文字姫
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ずっと先が。→→→2006年03月31日(金)
ずっと先に見えてた「別れどき」が、そろそろなんじゃないかなって思う。

数日前に彼と別れて、それをうやむやにされてから、今日まで彼は出張だった。

帰ってきたらちゃんと話して別れたい。

別にきれいに別れられなくても、彼がキレたまま別れちゃってもいいから、あたしの中でちゃんと清算したいって思った。

諦めがついた。

彼はちゃんとはならないし、だらしないのも直らないし、あたしの気持ちは理解できない。

それを押し付けるのも疲れるし無駄だってわかった。

だからとりあえず話してみるつもり。

甘えそうになったけど、こんなんじゃだめだ。

就活をちょっとずつ始めるにつれて、社会人のくせにだらしない彼に余計嫌気がさすようになった。
腹が立つようになった。

こんなんでストレス感じるようじゃ就活にもよくないし、なにより、そもそもあたしが別れるときだと思ってたのは、どっちかに他に好きな人ができたり浮気したときか、相手に嫌悪感しか感じなくなったとき。

少しずつ、彼に対して嫌悪感ばかりになってきてるし、彼の仕事環境がちょっと変わったりでこれからモメそうな要素はたっぷりだし、本格的に就活が始まったし、今かなって。

それで別れるのはあたしのわがままだけど、彼にも充分要因はあったから。

多分、次の日曜は彼の仕事が休みになるはずだから、ずっと行きたかった小樽行ければなぁって思う。

それができなくても、話して、多分彼は別れ話を持ち掛けたこと自体に怒って、そのまま、そんな感じであたしたち別れるんだろう。

1年付き合おうが2年付き合おうが、あたしたちの関係や、相手を思う気持ちなんて、「そんなもん」で片付けられるものなんだと、思ってしまった。

せめて好きなまま別れたかったけど、きれいぶって別れたかったけど、あたしたちはそんなもんだから。

頼れない甘ったれな彼なんだから、あたしがしっかり清算しなきゃいけない。

せめてあたしの中でだけでも、ちゃんと終わらせて、彼がいなくても就活がんばれるくらい強くなりたい。

実際、出張で彼のいない、連絡もあまりしなかった、この1週間弱も、別に大丈夫だった。

これがこれからずっとになった方がずっとラクになるよ。

たまに悲しんだり辛くなったりしても、それは彼のことが好きだったんだから当たり前なんだ。

もう、彼に対して腹を立てたり、悲しんだり、傷ついたり、頑張ったりして、やりきれない気持ちになるのはいや。

だからもう甘えさせない。

なかったことにはさせない。








就職。→→→2006年03月27日(月)
髪を真っ黒にした。

真っ黒にするのは仕方ないけど、髪型自体を失敗したかも。

あたし的にはちょっと前真っ黒にしたあゆ目指してたのに、これじゃ中島美嘉じゃない?みたいな。

ママにも言われるしがっかり。
てかあゆは下の方重かったのね。
思いっきり軽くしちゃった。似合わないし。

しばらく髪下ろせない。
巻いても微妙だしいやいや。

そんな感じで髪真っ黒にして、学校もそろそろ始まるし、ちょっと就職のことを意識してみたら、やっぱり怖くなった。

これから、特別就きたくもない職に就くために死ぬ思いで就活しなきゃいけないんだと思うと吐き気するよね。

資格も微妙にしか取れてないし。
並よりはあるのかもしれないけど、秘書検は落ちたし。

そりゃなにしたいとかは言ってられないけどさ。

でもあたしは専業主婦にはなりたくないし、かといって短大卒の一般事務程度にしか就けない小娘にそんなのは無理なのかなぁとか、保険会社は絶対あたしには無理だしとか、思ってたらまた逃げたくなっちゃう。

本気で夜の仕事やって、歳になってきたらそれネタに本でも書けばなんとかならない?とか思って逃げたくなる。

弱いなぁ。
でももう若さでなんとかなる歳でもなくなるし。
考え甘くしちゃって嫌になる。

毎日を充実させたいな。

逃げたくないな。

頑張りたいな。

でも怖い。








ズルズルぐるぐる。→→→2006年03月26日(日)
彼と別れた。

手紙書いて、1日普通に遊んで、家まで送ってもらって、話して、泣いて、手紙渡して、車降りて、別れた。

なのにその後メールきて、結局別れてないんですけど。

あたしのあの一大決心はなんだったんだって感じ。

お前のあの涙はなんだったんだ?

「俺がちゃんとしたらまた一緒にいてくれない?」って言われたのは嬉しかった。

でも「出張終わったらまた会いたい」とか言ってるうちに、「別れたことにならない!」にまで行き着かされた。

ほんとに別れたんだなぁって思ってたのなんて2時間弱くらいなんですけど。

なんでよ?

理解できてるとは思えないし。

また繰り返すんだろうな。

ぐるぐる。

あたしは必死になってほしかっただけ。

俺がちゃんとするから、もう二度と泣かせないから、って、本気で言ってほしかっただけ。

それを実行してほしかっただけ。

なのにまたこのうやむや感はなに?

きれいに別れるのが無理なのはわかろうとしてたけど、まともに別れるのすらむりなの?

ズルズルダラダラぐるぐるしてるだけ?

