a hermitage

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2011年05月31日(火) めんどくさい

ま〜た、仕事辞めたくなってきちゃったよ。

くじけては嫌になり…の繰り返しだな。



とりあえず、あと2年、チビタが卒業するまでは、
時間の融通の利くココでがんばるか、と決心し、
社会保険の手続きもお願いした。

車屋さんで、経済的な走り方を教わり
(常識だけど、急発進急加速をしない、
 これを心がけたら劇的にガソリンが減らなくなった!)
経済的なことはしばらくは倹約で乗り切ろうとがんばってる。


でもなー・・
新たな嫌なことが。。。


同年代の主婦仲間でお昼休みにワイワイとお弁当♪

憧れてたし、
楽しかった。
これがしたくて、孤独な漢方薬屋を辞めたんだ♪

しかし!

2か月ほど経ってみて、

「めんどくせーーーー」

ってのが、本音。


たぶんね、人数が多すぎるんだろうな。
4〜5人の仲良しグループくらいならいいかも。
今10人くらいで食べてるんだけど、
これくらいになると、「ボス」的な人が出てくる。

うざい

このセンターができる前のセンターから勤めてるとかで
「何でも私に聞きな!」的な。。。
なんであんたにいちいちお伺い立てなきゃいけないんだよ!


同年代だと言っても、微妙な年齢差は出てくる。
私にとっては、みんな「アラフォー」くくりなんだけれど、
30代半ばって人もいる。
そいつがいちいち「私若いからぁ〜♪」みたいに言うのも うざい。
本人、「若い」を強調して、
「この服かわいいでしょ?私の年齢だから着れるのよね」
ときゃぴきゃぴしてるけど、
いやいや、私も決してイケテはいないけれど、
別にその服もイケテルようには見えませんが・・・
っつーか、
歳を聞いたときにびっくりした。
てっきり同じくらいだと思ってたから。
「あなたも十分見た目オバサンですから〜」って人にオバサン扱いされると
すっごくムカツク。


毎日お菓子を持ち寄るのも うざい。

3時の休憩、とかならわかるんだけれど、
たった45分のお昼休みに、
お弁当を食べた直後にお菓子を開けるというのがわからない。

ちょっと甘いものが欲しいって人が持ってて
「要る?」
とか
「これ美味しいんだよ」
とかでたまに配るのならわかるけれど、
毎日全員が持ち寄って配って食べる。

お弁当を食べたばかりで欲しくないから、
私はいつもお持ち帰りで、
お仏壇にお菓子の山ができてる。。。

自分が食べないから、買い物しても「買わなくちゃ」とも気が付かない。
で、毎日貰うだけになる。
本当は要らないけれど、
せっかく下さるのに、貰うのがマナーかなと貰ってたんだけれど、
中でも気の合う感じの仲良くしてる方が忠告して下さった。

「貰うだけで持ってこないって言われてるよ」

げげげー

2〜3度は持って行ったぞ!
みんなスナック菓子だけれど、
私は回数少ない分マドレーヌにしたぞ!
と言っても、
シフトで毎日全員がそろってるわけじゃないから
持って行った日にいない人が「あいつ持ってこない」って言い出したらアウト!

じゃぁ持って行きましょう、ってのもバカバカしいから、
それ以来
「私要らないから^^」と貰わないことにした。
それはそれで、またなんか言われるんだろうな。


そして、とどめが、
「なぜ知っている???」なことを昨日「ボス」が言ってきた。

「あんた、5月いっぱいで辞めるんだって?
 もう面接にも行って次が決まってるんだって?」

びっくりだった。
正社員の、リーダーさんと人事の方には、辞めたいって言った。
お給料のこと、時間のこと、精神的なこと、
いろいろ相談に乗ってもらって、
辞める・辞めないを繰り返して、5月半ばには「がんばります」と告げて
社会保険のお願いをした。
だから、この2人が噂を流したってことはないと思う。

同じ早朝からのオバチャン(絶対的にかな〜〜〜り年上な方)には
辞めたい〜〜と愚痴ってる。
お互いに。
でも、その方にも、
「やっぱしばらくがんばるわ」と宣言し、
「良かった〜、がんばろうね!」とだいぶ前に話したし、
この方とアラフォー仲間は接点は無いはず。
オバチャンお昼で帰るし、
時間も部署も違うし。(出勤から帰るまでずっと私と2人コンビ)
だから、このオバチャンが噂の元も無いと思う。


じゃぁ、誰が???

