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Nekomar's Diary

2006年06月30日(金) ランチ

朝は読み聞かせ。(読んでもらった本はほんだなに…)


久しぶりにKちゃんママと待ち合わせ。
Kちゃんは、のんが幼稚園年長クラスで一緒だった子。
今は幼稚園に近い小学校に通っている。
お姉ちゃんのMちゃん(現・3年生)と一緒に、
何度も遊んだり、お家も行き来させてもらっていた。

5月にも一度ランチをして、1ヶ月ぶり。
その間にあったことを報告しあったり、お互いの小学校の様子を話したり。
Kちゃんママも幼稚園の役員をしていたことがあるので、
今の私の役員の話なども。

小学校も違うし、子ども同士は全く会っていないのだけど、
お互いのことも良くわかっているし、話がとても良くわかる。
ああ、ありがたい存在。

Kちゃんママのような、幼稚園の時からのお友だちと話をすると、
のんと一緒で「(のんの)幼稚園からは我が家一人」の状態で入学したことが、
私もすごくプレッシャーに感じているのだなぁ、と、とても感じる。

ただ、Kちゃんのママの話によると、
(Kちゃんの学校は2/3近くがのんの幼稚園の出身である)
あまりにも同じ幼稚園の出身が多いと、
そのままの友だち、そのままの関係でいるので、
なかなか他の園の子と友だちになったり、遊んだりという関係が
出来にくいらしい。

どっちも、どっちだね、と2人で苦笑する。


夕方、ジージとバーバとご飯を食べに。
車で行ったのだが、のんが気持ちが悪くなってしまった。
店に到着して、しばらくの間、のんと私はトイレで過ごす。

吐くわけではないのだが、お腹が痛いという。
どうしても車に弱いらしい。

席に戻ると、むつが猛烈な勢いで食べていた。
のんがいない分と思ったか。

むつは車に強いんだなぁ。



2006年06月29日(木) 2人ともプール

暑い!!朝から、夏の空だ!!

のんも、むつも、プールだ!!

朝食を終え、支度を終えて、体温を測る。
2人並んで座って、神妙な顔で体温を測っているのは、なにやら微笑ましい。

元気に登校、登園。
楽しく元気にプールに入れますように。

今日、私はプール当番。
子どもたちが屋上のプールから出て、部屋に戻ってきた時に、
足を洗ってやって、着替えや水着の脱水を手伝う役目。

今年度はクラスの人数が多いので、今日1回だけでプール当番は終わりだ。

今日のプールの時間は11時…。
………当番に行く前に美容院へ。
かなり短く、すっぱり、ばっさりカットしてもらう。
むつは驚くかしら。うふふふ。

私が行くと、部屋からちょうど出てきたむつ、「きったの?」と小声で。
すぐに気がついてもらえて、私もちょっと嬉しかったり。

滞りなくプール当番も終えて、昼をすませ、
今日は4時間で帰宅するのんを迎えに。

のん、私を見ても何も言わない。
「プールはどうだったの?」と私から聞いたこともあって、
足を洗って、それから腰をこうやってつけて……
と、全てのしたことを順序通りに説明してくれる。

特にシャワーが、四方八方から浴びることの出来るタイプで、
とても面白かったらしい。
「コッチからも、コッチからも水が出るんだよ!!」と興奮し、
身振り、手振り、全身を使って、
今日プールでしたことを再現してくれる。

泳げる人は泳いで良かったらしく、
「のんちゃん、フシウキできないよ」などともっともらしいことを言ったり。

帰宅して1時間後にむつを迎えに。
さらに30分後に、マンションのAちゃんにお呼ばれされ、
出かける支度をしていたら、

「・・・・・・・。切った?」

とその時初めて気がついたらしい。
あんた・・・・。
・・・まあ、いいんだけど。

どちらがどうということではないが、
本当に、のんは男性的、むつは女性的な気がする。

ちなみに、むつは寝る前に、
明日着る服を選んで、自分の学習机にきちんと畳んでおいたりする。

夏物の(去年も着た)サマードレス、ワンピースを見せて
目を輝かせるのは、むつである。
のんは一番手近にあるものを身につける。

まっこと、面白い。



2006年06月28日(水) むつのお友だちのお家

水曜日、むつは午前保育、のんは4時間授業。
もともと、児童館で「こうさくのひ」ということで、
毛糸を使った工作の日だったので、のんは児童館に行かせるつもりだったのだが。

昨夜、むつのクラスのNちゃんのママから1通のメールが。
先日の公園で遊んだ時に、話をしてメールアドレスを交換した…

「明日、我が家に遊びに来ませんか」というお誘い。
あらあら、あららら。

むつのクラスのお友だちから、お招きを受けるのは、実は初めて。

バス登園と言うこともあり、
また、昨年度はのんのクラスばかりに行っていて、
そもそもむつのクラスのママさんと話をすることも少なくて、
お友だちになることもほとんど無かった。

あら。良かったねぇ、むつ。明日はNちゃんち遊びに行こう。
…と、話をしていると。
何故か、のんが興奮。

「明日は帰ってきたらNちゃんちかーー!!」・・・と、のんが言う。

・・・・。

いや。アナタは児童館に行けばいいじゃない。
だって、むつのお友だちだよ?
しかも、2年保育で今年度から通っている子なので、
その子ものんを知らない。

でも、のんは躊躇しない。
「ダメなの?のんちゃん、Nちゃんがどんな子か見たいんだけど」

負けました。のんも連れて行って良いですかと断りを入れて、
のんが下校してくるのを待って、(のんは給食を食べて帰るので午後になる)
3人そろって、Nちゃんのお家へ。

14時頃到着。
Nちゃんと、妹のMちゃん、そしてもう一人クラスのお友だちIちゃんが
迎えてくれた。
(ちなみにIちゃんも2年保育なので、のんとは面識がない)

さっそく、遊び始める。
むつ、来るまではさほど…どうということもなかったが、
到着してからはとても嬉しそう。

まさに「私のお友だち」と言うことが嬉しい様子。

そして、逆がのん。

自分の自転車で来て、興奮して張り切っていたのだが、
ジュースをいただいて、オモチャを見たら・・・。
あまりに幼い感じのオモチャばかりで
(それはそうだ、Nちゃんは4歳、Mちゃんはまだ2歳だ)
「遊ぶものがない・・・」と言いだした。

だーかーらーーー児童館に行けって言ったのに!
…とはこの場では言えず。
のんとコソコソ、お絵描きしりとりとかしたりして。

でもそのうちにだんだん、のんとNちゃん、むつで遊び始めたあたりで
タイムアップ。

むつは夜まで興奮冷めやらず。
「こんど、むちゃんのおうちに、Nちゃんがくればいいよ!」
などと言う。
そうね、お友だちも呼ぼうね。



2006年06月27日(火) むつプール/のん友だち来訪

朝はどんより、曇り空。
天気予報では日が差してくると言っていたけれど・・・。
どうなるかな?

とりあえず、のんにも、むつにも、プールカードとプールの支度を持たせる。

むつのプールは、(日によって時間が違うのだけど)10時から30分間。
プールの参観は、何日の、何時に来ても良い。
プールから上がった子どもたちのお手伝いをする「プール当番」以外の日に
自由に参観することになる。


10時の時点ではまだまだ暗い雲。これは入らないかな…?

自分のスイミングスクールへの道、ちょっと寄り道して幼稚園によると、
もう子どもたちが水着になっている!
ええーー!!入るの?!

うーーん・・・。
ここまで来たら、自分のプールに行く前に、むつのプールの参観…よねぇ。

プールはいつもよりずいぶん水位が低くしてあって、膝くらいまで。
先生方も「寒いですから、短めにして遊ぶだけで出ますから」とおっしゃる。

その言葉通り、次々に子どもたちが入ると、
カゴいっぱいの玩具を出してくれる先生。
きゃーー、と思い思いのオモチャを手にする子どもたち。
楽しそうーーー。

でも、寒そうーーー。

参観の親は涼しくて楽だけれど。(炎天下の参観はかなり厳しい・・・)


早めに切り上げて、元気よく部屋に帰る子どもたち。
子どもって、元気だなぁー。

ちなみに、去年のプール初日の様子

そういえば、去年は6月からかなり暑い日があって、
プールもかなり日程通りに入れたんだっけ。
今年もたくさんは入れると良いねぇ。


さて、14時にむつを迎え、30分後にはのんの迎え。
今日は火曜日なので、例によってAちゃんを我が家に迎え入れる。

…と。玄関を開けて入ろうとするその瞬間、電話が。
!!急いで出ると、のんの同じクラスのお友だち、Nちゃんのお母さん。

Nちゃんが、のんと約束をしたという。
「本当にお邪魔してよろしいのでしょうか」とおっしゃる。

いやーーーーん!!
のんからなんにも聞いていない。
でも、Aちゃんもいるのだし、お子さんだけ遊びに来てもらうなら…。
ま、許されるか?と思う状況の我が家。

特に聞いてなかったので、なんにも用意がありませんが、と
お詫びを先にして、どうぞどうぞとNちゃんに来てもらうことに。

ほどなく、お母さんと一緒にNちゃん到着。
Nちゃん、Aちゃん、そしてのん&むつで楽しげに遊ぶ。
のんはちょっと興奮気味。

5時間授業で、帰ってきたのは15時頃なので、遊べる時間も短い。
あっという間に、Aちゃんも、Nちゃんもお別れ。

Nちゃんは余程楽しんでくれた様子で、
お母さんが迎えに来た帰り際はブーッと拗ねた感じだった。
うわぁーー。
そう言うことをするのは、(この年齢で)我が子だけかと思っていたので、
Nちゃんの様子が新鮮で、とても嬉しい。うふふふ。

2人が帰った後。
のんに「あんまり勝手に約束してこないでね」と言うと、
「だって、今日はのんちゃんなにも言ってないのに、
Nちゃんが『行くからね』って言ったんだ」
と言う。
あははははは。それはそれは。

まぁ、遊んで楽しんでくれるお友達がいて、本当に良かったね。
そして、それが女の子だったことに、私はとても安心したりする。



2006年06月26日(月) のん振休

昨日が休日参観日で登校したので、今日、のんは振り替え休日。

土曜日、日曜日の参観があるのは良いし、
のんとむつの日程が重ならないのはありがたいのだけど、
2週連続で土日が1日しかなくて、月曜日には子ども一人家にいる…という
状況が、結構大変。

月曜日は一斉に出てくれると、掃除も洗濯もはかどって良いんだけれど。
などと贅沢なことを思ってみる。

せっかくなので、のんに洗濯物を干させてみることに。
我が家のベランダは、干す位置が少し高めだったりして、
子どもには難しいので「洗濯物を干す」お手伝いはさせていなかった。

