一色達夫の日記

2012年12月18日(火) 官房機密費 民主党の場合どうなんだろう

一票の格差についての違憲判決。過半数の支持も無い政党が何でもできる選挙結果。大量の死に票。ヘンな選挙制度の結果でもって、政権が交代するそうだ。こんなヘンな状況がまかり通るこの不思議の国。その構成員の一人として、注目しているのが官房機密費の扱いについて、現政権がどんな処理をするのかということ。

2009年9月1日前自民党政権が倒れたとき、そのときの河村建夫官房長官は2億5000万円もの大金を引き出し、その使途は不明のまま。

民主党政権が誕生して直ぐのうちは、チョットの間だけこの問題についてマスコミに取り上げられることはあったが、ポッポちゃんの普天間基地発言と小沢問題のマスゴミスクラムの中でいつのまにか見かけることもなく、現状この官房機密費がどうなっているのか皆目わからない。

が、民主党政権3年3ヶ月の終幕をむかえるとき、この国民の税金科目がどうなっているのか、注目してみるのも興味深い。と、もうカビの生えたような話題を思い出しながら、今日も百姓仕事に精出す。



2012年12月11日(火) 各政党の農業政策に大差 なし

農業関係の専門誌に、各政党の農業政策について特集している記事が掲載されている。
国の農業政策がどんなに変化するものなのか、自分の生活や地域の環境保全諸々今後の方向性に大きな影響があることなので、注目して読み比べてみた。
が、各政党間に大きな違いはあまり見受けられない。

看板政策の名前は違っていても、やる基本のところは同じようなもの。
国民を飢えさせないことを大前提において、その担い手である農家を如何に維持育成していくのか。これまで、この永遠のテーマについて延々と積み重ねている。即効性のある政策など有ろうはずも無く、地道でも着実に進めていくばかり。

政党の政策羅列のなかで、バタバタと結成したお方々のなかに、数行しか提示していない項目があるが、内情が透けて見えるのは ワタシダケー



2012年12月10日(月) 「永遠の0」を読む

百田尚樹のデビュー作「永遠の0」を読んだ。
昨日、農作業が終わったのち、お風呂が沸くまでのあいだに書店に走り、文庫本を購入。夕食を済ませてコタツに入ってから深夜4時まで。そして今日は夕食後から12時までかかっての二日間での読破だ。

第二次世界大戦中の零戦操縦士の生き様を縦糸に、その孫の感情の変化や世相もろもろの要素を横糸にちりばめた、なかなか読み応えのある小説だ。

折りしも世は衆議院選挙の真っ盛り。読む気も見る気も湧かないマスゴミの氾濫物に、へきへきしているわが身の清浄剤となる読後感想。

そうそう小説の中に、ひとり新聞記者が出てくるが、この人物を批判する文章の内容に同感。


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