HOME


Nekomar's Diary

2004年02月29日(日) 変身!のん

あまり天気が良くない、と言う予報の日曜日。
最近の決まり文句のように「どこに行く〜?」などと言ってきたのんだが、
すみません、金、土曜日とめいっぱい公園で遊んだので
堪忍してください、と今日は一日のんびり。

ちょっと前まで、キャラクターならディズニーオンリーだったのんだが、
幼稚園での影響か、普通のTVシリーズアニメにも興味を持ちだした。
……まぁ、作品的にはいろいろ思うところもあるのだが、
「○○、見た?」
などという会話に、全く入れないのはつまらないだろう。

「明日のナージャ」をしばらく見せていたのだが、
1月いっぱいで終了して、2月からは「ふたりはプリキュア」とやらが
はじまった。

・・・・。まぁ、作品的には、いろいろ思うところもあるが。わっはっは。

とにかく、女の子が元気に変身して、平和を守るストーリー。
こりゃあ、楽しかろう。
のん、すっかり夢中。

「のんちゃんは、プリキュアみたいになる!!」と宣言。
ちなみに、のんは「ゆきしろさん」の方がお好みだそうだ。

いつも幼稚園に行く時に、スカートの下に履く短めのスパッツ。
黒地にピンクのハートマークが付いているデザインがあるのだが、
「プリキュアみたーい」と喜ぶ。

「日曜日は、プリキュアの日!」と言って、朝8時30分を楽しみに待つ。
「まだ?まだ??」と聞きに来る。

「はじまるよ!」と声をかけると、
オモチャの携帯電話とカード(テレカ、オレカなどの使い古し)を持って、
TVの前に正座する。
……主人公の女の子2人は、携帯電話型に変身した宇宙人(?)に、
  カードを差し込むことによって「プリキュア」に変身するのだ。

見終わったあとは、しばらく余韻が残る。
決めゼリフを言ったり、テーマソングを歌いながら踊る、のん。
それを見て、一緒に踊る、むつ。

ああ、しばらくたつとのんとむつ、2人で「プリキュア!!」と
やるんだろうなぁ。

2人とも、今日は落ちついて良く2人で遊ぶ。
おままごとのセット、小さい椅子などを運んで、
狭い脱衣所(兼洗面所)にセットして、ドアを閉め、
「2人でピクニックなの」だそうで。
むつもだんだん、のんの「ルール」がわかってきて、
以前のように10分もしないうちにどちらかが泣いて出てくる、なんて
ことが少なくなった。

ありがたい、ありがたい。



2004年02月28日(土) またしても公園へ

どこに行こうか、どこで遊ぼうかと、朝からのんと検討。

すぐに「ディズニーランド!!」という、のん。
前回、ものすごい閑散期に行ったために、アトラクション体験し放題で、
味をしめている、のん。
あれを期待して今の時期、しかも週末に行くのは間違いだ。
と、子ども相手に混雑状況を語ってみたりする。

うーーーーん。
こんな会話、最近土日になるといつもしている気がする。

結局、天気も良くて暖かいので、昼食をすませてから公園へ。
昨日も行った、近くの交通公園だ。
一番近くて、のんもむつも喜んで、安全なところは、結局ここになる。

行くと、同じマンションの、のんと同じ学年のお友達、AYちゃん一家がいた。
幼稚園は違うのだが、幼稚園に入る前には何度か遊んでいるお友達。
2002年の10月生の弟、Kくんも一緒だ。

しばらくの間、ボールを蹴って追いかけたり、
自転車に乗ったり、一緒に遊ばせてもらう。
ああ、やっぱりお友達がいると楽しそうだなぁ。
早くむつと、あんな風に遊べたらいいんだけど…と、むつを見ると。
私の手を、引っ張る。何かを訴えている。

…ああ!!自転車に乗りたいらしい。あっはっは。(昨日の日記参照)

私たちが公園についたのは、ちょうど12時20分頃。
そこからAYちゃんご一家に挨拶したり、ちょっと話をしたり、
AYちゃんとのんの様子を見たりしていて、12時35分くらい。

その間、どうもむつが落ち着かないと思っていたら。
どうも自転車を探していたらしい。

実はこの交通公園、管理人さんが自転車など乗用遊具の管理をしているので、
12〜13時は昼休み時間となり、自転車もゴーカートも全部格納してある。

格納庫のシャッターの前に、むつを連れて行く。
「ほら、ここに自転車入っているの、まだ乗れないんだよ、13時になって、
 管理人さんが『いいですよ〜』って言ったら、乗られるからね。」

うん、と頷く、むつ。
……じゃ、違うことして遊ぼうか、と手を引くと、
ふるふるふる、と首を振る。
……えっ。待つの?
うん、と頷く。

ええええー。だって、あと20分以上もある。
頑として動かない、むつ。「早く乗らせろ」とぐずるわけでもない、
本気で、「待っていれば乗れるんだ」と楽しみにしている様子。
・・・。
仕方ない。一緒に、待つ。まぁ、のんも見える位置だし、心配はないだろう。
とりあえず、AYちゃんのママに伝えて、のんをお願いしておく。

がらがらがら。13時になって、シャッターが開く。
「まってました!!」と乗り込む、むつ。

お?昨日よりも、ほんの少し乗り方が上手くなっている。
少しだけだが、足でぐっと押しながら(こぐ、と言うレベルではない)
すすんでいる。
得意げな、むつ。良かったねぇ。

結局、1時間以上ひとりで自転車を押したり、ひいたり、上にのったりして
ぐるぐると回る。
豆汽車にも乗ってごきげん。
(汽車に乗るために、今日の自転車返却はスムーズだった)
くたびれて、そのまま抱っこで眠って帰宅。のんも帰宅してすぐに昼寝。



2004年02月27日(金) プール/幼稚園選び/公園

2003年の10月いっぱいで、約5年間通っていたプールが閉鎖になり、
11月から現在のスイミングクラブに入会した。
今までとちがう場所、ちがう雰囲気に、
Aちゃんも、むつも、ママと別れる時に泣いてしまっていた。
…それが、1月半ば。(1/13日記)

少しすると、プールに行く道のりを覚え、行く道々嫌がって
抱っこを要求してみたり、別れる時にブルーになるが、
その後は楽しく遊んで待てるようになった。
…それが、2月半ば。(2/13日記)

それが、本日。
「ばいばーーい」と手を振って、私を送り出してくれたむつ。
前回から、そんな感じではあったAちゃんとむつではあったが、
今日は明らかに、「まってるよ、行ってらっしゃーい」という感じで
手を振ってくれている。

ああ、すごいなぁ。子どもって、成長するもんなんだなぁと
こういう時しみじみ思う。
場所を理解し、ここにいればまた母親が来ると理解し、
お友達とまっていられるようになったのだ。

こうして、一歩一歩少しずつ離れて、来年の4月には幼稚園に入るのだなぁと
考えながら、泳ぐ。

終わってから、Aちゃんのママと昼ご飯。
Aちゃんは12月生、むつより1ヶ月お姉さん、同じ学年。

のんも未就園の時に1年間通った、幼稚園のプレ保育に一緒に行こう、と
約束している。

が、そもそもAちゃん宅は我が家とずいぶん離れているために、
最終的に通う園は違う園になる(と思われる)。
むつは、よほど何か無い限りはのんの通っている幼稚園に入れるつもり。

Aちゃんは長女なので、周りの幼稚園に関しても、
児童館や公園での情報をもとに考えるしかない。
「どんなところを基準に考えたらいいんですかねぇ!」と
眉間にしわを寄せる、Aちゃんママ。

確かに。どこも、どこも、一長一短。「抜群にここがいい!!」と言える園も
特別無くて、幼稚園選びがとても難しい。
Aちゃんママに、とりあえず、のんの園を選んだ時のポイントなどを話して
「難しいよね〜」と話をする。
そうそう。私も、本当に願書受け取りのギリギリまで迷ったっけ。

帰宅して、しばらくするとお迎え。
本日はTくんも一緒。
良い天気だ。日差しも暖かい。
家に荷物を置いて、着替えて、トイレに行ったら、子ども3人連れて
近くの交通公園に繰り出した。

いつも、私がのん&むつを連れて行くと、私はむつについていないと
危ないことが多いので、
のんがどうしてもひとりで遊ぶようになってしまう。
その点、今日はTくんが一緒。
のんはとても楽しそう。めいっぱい遊ぶ。

自転車を借りて乗り回し、自動車(ゴーカート)、豆汽車などに乗ったあとは
なわとびをしたり、大型遊具で遊んだり。

むつは自転車にすっかり没頭。まだまだこげない。
むつ、自分で押して何周も歩く。
返却しないといけない時間になっても、ふるふると首を振り、
「返さない」という態度。
無理矢理返しに行くと、大泣きになった。

Tくんママが帰る時間にあわせて帰宅。
あー、めいっぱい外で遊ぶと、楽しいねぇ。



2004年02月26日(木) むつの食欲

むつの食欲に関しては、
今までに数回この日記に書いているところではあるのだが。
(最近では1/12日付日記「大食漢」)

ふと思う。
気にしていると、本当はそんなに「すごい!」と言うほどではないのに、
そう見えてしまうことが、人間にはある。
怖い映画なんだ、怖いんだ…と思いながら見ていると、
別になんてこと無い演出に飛び上がってしまったり。

そうか、むつの食欲も、そうかもしれない。
と、一瞬思ったりするのだが。
・・・否。
それこそが、思い違いである。

朝から、パクパク。よく入るものだ。
最近、箸を使いたがり、案外使える…というほどでもないか、
つかめて、口に入れることもたまにあるようになってきた。
ものすごく集中するらしく、彼女の中の「食べたい」気持ちと、
「箸を使いたい」気持ちが葛藤しているのがよくわかる。

ぐ………っ、と指に力を入れて、口元に運ぼうとして、
ものすごく近くまで届いたところでぽろりと落ちる。
でもまたトライ。
ぐっっ………。
ぽ、ぽろ・・・。
今度は少しだけ口にはいる。

