一色達夫の日記

2011年10月29日(土) 稲刈り終了お疲れ様

2011年の稲作。今日でようやく稲刈り終了。
最終残った松山三井の圃場三枚。植え付けがもっとも遅かった一枚の圃場は、雨でベッタリと倒れている。それを一方向から丹念に刈り取り作業。あと少しで終了というところへ、雨がパラパラと降りだした。

本日の天気予報であらかじめ予想はしていたが、昨年と同様の稲刈り終了間際の雨降りに、自然のめぐり合わせの妙技を感じるばかりだ。

4月最初の田植え作業から始まり、10月末の稲刈り作業まで一年が瞬く間に過ぎていく。例年通りのパターンの作業のなかでも、様々な出来事があり毎日が飽きない日常である。これで我が家の商いが成立するこの楽しい日常。
コンバインのこき胴の故障。ぬかるんだ圃場へのコンバインの埋まりこみ。草だらけの圃場の刈り取り作業の悪戦苦闘。終わってしまえばどれもこれもほんの些細なトラブルでしかない。

稲刈り最中に、しいたけが生えているのを見つけた。砂防工事の道路工事のため切り取られたクヌギに、今年の冬に菌を埋め込んだばかり。きのこが出るのは来年の秋だとばかり思っていたものが、思わぬ自然の恵みに夕食のおかずが一品増えた。 



2011年10月19日(水) 伊曾乃神社祭礼神輿のかき棒は川入り前に付け替える

伊曾乃神社祭礼。16日のお旅所の前。黒服のあちこちに白い糸の束を付けた衣装の「鬼頭」の方々が、色々な仕事をしている。

お旅所に到着した各地区の だんじり は、神輿に挨拶する。その時各地区の責任者は、あらかじめ配布された木札を担当の鬼頭に差出、代わりに、だんじりの前面に貼り付ける番号札(紙製)を受け取る。
その札を貼り付けるのに使うのだろう、「おとめのり」が準備されているのは分かるとして、「両面テープ」も準備されていた。

皆さんが祭りを楽しんでいる最中に、重要な仕事をしている鬼頭の皆さんご苦労様です。

神輿がお旅所を出たあと、祭礼行列のしんがりを務めるお供だんじりが出て行く。西条神社前あたりから町中に出る後ろ姿。これぞ絵になる「祭礼絵巻」。

一度帰宅して朝食をとったあと、一休みしてから、最終残っていた「ヒノヒカリ」の稲刈り作業。採り込んで乾燥機を動かしてから、再度お旅所に出かけた。

今度の目的は、「祭礼の最後、御共だんじりの行動はどんなんだろう」という興味によって。
16時20分、玉津小学校の前まで来てビックリ。最後のだんじりがまだいるではないか。
回り道してお旅所に着いてみると、20番のだんじりが加茂川の土手に上がるころだった。

程なくして神輿が御共だんじりを従えてお旅所に帰って来た。神輿と御共だんじりは、他のだんじりの行程よりも1倍半くらい長く巡幸すると、御共だんじりのかき手の方が教えてくれた。
「たいへんですね」と声を掛けると、「子どものときからこの行程ですから、もう慣れてます」とのこと。流石御共。気概が違う。

お旅所の中に鎮座する神輿。ここで、神輿の外側2本のかき棒を、川入りに備えて長いものと付け替える。
巡幸するときは、狭いところも通れるように短いかき棒で行くけれど、川入りのときは、かき手が大勢たかれるように付け替えるのだそうだ。



2011年10月17日(月) 伊曾乃神社祭礼神輿の鳳凰は稲穂を銜えて氏子廻り

16日の早朝、30数年ぶりに伊曾乃神社祭礼お旅所の見物に出かけた。
お目当ては、この祭礼の神輿の御供を務める 本町一丁目 御供だんじり の様子を見ることだった。

もう遠い記憶のかなたになっている お旅所見物 は、ごった返した暗闇の中の 提灯の薄明かりしかない。
あらためて一からの見物は、新たな発見の一絵巻物の世界のようだった。

お旅所に鎮座する神輿に、集まってきた各地区の だんじり が挨拶する。70数台のだんじりが挨拶を終えた最後に登場したのが 本町御共だんじり。このだんじりは、神輿の直ぐ隣に据え付けられた。
そして、この祭礼の華やかさをつかさどるような みこしだんじり 4台の練りが続き、ひと段落する間もなく、中野一番だんじりが祭礼運行のスタートを切る。

この一番だんじりに70数台のだんじりが続くあいだ、神輿とお供だんじりの様子をつぶさに観察する。
興味をそそり面白いと思ったのが、神輿の頭にとまるにわとり いや鳳凰。その口には稲穂の束が括りつけられている。
禰宜に「あの稲穂 本物ですか」と問うてみると、「そうです。神社近くの方が持ってきてくれています」とのことだった。
稲の品種は「コシヒカリ」ですかと聞いてみたが、やっぱ(笑いながら)「それはわかりませんね」とのことだった。

専業農家となって3年目。なんだか 感動 の祭礼絵巻。

もう一つの 感動 関心 さすが と思ったことは、だんじりが出発したあとに残る一升ビンとゴミの散乱状態の中で、神輿と御供だんじりが据えられていたあとは、ゴミが綺麗に片付けられていたことだった。

「これでこそ 御共 が勤まるのか」との感動は、神輿に付き従う古式豊かなだんじりの後ろ姿を、よりいっそう神々しいものとしていた。

そうよね、祭礼はあくまでも祭礼であって、単なるイベントとは訳が違うのよね。 



2011年10月15日(土) 新居浜山根グランド 太鼓台の競演

今年から地域の祭りからはフリーになったので、以前から見たいと思っていた新居浜山根グランドの太鼓台競演を見に出かけた。
なんかあって今年は2台少ない参加だったようだが、農作業の手を止めて見に出かけたのが無駄ではなかった。

本部席には中村県知事の姿が見える。

校区ごと数台ずつのかき比べのなかで、中萩地区の4台による 寄せがき 差し上げ 回転 は圧巻だった。見事に決まったその勇壮さよ。パチパチパチパチパチ。



2011年10月14日(金) ヒノヒカリ入庫 2等格付け ウーム

昨日、ヒノヒカリの入庫があった。格付け結果は2等だった。理由は腹白米により。

猪被害に追い立てられるように、9月末から順次刈り取り作業を実施してきたのだが、籾摺り作業の段階からその出来栄えが思わしくないと感じていた。
この品種の稲は、この地域で一番多く栽培されている。
「コシヒカリ」系に属する稲で、中手で多肥に耐え、食味もよく、栽培し易い。

だが、今年は、穂が出た矢先の9月初めに到来した12号台風の影響からか、未熟米が多くて収量が上がらない。
それに加えて近年は、米が白く濁る状況が多発して、等級格付けが下がる傾向にある。

そこで、遅植えが奨励されているのだが、今年のように夏場の気温があまり高くなく、秋の到来も早かったわりに腹白米が多発しているようだ。
今日の入庫の状況は、1等の格付けだったのは2軒のみで後は大半「白」による2等格付けだった。

米が白かったところで食味にはなんの関係もなく美味しいものを、見た目優先されるこの 理不尽 ・・・・・。

ああ百姓は嘆くばかり・・・・・。


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