アラフォー仲間の一人に、
「辞めようかと思ってるんだよねー・・」
「近くにもう少し良いとこが求人出ててさー・・」
って話はしたと思う。

あの子が元か・・・

いや、別に
「辞めるって聞いたけど?」
「うぅん、頑張ることにしたよ!」
って会話だけなら気にしない。

辞める日まで特定されている、
面接に行ったことになってるってことが恐ろしい。
これが女の世界、
「〜〜〜だったりして!」って話が
「〜〜〜なんだって!」に変換されて伝わる。

私がいない時にアレコレ詮索話がされていたことも気持ち悪い。


新しいシフトが張り出されて、
「ボス」が
「あんた、結構出勤ついてたね?週何日にしてんの?」
「週5でお願いしてるんだけど、
 今回やっとそれに近いくらい出勤になった感じ。
 でも、ずっとこのペースじゃ生活できないから続けられないわぁ」
と言ったら、
「そうやって辞める辞めるって誰かれかまわず言うな!」
みたいに言われて。

誰かれって、真剣な相談じゃなくて、
単なる話の流れだしー・・
なんであんたがそんなことまで仕切ってんのか意味わかんないしー・・
旦那さんがいて、扶養内で働いてる人たちには
この心境はわかんないでしょうよ!


めんどくせー
めんどくせー
めんどくせー!!!



“保険手続きしてすぐ辞めるってのは無しにしてください、
 続けられるか、よーーーく考えてから申請してください”
と何度も念を押されて保険加入をお願いしたから、
今すぐ辞めるわけにはいかない。
せめて半年、かな。

そしたら有給もつくし、
しっかり全部使い切って、
今度近所に今よりマシなところがあったら
即効辞めよう!

そのころには、歩いて行けるところに大型店舗ができる見込み。
(ただ今工事中、地盤いじってるとこくらい)
考えてみれば、歩いて行けるところに
ホームセンターや大型家電店もある。
あんまし近所ってのもなー・・と思ってたけれど、
やっぱ近いところがいいわ。


近くに転職できて、朝がもっとゆっくりになったら
犬飼おうかな〜と、思い始めてる。
私には無理かな。。。









2011年05月25日(水) 未来を夢見て


今日はお休みだぞぉぉ

銀行や郵便局や、
行かなければいけないところはあるし、
家の中を片付けたり、
ちょっとお花を植えてみたりしたいけれど、
なんとーく、ダラダラしてます。

まだ、職場・生活の時間・環境、
いろいろなことがガラリと変わってしまってから2カ月足らず、
今月前半は、どーーしてもチビタと居たくって9連休してるし、
生活ペースができてなくても当然だよね?
(ダラダラしてる言い訳を正当化!)

もう少しして、
朝早く起きることが習慣になって、
自分のペースができあがったら、
もう少し私生活を充実させて
休日には、ショッピングや、友人とお茶や、してみたいと思う。


とにかく、精神的に安定するまでは、
欲張らないことにする。


今回、私の生活はすっかり変わった。

以前は、職場は家から数分、9時始まり、
お昼にはいったん帰ってのんびり・・・
お給料も、世間的には多くはないけれど、
普通に生活して、たまの外食や
年に1度の旅行には苦労しなかった。
休みもわりと自由にとれたし、
チビタが家にいた。

