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Nekomar's Diary

2004年06月30日(水) むつ、傘をさしてお迎え

天気予報にはそんなこと出ていなかったのに、朝から雨。
遠くの方はとても明るい空なのに、真上はどんより、真っ黒な雲。
時折カミナリ。変な天気ー!!

残念ながら…というか、当たり前だがのんのプールは中止。

一通り家事を済ませてから、むつと外に出る。
まだまだ本降りだが…。
本日は、じいちゃんと、ばあちゃんが遊びに来てくれることになっている。
(私の実の父母)

ちょっとした用があってのことなのだが、
じいちゃんが我が家に来るのは本当に久しぶり。
「今日は、なんとじいちゃんが来るよ!」などとむつに言うと、
「じいたん?!ええーーーっ!!」と、わかったんだかわからないんだか
とにかくなにやら感動して、にっこりと笑う。


実は先日、傘を買った。
今まで、のんは1歳頃にオモチャ代わりに買ってもらった小さな傘を使い、
むつは私に抱っこ…というのが雨の日のお出かけだったのだが、
そろそろ、2人ともちゃんと傘を持たせてもいいだろうと考えた。

幼稚園のバス停が安全で近いところになったこともあるので、
せめてバス停までは2人で傘をさして歩けるだろう、と、買うことにした。
2人に選ばせたら、全く予想に違わず、
のんは「プリティでキュアキュア」な2人組、
むつは例の菓子パンヒーローのデザイン。

その、ピカピカの傘をさして、長靴を履いて、駅までお迎え。
何度か幼稚園のバス停まで(マンションを出てからから10メートルくらい)は
さして歩かせているので、それほどよろよろしないのだが、
ちょっと気をとられることにあうと、まっすぐに歩けない。
その都度、私は傘の一番先端の部分を手でつまんで軌道修正。

ばあちゃんに会うと早速傘を見せて自慢。
じいちゃんは…。あれ。むつがちょっと、意識して緊張している。

家に入ってからも、声が出ない。
ばあちゃんに何か聞かれても、うんと小さい声か、ううん、うん、と
首を振って答えている。

が、しばらくするとだんだん緊張もほぐれ、
「じいたーーん!きてーーー!!」と大きな声で呼んで、一緒に遊ぼうと迫る。
いやぁ、なんて楽しそうだ。

のんも帰ってきて、「公園に行きたーい!!」と言いだし、
雨が上がったところで、みんなで公園に繰り出す。
…最近ののんは幼稚園から帰ってきてもパワーが余っているらしく、
 すぐに「公園!!」と言い出す。去年には見られなかったことだ……

私は当然むつも遊ばせるつもりでいたら、
ばあちゃんがベビーカーに乗せて来た。
「遊ぶんだから歩かせていくよ」と私。
「眠そうだし、疲れたら可哀想だから」とばあちゃん。
娘と母でひと揉め。わっはっは。

のんとじいちゃん、ばあちゃんはボールを蹴ったり、なわとびをしたり。
むつはベビーカーで揺すられて、心地よく寝てしまった。

家に帰ってもそのまま寝ていたむつ、じいちゃんたちが帰る時間になっても
起きられなかった。
ハッと目が覚めて、「ばーたんは!?」
「…もう帰っちゃったんだよ〜」
「ええーーー・・・・」と、とても落胆。また来てもらおうね。



2004年06月29日(火) たくさん歩いたけど

朝から良い天気。
今日もプールのバッグを提げて、のん登園。
今年は本当に何度も入れて良かったねぇ。

さて、火曜日はプールの日。

普段の経路としては、
家から5分で最寄り駅〜一駅乗車〜プール最寄り駅から大人の徒歩で10分〜
プール到着、
もしくは
家から15分自転車〜プール到着、である。

このところ天気が良かったので、
自転車で行くことも多かったのだが、基本的に私は自転車が好きではない。
子どもをポンと乗せて、あっと言う間に目的地…という感じが
・・・つまらない、と言うのが一番ぴったりくる表現だろうか。
時間のロスは一番少ないのだが、
事情さえ許されるのであれば、一緒にたくさん歩くのが好きである。
(のんのお迎え時間の都合でやむなく…ということも多い)

本日は、普段より早く支度ができたので、思い切ってベビーカーを持たずに行く。
むつももう1年経たずに入園だ。そろそろ、ベビーカーから離れよう。

家から駅までは、いつも歩いている道なので何事もなく。
問題は、プール最寄り駅からの道のり。
歩道があまり広くないので、あまり好き勝手に歩かせるわけにも行かない。
商店は並んでいるが、のぞきながら、楽しみながら行く感じの店もあまりない。
さて、どうなるか…と思ったのだが。

意外に、すたすた歩くむつ。
ちょっとした縁石にのっかって、「かかも」と私も乗ることを要求したり、
時折歌ったり、気になるものを発見してしばらくしゃがんだりもしながら、
30分近くかけて無事に到着。

おお、すごいすごい。
よくがんばったねぇ。

よし、それじゃあいつものお部屋でAちゃんを待とう!!
・・・と。
いつも待機する観覧室にはいる。
あれ??
暗い。
???
一応、電気をつける。
……いつもなら、その部屋から見えるプールサイドには
コーチや会員さんの姿が見えるのだが…。それもない。
・・・????

「アッ!!すみませんーー。今日は休館日なんですーー!!」
うしろから声をかけられた。
そうだ!!しまった!!!
5週目は、プール設備点検のために休館になるんだった!!!

あははははは。ショックと言うより、何の疑問もなく歩いてきたことに
自分で笑ってしまう。

Aちゃんママも気付いていなかった。
駐車場でAちゃんママが来るのを待ち、2人で大笑い。
せっかくなので、そのまま我が家に遊びに来てもらうことに。

むつ、30分かけて歩いた道を、あっと言う間に逆戻り。

Aちゃんとむつ、2人でベランダプールにほぼ1時間。
たっぷり遊んで、ランチを食べて。
のんとTくんが帰ってきてからは4人でプール。
子どもたちは大満足の1日。



2004年06月28日(月) もぎ店だからね

のん、本日は幼稚園で「もぎ店」の日である。
いわゆる「お買い物ごっこ」なのだが、買うものはホンモノ。

お寿司(カッパ巻きとおいなりさん)・ヤクルト・バナナ・アメリカンドック
おやつセット(駄菓子が幾つかビニールに入っている)のお店が
園庭、もしくはホールに開店して、
子どもたちは紙のお金でそれを買う。
お店の人は、役員のママさんたちである。

年に2度開かれる。(去年の様子…6月のもぎ店11月のもぎ店)

去年ののん、「もぎ店」と言うだけで鼻の穴が広がるくらいに
興奮して待ちかまえていたのだが、
さすがに2年目になって3回目、昨夜〜今朝は落ちついたものである。

「(月曜日は)もぎ店だからね、お弁当は要らないよ」と言われた昨夜。
!!そうか!
しまった、事前にお便りをもらっていたし、カレンダーに書いていたのだが、
つい昨日の買い物で、弁当のおかずになりそうな物を買ってしまった。

「そうだったっけ!母ちゃん、おかず買っちゃったよ」
などと言ったら、のんに非常にウケた。
「じゃあ、もってっちゃう?」などと笑う。

でも気にしていたのか、明け方5時過ぎにトイレに起きたのん、
用を足しながら「お母ちゃん、今日お弁当作っちゃダメだから」などと言う。
あはははは。はい、すみません。気をつけます。

6月のもぎ店は参観ではないので、残念ながらむつと留守番。
久しぶりに、ばあちゃんが遊びに来てくれる。

むつ、わくわくして待つ。「そろそろつくよ」という時間に、お迎えに出る。
道を歩いていると、駅の方から来るばあちゃんの姿が見える。
わーっと駆け出す、むつ。
両手を上げて、まさに「歓迎」ポーズで抱きつく。
うーーん、なんともババ孝行な子だ。

飲み物を買って、家に戻り、
さて…。
前回来てもらった時には、まだまだむつの「話」が少なかった。
ちょっとの間に、ずいぶんと話せることが多くなり、
また、普通に通じる単語が多くなったことにばあちゃん驚く。
プラスチックのハサミを使って見せたり、
ままごとのレジを扱って見せて、得意顔。

でも、普段だと昼寝するくらいの時間になっても、
ばあちゃんがいて興奮するのか、まったく寝ないむつ。
のんが帰ってきてからは眠さがピークのようで、
何かというとのんにひっかかる。のんも困惑。

それじゃあ駅前まで散歩に行こう、と言うことになったら、
勝手にベビーカーに乗りこむ、むつ。
そして「のんの!」とのんを呼び、ベビーカーを押せと指示する。
なんて横柄な妹なんだ。

出発して5分くらいで爆睡する、むつ。
のんは駅前の公園でひと遊びして、帰宅。



2004年06月27日(日) 交通公園へ

むつ、昨日は結局18時近くなるまでずっと寝てしまった。
実質昼食抜きである。
初園バス体験が、よほど、くたびれたらしい。

さて、あんまり天気が良くないが、
先週も思いっきり遊んだりできなかったので、できればどこかに連れ出したい。
昼前にバスに乗ってお出かけ。
昼食を済ませ、交通公園に行くことになった。
以前にも行った、交通公園である。

いやぁ、よく遊ぶよく遊ぶ。
のんは本当に心配がなくなった。
特にこういった設備された公園だと、
基本的な約束事
…公園の外に出ないこと、トイレの時にはちゃんと言うこと、など…
を、守るように行っておけば、後は自分で遊んでいる。

むつは当然、自転車のところに。
ちょっと低めの補助付き自転車をとってきて、さて出発。
私がむつ担当、父ちゃんがのん担当なので、
私はむつの自転車の後ろについて、園内の道を歩く。

むつ、生意気にも私が手を添えたり、押したりすると嫌がる。
自分でこぐのがいいらしい。
こぐ、と言ってもまだまだ足が下の方に行ったペダルに届かないので、
ぐっと押してはすーーーっとすすみ、ぐっと押しては…の繰り返し。

でも楽しそう。時折、のんの姿を見つけては、
「のんのーーー!!のんのーーー!!」と大きな声で呼ぶ。

お互い、一通り遊んでから今度は
「むつちゃん!おいで!!」とのんが言い出した。
「楽しいところに連れて行ってあげる」
どこだそれは。
私と父ちゃんがついていこうとすると、
「すみませーん、子どもだけなんです」などと言う。

「じゃあ後ろからそーっと行きますから」と交渉して、
のんに連れて行ってもらうことに。

結局何かというと、
公園内で自転車などの通る道の中州のようになっているところに、
ちょっとしたきれいなベンチがあり、茂みのあるところ。
そこに行くまでのところが坂になっていたり、
歩道橋のようになっていたりして、子ども心をくすぐる…のか??

