春の日記
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2004年02月29日(日) 「お父さんたちの好色広告」唐沢俊一、ちくま文庫

や、失敗しました。この本は例えカバーをつけたところでうっかり公共の場所で開けない!(笑)タイトルそのまんまのエロ雑誌に掲載されていたエロ広告を集めまくったものだから。あからさまにあやしげで笑えます。微妙な日本語がね〜…。著者の的確なツッコミが更に笑いを誘います。腹筋痛いし。嗚呼面白うてやがて悲しきエロ広告…。


2004年02月27日(金) 「サンサル 1」大田垣晴子、メディアファクトリー

この人結構好きなんですよね。これがデビュー作みたい。お、ラッキー。←?最近は電車に乗る時間が長すぎて読書すら面倒になりがちなのでこういう軽くて(文庫本)楽しくて少し気分を変えたりいろいろな事を考えさせてくれる本ならちょこちょこ読むのにも楽しい。二巻もあるみたいだし気が向いたら探してみるかなと。


2004年02月26日(木) 「あやし紀行 うわさの神仏 其の二」加門七海、集英社

加門さんも難儀な人だなあ…(笑)確かにあまりにも当たる占いは怖いかもしれない。聞きたいような聞きたくないような…。しかし本当に神様仏様アヤシイもの好きなんだなー…。


2004年02月25日(水) 「明治東京風俗語辞典」正岡容、ちくま学芸文庫

結構面白い言い回しもあったのねえ。意外な言葉の語源が分かったり、方言だと思ってた言葉が明治東京で使われてた言葉だと知ったり。「やつがれ」も載っているし←だから?


2004年02月20日(金) 「嗤う伊右衛門」京極夏彦、角川文庫

再読。映画を見たので読み返してみたという。かなり色々忘れてましたがやっぱり強い岩様はかっこいいですね。相惚れなのにぶつかってしまう不器用な二人が悲しいですね。新しくて面白い四谷怪談ですね。又市が若いですね。そんなところで。京極夏彦作品で最初に「面白い!」と思ったのがコレ、というのはやはり異色なのでしょうがそういう性なのでもういいです。ところで今は表紙が映画バージョンになっているようですね…前の表紙大好きなのとイメージが画一化されてしまう気がしてちょっと不満…


2004年02月18日(水) 「嗤う伊右衛門」※ネタばれ?

中心部の映画館でやっていないので場所など調べていたら行こうとしていた映画館では20日までしか上映してませんでした。最後のサービスデーにセーフ。十個くらいの映画館がいっしょになってる郊外型の大きいところで、そういうの初めてだったのでチケット売り場の行列にちょっとびっくり。売り切れないよね??と不安に陥ったものの中央の良い席だったし人もあんまし入ってませんでした(笑)原作は何年前だかに読んだ事があるけど観に行くにあたっては読み直さず。後で読む予定。グッズは何も売ってませんでした。原作文庫版すら!直木賞作家のの原作なんだからもっと真面目に宣伝すればいいのに。達磨のストラップとかあったら買うのに(笑)
金を払って邦画を観に行くのは初めてだったのではないかと…。(※アニメ作品は除く)蜷川監督ということで変に奇抜にされてるような気がして身構えてました(失礼な奴だな)(だって演出した舞台二本観たことあるけどツボに来なかったんだもん)。
普段時代劇とか見ないので違和感あるかなと思ったもののすんなり入れました。音楽も衣装もメイク(岩様のメイクは程よく決まってたのでは?)も苦になるところはなし。話の運びも覚えてる限りでは結構原作に忠実な感じだったかと。テレビドラマというものをまず見ないので役者個人に対してどうこう意見はありません。しかしむさ苦しい男の肌の露出の多い映画だった…(笑)
ちょっと好きなシーンをつらつらと。冒頭の岩様登場シーンとか凛としてましたね。祝言のシーンとか、あと言い争ってた所の障子越しのところは面白かった。蛇の動きから帯の動きへ行くのも。岩様が(どうしても様をつけてしまう/笑)一人、障子に触れて伊右衛門のことを思い出してるところとか。狂乱するところとか(走っていくところ、やっぱり無音にしたか〜とか思ったり)。穏亡堀で壊れたように「恨めしや伊右衛門殿」しか口にしない岩様とか。坊の亡骸を抱きしめてた伊右衛門の凄惨な表情とか(違う人みたいに見えましたよ、凄いな)。蚊帳の中で目を閉じて桐箱に正座している伊右衛門とそれに普通に対応している又市の図が異様な感じがよく出てたかなとか。ラストシーンのカメラワークはどこまで行くのかと思いましたよ…(宇宙まで行くかと…/笑)。東京の地理などは一向に疎いんですがあの位置は本当に四谷の辺りなのでしょうかね?
ほぼ原作に忠実だと思うけど割愛してるところはあるし、描かれていないことを描いているところもある。勿論原作そのままにということは不可能だしメディアが違うんだからそれは大して意味がないわけで、何を抽出し何を強調したかったかということですねー。で、「Eternal Love」とかいうのがついてくるわけですか(笑)ま、カップルで見るにはあんまし向かないかと思うんですけど。12禁らしいし。原作を全然読んだ事がなくて映画を観た人の感想とか聞いてみたいところ。
ところで何人かで行くと終わってから出て行く時って結構映画の感想とか「○○だったねー」とか言ったりするものだと思うんですが今回、誰も一言も喋ってなくて黙〜って出て行くんですよ、皆(笑)なんか「ねえ今の映画どうだった?面白かった?面白くなかった?具体的にどこが?」とか聞いてみた〜いとか思いましたよ…。聞かないけど。
総評としては「思ったよりは良かったかな」というところで。←何様だよ…。