うまくいかない。





2年。→→→2006年03月25日(土)
タカのことを考えてた。

最近生活リズムが目茶苦茶だし寝れない。

タカのことを考えてた。

思い返してた。

タカの仕草も、何度かあたしに触れたことも、表情も声も。

あたしがもし、いつか、タカをあんなにも好きだったんだよって、タカのお陰で、人を好きになって幸せだと思えたんだよって言ったら、タカは、どんな風にあたしの話を聞くのかな。

戸惑っても、真剣に聞いてくれるんだろうな。

タカの隣になって、タカを好きになった。

あれから、もう2年も経つ。

それでも、あたしまだ、タカの友達でいられてる。

春♪→→→2006年03月23日(木)
札幌もだいぶ雪が溶け始めましたよ。

暖かくなってきてたのに、数日前にドバーっと雪が降ったときはどうしようかと思ったけどね。
春服着たいし足痛くてブーツ履けないのに。

それもなんとか溶け始めてもうすぐ春ですよ。

そんな感じで昨日と一昨日は彼の仕事が休み。

夕方っていうかほぼ夜から会って朝方ケンカして1日目は終わって、2日目はあたしの準備が遅くてまた夕方から会って、夜中までラブラブして、寝ちゃって起きれなくてケンカすることもなくいつもよりは早めに家に帰ってきた。

彼が珍しく起きてて、あたしが珍しく爆睡してた2日間でした。

初めて寝て起きたら彼の起きた顔が目の前にあった。
あたし半目になってなかったかな…(死)

まぁつまり結局は色々と許しちゃったわけですけど。

浮気願望の一件は、胸の中に溜めることが最近できないあたしは、電話で彼に言ってしまいました。

ばかだな。
ばかだっていうのは言いながらもわかってたんだけど。

彼は、「行動にはうつさないって。話すだけで楽しいの。男ってそういうもんなんだって」と。

まぁ、そりゃそう言うわな。

一通りもめてお休みでなんとか仲直り。

言ったらやっぱりすっきりしちゃったな。

もういいんですよ。

文字にしちゃうと冷めてると思われるかもしれないけど、あまり期待や信頼もしないようにして、でも好きで一緒にいればいいんじゃないかなと。

まぁ今までも充分そう思ってたし、またちょっとしたことであたしはキーキー言うんだろうけど。

そんなもんよね。


そんな感じで昨日は彼とパフェ食べに行って、それから彼の家でサンタの帽子かぶった彼と写メやムービー撮りまくって遊んでました(笑)

あほだなぁあたし。
あんなに別れようって何度も思ったのに。
もういいわけも虚しくてできないさ。

そんなだらけた生活を見直すべく今日は久々の学校でした。

就職のセミナー。
案外友達の出席率は悪かった。
みんなどうしたんだ?地元帰ってるのかな。

そろそろ本気で就職への意識を高めてそれを行動にうつさないと本当に取り返しのつかないことになるので、明日はやっと黒染めに行ってこようと思います。

いやね。これでも先月黒めの茶に染めたんだけどね。
3日で元に戻ったのよ。
アフター受け付けないとか言われるしクソ美容室め。

SPIや一般常識の問題集にもそろそろ本気で取り組まなきゃな。
クレヨンしんちゃんにハマってる場合じゃないよ(爆)