むつ、非常に楽しそうに歩く。
途中まで行くと、「もいっかーーい」と言って、また戻り、
歩道橋を昇り、くだり、坂を下り、…。
すごいなぁ、体力ついたなぁ、と感心していたら、
むつ、やっぱり帰りは「抱っこーー」と大泣き。
(のんはさすがにそういうことはなくなった)

「歩くの!!」と頑張らせて、泣きながらバス停まで。
バス停まで来てのんがネコジャラシを摘んで遊びだしたら、
「むむもー」とすっかりご機嫌。
涙も乾いて、バスでは大はしゃぎで帰宅。

帰宅して、のんもむつもばったり昼寝。
また夜近くまで寝てしまった、むつ。



2004年06月26日(土) むつ、園バス初体験

天候がどうなるか心配だったのだが、朝から晴れ。
本日は、むつのプレ保育の園で、「じゃがいも掘り」である。
のんの時には「とうもろこし狩り」だけだったのだが、
今年はこの時期にじゃがいもを掘り、夏の終わりにとうもろこしだと言う。

行く前に、今日はバスに乗って、じゃがいも掘りに行くんだってよ!と
むつの気持ちを煽っていたら、
余波をうけてのんが行きたくなってしまった。

「えーー!ずるい!!のんちゃんはとうもろこしは行ったけど、
 じゃがいもは行ってない!!行きたいーー行きたいーーー!!」

いやいや、うーーん。そりゃダメだよ。

恨めしそうな目ののんを玄関に置いて、
(とはいえ、ちゃんと「いってらっしゃーーい!!がんばってね!!」と
見送ってくれた。あんまり執着しないらしい。)
むつと自転車で園に到着。

先日からやたらに「、、たいなー」と「バスに乗りたい」発言のむつ。
どうなることやらと、楽しみ半分、不安も半分。

自分だけでバスに乗る、と言うのが、わかってるのかどうなんだか。
「母ちゃん乗らないからね」と言うと、一応頷く。
「Aたんは?」とAちゃんのことは言うので、大丈夫なのか?

園についた後しばらく外で遊ぶ時間がある。
三輪車で遊んでいたところ、先生に「むつちゃーん、上手くこげる?」などと
声をかけられたら、大泣きしてしまった。
うわぁ。さいさき、ばっちり不安。

そしてついに、バスに乗り込む。
慣れた感じですいすいと乗り込む。先生方は大泣き、大暴れの子を押さえたり
抱っこしたりで大変。
むつは…きょろきょろしている。
ああ、大丈夫だ。

よし、と見届けてから急いで園の畑に。親は自転車で向かう。
自転車で、約3分くらいのところに園の畑があるのだ。
待っていると、バスが到着。順次子どもが降りてくる。
むつ、このときは泣いていなかったが、
隣に座った男の子2人が大泣きだった。
気分的につられたのか、なんだか微妙な表情。うーん。うふふふ。

じゃがいも掘りは、無難に。
サツマイモのようにツルにずるずるついてくるわけではないので、
結局親が掘り起こす。むつは私が掘った芋を袋に入れるだけ。

帰り、またバスに乗るよー、と声がかかると、
むつが急に「抱っこ」と言ってきた。
むむむ。ま、とりあえず。抱っこして、バスの前まで。
「また乗って帰ってね、母ちゃん待ってるから」と、
Aちゃんと手を繋がせて、送り出す。

意外にするする乗っていく。今回は、Aちゃんの隣に座らせてもらった。
2人そろって微妙な表情なので、あまり見ていて涙を誘発しても…と、
その場をそそくさと離れる。

また、先回りして園で待機。バスが来た。
・・・あはははははは、むつ、大泣き。
イヤ、笑っちゃあいけない。

ものすごい勢いで泣ながらバスを降りてきて、私にあっても泣きやまず。
部屋に入っても泣きやまず。
気分が落ち着かないらしい。
ウロウロ、おたおたしながら泣いている。

よしよし、よく頑張ったねぇ、むつ。

泣き疲れたのか、昼食を食べていないにもか変わらず、帰りの自転車で爆睡。
そのままずっと昼寝。
一度うなされて泣きながらなにやら寝言を言った。
かなり、衝撃の体験だったらしい。



2004年06月25日(金) プール当番と、懐かしの町

せっかく昨日プール開きだったのに、
今日はどんより曇り空、雨の予報が出ていて、気温も低い…。
朝、バスに乗る時に「今日はプール中止でーす」と先生。
残念。
持って出たプール道具を、そのまま持ち帰る。

本来ならば、今日は「プール当番」の日だった。
「プール当番」に関しては先日書いた通り。
プールの全日程、各2人ずつ保護者の「当番」がいる。
仕事はプールから降りてきた(プールは3階、屋上にあるので)子どもたちの
足を洗うようにタライを用意し、足を洗い、
水着を受けとって脱水して、ひとりずつに渡し、
後かたづけとしてクラス内や廊下を拭き掃除。

去年、私が当番に当たっていた日は雨が降ってしまった。
そして今日も、プール中止。
あらあらあら。
このまま、ずっと毎年…だったら面白いけれど。
そんなわけにはいかないだろうなぁ。わっはっは。
しかも来年は、のんの分と、むつの分、2回行かなければならない。
覚悟しておこう。

昨日参観に行った時に当番のママさんが言っていたことを、ふと思い出す。
「年中クラスになると、すごく楽〜!!」
年少と、年中ではものすごく違うという。
年少クラスでは、まだまだ、
自分で拭けなかったり、水着が上手く脱げなかったりする子どもが多いらしい。
昨日部屋の様子をのぞいた限りでは、
みんなちゃんときちんと自分の荷物を片づけて、自分たちで洋服を着て、
落ちついて座っていた。
ふーーーん。すごいなぁ。成長するってコトなんだなぁ。


さて、急に予定があいた。
それでは!!と、買い物に行くことに。
実は、昨日がバアバのお誕生日。
前々から、「油絵をやってみたい」と言う話だったので、
それでは誕生日にプレゼントしますよ、と約束していた。

お茶の水の「LEMON」と言う画材屋さんまで、初心者用の油彩セットを買いに。
久しぶりのお茶の水。
実は以前、勤めていた。
本と、画材が豊富にある、大好きな町。
ああー、画材と文具の、良い香りがする。懐かしい。

12年前の私がいた町に、今、むつと一緒に来ている。

階段を無理矢理上がろうとするむつを
「コラ!危ないから!!」と声を殺して制止したり、
パレットやイーゼルに興味を示して触りたがるむつを押しとどめたりすることを、
12年前の私はちらりとも予想しなかっただろう。

ああ、人生って、不思議。

急遽思い立っていったために、お茶の水では油彩道具を買う以外の時間が
なかった。
むつは行きと帰り、ほぼ30分ずつ電車に乗りに行ったようなもの。
でもなにやらご機嫌で、電車の中では大人しく過ごす。

電車を降りたとたん、不機嫌、抱っこしろと泣く。
・・・ああ!!
涼しいところだと、気分がいいのか!?



2004年06月24日(木) 幼稚園プール開き

昨年の夏は冷夏だったと言われた。
9月に入ってからは確か暑い日も続いたのだが、
のんの幼稚園のプールはことごとく中止になり、結局2度しか入れなかった。

プールに関しては「自由に参観してください」ということになっている。
去年、「一度は行ってみたいな〜」などと悠長にかまえていたら、
結局見損ねてしまった。

今年を反省して、今年はプール開きの今日、参観に行ってみることに。

むつは今日も朝から「こぅえん、いこーよ!!」である。
「今日は自転車に乗って、のんの幼稚園に行こうか」と言うと、
「うん!!いーーよーーー!!」とのこと。
ああ、随分会話ができるようになったものだ。

ただ、まだまだ時間が早い。
でもむつはすっかり行く気満タン。そそくさと用意して、玄関で靴も履いている。

うーん、仕方ない。少し早めだが行ってみる。
まだ、前のクラスの子どもたちがプールに入っているらしい。
少し園庭でぶらぶらしていると、
のんのクラスからぞろぞろと水着の子どもたちが出てきた。

のんには、私が行くことを言っていない。
来るとは思っていないからか、ちっともこちらを見ない。

のんの幼稚園のプールは3階の屋上にある。簡易組立型のもので、
さほど大きくない。子どもが1クラス分(20〜30人)入れば一杯だ。

まずは、みんなで並んで屋上の人工芝の上に座って待っている。
このときにやっと、目の前にいる私に気がついた、のん。
お互い、にっこり。

並んでいるところを、シャワーのように先生に水をかけられる。
足をよく洗ってからプールに入り、へりのところにつくように指示される。

もう、待ちきれない子どもたち。うひょーーっと中の方に入っていき、
先生に「こらこらこらこら!」と言われる子どもたち。

「体操しようか」や「こうやって水をかけて〜」という指示ではなくて、
「今日はおふろ!!」と風呂に見立てて、
「ズボンを脱いで、ハイッ」と前屈だったり、
「シャツを脱ぐよ〜」と体を伸ばしたり。
うーん、先生、ちゃんと考えてるね。子どもたちはきゃっきゃと笑う。

一通り体をプールに沈めて、動物の真似っこしたり、
「電車ごっこ」として繋がって歩いてみたり。
先生が「トンネルだ!!」というと、みんな繋がったまましゃがんで歩く。

ああ、なんて楽しそう。
「むむも、、、たいなー」(訳・むつも入りたいなー)
そりゃそうだろう。私も入りたい。

あっと言う間に、プール終了。
シャワーで体を洗って、部屋に戻る。
部屋には係のママさんが待機していて、
(クラスごとに日替わりで2人、当番制で全員に回ってくる)
足を拭いたり、水着を脱水したり。

サッパリした顔ののんに手を振られて、園を後にする。

暑かったねぇ、むつ。
あんまり暑い中、頑張って参観したので、ちょっと贅沢して
むつと2人でランチして帰宅。ふふふ。



2004年06月23日(水) こぅえん、いこーよ!