ほーーっ。溜息。

「こっち、使う?」おずおずとフォーク(またはスプーン)を差し出す。
はっ!!
むつがこっちを見る。
「そうか!そんな便利なものがこの世の中にあったんだ!!」
とばかりにがつっとフォークを受け取り、あとはガツガツ食べる。
お箸は、また次回である。

よく食べてからヨーカドーにいったのだが、買い物をしているうちに
お腹が空いたという。

時間は13時。(のんの降園は14時30分なので、余裕はある)
本来の目的としては、散歩と、大根1本買うだけの目的だったので、
私も財布と電話、ハンカチとちり紙しか持って出なかった。
(いつもはフル装備、おむつやエプロンなども持っているのに)

うーん。どうするか。どうするか、どうするか……。
地下食料品売り場の奥に、ラーメンや甘味のお店がある。
「らーめん、食べる?おそば。」むつに聞いてみる。
うん、うんと頷く。
食べようか、と言うとぴゅうっ、とカウンターの前に行き、
自分で注文しそうな勢い。

2人で1杯を食べると、私はダイエットできそうだ。
やはり箸を使い、つるつると食べる。
汁はがぶがぶ飲むといけないので、私がレンゲで、少ーーしお椀に入れると、
お椀を両手で持ち上げて飲み干した。

もちろん、夜ご飯も、人一倍早くお腹が空いて、一足先にごはん。
茶碗2杯食べて遊んでいたら、私たちが食卓についているのを見て
当たり前のように自分も席について、空の皿を前にご飯を待っている。
・・・。

そして、寝る前。お腹が空いた「ごぁん。ごぁん。(訳・ご飯)」と私を呼ぶ。
いい加減にしてください。



2004年02月25日(水) お友達のお家へ

第4水曜日なので、のんはお弁当ナシの11時30分降園である。
先日、同じバス停のYUちゃんのママに、「水曜日遊びにおいでよ」と
声をかけていただいた。

YUちゃんは年長さん。弟のSくんは、のんのお隣のクラス、2学年違いの年少さん。

YUちゃんも小柄な方だそうなのだが、更に更に小柄なのんを、
とても可愛がってくれているようで、のんはYUちゃん大好き。
「シールもらったの」などと、こっそりバッジの裏にくっつけたシールを
見せてくれたりする。

バスから降りてきたのんとYUちゃん。
それぞれのママに「今日はね…」と、遊ぶ相手の名前を聞いた瞬間、
2人で手を繋いで、ダッシュでYUちゃんのお家に向かってしまった。

そもそもは「バスから降りたら、そのままお昼も一緒に」と
誘っていただいたのだが、
初回にお邪魔する時からお食事もお世話になるのは申し訳ない。
まして、我が家にはむつが居る。
いやいや、むつが居るから、悪いよ〜、と断っていた。
・・・それなのに。

のん、すっかりそのまま上がり込むつもりで、YUちゃんの家の前にいる。

「こらっ!!!」とりあえず、YUちゃんママにお詫び。
「いいよー、それなら、のんちゃんだけお昼ご飯食べて、
 ママとむつちゃんはあとから来れば?」そ、そんな。ありがたいお言葉。

「いいの?」「いいよー」
そんなわけで、私とむつ、2人で帰宅。
「…もしかして、私たちお迎えに行かなくても良かったんじゃない?」などと
言いながら、むつと2人でもそもそご飯。

ご飯、片づけをすませて、支度をして、さて、出直し。YUちゃんのお家へ。

YUちゃん、Sくん、のんの3人で、とても穏やかに遊んでいたらしい。
YUちゃん、すごく「お姉さんぶり」を発揮して、
食事の時にも着替えの時にも、普段弟のSくんにもしないくらいに
のんに世話を焼いてくれたという話をYUちゃんママから聞いた。

のん、「お下がり、良かったらあげる」と言われたYUちゃんの服を着て、
すごく嬉しそう。
いやはや。すっかりお世話になって、恐縮。

15時頃にYUちゃんたちはプールに行くから、と解散。

最近日が長くなって、まだまだ遊び足りないのん、むつ。
それなら、とマンションの中2階(少し広場になっている)で、
なわとびをする事にした。
むつのためには三輪車を持っていき、それぞれ遊ぶ。

まだまだ、なわをひとりで飛ぶほどに上手でない、のん。
大波小波で飛んだり、(のんはまだまだ続けて飛べない)
♪お嬢さんおはいんなさい♪と2人で飛んだり。
2人で飛ぶのは、タイミングさえつかめれば連続で10数回飛べるようになった。

がんばれ、のん。早くひとりで楽しく飛べるようになって。
…お母ちゃんのためにも。わはは。

その後バアバ来訪。
むつが寝てしまったので、のんとバアバでヨーカドーへ。
のん、遊びまくりの一日。



2004年02月24日(火) いい調子

むつの鼻水も、だいぶとまってきた。
結膜炎以来カサカサしていたまぶたのあたりもだいぶ治って、
見かけもかなり「元気」になった。
春先はただでさえ乾燥気味で、肌の弱いむつはあちこちカサカサするから、
目のあたりが治っただけでもとてもすっきり見えて、嬉しい。
よかった、よかった。
ありがたい。

結膜炎などがうつる心配も全くなくなったので、
心おきなくプールにも行かれる。
今日はTちゃんも、Aちゃんも来られる火曜日なので、
久しぶりに3人娘勢揃い。

少し前までママと別れる時に泣いていたAちゃんも、
おなじくむつも、ちゃんと「バイバイ」と出来るようになった。
どうやら新しい場所にも馴染んだようだ。

Tちゃんの成長、著しい。
「買い物ごっこしよう」と言うと、喜んで飛びついてくる。
「にんじんと、たまねぎと、」と言って、買ってくるまねごと。
なかなか楽しい。

最近、「うんち」と言う言葉を言うとまわりの反応が面白いことに気付き、
やたら連発するのだとTちゃんママが困り顔。
わははは、みんな通る道なのだ。
「Tちゃんは、『うんち』しか言えないの?」と聞くと、
「ううん」と言う。
「ごはんとね、にんじんとね、・・・」と、言える言葉を羅列してくれる。
「ごはんとね、たまごかけとね、しらすとね、…」
Tちゃんのお家の朝の食卓事情がうかがわれる。わはは。

なにより、なにより、
たどたどしく、いろんな言葉をしゃべろうとする子どもの可愛いこと!!

ああ、いいなぁ。むつも早く、もっとしゃべらないかなぁ。

のん、今日は得意顔でバスから降りてきた。
おっ。
胸に光る(実際は色が用紙で作っているので光らないが)メダル。
どうやら昨日言っていた「がんばりメダル」を、もらえたらしい。

「鉄棒、前まわりできたの?!」と聞くと、
「うん、ちょっとね。先生に押さえてもらったけど、がんばったから」
うん、なかなか正直で宜しい。

今度また公園で練習しようね、とのんと約束。

給食も、みんな食べたらしい。「全部食べた」印の赤ハンコをもらって
帰ってきた。
なかなか、いい調子。



2004年02月23日(月) 参観日・劇の発表

見送りすませ、支度をして、むつと自転車に乗り込む。
うわっ、すごい風!!

風の中、幼稚園へ。今日は参観日である。
余談だが、むつは「幼稚園に行くよ」というとイコール「自転車に乗れる」
ということになっているらしい。
今日も玄関を出てから、私が荷物やカギを用意している間ずっと
「むむ?むむ??(訳・私(むつ)はこっちですか?こっち??)」と、
自転車の座席を指さして嬉しそう。

日差しは暖かい。ほどなく、幼稚園に到着。

園庭で保護者が待っていると、園児たちがわらわらと出てきた。
私を見つけて、すぐに手を振る、のん。
むつ、「あ!」と小さい声をあげて、私に「のんの!」と教えてくれる。
大丈夫、わかってるから。

みんなで並んで朝礼。園長先生のお話、はとぽっぽ体操。
園庭をしばらくマラソン(?)もどき。
わっせ、わっせと走ってから、今度はクラスごとにまとまっている。

なんだ、なんだと保護者がそのクラスごとに子どもについて移動。
はたから見ていて、なかなか面白い。
のんのクラスは鉄棒の方に移動したので、私とむつもそそそっと移動。

おっ。どうやら、前まわりをするらしい。
のんの幼稚園、学年ごとに体操分野での3月までの「目標」がある。
当然幼稚園児なので、出来なくてもOKだそうなのだが、
出来たら、出来た順にメダルをもらうことが出来るらしい。
(最後には出来なくても「頑張ったね」と言うことで全員メダルをもらえる)

のんの学年の目標は、
「鉄棒前まわり」
「つるつるお山登り」(大型遊具。かなり半球体に近い山にのぼるらしい)
「たいこ橋渡り」(これも大型遊具。)

のんは「つるつるお山登り」と「たいこ橋」は出来るらしい。(本人談)
課題の「前まわり」だ。

のんは背が小さいのと、まだできないので
鉄棒の下にタイヤが置いてあるところでかまえている。
ぽん、ぽんと跳ねて、それっ。
うーーん、先生の補助があってくるりと一回り。
なるほどねぇ。
うーん、まだもう少し出来るまでには時間がかかりそうかなぁ。

外での活動がすんだら、室内に戻って今度は「劇の発表」。
先日からやたらに家での稽古に熱が入っていた「てぶくろ」の劇である。

「準備が出来ましたのでお入りください〜」と先生の声がかかり、
ぞろぞろ教室へ。
のんは「雪の妖精」役。
ナレーション的なことを歌う、いわば狂言回し的な役割。
女の子6人のうちの1人である。

大きな声で歌い、踊り、楽しそう。
他の子も、みんなとても楽しそうで、見ていてこちらも楽しくなる。
むつ、やっぱり途中でのんの存在に気付いたらしく、
「あ!のんの!のんの!!」と言って、舞台に行こうするので押しとどめる。

10分弱の劇、楽しく終了。
その後制作の様子まで参観して、帰宅。
ああ、再来年の今頃はむつもなんだなぁ。
………どっちを見たらいいんだ!?



