台風２１号の通過から一夜明け、朝から地域を見回る。
部落内の私の所有する畑の裏山が崖崩れを起こし、畑が２枚ほど土砂で埋まっているのを遠目に見るのだが、どうせ手を付けられないと諦めて、部落内から渦井川下流を見て回った。
大生院の上流部で土砂崩れでもあったのか、多量の流木が部落内の河川の高水護岸にひっかかているのが見られる。
この流木が下島山橋の橋脚に引っかかり、それが堰となって、水が堤防を超して左右に位置する上組・下組の民家を襲っている。次には、川が曲がっている飯積神社あたりに水がぶつかり、堤防を越えて濁流となって流れ込んでいる。
付近の住民に聞いたら、こんな惨状は大正元年以来のことだそうだ。
今年は台風が多く、これまでに河床が上がっていたことも影響して、今回の記録的な集中豪雨によって被害がでたのだと想像できる。
顔をあわせた方々も、朝方は呆然自失というような状態だったが、それでも地域のリーダー的存在の方々と相談したり、消防所に設置された災害対策本部に問い合わせしたりして、序序に片づけ作業に取りかかりだした。
この周辺をくまなく見て回ったのち、昼過ぎ電話で依頼があった楢木へ。ここも小河川が土砂で埋まり、曲がりの部分で濁流がまっすぐに民家を直撃して惨憺たる状況だった。
次に、飯岡校区の山口地区から、大浜へ。ここでは身体の不自由なお年寄りが亡くなている。山口団地の中心部を濁流が直撃して、自動車が押し流され行方不明となっている方もいる。
この地区の上流部にある福祉施設は、施設内を濁流が流れ下り壊滅状態。入所者は公共施設に全員避難。
さらに上流部は道路が寸断されており徒歩で登っていく。普段見ていた河底５ｍもあったところが全て土砂で埋まり、１戸が跡形も無く押し流され、数戸が地盤をえぐられて宙ぶらりん状況。
それぞれの場所には、既に地元の土建業者が重機を入れ、土砂の取り除き作業をはじめている。
自治会単位で動員を掛け、ダンプや道具を持ち寄って片付け作業をはじめているところ。
会社の同僚と見受けられる方々が片づけ作業をしているところ。
飯積神社付近では、昼過ぎから被災した小学生の同級生が駆けつけ、片づけ作業を手伝っている。
市役所職員は手分けして市内各所の被害状況の聞き取り調査。
私たちの地域はまだまだ捨てたものじゃない。
台風２１号が昼から夕方にかけて四国を縦断して行った。
雨台風と言べき集中豪雨で、西条市にも多大は被害をもたらした模様。
昼間から、バケツをひっくり返したような雨に見舞われ、夕方近くには自宅隣の住居に床下浸水しかかり、大慌てで対処に当たった。
通行する人に聞いたら、大谷部落内の道路も数カ所水が溢れひどい状況となっているという。単車に乗って状況を見に行ったが、すねまで浸かる流水に単車はあえなくエンスト。歩いての行動となる。
自治会内の小河川に面し排水が集中するヶ所の計１０戸ほどが床下浸水。
さらに、神社前まで歩いて行ってみたのだが、こちらの方がさらにひどい被害状況である。
渦井川の上流部で土砂崩れでもあったのか、流木が流れ出て下島山橋の欄干に多数引っかかっている。流水は神社前付近の堤防を越えて、付近の住居に流れ込んだとい。流木が堤防を越えて住居のあちこちに引っかかっている。
神社付近の堤防を越えた流水で洗われた内側部分が陥没し、神社の標石が傾いているのを確認。
祭礼を２週間後に控え、こんなひどい被害状況ではどうなのだろうか。
西条市でも行方不明者が出ており、愛媛全体では死亡、行方不明者は１０名にものぼる模様。
神社前で活動していた消防団員の話では、西条市内でも、床下・床上浸水が多数出た模様。
こんな非常時の、消防団員、市役所職員、地元青年団の献身的活動は頼もしいかぎりで頭が下がる。
明日は早朝より、被害状況の確認のため、今日は早めの就眠。
| 2004年09月28日(火) |
教育基本法の早期改正を求める意見書顛末記Ｎｏ５ |
この件に関して取り組みだしてから、丁度 計ったように、９月２６日付けの愛媛新聞に、日本世論調査会（共同通信社とその加盟社のうちの計３８社で構成している世論調査の全国組織）が９月１１日・１２日に行った「教育基本法改正についての調査結果」が掲載された。
政府与党が行おうとしている「教育基本法の改正」の動きに対して、全国民の意識がどんな意見を持っているかを推し量るための基本調査のようだ。
その結果の分析として「教育基本法の改正」に賛成の者が、賛成２３％と、どちらかというと賛成３６％となっており、反対６，９％と、どちらかというと反対１６，４％を大きく上回っている結果となっている。
この記事は、政府与党の進める教育基本法改正を後押しする 意図 を持って報道したのかと、 最初は 感じてしまった。が、記事をよくよく読み解いていくと、その正反対であることが理解できる。
日本世論調査会加盟各社がどんな報道をしたのかは定かでないが、少なくとも愛媛新聞の報道はそう受け取れる。
世論調査による、改正に賛成する最も大きな理由は
「現在の教育問題に対応できていない」
改正に反対する最も大きな理由は
「改正しても（教育問題に）対応できるとは限らない」
となっており、西条市議会での議論となった賛成討論・反対討論の趣旨と鮮やかに一致している。
アンケートに答えた国民の「教育基本法改正」にかける想いを分析して、
「現在の教育を取り巻く問題に対応できていない」とし、「学校が良くなるのであれば」と改正に期待を寄せている。
ことが分かるとしている。
ここまでの記事ならば、政府与党の政策推進への「お先棒担ぎ」でしかないが、
続けて、政府与党が基本法の改正でもって盛り込もうとしている内容では、「改正で、今起きている問題に対処できると考えるのは無理がある」との意見が、政府与党の検討会内部にも異論が出ていることを伝え、
国民の純粋な教育改革にかける想いに、政府案が必ずしも答えられてはいないことを示している。
さらに「愛国心」記述支持６６％と世論調査結果を示しているが、この結果に対する懸念として、早稲田大学西原博史教授のコメントが
「問題の深刻さが十分に伝わっていない数字で、ショックを受けている。愛国心法制化は単なるイメージの問題ではない。既に今の段階で、愛国心を持つ意欲は通知票で点数化され、自衛隊イラク派遣を支持することが愛国的と教えるよう教師に圧力をかけられるところが出ている。この延長線上で愛国心教育が要求されれば、子どもの心の隅々まで政府の意向を受け入れさせる教育体制が実現しかねない。教育の現状の問題解決には、基本法に大なたを振るってみても意味は乏しく、小さな改革を重ねる地道な議論以外に道がないと認識するべきだ。」
と示されている。
政府与党が進めようとする「教育基本法の改正」。その中身が既にバレバレであることが分かる。
この問題、改革だ改革だと唱えながら中身の無かった年金法の改正と同じで、国民が改正のその中身を知るにいたれば大問題となる要素が有りますね。
愛媛新聞の記事は、その事を指摘していると私は解釈しましたが。
| 2004年09月27日(月) |
教育基本法の早期改正を求める意見書顛末記Ｎｏ４ |
国政における教育改革についての姿勢を検証すると