それが、
朝6時過ぎに家を出る(薬を飲んで効くのを考えると5時過ぎに起きる)
お給料はちょっと減って、おまけに交通費が自腹で結構かかる。

慣れない早起きがキツイ上に、
手取り収入は減っている。。。不安。。。
おまけに、チビタの入寮で支出が大幅増!!
そして、心のよりどころのチビタが居ない。。。

もう、踏んだり蹴ったりっつーか、
一気に生活になんの楽しみも無くなった感じ。
将来の不安だけが悶々と。


あーぁ、
どっか、もっと割のいい職場ないかなー・・・
と探したりするけれど、
なかなかねぇ。


今の職場の良いところは、
申請しておけば、休みたい日はぜんぜん休んでOK!なこと。
年中無休で、土日祝も働ける人って募集だったけれど、
実際は、土曜は忙しいけれど、
日祝はひまひま、
休みの希望出しても、ぜんぜん平気。


頭がおかしくなるんじゃないかってくらい不安で、
母に泣いて相談した時、
「あんたは欲張りすぎるんだよ、
 お金も欲しい、
 休みも欲しい、
 楽しい職場がいい、って、そんなの無理無理!
 
 全部を手に入れることはできないんだよ、
 自分の手が握れるのは一つだけ、
 どれが一番大事なの考えてごらんなさい」
と言われた。



前の職場を辞めた理由は、
どーーしても馴染めなかったこと。
近くて待遇も良かったけれど、毎日イライラ、
話す相手も居なくて辛かった。

今は、同年齢の主婦仲間と、お昼休み楽しくやってる。

お給料はちょっと減ったけれど、
倹約していけば、生活できないわけではない。


私の今一番優先したいことは、
チビタに会える時は仕事なんか放り出して会いに行くこと!!

短いけれど、夏休みや年末年始には帰ってくる。
この期間は、休みをどんどん入れたり、
出勤してもお昼までとかにしたい。

近くでもう少し時給の良いところに代ろうかと思ったけれど、
そこのところの融通のききそうなところはなかなかない。


こう考えると、今のところで頑張るしかないのか。
覚悟を決めるしかないか。


あと2年、
チビタが高校を卒業するまでは、ココでがんばろう、と腹をくくった。
卒業後、今度はどんな風に生活が変わるかをみて、
その後のことは考える。




私の計画では、
チビタが現役で志望校に合格し、6年後卒業。
(この期間の教育費は旦那の残したものを充てる)
研修2年を経て晴れて一人前になった暁には、
チビタからいくらかの仕送り♪♪♪
数年後、家庭を持ち定住地を決めたチビタが、
2世帯住宅を建てて呼んでくれる♪
生活費にアクセクしてた生活からやっと解放され、
犬でも飼って、
ちょこっと家事の手助けなんかしながら、
のんびりと暮らす。

甘いか?




まぁいいや、
さっさと郵便局行ってこよー






2011年05月23日(月) 離れた所から オメデトウ


今日はチビタの誕生日〜♪

プレゼントは、アマゾンで手配したバンプのCD。

この頃はバンプもそろそろ卒業のようで、
新しいアルバムが出ても大騒ぎしなくなってたけど、
ちょっと前に、「新しいの、欲しいな」ってぽつりと言ってたから。

昨日「着いたよ〜♪」とメールがあった。
高校生の誕生日プレゼントが、3千円のCD1枚で済むなんて
安上がりな子だ。



昨日、母から、
「明日はチビタちゃんの誕生日だね、
 おめでとう」
とメールがあったので、
「チビタ、携帯持って行ってるから、直接あの子にメールしてやって♪」
と返したんだが・・・



お昼、私から「オメデトウ」のデコメをし、
「試験どうだった?
 寮でみっちり勉強したからバッチリ?」
と聞くと、

「今朝、6時前にオバーチャンからメールがあって起こされた・・・
 寝不足で試験中もネムネムだった・・・」


オカーーーーーン!!!


なぜにそんなに早朝に???
なんの意図が合って???