そろそろ…できるかな?
タオルとか、のんのズボンとか、差し障りのなさそうなものを(のん失礼!)
干させてみると、意外に喜んで良くやってくれる。

のん一人だと…出来ることも多いし、理解力も…むつよりは…あるから、
話が早いしはかどるなぁ。

そんなわけで、朝の家事はのんと2人で。
むつと取り合いになってケンカすることもなく、穏やかに。
なるほどなぁー、ひとりだとこんな風に過ごせるんだなぁー。

兄弟姉妹、いろんな状況があって、
いろんな年齢差があるから、一概に言えないけれど、
我が家にとって、今年と来年の2年間、学校と幼稚園に分かれているのは
1人ずつをしっかり見て相手をすることが出来るという点で、
すごく良かったなぁー、と何度も思う。

私にとっても幸いだし、子どもたちにとっても、たぶん。


10時からは幼稚園の役員会。
納涼大会のことと、敬老会について話し合う。

けっこう時間がかかることが予想されたので、
のんは父ちゃんの実家、ジージとバーバのお家に居てもらうことに。

自転車で実家まで。
のんと前後に並んで走るのも、お互いかなり慣れた。
止まるところ、横に並ぶところ、渡るところ、
だんだんにのんが慣れてきているのが分かる。
走りやすくなったけれど、その頃が一番事故が起こりそうだから、気をつけて。

実家にのんを預け、私は幼稚園へ。
雨の中、子どもたちが部屋で歌っているのが聞こえてくる。
今日プール開きのはずだったのだけど、残念ながら雨。

今年はどんな夏かしら。たくさんプールに入れるといいねぇ。


役員会が済んで、のんを迎えに行く。……と、
すでに場所をショッピングモールに移して、
ジージ、バーバとゲームセンターで遊んでいた。
ゲームセンターか・・・。

そのまま連れて帰れる雰囲気ではなく、昼食も一緒に済ませ、
さて…と思ったら、のんの荷物は家に置いてあるという。

結局、私だけむつのお迎えがあるので家に戻り、
もう一度むつを連れて、のんを迎えに行く。
当然、素直に帰るわけもなく、1時間ほど遊んでからお別れ。

あっちこっちに行き来した一日。



2006年06月25日(日) 休日参観日

のんの学校、休日参観日である。
前回の参観日、残念ながらむつの遠足と重なってしまい、
見ることが出来なかった私は、初めての参観だ。

フリー参観形式で、誰が、何時間目のどの学年を見るのも自由。
もちろん私も父ちゃんも、そしてむつも、のんのクラスを見るわけだが。

1時間目は国語。
今日は「や」の字を練習する。
それから、助詞の「は」「に」「を」などを使った文の練習。


先生は大ベテランの先生で、授業を見ていてもとても安心できるし、
私自身もとても楽しい。
なるほどなぁー、と勉強なる。

ありがたい、ありがたい。

さて、肝心なのんは…?

前回の参観に行ったお父ちゃんから、
「(私が見に)行かなくて良かったかもよ?」などと意味深な発言をされ、
「あまりやる気がないような態度をとる」
などと聞かされていたので、(それに関する日記はこちら)
内心ドキドキで見たのだが。

う、う・・・・ん。
まあまあ、かな。
わはは。

確かに、まっったく関係ない他のことを考えていて、
先生の話を聞いていないと思われる時間が存在する。
それは、…多分、間違いない。

ただ、友だちとしゃべっていたり、ふざけていたりして
聞いていないわけではない。
教科書の他のページが気になったり、
さっきまでしていた字の練習をもう少しやりたかったり、そんな感じ。

でも、まぁ…それでずっとそうかと言えばそうではなく、
慌てて先生のいった準備をしたり、書いたり、という行動をするから、
「正しいのはこちら」という方向はわかっているんだなぁ。

もうちょっと。もうちょっと、先生の話を聞いてくれればなぁ。
などと思ってみる。

2時間目は算数。
でもここでむつがギブアップ。
人の多い教室があまりに暑すぎて、疲れて、イヤになってしまった。
仕方ない。
廊下に出て、むつはお絵描きなんぞしながら過ごす。
私は廊下からチラチラと中をのぞき見る。

20分休みは、のんもむつも一緒になって校庭で遊ぶ。
むつ、のんの友だち(なぜか上級生)に「妹なの」と紹介され、
「ちいさーい、可愛いー」などと言われ、ひどくご満悦。

3時間目はそんなわけで、やたらと機嫌の良くなったむつと一緒に教室へ。
道徳の時間。

先生の話を聞いて、自分だったらどうするか、どう思うか、などを発表しあう。

あーー、そうだったそうだった。小学校って、こんな感じだったなぁ。

いったん私たちは帰宅して、のんの下校をまち、
昼食を済ませたらまた学校へ。

体育館で、「親子絵付け教室」なる、PTA主催のイベント。
カレー皿を2枚申し込んでおいたので、
のんと、むつ、それぞれ1枚ずつ絵付けをする。

のん


むつ




出来上がりは後日渡してもらえるそうだ。楽しみ!



2006年06月24日(土) お誕生日プレゼント

バーバのお誕生日。
今年は、綺麗な缶に詰まったチョコレートと、
それから巻物式になったお誕生日カード(?)。

のんとむつ、それぞれ1枚ずつ、
長ーーい模造紙いっぱいに、「おめでとう」とか、イラストとか、模様とか、
たくさんたくさん書き込んで、丸めてリボンをかけたもの。

のんもむつも、気分がのっている時に
「こういうの作らない?」
と話を持ちかけたので、2人ともすごくよく、ビッシリたくさん書き込んで、
(いろんな意味で)素晴らしい巻物が2本出来上がった。

こういうのを提案するタイミングも、難しい。

あまり乗り気でない時に話を持っていくと、
「えー」とか「うーん」とか返事をされて、
なにやら適当に…と言ったら失礼か?…描かれて、
「はい、これでいいんでしょ」という感じになる。

遊びが一段落して、楽しい気分の時に、
「こんなのやっちゃおう!」と話を持っていくと、
「やるやるーー!」と飛びついてくる。

特に、のん。

むつが「やるやるー!」となっても、のんの気分がそう言う感じでないと
「私はいいや」となってしまう。
むつのテンションが上がれば上がるほど、
のんのテンションが下がったりする。

のんがテンションが高くて、すごく乗り気な時だと、
むつはつられてテンションが高くなり、すごく良い感じになる。

・・・こういうのも、姉妹の性質の差だなぁと思ったりする。


バーバが夕方まで用事があったので、
風呂も、夕食も済ませてから、渡しに行く。
プレゼントを渡して、HappyBirthdayを歌って、帰ってくる。


ところで、せっかくの巻物の写真、
残念なことに取り忘れて渡してしまった。…不覚。
ここにUpしたかったなぁー。



2006年06月23日(金) 読み聞かせ3回目

のんのクラスの読み聞かせ、第3回。
(読んだ本はほんだなに)
今回、私は読まず、子どもたちと一緒に聞く。
今のところ、4〜6人のお母さんが参加して
2〜3人が読み、
あとは子どもたちを座らせたり、何かあった時に対応したり。

毎回、ちょっと目立つ感じの男の子2人。
「ききたくねぇもん」
「つまんねぇー」
などと言って、みんなの輪に入ってこない。
2人で、背を向けてイスに座っているのだが、
話が始まると静かにしていたり、
ついつい、顔を本の方に向けてジーーーっと見ていたり。

ふふふふふ。
聞きたいのなら、素直にみんなと一緒に座ればいいのに。
そうは出来ないんだなぁ、とちょっと可笑しい。

そう言う様子を見て、よしっ、私が読む時にはあの子達が興味を持つ本を…
などと気合いが入ったりして。


そのまま自転車で図書館へ。
名残惜しいが「バムとケロ」シリーズを返し、
今度は「スイミー」「三びきのやぎのがらがらどん」を借りてきた。
学校の推薦図書である。

推薦図書だから、と子どもに読ませるのは
私の本意ではないのだが、
随分前に読んであげたはずの本なのに、
先日の読み聞かせの時間に先生が、推薦図書を幾つか紹介して、
「これ、読んだことある人ー!」
と聞かれた時、我が子が手を挙げなかったのにがっかりした。

最近読んだ本が出てきた時には、はりきって手を挙げていたので、
「スイミー」と「がらがらどん」は忘れているのだろう。

たくさん読んでも、全部覚えているわけじゃないんだなぁー。
家にあれば繰り返し見るから、「あっ!」と思うのだろうけれど、
全部家に揃えておくのは無理だものなぁー。


今日は父ちゃんがお休み。
午後、のんの下校を待って、車でお出かけ。

このところ、土曜日や日曜日に参観日が続いたり、
あまり天気が良くなかったりして、なかなか週末に遊びに出られない。
その点、金曜日ならば(下校してからだから時間は短いが)
夜少し遅めになっても、のんびりしてこられる。

ただ、20時を過ぎると子どもたちがウソみたいに眠くなるから、
気をつけないと。



2006年06月22日(木) のん、児童館に行く

のん、せっかくのプール初日だったのに、朝は雨。
10時頃には上がったけれど、曇天で肌寒い。

これは入らないなぁー、残念だろうなぁー、と思いながら、
図書ボランティアの仕事で学校へ。

図書館から1ヶ月借りた、学級文庫用の本50冊をまとめ、整理して
箱に詰めておく作業。
これを明日、図書館の人が取りに来てくれることになっている。
(同時に、新しい本を50冊届けてくれる)

本を取りに、20分休みのクラスにはいると、
子どもたちがわいわい、がやがや、体操服を持って移動するところだった。
プールがない時は平常授業。
(プールがある時には3,4時間目がプールになる)
3時間目の体育の準備で、着替えに移動するところだったらしい。

当然、のんも「なにしにきたのー!」などと出てくる。
ふふ。


下校の迎えに出ると、「児童館に行きたいの…」と言い出す、のん。
例の一件以来、児童館には行っていなかった。
先週、一度「行く?」と聞いたのだが、
少し考えてから「行かない」という返事だった。

…確かに、友だちが何人か「外の公園で遊ぼう」と誘ってきたら、
それを断るのはツライだろう。
部屋で遊べる友だちがいれば良いんだけど…と、少し心配していたのだが。

今日は「Yくんと行く約束したの」と言う。
ふーーん。
先日、一緒に外で遊んでいた子とは違う子だ。

「絶対、部屋で遊ぶ?」と聞くと、うん、と真面目に応える。
「Y君が帰る時にも、館内からお見送りすればいいんだからね」と言うと、
うん、と頷く。

今日は5時間授業だったので、遊びに行くとしてもすでに、
今まで言っていた時間から1時間も遅い。
館内にいるのは1時間半ほど。

それくらいなら、たぶん大丈夫…。これだけ強く言っておいたのだから、
のんを信用してみよう。


むつと一緒に、のんを送っていく。
館内に消えるのんの後ろ姿を見送り。
さて、その後はむつと「どうしようか?」
結局、私の自転車で2人で「自転車で、うーーんと遠くに行ってみよう!」
ということに。

自転車でぐるぐる。
先日のんが遊びに来ていた公営住宅の階段付近に行ってみる。
「…こんな方まで、のんは来ちゃったんだねぇ」
私はつい、ひとりごと。

近くの公園で30分ほど遊び、パン屋によってパンを買い、
そのままのんを迎えに行く。

「とっても楽しかった!外には出なかったよ!」
今日作った工作を持って、楽しげに飛びでてくる、のん。
1年生のお友だちも何人も来ていたらしい。

ほっ。
・・・前回のことがあって、
すぐにまた同じバカな真似をするとは思っていなかったが、
それでもちゃんと遊べたと報告されると、ホッとする。

また、児童館、来ようね。



2006年06月21日(水) 短縮授業/誕生会

のんの下校時刻まで、あと30分あるから
その間に買い物をして、戻って迎えに出て…と考えて、
買い物をしていたら携帯が鳴る。

Aちゃんのママから。
「今日、短縮授業だって知ってた?他のママから聞いたんだけど…」
!!!
し、知らなかった!!