自民党＝中央集権の温存と強化
民主党＝教育機構への地域の独自性の導入
ちょっと乱暴かもしれないが、大きくはこんなところだろうか。
昨年の衆議院議員選挙のおり国民に提示され行程表（マニフェスト）をみると
自民党
�ゞ軌藉靄榾，硫�正
�⊃祐嵶聾�上のための教育改革の推進
��青少年健全育成基本法の早期成立
�な顕宗Ψ歃僉Ε好檗璽弔鮴犬�した豊かな国づくり
民主党
�＾貎佑劼箸蠅北椶�行く届き、親の不安が解消される教育の実現
�⇒鎚欅豸飢修筍裡丕六抉腓琶欅蕕鮟室造掘�学童保育も２万ヶ所に増やす
�Ｌ詰�子奨学金の貸与額を５０％引き上げる
�だ�人年齢を１８歳に引き上げ、選挙権も１８歳以上とする
とある。
自民党の� 峩軌藉靄榾，硫�正」の項には
「教育基本法を改正し、教師と子ども、親が信頼で結ばれ、公徳心と公共の精神、国を誇りに思う心が自然と身につくような教育の実現を目指す。家庭・地域の教育力回復に取り組む。
教育振興計画を策定し、わが国の目指すべき教育の具体的方向づけを図る。その中で、教員免許制度の更新を検討する。
とあるが、この文章の要旨は中央教育審議会での答申を踏襲しているようだ。
このように、教育について具体的な方法・方策を提示して議論することは政治の仕事だから歓迎するべきことであり、その議論のなかに自分の想いに波長があうものがあれば、それを支持すれば良い。
私の考えとしては
自民党の進めようとしている教育改革は、中央集権を温存し隙あらば強化しようとの意図が見え見えで、全面支持するワケにはいかない。
それに、家長制度の下での礼儀正しい国に従順な国民が育った昔は良かった式の戦前回帰思考に危ういものを感じる。
成熟社会の負の部分から出てくる社会荒廃を、教育現場ですべて 何とかしろ と振っていこうとするような政策提示に、懲りない方々だと白けます。
そのような部分を除けば、自民党と民主党の政策には共通しているところもあり、これから実現して行く政策も出てくると思う。
民主党のいう教育の地域分権という考え方は、地域の特性に合わせた独自の教育が展開される可能性を感じる。が、憲法の元で保証された義務教育の部分をどう担保し、財政の保証をどうするのかという全体像が、今日のところはまだ把握できない。
| 2004年09月26日(日) |
教育基本法の早期改正を求める意見書顛末記Ｎｏ３ |
今回の意見書が西条市議会に異例なかたちで出されるとの情報に接したとき、一色達夫はどんな行動を取ったか。
すでに記したから、粗方は明白となったが、ちょっと内幕を語るのも良いかな。
最初に（案）を読んだだけでは、いくら一色達夫だといっても、どんなに評価してよいか分からない。そこで付け焼き刃的な勉強となる。
ここでもネットは私の強力な協力者となる。（案）の最終評価の決め手は、議会の良識派と評価されている人々の意見や、現在までの社会的評価がどうであるかが参考となる。
そして自分の意見が定まったら、提案者と私の意見との違いは何処にあるかを整理する。この整理の過程で 攻め手 が出来上がるということ。
議会内で、意見の違いを明白とする手段は質疑。議案討論は賛成と反対の意見の開陳。
準備した質疑は８項目。それと隠し球が１項目。
本会議に（案）が提案され、議案質疑は有りませんかとの議長の宣告で挙手となり、指名されたら登壇して提案者に対して８項目の質疑。
答弁を聞いて疑問が払拭されれば、再び登壇することは無い。が、答弁者が「十分に検討した結果の総意として提出した」というから、登壇して隠し球の披露となる。
意見書（案）には「本年３月」とあるが、中央教育審議会の答申は「平成１５年の３月です」。案文には瑕疵がありますが、これで十分検討したとお考えですか。
こんなやり方を使うのは、人の単純ミスをあげつらうだけの最低な手段だと自分では泣きたい心境だが、案文を精査出来ていない事を明確にするには最も有効だからあえて使わせてもらった。
本会議はしばらく中断したのち再開。 正誤表 が議場配布となり質疑の続きとなる。
私は３度目の登壇で「議案の提案説明では 現在まで教育基本法は一度も改正されておらず、その間の社会情勢の変化に伴って多くの問題点を抱えているのは 明白 である」と述べられたが、意見書（案）を読んでも 基本法の何処に問題点があると明白なのかが分からない。その因果関係をお聞きしたい。と質疑。
明解な答弁は得られなかったので、意見書（案）に対して反対討論を実施。
| 2004年09月25日(土) |
教育基本法の早期改正を求める意見書顛末記Ｎｏ２ |
平成１６年９月議会最終日９月２２日に、議員提出議案第７号として議員提案された「教育基本法の早期改正を求める意見書」については 「異常であった」 と言いたいところだが、何が異常で何が正常かというと、見解が別れるところだろうから、今回は異常という表現ではなく、「異例だった」と提示するのがまあ妥当なせんだろうか。
何をもって異例かというと
議会からの意見書の提出の経過パターンといえば、
・個人や団体から紹介議員を介して請願が出され、それが委員会付託され委員会採択、本会議採択を経て、委員会委員長が議員提出議案の提出者となり、委員会所属議員の内で請願に賛成の者が賛成者として名を連ね、本会議に議員提出議案として出され可否を問う。
・各議会に対して政治団体等からの意見書提出の要請によって、所管委員会委員長が提出者となり、委員会所属議員が賛成者に名を連ねて、議員提出議案となり、本会議で可否を問う。
・議会構成員の十二分の一の賛同者によって、議会に対して議員提出議案が出され、本会議で可否を問う。（扱いをどのようにするか議会運営委員会で図り、委員会付託を経るか経ないかを判断する）
等であった。
だが今回の意見書は、
・提出者が２名に賛成者が１６名、計１８名という保守系会派全員の名を連ねてのものであった。
・扱いが全員協議会にも諮られず、イキナリ議場で議案が配布されるという提出状況であった。
・この議員提出議案第７号に先立って、議員提出議案第６号「地方分権推進のための国庫負担金改革案の実現を求める意見書」が、提出に先立て事前に全員協議会で報告されたところからも、イキナリの本会議提出は異例。
（質疑への答弁で提出者が 「自発的に全員協議会の協議を経ずに提出する」 とわざわざ断るところも異例）
「教育基本法の早期改正を求める意見書」の文面には、「わが国の教育にとって何が必要かの観点に立って徹底討論を行い」と提示されているのに、事前に全員協議会に図ることもなく、議会最終日にイキナリの提出とは、「求める事とやることがまるで違う」といえますねえ。
こんなところが異例という根拠なのですが。
愛媛県内各地の議会では、教育基本法改正を求める意見書の提出について、報道を見ている限りでは西条市議会に続くところは見あたらない様子。
８時から１０時まで灌漑用ため池堤防の除草作業の出役。参加者が私も含めて５名なので、一人抜けた時の後の人への負担を考えたら抜けられない。
１２時半から四国中央市で開催された「東予５市市議会議員親睦ソフトボール大会」に参加。優勝を狙って緊迫した試合が続き、補欠の私の出番は一イニングのみ。