あの子も、私も、
すっごくすっごくいろんなことを我慢して
あの子の夢のために必死なんだよ〜〜〜

悪気はないんだろうけれど、
お願いだから邪魔だけはしないでおくれ〜〜〜


たかが校内の定期考査ぐらい、
推薦を狙っているわけじゃないんだから
どうってことないと言えばそうなんだけれど、

ここで頭ひとつ抜けておけば、
また特待生になれるかもしれない(経済的にすっごく助かる)
第一志望が本気なことを先生方にわかってもらえる!
何よりも、自信を取り戻せる!!


母一人子一人で睦まじくやってきたのに
離れ離れで暮らし、
月に10万という我が家には大金をつぎ込んで寮に入れ、
放課後は寮に直行で戻り、
ご飯・お風呂を済ませたら、
11時の消灯後も、テレビを見ることもなくずーーーっと勉強勉強勉強

それでも手が届かない可能性の方が遥かに高い夢
(チビタ、ごめん、私のホンネ)
チビタはがんばっているんだよぅ



「メール、チビタ喜んでたよ、ありがとう!
 でも、深夜まで勉強してるんで、早朝は勘弁してやって!」
と、母にメールをした。

ナシのツブテ

怒ったのか?







2011年05月22日(日) 寂しすぎる。。。

生まれて初めての「一人暮らし」が始まって
やっと2週間。


まだ、たったの2週間か・・・
しかも、先週の土日はチビタは帰ってきてたし。


2週間で、みるみる痩せた。
腰にくびれができてる!とびっくりした。


このまま、もう一生誰とも暮らすことなく
一人で黙ってテレビを見てすごすんだろうか、

楽しいことがあっても、
誰にも報告することなく暮らすんだろうか、

ちょっとした、笑っちゃう失敗を
「見て見て〜♪」と言うことは
生涯無いんだろうか、

家族だから言える、自分本位な愚痴も
誰も聞いてくれない、

病気になっても、気遣ってくれる人はいない。



今現在を「共有」する相手がいないことと、
将来老いてしまった時の不安とで、
涙があふれてくる。




毎日母にメールや電話をして、
たぶん、そろそろ、ウザがられてる。


母はいつも言う。
今まで、人生のいろんな岐路で、
泣いたり愚痴ったり相談したりしてきたが
母の答えは
「自分で選んだ道でしょ?
 誰かに愚痴を言ったって、
 誰の責任でもなく、自分でそうなるようにしてきたことでしょ?」

母の言うことは間違っていない。

確かに、仕事の愚痴は、そこに就職した自分の選択、
旦那の愚痴は、結婚を決めた自分の選択、
子どもの愚痴は、産んだからには責任があって当然。

でも、愚痴って、そんな返事が欲しいものなのかな?
「相談」ならそうだけど・・・


どんなに電話口で泣きわめこうが、
絶対に母は、心配で顔を見に来るなんてことはしない。
これまでの経験からわかる。

なんで来てくれないんだろう。
運転のできない母にとって、
地方の連絡の悪い公共交通機関を乗り継いでの移動が大変なのはわかる。
けれど、
嘘でもいいから「今度行くよ」と、
「心配だから会いに行きたい」と言ってほしい。
「遊びにきなさい」は違うんだよ!!!

「家を空けようと思ったら、
 孫の食事のこととかあるから大変なんだよ、
 早めにお嫁さんに言って休みを取ってもらわなきゃいけないし」

孫ったって、幼稚園児じゃあるまし、
専門学校生と中3じゃないか、
見えるところにお嫁さんの実家があるんだし。

「がんばって苦手な掃除しとくから、
 今度遊びに来てね」
と言って
「忙しいのに無理無理!!」
と返された時の凹む気持ち、
嘘でもいいから「今度ね」と言ってくれないものだろうか。




チビタは
「ぜんぜん寂しくないよ!
 お友達がいっぱいいるもん♪」
と、屈託なく笑っている。

卒業後は、食事つきの学生寮に入れるつもり。
すぐに友達のできる子だから
そこでも「寂しさ」は感じずに過ごすだろう。

あの子が初めて一人暮らしをするのは
完全に学生では無くなるとき?