2004年02月22日(日) いざ、美容院へ

起きて、ご飯を作る。子どもの着替えを用意する。
洗濯物をすませる。
さて、いざ。
美容院へ。
わっはっは。

実は、ぴったり半年ぶりだった。ひどいもんだ。
どうにも私は「おしゃれ」と言う単語から
かなりかけ離れたところにいる人種らしく、
基本が「不便でなければいい」という考え方なのだけれど、
さすがに、あまりにモサモサになった頭をすっきりさせたくて、
先日予約。

むつの体調が気になるところだったのだが、
今朝は元気に起きてきて、目やにもすっかり無い。
私が「出掛けるらしい」と気がついて、何となくべたべた離れないので、
「おにぎり食べる?」とオニギリを渡し、そのまま父ちゃんとバトンタッチ。

帰宅して様子を聞くと、
どうも「私に無断でどこに行ってたの!」という感じで不機嫌だったそうで。
私が帰ってくるとずっと手を握って離さない。
こんな時、同じ頃ののんはかなり平気に待っている方だったので、
何となく寂しかったものなのだけれど、
むつのこんな様子を見るとちょっと嬉しかったり。

ちなみに、今までの中途半端なショート(半年延びただけという感じですが)を
すっきりしたショートにしてもらった。
のんの反応。
………。
………。
ん?
10時半過ぎに帰ってきたのに、11時過ぎても、12時になっても何も言わない。
???
昼ご飯を食べながら、父ちゃんが言う。
「のん、お母ちゃんなんだか違わない?」
「ん?!」
焼きそばをずるずる食べながら顔を上げる。

うふぅーー。と笑い顔。
「お母ちゃんに、似てない〜」
だそうです。
どうも似合わないらしいです。とほほ。

それにしても、母の顔ってのは普段見ないものか、のん。

夕食は、久しぶりにそろって外食。
バスに乗っていくつもりだったのだが、あまりに風が強くて断念。
(いや、当然風は関係なくバスは運行しているが、
こんな風の日に遠出しなくても…ということになった)

近くのファミレスまで。
のんもむつも、バリバリ食べる。
「取り分け」なんて範囲でなくなってきているので、オーダーがいつも悩む。
多めに頼んでいると、あまり食べなかったり、
食べないかな…?と思っているとものすごく食べたり。
ま、そんなもんです。



2004年02月21日(土) 公園へ

むつ、昨日より更に回復。
朝ご飯もすすむ。
昨夜のコーンスープの残りにご飯を入れて2杯、
さらにのんが食べていたきなこ餅にまで手を出した。
むつの食欲は元気のバロメーターだ。

元気ならば!こんな暖かい日は外に出よう!!と、公園に繰り出すことに。
久しぶりに一家4人で公園だ。
父ちゃんは「代々木公園でも行く?」などと、いきなり遠出を言い出すが、
とりあえず、ね。
まだまだ大人しく、徒歩で7分ほどの交通公園へ。

早めの時間に行ったので、自転車も、ゴーカートもすぐ借りられる。
のんがゴーカートに乗っているのを見たむつ、
「私も」とばかりに勇んでかりに行く。

こういう時、大人が2人だと助かる。
のんは父ちゃんと遊び、むつは私と遊ぶ感じになる。
たいてい私ひとりが連れてくると、むつについていないと危ないので、
のんは「気をつけてね!」の言葉かけと、時々遠目で見てやるくらいしか
できない。

まぁ、見通しの良い大きめの交通公園で、
管理人さんが何人もいらっしゃるので、安全面では安心なのだが。

自転車を借りたむつ、私が押しているところに乗るよりも、
(まだまだこげない)
自分で押して歩く方が楽しくなったらしい。

足にガンガン車輪やペダルをぶつけながら、無言で自転車を押す、むつ。
ああ、のんもこんな時があったなぁ。
・・・などと見ていたら、徐々に、徐々に自転車用の道を外れ、
グラウンド(遊具などがおいてある方)に自転車を持っていこうとする、むつ。
「道を通らないとダメだよ」
「こっちには持って行かれないんだよ」
などと言っても、無言で自転車をぐいぐい押そうとする。

仕方ない。
私が自転車を押さえる。
阻まれたむつ、ひーひー泣きながらグラウンドの方に押そうとする。
が、私の力に勝てるはずもなく。
結局、大泣き、大騒ぎの末に抱きかかえられ、
私は片手で自転車を押しながら返却しに行く。

管理人さんに「転んじゃったの〜?」なんて聞かれても、まだ泣くむつ。
どこまで自転車で行こうとしていたのか。

しばらくたつとけろりとご機嫌で遊ぶ、むつ。
のんも一緒になって、先日買ったなわとびを使って遊ぶ。
ミニ電車も2人とも2回ずつ乗って、ご機嫌。

昼ご飯もすすむ。のんはオニギリを1つ食べたあと、
コンビニで買った大きな大きなデニッシュパンを、ひとりで食べた。

ああ、元気なのって、ありがたい。健康に、感謝。
そして、遅ればせながら、
私たちが風邪でダウンしている間、サイトのBBSで励ましてくださった、
多くの皆様に、心から感謝します。



2004年02月20日(金) 快方むつ、ワガママのん

ああ、良かった。
今朝のむつ、ぱっちりと目が開いた。目やには全くない。
「全快」ではないかもしれないが、とりあえず、すっきりした顔になった。
本当に良かった。

食欲も戻ってきた、むつ。
朝ご飯を食べ始めるのが遅くて、
(ここ数日体調が悪いせいもあって、のんより少し遅めに起きている)
食べている最中にのんのお見送りに行くことになってしまった。
「行こう」と言っても「やや!!」と皿を出し、「と!と!!(訳・もっと!)」と
おかわりを要求する。

仕方なく、ほとんど無理矢理上着を着せて、抱きかかえる格好で外に出る。
こういう時、下の子はチト可哀想だなぁと思ったりする。
のんがこのくらいの年齢の時、病み上がりでやっと食べられるようになったら、
それを中断させることなど無かったのに。

ま、それも運命。スマン、むつ。

お詫びに…というわけではないが、
見送り済んで帰宅してから、むつの好きなウインナーを追加してあげる。
(が、そういう時に限ってあまり食べなかったりする。)

お迎えは、久しぶりにTくんと一緒。
前回はさすがに預かることが出来なかったので、1週間ぶりの我が家だ。
前回、彼は幼稚園の延長保育を利用した。
「ゴメンね、おばちゃん熱出しちゃって、Tくんに来てもらえなくて」と言うと、
「いいよ」と涼しい顔で言ってくれた。うふふふ。

Tくんはいい。問題ない。
が、
問題あるのは、のんだ。

ここ数日、自分は元気でむつだけが病気で…という状態で、
「かまって欲しい」と言うのが無意識にあるのかもしれない。
ワガママいっぱいののん。
昨日まで私にもチラチラとそんな感じにしていたのだが、
Tくんが来たら更にエスカレート。

Tくんに対して、ものすごい命令口調。
何かしようとすると「ダメ!!」
Tくんが遊ぼうとしてオモチャを新しく出すと、「のんちゃんがやりたい!」と
横取りしようとする始末。
そんなことすれば私が「ガッ!!!」と怒るのは、わかっているはずなのに。
最後にはTくんが「いいよ、僕待ってるよ」などと言い出す。

とほほ。申し訳ない。
こういう時、本当に情けなくて、恥ずかしい。
Tくんが帰ったあと、とりあえず静かにお説教。
・・・が、どれくらいわかってくれただろうか。

しばらくするとけろりとして、「てぶくろさん〜」などと、
今園で練習している劇の歌を歌っている。
うん、そういうところが「子ども」の特権なんだけれど。



2004年02月19日(木) 元気なことは元気。

私も、むつもようやく「元気」「大丈夫」と言えるくらいになってきた。
が、やはり目は相変わらず…と言うべきか、進行していると言うべきか。
むつの結膜炎。

昨日の朝は右目がくっついて開かなかったのだが、
今朝はキレイにぱっちり開いた。
代わりに、左目がびっちりと目やにでくっついて開かない。
あーあ。

眼科で言われていたとおりなので、とりあえずガーゼで目を拭いてやり、
左目にも目薬を点眼。
昨日素直に点眼されたのは、ただ「目薬というものを知らなかった」かららしい。
抵抗しまくりの、むつ。
取り押さえて目薬を差し、鼻と咳の薬も飲ませる。

大暴れして、大泣きして、薬を飲まされたあとのむつ、
すっかり力尽きて、
「もう、どうにでもしてちょうだい・・・」という感じで横たわって
シクシク泣いている。
可哀想だが、ちょっと笑える。

ああ、それにしても、早く素直に薬を飲むようになってもらえないものか。

元気なことは元気。
「と!」と「外に出よう」と私を誘う。
機嫌も良く、何かというとコロコロ笑う。

とりあえず、午前中のうちに病院に連れて行き、診てもらう。
鼻と咳が少し出るので、薬をもらう。
喉の腫れはおさまっているので、もう大丈夫とのこと。
ああ、一安心。

病院に行く道も帰りも、「く!」と言って歩いていく。
(「歩く」の「く」らしい。)

のん、また昼寝をしない日が多くなった。
少し体調を崩したりすると、しばらくの間昼寝が続くが、
体力がついてきているのだろう、元気な時には昼寝をしない。
昨日も今日も、昼寝ナシ。
…夕方ちょっと眠くなり、ぐずって私に怒られるようなことをして
案の定怒られ、大泣きになったりしたが、
その後はケロッとしてよく遊ぶ。なんなんだ。

のん、夕飯もよく食べ、早めに寝る。
今我が家の中で、のんが一番元気かもしれない。



2004年02月18日(水) むつ元気、でも結膜炎

むつ、朝からとてもご機嫌。
熱はすっかり下がって、お見送りにも「歩く」と言って歩いていく。
私だけがまだ熱の余韻でフラフラしている感じ。のどもまだ痛い。

それにしても、むつの目やにがすごい。
今朝は目やにで右目がくっついて開かないほどだった。

とりあえず、一番近い眼科へ連れて行く。
その場での処置はなく、終始ご機嫌で診てもらう、むつ。

鼻水を擦った手で目を擦ったせいで、ばい菌が入って結膜炎になったらしい。
それほど重度ではなく、目やにが出なくなったらもう大丈夫、
感染力も強くなさそうなので、園などにも普通に通わせて良いとのこと。
ほっ。良かった。