行きは国道を使って１時間かかったが、帰りは高速で３０分で帰宅。
稲刈り準備の農作業。夜は明日の会議のための資料整理。
| 2004年09月24日(金) |
教育基本法の早期改正を求める意見書顛末記Ｎｏ１ |
「教育基本法の早期改正を求める意見書」を国に対して提出しようとする動きは、愛媛県内の各市町村議会９月議会全てで予定されているのかと、９月１８日の日記に書いたが、この推論は はずれ だった。
意見書の文面が、入手できるかぎりでは何処も寸分違わない同じものであるところから、何処かから各議会に対して一斉の働き掛けがあったとするのが妥当だろう。しかし、実際に議員提案されたのが市議会単位では今のところ西条市議会だけである。
そんな突出ぶりが多いに気になるところである。
様々な情報を総合してみると、この意見書提出の依頼元は「日本会議」という組織だろうというのが大方の見方のようだ。
「日本会議」の愛媛県における動きとしては、元愛媛県知事が中枢部に位置しているとかで、活動趣旨を提示した呼びかけに対してお付き合い的に入会していた方々が多かったという。それが、この組織の方向が保守政党でも受け入れがたいような右の方に片寄った動きが見えてきたため、潮が引くように組織脱会者がでたという。
ネットで検索してみたのだが、そこのところの真贋までは分からなかったが、この情報の出所は 社会的地位のある確かなところだったことから、あえて日記に記入した。
そのようなこれまでの経過を理解していた市町村単位では、意見書提出を控えたのかも知れない。（あくまでも推論だが、この文章では誰も傷つけないから書く。うちには依頼がなかった等の反論があったらどうぞご提示を）
西条市議会の中の議案提出に名を連ねた方々が、この組織の信奉者なのか、それとも意見書の文面に賛同しての動きなのか。
・少数の者が信奉者で、その呼びかけに仲間意識でもって団結した。
・組織内の実力者に依頼が来て、それに応じた者の組織内の取りまとめによって提出された。さて、真相は闇の中。
いずれにしても、自分達が会派を組んで実現しようとする政策に対する信念の元でやる行動ならば、それはそれでその行動は理解できるのだが、今回の動き、今となっては付和雷同過ぎたようだ。
| 2004年09月23日(木) |
平成１６年 ９月議会を終えて Ｎｏ１ |
昨日、西條市議会６３年の歴史に幕が下ろされた。
この１１月１日には、東予市・丹原町・小松町と西條市が対等合併し、新西条市となる。
そんな節目の議会を、議員でいられる事に感謝しつつ静かに迎えようと思っていた。そんな私の目論見は、「教育基本法の早期改正を求める意見書」の議員提案の動きによって崩れてしまった。最終議会への駆け込み的提案に違和感を覚え、他議会に提出された文面を検証してみると、私の懸念はむくむくと膨張の一途をたどった。
かといって、何処をどう分解していけば、懸念の部分を明解に解説できるのかが分からず、ネット検索を繰り返し、日頃愛読している参議院議員のＨＰ掲示板に投稿して教えを請うた。
この４日間教育基本法の改正についての勉強に費やしたおかげで、西條市議会の終盤の数日の予定は大幅に変更となった。この数日間を祭礼の準備に当てようと思っていたのに手付かず状況。
昨日の議会は、この意見書を巡って 活発な質疑と討論が展開された。
終わった昨日はミョウな高揚感に頭が支配され、夜の会での行動が抜群の切れ味を示していたようだ。数人からそんな指摘を受け、落ち着きはらっている自分が自分で不思議だった。
一日経って、他の議会の様相も明らかとなってきたところから、比べて西條市議会
を形成している現状が鮮やかに分析できたように感じる。
今議会の顛末を書き記すことによって、今後のこの地域での政治状況を紐解くカギがあるように思う。
合併に向かう現状の中、最終議会での経験は、私にとって大きな財産となるような気がする。
西條市議会議員となって九年と五ヶ月。振り返れば早かった。
議員としての仕事は地域にとって、今後益々重要な役どころとなるだろう。
自分が納得いく仕事ができるまで、しばらくは酒を口にしないで、一日一日を精一杯務めたいと思う。
| 2004年09月22日(水) |
教育基本法の早期改正を求め意見書の提出について |
朝４時過ぎまでかかて用意した「教育基本法の早期改正を求める意見書」（案）にたいする、質疑９項目と反対討論 の全文。
�‐赦贈横嫁�に制定された教育基本法のもとで戦後教育は今日まで行われてきたのだが、「教育基本法の早期改正を求める意見書」の提案者は、これまでの教育をどの様に評価しているのか。
��中央教育審議会の答申の内容を「教育基本法の早期改正を求める意見書」の提案者は、どの様な内容であると把握しているのか。その内容を説明いただきたい。
��この中央教育審議会の答申に対して、様々な意見が寄せられていると思うが「教育基本法の早期改正を求める意見書」の提案者は、どの様な懸念が表明されているのかをどう把握しているのか説明いただきたい。
�ぁ嶌�の時代にふさわしい教育基本法と教育振興計画の在り方について」とあるが、今の時代にふさわしい という具体的事例を説明いただきたい。
�ァ峩軌藉靄榾，料甦�改正を求める意見書」（案）には、「青少年の凶悪犯罪に示される規範意識や道徳心の希薄化、学級崩壊やいじめ、不登校の問題、家庭や地域社会での教育力の低下、学力の低下など、今日、教育改革は喫緊の国民的課題となった」とあるが、かりにこれを認めたとしても教育基本法の条文のどこがどう関係して、現在の教育問題がでてきているのか、その因果関係が分からない。
�δ鶲得睫世任蓮◆峺什澆泙如峩軌藉靄榾 廚楼貪戮皺�正されておらず、その間の社会情勢の変化に伴って、多くの問題点を抱えているのは明白である」と述べられているが、教育基本法のどの条文があるから戦後教育のどこがどう悪くなったのか。それとも文部省の教育行政の失敗のために生まれたのか、それとも時代・世相・人の心の変化のために生まれたのか何も分からない。
そこのところを説明いただきたい。
�А屬錣�国の教育にとって何が必要かの観点に立って徹底議論を行い」と「教育基本法の早期改正を求める意見書」（案）には提示されているが、地域や議会においてこそ、地域の教育は如何にあるべきかを議論し、地域で行うべき事と、国に要望する事の検証を行ってから、具体的項目を上げて意見書として提出するのが筋道と思う。
この徹底議論ということを提案者はどのように実施して今回の意見書として案文をまとめられたのか、説明しただきたい。
�─峩軌藉靄榾，料甦�改正を求める意見書」（案）には、中央教育審議会の答申には触れているが、案文を読んだ限りでは、この中央教育審議会の答申に添っての教育基本法の改正をお願いしたいとは言っていないと解釈できる。
だったら、日本の教育の何処をどう変えて欲しいのかという提案者の具体的な意見は全く無いと言わざるをえない。これでは、後は全て国にお任せ、という意見書でしかない。
提案者の教育基本法改正にたいする主体性意見は何処にあるのか、説明いただきたい。