若く、希望に満ちて、友達に囲まれていたら
寂しいなんて思わないものだろうか。
思ってほしくない。
楽しい、楽しい、と暮らしてほしい。

あの子は「実家の一人暮らしの母親は寂しくないだろうか」と
考えることがあるだろうか。
いつかそう思ってくれたときに、お荷物にならないように
体も心も元気でいなければ。







2011年05月20日(金) ハイブリッドカー

ガソリン代はぐんぐん上がるし、
お給料は上がらないし、
チビタの教育費は恐ろしくかかるし、

車、買い替えようかな〜・・
下取りのあるうちに、燃費の良いハイブリッドに・・・

と、ホンダのフィットを検討中。

ワゴンタイプの「フィットシャトル」を勧められ、
これなら今乗っているのと同じくらいの大きさで
燃費はリッター30!

あんまり「かっこいい!」ってデザインではないけれど、
数少ないハイブリッド車の中から選ぶんだったらこれかなー。。。


今契約しても納車は8月後半予定、
実物を見てから決めたい。
発表が6月半ば予定で、そのころ店頭に並ぶとのことだけれど、
それだと、納期もさらに1ヶ月遅れる、
同じように「見てから」と思ってる人は多いだろうから
注文が集中すれば、もっとかかるかも。。。


どーしようなかー・・

「これが欲しい!」と思ってないから、決めかねる。
買い替えたい理由は「燃費の良い車が欲しい!」だけだから。


チビタに
「今より燃費はすっごく良いけど
 ちょっと狭くてちょっと内装がちゃちい車に買い替え考えてるんだけど
 どう?」
とメールすると、
「いやだ!」
との返事。



(ノ`△´)ノ ┫:・'∵:.┻┻:・'.:∵


お前が寮に入らなければ!
お前が特待とれれば!
お前が予備校のチューターの授業が受けたいなんて言わなければ!

限られた予算をがんばってやりくりしているというのに!


でもなー・・
私もあんまり乗り気ではないんだよねぇ。。。

燃費が良くなってガソリン代はかからなくなっても、
車を買うのに大金使うわけだし。
まだまだ今乗ってるのが動くんだし。



そう言えば、チビタが合格するまで車を買い替えません!
と、願掛けしたような気がしないでもない。

ガソリン代ねん出は、勤務時間をちょこっと延ばしてがんばるか?


あ〜ぁ
歳とともに、生活の何もかもから夢がなくなっていく。

「老後は夫婦で世界一周豪華客船の旅よ♪」
とか
「老後は海外のリゾート地に移住♪」
とか
羨ましいなぁ



2011年05月12日(木) 参観日

一昨日の火曜日、
参観日で学校に行ってきた。

離れてまだたったの2日だけれど、
チビタに会えるのが嬉しくて嬉しくて、
でも、楽しみにしすぎたせいなのかどうなのか、
体調は最悪で、
頼まれていたものを届けなきゃいけない!
保育園から参観はずっと皆勤なのに、チビタが待ってるはず
(待ってないか???)
と、体に鞭打ち行ってきました。


とりあえず教室まで行ったものの、
立っているのも辛くて、
すぐに寮に行き鍵を貰って、
懇談会の2時過ぎまでチビタの部屋でベッドで休んでました。

これはいい休憩場所ができたwww


シンとしてた寮で、洗面所でなにやらガタゴト音がしだすので
なにかしらと見てみると、
寮生のお母様方がそれぞれ子どもの部屋をかいがいしく片づけていました。

子どもの部屋にあがりこむなんて私くらい?と思ってたから
ちょっと安心^^

そして、今年からクラスメートになった隣室の子のお母様とお話して、
「寂しくて泣けるでしょ?」と言われ、
はい、ずっとずっと泣いてますって言うことができた。

その子は小学生の頃から体も精神面も大人びていて、
寮に入れても大丈夫と思って入れたけれど、
離れてみると、しっかりした子だとか関係無いんだ、
かけがえない子なんだって気が付いて寂しくなっちゃって・・・
と話してくれた。


