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 2005年01月17日(月)    彷徨う視線  

下ばかり見て歩いていたから
あの駅の床ばかりが記憶に残っている
上を向いて歩こう というけれど
上を向いて歩くと 本当に少しだけ気が晴れるのだね
上を向いて歩けば そう涙もこぼれはしないさ
あの歌は実に的確なことを詠っている

靄の中に 少し前までいたはずの君を探しているよ
背中か いや 靴のかかとが見えた気がする
いつもうつむいて 君のうしろ歩いてた…

靄の中の君は 呼んだら振り向いてくれるのかなぁ






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