2004年02月12日(木) 「しぐさの解読 彼女はなぜフグになるのか」西村ヤスロウ+村山諒一、ソフトバンクパブリッシング株式会社

結構面白かったかも。心理学とか?の用語って急に片仮名だったりするけど何とかならないのかな…。こういう事に興味ある人っていつも他人をこういう目で観察しているのだろうか…。あまり捕われすぎない方がいい気もしてみたり。


2004年02月11日(水) 「良品活力“暮らす”が楽しい100点の生活用具カタログ」山と渓谷社

モノを眺めたくて借りたのが何かいろいろ欲しくなって困る〜(笑)まあ、よく見たらカタログともあるんで欲しくなるのが正しいんでしょうが。職人さんのいい仕事は好きです。紹介されてる中に隣の市の店があったので驚き。サイトのアドレスとかあるしその内いろいろ見てみよう…。


2004年02月06日(金) 「怪の標本」福澤徹三、ハルキ・ホラー文庫

怪談ものめいた表題作の他は何だかいろんな経験が生かされて書かれているような、何となく嫌な読後感の小品ですな…。ネット系の怪談はまだ「怖い」ってものに会うほど読んでないかな…。読んでみたい気がするけど…。


2004年02月05日(木) 「京都異界紀行 千年の魔都の水脈」加門七海、豊嶋泰國、原書房

何か結構加門さんの本見てるな〜。小説読んでみようって気にはならないみたいだけど。京都も風水的にとかいろいろ呪術的に考慮された都市でしたな…。この本では水との関わりにテーマを絞ってありました。博識の二人の対談はいろんなところに話が飛んで面白かったかも…。


2004年02月04日(水) 京極夏彦作 妖怪狂言 大蔵流茂山家、愛知芸術文化センターコンサートホール

最近直木賞を受賞した京極夏彦の書き下ろした妖怪狂言ですよ!(まったく天は何物でも与えると見える…)巷説とは別件で前から興味あったんで名古屋に来たらと思っました。ちょっと迷ってたけどS席がC席より安く入手できて♪芸文の大ホールでは良い席に当たった事がないけど今回はお得な買い物でしたわ。前の席は空いていたのでとても見やすかったし!ロビーではパンフと脚本を(後で役者のサイン会に参加できるというのを売りにして)販売。手書きのポップで直木賞受賞!とか強調されているのはご愛敬。狂言の観劇は初めてだけど…いつも普通の演目でこんな客層ではないんだろうな、とか(笑)ミュージカル並に若い女性中心…。
舞台は潔く何もありません。役者のみ。背景にも作り物はなし。というか、客席の構造がステージの後方(上方?)から見下ろす席もあったのでこの方がいいんだろうな、と。名古屋能楽堂の空気が好きだったので(観劇したことはないけど/汗)何であっちでやらないかなと思ってたけどこれはこれで役者に集中できて良いかも。交通の便もダントツ良いしね…。
前口上では「2/4は西の日、この日に西から来た人に会うと良いことがあると言います…」と始まりなかなか面白く話してくれます。ここでもやたらと「直木賞作家の書き下ろし狂言!」と強調してみたり…。「後巷説百物語」が正確に言えなくてカンペ持ってたけど(笑)演目は古典「梟」、新作「狐狗狸噺」と続いて休憩を挟んで新作「豆腐小僧」という順で。
テレビで「釣狐」を観たとか「ジャパネスクな男たち」を見てたとかそれくらいで、狂言を生で観るのは初めてだったわけですが…、もう最高に面白かったですね。「梟」からして楽しくてもう新作の方も笑った笑った。三つともオチは何となく読めたんですけどでも笑える…見せてくれます伝統芸能。舞台を後ろから見下ろす格好の席のお客さんは端の方とか観にくかったらしくしばしば身を乗り出していたけれど、私の席は全体も見渡せて役者の表情も良く見えて(これがまた〜…♪)たいへん宜しかったです。他の地方での公演はどういうスタイルなんだろう…。どれも面白かったけど豆腐小僧は最高に可愛かったです(笑)千の丞氏…素敵だ!カーテンコール(?)にも両方の袖から出てきてくれたし。投げキスもしてたし。それにしても京極先生の豆腐小僧への並々ならぬ愛着は一体どこから…。
週の真ん中に楽しいものを観られて良かったです。特別な知識がなくても平気、とても楽しめる舞台です。「京極夏彦の…?」とかちょっと興味を持ったりした人には「是非一度!」とオススメしたい!


2004年02月03日(火) 「自殺死体の叫び」上野正彦、角川文庫

何か薄い文庫本が読みたいな〜とか思って選んだのがコレ(…)。文庫化は平成15年だけど以前に読んだ同じ著者の他の本で何回も読んだ話が延々と…(笑)期待してなかったのでどうということはなし。