帰宅したむつ、「薬だよ」というと「やや!」と逃げる。
もう、すっかり飲み薬は「やや(訳・ヤダ)」になってしまった。
「ううん、違うよ、これは飲むんじゃなくて、目にポチョッとするだけ」
というと、何故か素直に来る、むつ。
むつ、初目薬は意外なほど素直に点眼して終了。

午後更に元気になったむつ、「と!」言ってと外に行きたがる。
私はまだ寝ていたい〜。せめて家にいたい〜。とほほ。

仕方がない。ベランダで遊ばせると、今度は「植木に水をやりたい」と
じょうろとペットボトルをもって私に迫ってくる。
勘弁してくれ。

今日ののんのお迎えはバアバが来てくれると言うことになっていた。
その後、のんだけ連れて遊びに出てくれる予定。
が、こんな元気なむつと私が家にいられるはずがない。

急遽、早めの時間に歩いてお迎えに出て、バス停前の公園で少し遊ばせる。
バアバと合流、のんを迎えると2人でバアバと手を繋いで帰宅。

さて、どうしよう。のんは「バアバとヨーカドーに行きたい」
当然、むつも行きたい。が、むつは昼寝をしていない。
このまま上手くいけば、ヨーカドーで少し遊んだ頃に眠くなるのでは。

そんなわけで、結局4人でヨーカドーへ。
しかし。
そんなに世の中、上手くいかない。
久しぶりにヨーカドーで遊ぶことになったむつ、すっかり興奮。
オモチャもゲームも、さんざんやって遊んで、
作戦通りに少しずつ私がむつを誘導して
「ベビーカーに乗る?」と聞いても「いえいえ」と首を振る。
バアバ、のんと少しずつ離れると、
「ばば?のんの?のんの??」と走り回って探す始末。

こうなったらとことんだ。
結局、15時頃から17時30分頃までめいっぱい遊ぶ2人。
ここまでの時間になったら、何か食べさせてしまいましょう、と、
上の階のレストランにはいる。

お子様プレートを頼んでもらい、上機嫌でよく食べる、のん、むつ。

食べるだけ食べて、やっと抱っこして、そのまま眠るむつ。
家に戻って更にバアバに遊んでもらい、ご機嫌ののん。

むつが起きる前に、と、早めに部屋を暗くして就寝。
……したが、12時少し前に「ごぁん(訳・ご飯ください)」と起こされた。
夜中におにぎりを食べる、むつ。



2004年02月17日(火) 続いて私も

むつ、熱が上がったり下がったり。
夜中も少し下がると数時間眠れるようなのだが、
上がるとまたぐずって起きだしてしまうので、私も起こされる。

朝、のんも鼻を垂らしていたら休ませて…と思ったのだが、
のんひとり元気いっぱい。
私が喉の痛みを少しでも抑えるために、とマスクをしているのを羨ましがり、
「のんちゃんもマスクしたい〜」と言う始末。
どうやら、幼稚園でもキャラクターのついた可愛いマスクをしている
友達がいて、羨ましいらしい。

午前中〜午後、むつと2人でだらだらと過ごす。

むつは午後には熱が下がっていたが、私と一緒にごろごろしていた。
まだだるさが残っていたのだろうか。
それにしても、目やにがひどい。眼科に連れて行こうか、どうしようか。

14時30分にはのんのお迎え。

帰宅して、あまりにくらくらするので熱を測ると38度あった。
びっくり。
とりあえず、起きていられないので横になり、できる限り休むようにする。

むつは熱が下がって楽になったのか、
のんが帰ってきたからか、やけによく遊ぶ。
お菓子、パン、おにぎり、飲み物をテーブルに用意し、
ディズニーのDVDをかけて、
「好きなようにしなさい」
と言い置いて、寝かせてもらう。

のん大喜び。うわーーーっ、と、歓声を上げてパンをむしゃむしゃ。

ふと目が冷めると、のんもむつも私の横で寝ていた。
熱が少し下がっている。37.7度。

父ちゃんが帰宅してから、ひとりで耳鼻科へ。
ピークの時間帯を避けたのが良かったか、10分もかからずに診察。
喉に薬を塗ってもらい、吸入もして、ずいぶん楽になる。

簡単な食事を子どもたちにさせて、早めに就寝。

                 ・・・・そんなわけで、2/19記す。



2004年02月16日(月) むつ発熱

じいちゃんのお家から、興奮して帰宅した日曜日。
のんもむつも、私も、早々と寝ついたのだが、
23時頃、むつのぐずる声で起こされた。
熱い。
むつ、発熱だ・・・・。
38度。
がっくし。

その後は何度と無く起こされる。
お茶を欲しがったり、手や足の関節を「いたいよぅ」という。
(関節部分が、どうも「アトピー気味」のむつは荒れやすく、
熱が出るとそこがひどく痒いらしい)
そのたびにお茶を飲ませたり、薬を付けたり。
熱が出るとオムツも蒸れて気分が悪いらしい。
「ちー、よー、ちーよー」と「ちー」が出たと教えるので、
その度にオムツも替える。

寝たのか寝ていないのかわからないうちに、朝が来た。

朝、とりあえずのんは元気である。
弁当を作り、幼稚園のバス停まで連れていかなければならない。

下の子はこういう時、やはり可哀想だ。
支度をして、そのまま小児科に行かれるようにして家を出る。
風が冷たいので、おんぶして行く。

小児科につくと「38度以上の熱の方は申し出てください」とある。
インフルエンザの患者さん向けだ。
・・・うーん。のんも元気だし、インフルエンザとは考えにくいのだが、
とりあえず38度あります、と申告して、別室で名前を呼ばれるまで待つ。

いつもの女医先生は「インフルエンザじゃ、ないわねぇ…」
私も「ないですよねぇ」
などと、笑いあって、和やかに診察。わはは。

むつだけが、気分が悪くて憮然としている。
喉が赤く腫れているという。
熱は、今朝まだ38度だったのだが、待っている間に少し下がったようだ。

これからまた熱が上がるようだったら来てください、と言われ、
薬を処方してもらい、受け取って帰宅。

本当は今日はのんを耳鼻科に連れて行くつもりだったのだが、それどころではない。

午後、私の喉も痛み出した。
……マズイ、これは来るぞ来るぞと思いながらも、
子ども2人、しかも片方熱を出した子どもをおいて
ひとりで医者にに行くわけにもいかない。

夕方から夜、最悪の痛み。
まいったまいった。

                 ・・・・そんなわけで、2/19記す。



2004年02月15日(日) 突然、ばあちゃんのお家へ

引き続き、何の予定もない日曜日。
実は昨夜から「どこに遊びに行こうか?」とのんと相談をしていた。
のんの口から出てくる候補地は、
「ディズニーランド」「こどもの城」。
だが、どちらも私ひとりでのん&むつを連れて行くのは、ちょっと無理…
というか、どちらも遊具にそれぞれ、大人が付き添わないとならないので、
のんを遊ばせるにはむつを待たせておかなければならなくなり、
不可能である。

うーん、うーん。
屋外ならばそこらの公園で良いのだが、どうやら風が強く、寒いらしい。
屋内で、私ひとりで連れて行かれて、手頃な施設……。
・・・。ないものである。

サイトなどを検索してみたが、非常に難しい。
少し前の「アンパンマンジムランド」のような、大型室内遊戯施設が、
最近どんどん閉鎖になってしまっている。どうしたことだ。

結局。急遽「ばあちゃんのお家に行こうか!」と言うことになる。
私の実家である。
同じ都内に住んでいるが、電車で約1時間。乗り換えが2回。
最近、2人ともきちんと電車に乗って行かれるようになったし、
(のんは以前から電車は得意であるし)、別に買い物するわけでもない。

いつもの「一番軽い装備」で、いざ出発!!
何かあっても、何とかなるだろう。

10時に家を出る。
実家まで3人で行くつもりだったのだが、心配性のばあちゃんが
途中の駅まで出て来るというので、待ち合わせ。

こういう時は、とても緊張しているのか、のん、とてもきびきび動く。
エスカレーターや、狭い通路を通る時に、私が「一列!」というと、
パッと私の後ろにつく。
「ハイ、いいよ!」というと、また私の横に来て、
私と一緒にベビーカーのフレームを握る。
ふふふふ。

11時少し過ぎ、無事に到着。

のんもむつも、すっかり「勝手知ったる」実家で、楽しそう。
次々オモチャ(になるもの)を出してきて、次々遊ぶ。
ただ気になるのは、実家は寒い!!同じ都内…のはずなのに、
この寒さは、やはり築30年の団地だからか。

寒い、寒いと言っているのに、のんは公園に行きたがる。
ばあちゃんも行くという。
1度外に出るがあまりに寒くて帰ってきてからは、ベランダで遊ぶという。
「こんなに風が吹いている日なのに、わざわざ外で遊ぶこと無いでしょ!」
と一喝すると、のん&むつ、ばあちゃんの3人がわらわら部屋に戻ってきた。

どうも、ばあちゃんはそういうところが無頓着だ。
…と言うよりも。のんの「ベランダに出たい」に「ダメ」と言えないらしい。
まぁ、仕方ない。

存分に遊んで、16時頃に「さぁ、帰ろうか」と支度をする。
めいっぱい遊んで、くたびれたらしい、むつは家を出て抱っこされたとたんに
眠ってしまった。

ベビーカーのむつ、のんと私、3人で電車に揺られて帰宅。
のん「眠い」などと言っていたが、結局最後の2本、30分分の電車は
立ったままがんばって乗った。
えらいぞ。のん。

