(SleepWalking)



ここでしんでも。
 

貴方がいた場所を あたしは知っている


小さく丸くなって 太陽に苛められていた


真っ黒になって その焼け爛れた皮膚を


殺すように舐めていた あの海を




そうやって苦く笑うのね


何も知らないその眼は


いつか無くなる日を夢見て


きらきらと輝いているのだろう


殺すのは 貴方なのに




死んでしまえばいい 貴方なんか


そのまま海に のまれてしまえばいい


舐めても舐めても 止まらない血なら


ひっそりと貴方ごと 食べてしまえばいい


骨の砕ける音も全部 あたしが飲み込んでしまうから


どうかここで あたしのなかで


最後の鼓動を 響かせて。

2004年02月16日(月)


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たとえあしたをわすれても
 

風が


強く吹いていたことだけを


ちいさく残しているあたしのアタマが


アイしてたはずのあなたを忘れないように


(じっさいあたしが


 ほんとうにあなたをアイしてたかは


 記憶に無いから


 解らないのだけれども)


たとえ


来るはずのあしたをわすれても


あなたのことだけは思い出せるように


深く深く


傷つけておいて


この身体が朽ちても消えないくらいきつく


あたしを傷つけて

2004年02月14日(土)


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No name.
 

知らない


あたしの知らない


世界や


想いが其処にあって


あたしはそれを知らないから


なにひとつ 名付ける事も出来ずに


立ち尽くしている


なにひとつ 見えないこの眼で


貴方を嗅ぎ分けて


なにひとつ 聞こえないこの耳で


貴方を見詰めている


開かない口をもって


声のでない口のままで


歌い


呟いている


この気持ちをなんと呼ぶのか


あたしは


知らないけれど。

2004年02月12日(木)


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