��意見書には「本年３月」とあるが、中央教育審議会の答申は平成１５年の３月である。意見書として提出することを前提として、案文の吟味もないままに、本義会に提出しただけのものでしかないのでは。
「反対討論」
「教育基本法の早期改正を求める意見書」について反対の立場からの討論をいたします。
最近、憲法や教育基本法を「今の時代にふさわしい」という一見もっともな意見で安易に改正しようとする動きがあるようです。
現行の憲法や教育基本法の弊害を、具体的・合理的に検証するまでもなく、中央教育審議会の答申に盛り込まれているような、スローガン的なナショナリズムを鼓舞するような「愛国心」や、法文に書くまでもない「家庭教育」などを新しく挿入しようとすることに、疑問を覚えます。
教育は第一義的には家庭であり、次には地域が親子を育てるものだといえます。最近の少子化や核家族化による近所付き合いの過疎などで、地域の伝統や文化が継承されにくくなっているのは、教育基本法のせいではなく、戦後日本の生活環境の変化がもたらしたものであるといえます。
昭和２２年に制定された教育基本法の理念は、現在でも十分に通じる優れたものであると私は考えます。
今回の改正の動きの一部には、戦後民主主義を否定する意図を感じます。
「教育基本法の早期改正を求める意見書」（案）にあるような、青少年の凶悪犯罪に示される規範意識や道徳心の希薄化、学級崩壊やいじめ、不登校の問題、家庭や地域社会での教育力の低下などを、ひとつひとつ検証することなく、一教育基本法のせいにするのは無責任であると考えます。
戦後の荒廃のなかから国民が力を合わせて立ち上がったその理由を検証してみれば、教育の機会均等が保証されていたが故に優れた人材を社会に送り出し、平等な権利が保障された民主主義社会を確固たるものとしてきたと評価できます。
しかし、行き過ぎた経済至上主義と、成熟しきった成人社会のゆがみの部分が社会全体の荒廃をもたらしているとすれば、そのような面の是正を重視した社会構造の改革を進るとともに、現行の教育基本法に示された理想を実現するための教育改革こそを目指すべきであると考えます。
今回の「教育基本法の早期改正を求める意見書」（案）は、そのような私の理想とする教育改革とは相容れないものであることを指摘し、反対討論の趣旨といたします。
| 2004年09月21日(火) |
教育基本法改正の動きについて |
以下は、参院選前の候補者アンケートへの江田五月の答です。
> (8) 教育基本法の改正は必要か
> × 必要ない
> 教育基本法の理念は、現代にも十分通じる優れたものである。改正の動きの一部には、戦後民主主義を否定する意図を感じる。学力低下や少年事件を教育基本法のせいにするのは、無責任。成人社会のゆがみを映し出している面を重視し、教育の抜本改革を目指すべき。
http://www.eda-jp.com/satsuki/2004/040623sanyo.html
自分の教育基本法についての不勉強を補うため、江田五月さんのＨＰ掲示板に投稿して教えを請うたら、即座に明解な答が帰ってきた。
この考え方が、今の私の考えにピッタリと当てはまった。
このところ数日間のもやもやが、なんだかスッキリとしたようだ。
薄曇りの一日と同じように、何だかシャッキとしない。身体も精神も。
付け焼き刃的に教育基本法改正の動きを検証してみて、これまでの事の顛末はいつものパターンだと理解できても、だからといっていざ代案を早急に作ろうと思っても何処から手を付けて良いのか分からない。
こんな時に普段の勉強不足が露呈してしまうものだと、何だか憂鬱となる。
気分を変えて見ようと、ある件の根回しに出かけたが、ここでも自分の下心とは違う理論に出くわして何だか萎える。ようやく次の取っかかりだけは付けて席を辞する。
起死回生を狙って思いついた事も、訪ねていった先が留守で余計に萎む。
帰りに加茂川橋の上を走行中川の状況を何気なく見ていたら、危うく追突しかかった。一色市議よそ見運転で追突事故。などという新聞見出しがでた日にゃあ眼も当てられない。
何なんだ今日は、と思いつつ仕事の仕掛けだけは作っていくのだが、さて思った反応が無いと、秋の憂鬱がなおも深まるなあ。
一色達夫ファイト。
| 2004年09月19日(日) |
中学校の運動会で思うこと有り |
下の娘の中学校の運動会。東予市と新居浜東部では雨が降って運動会が出来なかったというような話が伝わってきたが、その中間地点の西条市では時々薄日が射し汗ばむような天候のもと無事に開催された。
先日の「人権を考える地区懇談会」で、障害という言葉が話題となり、運動会でも障害走と言うんじゃないですかとの問いに、近頃では「難関突破」と名付けているのですと答えられた。
そのとおり、プログラムには表記されていた。
こんなになるともう言葉狩りの領域だ、と気になるが、その論議はまたの機会として、まずは運動会を楽しみましょう。
時代の進行と共に、運動会の雰囲気もちょっとづつ変化するようだと毎年思う。プログラムが生徒の思考に合わせるように、１６ビートのダンスが入り、部活対抗リレーもパフォーマンス部門と真剣勝負部門に別れている。
時代は変わろうとも、いつもながらの運動会のそんな雰囲気を味わいながら、何時になく気分が滅入っている私である。
その原因は、昨日の「教育基本法の早期改正を求める意見書」の件。
昨夜もネットで色々検索してみたけれど、この改正の動きどうも賛同出来かねる。
中央教育審議会の教育基本法の改正を求める答申には、「愛国心」という曖昧模糊な感情を育てる教育という得体の知れない条文を盛り込むことを求めているようだ。
夜になってネットワークで入手できた 意見書 を読んだら、現在の社会を取り巻く混沌状況は、その原因が全て 教育基本法 に起因しているように読みとれる。
こういう単純明快な理論の裏には、必ず偏狭な理論で武装した行け行けﾄﾞﾝﾄﾞﾝ組が存在するのが、通例だと歴史が語っていると理解するのが妥当な線だろう。
このような動きに対して民主党はどんな方針なのかと 投げかけて みたが、中央教育審議会の答申には全面賛成では無いように受け止められる。
ならば、今回の意見書（案）（案文を掲示板に掲載）には賛成とはならないと感じるが如何に。
さらにネット検索していくと「教育基本法早期改正議員連盟」なるものが存在するようで、其処には自民党の錚々たる面々に混じって、鳩山由起夫、西岡武夫という民主党保守派に属する（文章にそう書かれている）議員も名を連ねているとの文章があった。
一つのキーワードで検索を重ねていくと、国政に渦巻く政治状況までもが明るみになってくる。憂鬱な気分の中でも、ひとつの拾い物。
| 2004年09月18日(土) |
敬老の日が近い 教育基本法の改正 |
今年の敬老の日は２０日（月）となっている。昨年は１５日（月）だった。
祝日法によって、敬老の日が毎年変わるようになって、どうも調子が狂う。
９月であることは分かっていても、年によってこうも違うと他への影響は出ないのかと心配になる。
それはさておき、敬老に日に合わせて我が家の該当者が大もてである。