そう言えば、月間予定表に書いてあったような、無かったような…。

とりあえず、短縮授業の4時間だと、考えていたよりも30分早く下校する。
まだ店に入ったばかりで、カゴに品物はひとつしか入っていなかったので、
大急ぎで棚に戻し、そのまま学校の帰り道に迎えに立つ。

はーーーっ。危なかった。
予定通りだったら、タッチの差でのんの帰宅に間に合わなかったところだった。

私と同じように慌てて迎えに出た、1年生のママさん数人と、
「(予定に)書いてあった?」「あったような…?」
などと話をしながら、子どもたちを迎える。

うーーん、月間予定表は全て手帳にうつしているんだけれどなぁ…、と、
学校からの通知を見たのだが、
やはり何処にも書いていない。
これは、・・・先生、予定表に書き忘れたな。

高学年は、黒板などに書いてある予定を自分で書き写したりするらしい。
なので、今回Aちゃんのママも、
上のお子さんが居るお家の人に聞いたという。

まぁ、30分の違いだから、それほど大変なことにはならない…だろうけれど。

そんなわけで、慌ただしく午後のスタート。
のんが家に着くかつかないかで、むつの迎えに出ないとならない。

バスが来るから急いでいるのに、新しいサンダルを履くのに手間取る、のん。
むきーー!!

いやいや、そんなことで怒ってはいけませんね。


むつ、幼稚園では今日「6月生まれのお誕生会」。
それぞれの学年が出し物をするのだが、
今回、むつはその出し物で、
「へびちゃんの、えの、ふだをもつの」
と張り切っていた。
良くわからないが、どうやら歌にあわせてパネルを出したりしたらしい。

「じょうずにできたら、ごほうびに、みんなにおかち(お菓子)くれるの」
と嬉しそうにしていた。

いや、誕生会の度にお土産に小さなお菓子を全員もらえるんだけど…。
そして、「上手に出来たらお菓子」って、アンタそれじゃまるで…。
と、喉まででかかったけれど、胸におさめておく。

むつは今日、嬉しそうにお菓子を持ち帰り、
のんに半分、分けて食べる。ふふ。よかったね。



2006年06月20日(火) それぞれの成長

同じマンションで、のんと同級生のAちゃんには、
3学年違いのKくんと言う弟がいる。Kくんはむつの1学年下。

6月になって、1年生の5時間授業が始まったら、
Kくんの幼稚園→習い事の時間と、Aちゃんやのんが下校してくる時間が
ちょうど重なるようになってしまった。

7月からは時間帯を変えることが可能らしい。
ではそれまでの間、と言うことで、
Aちゃんを下校時に我が家で迎えて、預かることになった。

のんも、むつも、大喜び。
ふふふ。

・・・。実は。このAちゃん。
ずーーーーーーっと前、まだのんもAちゃんも入園前のこの頃
のんとよく遊んでいたAちゃんである。
当時2歳だったAちゃんはとても気性が激しく、
・・・
のんがAちゃん…というこんな一幕もあったりした。

が!!

幼稚園に入ってから、すっかり落ち着き、
私から見ると大人しく、とても素直な良いお姉さんに成長した!

Aちゃんのママが迎えに来るまでの1時間弱、
Aちゃん、のん、むつの3人でとても穏やかに絵を描いたり、
スタンプ遊びをしたりしている様子を見ると、
私可笑しさをこらえきれない。

Aちゃんに叩かれて、夜泣きするほどだったなんて、
今ののんは(Aちゃん本人も)これっぽっちも覚えていないんだろうなぁ。
くふふふふ。

良いこと、良いこと。
みんな良く育って、良い友だち同士になり、善い大人になっておくれ、と願う。

Aちゃんママが迎えに来て、2人になっても続けてよく遊ぶ2人。
でも5時間の授業だと、家に入るのが15時頃だから、
あっという間に夕食の時間だ。

のんとむつの関係は、2人がともに幼稚園に行っていた頃も
共通の話題で楽しそうではあったけれど、
今年度、学校と幼稚園に分かれてからの方が諍いが少なく、よく遊ぶ気がする。

適度な距離がある方が良いのかな?



2006年06月19日(月) むつとばあちゃん

参観日の振り替えで、むつはお休み。
のんと父ちゃんだけを送り出す。

お弁当作りのない月曜日って、なにやらとても余裕がある。
ああ、2年後には2人とも小学生。
いつもこんな風になるんだなぁ・・・。

ああ、でも今日はまだグーグーと派手な寝息を立てて寝ているむつが居る。

やっと起きる。
お決まりで、「あれ?むつ、今日幼稚園は?」と言うと、
ハッ!・・・とした顔で固まってしまった。
いかんいかん。

「あ、今日は休みなんでしたー」
と言うと、ホッとした顔。
なんだ、そうか、良くわかっていないのか。ごめん、泣かせるところだった。

そうだよな、のんはもうすっかり「今日が何曜日」「何曜日はなんの日」
などとわかっているけれど、
むつはまだまだ、わからないらしいものな。悪いことをしてしまった。

むつだけのお休み。
でも、のんは4時間授業で帰ってくるし、
むつだけ連れて遊びに行くのも…と考えて、今日はばあちゃんを呼んでみた。

むつの大好きなばあちゃん。
ばあちゃんも、むつが好き。

朝ご飯を食べながら、「ばあちゃんに来てもらうよ」と言うと、
ばあちゃんに来てね、と電話するという。

電話させると「おひるごはん なにたべようか?」などと相談している、むつ。
すっかりいっちょまえ。

いつもの通り10時に到着。駅まで迎えに出て、
そのままショッピングモールへ。
むつ、夏のサンダルを買ってもらい、
遊び用のスタンプのセットを買ってもらう。

むつがラーメンが食べたいと言いだしたので、3人でファミリーレストランへ。

むつ、もちろん上機嫌。
ニコニコ、うきうきして、たくさん食べる。
ばあちゃんに大きな声でよくしゃべる。

のんは小さい時から、あまり大人に対してベラベラしゃべったり
ニコニコしてみせるキャラクターではなかったけれど、
むつはガンガン愛嬌を振りまいて、可愛がられるタイプ。
(のんも、お友だちのママに対してはかなり違うのだけれど)

最近、のんはそんな感じに拍車がかかって
(年齢的なものが大きいのだろうけれど)
さらにのんとむつの差が激しくなった気がする。

同じように育てているつもりなのにな、と、
のんとむつの違いを見るにつけ、複雑な気分。

家に戻って、遊んでいるところに、のん帰宅。
久しぶりに、ばあちゃんを含めて買い物ごっこなどをしたり。



2006年06月18日(日) 学校ごっこ/父の日

朝から雨。
そういえば、昨日は久しぶりの晴れだった。
おかげで公園で遊んでから帰るということもできたし、
洗濯物も3回分も干せたし。

あーー、それでも足りない、お日様。
早く夏になれ。
太陽が出ないと、どうも元気が出ない。

でも子どもたちは相変わらず元気。
今日は朝から学校ごっこ。
むつが「やりたい」と言いだした。

出席をとって、今日はなにやら、係を決めているらしい。


…先週の金曜日、のんたちのクラスでは実際に
「係決め」が行われたらしい。
のんは月曜日から「黒板係」だという。

黒板を消したり、掃除したりするのか?
のんに聞いてみるのだが、まだやってないので良くわからないと言う。
ふーん?
そんなもんか??

それにしても、今までいろんな事を6年生がしてくれていたらしいのだが
それを順々に、自分たちでするようになってきている。

今はまだ、掃除も6年生が主になってしてくれているらしい。
2学期くらいからは、1年生だけでするようになるのかな?