むつ、気がついたら家にいた格好になった。
「じーちゃ?ばば?」などと、あちこち見ている。

くたびれたのか、のんは20時前に就寝。
むつは21時には寝てしまった。



2004年02月14日(土) ヨーカドーへ

特に何もない土曜日。
何にもないのはつまらない。
とりあえず、のんとむつを連れて外に出る。
……が、気温は高いが、風が強い。公園で遊ぶような感じではない。
結局、ヨーカドーへぶらぶらと。

ベビーカーを持たずに、2人を連れて外に出るのもだいぶ慣れてきた。
抱っこヒモも不要である。
それほど無理な距離を選ばなければ、最初から最後まで歩き通す、むつ。
歩くのが楽しい時期らしい。

ヨーカドー内でも2人で楽しそう。
エレベーターの中から外を見て、2人で指を指して何やら笑ったり。

まずは本屋で、シール帳をそれぞれ1冊ずつ。
最近のん&むつはシールがブーム。
むつはとにかく「貼る」ことが楽しい。
のんは少し前まで「むつと交換すること」が楽しかったらしいのだが、
それを少し卒業して、こんどは「物語を作りながら貼る」ようになった。

キャラクターを貼り、そこに何かものを持たせたり、言葉を書いたり。
そこら辺のチラシの裏にそれを作っているので、
「もったいない!!」と、スケッチブックに貼るように勧めた。

「○○ちゃんが来たよー、こんにちはー。
 あっ、こっちにはママがいるから、買い物に行こう!」
などと、ひとりで楽しげに設定を考えながら貼っている。
…そういえば、私もそんなことをして遊んだ記憶がある。
私の場合、とにかく絵を描くことが好きだったので、シール半分、絵が半分
だった気がするが。
(そんなに豊富にシールも持っていなかった)

そんなわけで、またも「作品」を作るべく、シール帳を買う。
新品のシール帳を片手に、地下の食料品売り場へ。

…が。
ここのところ特に、むつが、言うことを聞かない。
俗に言う、「魔の」時期であろうか。
のんにも確かにこういう時期があった。
のんはかなり激しかったので、叫ぶのんを脇に抱えて、何度も帰宅したものだ。

むつは、それほど激しくない。(今のところは…だが。)
が、頑固である。
何か私が言っても、ことごとく首を振る。
きりりと口を結び、ふるふると首を振るさまは、なかなか凛々しいのだが、
そんなことは言っていられない、食料品売り場。

「のんと手を繋いで」という言葉も無視し、たったかと自分の行きたい方に
小走りにいってしまう、むつ。
困った顔で追いかけていく、のん。

まあ、ね。
よそさまに迷惑をかけない範囲でお母ちゃんが見ているから、大丈夫よ、と
のんを安心させる。
ふふふ。それにしても。
たった2年前、横断歩道で寝そべって私を困らせた子どもが、
スーパーで手を繋がない妹を困った顔で追いかける。
成長って、すごいなぁ。



2004年02月13日(金) プールにて

またしても、寝起きの悪いのん。
まぁ、昨日はちょっと遅めの就寝だったから…とは思うのだが、
そのままにしておくわけにもいかない。
なんとかかんとか、おだててみたり、ハッパをかけてみたりして起こす。

うーむ・・・。やっぱり、昼寝ナシで連日は厳しいのかなぁ。

さて、本日は金曜日、プールの日。
どうしてもここのところ、私と離れるのを嫌がる、むつ。
むつの様子を考えると足が鈍るのだが、そこでくじけてやめてしまっては
元も子もない。
また、そこを乗り越えて、1週間に2回でも、
「お母ちゃんがいないところで、お友達と上手に遊ぶ」ことを
体験させたからこそ、のんの幼稚園導入がスムーズだったと信じている。

・・・がんばるべ。

電車で1駅、降りて、プールまでは私の足でベビーカーを押しながら約10分。
むつ、駅から出た方向で「プールに向かっている」とわかったらしい。
「だ。だ。」と、言い出した。
(訳・だっこしてください)

うん、それじゃあプールに着いたら、抱っこしてあげるね、と言いながら
歩くのを止めない。
むつ、もう一度「だ。だ。」と言ったが、黙ってしまった。
うーん。

「じゃあ、お菓子買っていこうか。お菓子持って、プールに行く?」
と聞く。
途中にコンビニがあるのだ。

「お菓子買って」のところで無言で頷く、むつ。
だが「プール行く?」のところでは、無言でふるふる、首を振る。
ちゃんと聞いているものである。

プリッツをひと箱。
「じゃあ、これ持って、Aちゃんと仲良く待てる?」と聞くと、
ふるふるふる、と首を振って、プリッツを返そうとする。
あはははは、そんなに嫌か。困ったなぁ。

でもプリッツの誘惑には勝てず。結局手にする、むつ。
「これ食べるのなら、『えーん』って泣かないで待ってるのよ」の言葉に、
聞こえないかのようにそっぽを向く。

プール、観覧室に到着。ほどなく、Aちゃん親子到着。
Aちゃん、前回の火曜日は、
4月から始まる近所の幼稚園のプレ保育の説明会に参加してきた。
その時の様子などを聞いたり、少し話をしてから、「さて」と立つ私。
Aちゃんママに「おいで」と言われたむつ、
決してご機嫌ではなかったが、泣かずに抱っこされた!!おお!

着替えてプールから部屋をのぞくと、もうすっかり走り回って遊んでいる。
泣かずに別れたのは、久しぶりかもしれない。
一山越えたか?むつ。

ちなみに。
夕方まで、Tくんを預かる。帰り際、のんはTくんに渡すものがある。
バレンタインデーの、チョコレート。
去年は自分もちゃっかり食べたが、今年はちゃんとわかっている。
お見送りして、「Tくん、喜んだかなぁ」などと言いながら、家にはいる。

「それで、のんちゃんには、Tくんからもらえる日はいつ?」
…やっぱり、ちゃっかりしている。



2004年02月12日(木) 料理しながら

朝から下ごしらえ。
今日は夕方からTくんのお家にお邪魔して、夕食を一緒にするのだ。
Tくんママはお迎えの時間ギリギリまでお仕事なので、
私が「料理担当」をかってでた。

料理は、好きである。
材料費や時間に制限が設けられないで、
何でも好きなものを好きなだけ作れたら、どんなにシアワセだろう。
そして、足下にまとわりつく子どもの心配をしないで済むならば。わはは。

そんなわけにはいかないので、むつと遊びながらまずは下ごしらえ。
肉をつけ汁につけたり、マリネの下ごしらえ。

昨日おおよその材料は買っておいたので、足りないものだけ買い物に出て、
買って帰ってきた。
帰ってきたところで昼寝に入る……
というのが私の思い描いた理想だったのだが、そんな上手くいくはずもなく。

結局、むつと遊びながら料理。
もともと、ずっと手をかけなければいけないような料理は避けた。
少し遊んでは、「じゃあ、母ちゃんちょっと肉をひっくり返してくる!」
また少し遊んでは「今度はちょっくら、タマネギ切ってくるから!!」
遊びの延長の感じで、むつにもウケが良い。

ひとりで遊べることも多くなったから、出来ることかも。
おかげでほどほどの品数、出来上がった。

のんはもともと、Tくんのお家でお迎えしてもらうようになっている。
私はむつと料理を持って、15時頃にTくんのお家に行くのだ。

さて、出掛けよう…と、タッパーに入れたりする準備をしている時に、
むつが「め!め!!」と言い始めた。

…実は、先日、TDRに遊びに行った時、「記念に」と写真を撮った。
のん&むつ、白雪姫のドレスを着て。
その写真が数日前家に届いた。
そのおかげで、今我が家はちょっとした「白雪姫ブーム」なのだ。

むつの「め!め!!」は、「白雪姫が見たいんですけれど!!」である。
うーん。
じゃあ、最初のところだけになるよ、すぐに出掛ける時間だからね、
途中で「行くよ〜」って言ったら、終わりよ、と言い聞かせ、
白雪姫のDVDをつける。

よし、準備万端、行くよ!!と、声をかけると…むつが寝ていた。
白雪姫を見ながら、すやすや幸せそう。・・・。
!!!ウットリ寝顔を見ている場合じゃない!いやーーん!!!
うーーーむ。
とりあえず、Tくんママに連絡。
仕方ない。少し遅れて、ベビーカーで寝かせる格好で出掛けよう。

予定より40分ほど遅刻でTくん家に到着。
少し寝たむつ、ひどくご機嫌がよい。良かった良かった。

のんに「待ってた?遅くなっちゃったー」というと、
にっこり笑って「待ってなかった」と言う。ちっ。生意気になったもんだ。

子どもたちは存分に遊び、私たちはお酒をいただいてから、賑やかに夕食。
のん、がんばってご飯をパクパク。
むつはいつテーブルに来ても、何かしら(酒のつまみが)あるので、
「今日はなんて良い日でしょう!!」とばかりに食べる、遊ぶを繰り返す。

3人で、すっかり良い気分になって帰宅。



2004年02月11日(水) のんの反抗

どうも、のんがイライラしている。寝起きも悪い。
今朝も「まだ寝ているの!ずっとこのまま寝ていたいの!!」などと
朝から怒って、布団に入ったままだった。

休みの日だし、放っておこう。体調が悪いわけではなさそう・・・。
だが、鼻が詰まっているのでイライラするのかも。

と、放っておける範囲ならばいいのだが…。

昼間、ベランダで遊びたいと言い出した。
いいよ、と2人をベランダに出す。
夏に使う水遊び用のオモチャで遊ぶ、2人。

簡易型の椅子がある。
折りたたみ型の、本当に小さいもので、プールの監視の時に使っている。
我が家のベランダは傾斜があり、あまりに小さくてバランスがとりにくいので、
これは、大人のだから使ってはいけない、と普段から言っている。
そんな風に言われたものに関して、今までのんはあえて手を出したり、
やってみたりすることがなかったのだが、
ハッと見たら、椅子を出している。
2つ並べて、むつと座ろうとしている。