ずっと否定されていた「息子が居なくて寂しい」って気持ちを
初めて共感してもらえて、
すごく嬉しかった。
寂しいのは今も変わりないけれど、
やりきれない気持がこみ上げてくる感じが少し収まって、ちょっと楽になった。


授業を終えて部屋に戻ってきたチビタは、
「お母さんが来てるから」と鍵をかけて友達を閉めだして
「つかれたー」と一緒にベッドに寝転がって
以前のように、目が合えば「えへへ」と笑ってた。


寮にチビタを取られてしまったような寂しさもあったけれど、
寮母さんも寮監さんも、この部屋に勝手に入ることはできない(はず)、
でも私は、勝手に入って自分の部屋のように居ることが許される、
これも、落ち着いた理由のひとつかも。
書いてて自分でもバカみたいだけれど、
家より寮を選ばれた嫉妬の気持ちもあったんだと思う。

こりゃ、お嫁さん貰ったら大変だ!
同居は嫌だと思ってたけれど、
逆にお嫁さんもひっくるめて見ていられるから
同居の方が私には向いてるのかもしれない。



懇談会は、かなり実のあるものだった。
今年の担任の先生は、とても頼りがいのある感じ。
受験に向けてのサポート体制や、生活面での細かいことや、
堂々と話して下さった。
ぶれない芯があるイメージ。



チビタのクラスは、開業・勤務いろいろだけれど、
ほとんどがお医者様のご家庭。
「チビタくんはどうして医師を目指してるの?」と尋ねられ、
「小学生の時は、人のためになりたいとか言ってた。
 今は、違う職業にも興味はあるけれど
 このご時世、就活で勝ち抜く自信がないからっていうのも。。。
 私も“無敵の資格”を取ってほしいと思うんです」
と本音を。

「そうよ!医師免許は無敵よ!
 職にあぶれることは絶対ない!
 待遇が気に入らなけりゃ良いところに次々代わって行けるし。

 親類の東大や京大の子も就活で大変そう、
 寸前でやっぱり医者にはならないって非医学部にした子も
 一流って企業に行ったけれど「やりたいことと違う」って言ってるし。
 
 医者になりたいってここまで来たからには、
 もう変えない方がいいわよ!

 国立がダメだったら、奨学金で私立にすればいいのよ!
 すごい借金をするみたいだけれど、
 研修を終えたらたちまち年収一千万って信じられないだろうけど
 本当だから、すぐ返せちゃうから大丈夫よ!」

いとも簡単に言ってくれる^^;
借りるってところから難しそうじゃないか。。。

ますます遠い世界に思えてきた。

チビタ、大丈夫なのかな???

世の中、やりたかった仕事に就いてる人ってどれくらい居るんだろう?
スポーツ選手くらい?
それも「いつまでできるか」って考えると不安がつきまとう仕事だし。
責められてばかりなのに政治家って仕事を辞めないでいるのも不思議だし。

なんでもいいから、チビタには仕事が楽しい、
毎日が楽しいと思っていてほしいな。








 
 


2011年05月09日(月) 巣立ち

昨日、チビタが巣立って行きました。

こうしてあの子のことを思うだけで、涙が出てしまいます。



いつも笑っていて、
いろんなことを知るのが大好きで、
新しく習ったこと、知ったことは、毎日教えてくれた。
数学のナントカの定理も、
化学の意味不明の実験のことも。

優しくて、私の体をいつも気遣ってくれていた。
私の愚痴も黙って聞いて、
無理するなよ、がんばってるね、って、頭を撫でてくれた。

たいしたご飯は作れないのに、
いつも「うめー!」って言うんだよね。
お菓子やおかず、最後の一個は「半分こ♪」っていつも分けてくれたよね。


些細なことでもすごく嬉しそうで、
その代わり、些細なことでも悲しくなって涙ぐんだり。


高校生になった今でも、
よちよち歩きの頃と全然同じ仕草や笑顔で、
かわいくて かわいくて ずっと抱きしめていたかった。


引っ越しを終え、私が寮を出るとき、
チビタは「じゃぁね!」と、軽い一言で手を振っただけ。

それでいい。
そうじゃなきゃ困る。
頭では分かっているんだけれど。



巣立つなら、何もかも持って行って、
ココには何も残さないで空っぽにすればいいのに。
部屋の中は、必要なものだけ抜き出して、今まで通りひっくり返ってる。
ソファには脱いだパジャマがそのまま。
あっちにもこっちにも、あの子の生活していた証拠があふれている。