昨日は、校区の老人会からのお祝品と、社協からの「高齢者年金」が届けられた。今日は、校区の自治会からの敬老祝い品が届けられる。１２月で９７歳の父と８２歳になる母とでは、お祝品の袋の大きさが倍半分も違うことは、まあ妥当な線かな。
当の本人はというと、父は月例ショートスティーでお泊まりに行って留守。母は父の留守に合わせて、近くに住む姉と一緒に大阪へ曾孫の顔を見に行って留守。
数年前には体調を崩したり、腰にじょくそうを作ったりして母も心配が絶えなかったが、介護保険のお世話になりだしてからはそんなことも徐々に少なくなり、このところは体調も安定している。
この一年で介護度が４から５になったことが大きな変化とはいえるが、その分デーサービスやショートスティーの回数と日数が多くなり、母の手が空く時間も多くなってきたようだ。
願わくばあと最低でも３年は敬老の日を向かえて欲しいと思うのが、家族全員の願いである。
祭礼を間近に控えて、日中は庭木の選定作業。夕方、明日予定の中学校運動会のためのテント立ての手伝い。
県内の町議会では既に９月議会が閉会したところもある。そこで妙な動きがあったようだ。
保守系議員から「教育基本法の早期改正を求める意見書」が追加議案として議会最終日に提出され、賛成多数で可決されたという。
この動き、県内の全議会で予定されているようだ。
ネットワークから、そんな情報が飛び込んでくる。
多分、意見書の文面もどの議会にも一言一句変わらないものが提出されるのだろうが、一読した限りでは、今何故に教育基本法の改正なんだという確たる理由が分からない。
情報を集めておく必要有り。
自民党からの動きのようだが、県内の民主党はどんな見解なのだろうか。この日記読んだ方 請う一報
この意見書の文面に賛同するようなら、民主党の行き着く先もたかが知れていると断じられると思うが如何に。
何だか一日の大半を祭礼関係の要件に費やしたようだ。
１９時より開催予定の「神社太鼓台運営委員会」に提出する資料を半日かけて作成。
前回の会議の席上、次回の会議に使用のため運営委員長より準備を依頼されていた資料だが、やっぱり直前にならないとまとまらないという何時ものパターンをたどっている。
祭礼に運行する太鼓台の事前の計画と、実際の行動時間がどうであったかを対比させる資料。
これまでは、自分だけの検討資料としてメモ書きしていたのだが、改めて資料として過去３年分をまとめてみると、その年々の状況と課題が明らかとなって面白かった。
会議はケンケンガクガクおおいに盛り上がって、重要な時間的な取り決めがなされて有意義だった。（隣に座っていた方に、決まったことは結局今まで通りのことばかりだね。と言ったことは内緒だが。）
年代とともに祭礼運営に携わる方々も変わってくるから、その時々で色々議論することは良いことだろう。
席上、運営委員会での決議事項周知のために事務局を作ってはどうかとの提案があり、私が指名された。
望んだことではないが、別に断る理由も無いので引き受けたが、この仕事も一筋縄ではいかないだろうと想像するばかり。
今日予定にあった行動の内、半分ほどが変更や手つかずとなる。何だか自分の身体であっても自分で全てコントロール出来ない状況をどう考えればよいのやら。
私のような立場にある者は、ある意味公の仕事をやらせてもらえる事を喜ぶべきなのだろうが。
そんな一日にあって思うこと有り。
イラクには大量破壊兵器は存在していなかったと米国が認めた。
プロ野球は明日・明後日ストライキに入る。
この二つの出来事は何の関係も無いようだが、私には硬直化した保守奔流の当事者能力を無くしたところから出てくる出来事のように感じる。
９／１１の恐怖に怯え、難癖付けて他国に押し入った やくざ と同じに成り下がった 米国。その米国にのこのこくっついていって何も恥じない小泉自民党。
プロ野球報道については、威厳をもって溌剌と知的に交渉を進める古田に比べ、経営者側の面々の脂ぎった薄ら笑い顔の対比が面白い。
| 2004年09月16日(木) |
祭礼準備 デスクワーク |
朝６時から協同水源の水当番。
この当番も残すところあと１日となった。この夏は前半の猛暑で身体へのダメージが大きいものがあったが、このところは秋雨全線気味な天候に身体も大夫楽になってきた。
水当番をしながら、祭礼関係の資料作り。文章ファイルの中から手直しだけで出来上がるものと、明日の神社祭礼委員会に提出するまったく新しい資料まで、数点あるので今日だけでは仕上がらない。
文章作成のため、改めてメモを読み返していると、時間掲示の中に年毎の思い出が甦る。
昼１時より自治会内で葬儀有り。小学校の子供会でのお世話をしてもらった思い出のある いわば部落の名物人的存在だったお方だったが、急な旅立ちとなり惜しまれる。享年７８歳。
自治会創世記に自治会長を務められたり、最近では老人会・土地改良区・神社総代と幅広い活動をしていた所以で、多数のお見送りだった。
夕方近く、思い当たることがあり出かけて一仕事。
明日夕刻までに資料を仕上げたら、ちょっとは落ち着くかな。
| 2004年09月15日(水) |
決算審査特別委員会の傍聴 |
今年の「決算審査特別委員会」は、例年ならば９月議会が終了してから１０月にかけて開催されていたのを、合併が１１月に迫っているという理由で９月議会中に開催された。
日程は１３日の午後から現地視察。１４日と１５日が書面審査。
今日１５日の決算委員会を傍聴。
委員は１０名。それに議長と副議長が同席する。傍聴議員は６名。
審議は１０時から、歳出の８款土木費の途中から始まり、１４時２５分には全ての審査を終了した。
議員となって以来このかた、毎年の決算審査委員会を傍聴してきたが、今年は、まあなんとも内容に欠ける審議であったと感じている。
議員一人一人、りっぱな成績を収めて議席を得てきているのだから、私の知らないところでそれなりのリッパナ仕事をなさっていると推察させてはいただくのだが、こと今日の決算審査状況を拝聴させていただく限りでは、平成１５年度の行政運営に対してどんな考えでおられるのかは、ごく一部の委員を除いて理解できなかった。
如何に一色達夫が明晰な頭脳をもっていても、寡黙を通すお方の頭の中の思考を理解することは出来ません。
審議結果として一言の反対の討論も無く、全会一致での認定だから、それだけ平成１５年度の行政運営は文句の付けようのない立派なものだったのだろう。議会での決算審査委員会での内容がこうだから、「西条市行政は 素晴らしい。」と市民の皆さんは思ってくれることだろう。かな。
日本の地方自治はその地域における大統領と、その絶対権力者の行動をチェクする議会という２元代表制で成り立っていることは周知されている。
そんな制度によって運営される自治体だから、お互いが切磋琢磨しながら地域の発展を図っていく。
自治体運営の先兵である行政マンにとっては、首長への説明と議会への説明という二重のチェックは、時に煩わしさを伴うのではと気の毒になることもなきにしもあらずだ。
だが、西条市については、そんな煩わしさから解放されつつあると、巷の噂に聞こえて来るのも間近いと、何処かの誰かが言っていた。
今日の日記 回りくどくなった。
| 2004年09月14日(火) |