「あー、うーん、それは、危ないからなぁ。しまっておいて。」
のん、異議があるらしい。
が、とりあえず、黙ってしまう。

ちょっと目を離して、また見たらまた椅子を出してきていた。
「コラッ。危ないからって言ったでしょう。」
・・・。無言でまたしまう、のん。

次に見た時には、すでにむつが座ろうとしていた。
「ゴラァッ!!!!」
3度目は、問答無用である。
「(出したオモチャを)片づけて、部屋に入りなさい!!
 ダメと言ったことするのなら、ベランダに出ないで!」
危ないからダメ、と言ったことに対しての反抗はゆるさん。

のんに急に椅子を取り上げられたむつ、泣き出した。
のんにすがって、椅子を奪おうとする。
むつの顔を、のんがつねった。
「ぎゃーーーーーー!!!」
泣きながら私の方に走ってくる、むつ。

「なにやってんの!!」
とにかくオモチャを片づけて、部屋に入らせよう。
むつに「オモチャ片づけておいで」と声をかける。
泣きながら「はーい」と返事をし、
なぜかむつ、のんに「めんねぇ」と言う。
(最近言うようになった。「ごめんねぇ」と言うことである。)
そこでのん、「いいよ」。

え?なに??なんで?つねったのはのんでしょう?と聞くと、
「だって2人で『ゴメンね』って言ったら変じゃん」との返事。
・・・。

その後、部屋で説教される、のん。泣き泣き眠る。

眠ったあとはすっきりしたのか、ひどく機嫌がよく起きる。
むつがまだ寝ていたので、父ちゃんに頼んで、
のんだけを連れて買い物。
しっかり手を繋いで買い物。……こういう時は、ひどく良い子なのに。

14日に、Tくんにあげるチョコレートも買って帰る。
自分の分を「欲しい」と言わなかった。
どうやら、幼稚園でそういう話が出ているらしく、もともと知っていた様子。

・・・だんだん、私の知らないところののんが増えていく。



2004年02月10日(火) 心配性

何となく、朝、ぐずぐずだらだらする、のん。
ここのところずっと…寝起きはあまり良くないものの、
さっさとご飯をすませ、支度もきちんとしていたのに。

どうしたの?などと優しく言葉をかけると、
待ってましたとばかりにぐずりだした。・・・。うーん。

よく聞くと、「幼稚園に行きたくない」という。
あら。久しぶり。(←決してそんなこと言いません、ココロで思うだけです)
なんで行きたくないの?何がいやなの??と聞くと、
かなり長時間考えた末に、「劇の練習」という。
うーん。
この時間のかかりよう、考え方はホントはそうじゃないな。と、内心思う。
が、
即座に友達の名前が出て、
「○○ちゃんがイジワルするから」とかでは無いことに、ホッとする。

「劇?だって、のん、楽しそうにやってくれたじゃない?どうしていやなの?」
更に聞いてもイイものか迷いながら、聞く。
「………。だって・・・。歌が面白くないの」
・・・うーん。
なるほどねぇ。いろいろ考えて言うもんだ。

とりあえず、私は朝食の支度をしながらぽつりぽつりと話をする。
幼稚園に行くのは、のんのお仕事なんだよ、
のんががんばって幼稚園に行くのを、みんな偉いなと思っているんだよ、
だからばあちゃんとかも、シールとかメモ帳買ってきてくれたり、
お母ちゃんものんが好きな食べ物用意したりするんだよね…。
などと、つらつらと。

しばらくたつと落ちついたらしい。
食卓に座る、のん。
「どうするの?」と聞くと、「幼稚園に行く」という。
「ふーん」となんと言うこともない返事を返しながら、ホッとする。
私も、まだまだだなぁ。

食事のあとはすっかりいつものペース。
…ただ、寝起きが悪かっただけなのか??なんだったんだ??
さっさと着替えをすませて、ETVを見てけらけら笑っている。
むつも一緒になって真似をしている。
(この時間はいつも「日本語であそぼ」である)

特になんてこともなく、いつも通りに家を出て、バスに乗っていく、のん。
ふー。

見送ったあとはプールへ。
なんだかんだと1週間ぶりのプール。
むつは私と離れるのを嫌がって泣くので前半にTちゃんママに泳いでもらい、
様子を見ることに。
・・・。Tちゃんと、楽しそうにきゃっきゃと笑いながら遊ぶむつ。
後半、私が行こうとすると追いかけてきたが、
着替えてプールの方から部屋を見ると、
すでに楽しそうに走り回って遊んでいた。

・・・。
どうも、心配のしすぎらしい。



2004年02月09日(月) 駄々っ子むつ

むつ、調子を取り戻してきた。
あさからミートボール(のんの弁当に入れた残り)をぱくぱく。
良かった、よかった。

むつと遊びながら、のんびりと家事を済ませ、Tくんママと連絡を取り合う。
今年に入ってから駅前に出来た新しい居酒屋(串焼きのお店?)が、
ランチをやっているようなので「行こう」と言いながらも、
計画を立てるたびに、どちらかの家で、誰かしらが体調を崩したりして
なかなか実現していなかった。
やっと、念願かなってお店に。のんびりランチ。

ゆっくり食べて、たくさんしゃべったあと、Tくんママとは駅前で別れる。
お迎えには少し時間があるので、買い物でも…と思ったら、
むつが駅前の広場に引っかかった。

つらつら、フラフラと広場を歩き回り、舞台(イベント用に)作られているに
上がったり降りたり。
排水溝のフタの直線になっているところを、「しっし、ぽっぽ」と歩いたり。
結局、1時間遊んでしまった。

帰宅したのん、そのまま昼寝させて、起きてから耳鼻科へ。
先週の火曜日に行ったのだが、まだ鼻が出る。

診察は滞りなくすんだのだが。
問題は診察室から出る時。
診察室と待合室を隔てるドアを、どうやらむつが開けたかったらしい。
のんが開けたら、いきなり「うやぁぁぁぁぁ!!」と地団駄を踏んで怒るむつ。
いや、そんなこと言っても。
じゃあむつが開けてよ、と一度ドアを閉めたら、のんがすでに出ていたのが
気に入らなかった…のかな?
さらに怒って、むつ、その場に倒れ込むくらいの勢い。

「いやぁぁぁぁあ!!!」
こりゃだめだ。みっともない。
とりあえずその場は脇を抱えて連れ出す。
耳鼻科なので、子どもの泣き声・叫び声は幾度と無く響いてくるが、
こんな事で泣き叫ぶ子が、我が子とは。とほほ。

その後もなにかとのんに対抗するかのように引っかかる、むつ。
処方箋をのんに持たせ、薬局に出しに行かせようとしたら猛烈に怒り出す。
「私は!私のは!??」と言う感じである。
屋内ではあるが、病院と薬局の中間地点だったので、
「むつは薬無いでしょ、診察されていないでしょ」と言い聞かせていたら、
のんが「お薬手帳」をむつに持たせてくれた。
泣きやむ、むつ。

その後またしても薬局のドアをどちらが開けるかで泣く、むつ。
いやはや。
帰りの電車も、いきなり「切符を入れる!」とがんばりだして、
(ちなみに、切符は危ないし手間取るといけないので私が入れる)
自動改札を入ったところで座り込みそうになるむつ。
ここも抱えてホームまで連れて行く。

…ああ、のんも2最直前にこんな事があって、
よく私は怒りながら、暴れるのんを脇に抱えて帰宅したなぁと思い出す。
そう思うと、いったん泣き叫びはするものの、
すでにホームのベンチにご機嫌で腰掛けているむつの方が始末がいいか?
いや。いやいや。まだこれからなのかもしれない。

帰宅して、夕食を済ませたあとはご機嫌で遊ぶむつ。
隅っこの方で腹這いになって…何をしているのかと思ってみたら、
スケッチブックに絵を描いていた。
のんが一昨年通っていた、プレ保育の時の幼稚園でもらったスケッチブック。
当時ののんの描いた菓子パンヒーローの絵の横に、
無数にこんな絵(?記号?印??)を。




うわぁ。
・・・。発達、しているんだよね、きっと。



2004年02月08日(日) 体操着袋/真似っこむつ

のん、幼稚園入園の時に作ったもの。
体操着袋、お弁当袋、お箸袋、コップ入れ。
あとはスモック、体操着にそれぞれ子どもの好きな模様を付けたり、
名前を付けたりすることになっている。

そんなわけで、体操着袋以下4つの袋物は、
赤のギンガムチェックで統一した。

だいたい指定の大きさというのがあったので、
その書いてある長さぴったりに作ったのだが、
体操着袋だけは、小柄なのんが引きずったりしないように、と、
タテヨコ1.5センチずつくらい小さめに作った。

それがいけなかった。
冬の体操着が入るようになった秋から、
冬の体操着上下・夏の体操着上下、あわせて4枚はいるとぎゅうぎゅうだ。
うーん、どうしよう、作り替えようか…と思ううちに、2月になってしまった。

昨日洗濯した体操着を袋に詰めながら、ふと、のんに聞いてみる。

「この袋、ちょっと小さくて入れにくくない?」
「そうなんだよ!だからさぁ、のんちゃんいっつも遅くなっちゃって、
 この前なんてYちゃんとのんちゃん、外に出るのが遅れたんだよ」

ええーーー!!なんだって!!
あんた、そんなこと早く言いなさいよ!!
…って言うよりも、ああ、大きく作り直してやろう。
うはー、すまなかったねぇ、のん。

そんなわけで、ミシンを出す。
むつが生まれてから、とんと機会が減ってしまい、
のんのものを4月に作って以来、ほとんど動かしていなかった。

洋裁は好きなので、生地はいつもストックしてある。
のんに選ばせると、ピンク地に小さなハートマークの付いている、
ちょっとカントリー調の柄を選んだ。

よし、これで作り直そう。
かたかたかたかた。
手提げ袋の出来上がり。今回は、前回よりもタテヨコ共に2センチくらいずつ
大きめに作った。
これなら、とのんにさせてみる。
私の言わんとすることがわかってか、
パパパッと袋に詰めて、にやりとするのん。
よかったね。

むつ、なんでものんの真似をする。
言葉はまだまだ明瞭ではないが、のんが言った言い方をそっくり真似する。

夕食のチャーハンが熱かったので、平らな皿にあけて切るように混ぜると
早く冷めるよ、とのんに教えた。
スプーンで切りながら、「ピザみたーい」という、のん。
見ていたむつ、全く同じようにスプーンを動かして、
「ぴじゃーーたーい」

面白がって、のんがいろんな事を言う。
のんが「じゃじゃじゃーんじゃーん」、むつが「ややーんーやーーん」
のんが「おしーりぺーんぺーん」、むつが「いーぺーぺーーん」

なかなか、面白い。



2004年02月07日(土) むつ一段落/最近ののん&むつ

朝からむつ、完全に平熱。
元気もある。
だが、むつにとって一番のバロメーター、食欲があまりない。

うーむ。
土曜日。薬も、昨夜で切れた。
……そういえば、むつは薬が苦手。「やや!ややーー!!(訳・いやだー!)」と
  暴れ回るところを押さえて、スポイトで飲ませているのだが、
  昨日、昼間にこんこんと説明したところ、
  その効果か、たまたま機嫌が良かったのか、
  夜の薬はコップからごくごく飲んだ。大進歩だ!!!

