ゲンジツカン
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過ぎてしまったつまらないことを思い出してどうせ空しくなるのなら、既にリアルでなくなってしまったもっと昔のことでも思い出してみよう、そう考えて、薄れた記憶を探ってみていた。 不思議なもので、何かを思い出そうとしてその時思い出せなくても、後からふと思い出したりすることがある。それで、ここ最近ふとしたきっかけで、昔のことをいろいろと思い出すのだ。ほとんどは嫌なことだが。 私の記憶はいやらしいほどに選択的で、楽しい記憶はほとんど思い出せない。 そんな自分になぜか急に挑戦してみたくなった。 なくしてしまったいい思い出をどうしても探そうと思った。 やっと、1つ・・・・・・ この1つの為に、他の嫌な記憶までも随分ひっぱりだしてしまったが。 でもあってよかった。
間があいてしまった。 最近忙しかったから・・・ 忙しいのはいいことだ。 考え込まなくて済む。 それから、外へ行くことも大事だ。 風が吹くと考えていたことも流れていく。 でも人を見るのはよくない。 探してしまう。 いる訳がないのに。 それから、ずっと忙しくなければならない。 忙しくなくなった途端にいろいろ考えてしまう。 だけど私の体は休息を欲しがる。 私の頭は考えたがっている。 私を裏切るのはいつも私自身だ。
いつも、考えてる。 いつも、いつも、期待してる。 いつも、いつも、いつも、そこにいる。 まるでそばにいるかのように、わざわざ考えるまでもなく、私の中にいる。 これで忘れられる訳がない・・・前にもこんなこと書いてたな・・・ 苦しい。息がつまる。 もういやだ。もういやだ。もういやだ。 こんなにいやなのに、どうしてそこにいるのっ!!!!!! 消えて!!!!!! 消えて!!!!!! 消えて!!!!!! お願いだから・・・・・・・・・ 時間を待ってられる程の余裕は今の私にはない・・・・・・
それでも生きる。 記憶をなくして生きる。 神様に与えられた能力。 神様は死を許してはくれない。 もう少し、もう少しだけいろいろ憶えていたら、とっくに崩壊していたはずだ 神様は楽をさせてくれない。 もう少し、もう少しだけいろいろ忘れてしまえれば、もっと楽に生きられたはずだ かみさま おねがいだからぜんぶわすれさせてください
2002年06月11日(火) |
不安定すぎて保てそうにない |
忘れたい。忘れたくない。 まだ忘れるのが怖いから。 話したい。話したくない。 やさしい言葉を聞きたいから。 会いたい。会いたくない。 君の体に触りたいから。 聞きたい。聞きたくない。 いなくなってしまうのが怖いから。 いなくなってしまいたい。いなくなってしまいたい。 全てを消去したいから。 もう限界かもしれない。
わかってる ごめんね もうききあきた きみもあのひとといっしょだ でもわたしはきみになにかしたか? たのむからもういなくなってくれ
あんなの嘘。 あのときだけの嘘。 そんなの信じてるの? 彼が今何してるのか、見てりゃ分かるでしょ? 後生大事に心の奥にしまっちゃって、馬鹿じゃないの? 分かってるよそんなの。 分かってるよ・・・。 でも想像の中でくらい、浸ってたっていいじゃない。 そんなことやってるから、いつまでたっても離れらんないのよ。 本当に忘れたきゃ、さっさと次の男を探せばいいのよ。 それが一番手っ取り早いの、あんたも分かってんでしょ。 でもそれは本当の解決じゃない。 あの人の時で分かってるでしょ・・・。 じゃ今の状態と、どっちが不毛だっていうの? そんなこといって、本当は彼が戻ってくるって思ってんでしょ? 彼は戻ってこないわ。あんたが自分で戻ってこないようにしたんじゃない。 それを忘れたの?
ミル
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