お見送りすんで、帰ってきて。
みんな一緒の朝ご飯の時、むつは食欲がなかったのかなんなのか、
ぬか漬けのキュウリばかりが気に入って
ぼりぼりぼりぼりずーーっと食べていたのだが、
「ごぁん。」と言いだして、おにぎりを食べる。

食べ終わって、一息ついて。
さて、と言う感じで私に「ぃこーよー」(訳・行こうよ)と言ってくる。

今日は早帰りで、のんは11時には帰ってくるので、少ししか時間がない。
「どこへ?どこ行くの?」と聞いてみた。
むつ「ぃえん。」
私「いえん?」
むつ、頷きながら
「こ、ぃえん。 …こぉ、ぃえん。……こおぇん。…こぅえん!!」

おお、すごーい。
言葉の進化を、目の当たりに見てしまった気がする。

なんて感動している場合じゃなくて、
むつはしっかり「こぅえん、いこーよ!」と得意気に言うようになってしまった。
はい、それでは行きますか。

…と、外に出たが。
暑い。うひゃあ。
私自身暑いのは大丈夫だが、ここまで暑くて日差しが強いと
むつの肌が心配になる。
日焼け止め…やはり、つけた方がいいのだろうか。

そんな中でも、むつは元気、元気。

石で作られた、盆地状になっている遊具(と言っていのだろうか?)が
あるのだが、それをあっちこっちに走り回る。
この間、のんと2人で公園に行った時にした、その同じ遊び方だ。

その時にはのんとむつ、2人で盆地のくぼみに向かって走っていき、
またへりに駆け上がって遊んだ。
2人で両方のへりに上手く上がれると、どちらからともなく、
「やっほーー!」と手を振る。

それが、余程楽しかったのか、むつ。
せっかくなので、私がのんの代わりになろうかと思って
へりに上がっていくと、
「かかは、いいの!」と拒否されてしまった。
私は見ている役目がいいらしい。
ちぇっ。

しばらくすると、お迎えの時間。
帰ってきて、ベランダプールで遊んで…。
早帰りなので、昼寝をさせる。
やはり、1週間のうち1回は昼寝しないと。

明日は、幼稚園のプール開きである。



2004年06月22日(火) むつと自転車

土曜日の振り替えで昨日が休みだったので、変な感覚の火曜日。
気分的には月曜日で、思わずお弁当を作りそうになったり。
(月・木曜日がお弁当の日)

昨夜遅くに連絡が入り、Aちゃんのママの用事が出来て
急遽本日のプールは休み。
ポカリと開いた予定。さて、何をしてすごそうか。

Tくんがのんと一緒に帰ってくることになっているので、
できればベランダプールに水を溜めておいてあげたい。
その為には、朝一番に洗濯物を干して、
彼らがベランダで水しぶきを上げる前に
洗濯物が乾いて、取り込める状態にしておきたい。

そんな思惑とうらはらに、むつはお見送りの後いつまでも家に入らず
遊びたがる。

ここ数日は、すっかり「のんの自転車」(16インチ、補助輪付き)が
お気に入りのむつ。
玄関前に置いてあるのだが、
お見送りから帰ってきて、玄関のドアを私が開けていると、
もうまたがっていて、「いい?」と聞く。
「いい?」って、聞く前に乗ってるじゃない。

むつの自転車好きは以前にも書いた通りである。

仕方ない。
しばらくの間、むつにつきあう。

のんの時にもそうだったが、自転車に関してはとりあえず与えて、
様子を見ている。
補助輪付きなので、車輪をガンガン回すこともできないから、
よほど危ない体制にならない限りは何も言わない。

押してみたり、引いてみたり。
さんざんやった後に、またがってみる。
またがる時に、危なっかしい乗り方をした時だけ、声をかける。

そんなこんなして何日も同じようなことをしているうちに、
むつは届く範囲でペダルを押せるようになってきた。
16インチと、ちょっと大きめなので
ペダルが一番下までいってしまうと届かない。

上の方にあるペダルをぐっと押して、その反動ですーっと進む。
またぐっと押して、すーーっと進むの繰り返しである。

とても、楽しいらしい。

その様子を、玄関のステップの上に座って眺める、私。
何故か私の前を通る時に、「通行料」よろしく手を差し出して
「お願いしまーす」のようなニュアンスで何かを出す仕草をする、むつ。
自転車に乗るためのチケット?
たぶんのんと遊んだ時に、そんな感じのことがあったのだろう。

しばーーーーらくそんなことをして遊んでから、
やっとベランダに出て、洗濯物を干す。
台風の後のものすごい暑さ。風。

一気に乾いて、午後は無事にTくんとのんでベランダプール。



2004年06月21日(月) 充実の午前中

土曜日に「休日参観」で登園したので、本日は代休。
なぜ、のんは「休みの日」だと早く起きるか。
普段は7時20分頃に、「ほら、間に合わなくなるよ!」と言われるまで
布団でごろごろだらだらしているのに、
今日は6時30分には起きてきた。

別に、幼稚園に行くのが嫌だというわけではないらしい。
……が、やっぱり「休み」の開放感があるのだろう。

本当なら、またクラスのみんなで公園に集まろう、と言うプランがあった。
前回と同じく、時間を特に決めずに各々集まろうということになっていた。

・・・残念なことに、台風の影響ですごい風。
外は暗くて、いつ雨が降り出してもおかしくない空。
うーん。うーん。
抵抗があるかなぁ、と覚悟で、のんに言ってみる。

「今日はこんな天気で、すぐに雨が降り出すかもしれないし、
 すごい風だから公園に行くのやめようか。
 その代わり、たくさん家で遊ぼう。」

「…うん!そうしよう!!」
あらら。あっさり。

「たくさん遊ぼう」といった手前、よし、遊ぼう。わはは。
まずは、絵本!!
どんどん読むぞーーー、何でも読むぞーーーー!!
最近、お隣の小学生のお姉ちゃんにたくさんの絵本をいただいた。
紙袋に一杯。20冊ほど。

次から次に、読む。読む。読む。
『おおきなかぶ』では、「うんとこしょ、どっこいしょ」を大合唱。
むつのお気に入りは『コロちゃん』シリーズの、『ころちゃんはどこ?』
何度も何度もリクエストする。
のんは…「何が一番面白かった?」と聞くと、
『わたしのワンピース』だそうだ。
  (※「ことばたち」にて紹介しています)

さて、次は何をしよう。「カルタ!!」と言うので、カルタを。
先日やってみて、コツを覚えた。
2組のカルタを出せばいい。
1組は、ちゃんと並べて、私がちゃんと読んで、のんが取る。
もう1組は、並べて、私が「○○はどこかな〜?」などと、絵を示して
むつに取らせる。
(むつはすぐに飽きて、結局全部繋げたり、重ねたりして遊びはじめる)

さて。カルタも終了。何をしよう。
「じゃあ、買い物に出も出ようか」と言うことになったのだが、
まだ10時前。ヨーカドーも開いてない。
…というより、朝から充実しすぎ。わっはっは。

なんだかんだ、買い物に行って帰ってきて、昼食をすませる。

風が強くて、部屋に風が通るのはいいが、床がざらざら。
そうか。
「3人で、お掃除しようか!」と言うと、わーい!と食いついてきた。

バケツを運んで、雑巾を絞って、床も廊下も拭き掃除。
のんは拭き掃除大好き。仕上げ絞りだけ私がやればすむのだが、
むつはそうはいかない。

雑巾を洗うことばかり好きで、ぐるぐる水をかき回して、
のんが仕上げに絞ってもらっているのを見ると、慌ててびちゃびちゃの雑巾を
「てーー!」(訳・やってー)と持ってくる。
水が、ぼたぼたぼたぼた。

むつがこぼした水ばかりを掃除していてははかどらないので、
バケツを浴室に運ぶ。

すると、浴室に入りっぱなしになり水をかき混ぜている、むつ。
あらあらあら。
ま、気温も高いし、いいか。

むつが水と雑巾で遊んでいる間に、家中キレイざっぱり。
あー、気持ちいい。

その後は買ってきたばかりの「ニモ」を見たり、
(「ニモ」は面白い!!オススメ!!)
むつが昼寝したり、のんびりと過ごす。



2004年06月20日(日) たくさん動くとよく寝る法則

昨日は父ちゃんにちょっとした用事ができて、
参観から帰ってきてすぐに出掛けてしまった。
遠いので、夕食も要らないとのこと。

のん&むつ、私で過ごす土曜日は珍しい。
しかも、父ちゃんは仕事上、平日でも18時には帰宅するから、
「父ちゃんのいない夕飯」というのは年に数回、あるかないか。
(私たちが出掛けたり、お友達の家で夕食…ということや、
最近昼寝をしなくなったのんにあわせて、18時前に夕食を食べてしまう
コトはあるのだけれど)