てかもう結構遅い組だけど。
就職関係の本もちゃんと読んだりしよう。

彼ともなんだかんだ今はうまくおさまったし、春だし、ちょっと一安定。

気分よくなったら春服が可愛くて、バイトしたくなってきちゃったよ。

友達の買い物付き合ってたらバッグ衝動買いしちゃった。
白くて小さめで可愛いの。

ほんとはサマンサがほしかったんだけど、収入もなくなったし我慢した。

とりあえず今は白いスカートと春用のサンダルがほしい。
きれいめなハーパンもほしいな。
今年の春と夏のテーマカラーは白で決定したし。

貯金には手つけたくないし、ていうかむしろもっと増やしたいし、やっぱりお金ないなぁ。

彼も浮気願望があることだし月1、2のペースで夜の一体行っちゃおうかなぁなんてちょっと。
まぁ行かない…と思うけどね。


今日急に日記変えたいなぁって思った。

この日記はじみにだいぶ長いこと書いてるし、統一性もないし整理されてないから、これは一旦終わらせてまた新しいのを。

まぁどうせそんな暇ないだろうけどね。
ていうかそんな暇あるなら就活の勉強しなきゃ。


彼の車の中で、会話もなく、流れてる曲にまでイライラして飽き飽きしてたときは、もう本当に駄目なんだと思った。

流れてる曲全部が嫌で嫌で。
うるさいとしか思えなかった。

流されたとしか言えないけど、車の中で険悪でも、外に出て、手繋いで歩いちゃったら、もういつもの調子に戻っちゃったんだよ。

だって彼が幸せそうに笑うんだもん。

いつまで、こうやってにこにこ幸せに手繋いで歩いていられるのかな。

あたしはいっつも今はいいや今はいいやってばっかり言ってるけど、またそのままだな。

今はいいや。

一緒にいて、手を繋いで、ぎゅってして、好きだと思える幸せを大事にしよう。


春だしね。







カミナリ。→→→2006年03月22日(水)
自分の日記をなんとなくほんのちょっと見返してて、数年前のリメイク。

あたしあの頃しっかりしてたなぁって。

今みたいにふにゃふにゃダラダラ幸せに暮らしてなかった。

しっかり、強く、生きようとしてたんだな。







『神鳴り』










男がいて女がいて。
愛し合うために性があって。

それなのに何をどう繕っても、私たちは、愛し合うために別々の性を授かった私たちは、男女を分けた神様に、逆らっていることになるんだろうか−。







-----神鳴り







『会いたい』。

深夜、鳴った携帯を開くと、見慣れた名前で届いたメールは、この四文字だけだった。

時計を見ると二時。

あぁ、今仕事終わったのかな。
会うかどうかを迷っても、「お疲れ様」くらいなら、言いたかった。

眠いのか、疲れているのかもわからずあまり働かない頭で、また反芻した。

『会いたい』。

『会いたい』。


外は夕方からの雨がひどいことになっていた。

雨音なのかもわからないほどの激しく屋根を打つ音とカミナリ。
時折窓の外がフラッシュみたいに光り、遠くの方でおぞましい音がする。

こんな天候の中どうやって会いに来れるんだろう。

思った瞬間、また携帯が鳴った。
今度は電話だった。

出ようかどうか少し考え、それでも結局我慢しきれず、出てしまう。

「咲子?俺だけど」

久しぶりに聞く声。

ああ、雅之だ。

胸の辺りがあったかくなって、掴まれたかのように苦しくなる。

私が黙り込んでいると、雅之は疲れたような低い声で私を確認する。

私の携帯だから私じゃないわけないのに、何度も「咲子?」と呼びかけては、私の声を求めた。

「…今どこ?」

「ん?駐車場。車の中。…寝てたか?」

「うん、まぁ」

「あぁ、……悪い」

「ううん、いいよ」

核心をつかない会話が少し続き、尽きて沈黙になってしまうとようやく、雅之は息を吐き、言う。

「メール、見たか?」

自分の部屋の中に響く音とはどこか違うような水音が、受話器越しに聞こえる。

自分と雅之との間の距離を感じて、それだけで、会いたいと思ってしまった。

雅之に会いたい。

会って、雅之の腕の中で、雅之の匂いの中で、温もりの中で、雅之と、雅之とと、求めてしまう。

…雅之に会いたい。

「……見た」

小さく呟いた。

見たけど、私も会いたいけど、すごく会いたいけど、明日の仕事だとか、お互い寝不足なんだからとか抜きにしても、会うのはいけないような気がしていた。

雨の音に混じって、雅之の声が耳元で聞こえる。

「……会いたい。駄目か?」

会いたい。
会いたい。
咲子。と、何度も。
押し殺すように。

「…明日、仕事は?」

「普段通りだよ」

「何時まで?」

「さぁな。今日と同じくらいだと思う」

「昨日どのくらい寝た?」

「ん、二時間くらい」

「どこで寝たの?」

「会社」

「疲れ、溜まってるでしょ」

「……溜まってるよ」

「……」

「……」

沈黙の間も、鳴り止まない自然の音。

何かに怒り狂うように響くカミナリの音の後、雅之が追いつめられたかのように、だけど静かな口調で、言った。

「明日も仕事だ。疲れも溜まってる。寝てない。食ってない。働いてる。家には帰ってない。……でも会いたいんだよ。どうしても会いたい。会って、抱きしめて、キスしてセックスして、咲子のこと愛したい。愛してるから。……会いたい。咲子……」

普段決して弱いところを見せない雅之の弱さを見ているんだと思った。

何かあったのかもしれない。
限界がきているのかもしれない。

守りたい。
支えてあげたい。
会いたい。
私だって会って抱きしめたい。

キスしてセックスして、雅之を感じたい。
愛し合いたい。

仕事が忙しくても。
寝てなくても。
家に帰ってなくても。
疲れて死んでしまうかもしれなくても会いたかった。

会いたい。
雅之に会いたい。

激しい雨音に煽られるように淋しさが溢れ出てくる。

仕事があるのに。
疲れてるのに。
寝てないのに。
家に帰ってないのに。
こんな天候なのに。

私のものじゃないのに。
私のものじゃないのに。



「愛してる咲子。会いたい。咲子。会いたい。会いたい。……愛してるよ…」

弱った雅之の声を、激しい雨が消す。

私が会いたいと言えば。
私が目を瞑ってしまえば。
雅之は会いに来る。
私たちは愛し合える。

「会いたい」と声に出そうとした。
刹那、窓の外に、昼間のような明るさが走った。

自分の耳で聞いているのか、雅之の受話器から聞こえてきたのか、互いの耳に直に聞こえるほどだったのか、そのくらいの大きなカミナリが、長く、響いた。


あぁ。

聞こえる。


私たちの行為を、お許しになれないと、神鳴りが響いてる。

眩しく光って、私たちの行為を咎めてる。


醜い。
汚らわしい。

雨音と混ざり、私たちを攻撃する。


私は。
私たちは。


神様が作られた決まりに。
神様が決められた倫理に。


なんて背徳なんだろう。




「…咲子?どうした?」

耳を伝う雅之の声に、私は金縛りにあったように、口を動かせなくなってしまう。


そもそも私たちは、今までどうやって愛し合ってきたんだろう。

愛し合うために出会ったわけでもない相手に。
なにも築けない相手に。

「愛し合う」?

どんな顔をして?
守るものは?
倫理は?

「愛し合う」?

……どうやって?


