです。






2003年03月23日(日) せんせい おしえて

わたしは  せんそうが  きらいです 
 

たくさんの  ひとが  くるしむからです


むかし  にほんでも 


せんそうで  たくさんのひとが  しんだそうです


せんそうは  わるいことです


せんせいも  そう  ゆっていました


どうして  ぶっしゅさんは  せんそうを  するのですか


いらくのひとたちに  ばくだんがあたったら


きっと  たくさんのひとが  しぬとおもいます


せかいの  えらいひとたちは 


どうして  じゃんけんを  しないのですか


じゃんけんで  かったひとと  まけたひとをきめれば


しぬひとがいなくて  いいとおもいます


やっていい  せんそうと 


やってはいけない  せんそうが  あるんですか


わたしは  はやく 


せんそうがない  よのなかになると  いいなぁとおもいました




      






















2003年03月15日(土) 土曜日はスプラッター

本日は終日、休日出勤でした。

仕事は疲れるけど、平和な一日を終えることができました。


そう・・・・思い返せば一週間前。

先週の土曜日のことです。

その日も、終日休日出勤。

夕方まで社内に残っていたのは、

わたしと若手男性社員のFさんだけ。

時計も4時を回り、そろそろ帰り支度をしていたところです。


「いやぁ〜まずいなぁ・・・・・」

ブツブツ独り言を言いながら、

現場責任者のYさんが、事務所に入ってきました。

どうやら左手の指にケガをしている様子、出血もひどいようです。

どうしたの?わたしは救急箱を持って、急いで彼に近づきました。

彼は、おもむろに傷口を私に差し出しました。



「  ゆ び 、  と れ ち ゃ っ た  」



   \\(゜ロ\\) (//ロ゜)//



・・・・それからは、右往左往の大パニック。

救急車を呼んだり、

落ちた指を拾いに(!)行ったり・・・・

切断されても、急いで手術すればつながるんだっけ??

氷で冷やしながら運ぶんだよね??

(T.T )( T.T) オロオロ

救急車が到着するまでの数分間、なんと長く感じられたことでしょう。

わたしは血だらけの事務所を後にして、

付き添いとして救急車に乗り込みました。

当のYさんは、「いてぇ〜〜じゃん」と言いながら、

気丈なことに笑みすら浮かべています。

あそこまできれいにスパッと切れると、

切断直後は、それほど痛みは感じないようなのです。



Fさん後日談。

「俺、ショックで夜なかなか寝られなかったよー」

聞けば、その日は夕ご飯も食べられなかったという話。

そりゃ、無理もないでしょう・・・・

わたしだって、切断された指の断面が、

いまもって目に焼きついているんです。

とうぶん骨付きウインナーは食べられそうにありません。

あの惨事で冷静でいられるのは、

きっと、肉屋と医者くらいなもんでしょう。



けど・・・・人間ってパニックに陥ると、

思いがけない行動に出るものなんですね。

今振り返ると、説明のつかない行動があれこれあったように思います。



Yさんの指・・・・

うまく神経がつながるといいな。

結果は・・・・・まだ、わかりません。


( ̄人 ̄)合掌



















2003年03月01日(土) 誕生月

きょうから三月。

朝晩あいかわらず冷えるけど、暦はもう春なんです。

だいすきな季節。

けど子供の頃、

この季節、わたしはずいぶん損をしている気がしていました。



わたしの誕生日は、今月の26日。

そして弟は17日。

面倒臭がりのうちの母は、

お誕生会を、一回で済ませていたからです。



子供の頃のお誕生会は、

それはもう、楽しみなイベントでした。

なかよしのお友達をおうちに集め、

ささやかなランチパーティーを催すのです。

毎年わが家の定番メニューは、お子様ランチとショートケーキ。

お友達が持ち寄るプレゼントも、とっても楽しみでした。

いつも地味で目立たないわたしですが、この日ばかりは主役なんです。



それなのに・・・・

一年に一度の晴れの場に、

弟の友達がゴロゴロ紛れ込んで大騒ぎされるのは、

どうにも不満でした。 (ー∇ー;)

それに、大好きなお子様ランチも、

一回しかありつけないことになります。



そうそう、三月生まれのデメリットは他にもありました。

わたしの場合、誕生日が来る頃には春休みに入っているので、

そのままなんとなく忘れ去られることが多いのです。


けれど大人になった今となっては、

三月生まれであることを、幸せな気分で受け止めているんです。

だって、お花や動物は、たいてい春に生まれるでしょう?

それってきっと、自然の理にかなっているのだと思います。


「ありがとう」


誰ともなしに、お礼を言いたくなりました。


今年もまた、

元気にこの季節を迎えられることに、

感謝を込めて。













ぴょん

My追加