興奮気味の、のん。
なんだかよくわからないけれど、
とりあえず「ととや?」(訳・父ちゃんは?)と連発する、むつ。

むつが昼寝から覚めた後、夕方に散歩+公園+買い物に出る。
3人で夕方から出掛けるのも、珍しい。

家から一番近いK公園に、2学年上のお友達Yちゃんがいた。
(以前家に行き来したお友達である)
弟のSくん、お友達のY君も一緒。
去年までの「同じバスコース仲間」だ。

「遊ぼう!!」と喜ぶ、のん。
オニごっこが始まった。
当然のようにYちゃん、Yくんの小学1年生ペアは早い。
ああ、またのんがオニになった。
でも、走る走る。

・・・あれ?
どうものん、要領が悪い。
Yちゃんにつけるぞ!!と思って、Yちゃんを追いかけていると、
隣にS君が来ていても見えないらしい。
Y君なんて、わざと近づいてくるのに、見えていない。
へぇーー、5歳だと、まだそんなもんなのか。

Yちゃんのママと私で声援を送る。
そして、追いつくわけもないのに、「のんのー、のんのーーー!!」と
叫びながら追いかけていく、むつ。

うんとたくさん運動して、たくさん食べて、よく眠りました。


さて、本日も引き続き、父ちゃん朝からお出かけ。

とりあえず午前中はまだベランダに日があたらないので、
散歩に出ることに。
先日むつinベビーカーで散歩した同じルートだ。

…私と散歩した時とは、全然違う、むつ。
イヤ、そもそもベビーカーで来なかったから…というのもあるのだが。

のんと手を繋いで、歩く歩く。
日曜日なので、商店街もほとんどの店が閉まっている。
店のシャッター前から次の店の前まで、よーいドン!!で走る、のんとむつ。

少し縁石が上がっているところでは、2人で登って「どんじゃんけんぽん!!」
暑さと疲れでむつがぐずりだすまで、かなりの距離を歩く、歩く、歩く。

帰宅してからは待望のベランダプール!一通り遊んで、昼食がすんだら
2人してばったり昼寝・・・。ああ、なんて理想的。
夏休みは、こうやって過ごそう!!



2004年06月19日(土) 休日参観日

本日は、「休日保育参観」。
去年は、せっかく父ちゃんが行くのだから…と
私は遠慮して行かなかったのだが、どうやらほとんどのお家が
パパ、ママそろって来たらしい。
その後さんざん「この前はどうしたの?」などと
人に会うたびに聞かれてしまった、苦い思い出がある。

ちょっと反省したので、今回はむつも私も、そろって行ってみた。

園の朝の光景も、だんだん見慣れてきた。
10時に子どもたちがわらわらとでてくる。
クラスごとにならんで、朝礼。園長先生のお話、たけのこ体操。

のんが、私たちのことを探している。
体はきちっと、(ならぶ時の姿勢を言われているのだろう)
手を後ろに組んで、まっすぐ立っているのだが、
目が泳いでいる。ふふふふ。

あ、目があった。

・・・嬉しそうにするか?と思ったら、「ふん」という感じで
目をそらされてしまった。ちょっとショック。

朝礼終了後、部屋にはいると、まずは子どもたちが歌を歌ってくれる。
その後、椅子を持ってきて円形に並べ、
先日から何度もやっているという「フルーツバスケット」。

自分の果物名がわからなくなるといけないからか、
それぞれ、果物を描いたお面をつけている。
のんはメロンだった。自分で描いたらしい。

さて、はじまった。まずは子どもたちだけで。
わははははは!!ものすごく面白い。
本来なら、「イチゴ!」とか「メロン!!」などとオニが言うと、
その該当する果物の子が席を移動する、と言うゲームのはずなのだが、
オニがみんな「フルーツバスケット!!」(全員が席を動かないとならない)を連発。

その都度子どもたちが「きゃーーー!!!」と走り回り、
わらわらわらわらと動き回り、そして落ちつく。
見事な、静と動。
ああ、なんて面白いんだ。

しばらくやった後、今度は『お父さんも一緒にフルーツバスケット!』
親子一組になり、席に着く時には子どもを膝の上に。
子どもを抱えて走ってもいいですよ、うふふ、と言う担任の先生。

始まった。こりゃまた面白い。
みんな、子どもを抱えっぱなし。
「フルーツバスケット!」になると、全員のパパさんママさんが
どやどやと動く。

父ちゃんが参加したので、私はむつと見物。
むつ、のんがちょっと見づらい位置に行くと、「のんのや?のんのや??」と
のんを探す。
大丈夫だって。

あっ。のんがオニになった。……どうも、父ちゃんわざとくさい。
やってみたかったのだろう、どうも子どもっぽい父ちゃんである。

無事何度か終了、参観終わって、今日は子どもと一緒に降園。

帰り、のんに「のんちゃん今まで1回もオニになってなかったのに」と
父ちゃん、責められていました。



2004年06月18日(金) むつ、ビニールプールを膨らます

先日ネットショップで注文したベランダ用のビニールプールが届いた。
早速!!!…と思ったら、どうも風が強くて涼しい。
ああー、数日前の方がプール日和だったなぁ。

プールに関しては、よくこんなコトがある。
来週はあまり天気が良くないと言う。
なのに、のんの幼稚園は来週の木曜日にプール開きだ。

前世はナンヨウハギかと思うほど、私は水が好きである。
プールも、海も。
ああ、ベランダプール。せっかく届いたのに。
……うーーん。水を溜めずに、その中でバケツを持ち込んで水遊びしようか?
濡れてもOKな洋服で。
よし、そうしよう。
諦めきれないのは、私の方である。

そんなわけで、午後、昼寝から起きたむつと一緒にベランダに出て、
ひととおりのものを片づけてスペースを作り、プールを広げる。

空気入れをつける。
もちろん手動、原始的な、ちょっと大きめのポンプである。
しゅこ、しゅこ、しゅこ。

「むむもーー!!!」
予想を裏切らず、「自分もやりたい」と言ってきたむつ。

うーん。はいはい、じゃあここを押さえて、と、
ポンプの先と注入口のところを押さえさせる。

しゅこ。
ぴゅーーっ。きゃーーっ。
これも予想を裏切らず、むつの手では押さえきれずにポンプの先が吹っ飛んだ。

それでも果敢にポンプの先を握る、むつ。
しゅこ。
ぴゅーーっ。きゃーっ。
しゅこ。
ぴゅーーーーっ。

・・・・。5回くらい繰り返したので、本人もイヤになったらしい。
今度は、足でポンプを踏むところをやりたいと言い出した。

うん、いいよ。やってごらん。
今度は私が注入口を押さえる。

うーーん、うーーーーん。
・・・むつの足の力では、押せない。
うーーーん、うーーん。

もういいよ、座ってみてごらん。
むつの体重で少しはポンプが動くか?と思ったのだが、
10キロそこそこではダメらしい。

しゅぅぅううううう・・・・・。
プールに入る空気よりも、出る空気の方が多そう。
むつの息で吹き込んでも、きっとこれより入るだろう。

えーーーっとね、むつ。いいから、あっちで遊んでいなさい。
などと言って、いったんはその場から離れても、
私がしゅこしゅことやっていると、やっぱり「むむもーーー!!」と来る。

この夏中に、このプールは膨らむだろうか?!などと不安を覚えたりしたが、
ありがたいことにそこそこのところでむつが飽き、
無事、プールが完成した。

のんのお迎え。「わーい!!プールやっていいの?!」
うふふふ。その顔が見たかった。
ああー、早く夏にならないかなぁ!!



2004年06月17日(木) むつ、預けられる

朝から、ちょっとだけ緊張。
本日はのんの幼稚園のプール掃除の日である。

今年度からの試みとして、
「保護者全員に、ひとりひとつずつイベントや園の仕事を手伝ってもらう」
ということになった。
今まで全部役員さんと先生方がしていた仕事を、
全員の保護者が少しずつ分担するという話である。

私の担当は、プール掃除。
幼稚園の屋上に簡易プールがあるのだが、
そのプール本体、屋上、階段などを掃除するという。

当初、「下の子がいても出来る手伝い」という話だったのだが、
最終的に「下の子が来ると危ない」という話になり、
みんな、何らかの都合をつけて子どもを預けてくる、ということになった。
(これに関してはかなりいろいろあったのだが、割愛。)

そんなわけで、どうするか悩んだ末、Tくんママにむつを頼む。
むつはいつも私の泳ぐプールの時に、他のママと待つのは慣れているけれど、
家でひとりで預けられるのは…今までなかったかもしれない。
もちろん、のんや他の友達がいれば何ら問題なく待てるのだが、
今回はどうだろう。

朝のうちに、いろいろ準備する。
小さいジュース、おやつ、そしてお弁当。
(プール掃除は10時〜11時30分までという予定だった)

9時30分にTくんママが家に来てくれる。
一通り説明して、さて、じゃあ行ってくるよ…と離れたら、むつが泣いた。
ありゃりゃりゃりゃ。
そういえば、Tくんママと2人というのは今までなかったかも?
どうだったっけ??
でも、2,3分泣いたらきっと大丈夫。

などと考えながらプール掃除をすませ、帰宅するとむつはすっかりご機嫌で
遊んでいた。
Tくんママに「ぞうさん」の歌も披露したらしい。

そしてやっぱり、泣いたのは最初の2分だったという。
いやはや、ありがたい。

そのまま家でお弁当を食べて、Tくんの浴衣制作。
その間、やっぱりむつを見てもらう。
やはり、慣れているママというのはありがたい。
むつも全く私の方に来ず、「まま、まま」とTくんママを呼ぶ。

のんとTくんが帰ってくると、今度は3人で遊びはじめる。
Tくんママ、むつが全く自分の方に来なくなってちょっと拗ね気味。うふふ。

午前中いっぱいプール掃除、
午後は裁縫、あーーー、よく働いた!!