何かがおかしい。
いや、おかしいなんていうものではない。

私はたまの彼からの連絡を喜ぶ。
彼は家に帰らない。

間違ってる。
すべきじゃない。
気持ち悪い。
抱いてはいけない感情のはずだった。

抗って。
逆らって。

倫理に。
背いて。

何食わぬ顔で。

不倫と呼ばれ。

気付いてしまった。


……私たちは、神様も敵に回してしまったんだろうか。




「咲子?」

何度目かの雅之の呼びかけが聞こえる。

雨音に抗って。
神鳴りの傍で。

「……駄目だよ。できないよ雅之。やっぱり会えない。会っちゃいけない。ごめんね。ごめん。………ごめんなさい……」


神様が作った決まり。
神様が決めた倫理。

逆らってしまった。

愛してしまった。


私はなんてことを。
なんてことをしてしまったんだろう。


人のものなのに。

人のものなのに。






「……咲子?」


雨音は消えない。

私たちを激しく打ちつけるだろう。

激しく。
激しく−。









「……神様が見てる……」


















慣れと飽きと。→→→2006年03月16日(木)
彼の家でまた見ちゃったよ。

携帯。

いやね、別に見たこと自体に問題はないのよ。
もう見ていいルールになってるしあたしも散々見られてるから。

彼があたしが携帯かえるために携帯関係の仕事してる友達にメールしてて、返信途中にしたまま寝ちゃったから、それあたしが返しちゃってて、それからなんとなく彼氏と友達のメール見てた。

「藍ちゃんとやってるだけじゃ満足できないとかじゃなくて、他ともやりたいんだべ?」

って、彼の友達が、メールで言ってた。


別に大したことじゃないと思った。

最初は「ナンパしにいきたいな(笑)」みたいな感じで。

でも駄目だった。
ショックだった。

「前に言ってた、このまま流されてるだけで終わる人生を自覚してるってことだな」って、また彼の友達が。

あたしが考えてるようなことを、彼も、みんな考えてるんだなって、思った。

彼は、他の子とどうのこうのっていうメールには、「多少ね(笑)でも浮気はいかん!と思っても、ちょっとしたいかも(笑)」って返してた。

(笑)がついてたかもよく覚えてない。

大したことじゃないと思ったけど。

ショックだった。

他のメール見て、最近貰ったプレゼントを、彼がネットオークションで安く買えないかな?とか言ってたのもわかっちゃったし。

こんな、正規店で買っても2万するかしないかくらいのものすら買ってもらえないんだなあたし。

結局演出もしてもらえなかった。
サイズも違ってもうこれはほしかったものじゃなかった。

なのに毎日つけるとか言って、ばかみたいあたし。

そりゃ彼は金ないけど。
でもばかみたいに昼飯に金かけたり、そういうとこを節約して、頑張って買ってくれようとする気持ちは彼にはないんだな。

じゃああたしにあるのかって聞かれたらあたしだってないんだろうけど。
あたしたちの恋愛が安っぽいんだっていうことかな。

でも、10月だったんだよあたしの誕生日。
4ヶ月もあったじゃん。

なにより、彼にちょっとでも浮気願望があったことが、やっぱりショックだった。

そりゃ男だし、あたしだって最近男友達ほしいとか言って合コン行こうか迷ってたし、現に淋しくて浮気だってしたし、いっぱいありえないことあたしの方がしてたけど、それでも嫌なもんは嫌だった。

自分の方がひどいから平気だなんて思えなかった。

気付きたくなかった。

彼がそんなこと言ってるっていうことに、気付いちゃいけなかったんだ。

そう思うのは仕方ないと思うよ。
ていうか思わない方がおかしいんだと思うよ。
でもそれに気付いちゃったら駄目だよ。

「藍ちゃんとやってるだけじゃ満足できないとかじゃなくて、他ともやりたいんだべ?」

って。


あたしのえっちそんな風に思ってたの?

そんな風に思いながらあたしとあんだけ寝てたの?

あたしとは飽きてたの?

そこに愛はあったの?






確かに、あんな部屋にいつも2人で、夜ばっかり、外に出ることもほとんどなくいたら、飽きるよね。

あたしも飽きてなかったとか、冷めてなかったとは言えない。

やることなんて他に大してなかったよね。

会話は尽きなかったけど、でも外には出てなかったよね。

会うときは、いつも深夜で、いつも外真っ暗で、いつもあの部屋で、同じようなことばっかり、してた。

だから飽きたのかな。

まだ飽きられてなかったとしても、いずれ飽きられるね。

あたしだってそうだ。

彼は、思ってもあんまり行動に出さない人だと思おうとしてたけど、でも実際、彼の考えをリアルに知っただけで、行動にうつしてしまうんじゃないかって、怖い。


彼があたしに優しいのは、あたしが泣いたらいつも必死になってくれるのは、あたしのことが好きだから。

だけどあたし以上に好きになった人ができたとき、あたしがいくら泣いても、まともに話したいって言っても、彼は聞いてくれるような人だっけ?

いちばんの恋愛感情がなくなったあたしに、優しくしてくれるような人だっけ?

違うっていうことは、あたしは付き合ってからの数ヶ月間で、痛いほどわかってる。

このままあたしは就活が始まって、彼と会う時間は明らかに減っていって、あたしよりも好きな人が彼にできてから別れるの?

就活でピリピリしてる時期に捨てられて、あたしは大丈夫なの?

そんないちばんしたくなかった別れ方で、あたしはいいの?