自分の小学生の頃を一所懸命思い出してみるのだが、
昔過ぎて……もとい、その後のいろんなコトがありすぎて、
そのあたりの細かいことを覚えていない。
違うことなら、たくさん覚えているのだけれど。


さて、のんとむつの「学校ごっこ」。

係を決めた後は音楽の時間らしい。
歌を歌い、鍵盤ハーモニカらしき練習をする。

むつ、のんのおかげ(?)で、小学校の校歌を半分くらい歌えるようになった。
きっと入学前には完璧だろう。


昼ご飯の後、のん&むつ、私の3人で買い物に。
夏休み中の短期水泳の申し込みと、父の日のプレゼントを買いに。

…とはいえ、我が家の父ちゃんは品物で喜ぶものがあまりないので、
父ちゃんの好きそうなおやつを買うことに。

「父ちゃんの好きそうなものを選んで」と言ったのだが、
どうしても「自分も一緒に食べる」コトが念頭にあるので、
もめることになるのん&むつ。

あんこを使ってあるものだと、むつが「食べない」という。
(むつはどうやらあんこが苦手らしい)
むつが選んだものだと、のんが「それならいらない」などと言う。

結局、ワッフル、お団子、水ようかん、と、まとまりのない組み合わせで
買って帰る。

「のんちゃん達が買ったって言えば、なんでも喜ぶよ」などと言う、のん。
いや、そりゃあそうだと思うけど。

昨日も参観日で披露した「お父さんの歌」を歌って、
ワッフルと団子、水ようかんをあげる子どもたち。
当然のようにワッフルも団子も子どもたちが食べる。



2006年06月17日(土) 休日参観日

遡って昨日のこと。
帰りのバスから降りてきたむつ、
(むつ語なので以下訳)
「あしたは、なつのたいそうぎ!
 ぼうしと、りゅっく!
 さむかったら すもっく!!」

一気に言う。
「ちゃんとお家の人に言ってね」と先生に言われるのだと思うのだが、
忘れないうちに頑張って言おうとするのが、とてもおもしろい。

そんなわけで、今日は体操着で元気に登園した。
休日参観日である。
のんの参観日は来週なので、今日はのんも「つきそい」である。

のん「いきたくないなー」などと言ってみたり、
「○○くん(のんと一緒に卒園した友だち)は来てるかな?」
などと楽しみにしてみたり、いろいろ忙しい。

晴れたら、自転車で行こうねと、のんと約束していたので、
予定時刻よりも大分早めに、のんと私で家を出る。
(父ちゃんは後からバイクで行く)

のん、ずいぶんと上手に自転車で移動できるようになってきた。
予定していた時刻より、大分早めに園に到着。
のんが園に来るのは…ああ、それでも先日お迎えに来たから、
それほど久しぶりでもないか。

まだ部屋で朝の挨拶や歌を歌っている様子をじっと見る、のん。

すぐに卒園児のお友だちと会って、あっという間に遊び始める。

6月の休日参観日は、外で体操を見た後、
それぞれの保育室でおゆうぎや、歌を見て、保護者と一緒にゲーム、という
流れである。
(のんの2003年度2004年度、のんとむつの2005年度の様子)

…そうか。今↑のリンクを張る為に、去年の様子を読んで思い出した。
むつは去年、やっと泣かなくなった頃だった。
やっと自分の位置で体操をして、
やっと大きな声でみんなと一緒に歌えるようになっていて
安心した参観だったんだ。

今年のむつ、ぴっちり真っ直ぐに並んだ列にちゃんと入っている。
たけのこたいそうも上手に出来た。
なぜか、各所でカメラ目線というか、ポーズをとるのが気になったけれど。
余裕が出てきた、と言うことにしておこう。

蒸し暑い保育室に入って、おゆうぎを披露、歌を披露。
これ以上ないと言うくらいにこやかに歌い、踊るむつ。
1年でこんなに変わるものか。

最後は保護者と子どもがペアになって、フルーツバスケット。

むつは(お父ちゃんの策略で)2度も「おに」になった。
でも終始楽しげ。

そして…のんは?
のん、行く前は「フルーツバスケット、私もやりたいー!参加しても良いの?」
などと聞いていた。
お家によっては、パパさんではなく卒園生のお兄ちゃん、お姉ちゃんが
一緒にゲームをするお家もある。
「いいよ、いいよ」と言っていたはず、なのに・・・。

保育室に入っても、おゆうぎが始まっても、フルーツバスケットが始まっても、
一向にむつの部屋の方にのんが現れず。

大型遊具で、大胆に、猿のように遊んでいる。
見ると、昨年度の卒園生ばかり何人も。
……久しぶりで、楽しいんでしょうねぇ…。

ま、いいか。・・・というか、なにしに来たんだ、のん。


帰りはちょっと寄り道して、昼ご飯を食べ、公園で遊んで帰宅。
お疲れさまでしたー。



2006年06月16日(金) 読み聞かせ/むつの髪の毛

朝は読み聞かせの第2回目。
(読んだ本はほんだなにUPしてあります)
それにしても、1回目も、2回目も、土砂降りだった。

園バス自体も、雨の日は遅れがちだから、
むつを乗せて、手を振ったらそのまま学校に走り込む感じ。
学校に走って向かう、なんて、何十年ぶりかしら。
なんちゃって。

前回、子どもたちを横長に座らせたのだけれど、
あまり見やすいとは言いがたい雰囲気だったので、今日は縦長に。
うん、これならみんなの顔もよく見える。

何人もの子が私を覚えてくれていて、
「○○○○(のんのフルネーム)のお母さーん!」と呼んでくれる。ふふふ。
でもまだ、私もみんなの顔を覚えきっていないなぁ。
女の子はかなり覚えたんだけど。

子どもと、それほど親しくならないうちはまだ短い本かなぁ。
聞く姿勢としたら、長くても大丈夫そうなんだけど。
早く、クラスの雰囲気を掴んで、長い本を読みたいなぁ。
宮沢賢治、読みたいなぁ。

と言うのはおいといて。


ここしばらく、むつが髪型に関してうるさい。

むつものんも、去年の11月の七五三、12月のおゆうぎ会に
長く伸ばしていたのだが、1月に切り、4月に切り…としたために、
のんはあごくらいまで、むつは肩につくかつかないかくらいの
長さしかない。

それなのに、
「○○ちゃんみたいにちて。」
「こうちたら、かわいーとおもうの」
などと提案をしてくる、むつ。

「こうしたら可愛いと思う」なんて言葉、何処で覚えてくるんだ、いったい。

でも、髪の長さは○○ちゃんに遠く及ばない。
「短いから、とどかないよ、できないよ」
と言うと、怒る怒る。
「こうやって、こうちゅるの!」
ちゅるの、って言ったって、無理なものは無理だ。

なんとなく希望通りにすることは出来るが、
数分も経たないうちにバサバサと落ちてきて、
ざんばらになり、みっともないことこの上ない。
幼稚園には、そんな髪型で行かせたくない。

できる限り丁寧に「こことここは、ここで結ばないとできないんだよ」
と説明するのだが、納得するまでに時間がかかる。
最後は私の、
「お母ちゃんの言うこと聞かないんなら、切るよ!」
という台詞になる。

風呂上がり、髪の毛を乾かしながら、
「びよういんにいく」と言い出す、むつ。
切ると言うのかと思ったら、
「○○ちゃんみたいに、ながくちてくだちゃい、っていうの」

うーーん。「ながくして」は使い古されたネタだけど、
我が子がいうとは思わなかった。



2006年06月15日(木) 傘を持ってお迎え

14時にむつを迎えに…マンションから出ようとしたら、ぽつり。

あらららら。
急いで傘を取りに玄関に戻る。
あっという間に雨が降り出した。

がーーーーん。

しまった。のんに、傘を持たせなかった。
朝早い時間に見た天気予報で、夜に降り出す…とかなんとか
書いてあった記憶があって(定かではないけれど)
結局、登校時、傘を持たせなかった。
(どっちかというと、登校時に傘のことなんて考えてなかった…)

しかたない。
むつの傘と一緒に、のんの傘も持ってマンションを出る。

むつのバスが到着。迎えてから、一緒に学校に向かう。

むつは最近買ったばかりの傘で、
さして歩きたくて仕方ないものだから、
ウキウキしながら歩いていく。

ワンタッチの傘が嬉しくて仕方ないむつは、
歩いていても「ばしゃっ」とさしたり、閉じたりを繰り返し。
最後には私に怒られる。「ちゃんとさして歩きなさい!」

学校の門に着くと、ちょうどチャイムが鳴ったところだった。
そう言えば、私は下校時刻の様子を見るのは初めてだ。

チャイムが鳴り終わると、小さい子どもたちが出てくる。
ああ、先生が出ていらしたから、1年生だ。

1年生の下駄箱は、校庭をはさんで正面。
下駄箱の前でみんなで並んで、「さようなら」と挨拶している。

それで解散になるらしい。
門が開いたので、むつに傘を持たせてのんのところまで行かせることに。
さすがに、親が入っていったのでは…と、
私としては配慮したつもりだったのだが、
のん、むつを置いて一直線に私に向かって走ってくる。
「おかあちゃーーん!かさーー!!」

「あっ!○○○○(のんのフルネーム)ちゃんのおかあさんだ!」と
子どもたちも口々に。
いやーーん。はずかしいーー。

むつが、困った顔で傘を持ち、のんのことを追いかけて走ってくる。
でも途中で「のんちゃんの妹?かわいいー」などとお友だちに声をかけられ、
ちょっと良い気分で、しゃなりと立ち止まってみたりする、むつ。

むつに「かわいい」はネコにマタタビ。

みんなで傘をさして、列になって歩いて帰る。
むつは、のんのお友だちにいろいろ話しかけてもらって、上機嫌。

私は列からはみ出した子どもや、車道に飛び出しそうな子どもたちに
声をかけながら(…と書くと穏やかそうだが、実際は汗だく)帰宅。

下校だけでこんなにくたびれるものだったか。
あーー。
今度から、傘は絶対、持たせよう。



2006年06月14日(水) むつのクラス公園遊び

むつは今日、午前保育。

我が幼稚園では、1年に何度か、午前保育の時や休園の時に
役員が音頭をとって、
「クラスみんなで公園に集まって遊びましょう」という企画をするのだけれど、
今日がその日。
年中の2クラス合同で、公園遊びをすることになった。

企画…と言っても、クラスみんなに声をかけるだけ。
公園はほぼ毎回、幼稚園に一番近い、大きな交通公園。
時間も特に決めずに、「都合のいい人は来て遊びましょう♪」という
感じの声のかけ方になる。
この声のかけ方も…まぁ、いろいろあるのだけれど、長くなるので割愛。

そして、私は今年度役員。
前回の参観の時に、保護者の方ひととおり声をかけて、
お休みだったお家にはもれなく連絡をして。

11時にむつを迎え、昼食を済ませ、
4時間で帰宅するのんを迎え、2人を連れて公園へ。

もうすでにたくさんのお友だちが集まっていた。

ほっ。
私を含め8人で声をかけたのだから、別に私が責任を感じることは
あまりないのだけれど、
やっぱり、みんながちゃんと集まってくれているのを見ると、
一仕事終わったような気分。あー。良かった。

ずっと天気が悪く、久しぶりの晴れだったせいか、
かなり出席率も高くて、あっちを見てもこっちを見ても、
みんなむつの学年のお友だち、と言う感じ。

そして、その中に混じってちらほらと、のんと同じ学年のお友だち。
むつの学年の子のお兄ちゃんやお姉ちゃんだ。

のん、「Kくんだー!Sちゃんだーー!!」とものすごく嬉しそう。

むつよりも、のんの方が感動していた様子。
そうだよなぁ、そういえば、最近、友だちと公園で遊ぶのも久しぶりだったかも。

むつは早速、自転車に乗りに行く。
もうすっかり慣れたもので、自分で申込用紙を用意して、名前を書き、
(判読できるかどうかは謎だけれど…)
申し込みの箱に入れて、自転車を選びに行く。
すいすい乗って、楽しそう。

のんは大型遊具にいたかと思えば、
小動物園で馬にまたがっていて、
鉄棒にぶら下がっていたかと思うと、自転車を乗り回して…という、
いつもの通り、追いかけられないスピードで遊びまくる。

