来夢音の日記

2003年07月18日(金) 私物化

16・17日と京都に行って来ました。

母と祇園祭りを見に行ったのですが、何とも優雅なお祭りで私には少し物足りなさを感じました。でも、凄く綺麗でしたよ。

で、帰りのバスの中でふと左腕を見ると、ぶつぶつと紅く発心が・・・。
今日、病院に行ってきましたよ。何でも虫の鱗粉によるかぶれだそうで。私,凄い敏感なもので、一箇所出ると連鎖反応で全身に出てくるのですが案の定、時間が経つ度にぶつぶつと様々なところに発心が発生。丸二日経った今じゃ、左腕だけだった発心も両足の先まで出ています。最悪だ…。ホント、憑いてないよ今月は。



2003年07月12日(土) 私物化〜

先日、東京セレソンDXという劇団の「夕」という舞台を見てきました。面白くて、感動して、考えさせられる作品でした。
あらすじは、とある島にある民宿の家族と其処に関わる人達の日常ドラマなのです。不良3兄弟の真中の元弥。隣に済んでいる夕。
夕は元弥が好きだが、元弥は夕の友達が好き。そのために、夕はずっと告白できないまま大人になる。気がつけば、元弥は夕の友達と結婚する事に・・・。夕としては一番二人を祝福してあげたいが、如何しても元弥を諦められない気持ちもあり、複雑な思いになる。そして、
「もっちゃん。式に出られなくてごめんね。私の顔を見たくなったら夕顔を見て思い出してね。」
「なんで、夕顔なんだよ?」
「夕の顔って書くから。」

そう言い残して、服飾デザイナーになっていた夕は披露宴当日にパリへ服のデザインの勉強をするために旅立つ。

しかし元弥は、披露宴のその日に倒れ余命3年と宣告される。式はそのまま中止となる。皆、夕に元弥のことを告げようとしたが「叔母さんが倒れてから、夕は自分のために生きて来れなかったのだから、思いきり自分のために生きるように俺の事は心配させたくない。」と元弥に止められる。それから3年後。元弥は他界する。

元弥の葬式に出るため、夕は帰国する。そして、元弥の家に独りでいると元弥が現れる。
「夕、久しぶり。お前、夕顔の話覚えているか?夕顔は夜になる寸前が一番綺麗だ。」

だけど、それは夢だった。呼びに来た妹に起こされ、夕はがっかるする。
すると、電話が鳴った。妹が出ると「持って出たはずの遺骨が無くなった」とのこと。探すと、家に遺骨は遭った。

「夕顔は夜になる寸前が一番綺麗だ。」

夕は遺骨を見詰めながら夢の言葉を思い出す。そして、時刻は丁度夜になる寸前。
何かに取り憑かれたように夕は全ての窓のすだれを取り払うと其処には一面の夕顔が!!

「もっちゃん、夕に逢いに来てくれたのだね。あれは夢じゃなかったんだね。」

夕は泣きながら、遺骨に向かい今まで言えなかった思いを告げる。

という感じなのですが、もっと沢山思いが詰っていて、泣かずには見られないのですが、この中でパリに旅立つ夕に向かって親友が「思いは伝えなければ伝わらない。伝えないことには何も始まらない。伝えることによって良い事になることもある。伝えることは勇気が要るけど、人なんか関係無い。周りなんか関係無い。大切なのは自分の思いだ。」と言うのですよ。この言葉が凄く痛く感じました。普段から私もそう思ってはいるのです。でも、出来ずに生きています。気がついたら、我慢することを覚えていました。

この台詞を聞いて以来、悩み出しています。自分の思いって何だろう。自分って何だろうと。解っているつもりだったのに、実際は何も解かっていなかった。思いを無いものと扱っていました。御蔭で、自分探しが始まりました。でも、20過ぎたのに自分が自分を解らない事実が凄く悲しいです。

精一杯、生きてきたつもりだったのにな…。





2003年07月08日(火) 私物化しても良いですか?

お久しぶりです。葵ちゃん、君が書かないなら僕が私物化しますよ?ここ・・・。

先日、久しぶりに自転車からメールが来た。
そこには、暑中見舞いと銘打って映画のお誘いが書かれていた。文面から推測するに、それはデートのお誘い。

・・・・・・・・・・・。

で、私に如何しろと?

だが、もしそうなら私は行きたくない。ネオや眼鏡やお兄ちゃんが一緒の何時ものメンバーで行くなら大歓迎だが、デートのお誘いなら
NO Thank YOU!だ。っていうか、

自転車と二人きりで行動なんて絶えられません。

別に彼が嫌いなわけではありません。ただ、藤宮は粘着質な人や怖いくらい真面目で一途な人や常に汗臭い人、一見実直そうだが何を考えているのか解らない人がこの上なく苦手なんです。近くにいると死にたくなるくらい苦手なだけです。
そして、その全ての素質を彼が余すことなく兼ね備えているわけで・・・。

だから、私に如何しろと・・・・?二人でだったら死んでしまう。

ってことで、即行ネオに情報提供。そして、共に行動してもらえる様交渉。
いけないって解ってはいるのです。最低だって承知の上です。でも、

誰だって、自分が一番可愛いだろ?それを守って何が悪い。

ほら、皆が一緒の方が色々と楽しいしね☆




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藍華 葵 [MAIL] [HOMEPAGE]

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