そんなことばかり考えてしまう。

何も見なかったことにして接すればいいのか。
彼に問いただせばいいのか。
泣けばいいのか。
もっと尽くせばいいのか。
わからない。

そもそもあたしがなにか言うと、またケンカを吹っかけたことになっちゃって、そんなことばかり言ってるあたしには、疲れないかなとか。

とりあえず何日か会わないでいようとか、でもその間に彼はなにをしてるんだろうとか。

そんなことばかり考えてしまう。

こんな些細なことなのに。
気付かなければ、誰でも考えてるようなことなのに。

それでも、彼には考えてほしくないって思うのは、あたしのエゴなのかな。

つまりは、あたしが思ってたほど、彼はあたしのことを愛してなかったっていうことなんだって、思う。

それがきっと辛かったんだ。

どんなわがまま言っても、素を見せても、同棲できなくても、口うるさくても、怒ってばっかいても、ニュークラ嬢やってても、それでも、なにがあっても、あたしのことが好きで、好きで好きで、たまらなく好きなんだとでも、思ってたのかな。

とんだ自惚れだったのかな。

あたしは、そんなに愛してもらえるようなことを、彼に今してあげれてないもんね。

あたしのわがままも、素も、きっと、彼は受け入れてくれたわけじゃなかったんだ。

慣れたんだ。

それだけだったんだ。


慣れて、繰り返したら、次に来るのは、飽きだ。

魔が差すことなんてしょっちゅうでしょ?
あとは、そこにタイミングよく、なにかが現れるかどうかってだけでしょ?

きっと結局恋愛ってそんなもんなんだよね。

人間不信になりそう。

だけどあたしからそういう温かいものを取ったら、ひとりで、強く生きていかなきゃいけないことになったら、何が残るのかな。

周りや将来を気にしなくなったとき、どうやって生きていけばいいのかな。

こういうとき、夜の世界しか思いつかない。
いつだってあたしの逃げ場は汚い世界なんだ。

彼と付き合った月数を数えてみたら、1年2ヶ月だった。

まだそんなもんなんだな。
1年いけば長いとは思ってたけど、こんなもんか。

2年にも及ばなければ、3年になんて手も届かない。

いくら真剣だとか、愛してるだとか言ったって、ダラダラ続けてる、あたしたちの恋愛なんて、きっと、1年ちょいで飽きるような、その程度だったんだ。


携帯を見てすぐ、夜中だし、このまま泊まりたくないから帰ろうと思って彼を起こしたら、起きてくれなくて、なんか、全部ぐちゃぐちゃ嫌で、なんでこんな人とって、泣いた。

彼は泣いても気付いてくれないと思ったけど、飛び起きて、あたしをなだめながら、そのまま、すぐに、結局また眠ってしまった。

あたしは誰にすがりついてるんだろう。

どうしてこんなに弱いんだろう。

こんな彼に対するこれは愛なの?

ここに愛はあるの?









男友達。→→→2006年03月14日(火)
彼の家で彼と話してるとき、あーあたし口うるさいなぁ。細かいな。言い方がキツイなって、思った。

昔から両親に、あんたは口調がキツイって言われてたけど、それは家だから甘えたりわがままになってるだけで、外で友達や彼氏にはちゃんと猫かぶれるもんって思い込もうとしてたけど、駄目な素が出てきちゃってるな。

こんな可愛げない強い口調でなじってばっかりいたら、単純な彼も逃げてっちゃうな。

あたしはいつも朝方彼の家から自宅に帰ってる。

昨日は朝から自学行ってたからすごい眠くて、3時半ごろ、4時に起こしてねって彼に言って、そのままちょっとのつもりで寝てしまった。

なのにあたしが目を覚ましたのは5時半。

彼も一緒になって寝ちゃってた。

いっつも彼が、あと30分だけ、とか、4時になったら起こして、とか言って1人でぐーぐー寝てるくせに、あたしはその間起きない彼に嫌気がさしながら寝るわけにもいかない時間を持て余してるのに、やっぱお前が起こしてくれることはないのねって、飽きれた。

まぁわかってたけどね。

やっぱり先に寝たり、後に起きたりすることはまだほとんどできないんだろうな。

もっと寄りかかりたいのに。
あーあ。

友達が26歳のパチ屋勤めの金持ちと合コンするって言ってて、藍も来る?って言われてたんだけど、行っちゃおうかな(笑)

