総天然色色眼鏡

2006年01月28日(土) にぶい

部屋の大掃除をしていてついつい
『ヴァンデミエールの翼』(鬼頭莫宏)
を読み耽ってしまった。
買ったのは3年ほど前になるだろうか。
つくづく鬼頭莫宏は変態だなぁ。好きだけど。
このマンガは何度となく読んでいるのだが
最終話に出てくる弁護士(?)というか代理人が
車にヴァンミエール(黒バージョン)の足環をぶら下げている理由が
唐突に今日分かった。
(生まれたときからのお守りと言う訳でした)

遅いよ自分。

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昨日、同期との飲み会で
「『宇宙戦争』が如何にゴミだったか」
で一部が盛り上がる。
私は良くも悪くも印象が無い・・・。
トムが、ダメ男っぽいのに窮地では勇気溢るる男前お父さんな所は結構良かったと私は思ったけど。
終わり方がいかにも古典SFだったので、その辺で評価が割れた。

昨年観た中でベスト映画は
映画館で観たもの>『ロング・エンゲージメント』
ビデオ>『es』、『少林寺』
妙なセレクト。



2006年01月26日(木) 危機一髪

私はミスタイプが多いと言うか
指の命中率が悪いようで
隣のキーを押してしまうことがよくある.

本日,会社で資料作成中
「○○製鋼」
と打つべきところ
「○○せいこう」
と打った後で,uの隣のiに指が触れ
「せいこう」に「い」をうっかり付け加えてしまった.

「○○せいこうい」

勢いで変換キーも押してしまい,人知れず焦る胸のうち.
思いがけないところで,日常に潜む危機を知る.

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昨晩どうにもこうにも眠れず
明け方までボーっと起きていたら『かしまし』というアニメを偶然観た.

公式サイトによると概ねこんなストーリーだ.
主人公(男)がひょんなことから性別が変わってしまう.
つまり女の子に.
その劇的な状況がきっかけとなり
その主人公を巡って,幼馴染(女),主人公が片思いする子(女),親友(男)が
恋の鞘当をすることになる.

百合も薔薇もドンと来い,という太っ腹アニメと見た.
ちょっと楽しみである.



2006年01月24日(火) 頭痛が痛い

今日,社員食堂で夕飯を食べながら聞いたニュースの一コマというか一言.

「ケガ人を乗せた救急車と乗用車が衝突.
 救急隊員とケガ人にケガはありませんでした.」

ちょっと不思議な日本語.



2006年01月20日(金) 脳内IME

NHKニュースにて
「竹中大臣のシテキな懇談会」
という言葉を耳にした.
このとき私の頭に浮かんだ文字は

「素敵な懇談会」
   ↓
「詩的な懇談会」
   ↓
「私的な懇談会」

変換が2度必要だった.



2006年01月16日(月) 大河の新風

長らく大河から遠ざかっていたのだが,『功名が辻』を観始めた.

独特なアットホーム感漂う大河.
国盗り合戦や立身出世ではなく
向こう三軒両隣が舞台のコメディを観ているようだ.
いわば『山内一豊一家』
もしくは『渡る世間は武士ばかり』.
どことなくドリフ感も漂う.
恐らく次回の放送分で
千代(仲間由紀江)と養父母の城が焼かれ
3人揃って煤塗れのボンバーヘッドになる場面があるのだが
その風体はまさに博士と助手.
いつ洗面器が降ってきても不思議は無い.

千代役は15日放送分までは子役が演じている.
一豊は一貫して上川隆也である.
両親を亡くした千代を一豊の母が引き取り,一緒に暮らしている.
千代から見たら一豊様は素敵な年上のお兄さん.
戦に行った一豊へ日々思いは募る.

掌につい「一豊」と書いてしまったり
半紙に「山内一豊」と書き,そこへ「千代」を書き添えてウットリしちゃうくらい千代は一豊様が大好きだ.

しかし,戦から久々に戻った想い人・一豊に
「なんだ,お主まだいたのか」
と言われ傷つく千代.
失言に気付き宥めようとする一豊に
「(そんなに迷惑なら)明日にも伯母のいる美濃へ行く」
とそっぽを向く千代.
一豊様が好きなのに.

そしてその夜明け,千代は黙って独り美濃へ向かう.
必死で追いかける一豊(翌日から美濃が戦場になるから).
戻って来いと説得する一豊に
「戦をする人なんて嫌い」
と言い捨てる千代.
本当は一豊様が好きなのに.
素直になれないまま美濃へ行く千代であった.

そしてこの日のラストでは
美しく成長した千代と一豊が邂逅.
一豊は乳臭かった千代とは知らず見蕩れる.

今年の大河はツンデレ年の差妹萌え.
ある意味トレンディドラマである.
ベテラン俳優陣をズラリと揃えることで
「中年萌え」という年季の入った腐女子のニーズにも対応.
これがNHKクオリティ.
ポロリもあるよ.



2006年01月14日(土) 転機

3月に転勤することになった.
1年間,再度大学へ通うことに.
今住んでる社員寮と現地の住み処と半々で過ごすことになる.
いわば繰り返しの長期出張をするようなもの.
とりあえず1週間くらいの荷物が入る大きめの旅行鞄が必要だな,と色々物色.

単なる大型ショルダー(40×55×20くらい)なら,程々に納得いく縫製で\5,000くらいからある.
しかし柔らかく大きいバッグはダメだ.
寝てる子供はぐんにゃりしているから重い,というけどそれと同じで
形がカチっとした鞄でないと持ちにくく,移動するときに結構疲れる.
できればキャリー付きがいい.
かといって,飛行機に乗るわけでもないのにスーツケースは大袈裟.
仕事用だしカジュアルな形も避けたい.