2004年06月16日(水) 2時間散歩

見送り済んだ後、やっぱり「、、たいなー・・・」と
悔しそうにのんの乗ったバスの後ろ姿を追う、むつ。

実は今度、例のプレ保育で「ジャガイモ掘り」というのがある。
のんの時は「トウモロコシ狩り」だったのだが、
今年はジャガイモを掘らせてくれるらしい。
のんの時と同じく、子どもだけバスに乗って、園の畑に行くという。

「むつも今度乗るんだよ、幼稚園のバス」というと、
えっ、と言う表情の後、
「のんの、とー?」と聞く。
「ううん、むつだけ。ああ、Aちゃんも一緒だね」
ふーーん、とちょっと嬉しそう??かな?

いったん帰宅して、むつの「もぅいこぉよー」に連れ出された。
(「もぅ…」は家の外に出よう、と言うむつのアピールである)

ところが玄関から出ると、「抱っこ」。
ん?
散歩じゃないの?歩かないと、散歩にならないよ?
歩いていかないのなら、家に帰るよ??
「ややーーー!!もぅいくのーーー!!」
この繰り返しを数回した挙げ句、
ものすごい久しぶりにベビーカーでお散歩、と言うことに落ちついた。
ベビーカーでなら、途中で「歩く」と言い出したら降ろせばいい。

出発は、9時40分。
我が家からしばらく駅とは逆の方向に進むと、
けっこう長い商店街が伸びている。

商店街の入り口に園芸店があり、店のお兄さんが捕まえてきたカニがいる。
(イヤ、正確には店のお兄さんのお子さん、だろうか)
最高で5センチくらいの小さいカニが、たらいの中でわさわさと動く。

のんは散歩の途中、これを眺めるのが好きだった。
私は苗を買う時にはその店で買っていたのだが、
のんがカニを眺めている時間の方が数倍長かったに違いない。

「ほら、カニ」
と見せると、むつはちょっと見て、「いいのー、ぃこーよー」
あらら、あんまり好きじゃないのか。ちょっとガックリ。

商店街を、ベビーカーを押して歩く。
気分がいいのか、久しぶりのベビーカーからの景色が楽しいのか、
けっこうご機嫌のむつ。
なぜかビーズをひとつ握りしめて乗っていて、途中で「ない」(落とした)と
言うので商店街の半分くらい、また戻ったり。

途中喉が渇いたので、お茶とおにぎりを買って、
はぐはぐと食べながら散歩続行。
…家に着くと、11時30分だった。ほぼ2時間。

何度か「降りるか?」と聞いたのだが、降りなかった。
遊べそうな雰囲気のところも何度か通ったのだが、降りたがらなかった。
体調が悪い?などと心配していたら、
のんが帰ってきたらひょいひょいと跳ねて遊ぶむつ。

夕方、みんなで買い物に出ると当然のように歩くどころか、
先に行ってしまったのんと父ちゃんを追いかけて、走る走る、むつ。

・・・このために体力温存?まさか。
母ちゃんとのお散歩はつまらないと言うこと?……ちょっぴりぐさっ。



2004年06月15日(火) いつもの光景

のんを見送った後、むつと出かける支度。
久しぶりに、私が泳ぐプールである。
外はすっかり夏の日差し。プール日和だ。(と言っても屋内プールだが)

いつも「観覧室」なる部屋でAちゃんとむつ(とどちらかのママ)は過ごすのだが、
ちょうどコーチたちの控え室への通り道になっていて
コーチ皆さんが声をかけてくださる。
ちょっと前まで、むつは声をかけられるとすっと私の後ろに隠れたり
抱きついてきてみないようにしていたのだが、
ここ何回か、自分から「ぉあよーごじゃ、まーす!!」(訳・おはようございます)と
挨拶出来るようになった。
進歩、進歩。

けっこう思いっきり泳いで、発散。ああ、やっぱり泳ぐのは好きだ。

火曜日なので、のん、Tくんと一緒にバスを降りる。
むつがすっかり寝てしまっていたので、
Tくんとのんをベランダに呼んで、椅子に座らせてアイスクリーム。
ちょうどいい気温。気持ちがいい。

その後バケツに水を汲んできて、裸足になって水遊び。
むつ、途中で起きてきたので参戦するかと思ったら、
「まだねんねしゅる」(訳・まだ寝ます)と、私に抱っこで離れない。
あら、どうしたのかしら。

部屋に入ってからは3人で元気にわきゃわきゃ遊ぶ。
「かるたをしたい」というので、私が読む。
Tくんとのんで並べた絵札を、片っ端からとってしまう、むつ。
片手一杯に重ねて持って、ほらー、みてーとやって、
のんにひどく怒られ、ケンカになる。

まぁ、いつもの光景。

Tくんとのんで絵本を見ていても、むつが邪魔にはいる。
のん、怒る。
むつ、叩く。
おおおおお。
Tくんが圧倒されて、苦笑いをしている。

これも、いつもの光景。

それはそうと、のん、日曜日から昼寝をしていない。
最近昼寝がないな…と思うと、体調を崩す、と言う図式を何度かしているので、
出来れば何日かに一度は昼寝をして欲しいのだが。



2004年06月14日(月) 、、たいなー/初水遊び

朝。のんを見送ったバス停で、
「さ、帰ろう」とむつの手を取って歩き出そうとすると
むつがバスの後ろ姿を見ながら立ち止まったまま、
「むむ、のんの、と・・、、ったなー」
と言う。

ん?
「ぱんまんの、、たいなー」
(のんの幼稚園バスには例の菓子パンヒーローの絵がデザインされている)

ああ!
幼稚園のバスに、乗りたいの?のんと乗りたかったの?と聞くと、
うん、と頷く。
「むむ、のんの、と、、、たいなー」
(たぶん訳・むつは、のんと一緒にのりたいなー)
そうかぁ。
「むつは今度の4月になったら、のんちゃんと乗っていくんだよ」と言うと
目を見開いて「えーーー!!」と言う。
うふふふ。「今度の4月」がいつかわからないだろうに。

でも、今までは見送るのが当たり前だったのに「乗りたい」と言い出すとは。
ちょっと成長を感じた朝。

のんが帰ってきた頃、むつはぐっすり昼寝中。
室内は涼しい風が通って絶好の昼寝室温だが、
外はかーーーっと暑い日差しが照りつける。

「水遊びしようか!」
のん、大喜びで賛成してくれる。
ああ、むつももう少し早めに寝てくれれば、一緒に出来たのに。
なんて考えながら、大きめのバケツに水を汲んでくる。

去年まで使っていたプールは、最後の最後に穴が開いてしまったので
処分してしまった。
今年のプールはまだ買ってきていない。

「プールがないから、バケツから汲んで遊んでね。
 この1杯しか汲んでこないから、考えて遊ぶのよ」
とのんに言い置く。

水遊び用のオモチャをごろごろ出してきて、バケツの中で洗ったり、
汲んで流したり。

ひとりでもけっこう遊べるものだ。

横目で見ながら、ネットで「ビニールプール」を探す。
大手玩具専門店のネットショップで手頃なものを見つけ、
のんに「見て見て、これなんてどう?」などと話ながら申し込み。

いい感じの午後だなぁ。

のんが飽きて、水を全部プランターにあげて、
ベランダをデッキブラシで掃除して、
部屋に戻る頃にむつが起きた。

明日は、一緒に水遊びしようね。



2004年06月13日(日) のんとむつの遊び〜レストランごっこ

昨日は運動会が終わったらまっすぐ帰るつもりでいたら、
父ちゃんからメールが入った。
「S公園にいる」とのこと。
急遽自転車の向きを変え、S公園を目指す。

のんと父ちゃんが遊んでいた。のんは自転車で来たという。
妙に暑くて、湿気の多い中をのんもむつもよく遊ぶ。

蚊がいたので、虫除けを買いに走ったり、
のんの自転車に乗りたがるむつを乗らせて、押したり引いたりして
すっかりくたびれてしまったのは私と父ちゃん。

そんなわけで、昨日の疲れを引きずって、だらだらと過ごす日曜日。
どうも最近疲れやすい。
のんの熱などで、ここしばらくプールに行かれていないのも原因か?