人権を考える地区別懇談会 |
玉津校区連合自治会（人権教育推進連絡協議会）・玉津地区公民館 主催
「人権を考える地区別懇談会」が、９月１３日〜１５日にかけて校区内１１ヶ所で開催される。
今日は、大谷地区集会所での開催が１９時半より予定されていたので出席する。
主催者によって準備された 会話事例が書かれた 問診票 により、その事例が どれくらいの人権侵害となるかを話し合う。
日常会話の中には、差別意識に根ざしたところから出てくる事例があることが、例題を上げて指摘されると なるほど と理解できることがある。
話すことが仕事の私のような立場の者にとって、常に気を配っておかないといけないこととして、改めて認識するばかり。
「言葉狩り」との批評を受けながらも、言い換えの流れの中で、既に死語となった言葉や言い回しが多くなった。その場の状況を言い表し強調する話し言葉の中には、差別意識を前提として形作られたものも含まれている。
そんな言葉の変遷の歴史を、考えさせられた集会ではあった。
人権推進の取り組みは、同和対策にその源を見る。
それが、時を重ね次第に発展変化してきて、現在の形式となっているようだが、ここ数年での進展には、次を予感させられるように感じる。
同和対策臨時措置法が失効となり、それなりの効果を発揮していた同和対策事業が一般行政事業と同化して以来、これまでの同事業が大きく変化していることは議論を待たないだろう。
| 2004年09月13日(月) |
９月中旬 デスクワーク様々 |
議会の予定として午前中に 新図書館建設調査特別委員会 と合併問題調査特別委員会。午後には決算審査特別委員会（現地視察）が入っていた。
議案書には、これといっためぼしい予算が上がっていなかったので、傍聴はパスして朝からデスクワークに精を出す。
仕事内容は、昨日の太鼓台運営委員会での準備確認事項の連絡等。
かき夫送迎用のバスの手配。名簿用紙の形式の確認。花の御礼はがきの印刷手配。別件もあって神社への電話連絡。自治会内配布文章の下書き。
他、祭礼以外で、今手を付けている仕事の確認のための連絡。午後には人に会いに出かけるも、仕事の難しさを再確認しただけで帰宅。
９月中旬のこの時期に、決まって処理している仕事なのだが、年々、時の流れによってまた違ったところが出てくる。
夕刻、祭礼関係の会議での資料準備の依頼有り。掲示板にも祭礼関係の書き込み有り。やりだすと何だか重なる。
やる仕事があることが幸せの一番なのだが、心に不安やわだかまりの無い状態で、喜喜として取り組みたいのだが。
自治会内で不幸事有り。明日は友引だから、葬儀は１５日だろうか。
祭り好きのお宅だったのだが。
| 2004年09月12日(日) |
後ろ指指され組 御三家 |
徒然なるがままにネット検索なるを致せしそうらへば、いと面白きもののたとえが書き込んであるような。
近頃巷を騒げせり男共の中に、世間の知識人をして、後ろ指指され御三家として名が上がりしもののおれり。
そのたとえしは 小泉純一郎太政大臣 青木幹雄左大臣卿 渡辺恒雄元大男軍団の主 とのたまえり。
何をしてそのようなそしりをウケしかは、うつろいやすし巷雀のくちさがない嘲笑にその出所をみれりか、それとも、名の上がりし者どもの身から出た錆といえりしか。
さてさて、世には暇人噂人論人説人談人冷人酷人の類のおおかりし。
昼間は農作業。
夕方近くには雨となり、仕方なくデスクワーク。
夜は太鼓台運営委員会。
秋に向かって仕事が混んできました。
| 2004年09月11日(土) |
水源の森ボラ 新居浜水害 又野山荘 |
石鎚水源の森づくりボランティアに登録してから、最初に一度だけ参加できただけで、あとは様々な日程が重なって参加できていなかった。
今日はようやく２回目のボランティア参加で、四国中央市寒川まで出かけた。
寒川小学校に９時半集合で、挨拶のあと作業現場まで歩いて移動し、背丈ほどに伸びた下草刈り作業を１２時まで実施。
用意してくれていた作業道具は杖の長いカマ。
農業はやっているといっても、草刈りはエンジン草刈り機でやるので、こんなカマなんか使ったことがない。折からの日差しに照りつけられ、オオ汗かきの悪戦苦闘が続いた。
身体に溜まった澱が綺麗さっぱり全て出尽くすような汗。
用意してくれた昼食をいただいて解散。
次の下草刈り作業の時は、自前で草刈り機を持っていこうと思うほどにキツイ作業だった。
松山での 県主催森林環境税シンポ の時、「参議院選挙の立候補者へ森林整備についてのアンケートをしましたが・・・・」との発言をされた森さん（石鎚水源の森クラブ代表）に、その時の状況を聞いてみた。
だいたいの経過は理解できた。
「国政を目指す者ならば、スタッフの資質も含めて完璧を求められるのが 当たり前 と思う。」というのが私の結論。
寒川には初めて来たのだが、高速道路やＪＲの車窓からでも見える作業現場が、これからはこの地の目印として見えることだろう。ところ変わればしな変わるで、公共施設の作りにも目が行った。
帰りには、新居浜市の台風による土石流被害の現場を見て回る。
こんな低い山が土砂崩れするのかと、自然の猛威を改めて思い知るばかり。
いまだに後かたづけをしている方がいたが、気の毒で声を掛けられなかった。
この被害現場近くにあり、以前から訪れたいと思っていた 又野山荘 に行く。
新潟県魚沼郡より移築した茅葺き民家。「寄せ棟合掌造り曲り家形式」といわれるけやき造り。
丁度居合わせたご主人に、十数年前の移築の経緯などが聞けて良かった。
雪の重みに耐え２５０年の歴史が匂ういろり端は、自然と共に歩む人間の知恵までも語りかけてくる。
自然の猛威にズタズタとなった現場近くに、何事もなかったようにひっそりとたたずむ山荘。そんな対比が示唆に富んでいると思いながら、ご主人の入れてくれた番茶をいただいた。
| 2004年09月10日(金) |
秋雨の一日 休日のようでもあり それなりに |
昨日の稲の防除作業が身体にこたえて、目覚めが遅い。
夢見心地のところに、同僚議員から昨夜の登り道商店街アーケード倒壊対策会議の様子を知らせる電話が入る。
会議は県・市・地元住民での 実りある 会議となったようだ。
見た目あれだけ壊れていたら、早急な対応が必要と場の雰囲気が一致したようだ。まずは良。
外は雨、それでも目覚めずにいると、９時過ぎ電話工事会社職員が来たとの声に、慌てて身支度を整えて対応する。要件はネットのＢフレッツ繋ぎ込み工事。
今までＩＳＤＮで間に合わせていたものを、この際思い切って（妻の目を盗んで）光ケーブル対応工事を申し込んだ。
利用料金は２８００円から６０００円ほどに高くなるが、ネット検索時間のもどかしさ解消のため思い切った。
工事は昼までに終了。続いて１３時過ぎにＰＣのプログラム変更のサービスマンが来て、ソフトのインストール作業。１５時終了。
早速使ってみた感じは、初期画面の切り替え速度などではそう早くなったように感じないが、動画取り込みが瞬時に出来ることに納得。
大容量の取り込みに威力を発揮する。一番に小沢一郎ＨＰのビデオレターにアクセスしてみた。このＨＰを検索していると、世間一般にいう小沢像がマスコミによって歪め伝えられていることが理解できる。