でも、あの子はいない。
もうココでは生活しない。きっと、もうずっと。

通院や習い事のことで、月に何度か会えると思う。
でも、それとこれとは全然違う。
明日は参観日で会いに行くし、
週末は歯医者へ送迎、治療によっては泊まっていくかも。

ほら、うちに「泊まる」んだよ。
もうあの子の本拠地はココではないんだよ。


テレビを観ていても、感想を話す相手もいない。
一人ぼっちだよ、私。


仕事をしている間は、なんとか気が紛れていたけれど、
帰ってドアを開け「ただいま」と言ったとたん、
誰も居ないことに気が付いて、涙があふれた。


一人暮らししてる人なんていっぱいいる!
しんでしまったわけでもないし!

そんなこと、わかってる、
わかってるわかってるわかってるわかってる!!!!!!!

わかってるから、人には言えなくて、
わかってるから、思い切り泣いてすっきりしようとしても
せつなく涙が出るだけでわんわんと声を上げることができなくて。
ダンナが居なくなった時は、誰がみても「泣いてもいい」立場だったから
気持ちがあふれたときは声をあげて泣くことができた。
今は、寂しいっていうなんて、子離れできないバカ親か、
自分の時間を楽しむこともできないつまらない人間かのようで。



今まで、町で「パパ」を見るのがつらいというシングルの声を理解できなかった。
「居てくれたら」なんて思うことも無かった。
けれど、今は、「もしも居てくれたら、こんな思いはしなかっただろうに。
なんで居ないんだろう、
なんで居てくれないんだろう、」
と、悔しくて仕方がない。
「今頃あの子何してるだろうね」と夫婦で話す、
そんな当たり前のささやかな時も、私には手に入れることができなかった。




慣れるしかない、
1ヶ月もすれば慣れるだろうか。
ご飯も食べるようになるだろうか。
「帰ってくるの?めんどくさい!」って言う日が来るんだろうか。


年をとってもずっと一人はいやだ。
ずっと生活のために働き続けなければいけないのもいやだ。
「将来はまた一緒に暮らしてくれる?
 チビタの家に呼んでくれる?」
それはちょっと〜と笑っていた。

「家族」と暮らしたい気持ちと、
お荷物にはなりたくない気持ちで、また気分がふさいでくる。



とりあえず、何か食べよう。
電気を点けよう。
友達を招けるように、ちょっとずつ片づけよう。
ココには居ないけれど、いっぱいいっぱいお金がかかるあの子のために、
がんばって働こう。







2011年05月02日(月) セパレーション


チビタの歯科矯正、
先週、いよいよ歯の間に何やら入れてもらってきてました。



矯正歯科医、1回目は、
「本当にやりぬけますか?
 大変ですよ?
 費用も時間もかかりますよ?
 本当にやるんですね???」
の、意思確認って感じ。

その後、2度、チビタだけで行き、
レントゲンや型取り。


大学病院の紹介状と予約を取っていただき、
ドキドキの、人生初の大学病院。


大学病院は、思ったより空いていた。
そして、とても親切で丁寧。

待っている間に、外科手術の種類・メリット・デメリット・
どれくらい入院して、どれくらい危険が伴って・・・って説明書を読まされる。
さっぱり頭に入らない。

読み終えないうちに呼ばれて、いざ“教授サマ”の診察。
優しそうな教授の周りには、
学生なのか助手なのか、
何人もの白衣の若者がずら〜〜〜り。

教授はチビタの口やあごを見ながら、
落ち着いた口調でいろいろ説明して下さる。
それを次々記録していく人、
「レントゲン撮らなきゃな・・」とつぶやけば
PC前の若者がカタカタと無言で打ち込み、
私たちに「時間があるようなら今日レントゲン撮って帰るかな?」
私「大丈夫です」
それと同時に、PCの若者が「○時予約入れました」
素早いっっっ!