のんもむつも家の中でもよく遊ぶ。
このところ、浴衣を作っていることが多いのだが、
あまり邪魔もしないようになってきた。

いや、そうでもないか。わはは。
2人の遊びが順調な時は、大丈夫。
2人が飽きたり、ケンカ別れした時には、やたらに私にからんでくる。

のんには、「裁縫道具は危ないものが多いから」と、
ずっと言っているし、かなりわかる年齢なので、大丈夫なのだが、
むつがひゅっと手を出す。意外なところで、意外な動きをする。
やっぱり、気をつけないと。


今日の2人の遊びは、主に「レストランごっこ」と「幼稚園ごっこ」。
レストランごっこは、のんがウエイトレス兼厨房を担当する方が
スムーズに遊べる。

のん「ご注文はなににしますか?」
  (雑誌の付録に付いてきた、レストランごっこ用のメニュー票を渡す)
むつ「、まご、とー」(訳・たまごと…)
のん「はい」ピッ、とオーダーを入力する(フリをする)
むつ「ばーぐ、とー」(訳・ハンバーグと…)
のん「はい」ピッ。
むつ「ごぁん、とー」
のん「はい」ピッ。

すごい。しっかり、レストランになっている。

でも、むつがうっかりメニューの裏のセットメニューなんて指さすと、
のん「こっちはないんです!!」
などと、ひどく怒られる怖いお店だったりもするのだが。



2004年06月12日(土) むつの運動会

天気予報では、午前中は雨とのことだった。
…確かに、朝早い時間は降っていた。のだが。
かーーーっと晴れた、良い天気。夏の暑さを思わせる気温。

そんななか、むつ、初運動会!!プレ保育に通っている幼稚園にて。
(のんの時のプレ保育、春の運動会の日記)

曲目は「アンパンマンのマーチ」。
えーと。選曲については置いておいて。ふふふ。

むつ、これまでに、園庭で「体操」と称して
この音楽に合わせて踊るのを何度か練習している。
だが、……8ヶ月の差があるので、比べてはいけないのだが……
のんの時は、すぐ振り付けを覚えて、「こうするんだよ!!」などと家でも
練習した記憶があるのだが、
むつはサッパリである。

一応、声は毎回かける。
「あっ、ほら、アンパンマンの歌にあわせて踊るんだよ」
「先生と同じ事やってごらん」
などというのだが、「ふーん」という感じでちらーーっと見て、
後は私に寄りかかっていたり。
親子で手を繋いでぐるりと回る振り付けや、手をぱちんと合わせるところは、
私がやるので、一緒にしているだけの感じ。

つまらないのか?と思うとそうでもないらしく、
家に帰ってでかい声で
「・・だ、うれーーんだ、きるーよこびーー、・・と、きだけー、だちやーー」
などとたどたどしく歌いながら、ひとりで踊っていたりする。
何故?なぜに、園庭ではやらないのか??

さて、そんなむつに朝聞いてみる。
「今日は、むつの幼稚園、運動会なんだって!
 アンパンマンの歌で体操するんだよ、行く?」
うん、うんと目を輝かせる。

のんは「行きたーい」と言ったり「行きたくなーい」と言ったり、
数回繰り返したので、最後に私に怒られて、父ちゃんと留守番になった。

いや、そもそも、のんが通う園ではないので
行っても座る場があるわけではないし、留守番してもらうつもりだったのだが。

10時到着、ほどなく集合の合図があって、ぞろぞろと入場。
この園は、近隣の幼稚園の中ではかなり広い方の園庭なのだが、
やはりプレ保育参加者約160人(親子なので160組)くらいが
いくつもの園を作るとさすがに狭い。

かなりみっちり並んだ状態で、音楽が始まる。
やはり、なんとなく所在なげで、何となくやる気のないむつ。
家での時みたいに大きな声で歌えばいいのに。

やる気がない、と言うのとは違うんだろうなぁ、きっと。

踊っている最中、かぶり物の菓子パンヒーローとその敵役が乱入。
むつ、すっかり目を奪われてさらに踊るどころではなくなった。

一応音楽が終わって、退場門のところに来たヒーローたちと
握手して、バイバーイと手を振って帰る。

帰りの自転車に乗りながら、興奮さめやらぬ、むつ。
「ぱんまんと、きんまん、・たねーー!!」
(訳・アンパンマンとばいきんまん来たねー!!)
と何度も繰り返す。
「きんたんは?」
と聞かれる。

「きんたん?きんたんってなんじゃ???」となかなかわからない私に、
頭のてっぺんにひとつ指を立てて、ドキンちゃんのポーズ。
ああ、なるほど。
「ドキンちゃんは、暑いからお家で待ってるよ」
というと、妙に納得した、満足げな顔。

楽しかったね、良かったね。



2004年06月11日(金) 長い朝の散歩

天気が悪い。今にも雨粒が降ってきそうな空。
のんも幼稚園だし、昨日は池袋に出掛けたので、
今日くらいはのんびり家の中で……などと思ったりするのだが。

そんな私の思惑など、全く無視する子どもがひとり。
もちろん、むつのことである。

「もういこうよー」と言う言葉を、最近覚えた。
勝手に玄関に行き、靴を履いて、「もういこうよー」
私が「どこにぃ〜?」などと言ってへらへらと家の中にいると、
靴を脱いでピーピー言いながら怒って上がってくる。
「ぃこうよ!!」と叩かれる。

うーーーん。
のんを見送って、家にはいるのがだいたい8時20分頃。

8時30分に外に出ても、コンビニくらいしか開いていない。
コンビニに行っても、なにも買うわけではないと、
さすがに昨日の日記で「ケチ」と書いていた私も、さすがに居づらい。
(自分ひとりだったらいいのだが、子ども連れだと目に毒なものが多いし)

それでも、むつが、容赦しない。
「もっと天気の良い日ならいいのにぃ〜」などと、一応つぶやきながら、
雨具などの用意をもって、出掛ける支度。
(といっても、替えのオムツと財布、ハンカチを持つ程度)

ふらふら出てきて、あてもなく歩く。
いや、今までもけっこうそういうことはあるし、
目的のない散歩は好きなのだが、こんな雨の降る直前にしなくても、と思う。

結局、ずーーっとぐるーーーっと回って歩き、
ヨーカドーのところまで。
むつが「入りたい」とするので、「まだ開いていないよ」と
シャッターが閉まっている様子を見せる。
一部分、入れるようになっているスペースで、ショッピングカートをいじったり、
ベンチに座ったりして遊ぶ。

ようやく10時。
オモチャ売り場に行き、一回り見て、遊んで。
食料品売り場に行き、一通り見て、買い物をして。

家に着いたら、11時過ぎだった。
約2時間半。
朝から、長い散歩。

それでも、昼食を済ませたむつが言う。
「もうぃこうよー!!」



2004年06月10日(木) あらためて気がついた

のん、今日も元気に目が覚める。
心配していた鼻水もひどくないし、咳も出ない。
良かった良かった…なのか、また熱が出るのか?
5月中旬から何度も熱を出しているので、ちょっと疑心暗鬼で

でも、本人はいたって元気そうにちゃきちゃきと用意する。
「今日も早帰り?」
いや、ちがう。
「えーーっ。・・・給食かぁ」
ううん、弁当だよ。
すると一気に嬉しそうになる。
どうやら「給食」がもっかのところ、ネックになっているらしい。

弁当を持たせ、のんを送り出した後は、むつと出かける準備。

先日、家に来たばあちゃんに
のんの浴衣が縫い上がったので見せたところ、
帯を買ってくれると言うことになった。
ありがたい。

(ちなみに、むつの浴衣は柄が同じ赤い色の布地。
帯は去年までのんが使っていたものがある。)

池袋で待ち合わせ。
早速、子ども服のコーナーに行って、
浴衣や帯の並んでいるのを見る。
うっひょう。高いんだなぁ。浴衣も、帯も。
呉服売り場に行ってみる。

・・・。さすがに、
デパートの呉服売り場にある浴衣は、
とても上品で美しい布地で、
ほへーーっと思うのだが、
値段を見ると12,800とか書いてあったり。
さらにほへーーーっとなる。

そうかぁ、そう言うものなのか。

そんななか、割合とお手頃な値段で、浴衣の色に合う感じの帯が見つかった。
購入。うーーん、これがこの値段かぁ。大事にしよう。

どうも自分の服などに金をかけない主義なので、
ある一定以上の値段の服を見ると、もったいなくて手が出ない。
「○○円の服を着ている(もしくは、子どもに着せている)……」
と思うと、うかつに外も歩けない。わはははは。

それはそうと、買い物も済んだので、
むつを連れて屋上遊園地に。
遊具も乾いていて、あっちこっちと乗り降りして楽しむ、むつ。

デパートやスーパーの遊具、いわゆる「ゲームコーナー」と呼ばれるような
ところに置いてある、100〜200円入れて動くような遊具が
たくさんあるのだが、
実のところ、私はのんにもむつにも、お金を入れて乗らせたことがない。

もちろん、他に乗りたい子どもがいたら邪魔にならないように、とか、
「(お金を入れないのに)乗り降りさせないで」と書いてあるようなところでは
乗らせなかったり気を遣うことは使うのだが、
基本的には、
「おかあちゃんはそういうのに入れるお金持ってないの」
と言うスタンスを貫いている。

が、ばあちゃん(私の実母)は、どうしてもお金を入れたがる。
「動かしてあげないのに乗っていいの?」
「動いているの見ちゃったら、可哀想じゃないの?」
と言う考えである。
「乗っていいの?」と言われれば、それはダメなんだろうけれど。

・・・ここまで書いて思う。私は、ケチだ。わはははは



2004年06月09日(水) のんの心配ごと

朝。……ああ、大丈夫。のんの熱、下がったままだ。
よし、登園!!

