AMoS@lush
2013年05月24日(金)

仕事終わりで間にあいそうだったのでphaseへ。AMoS。ちょうどやっているところだった。
出来が良い、というほど良いわけではなかったけど、だからこそバンドのベースアップが伝わってくるライブだったな。うーむ。期待出来る。
軍艦オクトパス@Lush
2013年05月20日(月)

LUSHで軍オパ。
思ったより知り合い少なかったかな。
最初の人魚姫とトカレフの時に、ふとなっちゃんの歌が変わったことに気づいた。これまではただ強かったりただ弱かったりというような歌だったけど、なんというか儚さみたいなものがそこについてきたように思う。これで殺気が乗ってきたら怖いものなしになると思うのだけど。
カタシゲは相変わらず。でもテンション高かったので本人的にも良い感じであったのだろう。MCもしてたし。不可抗力とは言え。
こうなってくるとやはりドラムが気になってしまうのがパワーバランスだなー。
でも表情豊に出来るかどうかって、後付けだと相当意識しないと難しかったりするんじゃないのかな、ドラムは、、

Lighter190Eは上手だなって思うけど、個人的な趣味から言えば全然楽しめない感じ。
ジュディマリも椎名林檎も好きなのは伝わってくるし、ちゃんと昇華してやってるのもわかるけど、うーん。
全方位型の「良い物」系バンドはやはり、俺みたいに屈折率が捻くれている奴にとっては突き進んで居ないと響いて来ないんだよなあ、と。良いバンドなのは疑いようはないのだけど。
title@lush
2013年05月15日(水)

仕事の合間にtitleを見に行くなど。うーん、うん。これならベースレスでやったほうがいいんじゃね?って思う。
わかっててやってるんだけど、あれだともうベースで弾く意味があんまりないもの。ギターをベーアンにもつないでロー確保しつつギターでやったほうがいいと思うけどな。
全体のサウンドデザインも?だし、ううーん。もったいない印象。
五十嵐隆「生還」@nhkホール
2013年05月08日(水)
てきとーにプラつきつつカフェでまったりしてnhkホールへと。

入ってしばらくオセロなどしつつ待つ。おもむろにサウンドチェックの音がエレキで、あれ、エレキなんだ、と。考えてみたらどんなことやるのかなとか全然想像してなくて、全曲新曲弾き語りくらいのイメージでいたから、エレキなんだな、と。

会場の電気が消えて、幕が開かないまま曲が始まる。reborn。スリーピース。ドラムは見るからに中畑で、ベースは多分キタダマキかな、と。遠くて多分、としかわからないけど。
ずっと幕が開かないまま一曲目が終わり、少しだけ幕が開くと、光が強く漏れてくる。そこからsonic disorder。
不思議とsyrup16gの復活なのかな、とか、そういう感覚は起こらず、ただただその曲達がまた目の前で歌われてるということに意識が向いていた。
神のカルマ、I.N.M、生活とsyrup16gのメイン曲が続く。
これは過去をなぞるだけのライブなのだろうか。ある種の感動と共に、なんともいい難い気持ちが襲ってくることもたしかで、そこから犬が吠える、の赤いカラスへ。ああ、これは五十嵐隆オールタイム・ベスト、なのだろうか、と思いつつ、聞き覚えの無い曲たちが演奏されはじめる。

それらはとても名曲とは言い難いような拙い曲達で。syrup16終盤、ラストアルバムあたりから感じていた五十嵐隆のメロディメイカーとしての終焉を再び感じさせるものではあったのだけど、それと同時にふと湧き上がったのは、敢えて昔のスタイルやメロディを踏襲しないやり方を探しているのかもしれないな、ということ。
五十嵐隆という男の潔癖なところが出過ぎているのではないだろうか、ということだった。

あまりにも短い時間に沢山の曲達を産み、多様なジャンルやメロディを吐き出し続けて「リアル」に到達した五十嵐隆というメロディメイカーが、作曲という毒を吐き出し尽くしたにも関わらずまだ生まれてくる何かを、どうにか新しいカタチにしようともがき続けていたのがMouse To Mouse後の五十嵐隆であり、syrup16gであり、犬が吠えるだったのではないか、という気付きだった。

もともと、中畑DrもキタダマキBaも楽曲制作に関するクリエイティブとしてはプレイヤーとして以上の立ち位置は得ていないだろうことは想像に難くなく、“五十嵐隆以外のクリエイティブ”を欲して一時期のdowny青木のサポートなどから変化を求めていたけれど、やはり外から与えられる刺激で新しいものを生み出せるような人間ではない五十嵐隆という人間こそがsyrup16gをsyrup16gたらしめていた所以だったわけで、そのことに気付きつつももがいていたように見えたあの頃のsyrup16gは、果たして新曲をリリースすること無く解散を発表、それ自体を動力源にアルバム「syrup16g」でその活動に幕を引いた。