なんか彼以外の男と飲む機会なんて半年に数回くらいしかないし。
もちろん仕事を除いて。

普通の男友達がほしいな。

タカみたいな。

相談とか乗り合ったりできて、暇なとき連絡取れる男友達がほしい。

でも女子短だし。
仕事先でも男友達はできるわけなかったし。

バイトでもしようかなぁ。

ちょっとは彼以外の男にも触れてみたい。

とか言ったら殺されちゃうな。

バイトしようかなぁ…。





息。→→→2006年03月13日(月)
小さい頃って、夜中急に、自分が生きてることを思い出して、怖くなって泣いたりしてた。

あぁ、あたし生きてるんだっけって、指先が動くことや、息に、生を感じて怖くなる。

そういうことから逃げるように忙しくしてた最近は、めっきり息を感じることは少なくなってた。

久しぶりに今なんでか思い出してるんだけどね。

やっぱりちょっと泣いちゃった。

あたし生きてるんだな。

生きてるんだな。

大人になると忘れがちになるのかもしれない。

しっかり、そのことだけは受け止めてなきゃな。

あたしは、生きてるんだ。

終止符。→→→2006年03月12日(日)
昨日また彼の家に行って、また彼の帰りを待ってたんだけど、深夜0時を越えても彼は帰ってこなかった。

確か0時15分くらいにやっと帰ってきた。

あまりに遅すぎたから、頭にきて怒った。

仕事終わってから実家寄ってたのはわかるけど、寄るならあたしは来なかったし、来てほしいって頼まれたから来たのに、なんだお前って。

帰ってきてすぐ彼は、ホワイトデーに貰うはずだったプレゼントを渡してきた。

あたしは機嫌取りをされてるんだと思って、その機嫌取りに、楽しみにしてたプレゼントを使われたんだと思って、余計腹が立った。

そこからはまたケンカ。

あたしはいつも、この人だめだな、と思うタイミングが同じ。

ケンカのパターンは違うんだろうけど、あたし的にはどれも同じだった。

ケンカして、次の日に彼から謝罪のメールがきて、会って、なかったことにする。
うやむやにする。

これを、あたしたちはもう何回繰り返してるのかわからない。

そのことに嫌気がさして、この人とはだめだな、と思う。

そこがいつも同じだった。

彼が遅れて帰ってきたことでだめだと思ったんじゃない。
遅刻することだけをだめだと思ったんじゃない。
いい加減なことだけをだめだと思ったんじゃない。

それをきっかけにケンカをして、だめと思って、それでも何度も誤魔化されて、なおるわけでもなくて、また同じ事をきっかけに、ケンカをして、だめだと思うこの繰り返しが、だめだと思うんだ。

学習能力がないのかって感じ。

もう繰り返すのは疲れた。
彼も、疲れたって言った。

なんか言い争うのも疲れるから嫌で、疲れた疲れたってベッドに横になってたら、彼が、こんなもん持ってくるんじゃなかったって、プレゼントの箱持って、窓際に行った。

あたしが、「なにしてんの?」って言って止めたら、窓開けて、外に捨てられちゃった。

びっくりして窓の外見てたら、彼は外に走ってって、あたしが後を追ったときには、窓の下に落ちたはずの箱は、どこかに捨てられてた。

「帰ろう」って彼に言われたけど、泣きながら箱を探した。

どうでもいいから見つけたかった。

その後彼の家に置いてたあたしの荷物をまとめて、鍵も返して、また探そうとしたら、彼が飽きれて、自分が投げたところから、箱を持ってきた。

それからうちの傍に車停めて、3時間話した。

話したらまた仲直りしてうやむやになっちゃうかもしれないと思ったけど、たくさん話した。

彼は普段、ばかみたいなことばっかり言ってるけど、そんなこと誰でもわかってるよっていうような、表面上っぽいきれいごとを平気で口にするけど、あたしがハッとするようなことを、この日は何度か、話してた。

あたしは、彼と付き合いたての頃、彼の気持ちがわからなくて、辛かったから、理解しようと、彼の立場になって考えてばかりいた。

彼の口癖も、仕草も、寝るタイミングも、気持ちも、今では、ほとんどわかってるつもりでいた。

だけどわかり切ってなかった。
ちょっと彼をばかにしてた。

あたしが彼をわかってる半分も、彼はあたしをわかってないんだろうなって思ってたけど、仕草や癖は、わかってくれてた。

「俺がなんか言ったらすぐ顔隠して後ろに引く」
「脇腹や耳が弱い」
「俺に尽くしてくれる」
「俺に合わせてくれる」

って。

「そういうとこが好きだったんでしょ?」って笑いながら聞いたら、「うん」って頷いた。

3時間、車の中で話して、別れなかった。

でももう、なかったことにも、うやむやにも、しない。

誤魔化されない。

もう繰り返さない。

時間かけてでも改善していく。

そう、決めた。

彼のことが好きだから。



実は、もらったティファニーは、あたしがほしいものじゃなかった。

サイズ大きいのがほしかったんだけど、小さいの買っちゃったみたい。
チェーンも違った。

今日はかなりそれでへこんでたんだけど、1日落ち込んだらなんとか吹っ切れた。

小さいのは目立たないけど、つけやすいし、邪魔にならないし、ずっとつけれるしって前向きに考えてみることにした。

ありがとうダーリン。

大事にするね。
毎日つけるね。

「好きとかより、愛してるとかこっ恥ずかしいこと言うより、なんか、愛しいって意味、わかる?」って、言ってくれたことが、いちばん嬉しかったよ。

笑っちゃったけど、すごく嬉しかった。

あたしもずっと同じ気持ちだったから。

この先、こんな感じであたしたちは、ちょっとずつお互い成長しながら、一緒にいるんだね。

きっとあたしがポイってしちゃうまで、こうやって彼は成長していくんだ。

彼が怒るときは、あたしが別れたいって言ったときか、あたしが、ニュークラとか浮気とか、怪しい言動をしたとき。

彼が怒るのは、あたしのことが好きだから。

あたしを全身で愛してくれる。

あたしのことを好きでいてくれる。

それが嬉しい。
心地よくて愛しい。

今はそれでいいの。

彼のことが好きだから。


だから、もう、繰り返したりしない。


キラキラ。→→→2006年03月07日(火)
今日は弟の高校受験だった。

本命の公立高校。

帰ってきた弟と一緒にテレビでの解答やってた。
うち実はすっごく姉弟仲がいいのですよ。

99%くらいの確立で受かってそう。

よかったね弟。
お姉ちゃんは嬉しいよ。

今までずっと自分が受験する側の人間だったりしたから、身内の心境を初めて体感した気がした。

心配とか、受からせてあげたいっていう、祈るような気持ち。

両親はこんな気持ちだったんだな。
自分のことのように嬉しい。

よかったね弟。

あんたに私立の学校行かれたらさすがにうちの財政状況もあんまり好ましくなかったから安心したよ(笑)