ああ、楽しそう。

私は私で、去年はすっかり、のんのクラスの方ばかりに行っていたので
あまりむつの学年のママさんと交流していない。
今年初めて同じクラスになったママさんとお話ししたり、
2年保育で入ってこられたママさんとメールアドレスを交換したり。

親子3人、充実した公園遊び。

16時になったので、何人かのお家と一緒に帰途につく。
のんは自転車で私と併走して帰る。
自転車も、かなり落ちついて上手に走れるようになってきた。



2006年06月13日(火) のん、お友だちとケンカする

5月中、のんの下校時にはマンションの下に迎えに出るだけだったのだが、
こんなことや、あんなこと
そして例の児童館にいなかった一件の後からは、
私は4月の頃と同じところまで迎えに出ることにしている。

その、迎えに出る地点までは、同じ1年生が何人も一緒に帰ってくるのだが、
その地点からマンションまでは、
同じマンションのMちゃん、Aちゃん、のんの3人だけになる。
(学童のお子さんが1人居るので、学童がなければその子も一緒である)

その地点からマンションまでの間に、
連れ去られたり、交通事故に遭ったり…ということは、
まず無い、と、思う。

それでも私が、途中地点まで迎えに出るのは、
「ここまで来るほど、心配しているんだよ」とのんに分かって欲しいから。
ふらふらと遊びながら帰ってきたり、
みんなと別に一人で歩いてきたりしたら、
困るんだよ、心配するんだよ、と、わかってほしいから。

・・・・・・。
何度か話しはしけれど、のんがどこまでわかってくれているかは
…わからないが。


さて、そんなことで、今日もその地点まで。
行くと、すでに子どもたちの姿が何人も見えていたのだが、
のんがひとりで、さっとこちらに渡ってきた。

ん?

なにやら、様子が変。

同じマンションのMちゃん、Aちゃんが、のんを追うようにして
こちらに渡ってくる。

通りをはさんだ(と言っても3mほど)向こう側に、
その地点で分かれるはずのYちゃん、Kちゃんがいて、のんの方を見ている。

んんん??

私が「ばいばーい、気をつけてね」とYちゃんとKちゃんに声をかけると、
Yちゃんが「・・・・ちゃーん!」とのんの実名を呼ぶ。
(いつも思うのだが、どうして子どもってフルネームを呼ぶんだろう?)

あれ?どうしたの?呼んでるよ?とのんに聞くと、
「いいの」という返事。
イヤ、良くないって。

なにかあったな・・・。とあからさまに分かる態度。

行ってらっしゃい、呼んでいるんだから、とのんに通りを渡らせる。
「わたしも!」と、Mちゃんも渡って一緒に行く。

Yちゃん、Kちゃん、Mちゃん、のんの4人で、額を集めて話をして、
「じゃあね」と帰ってくる、Mちゃんとのん。

・・・・。ケンカ?

家に帰ってから、ゆっくり話をする。
言いたがらないかな、と構えて聞いたのだが、
意外なほど素直に経緯を話してくれる、のん。

どうやら。
私がこの時
「必ずマンションのMちゃん、Aちゃんと一緒に帰ってきなさい」
と言ったのが発端らしい。

のんの話によると。

のんはMちゃんか、Aちゃんかと手を繋いで帰るつもりだったら、
Yちゃんが「手を繋ごう」と言ってきてくれた。
でものんは、
「MちゃんかAちゃんと繋ぐの」と断ってしまった。
そして、(分かれる地点までの間に)
歩いているうちにKちゃんが繋いできて、Kちゃんと一緒に歩いていたら、
Yちゃんが「なんで私と繋がないのにKちゃんと」と怒ったらしい。

なーるーほーどーーーーー。

「Yちゃんと手を繋いで、Yちゃんと帰ってもいいかなぁ?」
と困った顔で聞いてくる、のん。

いいよ、いいよ。そんな「繋ぎたい」といってくれる子を断ったらダメだよ。
…でも。
だからといって、マンションのAちゃん、Mちゃんと離れるのは…
……うーーん。

「みんなで一緒に歩くわけにはいかないの?」
と聞くのだが、あまり歯切れの良い返事が返ってこない。
Yちゃんと帰るなら、Yちゃんと分かれる地点までYちゃんだけと歩く…のか?

そういうもんだっけ??

みんなで仲良く、みんなで一緒にそろって、って、
難しいんだったっけかなぁ。

私があまり「マンションの子と!」と強調したせいかなぁ。
うーーーむーーー。

まぁ、とりあえず、そんな根の深いケンカでもないみたいだから、
明日はYちゃんと仲良くできるといいねぇ…。



2006年06月12日(月) 穏やかな月曜日

出かけずにいても、することが多すぎる。
あっという間にお迎えの時間になる感じ。

そもそも、しようと思うことが多すぎるのか?欲張り??


子どもたちが帰宅する。

のん、少し前まで「児童館〜!」と熱にうなされたように言っていたのだが、
さすがにあまり言わなくなった。

私としては、連れて行きたくない わけではないのだけれど、
…さすがに、こんなことの後だと、
少し早めに迎えに行かないといけないか、とか、
途中で見に行った方が良いか、とか、
いろいろ考えすぎて、連れて行く気分でなくなってしまう。

どうやら、児童館とは別に、
小学校の中で放課後遊べる仕組みもあるらしい。
予め申し込みをしておいて、有料だそうなのだが、
なかなかいろんな活動をさせてくれる様子。

…ただ、これはまだ…(たった今サイトで調べたのだが)
我が校では1年生は対象外の様子。残念。
でも、こんな風にいろんな活動があるのだなぁ、と感心する。

小学校って、随分変わったなぁ。


そんなわけで、子どもたち2人で家で遊ぶ。
昨日よく遊んだ余韻か、本当に仲良く、よく遊ぶ。

楽しく遊べると、相手を思いやる気持ちも出てくるし、
優しく対応できるので、ケンカも減る。
非常に良い循環である。

(…全く逆の悪循環も当然あるのだけれど…)

時折、遊びがひと区切りした状態になると、
「本読んでー」とやってくる。

少し前、ご近所の方にたくさんのお古の絵本をいただいたので、
まだあまり何度も読んでない本があるのだ。

このところ私も本読みづいているので、
「じゃあ1冊ずつね」
と読み聞かせる。

むつが持ってくる本は、のんにとっては何度も何度も、それこそ50回以上も
聞いた本だったりするので、
そう言う時はのんは一人で、違う本を読んでいたりもする。

学校の図書閲覧室の使い方を教えてもらったり、
学級文庫の本を読む時間があったりして、
すっかり「本を一人で読む」ことが楽しくなったらしい。

良いこと、良いこと。


そうこうしているうちに、むつが寝てしまった。
月曜日はくたびれるらしい。

夕食を、のんと作る。のんはポテトサラダ。

ああ、なんと穏やかな一日!いつもこうなら良いのに!!



2006年06月11日(日) よく遊ぶ姉妹

「どーしたらいいんだ」と言う事故(?)、事件(?)で始まった6月。
運動会も続いてあって、
とてもくたびれた1週間だった。

だがその後、のんが、間違いなく落ちついている気がする。

まぁ、5時間授業が始まって、児童館もいっていないので
事が起こりようがないから…かも、しれない。

ただ、のんが落ちついていると、
のんとむつ、とても仲良く、よく遊ぶ。
…と書くと、まるでいつものんが悪いようだけれど…
いや、そういうわけではない……のか?どうなのか??

のんの方が感情が複雑なのだろうか?
気性が荒いのか?

見ていると、むつは眠い時以外は、あまり自分の方から
ケンカを仕掛けていくようなことはない…気がする。

むつは穏やかな気性なのか?
…イヤ違う。
どちらかというと、「まぁいいや」という適当なことができる気がする。

「のんちゃんがそう言ってるから、私はこっちでいいや」
「のんちゃんはそう言うけど、私はこれで」
「あー、怒ってるから、こんな感じかな」

という考え方をしているような雰囲気が、むつからは常に感じられる。

逆にのんは、きっちりしていないと気が済まない。

「こうしなくちゃダメなの」
「これはこうでしょ」
「これは今やっちゃダメ!」

・・・。
のんがこうだから、むつがそうだから、
2人が上手くいく時は、非常に上手くいくのかも。

そんなわけで、雨の一日、
2人で穏やかにそれはそれはずーーーーーーーーっと遊んでいる。
家の中に、一番いい友達が居るみたいな感じ。
羨ましい限りだ。

時折、2人して相談して、
「なんかおやつ無いのー」とか、
「昨日の『ふたご姫(録画してある)』見せてー」
などと言ってくる。

おやつや、TVが終わると、また2人で遊び始める。

一度「きゃーー!」とか「きゅー!!」などという叫び声がするので、
ケンカかと思って急いで見に行ったら、
2人でじゃれあってもがいて遊んでいた。

仲がよろしいことで。
いつもこうなら、いいのに。



2006年06月10日(土) お出かけ

天気が良くなると言う予報。
我が家は朝から、お出かけ。久しぶりに舞浜方面に。

最近、出かけた先で遊ぶ組み合わせとしては、
どうしても、のん+父ちゃん、 むつ+私、となる傾向。

もう特にオムツ替えがあるわけでもないし、
むつが寝てしまって…と言うこともほとんど無くなったのだが、
いつもなんとなく、この組み合わせ。

まぁ、ちょっとコワめのアトラクションに乗る時に、
むつが「おかあちゃんと・・・」と指名してくるので、仕方ない、という
コトもあるのだけれど。

むつと私の組み合わせは、終始のんびり。
のんと父ちゃんの組み合わせは、あっちにピューッ、こっちにシューッ!と
移動していく。
・・・似合いの組み合わせなのか。

そして、いつものことなのだが、
「帰るよ」というと目が泳ぐ、のん。

「えー!」とか「ヤダー!」などと言うよりも前に、
呆然としてしまう、と言うか、
ぼーっとしているように見えてしまう。

本人、決して呆けているわけではなく、
「最後だと言われた、ドウシヨウ、どれを最後にしようか」
「まだ帰りたくない、どっちにどう行こうか」
と、ものすごい速度で頭が回っているらしい。

先日のドームシティでも、そうだった。

そして、私たちと目を合わせずに走っていく、のん。
いやいやいや、ダメだって。帰るんだって。

ちょうど雨も降ってきた。
連れ戻し、「帰ろう」と言うのだが、
最後にもうひとつだけアトラクションに乗って帰りたいと言い張る。

うーーん。…でも、雨だし。
むつが寝ていたら、「のんと父ちゃんで」とも思ったのだが、
こんな時に限って(と言うのはむつに失礼か?)、むつはしっかり起きている。
乗りにいくとなったら、全員で雨の中を移動しないとならない。

…ダメ、やっぱり帰ろう、と言うことになった。
可哀想にと思ったか、父ちゃんが珍しく、
「それじゃあ諦める代わりになにかお菓子をひとつ買ってあげよう」
と提案。

おお!すごいじゃない!のん!!

