度々旅
INDEXpastwill


2006年05月29日(月)

 土曜日、大学時代のとっても大切な仲間の1人の結婚式だった。あたしは二次会の受付をやったが、式には参加していない。式は、それはもうとんでもなく盛大なものだったらしい。当事者は、芸を職としている人なので、次から次へとどんどん出し物が出てくるし、スピーチやらコメントやらは、どれも爆笑だったらしい。少なくとも、新郎側には。
 二次会も70人近い人が参加し、若者の結婚式とは思えない程年寄り率も高かった。
 その後、仲間達で朝まで飲んだ。なんだかとっても素敵な夜だった。学生に戻ったみたいだった。この人達に囲まれている幸せみたいなものを、ずーっと感じることができた。たくさんむかつくことやら、問題もあったけれど、皆がそれぞれの道を歩み始めて数年。それでも、仲間としてのそのつながりは、段々強まっているのかもしれない。そして、私もその中になんとか滑り込めていたというのは、ちょっと嬉しい。
 私は、彼らにずっと隠していたことがあった。それが、今はすべての人が知り、そのことを受け入れてくれた。そして昨日は祝福の言葉までもらえた。まさかこんな日がくるとは・・・と感慨深かった。
 これからも、この繋がりがいつまでもいつまでも続きますように。


2006年05月20日(土)

 小さい頃からずーっと大切にしている夢って、まあ、誰でもあるでしょう。あたしの場合、あれになりたいとか、これになりたいってものは、何ひとつなかった。もちろん、その時々に描く将来っていうか、夢ってものはあったけれど。
 そんなあたしだけれど、唯一、ずーーっと思い続けてきたことがある。それは、銀座和光にて指輪を買ってもらう。
 前、一度書いたことがあるかもしれないけれど、小学生の頃親につれていかれた和光で(もちろん買い物に行ったわけではなく見に行っただけだ)、本当に素敵な老夫婦を見た。なんて素敵なの!!って思った。顔は覚えていないけれど、二人よりそって品物を見ていた位置まで覚えている。おじいさんは帽子をかぶってて、おばあさんは白髪だった。
 そのときから、私は、絶対に重要な指輪は和光で買ってもらう。そう決めていたのであった。
 で、それからかれこれ15年以上経ったでしょうか。とうとう、その願いが叶えられましたですよ。そして50年後には、誕生石の翡翠を手に入れようという次なる夢、もとい野望が今では新しく生まれました。
 しかし、和光。もらった通信販売用?なのかな、商品を紹介している月間雑誌。す、すげえ。こういうものを、カタログで見て、あら素敵♪なんて買ってしまう人も、世の中にはいるんだろうなあと思ったら、ため息が出てきた。あの和光の私のようなビンボウ人を寄せ付けない風格。けれど、私にさえ丁重に説明してくれる接客の素晴らしさ。そして日曜はお休み、午後6時に閉店という時代に流されず、客に媚びないそのあり方。いろんな海外ブランドが、簡単に手に入るようになっている中、そうやって変わらず和光が存在し続けていたから、小さいときからの憧れが持続したんだろうなと強く思った。そして、夢を叶えたけれど、やはりまだまだ永遠に憧れの店だなと思ったのであった。


2006年05月14日(日)

一度一緒に飲んだことのあるおじさんのお誘いで、神輿をかついだ。い、いたい。肩が痛い。
 3回くらい入って抜けてをして、時間にすると全部合わせても15分もかついでないと思うんだけれど、こんなに痛いものだとは思ってなかった。
 近所の神輿を見てて、あれはどうやったらかつげるんだろうと思って、それをたまたま一緒に飲んだおじさんに話したら、じゃあ、うちの町会の祭りに来てみなよってことになって行ったのだけれど、実際問題、こんなに簡単にかつがせてくれるって、すごくありがたいことなんだなあと思った程、神輿の世界ってのは熱くて、袢纏を着るということが難しいということを感じた。神輿中は、袢纏に守られているってかんじだった。
 この袢纏を着ているから、知り合いが1人しかいなくても、輪の中に入っていられるみたいな感じだったのだ。
 しかし、神輿をかついでいる男の人の足って色気がある。あの、動きはずっとかついでいて初めてできるようになるんだろうな。疲れたあたしは、後半ずっとその足に釘付けだったよ。


こげんき |MAILBBS

↑エンピツ投票ボタン
My追加