弟はこれから高校生なんだなぁ。

夢のような青春時代が待ってるんだな。

部活や学祭や勉強や、色んな学校での出来事が待ってるんだ。
高校でしか経験できない色んなことが待ってる。

羨ましいな。

あたしはもうどれだけ勉強しようが、どれだけ努力しようが、逆立ちしたって、高校生にはなれないから。

あたしがいちばん勉強を頑張ったのは、大学の受験勉強をしていた4ヶ月の間だと思う。

確かに中学の頃は成績は結構よかったしちゃんと塾通って毎日勉強してたけど、当たり前に宿題をこなしてただけのようなもので、頑張ってたっていう感じでもなかったな。
まぁ今とは比べようもないくらいには頑張ってたんだろうけど。

頑張った弟は偉かったと思うし、羨ましいと思う。

あたしも頑張りたいな。

頑張ることはまだたくさんあるから、頑張りたい。

勉強でも就活でも仕事でも恋愛でも頑張りたい。
無気力になりたくない。

頑張ってる弟は、これから先の希望にキラキラしてる弟は、生き生きとしてた。

あの、思春期特有の、青春時代特有の、生き生きしたキラキラが、欲しい。

ああやってキラキラできるかどうかは、これからのあたしの頑張り次第なんだ。

あたしもキラキラしたい。

どの世界でもいい。

自分の甲斐が実感できる世界で、生き生きと生きて、キラキラしたい。

キラキラが欲しいと思った。

だから頑張ろう。



彼氏キャラ。→→→2006年03月06日(月)
彼とまたケンカ。

最近帰り際はいつもケンカっていうか、険悪になる。
彼は超低血圧だし、眠いとやたら機嫌が悪くなるから。

夜中に帰るあたしを送ってくれようとするのは嬉しいんだけど、それが元でケンカしてたんじゃ意味がない。

「こんな生活続けてたら体おかしくなる」

「言いたくないけど来るなら泊まってほしい」

「嫌だけど、会うの制限するべ?」

って。

そりゃ、あたしだってわかってるよ。

学校始まったら絶対こんな生活無理だし、今だって、朝方帰って昼過ぎまで寝て、夕方また彼の家行って、彼が帰ってくる11時頃まで暇な時間なんとか潰す自我のない生活は、もう限界だよ。
体だけじゃなくて頭までおかしくなりそうだよ。

あたしだって泊まりたいけど、実家暮らしの学生がそんなポンポン泊まれないんだって。
朝方帰ってるのだってバイトって嘘ついてやっと出来てるんだし。

会うの制限するのがいちばんいいこともずっとわかってたよ。
でももうちょっともうちょっとって無理して頑張ってたんだよ。

別れる別れない以前に、本当に会う回数減らさなきゃ。

こんな毎日会ってたんじゃタクシー代もバカみたいにかかるし、体は疲れるし、気持ちも滅入る。

学校と就活が始まって、もし就職したときまだこんな生活続けてたら、あたしのこれからはぐちゃぐちゃだ。

彼はいてくれるけど、彼のことは好きだけど、それだけじゃどうしようもないことの方が多い。

ちょっと会うの減らそう。
ケンカしたいわけじゃないんだし。

今日は足の病院に行ってきた。

なんか腫瘍みたいなのがずっと前からできてて、ここ2週間くらいそれが腫れてて痛くてブーツも履けなくなってたんだけど、今日外来で軽い手術してきた。

これでラクになればいいな。

足の指なくなっちゃったらどうしようかと思った。
それこそ、彼にすがるしかなくなっちゃう。

足が痛くてあんまり歩けなかったあたしに、彼は彼なりに気遣ってくれた。

「あたし昔から足の怪我やたら多いし、足の指なくなっちゃうかも」ってカマかけたら本気にして、逆に、「そんなんで別れるとか言わないでよ!?」って言われた。

「俺が足になるし、車椅子でもなんでも押すよ」って。

正直で純粋な人だから、気持ちだけは本気なんだろうな。
現実に突き当たると達成できないへたれだけど。

気持ちだけでも嬉しかった。

こんなだから別れられない。

困ったなぁ。

結婚するわけではない彼氏だけの男のことを彼氏キャラって言うんだって彼に言われて、「俺って彼氏キャラ?」って聞かれたんだけど、ほんと悲しいほど彼氏キャラだよなぁ。

あたしだってずっと一緒にいたいよ。

いたいけど、今のままじゃいられないんだよ。

もっとしっかりしてくれれば、盲目になって、旦那キャラになれちゃったりするかもしれないのに。

お互いを第一に考えて、よそ者はなるべく入れない、束縛して、干渉してる、今の狭い世界ですら成り立ってないあたしたちには、やっぱり無理だろうな。

束縛や干渉も程度が肝心なんだな。

恋愛って難しい。



リターントゥティファニー。→→→2006年03月04日(土)
彼と付き合って1年以上経つけど、去年のホワイトデーも誕生日もクリスマスも大してなにも買ってもらってないっていうことで、今回のホワイトデーに誕生日プレゼントを貰うことに一応なってる。

エルメスかティファニーのネックレスねだってるところなんだけど。

エルメスは欲しかった色じゃないし本物かわかんないけど一応客にもらったし、ティファニーのリターントゥティファニーのハートもらえたらうれしいなって。

やっぱりここまでなにもプレゼントもらえないのは淋しいしね。
もらえたら毎日つけるんだ。

そんな感じで久しぶりにネットしながらティファニーのHP見てたんだけど、なぜかサマンサのHPも見たくなって見てたら、新卒募集してて、こういうとこの広報とか企画部入れたら楽しいだろうなぁなんて考えてた。