…と思ったら、肝心ののんは「ぶーっ」とふくれて、
「お菓子なんかよりも、乗りに行きたい」

バカだなぁ!!と私が諭すよりも先に、
「じゃあなんにも買わずにこのまま帰ろう」と父ちゃん。
のんの手を引き、さっさと出口に向かう。

・・・あーーあ。
のん、いつもコレで損をしているのに。どうしてわからんのだ。
勿体ないなぁ、バカだなあ。
「わーい!お菓子、買って!ありがとう、おとうちゃん!」
と買ってもらえばいいものを。

…と思うのは、大人だからか?



2006年06月09日(金) 読み聞かせ

朝からあいにくの雨。うーん。
むつののったバスに手を振ると、私はそのまま小学校に向かう。

本日は、のんのクラス、1年1組で「読み聞かせ」。

のんの小学校の金曜日の朝の約20分間は、自習時間だそうだ。
高学年はドリルなどをしているらしいのだが、
1年生は5月まで、6年生が本を読みに来てくれていた。

それをそのまま、1年生の「図書ボランティア」のママさんが引き継いで
絵本などを2〜3冊ずつ、毎週読んでいこうという方向。

今日はその初日、Tさんと私が2冊ずつ読むことに。
(読んだ本はほんだなに記録していきます)

とりあえず、……ま、いろいろ経験もあるので、
あがったりはしないのだけれど、
それでも、始めての子どもたちの前で読むのはそれなりの緊張。

子どもたちを座らせて、顔を見て、挨拶をして、読み始める。

おおおーーー。
シーンとなって聞いている。みんな、すごい。
笑うところはちゃんと笑うけれど、
次のページにいくと、またしっかり見てくれる。

クラスみんな、良い雰囲気が出来上がっている。
先日見学に来た時もそう思ったけれど、
自分で読んでみると反応が本当に良くわかって、ただただ感心する。

ん?
後ろを向いている子がいるぞ?
誰だあれは。

・・・我が子だ。たはっ。

なーんて一瞬もありつつ。

楽しく2冊、読ませてもらって。
最後にもう一度、担任の先生に紹介していただいて、
挨拶をして教室を後にする。

のん、途中よそ見していたクセに、
ものすごい嬉しそうに鼻の穴を広げて興奮しながら見送ってくれた。
自分の母親が、みんなの前で本を読む・・・
どんな気分なんだろう。

まだまだ、嬉しい年頃なんだろうな、と思う。
さて、次回は来週。楽しみ。


のんもむつも帰ってきた後は、ジージ、バーバと待ち合わせて
近くのショッピングセンターまで。
なにやら、金曜日はこのパターンが多い。

なにせ平日は17時頃に風呂、18時頃に夕食というパターンが多いので、
金曜日でないとゆっくり出来ない感じ。

ま、いろいろあるけれど、
のんもむつも、ジージもバーバも楽しそうなので、ヨシとしましょう。



2006年06月08日(木) のんと本

子どもたちを送り出し、家のことを済ませ、朝から図書館へ。

のんのクラスの図書ボランティアの方々と一緒に。
月に一度、図書館で本をまとめて50冊選んで、
日付を決めてお願いしておくと、図書館から学校に届けてもらえる。
1ヶ月の間、それを「学級文庫」としておいておける仕組み。

すごいなぁー。最近の図書館は、サービス満点だ。

私は5月の時に選んだので、今回はお休みのつもりだったのだけれど、
明日から1年生のクラスで読み聞かせがスタートするので、
一応、顔合わせ…というか、御挨拶。

一緒に読むTさんと、最終打ち合わせ(のようなもの)。


子どもたちが帰宅してからは、子どもたちを相手に練習。

のんは「明日の朝、お母ちゃんが来て読んでくれる」と
ホクホク楽しみにしているが、
むつはよくわからない。
とりあえず、本を読んでくれるのだと喜んで、次々違う本を持ってくる。

ま、いいか。

読み聞かせ、仕事でしていたのは遥か10年以上前…?
ブランクが長すぎるから、とりあえず、なんでも読んで練習しておこう。


最近、のんは一人で本を読むようになった。
少し前までは「本を読む」という状態があまりなく、
家にいると「むつちゃーん!」とむつと遊んでばかりで、
本は「お母ちゃんに読んでもらうもの」という感じだった。

私としては、どんどん長い話も読み聞かせていたし、
楽しささえ知っていれば、そして家に本があれば、
いずれ自分で読むでしょう・・・と思っていたのだが、
ついにその時がきたらしい。

…あと、のんとむつの生活時間帯がずれて、
のんが家にいてもむつがいなかったりする時間が産まれたことも要因か。


ひとりで黙々と本を読む。
まだ、絵本のちょっと長い程度の本だけれど。
「こぎつねコンとこだぬきポン」(松野正子作)とか、
「おしいれのぼうけん」(古田足日作)とか。

そのうち、もっと長い本を読むようになるんだなぁ。
絵があまりない本も読むようになるんだなぁ。

のんにもむつにも、たくさんたくさん、本を読んで欲しい!



2006年06月07日(水) 図書/Aちゃんのお家へ

朝から、ちょっとした家の用事でバタバタ。
むつを見送ったその足でそのまま出かけ、
一度帰宅してから今度は学校へ。

なにやら、今週は忙しい。そんな感じでこなさないとならないことが
いくつかあるのだ。


学校に行ったのは図書ボランティアの為。
今日は図書閲覧室の整備の仕事。
…というとたいそうなことのようだが、
結局は壁面装飾。

図書閲覧室の壁に、前年度のボランティアの方々が
模造紙で大きな木を作られた。
季節ごとに、春、夏…と、その木を飾っていく感じにしているのだという。
今日は、春から夏へと模様替え。

作業は午前と午後。子どもたちが帰ってくることもあるので、
低学年の子を持つボランティアは午前中担当。
葉っぱを切ったり、ヒマワリを作ったり。


それから、今後の活動についての具体的な話し合い。
せっかくだから、早くから始めましょうと、
今週の金曜日の朝から、今年度の読み聞かせをすることになった。
(運動会前までは、1年生の教室では6年生が読み聞かせをしてくれていた)

一度軌道に乗せてしまえば、ずっと続けられると思う活動。
子どもたちが喜んでくれますように。
本を楽しんでくれますように。


のん、今日は4時間。むつもほぼ同時に帰宅して慌ただしい。

昨日遊べなかったAちゃんのママと連絡を取り合い、
Aちゃんのお家に遊びに行かせてもらうことに。

のんも、むつも、大喜び。
そう言えば、4月以降誰かのお家に遊びに行くコトって、無かったなぁ。

Aちゃんのお家には、今年少の弟さんKくんがいる。
のんやむつの目をひくのは、いわゆる男の子用の玩具。

我が家にもプラレールなどはあるけれど、
特撮ヒーローものの変身グッズなどはさすがに無い。

むつ、刀(状のもの)を手にして、すっかりその気。
「ダメだよ、ホントにやったら!」と声をかけると、ニヤリと笑い、
ポーズをとる。

たくさん遊んで、私はたくさん話をして。
ありがたい、ありがたい。

・・・これで、少しはAちゃんと仲良くなってくれたかしら?
Aちゃんと一緒に帰ったり、スムーズに出来る…かしら??



2006年06月06日(火) のん5時間授業

のん、今日から5時間授業。

今までずっと4時間だったので、給食を食べて、片づけて、
先生の話を聞いて(帰りの会、というのかな?)、下校…だったのが
今日からはもう1時間くわわることになる。

なにをするのかな?のんは、どんな反応かな?
・・・と。
楽しみなのも一方、
児童館は、どうする?という考える種もひとつ。

今までは2時前には行かれたので、そこから4時半まで、
たっぷり2時間半遊べたのだが、
5時間授業で帰宅してから…だと、3時頃に行くことになる。

しかも、その時間だとむつも帰ってきているので、
むつも連れて送って行かねばならない。

そして…。
やはり私としては、あの木曜日の一件が頭に残っており、
しばらくの間は児童館に行かせてからも、
約束の時間よりも前に行って、様子を見たいと思っていたりする。

のんを信じていないわけではないけれど。
やっぱり、…いろんなことがあるだろうし。

そんなわけで、せっかく「火曜日と木曜日は児童館の日」と決めて
張り切っていたのんだけれど、
「ちょっと5時間になったから、児童館は行かれる時にしようね」
とのんにお願いする格好にして、様子を見ることに。
5時間授業になって、本人がくたびれていると言うこともあるだろう。


下校時刻に迎えに出ると、すでにマンションすぐのところまで来ていた。
どうやら、予告されていた時刻よりも早めに学校を出たらしい。
これはこれは。

金曜日、ひとりでとぼとぼ帰ってきたことで、
同じマンションのAちゃんのママにお願いしておいたこともあり、
様子を見たかったのだが…。
次回はもっと早めに家を出てみよう。

ただ、マンションすぐのところで見かけた時には、
のんはAちゃんとしっかり手を繋いでいる。
とりあえず、よしよし。

Aちゃんのママ、弟くんのスイミングの時間で
Aちゃんの下校時刻に間に合わない。
予めそのように連絡をもらっていたので、とりあえずAちゃんを我が家に。

しばらくすると、Aちゃんママが迎えに来る。
この後、Aちゃんはプールなのだ。

・・・と、説明されたにもかかわらず、「遊びたかったー!」と
ブーッとふくれる、のん。
「また今度遊ぼうね〜」と、Aちゃんが言ってくれているのに、
ロクに見送りもしない。

当然、玄関を閉めてからそのまま私に怒られる、のん。

何度もこんなことをしているのに。
そして、何度もそれで怒られているのに。
どうしてわからないのだろう??