同時刻に別の電話工事会社職員が来て、部落内の電話線の事について協議する。
昨年工事をした光ケーブルの電柱への敷設位置が低くて、祭礼の太鼓台運行の邪魔となるため、対処を願っていたことへの応え。
自治会長からも申し込んでいたことだったが、計７ヶ所の工事必要箇所が確認されて、まずは一仕事片づいた。
ＮＴＴから光ネットへの切り替えセールスが 綺麗な声の女の人 からあった時、この工事依頼の下心が実のところあったのです。へへ
１２日 日曜日予定の太鼓台運営委員会の案内文章作成、委員宅に配布。
一日秋雨。
| 2004年09月09日(木) |
平成１６年９月議会 生活福祉教育委員会議案審議 |
１０時より、所属する「生活福祉教育委員会」の議案審議。
条例の廃止議案が２件と、一般会計補正予算および特別会計の補正予算。請願の審議１件。
条例の廃止議案については、さしたる審議無く全会一致で議決。
一般会計の補正は２件のみで、２件とも補助金。
請願は、年金法案の廃案と最低保障年金の創設を求めるもの。採択するべきと挙手したもの少数で、不採択となる。私も挙手はしなかった。
１０時半には終了。
続いて、総務企画産業委員会を傍聴にいく。この委員会は１２時過ぎまで審議する。
こちらの委員会に付託された請願の審議では思うことあり。
一度帰宅し昼食を済ませたあと、高校の運動会をのぞきに行く。青春のいエネルギー溢れる競技をみていると、こちらまで若くなってくるようだ。
夕方、稲の消毒作業。今回は いもち病 ウンカ カメムシ の防除。
台風の通過で予定が２日ほど遅れ、今日の作業実施となる。
| 2004年09月08日(水) |
平成１６年９月議会一般質問 |
１０時より、西條市議会最後の一般質問。
質問開始に先立って、市長より行政報告として、台風１６号および１８号通過に伴う西條市での被害状況について報告がある。
登り道商店街アーケードの倒壊についても言及がある。
５名の議員が登壇する。
過渡期の議会故か、新しい内容のものについては乏しい質問戦であった。
中で、共産党の議員が、若さ丸出しで市長に対峙する姿に、自分には無くなりつつあるものを見て眩しかった。
私の質問は５番目で最後の質問。
答弁を聞いていて、言いようのない空しさを感じてしまった。
議員が質問するのは現状への懸念を持つからである。だが、それに対して権力者はしたたかに話しをはぐらかし、如何に言質を取られない答弁をするかに終始する。
この空しさは、権力者から言質を取れない自分の無能を嘆いてか、それとも、そんな権力者を中心に回っていく現状を憂いてか。
私の目から見て、西條市行政は以前のようなダイナミックさを失い、様々な場所で滞りをきたしている。
そんなに思うのは、私の思考が現実から乖離し、より高度なものを目指しすぎることに起因するとは思わない。
吹けば飛ぶような一介の政治家といえども、高い理想を目指さなければ選ばれるに値しないのだから。
課題に対する深い洞察と、解決法に対する緻密な理論を、もっともっと身につけなければと、今回も反省の多い一色達夫である。
それには、実践活動の再構築あるのみ。
帰り足で、登り道商店街のアーケードと家屋の倒壊現場を見る。この原因は西側に建設された高層マンションによるものであるというのが、地元の方々の見方だった。
話の中で、まもなく開館する福祉会館の運営についての要望を受ける。
内容は「元気づくり教室」の開催が市報では午前中だけとなっているが、仕事をしていたら参加できないので、夜の開催を考えてもらえないかというもの。
夜の開催は職員対応の面で難しいのでしょうか。開館してから教室開催状況を見ながら、改善できるかどうか検討してもらいましょう。と答えた。
こんな私にでも、要望を伝えてくれる方がいることがありがたい。励みになる。
その全容を表しだした福祉会館について、市民の関心も高まりだした様子。
健康増進のための利用について、問い合わせを受けるのはこれで３人目。
帰宅後、台風の風で倒れた桜につっかい棒を立てに行く。２本の内１本は幹が虫食い状態で既に枯れている。もう１本も虫食いが入っているがまだ生きている。
何事でも根が大事だということのようだ。
田を見回ると、畦にもう曼珠沙華が芽を出している。季節は足早に秋えと向かっている。
| 2004年09月07日(火) |
台風１８号通過により議会は自然休会 |
台風１８号接近により、昨日、予告があった通り、９時過ぎに９月議会一般質問本会議の自然休会の連絡が入る。
議員１０年にして、自然休会となったのは初めての経験である。
今年は、それだけ台風が多いという事の証かな。
先の１６号と同じ様な時間に、同じ様なコースを通って通過していった台風だが、今回の１８号は風が強いようで、家中の雨戸を閉めて通過に備えた。
通過時は外での見回りも恐ろしいような強風で、電気が切れるのを恐れながら家中でＰＣに向かう。だが、思ったように思考が働かない。
予報通り、夕方には風も収まり、市中と田圃の見回り。前の川の増水は１５号よりも少な目だが、強風による倒木が目立つ。堤防の桜の木が倒れているのには、目を覆う。
一番良くできている田圃の稲が少し倒れている。があとはなんとか持っている。
夜半になって一般質問文章の修正。
| 2004年09月06日(月) |
平成１６年度９月議会 質疑 |
１０時より「平成１６年度９月議会」における議案質疑。
一般会計補正予算に関して私を含めて２名の議員が質疑をする。
いくら上程されている議案が少ないとはいえ、記録に残しておくべき項目はあると思うのだが・・・、それは私の思考でしかないようだ。
「２１世紀型農業産地育成事業補助金」について質疑。
米麦の乾燥・保存・調整をするカンタリーエレベーターの色彩選別機の更新に関する予算を補助するとの内容。
この名称による補助金事業には、これまでに、いちごの高設栽培実施が２年と、昨年は、米っ粉パンの加工施設建設にたいするものであった。
事業実施の内容が、新規作物の導入や、新規技術の導入という観点があったところから、既存施設の更新についてどういう視点での採択なのかという点と、
この事業は平成１３年から１７年までの５年間事業であるので、平成１７年度に実施予定として考えられる事業として、市として主体性を持って当たっているかという点について再質問。
担当部長は無難に答えていたが、
１０時開会で、もう一名の質疑は、駅前の旧国鉄精算事業団用地の西条市土地開発公社からの買い戻しについて。
今後の予定として、来年度からＪＲ西条駅前再開発に取りかかるとのことが明らかとなった。
１１時には質疑終了。あと、選挙管理委員会委員の選任議案があった。
帰宅、昼食後、質問文章の作成。夜半まで。
一般質問は明日の予定で作成を追い詰められていたのだが、台風１８号の来襲で西条市水防本部が設置される状況のため、明日は自然休会の可能性がありますのでご承知おき下さいとのｆａｘが入る。
長年議員をやっていてこんな状況は初めてだが、市民生活の安全確保が優先されることに異論なし。
それでも、文章は仕上げる。