「レントゲンが済んだら、型もとっておけるかなぁ・・」
「手配済みです!」

みたいな。

教授は診察に専念、
事務的なことはすべて周りでやってくれる。
すごくゆったり。

膝で通っている日赤病院は、
カルテの書き込みもMRIの予約も次回の予約も、
何もかも先生がやっているので、
忙しそうだし、カリカリととても怖い空気。
1時間待ちの診察3分って雰囲気なのにな。

ぜんぜん違う〜〜〜


大学病院、1回目はざっと診てもらってレントゲンと型取り。

そして、1週間ほどして2度目の診察。
できた型とレントゲンを見ながら、どこをどう治すべきか話して下さった。


チビタは下顎前突症、所謂「受け口」ってやつで、
下顎の付け根(耳の下あたり)を切る手術をするのは覚悟していたけれど、
どうやら、上あごもやらなければいけないらしい。
上あごが育たなくて、下あごが育ちすぎwww

上あごは、唇をめくって歯ぐきをバッサリ切って前に出すらしい。
もしこれをせずに下顎だけを引っ込めると、
のっぺりした顔になってしまうんだって。
そう言われてみれば、チビタの鼻の下は人より短い。


上下ともする場合は、口内やのどの腫れから呼吸が苦しくなる危険があるけれど
術後は集中治療室に入るので心配はしないで大丈夫、
出血はほとんどしないのが普通だから、
当病院では自己血をとることはしない(自己血にもリスクがあるそう)
とのことだったけれど、
「血液型がマイナスなんですが・・・」と告げると
「それじゃぁ、念のために自己血とろうかな・・
 ちょっと考えておきます」
とのことだった。


「親からもらった顔をいじるなんて、って考える人もいるけれど、
 これは美容整形とは違うからね、
 親からもらった顔が正しく成長しなかったから
 正しい位置に治すものだからね。

 美容整形は不自然に触るから「変わった?」って気付かれるけれど、
 正しい位置に治すこの治療は、自然な形になるものだから
 言われなければ気付かなかったりするんだよ」

とおっしゃっていました。


夏に、下の親知らず2本を、この大学病院で抜くそうです。



そして先週、矯正歯科医にまた行きました。
こちらもレントゲンと型をもとに、
先生が大学病院と打ち合わせた結果の治療計画の説明。

上は2本抜くことに決定。
抜いた後、今乱杭になっているのが自然に動いてくる、
今のずれがどっち向きに移動していくかを見ながらブラケットで誘導、
みたいな。
いや違った、動いちゃいけない方をブラケットで固定、だったかな。

よくわからんけど、
ブラケットで無理やり押して移動させるものだと思ってたけれど
そうじゃなくてブラケットによっておかしな動きをさせないようにする、
みたいな説明だった、と思う。


「セパレーション」とやらを装着してもらった。

ブラケットをかけるための隙間を作るものらしい。

これで隙間を作って、そこにゴムをかけ、
そしてやっとブラケット?

長い道のりだ。


セパレーションは「入れるのは痛かったけど、あとは「なんか挟まってるな」って違和感くらい」
と、余裕をこいてたチビタだけれど、
ご飯を食べようとして「痛くて噛めない〜!!」と泣き顔。
2日間おかゆでした。
でも、その後は慣れてしまってぜんぜん平気。

セパレーションを入れるのが一番痛いと先生に言われたそうだけど、
本当かな?



矯正歯科医は土日もやっているし〜、と甘く見ていたけれど、
土日は予約がいっぱい。
なかなか都合の良い日がとれない。

でも、男前になるのを夢見て がんばるどーー!








伊織 |BBS