薬だけでも…?と、朝から病院に連れて行く。
のん、お見送り。
「がんばってねぇ〜」
最近、こういう時はあっさり見送ってくれる。楽になった。

朝早めに言ったので空いていて、直に順番が回ってくる。
喉は赤いが、もう腫れはおさまっているらしい。
お風呂も大丈夫だし、全く普通にしていてOK、薬もなくていいよ、とのこと。

食欲に関しては、ちょっとお腹がつまり気味だからそれのせいではないかと。

良かった。一安心。
お腹のつまり気味は、熱が出るとよくあること。
もともと便秘気味なので、熱が出ると更に出にくくなるらしい。

まっすぐ帰宅。
こんな風に、少しの時間離ればなれになっていたりすると、
のんとむつ、非常によく遊ぶ。
のんがやけに優しくいろいろ聞いたり、やってあげたり。
むつはちょっと偉そうである。

心配していた食欲も、夕食の時にはバリバリと食べ、モリモリと便をした。
ああ、よかった。


ここらで最近ののん&むつのことを。

むつ、かなり言葉がはっきりしてきた。
本やポスターなどの絵を指さして、
「ぱーだ(パンダ)」
「きぃん(きりん)」
「ぞぉ(ゾウ)」
「ぼおる(ボール)」

「手をたたきましょう」、の歌が好き。
♪笑いましょ わっはっは♪のところの笑い声を、
わ、は、は、とヒトコトずつとても力を入れて歌う。
パッと見、辛そうに見えなくもないが、楽しいらしい。

のん、最近幼稚園で「劇」の練習をしているらしい。
家でも盛んに歌を歌って、稽古に余念がない。(わっはっは)

どうも聞くところによると、絵本の「てぶくろ」のようだ。
のんの役は?と聞くと、
「雪の妖精」だそうだ。
…?そんなの、出てきたっけ?先生の演出か?

2月終わり頃の参観日には、発表を見られるらしい。楽しみ。



2004年02月06日(金) のんとむつの「文具」

むつ、夜にはすっかり平熱、朝も平熱…だったのだが、
朝、のんの見送りにどうも普段の元気がない。
だるいのか…?
「行かない」というような意思表示をするので、
結局抱っこヒモで抱っこして連れて行く。

うーん。
さんざん迷った挙げ句、今日のプールはお休みすることに。
Aちゃんママ、Tちゃんママに連絡のメール。
まぁ、焦って行って何かあって、迷惑をかけてもいけないし。

そんなわけで、ゆっくりのんびり過ごす。
食欲があまりない…が、たぶん普通の2歳児の平均くらいだろうという量。
でも、いつものむつに比べると、かなり小食。

機嫌はいい。熱も…ほとんどない。
シールを貼ったりはがしたりして遊びはじめたので、
せっかくこんな穏やかな日は、と、私は片づけものをはじめた。

のんの文具、紙類などを一緒くたに入れてある棚、ケースの片づけ。
折り紙に、コマコマと絵を描いたり字を書いたりしたものは、
何となく捨てがたくて、そのままとっておいたりしたのだが、
やはり汚らしくなってしまって、どんどんたまるし、
子どもは次々と書いていくのできりがない。

思い切って、大処分。
シールなども、まだ使える部分だけを切り取って、コンパクトにまとめた。

そんな作業を横目で見ながら、シールをぺたぺたするむつ。
手元のシールが無くなった。
「はい」と適当なのを渡すと、
「のんの。」と言って、受け取らない。
?
のんちゃんの、って言うこと?と聞くと、うん、と頷く。
「じゃあこれは?」と違うのを出すと、
「むむ。(最近自分のことをこう呼ぶ)」と言って、満足そうに手を出す。

へぇー。
のんのものと、自分のものと分けているのか。
ああ、見てみると確かに、のんがよく使っていたようなシール、ノートは
手を出さない。
へぇぇぇー。

感心するのと同時に、これはいっそう面倒になったぞ、などと
チラリと思ったり。

女の子2人だから、やっぱり、いろんな細かいものも、
それぞれ用意しないとケンカになるんだろうなぁ。

のん、2/4に行った池袋で、お土産に買って帰ってきた「レターセット」が
いたく気に入った。
封筒に便箋。シール。小さい便せん。
何故か、便箋は罫線のある方ではなく、裏の白い方に書く。
封筒には「これは○○(のんの実名)のふうとうです」の文字。

昨日むつが少し熱が高かった朝も、「お見舞い」と言って、
むつの顔と「むつはねつがたかいです」と書いてくれた。
裏の白い方に。
なかなか、おもしろい。

早くもっと、「誰か」宛に手紙を書いたりしないかな。



2004年02月05日(木) むつ、ちょっと熱

むつ。朝からなんだか様子が違う。
いつもはパッ!と起きて、「ごぁん」となるのに、
いつまでもダラダラごろごろしている。

ありゃー。昨日まで、ちょっと出掛けすぎたか?
触るとほんのり、暖かい。
測る。37.3度。
異常ない範囲の数字だけど、やっぱり気になる。

のんを見送って、そのまま小児科へ。

喉が腫れているそうで、このまま熱が出なければ大丈夫だと。
薬をもらって帰宅。
朝よりはだいぶ元気になったものの、ちょっとしたことでぐずったり、
嗚呼、やっぱり体調が悪いんだなぁ。

予定では本日、夕方からTくんのお家にお邪魔して、
夕食までご一緒させていただくはずだった。
微熱があるのは確かだ。
よそのお家で発熱なんてことになったらご迷惑。
急遽、取りやめの連絡をする。

のんはとても楽しみにしていたので、とりあえず夕方まで遊ばせてもらって、
(預かってもらって)、
父ちゃんが帰宅したら、私が迎えに行くことに。

むつと2人、穏やかな時間。
むつが何も言わないのを良いことに、夕方はいつものETV(教育TV)ではなく、
ちょっとした情報番組を見たりして。

2人で床に毛布を広げて、木のビーズを出して、つなげたり。
私が洗濯物を畳みながら、買い物ごっこをしたり。

普段よりもかなり遊んでいるのに、何となく元気がないのは、
喉のせい?それとも、むつも「のんのいないお家」が違和感を感じる?

私と遊ぶのに飽きて、「ぶ!(訳・おんぶしてくださいよ!)」となった、
ちょうどその時に、
Tくんママが「買い物のついでだから」とのんを送ってきてくれた。
あらあらあら。ありがたい。すみません。
私がおんぶしているのを見たTくんママが、むつの病状を心配してくれた。

が、
のんが家に入ったとたん、むつが元気になり、おろせおろせと言って
下に降りて、2人でとても仲良く遊び始める。
さっきまで、なーんとなくつまらなさそうにしていたのは、
やはり私だけでは役不足だったらしい。
むか。
のんとむつ、歌を歌いながらビーズを繋いで遊んでいる。

熱は、14時頃に一番高くなったらしいが、その後はまた微熱程度に収まる。
このまま夜下がってくれたらいいなぁ。

のんはTくんのお家で「ゲームキューブして遊んだ!!」と満足げ。
『マリオパーティー』をしたらしい。
「お母ちゃんはマリオ、したことある?」などと、
この私に対して偉そうなことを言う。ふふふ。



2004年02月04日(水) 朝の会話/むつとお出かけ

のんの幼稚園、4月から入園する子を対象に、本日は「一日入園」の日。
「どんな子が来るの?」という話は「ことば」に書いたとおりだが、
のん、朝ご飯を食べながらも楽しみにしている。
「今日、たくさん来るのかなぁ〜、
 いっぱい来ちゃったら、のんちゃんどうしようかなぁ〜」

いや、誰もあなたに期待していないから、大丈夫だよ。

最近、朝ご飯を食べながら機嫌良く、たくさん食べるのはいいのだが、
それと同じくらいよくしゃべる。
ちょっとうっかりすると、食べるのを忘れてしゃべることも。

「おかあちゃん、おかあちゃん」
なに。
「ホットケーキは、どうしてケーキなのか。クイズです。
 1.小麦粉を使っているから。
 2.小麦粉を使っていないから、さあ!どっちでしょう!!」
なんじゃそりゃ。

「じゃあ35番あたりで」と言うと、
「もうお母ちゃんとは遊んであげない」と言われました。

さて、そんなのんの見送りも済んで、
今日は待たしても電車でお出かけ。
このところ、むつは連日電車に乗っている。
何かというと、実は、月曜日に、池袋のデパートで買った、
のんの靴が小さかった。
サイズはぴったりのはずなのだが、形が少し深いもののため、
脱ぎ履きにとても時間がかかる。
これでは、幼稚園に履いて行かれない、と言うことで、
大変申し訳ないのだが、電話をかけて交換してもらえることになった。
その、交換に行くのだ。

今回も、ばあちゃんがつきあって一緒に来てくれた。
靴の交換はすぐに済み、
せっかくなので、ちょっといいところで食事しましょう。
というわけで、そのデパートの近くにあるホテルの25階、
スカイラウンジのランチバイキング。
まぁ、そこそこのお値段で、ほどほどの種類。

むつ、オープンの時間までロビーで元気に遊びすぎて、
店に入ったら抱っこですっかり寝てしまった。
そのままベビーカーで寝かせる。適度な室温で、すーすー眠る、むつ。
私もその方がゆっくり食べられる。
ちょうど1時間した頃に目を覚まし、黙々と食べる、むつ。

でも帰りの電車で当たり前のように
オニギリ(最近は常に私のカバンに携帯している)を食べる、むつ。

その間、のんはTくんのお家で預かってもらった。
今日はお仕事が午後ないから、と、Tくんママが申し出てくれたのだ。
午前保育だったので、お昼ご飯もお世話になる。
ありがたい。

昼寝ナシだったので、「眠い、眠い」と連発しながらも、
夕飯をしっかり食べて、風呂に入ったら寝てしまった、のん。
むつも風呂から上がって乾かしたら、うつらうつら。

21時過ぎには2人とも、それぞれ勝手に寝てしまった!!!
ああ、こんな楽な日もあるんだ!