怒られて、そのまま昼寝してしまう、のん。
つられてか、一緒に昼寝する、むつ。

私はひとり。・・・どのあたりで、どうしたらいいのだろう?と考える。



2006年06月05日(月) のんとお出かけ

のんは運動会の振り替えでお休み。
むつは、当然幼稚園。

先週半ば、のんと約束をした。
「月曜日は学校お休みだから、おかあちゃんと何処か遊びに行こう、
 むつちゃんには絶対ナイショだよ、言ったら行かれなくなるからね」

たまには、こんなコトも良いだろう。
むつと私は(のんには内緒で)のんが幼稚園の間ずいぶん遊びにいったけれど、
のんと私でどこかに出かける、なんてコトは無かった。


時間を気にせず行き来できるように、むつを延長保育にすることにした。
むつはまだ、「自分が預かりの間、のんちゃんとおかあちゃんは?」という
ところまで頭が回らないらしい。
朝のむつ、「いってきまーす!」と元気にバスに乗り込んだ。

さて。のんと私、2人ッきりのデートの行き先は、東京ドームシティ

幾つか候補をあげて考えたのだが、
・片道で30分ほど
・むつが居ると遊べないことが多い場所
・2人で行っても楽しい場所
この3つの条件に当てはまるのが、ドームシティのアトラクションズだった。

以前にも家族で来たことがあるのだが、
「3歳以上」「6歳以上」の乗り物が多く、
のんばかり一人で乗せるわけにもいかず、結局あまり乗らずに帰ってきた。

でも今日はのんひとり。身長制限のある(かなり過激な)アトラクション以外は
ほとんど乗ることができる。
乗り物のチケットは、予め10枚、手に入れておいた。

どちらにしても、10時開園なので、家を出るのは9時半頃。
それまでの間、パンフレットなどを見せて、
「どれとどれに乗るか決めて、計画を立てておいてね」と、のんに頼む。

私が掃除をしたり、洗濯物を干している間、
どれとどれに乗って10枚にするか、悩むのん。
うふふふふ。
こういう計画を立てさせるのは、すごく楽しいしおもしろい。

のんのたどたどしい字で「けいかくひょう」が出来上がる。
「どうしてものりたいもの」には花丸、
「おかあちゃんとのるもの」にはお母ちゃんの顔のマークが付いているという。

電車の中でも、2人でパンフレットを見ながら話をして行く。
のんとだけ、話をする時間。
ああ、そんなことここしばらく、無かった気がする。

のん、ちゃんと手を繋いで、嬉しそうに歩く。
道のガードレールに突然登ったり…しない。(当たり前か?)

・・・。
こんな時。
もしかして、ひとりっ子だったら…のんを怒る要因ももっともっと、
少なかったのかもしれない…
もっともっと、余裕のある子育てができたのでは…
などと言う考えが頭をかすめたりする。

・・・というのは・・・。まぁ、またの機会に考えよう。


のん、本当に楽しそうに、たくさんの乗り物に乗って。
遊んで。
食事は…本当はどこかのレストランに入りたかったのだけれど、
「アメリカンドックが食べたい!!」というのんの希望で
アトラクションに併設した形の売店で、アメリカンドックとタコ焼きを買って、
2人でベンチで食べる。

のん一人なので、食事させるのも楽々。トイレものんだけ連れて行けばよい。
あーー、なんて楽!

親子でのんびり遊んで、好きなところに行って、好きなものを見て。
15時近くなったので、帰途につく。
「楽しかったね」「また今度行こうね」話をしながらの帰り道。

延長保育は17時までだけれど、昨日の運動会もあって、
あまり遅くまででは、のんも、むつも、辛かろう。

むつを迎えに行くと、部屋から楽しげに飛びでてきた。
むつもお疲れさま。

今度はむつだけ、何処か行こうね、と、心の中で思う。
でも…むつは内緒に出来るかな?



2006年06月04日(日) のん運動会

のんの小学校、運動会。
春に開催される年と、秋の年があるようなのだけれど、今年は春。
おかげで、むつの運動会と重ならずに済んでありがたい。

朝はのんと私、むつが一緒に家を出る。
父ちゃんはそのまま校庭に直行、場所取りに。
(と言っても開門と同時に行くくらいで、全く争奪戦とかなかったらしいです)

忘れ物がないか、よく確かめて。
体操着もきれいに洗った。紅白帽もアイロンを当てた。
水筒、タオル。よしっ。

のんはいつもの待ち合わせの場所から、いつもの通りのお友だちと行くので、
その後ろを私とむつ、それからお友だちのママさんが一緒に。

子どもたち、やっぱりかなり楽しそうに。ふざけながら。
あぶないよ!こら!と声をかけるほど…ではなく。
まぁ、4月から比べると大分きちんと歩けるようになった・・・のでしょう。
たぶん。

校庭にはいると、子どもたちは教室へ。
私たちは父ちゃんが敷いておいてくれた敷物へ。
続々と校庭に人が集まってきて、開会。

私たちの場所からは、校庭をはさんでほぼ正面にのんたち1年生の席。
のんは最前列だから、こちらからとてもよく様子が見える。

開会式に続いて、応援合戦から。
のん、家でも練習していた応援合戦だ。のんは白組。
(クラス内でも分かれて紅白対抗になる)

応援歌と、あわせた振り付けがあるのだが、
1年生は座席に座っている状態なので、声を出せばいいらしい。
だが。・・・座ったまま踊りまくる、のん。

とてもとても楽しそうで、非常に…よろしいのだが…。良いのか?
なんだか見ていて、ひやひやする。

競技は滞りなく。
さすがに春入学したばかりの1年生は、音楽に合わせた体操と、
50m競走、玉入れくらいしか出番がなかったのだが、
それでも充分面白かった。

ちなみに、50m走は、のんは2位。
1位はいつもKちゃんと言う女の子で、その子にはかなわない、と
悔しげに何度も言っていた、のん。ふふふ。来年、ガンバロウ。

高学年の競技はさすが!見応えがあるし、子どもたちもとても熱心。
生徒数の少ない学校なので(全校生徒で260人程度)
学年2つが合同でする競技も多く、協力してやっている様子も見られる。

昼ご飯は、それぞれ家族と一緒に。
我が家の敷物には、家族4人とジージ、バーバ。
6人で賑やかに食事。

食べ終わった後に、のんはむつをトラックに連れ出し、競走の練習をさせる。
結局は追いかけっこ。
楽しそうにきゃっきゃと走り回る、のん、むつ。

そして、なにやらのんには他の学年のお友だちが多いと知る。
まぁ…うすうすは気がついていたが…。
たぶん、すぐに「お友だちになって!」と言いに行くのであろう。

5年生、6年生のお姉ちゃんが「のんちゃーん!」と手を振ってくれる。
2年生の子が「あそぼ」と寄ってきてくれる。
結局、むつも一緒に遊んでもらう。

ありがたい・・・ありがたいのだ、けれど・・・。
1年生のお友だちとは、遊ばないの?などと心配してみたり。

こんな帰りの様子を思い出すと、私としては素直に喜べないのだ。

それほど暑くなるわけでもなく、爽やかな風が吹く中、全競技終了。
のんも足をばたつかせて応援したり、時折こちらに手を振ったりしながら、
楽しく過ごせたらしい。
もちろん、むつも。

ただ、むつは最後の最後で寝てしまったので、
父ちゃんに一足先に連れ帰ってもらう。

私は校庭の片づけを手伝いながら、のんが出てくるのを待つ。

そして・・・。
万国旗を片づけながら、マンションのAちゃんのママと話をする。
木曜日、金曜日のことを話すると、Aちゃんのママも驚き、心配してくれた。
Aちゃんに、のんと一緒に帰るように声をかけてくれるという。

あまり親がお膳立てするのもどうか、とは思ったのだけれど、
今はとりあえず、なりふりかまっていられない。

これで少しは…本人も気にしてくれると良いのだけれど・・・。



2006年06月03日(土) 穏やかに。

なんとなく、ぼーっとする朝。
昨日一昨日と、いろいろありすぎて頭に血が上りすぎたか?

昨夕は父ちゃんが早めに帰宅したので、
子どもたちと留守番してもらい、ちょっと距離のある肉の専門店まで
買い物に行ってみた。
今年になってからオープンしたところで、一度いってみようと思いつつ、
なかなか行かれなかったところ。

業務用の食肉を扱うのが主なのだが、小売りもしているような店。
すごく安くて、美味しそうな肉!肉!肉!
たくさんの肉を買い、ホクホク帰って、家で焼き肉。

のん、もの凄い量食べる。
むつは言わずもがな。
(ただ、牛・豚肉は苦手らしい。ヤキトリばかりを「とり、とり」と食べていた)

美味しい物をたくさん食べると、何となく気分も良くなる。(単純?)

のん、昨日一昨日と、ちょっと拗ねたような、ぶーっとした雰囲気だったのが
一気に和らいで、楽しそう。
「もっとないのー!」などと言う。


そして、今朝。
私ものんも、気持ちを切り替えて。
…のんのほうはすっかり切り替わっているらしいけれど。

あまり天気も良くないし、日曜日は運動会なので、
特に出かけたりすることもなく、その分のんびり、家の中で遊ぶ。

のんとむつ、久しぶりにとても良く遊ぶ。

そうか、のんが児童館に行って帰ると、
あっという間に夕食または風呂の時間になるから、
こんな風に2人でじっくり遊ぶ時間もここ何日か無かったんだなぁ。

人形を持ちだして、なにやらごっこ遊び。
むつがかなり自己主張をして、
「じゃあ、・・・や、・・・ってことね!」
などと設定を決めたりする。

「えー、でも・・・は、・・・だよ?!」とのんが言うと、
「じゃあ・・・ってこと!」

などと条件を変えて譲歩する(?)ことも覚えた様子。
こんな様子を見ていると、姉妹で遊ぶのっていいなぁ、と思えたり。


そういえば。
昨日はむつと私で風呂に入った。のんは先に出ていた。

昨日一昨日の私の凹み具合に、なにかいわなければと思ったのかなんなのか、
むつがやたらと話しかけてくる。
むつの最近の関心事は、「あかちゃん」。

自分がどれくらいの大きさで産まれてきたとか、
赤ちゃんはどんなことをするかとか、なにを飲むとか。

そして、
「むつちゃんやね、あかちゃんうんで、おかあちゃんになるよ」
えっ。
そ、そんな急に。わはは。

「そう、それは楽しみね」と応えると、
「うん。ちょーちたら、みちぇにくる」(そしたら見せに来る)
だそうだ。

ふふふ。楽しみですコト。



2006年06月02日(金) 1日過ぎて…

首の具合もよくなり、本当はプールに行くつもりだったのだけれど、
どうしてもそんな気分になれず。
子どもたちを送り出してから、家のことをしながら過ごす、日中。

気持ちの先は、昨日の一件である。

「どうしよう」「なにか危ない目にあったら」「こわいことになったら」
と心配する気持ちよりも、
「なんであんなことに」「どうしてわからないのか」
と憤る気持ちの方が強い。

「うちの子に限って」という考えは持っていないつもりだったけれど、
やっぱり、どこかで
「のんはそんな風に、知らない場所に出て行ったりしない」
と過信していたのだなぁ、と思う。

子どもを信頼することは必要だけれど、信じすぎてはいけないのだ。


時間を遡って。朝のこと。

むつは、とりあえず昨日よく冷やしたのが良かったのか、
大きく変色してはいるが、膨らんではいないようになった。
「いたい?帽子を被ると、痛いかな?」と聞くと、
「・・・ううん」と言う。
自分で少し触ってみて、「痛くない」という。

「押されると痛いでしょ」と、ガーゼを当てて、絆創膏でとめて、一応保護。
ものすごく目立つから、お友だちも分かってくれるだろう。
先生に宛てて、手紙も書いて持たせた。

「おちても(押しても)、そんなにいたくない。
 ころばなかったら、いたくない」

そりゃそうだーー!