第2水曜日なので「早帰り」。11時降園だ。
実質3時間の保育だから、気分も楽である。

のんも、すっきり起きてきた。
ご飯を食べながら、幼稚園の話。
「今日はなにするかなぁ〜」
良いねぇ。楽しみにするのは、イイコトだ。

先週半ば、のんが熱を出してお休みする直前、
クラスのみんなで「フルーツバスケット」を教わったらしい。

 ……ちなみに、フルーツバスケットとは。
   大勢で輪に並べた椅子に座り、おのおの「ブドウ」や「リンゴ」など
   自分の「果物名」をつけられる。
   (「メガネをかけている人」などの任意の特徴にするルールもあり)
   輪の中心に立ったオニが、自分の該当する果物名を言った時に
   わーーーっとその果物名の子どもが移動。
   その時にオニも座るので、
   ひとり座れなくなった子が次のオニ、というゲーム。

「すごく楽しかった!!」と興奮して語っていたのん。
「のんちゃんはね、なんだと思う?ブドウなんだよ。」
「Hちゃんと、Yちゃんはイチゴ」
などと、逐一教えてくれた、先週。

「今日もフルーツバスケットやるといいなぁ〜」などと言いながら、
パンをはぐはぐ食べる、のん。

「あっ・・・。」
急にのんの表情が曇る。
「でもさ、ご飯とか残しちゃっても、いい?」
???
「お弁当、無理に食べなくてもいい?」
ああ、どうやら昼食の心配をしているらしい。
「いやいや、今日は早帰りだから。昼ご飯はお家で食べるでしょ」
「ああ!そうだっけ!!」とけらけら笑う。
…元気じゃん。

着替える時にも、ふと心配そうになる。
「みんなが裸で遊んでいる時に、のんちゃんは遊ばない方がいい?」
…先週、とても暑い日に何度かランニングとパンツのみ、もしくは上半身裸で
 どろんこ遊びをした、のん。
「いやいや、今日はうんと寒いから。きっとみんなも脱がないって」
「そうかな?」とのん。
「そうだよ!」と、私。

ふーーん。けっこういろいろ、考えたり心配したりするんだなぁ。

先週の時点での予定では、11時降園なので、Tくんと電車でおでかけ、
ちょっと遠い公園まで遊びに行く約束をしていたのだが、
のんが昨日まで休んでいた時点でキャンセルさせてもらっていた。

そのままで家にずっと居させるのは、のんからブーイングがでるので、
ばあちゃんに遊びに来てもらう。
のんもむつも、「ばあちゃん、ばあちゃん」と呼んで
自分のできる限りのことを見せたり、遊んだり、忙しい。

もう、すっかり元気そうです。



2004年06月08日(火) 下がった!!

朝、目を覚ます。
のんの体を触る。
おっ。
すっきり…というほどではないが、明らかに前夜より熱が下がっている。
もう大丈夫か?
・・・いやいやいや。昨日も、一昨日も午前中は比較的熱が低かった。

とりあえず、今日も一日お休みして、
午後になっても熱が上がらないようなら、明日から登園しよう。

5月の中旬から、どうも見切り発車的に登園させたり、
出掛けてしまったりで、今までずるずると長引いたような気がしないでもない。
今回こそは、しっかり治そう。

のんには「明日から幼稚園行こうね」と話をする。

薬の食欲増進効果もあるのだとは思うが、朝からよく食べるのん。
にもかかわらず、昼近くなったら「お腹すいたー」と昼ご飯を要求する。

む?これはもう、治ったと思って良いのかな??

昼寝の後も、特に熱は上がらず。
午後にはすっかり、すっきりした手になった。

やはり、「いつもの体温」の手を触ると、
今までが如何に体温が高かったかわかる。
やっぱり毎日握っている手は、わかるものなんだなぁ。

仕事が終わって帰ってきた父ちゃんと入れ違いに、
のんを耳鼻科に連れて行く。
最近、熱→鼻水→中耳炎と言うパターンが数回あったので、
熱が下がって、鼻が出始めたらすぐに連れて行くことにしているのだ。

本当は午前中に…とも考えたのだが、
熱がいつ上がるともわからないのんと、むつを連れて行くのは
さすがに…何かあった時に立ち往生になるのは困るので、
父ちゃんの帰宅を待つことにしたのだ。

むつ、玄関までついてきて「むむも!」(訳・むつも行く!)と頑張ったのだが、
どうにかこうにか、置いてきた。
こんな時、それほど泣いて騒いだりしない。(そんな年頃は卒業したか?)

のんと2人で、一駅電車に乗って、耳鼻科まで。
……まぁ!!なんと楽なこと!!

荷物が、断然違う。
当然のことなのだが、オムツも、着替えも持っていない。
診察券と、財布と、帰りに降られるといけないので簡単な雨具。
軽い軽い。
エスカレーターもすんなり乗って、電車に乗る時にも
念のため手を繋ぐだけ。
自分できちんと隙間を見て、気をつけて乗ることができる。

病院内でも同様。
ドアを自分で開けたい、と頑張って、うーんうーんうなって開けられない
むつが居る時と随分違う。

ああ!なんてスムーズなお出かけ!!…イヤ、違う、通院。

のんがいつの間にか、すっかり大きくなったのだなぁと思うのと同時に、
あと2年したら、2人を連れて出かけてもこんなに楽なのかなぁと
想像してみたり。

ちなみに、のん、中耳炎は発症しておらず。
熱もほぼ1日下がったまま。水曜日から登園出来る!!



2004年06月07日(月) まだまだ、熱。

昨夜も熱が高かった。
ひどい量の鼻がでてきたために、夜中も苦しそう。
いびき…というよりも、ごろごろと鼻と喉が鳴っている感じの、のん。

朝7時頃に体を触る。……ああ、まだダメだ。
測ると38.4度。
うーーーん。
こんなに長引くものか。

幼稚園に休みの連絡。

いつもの小児科は、9時30分頃に行くのがちょうど良い。
朝一番に来た人が終わって、ちょうど空く時間なのだ。
朝から雨が降っていたので、どうやって連れて行くか…と
頭を痛めていたのだが、
9時過ぎから晴れてきて、自転車で連れて行くことができた。
ありがたい。

行く時間には、ちょうど熱が下がっているのん。
36.6度。
おお!
ここ数日中で一番低い。このまま、下がるか?
などと喜んだのだが、
診察を終えて、帰宅し、昼寝をしたら起きた時にはまた38度。

病院ではまだ先生が顔をしかめるくらいに喉が腫れていたらしいので、
まだ仕方ないのかもしれない。

熱になれてきたのか、のん、元気はある。食欲も出てきた。
夕食も、「お腹すいたー、早くーー」などと言い、
ぱくぱくと勢いよく食べて、その後元気に遊んでいるので
もう大丈夫なのか??と熱を測ったら、38.4度だった。

体温計が間違っているか?などと疑いたくなるのだが、間違ってはいないらしい。

寝る間際になると、またぐったり。
ぼーっとした顔で、うとうととし、その後うなされて起きる。

うーーーーーん。
とにかく、早く熱が下がってくれぃ。


ちなみに、むつは元気。
相変わらず、のんが寝ている足下にわざと転がっていったりして、
私に怒られたりしている。



2004年06月06日(日) 未だ熱下がらず

のん。
熱が、下がらない。うーーーん、うーーーん。
ものすごい咳をするとか、そういうことではないので、
単に喉の腫れがおさまっていないものと推察するのだが、
何しろ熱が。

午前中は、下がる時もある。
今日の午前中は37.7度くらいまで下がっていて、
本人もすごく楽そうで、むつとひーらひーら遊び回ろうとしていて、
私に怒られた。
金曜の昼頃も同じくらいで、洗濯物を出す私と一緒にベランダに出ようとして
私に怒られた。

ふー。

大人と違って、ちょっとでも体が楽になると、すぐ遊びたがる。
…それで悪化させている、と言う範囲のものではないかもしれないが。

昼頃からまた38度。
体を触ると、熱い熱い。
またしても、ぼーっとして、うとうとして、の繰り返し。
時折、飲み物を欲しがる。

夕方近くに起きてきて、食べ物を欲しがる。
そういえば、今回は食欲は案外ある。
吐くこともない。それは救いだ。
この梅雨の時期に吐く風邪をひかれると…それは想像するだけで、涙が出そうだ。


むつは、言うまでもないくらいに元気。
「のんの、ねんね?のんの、ねんね?」とわざわざ確認し、
「しーーーー」と「静かに」のポーズをとる。
むつが一番うるさいってばよ。



2004年06月05日(土) むつ、静かに!

熱の高い一晩を過ごし、朝ののん………
ああ、まだ熱が高い。
先日までの風邪は丸1日で熱が下がっていたのだが、
今回はそうはいかないらしい。

引き続き、うとうとと布団の上で過ごしているのん。
時々熱が下がると眠れるらしいが、
あまり熱が高くなるとぼーっとした目を薄く開けている。
見ているだけでツライ。

こんな「お姉ちゃん」の様子に、容赦ないのがむつ。
さすがに寝ているところは尋常な雰囲気でないからか
直接邪魔をするようなことはしないのだが、とにかく、うるさい。

ここ数週間で特によくしゃべり、よく歌うようになったむつ。
べらべらと、しゃべる。

「かか、・てーー!」(訳・母ちゃん、来てー!)
から始まって、
「ピッ、てして」
と、お店ごっこを要求し、
「くろは?くろ?」
と、お店ごっこの品物を入れる「ふくろ」をガタガタと探し、
「あいー、にょもなににぇん、でーす」
と、金額を大きな声で言っている。(らしい)

仕方がないので、のんが寝ている部屋(いつも遊ぶ部屋)ではなく、
父ちゃんの部屋の方に移動して遊ぶのだが、
すぐに「じゃ、ねー、バイバーイ」と言って、部屋に戻ろうとする。
そして、「かかー、・てーーーぇ」と大声で呼ぶのだ。
歌も歌う。大きな声で。

うーーーむ。
のんが少し落ちついて寝始めたので、一度父ちゃんに外に連れ出してもらった。
1時間ほど散歩して、元気に戻ってくる。
「たあいまーーーー!!!」(訳・ただいまー!)
あっはっは。

しかたない。
むつを静かに遊ばせる作戦。
本を読んだり、プーさんのぬいぐるみを使ったり。
ふーー。

そして時折、のんが目を覚まし、うなされたように「飲み物…」と
飲むものを欲しがる。

溜息の、土曜日。
夜までのんの熱は下がらず、ずっと38度後半。
ああ!!早くよくなれ!!