2004年02月03日(火) 節分

最近、しばらく子どもたちが熱を出さずに済んで、ありがたい。
いや、のんは喉を腫らしたりはしているが、
12月の最後の悪夢のような、寝込んで数日…というのが、
ここ1ヶ月無いままに過ぎた。
本当に、健康はありがたい。

だんだん体力がついてくると、そういうことも少なくなるよ…と、
皆さんに励ましていただく。
これも、ありがたい。
本当にそんな日が来ることを夢見て、今日もうがい・手洗いなのだ。

そんなわけで、今日はむつと一緒にプールへ。
久しぶりにTちゃん、Aちゃんとむつの「3人娘」がそろう。
先週は前半Aちゃんの発熱、後半はのんの体育参観のために、
丸1週間泳げなかった。

いつもの観覧室に行くと、通りかかるコーチが、
「あら久しぶり」とか「先週は来なかったのね」などと声をかけてくださる。
当たり前だが、覚えられているらしく。
「(交代で見て泳ぐなんて)大変ねぇ」などと言われるが、
歓迎されているらしい雰囲気で、とてもありがたい。

3人そろうと落ちつくのか、Tちゃんママのことが好きなのか、
むつ、私と別れる時にちっとも泣かず。
ちょっと成長したのだったら、嬉しいのだけれど、なぁ。

泳ぎ終わって帰宅、しばらくするとのんのお迎え。
火曜日なので、Tくんも一緒。

Tくんとのん、幼稚園で作った「鬼のお面」と、「桝」を持って帰ってきた。
年少クラスと年中クラスなので、少しずつ違う。
なるほど、1学年上がるとこんな風に作らせるのか、と、
両方見られるのは面白い。

まく用の豆と、食べる用の豆と、2つ袋をもらってきた。
2人で「まきたい」という。
せっかくなので、Tくんの分は「お家でもまけるように」と少し残して、
あとはそれぞれ桝に入れ、2人でベランダで
「おにはーそとーーー!ふくはーーうちーー!!」と元気に豆をまく。

幼稚園では、先生がそれぞれ「泣き虫鬼」「怒りんぼ鬼」などに扮して、
園長先生や子どもたちが豆をまいたそうである。
楽しそうだ。

家に入って、ぽりぽりと豆を食べる。
年の数だけ、などと言いながら、結局のんは小袋一袋食べた。
何も知らずにむつはすやすや。

むつが起き、Tくんママが帰ってくるのを待って、夕方からは耳鼻科へ。
のん、元気ではあるのだが、鼻がかなり出始めたので
中耳炎にならないうちに、と、行っておくことに決めた。

もうすっかり慣れたもので、おとなしく診察を受け、鼻を吸ってもらい、
吸入もちゃんと受ける、のん。
それを診察室の、出来るだけ隅の方に体を寄せて、
ヒトコトも声を発せずにじっと見守る、むつ。
「ハイ、むつ、行くよ〜」と声をかけると、
慌てたあまりに出口とは逆方向に走ろうとした、むつ。
大丈夫、あなたは診察されないから。

耳鼻科は電車で1駅。かなりちゃんと説明しながら診察してくれるのと、
時間を選べばかなり空いているのでお気に入り。

夕方の電車に2人連れて乗るのは、少し不安もあったのだが、
ちゃんと言うことを聞いて手を繋ぎ、大人しく乗れる2人。
ほっ。



2004年02月02日(月) むつの便秘

むつは、便秘である。

昨夜。
むつが出るものがでなくって、苦しみ始めた23時。
「ちー、ちー」と訴える。

少し前まで、ウンチの時には必ず教えてトイレでしていたのだが、
誕生日頃からまたオムツにするようになっていた。
また、以前はものすごく苦しんで、出る時には泣くこともあったのだが、
それは改善されたらしく、
かなり苦労するが、普通に出るようになってきていたところだった。

トイレとの往復数回。
トイレに行くと、目が冴えるのか機嫌はいいんだけど、出ない。
布団に戻り、しばらくするとお腹が張るのか、
「ちゃん、ちゃん(訳・お母ちゃん)」と呼んで、お腹をさすらせる。
出ないより、出た方がいいだろうから、
とりあえずマッサージしたり、お腹を圧迫するような軽い体操させたり。

でも、出ない。
少しうとうとしたり、また「ちー、ちー」と泣いて訴えたりの
繰り返しとなって、1時近くになってしまった。
あああ。

最後は眠さに勝てず、泣いたまま眠った感じ。
が、明け方4時頃に「ちゃん」と起こされた。
出ている。
あらー、大変だったねぇ。
取り替えると、「これでやっと眠れる」とばかりにすーすー眠る、むつ。

うーーん。
小児科で、別の診察の度に何度か相談したりはしているのだが、
見てもらっても「異常」なほどの便秘ではないらしい。
体のどこかに異常があって、出にくいと言うわけでも、無いらしい。

ただ、以前栄養関係の方に、
「たくさん食べる子は、噛まずにたくさん食べてしまうことが多いから、
 お腹で消化しきれなくて、出にくいことがあるのよね」
と言われた。
なるほど。非常に頷ける。確かに、むつはどんどん食べてしまう。

最近はそれを恐れて、ご飯なら出来るだけ一度お湯に通したりして、
やわらかく、消化を良くした物を食べさせているのだが…。
いや、その結果が、最近「泣かずに出るようになった」ということかも。

そんなわけで、すっかり寝不足、外はどんよりした雲。
ただ、先週までと比べて、間違いなく暖かい。春が近づいている?

のんの幼稚園、雪が降ったら長靴と手袋を持っていって、
(普段は防寒着は着けていかないことになっている)
みんなで雪遊びをするという。
先生からもそういわれているのか、のん、とても楽しみにしている。
…が、東京は雪が降らない。
今年はいつもの年以上に降らない気がする。
雨は降っても、雪は降らない。
「雪、降らないかなぁ」と残念そうに空を見るのん。

お見送りのあとは、支度をして、むつと電車に乗り込む。
本日は、ばあちゃんとお買い物。
池袋のデパートまで。
子ども服売り場でばあちゃん、むつ、私の3人でフラフラしていると、
当たり前だが声がかかる。(どう見てもスポンサー付きのいいお客だ)
あちこちから声をかけられ、手を振られ、上機嫌で売り場を練り歩く、むつ。

靴などを買ってもらい、オモチャ売り場でちょっと遊んで、帰途につく。
とりあえずのんの降園までに帰らないとならないので、
あっと言う間に帰宅である。



2004年02月01日(日) のんとむつの「お家」

のん、「のどはあまり痛くない」と言うようになったが、
鼻が出るようになった。
うーん、やっぱり1ヶ月くらいで、風邪をひくんだなぁ。

ただ、もちろん前回(12月終わり)のようなひどい症状でもないし、
熱もない、食欲も、元気もあるので、楽なことは楽。
とりあえず、昨日もらってきた薬を引き続き飲む。

どこかに出掛けるでもなく、のんびり家の中で過ごす。

実は。
数日前、父ちゃんがちょっとした買い物をして、
大きな段ボールが手に入った。
60センチx60センチx120センチほどの大きさ。
横倒しにして………。
のんと、むつの「お家」になった。

「お家」いる?と聞くと、「いる!いる!!いいの?!」と飛びついてきた。
早速2人でごそごそ入り込む。

お家の約束事は3つ。(危険なことがあればもっと増えるかもしれないが)
「中で何か食べないこと」
「中で本を読まないこと」
「ケンカしないで使うこと」

それ以外は、いろんな事を自分で考えてやってごらん、と言い渡す。

まずのん、何をしていいかわからない。
とりあえず、むつと一緒に出たり入ったり。
のぞいて、コンコン、とノック。こんにちは。

「おうちにきれいに絵を描いたりする?」
「する!する!!何で描いたらいいの?!」
「なんでもいいよ、クレヨンでも、サインペンでも、色鉛筆でも」

かくして、最初はお家にペインティング作業。
絵を描いたり、ぬったり。
それから、自分が白い紙に描いた絵を、家の中に貼ってかざりつけ。
発泡スチロールでドア作り。
私がカッターで窓を開けてやると、大きめのハンカチでカーテンがついた。

まだまだ、のんの使える道具に限りがあるから、
セロテープやガムテープを多用している。
せっかくのんが描いた「ねこちゃん」や「アンパンマン」の絵を、
むつがどんどん塗りつぶしてしまうので、
とてもとても、見栄えの悪いお家である。

ただ、のんもむつも、非常に楽しそう。
私が見るたびに、
クッションが2つ持ち込んであって2人で並んで座っていたり、
中に貼ってある絵が増えていたり、
カーテンが開けられるように端っこだけガムテープで留めてあったり、
いろんな事をやっている。

いろいろ、考えて遊ぶことが出来るようになったのだなぁ、と
感慨深かったり。

が、とりあえず一日に数回は、どちらかが入ってどちらかを閉め出したり、
窓を開ける、開けないでギリギリと押し合いになったりという、
3番目の約束を破ることが行われ、
その度に存続の危機に直面する「お家」であるのだが。


 < 過去  INDEX  未来 >


まー [HOMEPAGE]