のんはのんで、
「あっ!昨日、帽子被っていけば良かった!
 昨日さぁ〜、じりじりじりじり、お日様が暑くってさー!」

などと言い出す。
えっ・・・?
だって…。「児童館の中で遊んでたら、お日様は差さなかったんじゃ…」
私と父ちゃんで、ほぼ同時に口々にツッコミを入れる。

のんはハッ!とした表情で、決まり悪そうに笑う。
あんたねーーーー。


そんな感じで苦笑いに包まれ和やかに(?)出かけた朝。
そして、下校時刻。

昨日はあんなことがあった為に、夕食時もなんだかシーンとした感じだった。
風呂にはいる時にも、寝る時にも、あまりのんと話をしなかった。

今日は優しく迎えよう。出来るだけ話もしよう。
おやつでも食べながら。

いつもはマンションの下で待つけれど、今日は途中のところまで。
ああ、一年生がゾロゾロ帰ってくる。

日曜日は運動会の予定なので、準備の5,6年生以外は一斉下校だ。
マンションのMちゃんも、Aちゃんも・・・

あれ。

・・・・・我が子が、いない。


来ない。これだけぞろぞろと一斉に来ているから、
どこかに連れて行かれた、事故にあったということはありえない。
なにか、自分の意志で遅いのだ。

私の頭の血管は1本くらい切れる寸前。

なんでやねん。なんで昨日の今日で、来ないの。

しばらくすると、とぼとぼと小さいのんの姿が見えてくる。
とりあえずにっこり「おかえりなさい」と迎え、
家に帰るまでの道のりで事情聴取。

聞くと、忘れ物をしたのだという。
それを追いかけて届けてくれた子がいて、
もらって、カバンにつけていたら、もうみんなが先に行ってしまっていた、
という。

・・・・。

なにを忘れたの、と言うと、体操着だという。
・・・・・・・・・。

あんた、日曜日運動会だってのに、なんで体操着忘れて帰るのよ!!!

もうもうもう!!
とにかく、忘れ物をしないようにしなさい。
そして、みんなと一緒に帰ってくるようにしなさい。

と言うと、
途中まではお友だちと一緒だったのだけど、と言い訳する。
誰かと聞くと、小学校の近くの男の子。
じゃあその子と分かれてからは、ずっと一人で歩いてきたんじゃない!!

今日は4年生以下一斉下校だったから、周りに子どもが居たけれど、
いつもだったら1年生だけ(下校時刻が早いので)だから、
ひとりぼっちで歩くんじゃない!!


何度も「お友だちと帰っておいで」と言っているのだけど、
やっぱり分かっていないらしい。

気の合う友だちが男の子なのは、幼稚園の頃からそうだった。
それは仕方ない。
だけど、もう、こうなったら「気の合う子と」とか、「仲良しの子と」
などと言っている場合ではない。

「Mちゃんと、Aちゃんと帰っていらっしゃい。
 これはもう、おかあちゃんのお願いだから」

と言い聞かせる。

5月上旬くらいまでは、ずっとMちゃん、Aちゃんと帰ってきていたんだし、
特にその2人と仲が悪くなったわけでも、
何かあったわけでもないはず……なのに。

Aちゃんのママには言って、Aちゃんにも伝えてもらおうか。
でも、あまりにも親がお膳立てするのも変だろうか。

はぁ・・・。



2006年06月01日(木) のんも、むつも、危ない。

いやはや。
今日の日記は・・・。なにから書くべきか。


まず最初に事件を起こしたのは、むつである。

あらためて言うほどのものでもないが、我が家はマンションである。
4軒で1フロアになっていて、
我が家の玄関前からは直線で10メートルほどの廊下。
まあまあの広さがあるので、
子どもたちは意外と、そこを行き来して遊ぶこともある。

10mほどの距離を行ったり来たり。
むつの補助付き自転車で行き来するにはちょうど良い幅がある。
ぬいぐるみを乗せたバギーを押して歩いたり。

そして、10m先の端っこを曲がったところには、非常階段がある。
いつも私は「あんまり端まで行かないのよ」「階段は危ないからダメよ」
と、言ってきたつもりだった。


だがしかし。
今日。私が生協の品物を玄関に運び込んでいる間、
むつは一人でいつもの通り行き来して遊んでいた。

突然、すごい音。ギャーーッ、と泣き声。
一目散に端まで走ると、半フロア下の踊り場に、仰向けに倒れて泣き叫ぶ、むつ。

血の気が引いた。

額を打ったらしい。
口からも血が出ていたが、それは唇を少し切っただけのようだ。
額は、「どうしたの!」と抱きかかえる間だけで
すでにぷーーっと膨らんで、見事すぎるほど見事なたんこぶ。

あああああああ。

抱え、他のところにケガがないか見る。
本人を落ちつかせ、どのように落ちたか、どこが痛いかを聞く。
幸い、後頭部は打っていないらしい。
額の部分だけを「痛い」と指す。

とにかく、部屋に運び込み、冷やす。
見る間にたんこぶは小さくなるが、ものすごい色になった。

どうもベビーカーを押して、下の階に行きたかったらしい。
「ベビーカーで降りたことなんて無いでしょう、
 階段には行っちゃいけないと言ったでしょう」

つい責める口調になってしまう。
いやいや。違う。
今日ももう一度、さらに注意するべきだった。
荷物を運びながらも、端の方に向かうむつに声をかけるべきだった。
後悔先に立たず。

ひくひくと泣くむつをなだめつつ、冷やす。
ずっと冷やしていると、児童館にのんを迎えに行く時間だ。

今まで何度か、むつが「待ってる」というので置いて迎えに行ったことも
あったのだけれど、
今日はもしも、万一、むつの容態が悪化することがあったら大変。
連れて迎えに行く。

むつは痛がっているので、早くのんを引き取って帰ろう。


・・・むつを連れて児童館内にはいる。

「のんー!(実名)」と呼ぶ。出てこない。
ホールを見る。いない。
図書室を見る。いない。

えっ。

児童館の裏に小さな公園がある。
何度か、のんはそこで遊んでいたことがあり、
「外で遊ぶの?大丈夫なの??」と聞いたりしたことがある。

ただ、今まで私が見た時点では、高学年の子も何人も遊んでいて、
こじんまりした、住宅に囲まれたように見える公園で、
児童館のホールからも見える位置なので、
「とにかく、一人で遊ばないように。できれば館内で遊ぶのよ」
と言っておいたのだが。

今日もそこにいるかもしれない、と、むつを連れて見に行く。

・・・・・。いない・・・。

途方に暮れていると、年配の女性が、お孫さんと思しき
小さい子をブランコに乗せて遊ばせている。
私が子どもの名前を呼んで、探している様子を見て、
「あっちの方にお子さんたちが何人か居たけれど」と
団地の入り口を指して教えてくれた。

ありがとうございます、と教えてくれた方角に向かう。

・・・・・・・・・・・。いた。

同じ1年生の女の子2人と、男の子1人。そして、のん。
団地の入り口に当たる1階〜中2階の階段状になったところで、
のんが上がって、外側の塀に腰掛けている。
団地の向こう側は、もう道路である。児童館とは何ら関係のない敷地。
車も走っている。

ちょっと・・・・。

100歩譲って、塀の部分は「塀」と言っても2メートルもないものなので、
特にそこから落ちてケガ、などという心配はしない。

問題は。
「児童館に行く」と言って遊びに出ていたはずの娘が、
ここで、なぜ、遊んでいる??

私の顔を見て、察知したらしい。素直に降りてくる、のん。
「どうしてここで遊んでいるの、ここは児童館じゃないでしょう」
と言う声で、他の3人の1年生も降りてきた。

3人はぞろぞろと、児童館裏の公園に戻る。

のんを連れ帰る。

私は怒り心頭である。

おかしいじゃない。なぜ、あなたは「児童館で遊ぶ」はずなのに、
あんなところにいるの?
どうして館内で遊べないの?
あそこで遊んでもイイと思ったの??

のんはさすがに、言葉少な。

4人で遊ぼう、と公園の方に出ていって、エスカレートしたらしい。
それは、何となく想像がつく。
けれど、ダメだ。

「ここで遊ぶ」と親に言った場所と違う場所で遊ぶなんて、
まだまだ、10年早い。
しかもこのご時世。
先日も、学校から「登下校時、子どもたちを見守るように」と通達が出たばかり。

それなのに。なぜ、我が娘は。
大人の目が届かない、しかも団地の入り口などで遊んでいるか。

まだ腫れている、むつの額を冷やしながら、懇々と説教。
途中「わかってるよ、わかったよ」という態度と口調をしたので、
私の大雷が落ちる。

そのあたりで父ちゃん帰宅。
父ちゃんにも話を聞いてもらい、父ちゃんからものんに言い聞かせてもらう。

のんが風呂に入っている間、児童館に電話をして、
公園がどこの持ち物なのか、管轄は何処なのかを確認する。
すると、児童館と併設はしてあるが、
特に児童館の先生が見て回るわけでもなく、
結局自己責任、各自の判断で外に出て遊ぶことになっている、と言う。

それならば、しばらくの間、のんは「児童館に行く」時には
公園で遊ぶことは厳禁としよう。

もっと日にちが経って、きちんと私に報告した場所で遊べるようになったら、
公園でも良いだろうけれど、
今のように友だちに流されて、知らない団地内で遊んでいるようなら、
児童館に行くこと自体、やめなければならないよ、と、のんに言う。


・・・のんは、分かってくれただろうか。

次の児童館に行く予定は、来週の火曜日。

もう一度「館内で遊ぶこと」をしっかり約束すれば、大丈夫なのだろうか。
それとも・・・。



むつにも、のんにも、疲れた一日。
なんだか・・・のんにはがっかりだ。
そんな、遊ぶ為の場所でないところに入り込んで遊ぶなんてこと、
我が娘は平気でするんだ、と、痛いほどわかった。

気持ちがぐったりしてしまう。


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