あたし地味に広報とか企画の仕事したいの。
短大じゃ無理なんだけどね。

だからとりあえず丘珠のスッチーか、そういう系の仕事目指すんだ。

あんまり頑張りすぎたら辛くなりそうだし、どこに就職しても楽しめるかは自分の気持ち次第だしね。

結婚願望も薄れてきたし、彼もいるし、いざとなればホステスにだってなれるんだから、怖くない。

やりたくもない仕事して、ダラダラズルズル、生活にメリハリもないままただ毎日をこなしていくことの方がよっぽど怖い。

一応最低限の学歴は確保する予定なんだし。
頑張らなきゃ。

もうすぐ仮免だし、もしかしたら近々ちょっと足の手術するかもしれないし、しばらく思うように外出できなくなっちゃうかもしれないから、今のうちに気持ち落ち着かせなきゃ。

しばらく分の買い物して、近々黒染めしてこよう。

とりあえず今日はいつも通り彼の家行って、彼が帰ってくるまでクレヨンしんちゃんの映画観るか、SPIと一般常識の問題解くかするんだ。





とりあえず近況。→→→2006年03月02日(木)
日記書いてない書いてないとは思ってたけど、1ヶ月も経っちゃっててびっくり。

お久しぶりな日記。
冬休みと春休みの長期のお休みで暇なんだか暇じゃないんだかって感じでゴロゴロバタバタしてました。

最近は手帳にすら何も書いてなくて。
2月半ばから自学に行き始めたくらいで、他はやることなくて死ぬほど暇だったんだけどね。

暇暇だけどとりあえず色々ありました。

いちばん大きかったことは、夜の仕事を辞めたこと。

辞めたっていうかとんだつもりってだけだからちゃんとは辞めてないんだけどね。
でも自分的には2月いっぱいで辞めて、あとは給料取りに行ってケータイ変えれば完全に終わり。

理由は、彼にバレたから。

彼の家にケータイ忘れて、引き返したときにはもうスカウトとのメールを見られちゃっててっていうね。

アホみたいな理由でしょ。
でも1年やってた本人は、まさかバレるとは思ってなかった。

彼をバカにしすぎてたバチが当たったんだかなんなんだか。

とりあえずひたすらキレられて、ちょっと泣かれて、傷つけて。

それでこのまま一通りキレられたら別れるんだろうなぁなんて冷静に思ってて、ていうかいいわけできるわけもなくて、ただ謝って彼の話を聞いてたんだけどね。

別れなかったの。

彼が、「こんなことで別れてられない」って。

「いなくなられるのは無理だ」って。
「だから辞めてほしい」って。

それで、先月いっぱいで辞めましたっていう話ですよ。

それでも、彼と付き合った次の月から今まで1年やってたっていうのも、キャバやってたっていうのも、スカウトとちょっとだけバカみたいなことしたっていうのも、隠したままだけどね。

言えるわけない。

彼がキレてる間ずっと、そんな泣けるわけでもなくて、ただ、あぁ、彼がかわいそうだなぁって、他人事みたいに思ってるだけだった。

本当に傷ついてるのが見てわかったし、混乱と、怒りと、悲しみがぐちゃぐちゃになって、彼は苦しそうだった。

普通彼女が内緒でニュークラで働いてましたなんてわかったら別れない?

ていうか、あたしもバレたら別れるのわかっててやってたんだよ。
なのにこんなんであたしいいのかな。

ちゃんと辞めれたつもりだけど、でもお金云々を除いても、あたしはあの、華やかで煌びやかな世界から、完全に足を洗うことなんてできるのかな。

ああやって着飾ることのない生活に満足できるのかな。

ずっとやってみたかったホステス。
簡単にお金稼げて、着飾れて。
しかもあたしがニュークラ嬢になる前から知ってた、ススキノでいちばん有名だと思ってた大きい店に入れて。

これがなくなったらあたしはただの女子大生だ。
しかも言えるような大した特技も経験も資格も学歴もない、ただの学生。

テスト前だけなんとなく勉強したりして、学校には一応通って、就活もなんとなくして、あとは彼の家にバカみたいに通うだけの、だらけた、なんのメリハリも感じられない生活が待ってる。

あんな仕事でも子供の頃からやりたかった仕事で、唯一、あたしが密かに他の子と違う面で頑張れるものだったんだけどな。

また一体行っちゃいそうで怖い、って考えてる時点で終わってる。

やっぱりあんな世界に中途半端に入っちゃったからいけなかった。

中途半端だから余計、簡単な気持ちで、ストレス発散くらいの感覚でやるのも、真剣に頑張るのもできた。

ラクだったし、仕事との距離が、居心地がよかった。

だけどこれ以上彼を裏切りたくない。

傷つけたくない。

その後もちょこちょこモメはしたけど、すぐに何もなかったみたいになった。
ていうよりむしろ多少ネタになった感じ。

こんなに必要とされてていいのかな。
依存されてるのかな。
愛されてるのかな。
あたしはどうだろう。

でも、とりあえず、あたしがそうさせたことに間違いはない。

彼といて楽しいことも、幸せだと思うことも、一緒にいたいと思うことも、嫌気がさすことも、結婚は別だと思うことにも、間違いはない。

こんなにラブラブいちゃいちゃしてて、窮地だと思ってたことを案外あっさりと乗り越えちゃってて、ほんとにいつか別れられるのかな。

はぁ。

バイト探さなきゃぁ…。





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