外では雨足が強くなった。今度の台風では強風が予想されるとのこと。どうぞ被害が少なく済みますように。
| 2004年09月05日(日) |
農業、議会、自治会と目一杯の日曜日 |
朝８時から、農業用ため池の堤防草刈りの出役。６名参加。約２時間。
作業服を着ているついでに、田の畦の草刈りを昼まで実施。
昼から夕方まで、質疑と質問の文章作成に費やす。
夕方の１時間ほどを気分転換のため、庭の草引き。
夜７時半から９時過ぎまで自治会の役員会に出席。
入浴後、１２時過ぎまで質問文章の作成と質疑文章の修正。
明日の質疑に備えるため、早めの就眠とする。
| 2004年09月04日(土) |
四国合唱コンクール（徳島） |
下の娘が出場する「四国合唱コンクール（全日本合唱連盟四国支部主催）」を見るため、７時半出発で徳島市まで出かける。
会場は「徳島市文化センターホール」
１０時開催での３番目の出場だったので早朝からの出発となったが、道中は通行量も少なく、ゆとりを持っての行程となる。
中学校部門・混声合唱の部には四国各地からの１８校が出場し、西条東中学校は金賞だった。（金賞６校・銀賞７校・銅賞５校）
この金賞校の中から全国大会に出場するのは２校だったが、東中は含まれず残念。
ＮＨＫ全国合唱コンクール出場との２冠を（密かに）狙っていたのだが。
中学校・同声合唱の部に出場した７校の中からも、全国大会出場は１校あり、計３校が栄冠を射止めたのだが、その３校の内訳を見ると、香川・愛媛・高知からそれぞれ１校選ばれており、学校教育現場における「教育的配慮」がなされているのかとの（うがった）見方もあるだろうか。
そんな親の疑心暗鬼を消し去る子供達の屈託の無さ。この夏の良き思い出が出来たことを喜ぶ。
この徳島市文化センターには２度目の来場。前回は吉野川フォーラムだった。
空き時間を利用して、職業意識を出して例の「行政視察」を１時間ほど。
前回には機会が無く出来なかった、文化センター周辺の整備状況を歩いて見て回る。道路の直ぐ向かい側には、阿波蜂須賀藩の城跡がある。
徳島道は２車線で神経を使い疲れる。それに舗装が波打っていてショックが大きい。道路状況は松山道のほうが格段に良い。
通行量による整備格差があるようには思えないが、どうなのだろうか。単なる整備順による道路状況の違いだけなのだろうか。
県庁所在地における都市基盤整備状況を、比較検討する視点での感想は、今日の日記には書かないでおく。
| 2004年09月03日(金) |
台風１６号による高潮被害 |
８月３０日に九州から中国地方を縦断していった台風１６号は、おりからの大潮と重なり、香川県や岡山県において高潮被害をもたらしたようだ。
愛媛で流れるニュースでは四国内で特に被害の大きかった高松市のことしか分からないが、ネットで各地の議員のＨＰを検索していると、別の地域でも大きな被害が出ているようだ。
月の満ち欠けによってもたらされる潮の満ち引き。これにも大小があり、その中でも潮位が高くなるのが大潮。この潮の大小は釣り果にも影響があるそうだが、釣りに詳しくない私には詳細は分からない。
以前にも書いたが、台風は丁度満潮の時に通過する。
大潮で潮位が高まっているところへ、大型で強い台風１６号がゆっくりと通過していったことが各地での高潮被害をもたらしたようだ。
私の地域での被害は既に書いたように少なかったのだが、思わぬところからこの高潮被害の余波を受ける。
香川県の丸亀市に姉が住んでいるのだが、この台風が通過した時床下浸水して家が傷んだと、助けを求める連絡が入った。
９月議会の準備の方が優先で気になりながらも数日が過ぎ、昨日質問の通告も済ませたので今日早朝から母と共に出かけてみた。
家の状況は、土間から３０ｃｍほどのところまで浸水した跡が付いている。床上まではこなかったので家具などの被害は無かったのが幸い。
周辺を歩いてみると、地盤の低い家では床上まで浸水したとのこと。畳を上げていたり、家の外に家具を出していたりの光景に出くわした。塩水が入っているので雑草が枯れ、庭木も枯れが入りだしたものもある。
台風通過から４日目なのだが、後かたづけがようやく手に着きだした様子。
姉が市役所に消毒の依頼をしたと言っていたので、どうなのかと思っていたら、丁度良い具合に来てくれる。
丸亀市職員と業者さんがセットで、各戸を順番に回っている。聞いてみると消毒液はクレゾール石鹸液のよう。家人の依頼に合わせて手際よく作業を済ませて行く。
一日いて片付けをしている間にも、四国電力職員が漏電検査に来てくれ、四国新聞販売店がお見舞いのタオルを配っていく。
それに、防潮堤に設けられた出入り口の蓋を取り付けていく土建業者もいた。
この出入り口から最初に潮が逆流しだし、市役所職員が土嚢を積んで防いでいたそうだが、堤防の上からも潮が入りだしてどうしようもなくなったので、諦めてて帰ったと近所の人がいっていた。
この蓋、こんな時のために出入り口毎に準備して置くもののようだが、いつの間にか全部無くなっていたようだ。災いは忘れたころにやってくる。
地球温暖化の影響で、昔に比べて潮位が高くなったと言う人にも合った。
そんな、思わぬ経験をした一日。
| 2004年09月02日(木) |
平成１６年 ９月議会 質疑 質問 の通告 |
質疑と質問の通告。
担当部署との質問要旨についての確認のための面談。昼過ぎまでかかった。
９月議会の開会が１週間早まったことが、質疑、質問の要旨練り上げ不足の原因となったことは否めない。
私の質問項目に込める 想い と、それを文章にして通告し、回答を求めるプロセスのなかに、まだこなれていない部分を感じる。行政の専門家の目からみた状況説明を聞いていると、自分では気づかなかった情報に触れることも多々ある。
何度やっても、事前準備と掘り下げの不足は解消できないようだ。
議案質疑の通告は私を含めて２名
一般質問は５名。別に謀ったワケではないのだが、私が西條市議会最後の質問者となる。
現時点では、資料整理と文章作成の方で頭が一杯で、感傷にふけるといった気分には到底なれないようだ。
明日は母からの急な要件が入る。明後日は徳島行を画策中。
優先順位一番は努々忘れることなくです。
| 2004年09月01日(水) |
平成１６年 ９月議会開会 |
西条市としては最後の議会となる 平成１６年９月議会が開会した。
９月補正予算は、ＪＲ西条駅前の旧国鉄精算事業団用地の西条市土地開発公社からの買い戻し予算が主なもので、あと、補助内示があった事業が若干あるのみ。
平成１５年歳入歳出決算報告と監査報告があって参会となる。全員協議会では、新任の国際交流員と英語専任補助員の紹介があった。
昼食後、住民問い合わせについて担当部署に出向いての説明を受ける。
関連の現場確認２ヶ所。考えてみれば、今日に限ってこの仕事に手を付けなくても良いのだが、何だか依頼事項の荷物を背負ていることに 焦り のようなものを感じて動かずにはいられないようだ。
帰宅、終日質疑と質問の構想を練る。
手持ち資料の補足のためのネット検索で徹夜。
日記記入はしないままとなる。
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