正直、個人的に五十嵐隆は燃え尽きたんだろうな、と思っていたから、その幕引きには納得していたし、バンド名を冠したラストアルバムが一番「らしさ」の無いアルバムだった事実からもそれは伺えた。それこそが五十嵐の中にあった諦めとともに、こちら側にもその諦めを共有出来るラストピースのようなものだったわけで。

だからこそ、犬が吠えるの活動は驚きでもあり、すぐの終焉も、その後の沈黙も納得できるものだった。


正直、五十嵐隆という人は、溢れ出るものがなくなる、という事はない人だろうなというのは容易に想像出来るわけで。そんな中で沈黙し続ける事は辛いだろうなとも思う。
声と言葉のセンスというギフトは錆びつくことは無い才能であることは間違いないだけに、尚更「それ」は強いだろうなと感じる。

しかし、本人も自覚している通りに作曲に関しては新たな方法論は未だ持ち込めておらず、かつての焼き直しのような曲は作ることを拒否しているだろう現状では、完全に開き直るか、思い出ライブでお茶を濁して活動を続けるかの二者択一になってしまうのは仕方ない。


今回のライブが開催されると知った時に、一番気になったのはその点だった。

一番キツイであろう、「新たな物を生み出す、という意味での才能の枯渇」を再び目の当たりにしなくてはならないわけで。これだけ沢山の人に待ち続けられている現状にプラスして、それが本人として耐え切れるものなのかどうか。もしくは、それに対して何らかの答えを見いだせたのか。


今回演奏された新曲たちを聞いた印象としては、それに対する答えは、無い、というのが正直なところだった。
もしくは、なんらかの“開き直る術”を見つけたのかもしれない。しかし、それは実質の五十嵐隆(=syrup16g)という物自体の形骸化、完全な終焉を意味するものでもあるわけで。

やはり、どうやっても複雑な心境になるのは否めなかった。


その後、弾き語りの明日を落としても、から再びsyrup16gの曲が演奏される。
センチメンタル、月になって、落堕、天才、Coup d'Etat、空をなくす。
歌が下手演奏が下手と揶揄される五十嵐だけど、雑なだけで別に下手じゃないと思う。けど、今回のライブはちゃんと練習してきてるな、と感じさせるものだったな。

アンコール、ムカデとリアル。最後は翌日だった。

翌日のプロトタイプの曲を歌詞を変えて歌っていた五十嵐。そこから翌日につながる流れ。


今後に対するアナウンスは無い。
syrup16gが復活した、というわけでもない。

五十嵐隆、という男が恥を偲んでもう一度、一歩踏み出してきた、というライブで、それ以上でもそれ以下でも無かったんじゃないかなと思う。


でもやっぱり、相変わらず素晴らしい歌い手であることは間違いなかった。
表現することがどういうことなのか、ということを改めて感じるライブだった。

油断するとすぐ泣きそうになるので、我慢するのに必死になるくらい、良いライブだったよ。


セットリスト
Reborn
Sonic Disorder
神のカルマ
I.N.M
生活
赤いカラス
新曲
新曲
新曲
新曲
新曲
明日を落としても
センチメンタル
月になって
落堕
天才
Coup d'Etat
空をなくす

en1
パープルムカデ
リアル

en2
翌日
ANYO@warp
2013年05月04日(土)

WARPへ。入るとジャストでANYOがはじまるところ。まにあった!!
ANYOは相変わらず、かっこいい。客席が良い感じなのもありいつにもまして良いステージ。うむ。もっとみたいなあ。
そしてしょしょ、こちらも相変わらず良い。しかし頭痛がひどくなってきて見れず、上に退避するなど。
石井優也/ayumimelody@Adm
2013年05月01日(水)

しごと終わらせて池袋へ。行ったら全然間に合ってよかった。あゆみちゃんと石井くん。
あゆみちゃんはしっとりと優しく。弾き語りのほうがよりあゆみちゃんのパーソナリティが出てきていて良い。良いねえ。英語詩の曲の方が歌い方含めて好きかもしれない。でも語りかけてくるような歌声は言語を問わず、どちらからでも言っている事は伝わってくる気がする。
石井くんはさすがに声の良いところが出にくそうだった。そりゃ企画連続でやるのは辛いわな…。でも石井くんはあいかわらず。レイリー聞きたかったな。サウスポーやらないのはわかってた。
トリの人も、毛色は違くて、でも伝わってくるものはあった。誰にでも歌えるけど、誰にでも歌えないもの。
ギフトは素養、それとはまた別に才能ってものもあって、それを両面から感じさせてくれる石井くんとめろちゃんだったな。歌を歌える人はズルい。ギフトってやつ。