2004年06月04日(金) のん発熱

昨日あんな一件があり、私が考え込んで知恵熱が出るかと思ったら、
なんとのんが発熱しました。
ありゃりゃりゃ。

うーーーーむ。
のん、5/15に熱を出して以来、どうもちょくちょく熱を出す。
5/29の日記で「治りきっていないと言うこと?」と心配していたら、
まさにそうなった感じ。

とりあえず、病院へ。
喉がずいぶん大きく腫れているらしい。
ちょっと長く続いてしまっているねぇ、と先生と話をして、
いつもよりも日数多めに薬を出してもらう。

前回の熱(5/28)、前々回の熱(5/15)と、
それぞれ2度ずつ病院に行き、薬はきちんと飲みきっているのだが、
どうも2度目に病院に行ってもらった薬を飲みきる頃には
のん、すっかり元気になってしまい、
「病院に行くよ!」と言っても嫌がるので、
ま、いいか…としてしまった感も否めない。

今回こそは、2度、3度ときちんと連れて行き、
「もう大丈夫」と言われるまで通うぞ!!と、固く決意してみる。

のん曰く、今日は「体操の日」だったそうで。
(のんの幼稚園は体操だけ、専任の講師の先生が来る日が週1回ある)
いつもは火曜日なのだが、今日は年長クラスが「観劇の日」だったために
振り替えになるのだそうだ。

そうかぁ。ちょっと残念だけど、仕方ないねぇ。
何より、早く治そう。

病院から帰ってきた頃から、熱はどんどん上がり、
夕方頃には38.5度を超す。
ぐったりとして、起きあがることもできず、うとうととしているのん。

方やむつ。
こちらは、めっぽう元気。
そういえば、風邪もずいぶん長いことひいていない気がする…。
高い熱を出したのは…おお、2月以来だ。
すごいぞ、むつ。
(その代わり、眼科や皮膚科にはずいぶんお世話になっているが)

考えてみると、のんも2歳代までは熱を出すのは半年に1度くらいだった。

その頃は、何でもとても良く食べていた。
今のむつ。
何でも手を出し、大量に食べる。

幼稚園にも通っているし、一概に「食べ物のせい」とは言えないが、
やっぱり、何でもちゃんと食べるのって、大事なのか??



2004年06月03日(木) 解決?

さて。
連絡ノートに、担任の先生宛に書いた手紙をはさみ、のん登園。

あくまでも、
「うちの子がこんなコトされちゃったのよ!」ではなく、
「先生の目で見て、何か違う様子があれば教えてください」
と言うニュアンスで書いたつもりなのだが。

帰ってきたのんの通園バッグに、1通の手紙。
担任の先生より。
………。
どうやら、のんとMちゃん、2人から話を聞いたらしい。
そして、のんに対しては「また何かあったら先生に言いにくるように」と
言う旨を伝えた、とのこと。

うーーん、うーーーん。
そうだなぁ。私が担任だったら……。どうだろう。
こういう対応が、順当かなぁ。

先生と直接話をしたのだったら、私がとやかく言うことも無かろう。

私の方からは、なにも言い出さずにいると、
のんがハッ、と思いだしたように、
「連絡ノートに先生からの手紙あったでしょ?見た?」と聞いてきた。
私「ああ、あったあった」
のん「なんて書いてあったの?」
私「うん、先生がお母ちゃんにご用事があったの」
のん「Mちゃんと話したコト書いてあった?」

なんだい、わかってるんじゃない。

私「Mちゃんと話したの?」
のん「うん、あのね、先生は怒ったとかそういうコトじゃなくて、
   Mちゃんに言ってくれた。」
私「ふーん」

あえて、「なに話したの?」とか「それで?」とか言う聞き方はせず。

あっさりと、
「それで、今日は誰と遊んだの?」と聞いてみた。
「Mちゃん」。
おやおやおや。私があら、と言う表情をしたのをのんは見逃さず。
のん「Mちゃん、とっても優しくなったよ」。

うーーーん。
先生のおかげで解決、と言うべきだろうか。

でも、でも。・・・。
ものすごく贅沢を言えば、私としては、子どもに言わないで、
とりあえず様子を見てくれれば良かった。
私は保育のその時間、その場にいられないから、
どの程度のことがのんとMちゃんの間にあるか、わからないから。

「大丈夫です、よく遊んでいますよ、のんちゃんも楽しそうです」
という連絡が来ることを、実は密かに期待していた。

・・・。私の書いた手紙の真意が、正確に伝わらなかった気がして、
少し残念な気持ちは否定出来ない。

どうも、Mちゃんが一方的に「悪い」とは思えない、今回の一件。
私が手紙をしたためたのが早計だっただろうか。

Mちゃんは、どんな気持ちになっただろうか?
どんな風に先生は言ったのだろうか??
いや、(先生は)プロなんだから任せておけば…と思うのだけど。
少しだけ、胸の痛む一件。



2004年06月02日(水) 原因

のんが荒れている、と言うのはここしばらく何度か日記でも書いてきた。
(5/185/205/30の日記)

今日は、園から帰ってきて、ベランダで遊んでいる時に勃発。
「幼稚園ごっこ」もどきをして、おゆうぎや歌をむつに教えるのは
いつもの遊びなのだが、のんがかなり厳しい。
「前に出ないで!!」
「そんなコトしてると、教えないよ!!」
「なにやってんのよ!!」

むつも慣れっこなので、へいちゃらぷーい、と言う感じで、
はたから見ると、むつがのんのことをおちょくっている感じなのだが、
それにしてものんの言葉がひどい。

うーーーん。
一度衝突して、むつが怒りながら部屋に戻ってきたところで、
私が声をかけた。

「もうちょっと、優しくお話しするようにしなさい。
 そんな話し方していると、お友達と遊ぶのも仲良く遊べなくなるよ」

とたんに、のんが泣き出した。
おおおっ。

それだけで泣くのは珍しい。私自身、ちょっと驚きながら話を聞く。
・・・。
のんの話によると、
お友達のMちゃんが、のんに対してひどいことを言うのだ、という。
「やめて」と言っても、やめてくれないのだと言う。

ちなみにMちゃんは、年少クラスの時に同じクラス、今は別である。
が、先日公園で集まった時や、
Yちゃんのおうちにお呼ばれした時など(のんは熱で不参加だったが)、
いつも一緒に参加している。
お家も近いので、ずっと仲良くしてもらっていて、
バスのコースも一緒、朝はバスに隣同士で乗っていく。

ママもサッパリした性格の明るい方で、私は好きである。
Mちゃんも、とても面倒見がよい方の性質で、
公園などで一緒に遊んでいる時には、私は安心して見ていたのだが…。

どうも、その「面倒見の良さ」でぶつかったらしい。(と、私は推測する)

のんの話によると、Mちゃんとのん、2人で遊ぶ時には
嫌なことはなくて、楽しく遊ぶことができるらしい。
お友達のHちゃんが入ると、MちゃんはのんよりもHちゃんを優先して、
のんに対して、先ほどむつに言ったような
強い言葉遣いで、逐一のんのすることに何か言う、と言う。

うーーーーーーーーーん。

のんのことは信用しているが。・・・。
うーーん。
のんはお友達に何か言われて、黙っているような性質ではない、と、思う。
たぶん、その前後にかなりのことをのんも言っているのではないか…?
のんも、Hちゃんがいると態度が違ったりするのではないか…?

うーーーーん。

のんには
「嫌なことを言われたら、『イヤよ』ときちんと言いなさい」
「あんまり言われたら、○ちゃんとか、☆ちゃんとか、
 違うお友達と遊べば?」
などと提案する。

・・・。さて、どうしたものか。
迷った末、担任の先生に宛てて、連絡ノートに短い手紙を入れる。
「どうもこのところ、お友達と衝突しているらしいです、
 何かお気づきになる点があれば、教えてください」
(…というような趣旨の手紙。実際はもう少しいろいろ書きました)

続きは、明日に。



2004年06月01日(火) 大失敗

昨日の朝、あんな話をしてやる気になって登園したのん。
そして、本日から衣替え。

麦わら帽子に、半袖シャツ。
昨日、裸で泥遊びをしたそうで、替えのパンツを履いて帰ってきたので
通称「替えパン」をまたもう1枚持たせて。

…などと、いろいろ考えて登園させたら、
大失敗しました。

本日は火曜日、給食の日。
なのに私は、箸、フォーク、スプーンの3点セットと、ナフキンという、
給食の日に持参するべきものを、のんの通園バッグに入れ忘れてしまった。
それも、まっっったく気付かず、
昼ご飯を終えて片づけのために引き出しを開けて、
初めて「あってはならないもの」を発見してしまった。

がーーん。ショック。
時間は1時20分頃。
どう考えても、今から届けて間に合うはずもなく。

・・・。
考えていても仕方ないし、連絡したって遅い時間。
後30分もすれば、のんは帰ってくる。
でも、落ち着かない。
妙に考えてしまう。
ああ、どうしただろう。
のんは、いつ「無い」と言うことに気付いただろう。
先生にちゃんと言えただろうか。
貸してもらえない、と言うことはあり得ないだろうけれど、
どの時点で、どうやって貸してもらえるんだろう。

ああ、いてもたってもいられない。

とりあえず、お迎えに。
バスから降りてきた、のんとTくん。
(火曜日なので、Tくんを預かる日である)

「おかえりなさい」と2人を迎えた後、すぐに
「のん!!今日はゴメンーー」
というと。
「なにが?」

私「お箸とか、無かったでしょう?お母ちゃんが忘れちゃったの…」
のん「ああ。借りたから。」

それより、と言う感じで、「お母ちゃん、おやつは?ある??」

はぁーーーっ。
いや、うん。
いつもの幼稚園での様子を考えると、箸がないくらいでメソメソ泣いたり
先生に言えなくてもじもじするようなタイプではない、とは思える。

でも。それでも。普段そうだからこそ、
突然そんな忘れ物があるとビックリして、困ってしまったり…
するんじゃないかと考えた私が、どうものんを見くびっていたようです。

ホッ。……いや。以後気をつけます。


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