悩んだ挙句,ネットでY'saccのキャリー付ショルダーを購入した.
Y'saccはナイロンの質が良いと聞いたので.
届いたので早速開けてみる.
・・・んむ,意外と重い.
キャリーはY'sacc製ではなく,得体の知れない外国製なのだが
鞄はともかくこのキャリーが金属製で重い.
ちょっと想定外だな.

今日の教訓:
「鞄と靴とパンツ(下着じゃない方)とブラジャーは実物を見てから買う」

鞄はファスナーも重要ですな.
こればっかりは実際に何度か使ってみないと分からないけど.
(昨年コ○サで今回のY'saccとほぼ同サイズの鞄を買ったら
使用初日にファスナーがポロっと取れてショックを受けた.トラウマ.)
まぁとりあえず使ってみよう.

↓独り言↓
(できればベージュか茶が見つかればよかったなー.
黒かグレーしか無く黒にしてみたが,見た目がゴツイ.)

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ドラマ『氷壁』を観た.
玉木宏という俳優さんを初めてそれと認識しつつ見たが
甘いアイドル顔に似合わず渋めなかっこいい声.
「声がカッコイイ」
と友人にメールを送ったら
「笑い皺も素敵だよ」
と返信が.
・・・笑顔の少ない役なのよORZ.

原作はナイロンロープの問題点が物語の鍵なのだが
ドラマではそれが新型カラビナの欠陥に変わっている.
最近話題の欠陥品.
私も製造業勤めなのであまりノホホンとした気分にはなれんとです.

ドラマの配役や設定がかなり良く出来ているけれど
特に音楽は素晴らしいの一言.
「リベラ」というイギリスの少年ソプラノ合唱団の歌声にウットリ.
オケの曲も良い.



2006年01月12日(木) 雪かきのコツ

雪をかいてきた.
屋根に登ったり,雪山を越えたりせっせと働く.
手伝いに来てくれた叔父に
「ひつじちゃん(仮名)意外と身軽だねー」
と言われる.
私は病的な運動音痴(高校の体育の成績は10段階の2)で有名.

つくづく雪かきに大事だと思ったことを箇条書き↓

・手袋
  なにはともあれGORETEX.
  ウールだと汗でびしょびしょになる.
ユニク○のアウトラストもイマイチ.
  それが無理なら束で売ってる軍手や綿手の上にゴム手袋着用で
  濡れたらこまめに替えるのがコストパフォーマンスと機能的にベスト.

・上着
  防水なら雨合羽でもなんでもいい.
  上着の下は厚着よりも重ね着にして,調節できる支度にする.
  汗っかきなら,背中にタオルを入れておき,汗をかいたら交換する.
  それで寒さもしのげる.
  晴れていれば上着はいらないが,オーバーパンツは全天候で必要.

・長靴
  中敷一枚入れるだけで快適度倍増
 (3時以降,日が傾きだすとテキメンに足元から冷える)

・顔と頭
 冬の日差しは雪に乱反射されて結構強い.
 大袈裟な風体になるけども,できればサングラス着用.
 (雪目で目がチクチクする)
 ちなみにニュースで見た自衛隊の人たちはゴーグルを持っていた.
 できれば日焼け止めも(アネッサ等,本気の真夏用のものがベター).
 雪の日は帽子必須.
 上着のフードは耳を塞がれるので,あまりお勧めしない.

そして腰にかなり来るので,終わったらお風呂にゆっくり浸かること.

昨年,小千谷市のスノーバスターズに参加したとき
ボーイスカウトの人たち数組と出遭った.
自分たちの食糧やスコップなどの道具は当然のこと
スノーシューや携帯ガスコンロも持参.
まさに「備えよ常に」.
感服した.
自分,まだまだっス.

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先日残業をしていたら,以前の上司が
「飛行機好きな人誰かいる?」
と人を集めているのでホイホイと行ってみた.
すると,航空機部品の設計をしている取引先から貰ったカレンダーがあった.
自衛隊の航空機カレンダーである.
私も含めた若手数名でじっくり検分.
ヘリの先端にある突起を指差し
「コレ何?」
と言った後輩に
「ピトー管だよ」
とうっかり即答したら,その場でマニアに認定される.
私機械工学専攻だからね,などという言い訳も成立せず
その場で形作られる自衛隊ヲタな私のイメージ.
「そんなに好きならひつじ(仮名)さんどうぞ」
と譲られた.
これまで培った印象と引きかえに手に入れたカレンダー.
否がおうにも価値は高まる.
持ち帰って改めて眺め,1つ難点に気付く.

1月から12月までの12枚の写真全てが飛行機と空だけなので
季節感が,無い・・・.



2006年01月08日(日) いざ,かまくら

雪スゴイですねー・・・なんて他人事ではなく
地元では民家が潰れて自衛隊も出動中.
そこへ今日これから帰る予定.
(とりあえず洗濯が終わったら)
既に「雪かき」と呼べる状況ではなく
雪の中から住宅を掘り出す「雪掘り」.
村中かまくら状態である.

それはさておき
昨日の土曜が出勤で今日は休み,そして明日は有給にしたら
どうも今日は私の脳内が土曜日.
アレ?なんで『王様のブランチ』やってないの?などと思う.
関口宏の顔を観て,あー世間は日曜だっけーと思った.

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年末に生島治郎『黄土の奔流』を読んだ.
主人公・紅真吾の白タキシード
真吾の未来の相棒・葉山宗明の人民服
この2つをイメージすると
どうしても『ジパング』の角松(白い麻スーツ)と如月(人民服)になる.
詳しい感想は後日.



洗濯が終わりましたので逝ってきます.


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